JP2001252441A - 遊技機の外枠 - Google Patents

遊技機の外枠

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JP2001252441A JP2000064450A JP2000064450A JP2001252441A JP 2001252441 A JP2001252441 A JP 2001252441A JP 2000064450 A JP2000064450 A JP 2000064450A JP 2000064450 A JP2000064450 A JP 2000064450A JP 2001252441 A JP2001252441 A JP 2001252441A
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 パチンコ機等の遊技機の外枠を定型化し
た少数の部品によって組立を可能にして安定性と製造性
を改善すること。 【解決手段】 4つの隅部に配置されるL字形のコーナ
ー部材5と、上下左右に各対向する前記コーナー部材
5,5間に渡り、縦横の枠部3a,3b,4a,4bを
形成する枠材1とから構成し、前記各コーナー部材5は
直角方向に延びる2つの連結片5a,5aの各端部に接
続片6,6を一体に備え、また前記枠材1の各端部には
接続片7,7をそれぞれ形成して該接続片7,7若しく
は接続片7,6同志を連結具8a,8bを介して連結接
合することにより矩形の枠形に組立て外枠2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機,スロ
ットマシーン等の遊技機の外枠に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やパチンコ機の外形形状に合
せて構成したスロットマシーン等の遊技機はホールの取
付台(所謂「島」と称している取付装置。)に対して組
付けるため矩形に形成した外枠を備えている。一般に、
パチンコ機等における外枠は、やゝ肉厚の板材で縦,横
各2本づつの枠材を作り、これを矩形に組んでそのコー
ナー部分に連結用金具を添わせ、ねじで止め付け枠組形
成しているのが普通である。しかし、近年森林資源の保
護や製造性の向上等の観点から天然木材に代えて合成樹
脂等を材料とした外枠が提供されるに至っている。
【0003】合成樹脂製の外枠は成形用金型を使って成
形するのが一般的である。この金型による成形は当然の
ことながら設計に因って外枠の全体を一体に成形するこ
とができることは勿論のこと、デザインを自由に選択す
ることもできることから天然の木材を材料とするものか
らは得られない変化に富んだ外枠の製造が可能になって
いる。またこの合成樹脂による外枠は、合成樹脂製品の
再生材料を原料にして成形することもできるためリサイ
クル製品の一つとしても考えられており、今後より広い
実用化が期待されている。
【0004】一方、この合成樹脂を材料にするものの
外、間伐材の利用や木材チップを原料とした人工木材に
よる外枠の製造も提案され、一部実用化が実現してい
る。ことに木材チップによる外枠は人工木材の製造技術
が向上し、所要の強度を確保できるようになったことに
加えて、量産が容易であることから天然木材に代わるも
のとして注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様に外枠の素材と
して天然の木板に代えて合成樹脂を素材としたもの、或
いは人工木板を素材としたものが実用化されるに至って
いるが、同時に実用化に際しては天然木板にはない配慮
が必要となる。ことに合成樹脂を材料にした場合には所
要の強度を確保すること、製品精度を挙げること、更に
は成形コストに配慮する等多くの点で配慮する必要があ
る。合成樹脂による場合、外枠の縦の枠材を一本にする
と、自動的に成形金型が大型化する問題、これに伴って
製造コストが高くなり、また成形時に熱収縮によって歪
みが発生し易く精度が低下する問題、そして重量を考慮
して軽量にしたときこれに伴って強度が劣る問題、等々
である。
【0006】強度の問題は人工木板による場合も同様で
