JPH04271857A - 泡状薬剤散布ノズル - Google Patents

泡状薬剤散布ノズル

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Publication number
JPH04271857A
JPH04271857A JP5321291A JP5321291A JPH04271857A JP H04271857 A JPH04271857 A JP H04271857A JP 5321291 A JP5321291 A JP 5321291A JP 5321291 A JP5321291 A JP 5321291A JP H04271857 A JPH04271857 A JP H04271857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
flow control
control plate
drug
trunk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5321291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Miyake
三宅 康彦
Hiroyuki Nakajima
博之 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP5321291A priority Critical patent/JPH04271857A/ja
Publication of JPH04271857A publication Critical patent/JPH04271857A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡状薬剤散布ノズルに関
し、詳細には、植物一般、特にたばこ幹のわき芽抑制等
のために薬剤を泡状にして散布する泡状薬剤散布ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこ葉等の栽培の際には、主に心止め
以降のわき芽抑制のため、わき芽抑制用の薬液を散布す
る必要がある。
【0003】最近、薬液の散布手段として、薬液を霧状
にして茎葉に散布する手段に変わり、接触型の薬液散布
が行なわれる傾向にある。
【0004】接触型の薬液散布では、薬液が束状に噴出
する特殊な噴出口を用い、該噴出口を幹の頂上部に接触
させて株ごとに集中的に散布する。
【0005】散布した薬液は、幹の表面を伝わって流下
し、流下する間に葉元部に付着し、葉元部のわき芽を抑
制する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接触型の薬液
散布は、薬剤が液状であるので、幹を伝わって流下する
速度が早く、わき芽への付着が不十分であった。
【0007】また、薬液を噴霧するよりは少ないが、そ
れでも薬液が葉面へ付着したり地面へ飛散することがあ
った。
【0008】従って、無駄となる薬液も多く、多量の薬
液を必要としていた。
【0009】さらに、心止め前のグランドサッカー(地
ぎわのわき芽)を対象とした早い時期の薬液の散布は、
薬液がたばこの芯にかかってたばこの生育を阻害する恐
れがあるので、実際に行なうことが困難であった。
【0010】このような課題を解決するための手段とし
て、吐出口にメッシュスクリーンを取り付けた薬剤散布
ノズルを用い、界面活性剤を添加した薬剤を泡状にして
散布することが、本願出願人によって提案されている(
特願平2−312,945号)。
【0011】この場合、薬剤を泡状にするためには液圧
を高くする必要があるので、吐出される薬剤の速度が速
くなりがちである。
【0012】泡状薬剤が速い速度で吐出されると、幹へ
の衝突角度により跳ねたり、狙った箇所に散布できない
こともあった。
【0013】そこで、泡状薬剤の吐出速度にかかわらず
、狙った処へ集中的に、かつ、飛散の少ない薬剤散布を
可能とし、また、液体より粘性が強く、はねにくい等の
泡の特性を高めることができる、泡状薬剤散布ノズルが
望まれていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段は、下記のとおりである。
【0015】第1に、ノズル本体の吐出口より前方に、
網状の泡流制御板を設けた、泡状薬剤散布ノズルである
【0016】第2に、第1の泡状薬剤散布ノズルの泡流
制御板に、凹部と、薬剤の横方向への飛散防止用の耳部
とを設けたものである。
【0017】第3に、第1または第2の泡状薬剤散布ノ
ズルの泡流制御板を、該泡流制御板の取付部を支点とし
て、下端側を振子運動可能に設けたものである。
【0018】ノズル本体としては、例えば、吐出口側の
流路中に、20〜60メッシュ、好ましくは40メッシ
ュ程度のネットスクリーンを5枚程度取り付け、該ネッ
トスクリーンを霧状に吹き付けられた薬剤が通過した後
、泡状になるようにしたものの他にも、薬剤を泡状に吹
き出すことができるものであればよく、例えば、ネット
スクリーンを使用するものに限定されず、また、ノズル
自体の形状や構造の他、流路の形状等にも限定されない
【0019】
【作用】本発明の泡状薬剤散布ノズルによれば、泡状と
なって吐出された薬剤は、まず、泡流制御板に当たる。
【0020】そして、一部の薬剤は泡流制御板の手前側
へ流れ落ちることで幹の手前側へ散布され、残りの薬剤
は吐出速度を減速されて網部分を通過し、幹の奥側へ散
布される。
【0021】ここで、泡流制御板に、薬剤が散布される
幹の形状に併せた凹部を設けたものは、泡状薬剤散布ノ
ズルが幹の中央へ案内され、耳部を設けたものは、該耳
部により、薬剤の横方向への飛散が防止される。
【0022】また、泡流制御板を、該泡流制御板の取付
部を支点として、下端側を振子運動可能に設けたものは
、作業者の散布角度、つまり、泡状薬剤散布ノズルの傾
き具合いに拘らず、泡流制御板と幹とが平行になり、幹
にいちばん近い状態で泡が散布される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0024】図1は本発明の泡状薬剤散布ノズルの一部
切欠側面図、図2は泡流制御板の斜視図である。
【0025】泡状薬剤散布ノズルは、ノズル本体1と網
状の泡流制御板2とからなり、ノズル本体1の吐出口1
aより前方に、泡流制御板2が設けられている。
【0026】ノズル本体1は、基管11、接続管12、
内筒13、外筒14、薬剤噴出ノズル15、ネットスク
リーン16が、組立分解自在に組み合わせられている。
【0027】すなわち、薬剤の供給路となる基管11に
、接続管12を介して、内部に薬剤噴出ノズル15が位
置するように内筒13が組み合わせられ、該内筒13に
は5枚の40メッシュ程度のネットスクリーン16を内
部に収めた状態で、外筒14が組み合わせられている。
