JPH0426822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426822Y2 JPH0426822Y2 JP1990033005U JP3300590U JPH0426822Y2 JP H0426822 Y2 JPH0426822 Y2 JP H0426822Y2 JP 1990033005 U JP1990033005 U JP 1990033005U JP 3300590 U JP3300590 U JP 3300590U JP H0426822 Y2 JPH0426822 Y2 JP H0426822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- panel
- inlet
- heating
- heating fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
この考案は床暖房パネル、詳しくは、加熱流体
の分流路および流入室がパネル室内に形成された
床暖房パネルに関する。
の分流路および流入室がパネル室内に形成された
床暖房パネルに関する。
＜従来の技術＞
一般に、床暖房パネルは第２、３図に示すよう
に、厚さ10mm前後の合成樹脂製、金属製等の長方
形状をしたパネル本体１のパネル室１Ａ内に、温
水等の加熱流体の流入室２ａ，２ｂ、流出室３
ａ，３ｂを端部側に設け、流入室２ａ，２ｂと流
出室３ａ，３ｂ間を複数個に区分した分流路４に
より連通した構成を有し、所定の床上に敷きつめ
て使用される。そしてパネル本体１に設けられる
仕切壁５により区画された一方のパネル室１ａの
流入室２ａには、加熱流体の入口６が臨ませてあ
り、該入口６に接続される導管を介して図示され
ないポンプにより熱源よりの加熱流体が流入室２
ａへ導入され、次いで、各分流路４へ分流されて
所定の床暖房が行われ、その後、流出室３ａを経
て隣接する他方のパネル室１ｂの同様な流入室２
ｂへ流入する。それから分流路４へ分流して前記
同様に床暖房が行われ、加熱流体は流出室３ｂへ
流出し、該流出室３ｂへ臨ませた出口７より熱源
へ還流され、循環使用される。
に、厚さ10mm前後の合成樹脂製、金属製等の長方
形状をしたパネル本体１のパネル室１Ａ内に、温
水等の加熱流体の流入室２ａ，２ｂ、流出室３
ａ，３ｂを端部側に設け、流入室２ａ，２ｂと流
出室３ａ，３ｂ間を複数個に区分した分流路４に
より連通した構成を有し、所定の床上に敷きつめ
て使用される。そしてパネル本体１に設けられる
仕切壁５により区画された一方のパネル室１ａの
流入室２ａには、加熱流体の入口６が臨ませてあ
り、該入口６に接続される導管を介して図示され
ないポンプにより熱源よりの加熱流体が流入室２
ａへ導入され、次いで、各分流路４へ分流されて
所定の床暖房が行われ、その後、流出室３ａを経
て隣接する他方のパネル室１ｂの同様な流入室２
ｂへ流入する。それから分流路４へ分流して前記
同様に床暖房が行われ、加熱流体は流出室３ｂへ
流出し、該流出室３ｂへ臨ませた出口７より熱源
へ還流され、循環使用される。
＜考案が解決しようとする問題点＞
しかしながら、パネル室１ａ，１ｂ内に形成さ
れる各分流路４は、その断面積がすべて同一で同
一間隔の規則的な配列とされているため、入口６
から流入室２ａへ流入した加熱流体は、入口６に
近い分流路４へ多く流入し、入口６より遠くの分
流路４へは流入量が順次少なくなるという現象を
生ずる。したがつて、パネル本体１全体に均一に
加熱流体が流通せず、均一な加熱分布が得られな
くて床暖房効果が悪いという問題がある。
れる各分流路４は、その断面積がすべて同一で同
一間隔の規則的な配列とされているため、入口６
から流入室２ａへ流入した加熱流体は、入口６に
近い分流路４へ多く流入し、入口６より遠くの分
流路４へは流入量が順次少なくなるという現象を
生ずる。したがつて、パネル本体１全体に均一に
加熱流体が流通せず、均一な加熱分布が得られな
くて床暖房効果が悪いという問題がある。
この考案は、以上のような問題点のない床暖房
パネルを提供することを目的とする。
パネルを提供することを目的とする。
＜問題点を解決するための手段＞
この課題を解決するため、この考案の床暖房パ
ネルは、加熱流体流入口の断面積よりも大きな断
面積をもつ流入室が前記加熱流体入口に連続した
その下流に形成され、前記流入室に連続してその
下流に、互いに等しい断面積をもつ分流路が並列
して形成され、前記加熱流体流入口からパネル室
内に流入してきた加熱流体を、前記流入室を経て
前記分流路に分配供給する床暖房パネルにおい
て、前記流入室に、前記加熱流体流入口に対面さ
せて網目状せき板部材を配設したことを特徴とす
る。
ネルは、加熱流体流入口の断面積よりも大きな断
面積をもつ流入室が前記加熱流体入口に連続した
その下流に形成され、前記流入室に連続してその
下流に、互いに等しい断面積をもつ分流路が並列
して形成され、前記加熱流体流入口からパネル室
内に流入してきた加熱流体を、前記流入室を経て
前記分流路に分配供給する床暖房パネルにおい
て、前記流入室に、前記加熱流体流入口に対面さ
せて網目状せき板部材を配設したことを特徴とす
る。
＜考案の作用効果＞
この考案の床暖房パネルによると、加熱流体流
入口から流入室に流入してきた加熱流体は、網目
状せき板部材によりその勢いが減じられ分散され
て各分流路に流入されるようになるため、各分流
路を流れる加熱流体の流量を均等化させることが
可能になり、床暖房効果の向上を図ることができ
る。
入口から流入室に流入してきた加熱流体は、網目
状せき板部材によりその勢いが減じられ分散され
て各分流路に流入されるようになるため、各分流
路を流れる加熱流体の流量を均等化させることが
可能になり、床暖房効果の向上を図ることができ
