JPH04270318A - 調光材 - Google Patents

調光材

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JPH04270318A
JPH04270318A JP41699990A JP41699990A JPH04270318A JP H04270318 A JPH04270318 A JP H04270318A JP 41699990 A JP41699990 A JP 41699990A JP 41699990 A JP41699990 A JP 41699990A JP H04270318 A JPH04270318 A JP H04270318A
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JP
Japan
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transparent electrode
liquid crystal
light control
transparent
protruding
Prior art date
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Pending
Application number
JP41699990A
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English (en)
Inventor
Hidemi Ito
秀己 伊藤
Masatoshi Isoai
磯合 雅敏
Takaaki Kato
隆明 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶を利用した調光材に
関し、特に、その引出電極部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の調光材としては、例えば図8に
示すような構造の調光液晶シートが知られている。この
調光液晶シートは、液晶層1の両面に透明電極フィルム
2,2をその透明電極面2a,2aが内側になるように
積層一体化したもので、この液晶シートの一側縁は液晶
層1と上側の透明電極フィルム2を部分的に切除して下
側の透明電極面2aを露出させてあり、液晶シートの他
側縁は液晶層1と下側の透明電極フィルム2を切除して
上側の透明電極面2aを露出させてある。そして、それ
ぞれの透明電極面2a,2aの露出部分に帯状の集電極
3,3を形成し、これらの集電極3,3に銅箔等よりな
る引出電極4,4を外方へ突出させて導電性接着剤等で
接着してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の調
光材では、引出電極4,4の強度が弱いため、取り扱い
時に破損したり、給電線を接続しても引張力が作用する
と脱落し易い等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明は、液晶層の両面に透明電極フィルムを積層し
た調光材において、透明電極フィルムに外側へ突出する
突出部を延設し、この突出部の少なくとも片面に透明電
極フィルムの透明電極面と接続する引出電極を形成した
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の調光材では、引出電極が透明電極フィ
ルムの突出部により一体的に支持されて強度が向上する
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0007】図1は本発明の一実施例に係る調光材の斜
視図、図2は図1のA−A線拡大断面図である。
【0008】この実施例の調光材は、液晶層1の上下両
面に透明電極フィルム2,2をその透明電極面2a,2
aが内側となるように積層一体化した調光液晶シート1
0を例示したもので、上側の透明電極フィルム2には左
方に突出する突出部2bを延設してあり、下側の透明電
極フィルム2には右方に突出する突出部2bを延設して
ある。この調光液晶シート10の右側縁は、下側の透明
電極フィルム2の透明電極面2aを帯状に露出させてあ
り、この露出部分に帯状の集電極3を形成してある。ま
た、調光液晶シート10の左側縁は、上側の透明電極フ
ィルム2の透明電極面2aを帯状に露出させ、この露出
部分に帯状の集電極3を形成してある。そして、双方の
突出部2b,2bには、集電極3,3と透明電極面2a
,2aに接続する引出電極4,4を突出部両面に跨るよ
うに形成し、これらの引出電極4,4に給電線の端部を
接続できるように構成してある。これらの引出電極4,
4は必ずしも突出部2b,2bの両面に跨るように形成
する必要はなく、例えば右側の引出電極4を突出部2b
の上面(透明電極面)のみに形成し、左側の引出電極4
を突出部2bの下面(透明電極面)のみに形成してもよ
いが、この実施例のように突出部2b,2bの両面に跨
って引出電極4,4を形成してあると、給電線を上下い
ずれの方からでも接続できるので、結線作業を容易に行
えるという利点がある。なお、図には示していないが、
引出電極4,4を形成した突出部2b,2bを除いて液
晶シート10の周囲を電気絶縁テープ等で被覆し、漏電
の防止や液晶シート周囲の層間剥離の防止を図るのが望
ましい。
【0009】上記の液晶層1は、熱硬化性のエポキシ系
樹脂や光硬化性のアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、エ
ン・チオール系樹脂などにネマチック液晶とマイクロビ
ーズと硬化剤又は光開始剤を適量混合して該混合物を上
下の透明電極フィルム2,2の間に挟み込み、熱硬化や
光硬化や自然硬化等によって硬化させるか、あるいは液
晶をカプセル化して上記樹脂やポリビニルアルコ−ル樹
脂等に分散させたのち固化したものであって、このよう
な液晶層1の内部では、液晶が相分離により自然発生的
に液滴状態で分散したり、液晶が連続的につながって連
続相を形成したり、樹脂が小滴状態で分散したり、液晶
がマイクロカプセルとして分散したりしている。
【0010】また、透明電極フィルム2としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポ
リカーボネート等の厚さ50〜200μm程度の透明な
樹脂フィルムの片面に、結晶性又は非晶性のITOや酸
化錫等の金属酸化物を蒸着もしくはスパッタリングして
透明電極面2aを形成したものが好適であるが、上記の
樹脂フィルムの片面に透明導電性塗料を塗布して透明電
極面2aを形成したものでもよい。透明電極面2aは必
ずしも樹脂フィルムの片面全体に形成する必要はなく、
一定の図柄や模様状に形成していてもよい。その他、耐
候性の向上や種々の機能を付与するために、紫外線カッ
トフィルムや熱線カットフィルム等を積層した複合透明
電極フィルムを使用しても勿論よい。
【0011】また、上記の集電極3は透明電極面2aの
電圧降下を抑えるもので、透明電極面2aの露出端縁に
導電性ペーストを塗布するか、金属箔テープを貼りつけ
ることにより形成してある。そして、上記の引出電極4
は、この集電極3に銅箔テープ等の金属箔テープの一端
を重ね、突出部2bの上下両面に跨るように導電性接着