ある。外枠の縦横の枠部分についてそれぞれ一本の人工
木板製の枠材によって形成した場合、何らかの補強構造
を施し、支持する各種の機器類の重量を支えられるだけ
の強度を出す必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、この様な点に
鑑み開発されたもので、外枠を構成する左右の縦の枠部
と上下の横の枠部に使われる枠材を共通化、定型化する
一方、4隅のコーナー部材を定型化してこのコーナー部
材を介して縦横の枠部を前記枠材によって組み上げ、縦
長矩形の外枠を一体に組立形成できるようにしたパチン
コ機等遊技機の外枠を提供せんとするものである。
【0008】特に、本発明は前記縦横の枠部を構成する
枠材と4隅のコーナー部材を定型化し、且つ相互の接続
を定型化することによって共用化を図り、部品数の削減
を通しての管理を容易にすると共に製造性の向上を図
り、また外枠を枠材とコーナー部材に分割化してそのも
のを小型化し、製造性を向上させ、また寸法の精度を高
めると共に、製造コストの低下を図り、低コストで良質
な製品を量産できるようにしたことにある。
【0009】本発明を更に詳述すると、その特徴とする
ところは外枠の4隅部に配置されるL字形のコーナー部
材と、上下左右に各対向する前記コーナー部材間に渡
り、縦横の各枠部を形成する所要板厚を有する枠材とか
ら構成され、前記コーナー部材は直角に延びる2つの連
結片の各端部に接続片を一体に備え、また前記縦横の枠
材は各両端部に前記コーナー部材の前記接続片に接続す
る接続片をそれぞれ備え、該接続片相互を連結具を介し
て一体に連結接合することにより矩形の枠形に組立てな
ることを特徴とした遊技機の外枠を提供することにあ
る。
【0010】また本発明は、前記コーナー部材及び枠材
に各備える接続片は相互に重ね合わせにして接面させる
と共に、連結具を介して該接面状態に拘束し、接合する
ことを特徴とした遊技機の外枠を提供することにある。
【0011】また本発明は、前記コーナー部材及び枠材
に備える各接続片はそれぞれの端部から板厚の約2分の
1の肉厚を有する片にして長さ方向に突出する如く形成
し、接合時に該接続片相互が重ね合わせ状態において前
記コーナー部材の連結片若しくは前記枠板の板厚の範囲
内に収まる肉厚になることを特徴とした遊技機の外枠を
提供することにある。
【0012】また本発明は、前記枠材は左右において相
対向するコーナー部材を繋ぐ上下の枠部の長さに合わせ
た6本の枠材から構成し、上下の横の枠部には各1本
を、また左右の縦の枠部には各2本の枠材を縦に繋いで
渡し、前記枠材とコーナー部材の端部において突き合う
接続片相互を連結接合して矩形の枠形に組立ることを特
徴とした遊技機の外枠を提供することにある。
【0013】また本発明は、前記連結具はボルト及びナ
ットから構成し、他方コーナー部材及び枠材の各接続片
には貫通状の透孔を形成して該透孔に前記ボルトを挿通
し、前記ナットの緊締により前記接続片相互を接面状に
連結接合することを特徴とした遊技機の外枠を提供する
ことにある。
【0014】次に本発明を図示する実施例に基づき詳述
し、その特徴とするところを明らかにする。
【0015】
【発明の実施の形態】
【実施例1】添付する図1は本発明に係る外枠の正面図
であり、図2は平面図、図3は左側面図である。図面に
おいて、1は外枠2を構成する縦,横の枠部3a,3
b,4a,4bにおいて構成体の中心基材となる枠材で
あり、5は外枠2の4隅に配置され縦横の各枠部3a,
3b,4a,4bを連結するコーナー部材である。
【0016】前記枠材1はこの実施例では合成樹脂を材
料に所要の肉厚をもつ板状に形成してあり、その長さを
外枠2の4隅に配置されるコーナー部材5のうち左右に
おいて対向する2つのコーナー部材5、5の間の距離、
つまり横の枠部4a,4bの長さに合わせたものにして
ある。
【0017】尚、枠材1の肉厚と幅は求める強度に基づ
き割り出されるものとなるが、同時に前述したようにホ
ールに設備される取付台の定められた区域の中に収める
必要から、この区域からはみ出さない範囲、つまり長さ
の中で選択されることになる。
【0018】この枠材1は後述するように、外枠2の上