る。
＜実施例＞
以下、この考案の床暖房パネルを第１図にもと
ずいて説明する。なお、従来例と同一部分につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
ずいて説明する。なお、従来例と同一部分につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
パネル室１ａの流入室２ａと流出室３ａとの間
は、隔壁１２により複数個の分流路１３が同一断
面積として形成してある。また、流入室２ａ内の
入口６に対面する位置には、網目状その他のせき
板部材１４がアーム又はブラケツト等によりパネ
ル室１ａの壁部に支持させて設けてあり、せき板
部材１４は入口（加熱流体入口）６に直面する位
置の分流路１３側へ直進的に加熱流体が流入しな
い作用を奏し、入口６に近い位置の分流路１３の
開口部を蔽う程度の広さでよい。すなわち、流入
路２ａの一側には入口６対向部にカバー部材１４
が臨ませてあるとともに、他側には等しい断面積
の分流路１３の端部がそれぞれ所定の間隔で開口
させてある。したがつて、入口６より流入室２ａ
へ流入する加熱流体は、カバー部材１４により最
も近い位置の分流路１４へは直進できず、適当に
分散されて入口６より遠い位置の分流路１３を含
める全体にほぼ均等に流入され、パネル室１ａは
均等に加熱される。その後、加熱流体は前記同様
にパネル室１ｂを均等に加熱して出口７より熱源
へ還流される。
は、隔壁１２により複数個の分流路１３が同一断
面積として形成してある。また、流入室２ａ内の
入口６に対面する位置には、網目状その他のせき
板部材１４がアーム又はブラケツト等によりパネ
ル室１ａの壁部に支持させて設けてあり、せき板
部材１４は入口（加熱流体入口）６に直面する位
置の分流路１３側へ直進的に加熱流体が流入しな
い作用を奏し、入口６に近い位置の分流路１３の
開口部を蔽う程度の広さでよい。すなわち、流入
路２ａの一側には入口６対向部にカバー部材１４
が臨ませてあるとともに、他側には等しい断面積
の分流路１３の端部がそれぞれ所定の間隔で開口
させてある。したがつて、入口６より流入室２ａ
へ流入する加熱流体は、カバー部材１４により最
も近い位置の分流路１４へは直進できず、適当に
分散されて入口６より遠い位置の分流路１３を含
める全体にほぼ均等に流入され、パネル室１ａは
均等に加熱される。その後、加熱流体は前記同様
にパネル室１ｂを均等に加熱して出口７より熱源
へ還流される。
第１図はこの考案の実施例の床暖房パネルの一
部切欠平面図、第２図は従来の床暖房パネルの一
部切欠平面図、第３図は第２図の−線による
拡大断面図である。 １……パネル本体、１ａ……パネル室、２ａ，
２ｂ……流入室、６……入口（加熱流体流入口）、
７……出口、１３……分流路、１４……せき板部
材。
部切欠平面図、第２図は従来の床暖房パネルの一
部切欠平面図、第３図は第２図の−線による
拡大断面図である。 １……パネル本体、１ａ……パネル室、２ａ，
２ｂ……流入室、６……入口（加熱流体流入口）、
７……出口、１３……分流路、１４……せき板部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 加熱流体流入口の断面積よりも大きな断面積を
もつ流入室が前記加熱流体流入口に連続してその
下流に形成され、前記流入室に連続してその下流
に、互いに等しい断面積をもつ分流路が並列して
形成され、前記加熱流体流入口からパネル室内に
流入してきた加熱流体を、前記流入室を経て前記
分流路に分配供給する床暖房パネルにおいて、 前記流入室に、前記加熱流体流入口に対面させ
て網目状せき板部材を配設したことを特徴とする
床暖房パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990033005U JPH0426822Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990033005U JPH0426822Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0327516U JPH0327516U (ja) | 1991-03-19 |
| JPH0426822Y2 true JPH0426822Y2 (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=31536327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990033005U Expired JPH0426822Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0426822Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54688U (ja) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5463444U (ja) * | 1977-10-13 | 1979-05-04 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP1990033005U patent/JPH0426822Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54688U (ja) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0327516U (ja) | 1991-03-19 |
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