JPH0427025Y2 - - Google Patents
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- JPH0427025Y2 JPH0427025Y2 JP1985037938U JP3793885U JPH0427025Y2 JP H0427025 Y2 JPH0427025 Y2 JP H0427025Y2 JP 1985037938 U JP1985037938 U JP 1985037938U JP 3793885 U JP3793885 U JP 3793885U JP H0427025 Y2 JPH0427025 Y2 JP H0427025Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、テープカートリツジに後述する要
領で組み込まれるテープ押え片を対象とし、多数
のテープ押え片がひと繋がり状に連続しているテ
ープ押え片連続体の端同士を更に長く継ぎ合わせ
る手段に改良を加えたものである。
領で組み込まれるテープ押え片を対象とし、多数
のテープ押え片がひと繋がり状に連続しているテ
ープ押え片連続体の端同士を更に長く継ぎ合わせ
る手段に改良を加えたものである。
第3図は本考案が対象とするテープ押え片を組
み込んだ従来のテープカートリツジを例示してい
る。これの本体ケース1はプラスチツク製の上下
ケース1a,1bを蓋合わせ状に結合してなり、
これの内部左右にテープ2が巻かれるテープリー
ル3,3を有する。テープ2は一方のテープリー
ル3からテープガイド4,4を介してケース前面
側に導出されて他方のテープリール3に巻き取ら
れる。図上、右側前方のテープガイド4とこれの
後方に配された中間ガイド5との間にテープ押え
片6を配置し、該押え片6をテープ2をはさんで
前記中間ガイド5に弾性接当させることにより、
テープ2がケース前面側に弛み出るのを防止して
いる。
み込んだ従来のテープカートリツジを例示してい
る。これの本体ケース1はプラスチツク製の上下
ケース1a,1bを蓋合わせ状に結合してなり、
これの内部左右にテープ2が巻かれるテープリー
ル3,3を有する。テープ2は一方のテープリー
ル3からテープガイド4,4を介してケース前面
側に導出されて他方のテープリール3に巻き取ら
れる。図上、右側前方のテープガイド4とこれの
後方に配された中間ガイド5との間にテープ押え
片6を配置し、該押え片6をテープ2をはさんで
前記中間ガイド5に弾性接当させることにより、
テープ2がケース前面側に弛み出るのを防止して
いる。
第4図および第5図において、テープ押え片6
はテープ押え先端部7と、支持基端部8と、これ
ら先端部7と支持基端部8とを繋いだ繋ぎ部9、
および繋ぎ部9に開口した透孔10とを有する。
支持基端部8に切起し片11を切り起こし形成
し、テープ押え先端部7にカーボン入りの四ふつ
化エチレンシート等からなる滑性材12を貼着し
てある。繋ぎ部9の長さhはテープ押え先端部7
および支持基端部8のそれぞれの長さH1,H2よ
りも小さく形成されている。
はテープ押え先端部7と、支持基端部8と、これ
ら先端部7と支持基端部8とを繋いだ繋ぎ部9、
および繋ぎ部9に開口した透孔10とを有する。
支持基端部8に切起し片11を切り起こし形成
し、テープ押え先端部7にカーボン入りの四ふつ
化エチレンシート等からなる滑性材12を貼着し
てある。繋ぎ部9の長さhはテープ押え先端部7
および支持基端部8のそれぞれの長さH1,H2よ
りも小さく形成されている。
このテープ押え片6の支持基端部8は下ケース
1bに形成した差込溝13に差し込まれ、そのテ
ープ押え先端部7がテープ2をはさんで中間ガイ
ド5に弾性接当する。差込溝13内には切起し片
11が弾性接当してテープ押え片6の差込溝13
からの上方向への抜け出しやがたつきを防止す
る。差込溝13内の下部に形成したリブ14に支
持基端部8の先端側の下部縁8bが接当するとと
もに、支持基端部8の先端側の上部縁8aが上ケ
ース1aの内面に形成したリブ15に接当し、こ
れでテープ押え片6は該先端部7の上下縁7a,
7bが上下ケース1a,1bの各内面に接触する
方向に倒れるのを防止している。このように位置
決め固定されたテープ押え片6は前記透孔10が
第3図に示すテープエンド検出光路Lに合致する
よう位置設定されている。
1bに形成した差込溝13に差し込まれ、そのテ