下における横の枠部4a,4bにおいてそれぞれ1本づ
つが使用され、また左右の縦の枠部3a,3bにおいて
はそれぞれ2本づつが使用され、1つの外枠2の製造に
おいて等しい長さに形成される合計6本の枠材1が使用
されることになる。
【0019】上記枠材1はその両端部にそれぞれ長さ方
向に突き出す接続用の接続片6、6を一体に有してい
る。この接続片6、6は図5に拡大して示したように接
合面をやや傾斜面に形成して先端に向けて先細りの形状
に形成してあり、この傾斜接合面の長さの中央部に段差
を設けて先端側に凸部6aを、基端側に凹部6bを形成
し、互いに噛み合って係合するようにしてある。
【0020】そして、図示するようにここでは前記両接
続片6、6の接合面の向きを逆に向けてあり、更に互い
の面を接面させ凸部6aと凹部6bとを噛み合わせたと
き両片の肉厚が枠材の板厚と一致するようにして外観上
の一体化が図られるようにしてある。
【0021】一方、コーナー部材5は合成樹脂を素材に
コーナー部の形に合わせてL字形に形成してあり、直角
に延び出る2つの連結片5a、5aは共に前記枠材1の
肉厚と幅に合せてあり、これら連結片の各先端には前記
枠材1の端部に形成したのと同様の接続片7、7を一体
に形成してある。
【0022】上記接続片7、7はここでは図4に示した
ように前記接続片6と全く同一に形成してある。傾斜し
た接合面には共に凸部7aと凹部7bが設けてあり、互
いが噛み合い状に接合できるようにしてある。そして、
ここでは一方の接続片の接合面を内側に向け、他方の接
続片の接合面を外側に向けて相互に内外方向から接面さ
せることで結合できるようにしてある。
【0023】本発明の外枠2はこれらの部材を中心にし
て矩形に組立られるものであって、次に一つの組立手順
に従って説明することにする。先ず、外枠2の上部にお
いて左右に向い合せとなる2つのコーナー部材5,5の
向かい合せとなる2つの連結片5a,5aの間に一本の
枠材1を介挿し、その両端の接続片7、7と前記連結片
の接続片6、6とをそれぞれ向合わせにして接合面同志
を接面させ、それぞれの凸部6aと7aとを他方の凹部
7bと6bにそれぞれ嵌め付け接合する。
【0024】図1はこの様にして4隅のコーナー部材5
……と、4つの枠部に沿う6本の枠材1……とを接続片
6、7の接合によって連結し縦長矩形状に組立て外枠2
としたものを示しており、コーナー部材5と各枠材1と
はそれぞれ両端の接続片の向きを違えることにより内外
の関係で接続し、この接続形態が一方向に繰り返し循環
するようにしてある。
【0025】図6は、上記相互に接面し連結する接続片
6、7同志の接合を確実にして連結状態を確保するため
の連結具8による連結を示したものである。この実施例
における連結具8はボルト8aとナット8bからなり、
各接続片6、7の中央部を貫き形成する透孔9に前記ボ
ルト8aを通し、ナット8bを緊締することによって固
着し、連結状態を確保するようにしてある。
【0026】尚、透孔9はここでは接続片6、7の中央
部に2個並設し、2本のボルト8a,8aを通してナッ
トで緊締し結合を強固にしている。しかし、ボルトの締
め付けは1本であっても、また3本、4本であってもよ
く、強度を勘案して任意選択することができる。
【0027】図中10、11は上述の様にして外枠2を
組立たのち左方の上下コーナー部材5、5に内枠(図示
せず)を蝶着支持するため固定した金属製の蝶着片であ
り、図面には破線で示してある。勿論、この蝶着片をね
じ止めするため予めコーナー部材5と蝶着片にねじ止め
の透孔を形成しておくとよい。
【0028】以上の如く構成される本発明の外枠によれ
ば、コーナー部材5と枠材1とを別々に形成することに
なるが、1つのコーナー部材は4隅に共通して使用する
ことができ、また1つの枠材1は縦横の枠部3a,3
b、4a,4bに共通して使用することができるため、
少ない部品によって製造することができるものとなり、
前記従来の外枠のように個別の部材を用意することなく
組立製造することができることになる。
【0029】また、前記各部材5、1はそれぞれ合成樹
脂による成形によって、例えば成形金型を利用した射出
