JPH04268452A - 都市ガスの付臭剤濃度測定装置 - Google Patents

都市ガスの付臭剤濃度測定装置

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JPH04268452A
JPH04268452A JP5085491A JP5085491A JPH04268452A JP H04268452 A JPH04268452 A JP H04268452A JP 5085491 A JP5085491 A JP 5085491A JP 5085491 A JP5085491 A JP 5085491A JP H04268452 A JPH04268452 A JP H04268452A
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odorant
city gas
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gas
line
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JP5085491A
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Kazumitsu Nukui
一光 温井
Takao Imaki
隆雄 今木
Hajime Mikasa
三笠 元
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Horiba Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Horiba Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ガスの漏洩を容易
にかつ迅速に検知するために、それに添加された付臭剤
の濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ガスが使用時などに漏洩し、かつそ
の漏洩の検知が遅れると爆発などの危険性があるから、
都市ガスには、その漏洩の検知を簡易にかつ迅速に行う
ために付臭剤を添加することが行われている。そして、
前記付臭剤の添加量を制御するために、添加した付臭剤
の濃度を測定している。
【0003】前記付臭剤としては、例えば、     
 TBM(Tertial Buthyl Merca
ptan)      (CH3 )3 C・SH  
    DMS(Dimethyl Sulfide)
              (CH3 )2 S  
    THT(Tetrahydro Tiophi
ne )            C4 H8 Sなど
が使用されている。
【0004】そして、都市ガスに添加された前記のよう
な付臭剤の濃度測定は、プロセス用ガスクロマトグラフ
ィを用いて付臭剤の成分を分離してから、その成分濃度
を炎光光度法で測定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来は、
都市ガスに添加した付臭剤の成分をプロセス用ガスクロ
マトグラフィで分離したのちに、その分離成分の濃度を
炎光光度法で測定している。したがって、サンプル都市
ガスの連続測定が不可能であり、かつ応答速度が遅いと
ともに、測定装置が大がかりで高価になる難点がある。 しかも、前記炎光光度法は、H2 及び火炎を使用する
から危険性が高いなどの課題がある。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するも
のであって、サンプル都市ガスの連続測定が可能であり
、かつ応答速度が速いとともに、安全性が高く低コスト
で付臭剤の濃度を測定することが可能な都市ガスの付臭
剤濃度測定装置をうることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の都市ガスの付臭
剤濃度測定装置は、サンプルガスラインに導入した付臭
剤添加サンプル都市ガスをエアラインに導入したエアで
希釈して、前記付臭剤の成分が酸化して生じた酸化成分
をガス分析計で測定することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前記本発明の都市ガスの付臭剤濃度測定装置は
、付臭剤が添加されたサンプル都市ガスをサンプルガス
ラインに、エアラインにドライエアなどの希釈用エアを
それぞれ導入し、かつこれらを互いに合流させてサンプ
ル都市ガスをエアで希釈する。このエアによるサンプル
都市ガスの希釈で、付臭剤の成分、例えば、S化合物が
酸化されてSO2 が生じるから、このSO2 の濃度
をガス分析計で測定する。そして、前記SO2 の濃度
は、付臭剤のS化合物の濃度に対応するから、測定した
前記SO2 の濃度から都市ガスに添加された付臭剤の
濃度を検知するものである。
【0009】
【実施例】本発明の都市ガスの付臭剤濃度測定装置の第
1実施例を図1に示したフロー図について説明する。
【0010】図1において、1はサンプルガスライン、
2は希釈用のエアラインで、このサンプルガスライン1
とエアライン2との下流側端部を接続合流させて、その
下流側に合流ライン3が接続されている。そして、サン
プルガスライン1とエアライン2のそれぞれに、ダスト
フィルタ4a,4b 、圧力調整器5a,5b 、ニー
ドルバルブ6a,6b 、流量計7a,7b が、この
順序で配置されている。 8は合流ライン3に設けられた触媒ユニットで、その酸
化触媒としてV2 O5 が使用されているが、酸化触
媒としては、それ以外に活性アルミナなど付臭剤のS化
合物の酸化が可能な任意の酸化触媒を使用することが可
能である。9は合流ライン3に配置されたSO2 の分
析計である。
【0011】前記分析計9は、SO2 の分析が可能な
任意のものを使用することが可能であるが、大気ベース
用の低濃度SO2 計が適し、例えば、紫外発光法UV
F、または紫外吸収法NDUVを利用した分析計を挙げ
ることができる。
【0012】そして、前記サンプルガスライン1とエア
ライン2の各圧力調整器5a,5b のそれぞれを適宜
に調節するとともに、ニードルバルブ6a,6b を開
いて、サンプルガスライン1に付臭剤として(CH3 
)3 C・SHを添加したサンプル都市ガスを、エアラ
イン2に希釈用のドライエアをそれぞれ導入する。する
と、サンプル都市ガスとドライエアとがサンプルガスラ
イン1とエアライン2の各端部で互いに合流して、合流