ープ押え先端部7がテープ2をはさんで中間ガイ
ド5に弾性接当する。差込溝13内には切起し片
11が弾性接当してテープ押え片6の差込溝13
からの上方向への抜け出しやがたつきを防止す
る。差込溝13内の下部に形成したリブ14に支
持基端部8の先端側の下部縁8bが接当するとと
もに、支持基端部8の先端側の上部縁8aが上ケ
ース1aの内面に形成したリブ15に接当し、こ
れでテープ押え片6は該先端部7の上下縁7a,
7bが上下ケース1a,1bの各内面に接触する
方向に倒れるのを防止している。このように位置
決め固定されたテープ押え片6は前記透孔10が
第3図に示すテープエンド検出光路Lに合致する
よう位置設定されている。
ところで、従来はテープ押え片6を上記のごと
くテープカートリツジに組み込むに際して、予め
帯状の合成樹脂シート素材を型抜き加工して前述
の形状からなる多数の単位テープ押え片6aが支
持基端部8,8同士のみで直列状に所定ピツチP
で連設された帯状のテープ押え片連続体16をつ
くつている。このテープ押え片連続体16は材料
加工の都合上その長さに制限がある。そこで、リ
ールに出来るだけ長くロール巻きして、テープカ
ートリツジの自動組立ライン上でテープ押え片連
続体16を連続的に繰り出せるようにするため
に、テープ押え片連続体16の数本を継ぎ足して
ひとつのリールに例えば単位テープ押え片6aが
6500枚ひと繋がりになる状態で巻き取る。そうす
ると、ひとつのリールに数箇所、一般には3箇所
の継目が出る。
くテープカートリツジに組み込むに際して、予め
帯状の合成樹脂シート素材を型抜き加工して前述
の形状からなる多数の単位テープ押え片6aが支
持基端部8,8同士のみで直列状に所定ピツチP
で連設された帯状のテープ押え片連続体16をつ
くつている。このテープ押え片連続体16は材料
加工の都合上その長さに制限がある。そこで、リ
ールに出来るだけ長くロール巻きして、テープカ
ートリツジの自動組立ライン上でテープ押え片連
続体16を連続的に繰り出せるようにするため
に、テープ押え片連続体16の数本を継ぎ足して
ひとつのリールに例えば単位テープ押え片6aが
6500枚ひと繋がりになる状態で巻き取る。そうす
ると、ひとつのリールに数箇所、一般には3箇所
の継目が出る。
その継目は、従来一般に第6図に示すごとくテ
ープ押え片連続体16,16の一方の端の単位テ
ープ押え片6aの支持基端部8と他方のそれとを
突き合わせ、この突き合わせ部を粘着テープ17
で接合させることによつて行つている。
ープ押え片連続体16,16の一方の端の単位テ
ープ押え片6aの支持基端部8と他方のそれとを
突き合わせ、この突き合わせ部を粘着テープ17
で接合させることによつて行つている。
次いで、かかるテープ押え片連続体16が巻き
取られたリールをテープカートリツジの組立ライ
ン上にセツトし、該リールからテープ押え片連続
体16を繰り出して行つて単位テープ押え片6a
を1枚づつ切り離しながら前述の要領でテープカ
ートリツジに組み付けている。
取られたリールをテープカートリツジの組立ライ
ン上にセツトし、該リールからテープ押え片連続
体16を繰り出して行つて単位テープ押え片6a
を1枚づつ切り離しながら前述の要領でテープカ
ートリツジに組み付けている。
これで問題なのはテープ押え片連続体16の繰
り出しに際し、テープ押え片連続体16,16同
士の継目部分を光センサーで検出し、一旦機械を
停止させて該継目部分を取り除いている点であ
る。この継目部分を除去するのは、もつぱら粘着
テープ17はテープ押え片連続体16,16同士
を継ぎ合わすことのみに専念してその粘着テープ
17の大きさなどにこだわることなく無造作に貼
りつけられていたためと思われ、こうした粘着テ
ープ17が残つていると、これが支持基端部8か
らはみ出して他物に接着し、テープカートリツジ
への組み付け不良を招いたり、粘着テープ17が
透孔10内に迄はみ出してテープカートリツジへ
の組み付け後に光センサー光路Lの障害になつた
りする。また従来では往々にして支持基端部8,
8同士の突き合わせズレやピツチ不良が生じてい
たからでもある。この継目部分の検出は、予め継
目部分の単位テープ押え片6a,6aの各テープ
押え先端部7,7(第6図の想像線で示す部分)
を切り除いておいて、この切除箇所を継目検出用
の光センサーで検出することによつている。
り出しに際し、テープ押え片連続体16,16同
士の継目部分を光センサーで検出し、一旦機械を
