JP2002013749A - 冷暖房用パネルユニット - Google Patents

冷暖房用パネルユニット

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JP2002013749A JP2000190573A JP2000190573A JP2002013749A JP 2002013749 A JP2002013749 A JP 2002013749A JP 2000190573 A JP2000190573 A JP 2000190573A JP 2000190573 A JP2000190573 A JP 2000190573A JP 2002013749 A JP2002013749 A JP 2002013749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性が良好であり、施工工期の短縮化が可
能であり、施工の自由度が高い冷暖房用パネルユニット
を提供する。 【解決手段】 樹脂等により形成され、断面形状が扁平
に形成され熱交換用流体の供給側及び戻り側のメインパ
イプ12,14と、各メインパイプ12,14間に端部
が溶着されて連通した複数の細い熱交換パイプ20とか
らなるパイプユニット4を有する。各メインパイプ1
2,14および熱交換パイプ20を収納し、化粧板38
の下地材となる収納板6を備える。収納板6に、メイン
パイプ12,14を収容するメインパイプ収納孔22,
24と熱交換パイプ20を収納する熱交換パイプ収納溝
26を設ける。各メインパイプ収納孔22,24の深さ
は、メインパイプ12,14全体をほぼ収容可能な深さ
に形成され、収納板6を家屋の構造材に取り付け可能に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暖冷房用のパイ
プユニットを一体化して床や壁、天井等に施設する冷暖
房用パネルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる床暖房装置に用いられる
暖房用パイプユニットとして、特開平11−24817
8号公報に開示されているように、フローリングの下に
配設され、温水の供給側と戻り側に太い円形のメインパ
イプを設け、この円形のメインパイプ間に細い熱交換パ
イプを平行に複数本配設し、温水が熱交換パイプを並列
に流れるようにしたものがある。この場合、太い円形の
メインパイプは、床下の根太や断熱材の間に形成された
逃げ部に配置されていた。また、特開平11−2802
39号公報に開示されているように、フローリングを構
成する床板材に凹部を形成して、熱交換パイプやメイン
パイプの一部を収容するようにしたものも提案されてい
る。この場合、床板材には、室内に露出する床板材であ
る仕上げ板の裏側を加工して、その中に熱交換パイプや
メインパイプの一部を収容している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、円形のメインパイプの外径が大きいため、床下の根
太や断熱材に凹部を形成してスペースを設けていたが、
この凹部を形成する工数がかかることと、凹部を形成す
ることにより根太の強度が落ちるという問題があった。
【0004】また室内に露出するフローリング表面材で
ある仕上げ板にパイプユニットを設ける場合、市販の仕
上げ板を用いることができず、仕上げ板の選択の幅が狭
くなり、顧客好みの仕上げ板を取り揃えるには限度があ
るという問題がある。
【0005】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、施工性が良好であり、施工工期の
短縮化が可能であり、施工の自由度が高い冷暖房用パネ
ルユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、樹脂等によ
り形成され、断面形状が扁平に形成され熱交換用流体の
供給側のメインパイプと、同様の形状に形成され熱交換
用流体の戻り側のメインパイプと、上記各メインパイプ
