JP3837198B2 - 流体分岐ブロック - Google Patents

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体分岐ブロックに関する。さらに詳しくは、一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホテルなどの建築物に用いられる床暖房用の流体を分岐する改良された流体分岐ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホテルなどの居住性を向上させるために、床面からの放熱によって屋内を暖房する床暖房方式が提案され実用化されている。床暖房方式で従来から提案されている手法には、(a)通常の床の表層材の上に放熱板を載置する方式、(b)通常の床の表層材の下に放熱板を載置する方式、(c)通常の床面の下に配置した厚手の断熱材層の表面に溝を刻設し、この溝に熱媒用チューブを埋設して、この上に金属薄板、床の表層材を順次配置する方式などがある。
【0003】
上記(a)、(b)などの方式によると、放熱板はその内部に発熱体を配置しこれに通電することによって発熱させる構造のものは、発熱体が均一な密度に配置されている限り、床面の場所により温度差が生ずることがない。しかしながら、上記(a)、(b)、(c)ともに放熱板が熱媒チューブに熱媒を通して加熱する構造のものは、熱媒が熱媒チューブに入る部分近傍と、熱媒が熱媒チューブを循環した後に戻る部分近傍との間には大きな温度差が生ずる場合がある。すなわち、広い面積の放熱板に一本の熱媒チューブを蛇行させて配置して暖房する場合には、熱媒チューブの長さに応じて圧損失が生じ、しかも、熱媒の入り口側から離れる程熱媒の温度が低下し、熱媒の入り口側と戻り口側との間には相当の温度差が生じるという欠点がある。
【0004】
上記欠点を改良するために、熱媒を一個の主入り流路から別方向に複数の往き流路(通路)に分岐させ、複数の戻り流路(通路)を一個に合流させて主戻り流路に戻す熱媒分岐ブロック(ヘッダー)が提案され(後記する図7、図8、図9などを参照)、実用化されている。図7に示した例は、熱媒の流路をF字型に構成しこれを二個背中合せに配置するものであり、図8に示した例は、熱媒の流路をT字型に構成し分岐ブロック内で上下に配置したものであり、図9に示した例は、熱媒の流路を変形T字型としこれを分岐ブロック内で上下に配置したものである。
【0005】
【発明が解決しようとした課題】
しかしながら、図7に平面略図で示した熱媒の流路をF字型にした分岐ブロック70は、主入口71から入った熱媒を二個の往き流路口72に分岐させ熱媒チューブ73によって放熱体に送られる。熱媒チューブ73を循環した熱媒は、戻り流路口74に達し分岐ブロック70内で合流させられ一個の主戻り口75から主熱媒チューブに送られる。二個の往き流路口72と、二個の戻り流路口74よりなる分岐ブロック70を使用した場合は、各一個の場合よりは圧損失が生じ難くなるが、放熱板の中央部分を除き、隣接する熱媒用チューブ73、74を流れる熱媒の方向が同じとなり、床面の場所の違いによる温度差を解消することはできない。なお、図7において76は、分岐ブロック70に接続した短管(図示されていない)に熱媒チューブを固定するバンドである。
【0006】
また、図8に平面略図で示した分岐ブロック80は、熱媒を主入口81から二個の往き流路口82に分岐させ熱媒チューブ83によって放熱体に送られる。熱媒チューブ83を循環した熱媒は、戻り流路口84に達し分岐ブロック80内で合流させられ一個の主戻り口85から主熱媒チューブに戻される。分岐ブロック80を使用した場合には、図7に示した分岐ブロックを使用した場合に比し熱媒チューブを半分の面積で使用することができるので、図7の場合に比して温度差は小さくすることができるが、放熱板の場所の違いによる温度差を完全に無くするまでには至らない。
【0007】
さらに、図9に平面略図で示した分岐ブロック90は、熱媒の主入口91からの熱媒を異なる二方向の往き流路口92、93に分岐させ、熱媒チューブ94、95によって放熱体に送られる。熱媒チューブ94、95を循環した熱媒は、戻り流路口96、97に達し分岐ブロック90内で合流させられ一個の主戻り口98から主熱媒チューブに戻される。分岐ブロック90を使用した場合は、相互に隣接する熱媒チューブを流れる熱媒の方向を対向するようにできるので、放熱板の場所の違いによる温度差を無くすることができるが、分岐ブロック内で熱媒の流路、すなわち、主入口91と往き流路口93間の流路、および、戻り流路口96と主戻り口98間の流路が、それぞれ上下に平行に重なりあい、一方の流路と他方の流路とを仕切る壁面に穴が開かないように精度よく正確に穿孔する必要があり、作業が繁雑であるという欠点がある。
