JPH0427190A - プリント配線板製造用の除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プリント配線板の製造において、基板表面に
付着されている塵埃を除去する除塵装置に関する。

（従来の技術） 従来より、プリント配線板の製造においては基板表面に
付着している塵埃を除去する工程がある。

しかして、この場合には、例えばコンベアで搬送されて
くる基板の塵埃を粘着ロールによって吸着する方法や、
真空ポンプによる吸引あるいはエアーの吹き付は等によ
り除去する方法が広く用いられている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記のように粘着ロールを用いて基板表
面の塵埃を除去する場合には、基板の表面に接着剤が付
着してしまうとともに、粘着ロール通過時に静電気が発
生し周囲の塵埃が基板に付着してしまうという問題点を
有している。

また、真空ポンプにより吸引する場合やエアーを吹き付
けるなどの場合には、特に静電気によって塵埃が基板に
付着している状態にあると除塵し難いなどの問題点があ
る。

本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、吸着した塵埃の再飛散の防止
をはかりつつ効率よく基板に付着している塵埃の除去を
行うことができる、プリント配線板製造用の除塵装置を
提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記のような目的を達成するために、コンベ
アにより搬送されてくる基板を除塵部を貫通させること
により、基板表面に付着されている塵埃の除去を行うプ
リント配線板製造用の除塵装置において、 コンベアの表面側に設けられている導電層を介して上記
基板に導電性を付与し、かつ上記基板の静電気を除去す
る搬送用コンベア手段と、上記搬送用コンベア手段の上
下側に取り付けられ、電荷の付与によって静電気の発生
が行われるとともに、この静電気の発生により上記基板
の表面に付着している塵埃を吸着するベルトローラ手段
と、 上記搬送用コンベア手段の導電層、および上記ベルトロ
ーラ手段に電荷を付与する電荷付与手段と、 を有することを特徴とする。

（作用） 本発明は、搬送用コンベア手段に導電層を設けることに
より基板の導電化を可能とし、かつこれにより基板の帯
電気を除去し基板に付着している塵埃の分離を可能とす
る。

また、上記搬送用コンベアの上下側に取り付けられたベ
ルトローラ手段に電荷を付与して静電気を発生させるこ
とにより、基板表面において分離している塵埃の吸着を
可能とする。

そして、ベルトローラ手段に吸着された塵埃は、ベルト
ローラ手段と接合する粘着ロールに転写されて再飛散の
防止を図りつつ除塵することができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

図中１は従来より一般的に用いられているプリント配線
板用の基板であり、２は基板１の表面にに付着している
塵埃を除去するための除塵部、２ａはそのケーシングで
ある。

３は上記ケーシング２ａ内に配設されている搬送用コン
ベア手段であり、ケーシング２ａ内に投入された基板１
を図中矢印方向に向けて搬送する。

また、この搬送用コンベア手段３は導電層７を有し、こ
の導電層７はケーシング２ａの外部に設けられている電
荷付与手段６から電荷が付与されることにより、基板１
を導電化し基板１に帯電している静電気を除去し、静電
気によって付着している基板１表面の塵埃の分離を可能
とする。

４はベルトローラ手段であり、」−２搬送用コンベア手
段３の上下側に取付けられ、上記電荷付与手段６からの
電荷の付与によって静電気の発生が行われ、これにより
基板ｌ上の塵埃を吸着可能とする。

５は粘着ロール手段であり、上記ベルトローラ手段４に
接合され、基板１よりベルトローラ手段４に吸着された
塵埃をさらに吸着除去する。

このように、この発明に係わる除塵装置は、搬送用コン
ベア手段３に設けられた導電層７を介して、搬送されて
くる基板１に電荷付与手段６からの電荷を付与すること
により基板１に静電気を発生させ、基板１に導電性を付
与することによって基板１上に付着している塵埃を分離
させる。

また、上記搬送用コンベア３の」１下側に取り付けられ
ているベルトローラ手段４は、」−２電荷付与手段６よ
り電荷が付与されて静電気の発生が行われることにより
、基板１の表面において分離状態とされている塵埃を吸
着する。

さらに、ベルトローラ手段４に吸着された塵埃は、この
ベルトローラ手段４と接合する粘着ロール手段５に転写
され、これにより基板１にに付着している塵埃はその再
飛散の防止が図られつつ効率よく除去されることとなる
。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明に係わる除塵装置の構成に
よれば、搬送用コンベア手段の導電層を介して基板に導
電性を付与し、基板表面に静電気によって付着している
塵埃を分離させ、かつベルトローラ手段に電荷の付与を
行うことによりベルトローラ手段に静電気を発生させて
、基板上で分離している塵埃の吸着を図り、しかも粘着
ロール手段によりベルトローラ手段に吸着された塵埃を
さらに吸着することができる。

したがって、この発明の除塵装置は、基板表面における
塵埃の吸着に際し、塵埃の再飛散の防止を図りつつ効率
よくその除去を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係わる除塵装置の１例を示す説明用断面
図である。 １・・・基板 ３・・・搬送用コンベア ４・・・ベルトローラ手段 ５・・・粘着ロール手段 ６・・・電荷付与手段 ７・・・導電層

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．コンベアにより搬送されてくる基板を除塵部を貫通
   させることにより、基板表面に付着されている塵埃の除
   去を行うプリント配線板製造用の除塵装置において、 コンベアの表面側に設けられている導電層を介して上記
   基板に導電性を付与し、かつ上記基板の静電気を除去す
   る搬送用コンベア手段と、 上記搬送用コンベア手段の上下側に取り付けられ、電荷
   の付与によって静電気の発生が行われるとともに、この
   静電気の発生により上記基板の表面に付着している塵埃
   を吸着するベルトローラ手段と、 上記搬送用コンベア手段の導電層、および上記ベルトロ
   ーラ手段に電荷を付与する電荷付与手段と、 を有することを特徴とするプリント配線板製造用の除塵
   装置。