停止させて該継目部分を取り除いている点であ
る。この継目部分を除去するのは、もつぱら粘着
テープ17はテープ押え片連続体16,16同士
を継ぎ合わすことのみに専念してその粘着テープ
17の大きさなどにこだわることなく無造作に貼
りつけられていたためと思われ、こうした粘着テ
ープ17が残つていると、これが支持基端部8か
らはみ出して他物に接着し、テープカートリツジ
への組み付け不良を招いたり、粘着テープ17が
透孔10内に迄はみ出してテープカートリツジへ
の組み付け後に光センサー光路Lの障害になつた
りする。また従来では往々にして支持基端部8,
8同士の突き合わせズレやピツチ不良が生じてい
たからでもある。この継目部分の検出は、予め継
目部分の単位テープ押え片6a,6aの各テープ
押え先端部7,7(第6図の想像線で示す部分)
を切り除いておいて、この切除箇所を継目検出用
の光センサーで検出することによつている。
しかし、従来形態ではテープカートリツジの組
み立てライン上でテープ押え片連続体16,16
同士の継目が来ると、この継目部分を除去するた
めに、その都度組付機械を停止させなければなら
ず、これが稼働率の著しい低下を招き、除去部分
の材料ロスも生じる。事実、前述の継目箇所は1
リール当り2〜3箇所あつて1回の継目除去作業
に通常15秒程度かかる。そのため1箇月当り400
万巻のテープカートリツジにテープ押え片6を組
みつける場合、組付機械の停止回数は実に1230
回/月に達する。継目の検出のために、わざわざ
継目部分の単位テープ押え片6aの先端部7を予
め除去する作業も面倒であり、除去忘れによるト
ラブルも無視できない。
み立てライン上でテープ押え片連続体16,16
同士の継目が来ると、この継目部分を除去するた
めに、その都度組付機械を停止させなければなら
ず、これが稼働率の著しい低下を招き、除去部分
の材料ロスも生じる。事実、前述の継目箇所は1
リール当り2〜3箇所あつて1回の継目除去作業
に通常15秒程度かかる。そのため1箇月当り400
万巻のテープカートリツジにテープ押え片6を組
みつける場合、組付機械の停止回数は実に1230
回/月に達する。継目の検出のために、わざわざ
継目部分の単位テープ押え片6aの先端部7を予
め除去する作業も面倒であり、除去忘れによるト
ラブルも無視できない。
この考案にかかる事実に着目して、テープ押え
片連続体16,16同士の粘着テープ17による
継ぎ合わせ手段に改良を加え、継目部分があつて
も組付機械の運転を止める必要がなく、かつ継目
部分の単位テープ押え片6aも他の部位のそれと
同様にテープカートリツジにそのまま組み付けら
れるようにすることを目的とする。
片連続体16,16同士の粘着テープ17による
継ぎ合わせ手段に改良を加え、継目部分があつて
も組付機械の運転を止める必要がなく、かつ継目
部分の単位テープ押え片6aも他の部位のそれと
同様にテープカートリツジにそのまま組み付けら
れるようにすることを目的とする。
つまり、本考案ではテープ押え連続体16,1
6同士の継目部分においても、テープ押え連続体
16から同じようにして単位テープ押え片6aを
切断分離する。その際、粘着テープ17も切離し
たテープ押え片6にくつつけたまま一切の支障な
く組み付けられるようにしたものである。
6同士の継目部分においても、テープ押え連続体
16から同じようにして単位テープ押え片6aを
切断分離する。その際、粘着テープ17も切離し
たテープ押え片6にくつつけたまま一切の支障な
く組み付けられるようにしたものである。
具体的には、第1図に示すように、型抜きによ
つて前述したと同じ所定形状の単位テープ押え片
6aが多数所定ピツチPを以て支持基端部8,8
同士のみで連設された状態にあるテープ押え片連
続体16を有し、これらテープ押え片連続体16
の端同士を継ぎ合わすについて、継ぎ合わすべき
テープ押え片連続体16,16の端の単位テープ
押え片6a,6aの支持基端部8,8を単位テー
プ押え片6aが前記ピツチPと同一ピツチになる
ように突き合わせ、この突き合わせ部分を両支持
基端部8,8の側面にのみ貼られる粘着テープ1
7で接合したものである。
つて前述したと同じ所定形状の単位テープ押え片
6aが多数所定ピツチPを以て支持基端部8,8
同士のみで連設された状態にあるテープ押え片連
続体16を有し、これらテープ押え片連続体16
の端同士を継ぎ合わすについて、継ぎ合わすべき