成形によって個別一体成形ができることから容易に、し
かも精度の高い製品として製造することができ、また各
部の組立は接続片6、7相互の接合によって簡単に確実
に連結接続することができ強固な組立ができるものとな
る。
【0030】
【実施例2】図7及び図8は本発明の第2の実施例を示
すものである。この実施例は前記第1の実施例における
コーナー部材5の変更によって枠体全体の寸法、特に縦
若しくは横の寸法を容易に変更できるようにした例につ
き説明するものである。
【0031】図示するように、この実施例におけるコー
ナー部材12は2つの連結片12a,12bのうち縦の
連結片12aを他方のものより短尺に形成してあり、こ
れによって縦横の各枠材1と前記同様にして接続片6、
7を介して接続したとき、形成される枠体2の縦の寸法
が前記連結片12aの短尺となった分だけ縮小するもの
としたものである。尚、この実施例を含み以下に説明す
る実施例については第1の実施例と同一の部所について
同一の符号を付し、その説明を省略することにする。
【0032】上記第2の実施例ではコーナー部材12の
縦の連結片12aを他方に比べて短くしたが、逆に横の
連結片12bを短くした場合には形成される外枠2の横
幅が縮小することになる。ただこの例のように連結片の
長さを変え、且つ各片に形成する接続片6、7の向きを
前記第1実施例の如く逆向きにした場合には、当然のこ
とながら図8の如く2種のコーナー部材を準備する必要
が有り、これに伴ってその分部品点数が増加することに
なる。
【0033】
【実施例3】図9乃至図12は本発明の第3の実施例で
ある。この実施例はコーナー部材と枠材若しくは枠材同
志を接合する接合手段を変更した例である。その他の部
分については接合手段の変更に関連する部分を除いて前
記第1の実施例と略同一である。従って、この実施例で
も前述同様に同一の部所については同一の符号を使用し
てその説明を省略する。
【0034】この実施例におけるコーナー部材13は2
つの連結片13a,13aの各先端部に内に向けて直角
に突き出す接続片14,14を形成し、この接続片に合
わせて4隅のコーナー部材を繋ぐ各枠材15についてそ
の両端部にそれぞれ一方向(図面上内側方向)に向けて
直角に突き出す接続片16,16を形成した場合であ
る。接合時には該接続片14、16同志を接面状に当接
してこれら両接続片に貫通状に穿つ透孔17に連結具た
るボルト18aを挿通し、ナット18bを緊締すること
によって両片を接続し、枠体2を形成することになる。
【0035】この実施例の場合も同様に各接続片14、
16は共に連結片13a、枠材15の板幅と同一の幅に
形成してある。そして、それぞれの片には2つの透孔1
7を並設してそれぞれにボルトとナットからなる連結具
を通して緊締し拘束するようにしてある。
【0036】
【実施例4】図13は前記第3の実施例におけるコーナ
ー部材13の一方の連結片13a(縦方向の連結片)を
他方の連結片より短くして外枠2を組上げたとき、縦の
寸法が小さくなるようにした場合である。この実施例は
前記第2の実施例と同一の考えによるものであり、コー
ナー部材の変更によって外枠2の外形寸法を変えようと
するものである。ただこの実施例の場合は、コーナー部
材19に形成される2つの接続片20が同一であり、且
つ枠材15の接続片16とも共通するものであるため向
きを変えることで対応することができ、従って1種類の
コーナー部材の成形で足りることになる。
【0037】
【実施例5】図14乃至図18は本発明の第5の実施例
である。この実施例はコーナー部材と枠材の各接続片の
形状を変え、更に横の枠材と縦の枠材を個別に形成した
ことにおいて前記各実施例と異なり、また特徴をもって
いる。
【0038】図15に示した様に、この実施例ではL字
形のコーナー部材21の両連結片21a,21aの端部
から突出する接続片22を前記の各実施例で示したもの
より長く、そして肉薄に形成し、これに対応させて縦横
の枠材23、24の各端部に形成する接続片23a,2
4aを肉厚に形成してある。そして縦の枠材23は縦の
枠部3a,3bの長さに合わせ、また横の枠材24は横
の枠部4a,4bの長さに合わせ、それぞれ1本の枠材