で貼りつけて形成してある。突出部2bの寸法は自由に
設定すればよいが、あまり大きいと邪魔になり、あまり
小さいと引出電極4の面積が小さくなり過ぎて結線作業
性が悪くなるので、突出長を約1cm程度、幅を約2c
m程度とするのが好ましい。尚、突出部2bの形状は方
形に限定されるものではなく、半円形や半楕円形など好
みの形状とすることができることは言うまでもない。ま
た、図7に示す調光液晶シ−ト20のように、集電極3
の端部をL形にして引出電極4を集電極3と一体的に形
成してもよい。
【0012】以上のような構成の調光液晶シート10は
、左右の引出電極4,4に給電線を接続して窓、天窓、
間仕切りその他の調光を行う箇所に取り付けられるが、
これらの引出電極4,4は透明電極フィルム2,2の突
出部2b,2bを支持体としてその両面に形成されたも
ので大きい強度を有するため、取り付けや持ち運びの際
に引出電極4,4が折損したり破損することはなく、ま
た結線後に引張力が作用しても給電線が容易に脱落する
こともない。従って、取り扱い性や信頼性が大幅に向上
する。そして、この液晶シート10の透明電極面2a,
2a間に交流電圧を印加すると、液晶層1中の液晶分子
がランダムな状態から電界方向へ配向して液晶層1が透
明となり、電圧を無印加にすると、液晶分子が再びラン
ダムな向きになって液晶層1が白濁し、満足な調光機能
を発揮する。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示す平面図、
図4は図3のB−B線拡大断面図である。この実施例の
調光材は、前記の調光液晶シート10をこれより面積が
少し大きい透明板5,5の間に挟みこみ、突出部2b,
2bに形成された引出電極4,4を透明板5,5の両側
へ突出させた状態で、透明板5,5を接着剤6で接着、
封止した調光液晶パネル30を示したものである。透明
板5としては、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、アクリル系樹脂その他の光透過性が良好な
各種樹脂板や、これらの樹脂板の表面に耐候性改良フィ
ルム、紫外線カットフィルム、熱線カットフィルム等を
積層した複合樹脂板が好適であり、ガラス板等も勿論使
用できる。また接着剤6としては、透明板5が上記のよ
うな樹脂板の場合にはアクリル系、EVA系、ウレタン
系、エポキシ系等の樹脂接着剤が好適であり、透明板5
がガラス板の場合には上記樹脂接着剤のほかにブチラー
ル系接着剤が好適である。
【0014】このような構成の調光液晶パネル30は、
引出電極4,4が破損し難いことに加えて、液晶シート
10自体が両面の透明板5,5で保護されて傷つき難い
という利点があり、また、透明板5,5によって機械的
強度も大幅に向上するため、例えば調光用窓材や調光用
間仕切り材等として好適に使用できるという利点がある
。しかも、内部の液晶シート10が周囲の接着剤6で封
止され、液晶層1に悪影響を与える水分等の浸入が防止
されるため、長期間にわたって満足な調光機能を発揮で
きるという利点がある。
【0015】図5は上記の調光液晶パネルの変更例を示
したもので、この調光液晶パネル40によれば、透明板
5の一辺から液晶シート10の透明電極フィルムの突出
部2b,2bが外側へ平行に突出し、この突出部2b,
2bに引出電極4,4が形成されている。このように双
方の引出電極4,4が同じ側にあると、配線が便利にな
る。
【0016】また、図6は図5の調光液晶パネルをさら
に変形したもので、この調光液晶パネル50によれば、
引出電極4,4を形成したフィルム突出部2b,2bと
略同じだけ上下の透明板6の中間部分6aを突出させた
形状としてある。このように中間部分6aが突出してい
ると、取り扱いの際に、フィルム突出部2b,2bの引
出電極4,4に物が直接当りにくくなるので傷のつく機
会が少なくなり、しかもフィルム突出部2b,2bを下
側にして調光液晶パネル40を立てても、該突出部2b
,2bが折れ曲がらないので、取り扱いが一層容易にな
るという利点がある。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の調光材は、透明電極フィルムに突出部を延設し、該突
出部の少なくとも片面に透明電極面と接続する引出電極
を形成することによって、引出電極を該突出部により一
体的に支持させて強度を向上させたため、取り扱い時に
引出電極の折損や破損が生じにくくなり、また結線後に
引張力が作用しても給電線が脱落しにくくなり、取り扱
い性や信頼性が大幅に向上するといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明調光材の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】本発明調光材の他の実施例を示す平面図。
【図4】図3のB−B線拡大断面図。
【図5】本発明調光材のさらに他の実施例を示す平面図
【図6】本発明調光材のさらに他の実施例を示す平面図
【図7】本発明調光材のさらに他の実施例を示す斜視図
【図8】従来の調光材の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1  液晶層 2  透明電極フィルム 2a  透明電極面 2b  突出部 3  集電極 4  引出電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶層の両面に透明電極フィルムを積層し
    た調光材において、上記透明電極フィルムに外側へ突出
    する突出部を延設し、この突出部の少なくとも片面に上
    記透明電極フィルムの透明電極面と接続する引出電極を
    形成したことを特徴とする調光材。
JP41699990A 1990-12-28 1990-12-28 調光材 Pending JPH04270318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41699990A JPH04270318A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 調光材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41699990A JPH04270318A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 調光材

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JPH04270318A true JPH04270318A (ja) 1992-09-25

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ID=18525160

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JP41699990A Pending JPH04270318A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 調光材

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330