【0008】
本発明者らは、かかる状況にあって、上記従来技術の諸欠点を一挙に解決した流体分岐ブロックを提供すべく、鋭意検討の結果本発明を完成したものである。本発明の目的は、次の通りである。
1.熱媒の往き流路口側と戻り口側との間に温度差が生じない放熱板が得られる改良された流体分岐ブロックを提供する。
2.熱媒の圧損失が少なく、耐久性に優れ、製作が容易な改良された流体分岐ブロックを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、床暖房用の熱媒を一つの主入り流路から別方向に複数の往き流路に分岐させ、複数の戻り流路を一個に合流させて主戻り流路に戻す分岐ブロックにおいて、分岐ブロックは、金属材料またはエンジニアリングプラスチックスより構成され、板状で、かつ、平面形状が多角形または円形にされてなり、上記複数の往き流路および複数の戻り流路のそれぞれに、断熱材層に埋設された熱媒チューブと接合するための短管を取り付けられ、穿孔によって、分岐ブロック内で一個の流入口からの流体往き流路を二個以上に分岐させ、二個以上の流体戻り流路を一個の主戻り流路に合流させるようにされてなり、かつ、上記流体往き流路と流体戻り流路とを分岐ブロック内でX字状に立体交差させて穿孔されてなることを特徴とする流体分岐ブロックを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る流体分岐ブロックは、一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホテルなどの居住性を向上させる目的で床に配置される床暖房用放熱体の内部に配置される熱媒流体を分岐するブロックであって、放熱体の外に配置された熱媒の主入り流路と熱媒の主戻り流路に連接され、かつ、放熱体内では放熱体に蛇行して刻設された溝に埋設される熱媒チューブの端部が接合される。
【0011】
流体分岐ブロックは、熱媒チューブを埋設する断熱材層の中に埋設するのが好ましい。従って、その厚さの最大は断熱材層の厚さとし、これよりも薄くするのが好ましい。その形状は、板状の多角形または円形などとすることができるが、四角形、長方形などが特に好ましい。流体分岐ブロックの素材は、鉄、鉄合金、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金などの金属材料が好適であるが、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイドなどの耐熱性、耐薬品性、剛性などに優れたエンジニアリングプラスチックであってもよい。
【0012】
流体分岐ブロックには、板状で四角形状の板状ブロックの一個の側面(4個の側面を順次、a面、b面、c面、d面としたときのa面)に熱媒の主入り流路から熱媒を取り入れる熱媒主入口と、熱媒チューブを循環した後の熱媒を主戻り流路に戻す戻し口とを設ける。これら二個の口の開口部には外周面に凹凸が設けられた短管を固定する。短管は熱媒の主入り流路および主戻り流路を、チューブによって流体分岐ブロックと繋ぐためのものである。
【0013】
流体分岐ブロックに短管を固定する方法は、ブロックの開口部内周面には雌ネジを刻設し、短管の一端に雄ネジを設け、この短管の雄ネジを開口部の雌ネジに螺合させてる方法、溶接する方法、熱溶着する方法、接着剤によって接着する方法、接着剤を使用して螺合する方法などが挙げられる。素材が金属の場合は、ネジの螺合、溶接などによるのが好ましく、素材がエンジニアリングプラスチックの場合は、熱溶着、接着剤によって接着する方法などによるのが好ましい。
【0014】
流体分岐ブロック内では、一個の熱媒入口からの熱媒を複数の往き流路に分岐させ、かつ、複数の戻り流路を一個の流路に合流させるようにされてなる。熱媒を二個の流路に分岐させ、かつ、二個の戻り流路を一個の流路に合流させる場合(以下「二個/二個の組合せ」と略称する)を例にすると、熱媒の主入り流路から分岐した流路はd面とb面との二面に設け、a面の主入り流路とd面の流路とはa面側寄りに両流路が直角を形成するように配置し、a面の主入り流路とb面の流路とは四角形状のブロックの対角線に沿って形成するように配置する。
【0015】
複数の戻り流路も同様にd面とb面との二面に設け、a面の主往き流路とb面の戻り流路とはa面側寄りに両流路が直角を形成するように配置し、a面の主戻り流路とd面の戻り流路とは四角形状のブロックの対角線を形成するように配置する。これにより、a面とd面との対角線に沿うように配置された流路と、a面とb面との対角線に沿うように配置された二個の流路とは四角形状のブロックの中央部分でX字状に交差させるが、二個の流路は連通しないように立体交差させる。ここで、立体交差とはa面とd面とを結ぶ熱媒入り流路と、a面とb面を結ぶ熱媒戻り流路とは、四角形状のブロックの中央部分で交差しているが、それぞれのの流路を仕切る壁面に穴が開かないようにされてなり、相互に連通しないようにされていることを意味する。