23,24でコーナー部材21,21を接続するように
してある。
【0039】この実施例においては1種のコーナー部材
21と2種の枠材23,24から構成され、4隅に配置
したコーナー部材に各枠材を渡し、それぞれの接続片2
2と23a,24aとを接面させたのち、重なり合う接
合片を貫通して穿つ透孔25に連結具となるボルト26
aを挿通し、ナット26bを緊締して双方を固着し、連
結して外枠2を形成することになる。
【0040】
【実施例6】図19乃至図21はコーナー部材と枠材、
或いは枠材同志を接続する場合の他の実施例を示したも
のである。ここに示す実施例は連結具に特徴をもってお
り、図面の枠材同志を接続する例について説明する。板
状をなす枠材27,27には端部に略2分の1の肉厚の
接続片28,28をそれぞれ形成し、これらの接続片の
当接面(内側面)の先端側に凸部28aを、基端側に凹
部28bを各形成して相互の接続片28,28を凸部と
凹部の噛み合わせによって接面状に接合するのである。
【0041】次に、上記接合部分の両側部から断面コ字
形に形成した金属製の連結具29,29を嵌め付け、こ
の重なり合った2つの接続片28,28を挟み付け連結
するのである。枠材27とその接続片28の縁部には連
結具の肉厚に合わせた切削部30を設けて連結具の片を
受入れ一体化を図り、且つしっかりした嵌め付けを確保
するようにしてある。
【0042】この接続方法は接続片相互の重ね合わせと
連結具の嵌め付けによって行なえるため簡単であり、し
かも堅固に固着できる。その一方解体するには連結具を
外せば簡単に分離できるため極めて容易である。
【0043】以上本発明を各実施例につき説明したが、
前述の如く構成されることから縦横の枠部3a,3b,
4a,4bに共通して使用される枠材1,15,23,
24等、また4隅のコーナー部に共通して使用されるコ
ーナー部材5,12,13,19,21等予め形成され
る少数の部品の連結組合せによって所望の外枠を簡単に
得られ、しかも各部は合成樹脂や金属材など金型成形に
よる製造が可能なものとなっていることから、製造が容
易であり製造性に優れる利点がある。
【0044】ことに、コーナー部材、枠材は個別に、小
型化された状態で製造されるため、成形型の小型化を可
能にし、製造費を抑えることができると共に合成樹脂材
料による場合には成形上の歪みを抑えることができ精度
を高めることができることになる。
【0045】また、本発明の外枠は上述の様に部品数が
少なく組立が一律であることに加えて、各枠部の中心基
材となる枠材1が縦横において共通して使用されること
から製造性を大幅に改善することができるものとなって
いる。
【0046】
【発明の効果】以上、実施例の説明から明らかな様に本
発明によれば、小部品数によって構成され、しかも各部
の組立が同一であることから組立が容易であり製造性に
優れると共に部品管理が容易であり、コストの面で極め
て有利である。また一定形状の枠材を縦横の枠部に共通
して使用できることから部品管理の上からだけでなく製
造コストの面で極めて有利である。
【0047】また本発明の外枠は部品相互を連結する連
結具を外すと、簡単に分解することができることから、
例えばこの連結具をボルトやナットにし、或いはコ字型
の連結具を金属材により成形し、その他の枠材、コーナ
ー部材を合成樹脂で成形すれば、これらを分解作業後に
簡単に分別することができる。従って、素材ごとに簡単
に選り分けることができるので再生処理において有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外枠の正面図。
【図2】本発明に係る外枠の平面図。
【図3】本発明に係る外枠の左側面図。
【図4】コーナー部材の拡大正面図。
【図5】枠材の拡大正面図。
【図6】枠材とコーナー部材の接続片相互の連結を説明
する拡大説明図。
【図7】第2の実施例における外枠の正面図。
【図8】第2の実施例におけるコーナー部材の正面図。
【図9】第3の実施例における外枠の正面図。
【図10】第3の実施例における枠材の拡大正面図。
【図11】第3の実施例におけるコーナー部材の拡大正
面図。
【図12】第3の実施例における枠材とコーナー部材と