テープ押え片連続体16,16の端の単位テープ
押え片6a,6aの支持基端部8,8を単位テー
プ押え片6aが前記ピツチPと同一ピツチになる
ように突き合わせ、この突き合わせ部分を両支持
基端部8,8の側面にのみ貼られる粘着テープ1
7で接合したものである。
ここで、支持基端部8,8の側面にのみ粘着テ
ープ17を貼るとは、支持基端部8の幅寸法aを
越える幅の粘着テープ17を貼ると、幅挟の繋ぎ
部9の外にまで粘着テープ17がはみ出たり、前
記透孔10があるときは該透孔10にまで粘着テ
ープ17がはみ出す不具合を招くからである。
ープ17を貼るとは、支持基端部8の幅寸法aを
越える幅の粘着テープ17を貼ると、幅挟の繋ぎ
部9の外にまで粘着テープ17がはみ出たり、前
記透孔10があるときは該透孔10にまで粘着テ
ープ17がはみ出す不具合を招くからである。
以上のようにした本考案によれば、粘着テープ
17で継ぎ合わされたテープ押え片連続体16,
16の突き合わせ部は、単位テープ押え片6a,
6aの支持基端部8,8間を切り離すと同じピツ
チで切り離すことが可能となり、継ぎ合わせ部分
のテープ押え片6,6を廃棄することなくそのま
ま製品としてテープカートリツジに組み込める。
それでも粘着テープ17が機能的に一切の問題を
生じない。したがつて、廃棄ロスはなくなり、し
かも一つのリールからテープ押え片連続体16を
全部繰り出す間は従来の継目除去作業を一切行う
必要がないので、組付機械を連続運転することが
でき、生産性を著しく向上させることができる。
17で継ぎ合わされたテープ押え片連続体16,
16の突き合わせ部は、単位テープ押え片6a,
6aの支持基端部8,8間を切り離すと同じピツ
チで切り離すことが可能となり、継ぎ合わせ部分
のテープ押え片6,6を廃棄することなくそのま
ま製品としてテープカートリツジに組み込める。
それでも粘着テープ17が機能的に一切の問題を
生じない。したがつて、廃棄ロスはなくなり、し
かも一つのリールからテープ押え片連続体16を
全部繰り出す間は従来の継目除去作業を一切行う
必要がないので、組付機械を連続運転することが
でき、生産性を著しく向上させることができる。
以下、本考案の最も好ましい実施例を第1図お
よび第2図に基づき説明する。
よび第2図に基づき説明する。
第1図および第2図において、16はテープ押
え片連続体、17は単位テープ押え片6a,6a
同士を接合する粘着テープである。テープ押え片
連続体16は前述した従来のものと同様に型抜き
加工により所定形状の単位テープ押え片6aが所
定ピツチPで直列状に連設された状態にあり、テ
ープ押え先端部7、支持基端部8、繋ぎ部9、透
孔10および切起し片11を有する。相隣る単位
テープ押え片6a,6aは支持基端部8,8だけ
で連設された状態にある。
え片連続体、17は単位テープ押え片6a,6a
同士を接合する粘着テープである。テープ押え片
連続体16は前述した従来のものと同様に型抜き
加工により所定形状の単位テープ押え片6aが所
定ピツチPで直列状に連設された状態にあり、テ
ープ押え先端部7、支持基端部8、繋ぎ部9、透
孔10および切起し片11を有する。相隣る単位
テープ押え片6a,6aは支持基端部8,8だけ
で連設された状態にある。
テープ押え片連続体16の端同士を継ぎ合わせ
るには、一方のテープ押え片連続体16の端の単
位テープ押え片6aの支持基端部8の端縁8c
と、他方のテープ押え片連続体16の端のそれと
同じ支持基端部8の端縁8cとを、前記ピツチP
に合致するよう突き合わせる。この突き合わせは
突き合わせ治具を用いる等してピツチ寸法公差内
におさめることが肝要である。
るには、一方のテープ押え片連続体16の端の単
位テープ押え片6aの支持基端部8の端縁8c
と、他方のテープ押え片連続体16の端のそれと
同じ支持基端部8の端縁8cとを、前記ピツチP
に合致するよう突き合わせる。この突き合わせは
突き合わせ治具を用いる等してピツチ寸法公差内
におさめることが肝要である。
このように突き合わせた支持基端部8,8同士
はこれの両側面に粘着テープ17を貼ることによ
り接合する。この粘着テープ17は支持基端部8
の幅寸法a内にあつて、かつ切起し片11間にそ
れぞれおさまるよう支持基端部8,8同士の突き
合わせ部分のみの側面に貼着し、粘着テープ17
が繋ぎ部9の外側や透孔10内にはみ出したり、
切起し片11を押え込んだりするものがないもの
としてある。
はこれの両側面に粘着テープ17を貼ることによ