間に端部が溶着されて連通した複数の細い熱交換パイプ
とからなるパイプユニットを有し、上記各メインパイプ
および熱交換パイプを収納し下地材となる収納板を備
え、この収納板に上記メインパイプを収容するメインパ
イプ収納孔と上記熱交換パイプを収納する熱交換パイプ
収納溝を設けた冷暖房用パネルユニットである。そし
て、上記メインパイプ及び熱交換パイプを収容する上記
収納板の、各メインパイプ収納孔及び熱交換パイプ収納
溝の各深さは、各々上記メインパイプまたは熱交換パイ
プ全体をほぼ収容可能な深さに形成され、上記パイプユ
ニットが設けられた上記収納板を構造材に取り付け可能
に設けられた冷暖房用パネルユニットである。さらに、
上記メインパイプは、断面が長方形に形成され、その長
辺は短辺の2倍以上に形成されている。
【0007】またこの発明は、隣接してほぼ平行に並べ
て設けられ熱交換用流体が流れる円形状の供給側のメイ
ンパイプと戻り側のメインパイプと、上記各メインパイ
プ間に接続され上記メインパイプとは直角方向に延びて
一定の長さでUターンして上記各メインパイプを連通さ
せる複数の細い熱交換パイプとから成るパイプユニット
を有し、上記各メインパイプおよび熱交換パイプを収納
し下地材となる収納板を備え、この収納板に上記熱交換
パイプを収納する熱交換パイプ収納溝を設け、上記パイ
プユニットが設けられた上記収納板を構造材に取り付け
可能に設けられた冷暖房用パネルユニットである。
【0008】また、上記供給側のメインパイプと戻り側
のメインパイプには熱交換用流体を流すコネクタが設け
られ、このコネクタは上記メインパイプの長手方向に開
口して設けられているものである。また、上記パイプユ
ニットが取り付けられた収納板の室内側面には、金属箔
による均熱板が貼り付けられている。上記パイプユニッ
トが取り付けられた収納板には、表板が貼り付けられて
いる。
【0009】また、上記パイプユニットの供給側メイン
パイプの一端部には、隣り合う供給側メインパイプ同士
をつなぐ接続ホースが嵌合する供給側コネクタが設けら
れ、上記戻り側メインパイプの一端部には、隣り合う戻
り側メインパイプ同士をつなぐ接続ホースが嵌合する戻
り側コネクタが設けられている。
【0010】上記供給側のメインパイプと戻り側のメイ
ンパイプは、家屋の構造材である間柱や大引き等の軸部
材と平行に配置されることにより、メインパイプが収納
板裏面から突出していても問題ないものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図11は、この
発明の第一実施形態の冷暖房用パネルユニットを示す。
この実施形態の冷暖房用パネルユニット2は、冷暖房用
の熱交換用流体が流れるパイプユニット4と、このパイ
プユニットが収納される収納板6と、この収納板6とほ
ぼ同じ大きさを有する金属箔の均熱板8と、この均熱板
8とほぼ同じ大きさを有する表板10から構成されてい
る。
【0012】冷暖房用のパイプユニット4は、図1〜図
3に示すように、熱交換用流体である温水または冷水の
供給側に位置する樹脂製の扁平な形状である供給側メイ
ンパイプ12と、この供給側メインパイプ12とほぼ平
行に位置し、同様に形成された扁平な形状である戻り側
メインパイプ14とを備える。各メインパイプ12,1
4は、樹脂製の中空パイプであって断面が長方形で、断
面形状の長辺と短辺の比が例えば1:3程度に形成され
ている。この比率は、適宜1:2から1:4程度でも良
い。そして、供給側メインパイプ12の一端下部に、熱
交換用流体が入るコネクタ16が設けられ、供給側メイ
ンパイプ12の両端は閉鎖されている。また、供給側メ
インパイプ12とは反対側の戻り側メインパイプ12の
他端下部に、熱交換用流体が出るコネクタ18が設けら
れ、戻り側メインパイプ14の両端も閉鎖されている。
【0013】パイプユニット4の供給側メインパイプ1
2と戻り側メインパイプ14との間には、同じく樹脂製
の細い熱交換パイプ20が接続されている。熱交換パイ
プ20は、両メインパイプ12,14のパイプ断面積に