【0028】なお、各々の組み合せは、ネジ込構造(図
示は省略)により、組み込み、取り外し自在になってい
る。
【0029】網状の泡流制御板2は、30メッシュ程度
の網状板であり、両側端部と上端部とが薄金属板により
形成されているが、全体を網状板で形成することもでき
る。
【0030】薄金属板部分である両側端部は、手前側へ
折り曲げられて、薬剤の横方向への飛散防止用の耳部2
aが形成され、また、中央付近は、薬剤が散布される幹
の形状に併せて凹まされ、凹部2bが形成されている。
【0031】なお、網状の泡流制御板2は、図示は省略
するが、30メッシュに相当する小開孔群を有する板体
によって形成することもできる。
【0032】泡流制御板2をノズル本体1に取り付ける
には、2本の取付棒21が固定された取付リング22を
ノズル本体1の内筒13の外側に組み合わせると共に、
泡流制御板2の両側端の耳部2aの上部に取付部である
開孔2cを形成し、該開孔2cに取付棒21をそれぞれ
組み合わせることにより行なう。
【0033】なお、上記以外にも、図示は省略するが、
取付リング22を用いずにノズル本体1の外筒14に取
付棒21を直接固定してもよいし、取付棒21の変わり
に庇状の突出板をノズル本体1に組み合わせ、該突出板
に網状の泡流制御板2を取り付けるようにしてもよい。
【0034】次に、上記した泡状薬剤散布ノズルの作用
について説明する。
【0035】なお、ここで使用する薬剤には、薬剤の表
面張力を下げて泡が生成しやすくなるように、1%程度
の割合で界面活性剤を添加しておくこともできる。
【0036】基管11の供給路を通り、ノズル本体1内
に供給された薬剤は、薬剤噴出ノズル15から霧状に均
一密度で円状分布するように噴出される。
【0037】噴出された薬剤は、ネットスクリーン16
に激しく衝突し、吐出口1a側で泡状となる。
【0038】そして、泡状の薬剤が吐出口1aより吐出
され、泡流制御板2に当たり、一部の薬剤は泡流制御板
2の手前側へ流れ落ちることで幹の手前側へ散布され、
残りの薬剤は吐出速度を減速されて網部分を通過し、幹
の奥側へ散布される。
【0039】ここで、泡流制御板2の凹部2bにより、
吐出口1aが幹の中央へ案内され、耳部2aにより、薬
剤の横方向への飛散が防止される。
【0040】また、泡状薬剤散布ノズルを傾いた状態で
散布する際には、泡流制御板2の取付部である開孔2c
の部分を支点とすると、下端側が傾きに応じて回転する
ことにより、泡流制御板2と幹との平行が保たれ、幹に
いちばん近い状態で泡が散布される。
【0041】上記したように、泡状となって吐出された
薬剤を泡流制御板に当てて泡状の薬剤を幹に付着させる
ことで、薬剤が葉面へ付着したり、周囲へ飛散するのを
防止する効果を高めることができる。
【0042】また、泡状の薬剤がよりゆっくりと幹を流
下するので、薬剤と幹との接触時間がより長くなり、薬
剤を無駄なく散布でき、より多量の薬剤を必要としない
【0043】更に、心止め前のたばこ幹へも横から散布
できるので、心止め前のグランドサッカーを対象とした
早い時期での薬剤の散布を行なうことが容易となる。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりなので、次
のような効果が得られる。
【0045】本発明の泡状薬剤散布ノズルによれば、泡
状薬剤の吐出速度にかかわらず、狙った処へ集中的に、
かつ、飛散の少ない薬剤散布を可能とする。
【0046】また、液体より粘性が強く、はねにくい等
の泡の特性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の泡状薬剤散布ノズルの一部切欠側面図
【図2】泡流制御板の斜視図。
【符号の説明】
1    ノズル本体 1a  吐出口 11    基管 12    接続管 13    内筒 14    外筒 15    薬剤噴出ノズル 16    ネットスクリーン 2    泡流制御板 2a  耳部 2b  凹部 2c  開孔 21    取付棒 22    取付リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ノズル本体の吐出口より前方に、網状
    の泡流制御板を設けた、泡状薬剤散布ノズル。
  2. 【請求項2】  泡流制御板に、凹部と、薬剤の横方向
    への飛散防止用の耳部とを設けた、請求項1記載の泡状
    薬剤散布ノズル。
  3. 【請求項3】  泡流制御板を、該泡流制御板の取付部
    を支点として、下端側を振子運動可能に設けた請求項1
    または2記載の泡状薬剤散布ノズル。
JP5321291A 1991-02-26 1991-02-26 泡状薬剤散布ノズル Pending JPH04271857A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5321291A JPH04271857A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 泡状薬剤散布ノズル

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JP5321291A JPH04271857A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 泡状薬剤散布ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04271857A true JPH04271857A (ja) 1992-09-28

Family

ID=12936538

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JP5321291A Pending JPH04271857A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 泡状薬剤散布ノズル

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JP (1) JPH04271857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022340A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Osaka Prefecture 発泡散布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022340A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Osaka Prefecture 発泡散布装置

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