り接合する。この粘着テープ17は支持基端部8
の幅寸法a内にあつて、かつ切起し片11間にそ
れぞれおさまるよう支持基端部8,8同士の突き
合わせ部分のみの側面に貼着し、粘着テープ17
が繋ぎ部9の外側や透孔10内にはみ出したり、
切起し片11を押え込んだりするものがないもの
としてある。
しかるときは、テープカートリツジへの組立ラ
イン上においてこのテープ押え片連続体16を繰
り出して単位テープ押え片6aを1枚づつ切り離
しながらテープカートリツジに組み付ける際に、
相隣る単位テープ押え片6a,6aの支持基端部
8,8同士の中間部cが切り離されて行き、テー
プ押え片連続体16,16の継ぎ合わせ部分では
支持基端部8,8同士の突き合わせ目が粘着テー
プ17と共に切り離される。このように切り離さ
れたテープ押え片6はその支持基端部8に粘着テ
ープ17を付けたままにするものの、その残され
た粘着テープ17はテープカートリツジの差込溝
13への差し込みに何等支障を来すことがなく、
そのまま製品として使用することが可能となる。
イン上においてこのテープ押え片連続体16を繰
り出して単位テープ押え片6aを1枚づつ切り離
しながらテープカートリツジに組み付ける際に、
相隣る単位テープ押え片6a,6aの支持基端部
8,8同士の中間部cが切り離されて行き、テー
プ押え片連続体16,16の継ぎ合わせ部分では
支持基端部8,8同士の突き合わせ目が粘着テー
プ17と共に切り離される。このように切り離さ
れたテープ押え片6はその支持基端部8に粘着テ
ープ17を付けたままにするものの、その残され
た粘着テープ17はテープカートリツジの差込溝
13への差し込みに何等支障を来すことがなく、
そのまま製品として使用することが可能となる。
したがつて、このように継ぎ目部分の単位テー
プ押え片6aをも製品化しうるテープ押え片連続
体16を用いた場合は、前述した従来の継ぎ合わ
せテープ押え片連続体16を用いる場合の如き継
目処理工程が一切不要となる。実際に、1リール
(6500枚)当り3箇所の継ぎ目を有していたテー
プ押え片連続体16の巻き取られたリールを用い
て比較してみた結果、307.5分/月をも時間が節
約された(但し、従来の継目処理に要していた1
回の修復時間を15秒間とする)。
プ押え片6aをも製品化しうるテープ押え片連続
体16を用いた場合は、前述した従来の継ぎ合わ
せテープ押え片連続体16を用いる場合の如き継
目処理工程が一切不要となる。実際に、1リール
(6500枚)当り3箇所の継ぎ目を有していたテー
プ押え片連続体16の巻き取られたリールを用い
て比較してみた結果、307.5分/月をも時間が節
約された(但し、従来の継目処理に要していた1
回の修復時間を15秒間とする)。
図示例の全容は以上の通りであるが、本考案は
これに限られるものではない。例えば、単位テー
プ押え片6a,6aの支持基端部8,8の突き合
わせ部に粘着テープ17を貼着する場合、その両
側面に粘着テープ17,17を貼りつけることが
接合強度を高めるうえで望ましいが、その一側面
のみに粘着テープ17を貼り合わせてもよい。テ
ープ押え片6としては支持基端部8に切起し片1
1を有さず、該基端部8が本体ケース1の壁部材
に接着剤で支持される形態も含む。テープ押え片
6はこれ全体が例えばカーボン混入の四ふつ化エ
チレン・シートからなるものとして、前述の滑性
材12を省略してもよい。テープ押え片6に前記
透孔10を設けることも必須ではない。
これに限られるものではない。例えば、単位テー
プ押え片6a,6aの支持基端部8,8の突き合
わせ部に粘着テープ17を貼着する場合、その両
側面に粘着テープ17,17を貼りつけることが
接合強度を高めるうえで望ましいが、その一側面
のみに粘着テープ17を貼り合わせてもよい。テ
ープ押え片6としては支持基端部8に切起し片1
1を有さず、該基端部8が本体ケース1の壁部材
に接着剤で支持される形態も含む。テープ押え片
6はこれ全体が例えばカーボン混入の四ふつ化エ
チレン・シートからなるものとして、前述の滑性
材12を省略してもよい。テープ押え片6に前記
透孔10を設けることも必須ではない。
第1図および第2図は本考案に係るテープ押え
片連続体の一実施例を示しており、第1図はその
継目部分の正面図、第2図はその断面図である。
第3図はテープ押え片が組み付けられるテープカ
ートリツジを例示する一部破断平面図、第4図は
テープカートリツジに対するテープ押え片の組み