比べて、内径が十分小さく形成されているものであり、
可撓性を有する。そして、この実施形態では、12本の
熱交換パイプ20の組が各メインパイプ12、14の長
手方向に一定のピッチで互いに平行に並べられ、この1
2本の熱交換パイプ20の組が一定に間隔で3組に分か
れて、合計36本が設けられ、その両端がメインパイプ
12,14の側面に溶着され、メインパイプ12,14
の内部と連通するように形成されている。溶着位置は、
各メインパイプ12,14の、長方形断面の短辺側の側
面である。
【0014】熱交換用流体である温水や冷水の流れは、
コネクタ16から供給側メインパイプ12に熱交換用流
体が供給され、この熱交換用流体が各熱交換パイプ20
に並列に分配される。そして、これらの熱交換パイプ2
0を通過する過程で床面等との間で熱交換を行なって、
戻り側メインパイプ14からコネクタ18を経て次のパ
イプユニット4または図示しない熱交換用流体供給装置
に排出される。
【0015】長方形の収納板6は、図4〜図6に示すよ
うに、収納板6の表面の両短辺側端部には、短辺とほぼ
平行に設けられた長方形のメインパイプ収納孔22,2
4が形成されている。これらのメインパイプ収納孔2
2.24は、パイプユニット4の両メインパイプ12,
14をほぼ収容可能な大きさに形成されている。また、
収納板6の表面には、長辺にほぼ平行に設けられ、メイ
ンパイプ収納孔22,24間を連通する互いに平行な1
組12本の3組で合計36本の熱交換パイプ収納溝26
が形成されている。これらの熱交換パイプ収納溝26
は、パイプユニット4の熱交換パイプ20を収納可能に
形成されている。各メインパイプ収納孔22,24内側
内面の各グループ間の2箇所には、凸部23,25が設
けられている。
【0016】メインパイプ収納孔22,24は、パイプ
ユニット4の各メインパイプ12,14の収納板6の板
厚方向の高さよりも深い孔または板厚方向に貫通した孔
に形成されている。また、熱交換パイプ収納溝26の深
さは、パイプユニット4の熱交換パイプ20外径とほぼ
同等か、僅かに深く形成されている。
【0017】この実施形態の冷暖房用パネルユニット2
は、図7〜図10に示すように、収納板10のメインパ
イプ収納孔22,24に、パイプユニット4のメインパ
イプ12,14がはめ込まれ、熱交換パイプ収納溝26
には、パイプユニット4の熱交換パイプ20がそれぞれ
はめ込まれている。さらに、パイプユニット4が装着さ
れている収納板6の表面には、アルミニウム箔等の均熱
板8が全面に貼り付けられている。また、図10等に示
すように、メインパイプ収納孔22,24の幅は、メイ
ンパイプ12,14の幅よりも広く形成され、熱交換パ
イプ20の膨張時の逃げを形成している。
【0018】次に、この冷暖房用パネルユニット2を、
家屋構造の一部である床構造の構造材である根太28上
面に敷く場合について説明する。家屋の床構造は、1階
の場合、図11に示すように、複数の束石30上に束3
2設けられ、これらの束32上に大引き34が載置さ
れ、さらに、各大引き34や図示しない土台に対して直
角方向に根太28が一定の間隔で設けられている。
【0019】根太28上面には、根太28と平行に規則
正しく冷暖房用パネルユニット2が敷き詰められる。さ
らに、この冷暖房用パネルユニット2の表板10上に化
粧板38が、冷暖房用パネルユニット2と平行に規則正
しく敷き詰められる。なおこの収納板6の裏面の各根太
28間には、断熱材36が一体に設けられている。
【0020】また、隣り合った冷暖房用パネルユニット
2のパイプユニット4同士の接続は、断熱材36のコネ
クタ16,18に対応する位置に透孔を形成し、床下に
おいて隣り合ったコネクタ16,18の間をフレキシブ
ルな接続ホース40で繋ぎ、供給側メインパイプ12同
士、及び戻り側メインパイプ14同士を各々連通させ
る。
【0021】この実施形態の冷暖房用パネルユニット2
によれば、室内に面した表板10、この下に設けられて
いる均熱板8の裏面側に、熱交換のためのパイプユニッ
ト4が収納板6と一体に設けられているので、根太28