【0016】
流体分岐ブロック内では、主入り流路からの熱媒を三個の往き流路に分岐させ、三個の戻り流路を一個の流路に合流させることもできるし(以下、「三個/三個の組合せ」と略称する)、熱媒を四個の往き流路に分岐させ、かつ、四個の戻り流路を一個の流路に合流させることもできる(以下、「四個/四個の組合せ」と略称する)。三個/三個の組合せの場合は、a面に設けた主入り流路から分岐した往き流路はb面の中央部に一個と、d面のa面側寄りとc面側寄りに二個設ける。この三個/三個の組合せの場合も、上記と同様に入り流路と戻り流路はX字状に立体交差させる。この場合は、X字状に立体交差する箇所は二箇所となる。四個/四個の組合せの場合も、上記三個/三個の組合せの場合に準ずることができる。流体分岐ブロック内に設けるX字状に立体交差の数は、流体分岐ブロックを配置する放熱板の面積、熱媒の温度、放熱板を設置する地域、放熱板を設置する建造物の種類などにより、適宜選ぶことができる。
【0017】
流体分岐ブロックの熱媒の往き流路口、熱媒の戻り口の開口部には、外周面に凹凸が設けられた短管を固定する。固定方法は、熱媒の主入り流路および主戻り流路用の短管の固定方法と同様とすることができる。これら短管には熱媒チューブの管端を外嵌させ、熱媒の圧力で外れないように熱媒チューブの外側から固定バンドで短管に強固に固定するのが好ましい。
【0018】
本発明に係る流体分岐ブロックでは、二個/二個の組合せの場合はX字状に立体交差する箇所は一箇所となり、熱媒チューブのループを二個とすることができ、その際隣接する熱媒チューブを流れる熱媒の流れ方向を対向させることが可能である。三個/三個の組合せの場合はX字状に立体交差する箇所は二箇所となり、熱媒チューブのループを三個とすることができ、四個/四個の組合せの場合はX字状に立体交差する箇所は三箇所となり、熱媒チューブのループを四個とすることができる。放熱板は、熱媒チューブのループ数が多いほど温度差が生じ難くなる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を図面に基いて詳細に説明するが、本発明はその趣旨を越えない限り以下の記載例に限定されるものではない。
【0020】
図1は本発明に係る流体分岐ブロックの一例の平面図であり、図2は図1に示した流体分岐ブロックの側面図であり、図3は三個/三個の組合せの例の平面図であり、図4は四個/四個の組合せの例の平面図であり、図5は図4に示した流体分岐ブロックを使用して熱媒チューブを配置した際の平面略図を示し、図6は図5におけるVI部分の拡大平面図である。
【0021】
図1に示した流体分岐ブロック1は板状で平面形状が四角形にされており、側面aに主往き流路2と主戻り通路3が設けられ、主往き流路2からの流体は側面dであって側面a寄りに設けられた主往き流路4と、側面bであって側面c寄りの設けられた往き流路5との二個の流路に分岐され、主往き流路2と往き流路5との間はブロック1の対角線に沿って設けられた流路によって連通されている。例えば、発泡樹脂製板状成形品からなる放熱体に埋設された熱媒チューブを循環した熱媒は、側面bであって側面a寄りに設けられた戻り流路7と、側面dであって側面c寄りに設けられた戻り流路8が主戻り流路3に合流され、主戻り流路3と戻り流路8との間はブロック1の対角線に沿って設けられた流路9によって連通されている。流路8と流路9とは、ブロック1の中央部でX字状に立体交差する様に穿孔されている。熱媒は、図示されていない熱媒循環装置において、温度・圧力を調節して、主往き流路2から供給し、熱媒チューブを循環させたあと、主戻り流路3から熱媒循環装置に戻される。
【0022】
図3は、三個/三個の組合せ流体分岐ブロック21の平面図であり、側面aに主往き流路22と主戻り流路23が設けられ、主往き流路22からの流体は、側面dの側面a寄りに往き流路24、側面c寄りに往き流路26、側面bの中央に往き流路25の三個の流路に分岐され、往き流路24と往き流路25とは流路27によって連通され、往き流路25と往き流路26とは流路28によって連通されている。放熱板と熱媒チューブを循環した熱媒は、側面bの側面a寄り戻り流路29、側面c寄りの戻り流路31、側面の中央の戻り流路30の三個の流路が主戻り流路23に合流され、戻り流路29と戻り流路30とは流路33によって連通され、戻り流路30と戻り流路31とは流路34によって連通されている。流路27と流路33、流路28と流路34はそれぞれブロック1の中央部でX字状に立体交差する様に穿孔されている。熱媒は、主往き流路22から供給し、熱媒チューブを循環させたあと、主戻り流路23から熱媒循環装置に戻される。図4は、四個/四個の組合せ流体分岐ブロック21の平面図であり、側面aに主往き流路32と主戻り流路33が設けられている。主往き流路32からの熱媒は、往き流路32 、32 、32 および32 に接続し、放熱板に埋設された熱媒チューブに循環される。放熱板を循環した熱媒は、戻り流路33 、33 、33 および33 から主戻り流路33に合流される。