付けた状態を説明する斜視図、第5図はその組み
付け後の状態を示す断面図である。第6図は従来
のテープ押え片連続体の継目部分を示す正面図で
ある。 6……テープ押え片、6a……単位テープ押え
片、7……テープ押え先端部、8……支持基端
部、9……繋ぎ部、10……透孔、16……テー
プ押え片連続体、17……粘着テープ。
片連続体の一実施例を示しており、第1図はその
継目部分の正面図、第2図はその断面図である。
第3図はテープ押え片が組み付けられるテープカ
ートリツジを例示する一部破断平面図、第4図は
テープカートリツジに対するテープ押え片の組み
付けた状態を説明する斜視図、第5図はその組み
付け後の状態を示す断面図である。第6図は従来
のテープ押え片連続体の継目部分を示す正面図で
ある。 6……テープ押え片、6a……単位テープ押え
片、7……テープ押え先端部、8……支持基端
部、9……繋ぎ部、10……透孔、16……テー
プ押え片連続体、17……粘着テープ。
Claims (1)
- 帯状の合成樹脂シート素材を型抜き加工してテ
ープ押え先端部7と、支持基端部8と、テープ押
え先端部7と支持基端部8とを繋ぐ繋ぎ部9とを
有する多数の単位テープ押え片6aが支持基端部
8,8において直列状に所定ピツチPで連設され
ている帯状のテープ押え片連続体16を有し、こ
のテープ押え片連続体16の端同士を継ぎ合わす
について、継ぎ合わすべきテープ押え片連続体1
6,16の端の単位テープ押え片6a,6aの支
持基端部8,8同士を該単位テープ押え片6aが
前記ピツチPと同ピツチになるようにして突き合
わすとともに、この突き合わせ部分の両支持基端
部8,8の側面にのみ支持基端部8の幅寸法a内
の幅を有する粘着テープ17を貼り接合してある
ことを特徴とする、テープカートリツジ用のテー
プ押え片連続体の継ぎ合わせ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985037938U JPH0427025Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985037938U JPH0427025Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61156067U JPS61156067U (ja) | 1986-09-27 |
JPH0427025Y2 true JPH0427025Y2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=30544480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985037938U Expired JPH0427025Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0427025Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977679A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-05-04 | シエイプ・インコ−ポレ−テツド | テ−プカセツトの圧力フラツプならびにその製造方法および組立方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56103988U (ja) * | 1980-01-10 | 1981-08-14 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP1985037938U patent/JPH0427025Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977679A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-05-04 | シエイプ・インコ−ポレ−テツド | テ−プカセツトの圧力フラツプならびにその製造方法および組立方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61156067U (ja) | 1986-09-27 |
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