JPH0519917Y2 - - Google Patents

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JPH0519917Y2
JPH0519917Y2 JP1984078869U JP7886984U JPH0519917Y2 JP H0519917 Y2 JPH0519917 Y2 JP H0519917Y2 JP 1984078869 U JP1984078869 U JP 1984078869U JP 7886984 U JP7886984 U JP 7886984U JP H0519917 Y2 JPH0519917 Y2 JP H0519917Y2
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JP
Japan
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tape
magnetic tape
tapes
cutting
base
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JP1984078869U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、テープ編集のために磁気テープを切
断してつなぎ合せる時に使用する磁気テープ編集
用切断接続装置に関する。
従来の技術 一方の磁気テープと他方の磁気テープとをつな
ぎ合せる時に各テープのつなぎ合せ部分があらゆ
る方向に移動自在であれば、つなぎ合せを正確且
つ容易に行うことが困難になる。この問題を解決
するために、一方のテープ及び他方のテープを保
持板で固定する方式が知られている。(例えば、
阿部美春「テープレコーダ」、昭和44年3月20日、
日本放送出版協会、P286)。また、真空吸引で磁
気テープを保持する方式も知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、前者の保持板を使用する方式は、テー
プを保持板で抑圧保持するためにテープに傷がつ
きやすいという欠点、及びテープの位置の調整が
面倒であるという欠点、及び切断箇所近傍を保持
板で押えると、スプライシングテープ(つなぎ合
せ用テープ)の貼り付けが不可能になるために、
切断箇所から少し離れた所を押えつけなければな
らず、この結果、テープのつなぎ合せ部分におけ
るカールを防止することは不可能であり、つなぎ
合せを良好に行うことが困難になるという欠点を
有する。一方、後者の真空吸引する方式は、装置
が大掛りになるという欠点を有する。
そこで、本考案の目的は比較的簡単な構成であ
るにも拘らず、テープを良好につなぎ合せること
が出来る磁気テープ編集用切断接続装置を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、編集すべ
き磁気テープを切断し、一方の磁気テープ19と
他方の磁気テープ20とをつなぎ合せるための磁
気テープ編集用切断接続装置において、前記編集
すべき磁気テープを切断するための部分を有する
基台3と、前記基台3上における前記磁気テープ
の長手方向に沿つて移動自在に前記基台3に支持
されている少なくとも1つの摺動体6と、前記磁
気テープを剥離自在に粘着保持するために前記摺
動体6上に設けられた粘着材12とを備えたテー
プ編集用切断接続装置に係わるものである。
作用及び効果 本考案においては、摺動体6がこの上の粘着材
12によつて磁気テープを保持して磁気テープの
長手方向に移動自在である。従つて、一方の磁気
テープ19と他方の磁気テープ20との位置合せ
及びつなぎ合せを容易に行うことが可能になる。
実施例 次に、第1図〜第4図を参照して本考案の実施
例に係わる磁気テープ編集用切断接続装置につい
て述べる。
第1図の装置は、大別して磁気テープ切断接続
部1とテープカセツト保持部2とから成る。テー
プ切断接続部1は長手の基台3の中央にテープ切
断部としての切断用溝4を有し、更にこの切断用
溝4の両側に摺動体5,6を有する。一対の摺動
体5,6は切断用溝4に交差する方向(直交する
方向)に伸びているあり溝7,8に摺動自在に案
内されている。なお、摺動体5,6の移動方向は
つなぎ合せるテープの長手方向に一致している。
9,10,11,12は粘着材であり、この
内、粘着材9,12は摺動体5,6に固定的に保
持され、粘着材10,11は基台3に固定的に保
持されている。それぞれの粘着材9,10,1
1,12は、シリコーン樹脂系の粘着材であり、
磁気テープを剥離自在に粘着保持することが出来
るものである。なお、各粘着材9,10,11,
12は第2図から明らかな如く磁気テープ19,
20の幅にほぼ対応する幅を有し、且つ基台3及
び摺動体5,6と異なる色を有している。また、
各粘着材9,10,11,12はつなぎ合せるテ
ープ19,20の長手方向に一致する直線上に配
列されている。従つて、テープ19,20を粘着
材9,10,11,12上に配置すれば、テープ
19,20を一直線状につなぎ合せることが出来
る。
13,14はテープ案内部であり、テープ幅に
相当する案内溝15,16をそれぞれ有してい
る。なお、溝15,16は粘着材9,10,1
1,12と同列となるように配設されている。
この装置を使用すれば、第1図のカセツト1,
2内のテープの一部を除去してつなぎ合せるこ
と、及び一方のカセツト1内のテープを他方のカ
セツト2に移すこと等のテープ編集が可能にな
る。例えば、カセツト17内のテープの一部を除
去してつなぎ合せる場合には、カセツト17から
テープを引き出して除去する箇所を少し余裕を有
して切断し、一方のテープ19と他方のテープ2
0とを第2図に示す如く配置する。即ち、一方の
テープ19の一端19aが切断用溝4の近傍とな
るように基台3上にテープ19を配置し、少なく
とも第1の摺動体5の上の粘着材9によつて一方
のテープ19を粘着保持する。また、他方のテー
プ20の端20aが切断用溝4の近傍となるよう
に基台3上にテープ20を配置し、少なくとも第
2の摺動体6上の粘着材12によつてテープ20
を粘着保持する。この時、一方及び他方のテープ
19,20を基台3上の粘着材10,11によつ
ても粘着保持してもよい。また、テープ19,2
0の端19a,20aの一方又は両方が切断用溝
4を越えて伸びるように即ち互いにオーバラツプ
するようにテープ19,20を配置してもよい。
第2図に示すようにテープ19,20を一直線上
に配置することは、粘着材9,10,11,12
及び案内溝15,16を位置決め手段として利用
することにより容易に達成することが出来る。
ところで、一方のテープ19のつなぎ合せ部分
(切断部分)のマーク21と他方のテープ20の
つなぎ合せ部分(切断部分)のマーク22とを直
ちに一致させることは困難である。そこで、ま
