JPH0427072Y2 - - Google Patents

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JPH0427072Y2
JPH0427072Y2 JP1984152919U JP15291984U JPH0427072Y2 JP H0427072 Y2 JPH0427072 Y2 JP H0427072Y2 JP 1984152919 U JP1984152919 U JP 1984152919U JP 15291984 U JP15291984 U JP 15291984U JP H0427072 Y2 JPH0427072 Y2 JP H0427072Y2
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JP
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case
electromagnetic relay
abutting
unit
drive unit
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JP1984152919U
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Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> この考案は、ハイブリツドリレーと称される電
磁継電器の改良に関する。
<考案の背景> 従来、その種電磁継電器として、第4図に示す
如く、一方を開放したケース5の内部に仕切壁5
1を設けて、一方の収容室52に電磁リレーの構
成部品を、他方の収容室53に駆動回路部品を、
それぞれ装填した構造のもの(実開昭56−135643
号)や、電磁リレーユニツト6のケースと駆動ユ
ニツト7のケースとを装着剤により接合して一体
化した構造のものが存在する。
ところが前者の構造の場合、専用のケース5を
必要としかつその電磁継電器も専用化するため、
電磁継電器の機種が一機種増え、在庫管理が煩雑
化しかつ管理費もコスト高となる。
また後者の構造の場合、電磁リレーユニツト6
と駆動ユニツト7とを接着剤により接合するた
め、電磁継電器を製作する上で接着工程を余分に
必要とし、その分製品コストが高価となるなどの
問題がある。
<考案の目的> この考案は、上記問題に着目してなされたもの
で、専用のケースを用いる必要がなく、しかも接
着工程も省略できる製作が容易かつ安価な電磁継
電器を提供することを目的とする。
<考案の構成および効果> この考案にかかる電磁継電器は、電磁リレーユ
ニツトと、前記電磁リレーユニツトの動作を制御
する駆動ユニツトとを、それぞれのケースの壁面
を衝合して一体結合して成るものである。
前記駆動ユニツトは、前記ケースの衝合壁面に
切欠部を備えており、前記電磁リレーユニツトの
ケースと駆動ユニツトのケースとの間には衝合に
より互いに係合する係合部が形成されると共に、
各ケースの衝合壁面間には前記切欠部と連通する
衝合間隙が形成されている。
そして前記衝合間隙に対し、駆動ユニツトの駆
動回路部品をケース内にモールドするためのモー
ルド樹脂の一部を前記切欠部より流出硬化させ
て、各ケースの衝合壁面間を結合固定する。
この考案によれば、電磁リレーユニツトと駆動
ユニツトとを係合部を介して係合して仮固定した
後、駆動ユニツトのケース内にモールド樹脂を充
填しかつそのモールド樹脂を切欠部を介して衝合
間隙へ流出させて硬化するだけで、駆動ユニツト
のケース内への駆動回路部品のモールドと、電磁
リレーユニツトと駆動ユニツトとの一体結合とが
同時に達成できる。従つて専用のケースを用いる
ことなく、しかもユニツト間の特別な接着工程を
必要とせずに仕上がりの良好なハイブリツドリレ
ーを製作でき、製作効率の向上およびコストの低
減を実現できる。
また電磁リレーユニツトと駆動ユニツトとの間
に互いに係合する係合部を形成して、両ユニツト
を仮固定できるから、両ユニツトのケース間の位
置決めが容易であり、結合作業が一層容易となる
など、実用上の効果は顕著である。
<実施例の説明> 第1図および第2図は、この考案の一実施例に
かかる電磁継電器の構成を示す。
図示例の電磁継電器は、標準型の電磁リレーよ
り成る電磁リレーユニツト1の側面に、この電磁
リレーユニツト1の動作を制御する駆動ユニツト
2を一体結合して構成されるもので、この電磁継
電器の外周面にはラベル3が貼着されている。
前記電磁リレーユニツト1は、複数の端子13
をケース12の上面より突出させており、前記ケ
ース12の駆動ユニツト2との衝合壁面15には
上部中央に係止片16が突設されている。
前記駆動ユニツト2は、ケース21内に駆動回
路部品23を収容配備してモールド樹脂24を充
填すると共に、ケース21の上面より複数の端子
26を突出させてある。前記ケース21の電磁リ
レーユニツト1との衝合壁面28には、ケース2