ライン3を流通する間にサンプル都市ガスに添加された
付臭剤中のS化合物が選択的に酸化するが、この酸化反
応が触媒ユニット8の触媒による作用で急速に進行し、
付臭剤中のS化合物の濃度に対応してSO2 が生じる
。このサンプル都市ガスが分析計9に導入されると、分
析計9が前記SO2 の濃度を測定することによって、
前記付臭剤の濃度を検知するものである。
【0013】このように、サンプルガスライン1から合
流ライン3に流通するサンプル都市ガスに、エアライン
2のドライエアを合流させて、化学反応で生じたSO2
 を分析計9で分析するものであって、サンプル都市ガ
スを連続測定することが可能である。そして、前記SO
2 の分析応答速度も速いから、都市ガスに対する付臭
剤添加量の制御を連続的に効率よく行うことが可能であ
る。 また、従来のように火炎の使用が不要であるから、安全
にかつ低コストで付臭剤の濃度を測定することができる
【0014】なお、エアライン2に導入する希釈用のエ
アとしては、前記のようにドライエアを使用することが
、付臭剤の濃度測定精度を高くすることに対して適する
。しかし、湿度を一定に制御すれば、乾燥していないエ
アも使用することが可能であり、適宜に選択して使用す
る。
【0015】本発明の都市ガスの付臭剤濃度測定装置の
第2実施例を図2に示したフロー図について説明する。
【0016】図2において、10は触媒ユニット8の上
流側で合流ライン3から分岐されたオーバーフロライン
で、これに流量計11が設けられている。他の構成はす
べて前記第1実施例と同じであるから、詳細な説明を省
略し、同符号を付して示した。
【0017】この都市ガスの付臭剤濃度測定装置も、前
記第1実施例と同様に、サンプルガスライン1に付臭剤
を添加したサンプル都市ガスを、エアライン2に希釈用
のドライエアをそれぞれ導入する。そして、サンプル都
市ガスとドライエアとを合流させて、サンプル都市ガス
に添加された付臭剤のS化合物を酸化させてSO2 を
生じさせ、このSO2 の濃度を分析計9で測定する。
【0018】このように、サンプルガスライン1の付臭
剤を添加したサンプル都市ガスとエアライン2の希釈用
のドライエアとを合流させて、それらを合流ライン3で
触媒ユニット8と分析計9とに導入して、化学反応で生
じさせたSO2 の濃度を測定するが、触媒ユニット8
の上流側において合流ライン3にオーバーフロライン1
0を設けている。このため、前記ドライエアで希釈され
たサンプル都市ガスは、その一部がオーバーフロライン
10からオーバーフロしている状態で触媒ユニット8及
び分析計9に導入される。
【0019】したがって、サンプル都市ガス及びドライ
エアを、サンプルガスライン1とエアライン2のそれぞ
れに導入している状態で、例えば、サンプルガスライン
1に対するサンプル都市ガスの導入が停止した場合にも
、エアライン2に導入したドライエアは、合流ライン3
からオーバーフロライン10に流通するから、サンプル
ガスライン1にドライエアが逆流することを防ぐことが
できる。また、逆に、エアライン2に対するドライエア
の導入が停止した場合には、エアライン2にサンプル都
市ガスが逆流することを防ぐことが可能である。さらに
、前記触媒ユニット8は、通常200〜300℃程度の
反応温度が必要であるが、この触媒ユニット8に万一の
事故が生じて異常圧力が発生しても、それをオーバーフ
ロライン10で処理することができるから、サンプル都
市ガスまたはドライエアの前記逆流を防止することがで
き、付臭剤の濃度測定をより安全に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の都市ガスの付臭剤濃度測定装置
は、上記のように、サンプルガスラインから合流ライン
に流通するサンプル都市ガスに、エアラインに導入した
希釈用のエアを合流させてサンプル都市ガスを希釈する
ことで、化学反応で生じたSO2 などの酸化成分をガ
ス分析計で分析するものである。この場合、都市ガスの
組成の安定性が高いことからほぼ一定の希釈率がえられ
る。したがって、サンプル都市ガスを連続測定すること
が可能であるとともに、測定精度が高く、かつ前記SO
2 などの酸化成分の分析応答速度も速いから、都市ガ
スに対する付臭剤添加量の制御を連続的に効率よく行う
ことが可能である。また、安全にかつ低コストで付臭剤
の濃度を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すフロー図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1  サンプルガスライン 2  エアライン 9  分析計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サンプルガスラインに導入した付臭剤
    添加サンプル都市ガスをエアラインに導入したエアで希
    釈して、前記付臭剤の成分が酸化して生じた酸化成分を
    ガス分析計で測定する都市ガスの付臭剤濃度測定装置。
JP3050854A 1991-02-23 1991-02-23 都市ガスの付臭剤濃度測定装置 Expired - Fee Related JP2597240B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006317207A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Shikoku Res Inst Inc 三酸化硫黄濃度連続測定方法および装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52145289A (en) * 1976-05-28 1977-12-03 Nippon Steel Corp Measuring apparatus for total sulfur in fuel gas
JPH02228392A (ja) * 1989-03-01 1990-09-11 Tokyo Gas Co Ltd 硫化物系付臭剤を添加した都市ガスの付臭濃度監視方法

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JP4683624B2 (ja) * 2005-05-11 2011-05-18 株式会社四国総合研究所 三酸化硫黄濃度連続測定方法および装置

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