【0023】
図5は、四個の流路を合流させる四個/四個の流体分岐ブロックを使用して、四本の熱媒チューブのループを形成した放熱板の平面略図を示す。図において、例えば、発泡樹脂製板状成形品からなる断熱材50の長さ方向の一端中央部に流体分岐ブロック51が配置され、この流体分岐ブロック51に四本の熱媒チューブ40が接続されて四個のループが形成されている。長方形の流体分岐ブロック51の拡大平面図を図6に示した。流体分岐ブロック51の側面aに主往き流路52と主戻り流路53が設けられ、側面bには往き流路52 、52 、戻り流路53 、53 がそれぞれ設けられ、側面dには往き流路52 、52 、戻り流路53 、53 それぞれ設けられている。流体分岐ブロック51の各流路口には、短管を取り付けられ、この短管に熱媒チューブ40を接合され、バンド54によって強固に固定されている。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、次のような特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。
1.本発明に係る改良された流体分岐ブロックは、ブロック内に穿孔される流路は、X字状に立体交差させて穿孔し、上下の流路が平行にならないので、穿孔作業が容易である。
2.本発明に係る改良された流体分岐ブロックを使用すると、熱媒チューブによって複数のループを形成することができ、熱媒往きチューブと熱媒戻りチューブとを相互に隣接させて配置できるので、熱媒の入り口側と戻り口側との間に温度差が生じない放熱板が得られる。
3.本発明に係る改良された流体分岐ブロックを使用すると、熱媒の往き流路と戻り流路が隣接させて配置でき、複数の熱媒チューブをほぼ同じ長さとすることができ、しかも流体分岐ブロックから流体(熱媒)を、複数の熱媒チューブに一斉に送り出すので、複数の熱媒チューブには熱媒の圧力差、圧力損失が生じ難く、熱効率に優れた面積の広い放熱板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る流体分岐ブロックの一例の平面図である。
【図2】 図1に示した流体分岐ブロックの側面図である。
【図3】 三個/三個の組合せの流体分岐ブロックの例の平面図である。
【図4】 四個/四個の組合せの流体分岐ブロックの例の平面図である。
【図5】 四個/四個の流体分岐ブロックを使用して、四個の熱媒チューブのループを形成した放熱板の平面略図である。
【図6】 図5のVI部分の拡大平面図である。
【図7】 従来の流体分岐ブロックの一例の平面略図である。
【図8】 従来の流体分岐ブロックの他の例の平面略図である。
【図9】 従来の流体分岐ブロックのさらに他の例の平面略図である。
【符号の説明】
1、21、31、51:流体分岐ブロック
2、22、32、52:主往き流路
3、23、33、53:主戻り流路
4、5、25、25、26、32、32、32、32、52、52、52、52:往き流路
7、8、29、30、33、33、33、33、53、53、53、53:戻り流路
6、9、27、28、33、34:流路
40:熱媒チューブ
54:バンド

Claims (2)

  1. 床暖房用の熱媒を一つの主入り流路から別方向に複数の往き流路に分岐させ、複数の戻り流路を一個に合流させて主戻り流路に戻す分岐ブロックにおいて、分岐ブロックは、金属材料またはエンジニアリングプラスチックスより構成され、板状で、かつ、平面形状が多角形または円形にされてなり、上記複数の往き流路および複数の戻り流路のそれぞれに、断熱材層に埋設された熱媒チューブと接合するための短管を取り付けられ、穿孔によって、分岐ブロック内で一個の流入口からの流体往き流路を二個以上に分岐させ、二個以上の流体戻り流路を一個の主戻り流路に合流させるようにされてなり、かつ、上記流体往き流路と流体戻り流路とを分岐ブロック内でX字状に立体交差させて穿孔されてなることを特徴とする流体分岐ブロック。
  2. 流体往き流路と流体戻り流路とを分岐ブロック内でX字状に立体交差させた部分が2倍以上も設けられてなる、請求項1に記載の流体分岐ブロック。
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