1の開口線を切り欠いた切欠部22が設けられて
いる。この切欠部22は、電磁リレーユニツト1
と駆動ユニツト2との衝合により前記係止片16
と係合する係合溝29を備えている。
前記各ケース12,21の衝合壁面15,28
間には、前記切欠部22に連通する衝合間隙11
が形成されており、ケース21内に充填された駆
動回路部品23をモールドするための前記モール
ド樹脂24の一部を前記切欠部22を介して衝合
間隙11に流出させて硬化させることにより電磁
リレーユニツト1と駆動ユニツト2とを一体結合
している。
なお各ケース12,21は、下面14,27を
基準面として、それぞれの衝合壁面15,282
8に成形時の抜き勾配が付設されており、電磁リ
レーユニツト1と駆動ユニツト2とを衝合すると
き、前記抜き勾配により下部が拡開した衝合間隙
11が形成されことになる。
しかして、この考案の電磁継電器を製作する場
合、第2図に示す如く、電磁リレーユニツト1の
ケース12の衝合壁面15と、駆動ユニツト2の
ケース21の衝合壁面28とを衝き合わせ、ケー
ス12の係止片16をケース21の係止溝29に
係合して、両ケース12,21を仮固定し、ケー
ス12の下面14と、ケース21の下面27とを
揃える。この状態で両ケース12,21の外面に
ラベル3を貼着するとき、衝合壁面15,28間
には抜き勾配により下部が拡開した衝合間隙11
が形成されると共に、前記切欠部22を介して衝
合間隙11とケース21内とが連通する。つぎに
ケース21内に駆動回路部品23を収容配備した
後、駆動回路部品23をモールドするためのエポ
キシ樹脂等のモールド樹脂24を充填する。この
ときモールド樹脂24の一部が切欠部22より衝
合間隙11に流出し、毛細管現象により衝合間隙
11内に入り込む。この衝合間隙11内の樹脂が
硬化したとき、両ケース12,21が結合固定さ
れる。
第3図は、この考案にかかる電磁継電器の他の
製作方法を示す。
図示の方法では、離型性に優れた材料より成る
治具4に、電磁リレーユニツト1のケース12
と、駆動ユニツト2のケース21とをセツトして
ケース21内へのモールド樹脂の充填を行なうも
のである。このモールド樹脂が切欠部22より衝
合間隙11へ流出硬化して、両ケース12,21
間を結合固定した後、外面にラベル3を貼着する
もので、この場合、ラベル3の汚損がなくかつ両
ケース12,21は治具4によつて適性に衝合
し、体裁優美な電磁継電器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面に表したこの考案の一実施
例である電磁継電器の側面図、第2図は製造状況
を示す分解斜視図、第3図は他の製造状況を示す
断面図、第4図は従来例のケースの断面図、第5
図は他の従来例の側面図である。 1……電磁リレーユニツト、11……衝合間
隙、12……ケース、15……衝合壁面、2……
駆動ユニツト、21……ケース、22……切欠
部、23……駆動回路部品、24……モールド樹
脂、28……衝合壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電磁リレーユニツトと、前記電磁リレーユニツ
    トの動作を制御する駆動ユニツトとを、それぞれ
    のケースの壁面を衝合して一体結合して成る電磁
    継電器であつて、 前記駆動ユニツトは、前記ケースの衝合壁面に
    切欠部を備え、 前記電磁リレーユニツトのケースと駆動ユニツ
    トのケースとの間には衝合により互いに係合する
    係合部が形成されると共に、各ケースの衝合壁面
    間には前記切欠部と連通する衝合間隙が形成され
    ており、 前記衝合間隙に対し、駆動ユニツトの駆動回路
    部品をケース内にモールドするためのモールド樹
    脂の一部を前記切欠部より流出硬化させて、各ケ
    ースの衝合壁面間を結合固定して成る電磁継電
    器。
JP1984152919U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0427072Y2 (ja)

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JPS6168448U JPS6168448U (ja) 1986-05-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055540U (ja) * 1973-09-20 1975-05-26
JPS50126924U (ja) * 1974-03-31 1975-10-17
JPS58117626U (ja) * 1982-02-03 1983-08-11 日本バイリ−ン株式会社 創面保護材

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JPS6168448U (ja) 1986-05-10

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