の連結接合を説明する拡大分解説明図。
【図13】第4の実施例における外枠の正面図。
【図14】第5の実施例における外枠の正面図。
【図15】第5の実施例におけるコーナー部材の拡大正
面図。
【図16】第5の実施例における横の枠材の拡大正面
図。
【図17】第5の実施例における縦の枠材の一部欠截し
た拡大正面図。
【図18】第5の実施例における枠材とコーナー部材の
接続片相互の接続を説明する拡大正面図。
【図19】第6の実施例における枠材の接続片相互の接
続を説明する拡大分解斜視図。
【図20】第6の実施例における枠材の接続片相互の接
続を説明する正面図。
【図21】図20のAーA線端面図である。
【符号の説明】
1,15,23,24 枠材 2 外枠 3a,3b 縦の枠部 4a,4b 横の枠部 5,12,13,19,21 コーナー部材 5a コーナー部材の連結片 6,7,14,16,22 接続片 8a,18a 連結具たるボルト 8b,18b 連結具たるナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯村 明宏 群馬県桐生市広沢町二丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 DA10 DA15 DA24 EA34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠の4隅部に配置されるL字形のコー
    ナー部材と、上下左右に各対向する前記コーナー部材間
    に渡り、縦横の各枠部を形成する枠材とから構成され、
    前記コーナー部材は直角方向に延びる2つの連結片の各
    端部に接続片を一体に備え、また前記縦横の枠材は各両
    端部に前記コーナー部材の前記接続片に接続する接続片
    をそれぞれ備え、該接続片相互を連結具を介して一体に
    連結接合することにより矩形の枠形に組立てなることを
    特徴とした遊技機の外枠。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、コーナー部材
    及び枠材に各備える接続片は相互に重ね合わせにして接
    面させると共に、連結具を介して該接面状態に拘束し、
    接合することを特徴とした遊技機の外枠。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、コーナー部材
    及び枠材に備える各接続片はそれぞれの端部から板厚の
    約2分の1の肉厚を有する片にして長さ方向に突出する
    如く形成し、接合時に該接続片相互が重ね合わせ状態に
    おいて前記コーナー部材の連結片若しくは前記枠板の板
    厚の範囲内に収まる肉厚になることを特徴とした遊技機
    の外枠。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、枠材は左右に
    おいて相対向するコーナー部材を繋ぐ上下の枠部の長さ
    に合わせた6本の枠材から構成し、上下の横の枠部には
    各1本を、また左右の縦の枠部には各2本の枠材を縦に
    繋いで渡し、前記枠材とコーナー部材の端部において突
    き合う接続片相互を連結接合して矩形の枠形に組立るこ
    とを特徴とした遊技機の外枠。
  5. 【請求項5】 請求項2、3又は4の記載において、連
    結具はボルト及びナットから構成し、他方コーナー部材
    及び枠材の各接続片には貫通状の透孔を形成して該透孔
    に前記ボルトを挿通し、前記ナットの緊締により前記接
    続片相互を接面状に連結接合することを特徴とした遊技
    機の外枠。
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JP2009172264A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Sankyo Material Inc ゲーム機用枠
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