ず、一方のテープ19のマーク21の位置が溝4
に一致するように、テープ19を移動させる。テ
ープ19を移動させると、第1の摺動体5もこれ
に伴なつて移動する。テープ19は第1の摺動体
5で予め保持され、その長手方向の方向性が保持
されているので、テープ19の移動でその方向性
が変化することはない。なお、移動前に基台3上
の粘着材10でテープ19が保持されている時に
は、テープ19を粘着材10から剥離して移動
し、しかる後、再び粘着材10でテープ19を保
持する。
一方のテープ19の位置決めが終了したら、次
に、他方のテープ20の位置決めを同様になし、
マーク22を第3図に示す如く溝4に一致させ
る。第2図及び第3図の例では一方のテープ19
が下側になるように一対のテープ19,20が重
ね合されるので、下側のテープ19の位置決めは
摺動体5の移動に頼らずに、マーク21を切断用
溝4に一致させ、基台3上の粘着材10でテープ
19の端部を保持してもよい。
第3図に示すようにテープ19,20の位置決
めが終了したら、溝4に薄板状のカツタ(図示せ
ず)を挿入してテープ19,20を切断する。こ
のようにテープ19,20を切断しても、テープ
19,20の切断端近傍が粘着材10,11で第
4図に示す如く保持されているので、カールする
ことが抑制される。
次に、一対のテープ19,20のつなぎ合せ部
分を第4図に示す如くスプライシングテープ23
によつてつなぎ合せる。この時、テープ19,2
0の上にこれ等を保持するものがないので、スプ
ライシングテープ23の接着を容易に行うことが
出来る。また、テープ19,20の端部が粘着材
9,10,11,12で保持されているので、カ
ールすることがなく、良好につなぎ合せを行うこ
とが出来る。テープ19,20のつなぎ合せが終
了したら、粘着材9,10,11,12からテー
プ19,20を剥離する。
変形例 本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
(A) 第5図に示す如く、第1図の装置から一方の
摺動体5及び粘着材9を省いた構造としてもよ
い。この様に構成しても溝4の近傍に粘着材1
0が配置されているので、つなぎ合せ時のテー
プ保持はなされる。
(B) 第6図に示す如く摺動体5,6を切断用溝4
に接近するように構成し、第1図に示す基台3
上の粘着材10,11を省いた構成としてもよ
い。また、第6図に示す如く、切断用溝4を傾
斜させ、テープを斜めに切断するようにしても
よい。
(C) カセツト17,18のテープに限ることな
く、オープンリールのテープ又はVTRのテー
プ等の編集にも適用可能である。
(D) 粘着材9,10,11,12の粘着性が低下
した時にこれを交換出来るように配設してもよ
い。またシリコーン系の粘着材に限ることな
く、これ以外の種々の粘着材を使用することが
出来る。なお、テープ19,20に対する粘着
物質の移行が少ない物質を選ぶ必要がある。
(E) テープ19,20を重ね合せて切断する代り
に、一方のテープ19をマーク21で切断し、
次に他方のテープ20をマーク22で切断し、
スプライシングテープでつなぎ合せる場合にも
適用することが出来る。
(F) 切断用溝4をはさみを入れるように形成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる磁気テープ編
集用切断接続装置を示す斜視図、第2図及び第3
図は第1図の装置でテープをつなぎ合せる状態を
示す平面図、第4図は第1図の装置でテープをつ
なぎ合せる状態を示す断面図、第5図及び第6図
は変形例の磁気テープ編集用切断接続装置を示す
平面図である。 3……基台、4……切断用溝、5,6……摺動
体、9,10,11,12……粘着材、19……
一方のテープ、20……他方のテープ、23……
スプライシングテープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 編集すべき磁気テープを切断し、一方の磁気テ
    ープ19と他方の磁気テープ20とをつなぎ合せ
    るための磁気テープ編集用切断接続装置におい
    て、 前記編集すべき磁気テープを切断するための部
    分を有する基台3と、 前記基台3上における前記磁気テープの長手方
    向に沿つて移動自在に前記基台3に支持されてい
    る少なくとも1つの摺動体6と、 前記磁気テープを剥離自在に粘着保持するため
    に前記摺動体6上に設けられた粘着材12と を備えたテープ編集用切断接続装置。
JP7886984U 1984-05-29 1984-05-29 磁気テ−プ編集用切断接続装置 Granted JPS60192190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7886984U JPS60192190U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 磁気テ−プ編集用切断接続装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7886984U JPS60192190U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 磁気テ−プ編集用切断接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60192190U JPS60192190U (ja) 1985-12-20
JPH0519917Y2 true JPH0519917Y2 (ja) 1993-05-25

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JP7886984U Granted JPS60192190U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 磁気テ−プ編集用切断接続装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175648A (en) * 1981-04-23 1982-10-28 Mitsubishi Electric Corp Tape splicing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175648A (en) * 1981-04-23 1982-10-28 Mitsubishi Electric Corp Tape splicing device

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JPS60192190U (ja) 1985-12-20

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