や断熱材36等に凹部や孔を形成する必要がなく、極め
て施工性がよい。そして、表板10上面には、顧客好み
の化粧板38が自由に施工が可能である。また、既存の
住宅の床や壁、天井等に施工する場合も、室内側の古い
仕上げ材や下地材を除去して、根太等の構造材にこの冷
暖房用パネルユニット2を取り付け、床下や壁裏、天井
裏等で接続ホース40を繋ぐだけで施工することがで
き、大がかりな工事を必要とせず、安価に設置可能であ
る。
【0022】特に、この冷暖房用パネルユニット2は、
熱交換用流体の供給及び戻し用のメインパイプ12,1
4と、熱交換用の熱交換パイプ20とを分けているの
で、薄型化と熱交換効率の向上という相反する課題を達
成しているものである。即ち、メインパイプ12,14
は管径が太く十分な流量が得られ、メインパイプ12,
14に対して並列に熱交換パイプ20を多数配置するこ
とができ、単位面積当たりの熱交換パイプ20の本数が
多く、熱交換用流体が十分に流れるので極めて高い熱交
換効率が得られる。しかも、流量が多いので、冷暖房効
果を迅速に得ることができ、温度ムラのない冷暖房が可
能となる。これに対して、従来一般的な温水式床暖房に
用いられている、1本のパイプを床裏面に蛇行させて配
置した装置の場合、熱交換効率を上げるために管路の密
度を上げようとすると、管路が長くなり、圧力損失が大
きく十分な熱交換流体の流量が得られず、流量を増やす
には管径を太くしなければならず、事実上この実施形態
のように板厚内に配置することは不可能である。また、
管路が長くなると、上流側と下流側とで温度差が生じる
が、この実施形態の冷暖房用パネルユニット2は、1本
の熱交換パイプ20が比較的短く、場所による温度差が
生じにくい。
【0023】次に、この発明の第二実施形態の冷暖房用
パネルユニット42について、図12〜図14を基にし
て説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一
符号を付して説明を省略する。このパイプユニット44
は、上記第一実施形態の収納板6のメインパイプ収納孔
22,24の長辺長さより僅かに長い樹脂製の円形の供
給側メインパイプ46と戻り側メインパイプ48とを一
方の側で、互いに隣接してほぼ平行に並べて設けられて
いる。そして、各メインパイプ46,48の両端面に
は、コネクタ50a,50b,52a,52bが、各メ
インパイプ46,48の長手方向に同軸的に開口して設
けられている。各メインパイプ46,48の同方向の片
端面に設けられているコネクタ50b,52bは閉塞さ
れている。そして、メインパイプ46とメインパイプ4
8とは、1組に6本の樹脂製の熱交換パイプ54で連結
されている。熱交換パイプ54は、両メインパイプ4
6,48のパイプ断面積に比べて、内径が十分小さく形
成されているものであり、可撓性を有する。隣接した一
定ピッチの熱交換パイプ54は、各メインパイプ46,
48と直角同方向に、第一実施形態の熱交換パイプ20
とほぼ同様に且つ180°Uターンして連通して設けら
れている。この6本の熱交換パイプ54の1組が一定に
間隔で3グループに分かれて、合計18本が設けられて
いる。この実施形態では、収納板6は第一実施形態と同
じものが使用可能である。
【0024】この実施形態の冷暖房用パネルユニット4
2によれば、各メインパイプ46,48が収納板6下面
より突出しているが、各メインパイプ46,48の施工
方向を壁内の間柱と平行にすることより、壁内に用いら
れているグラスウール等の断熱材に各メインパイプ4
6,48が当接するだけで、グラスウール等は柔軟であ
るためこの突出部分に沿って変形し、問題は生じない。
また、各メインパイプ46,48のコネクタ50a,5
2aは各メインパイプ46,48の長手方向に開口し、
上記第一実施形態のように収納板6の裏面から突出すも
のではないので、接続ホース等の連結手段のスペースを
より少なくすることができる。また、上記各メインパイ
プ46,48は、第一実施形態の各メインパイプ12,
14と同じ断面の扁平な形状であるっても良い。
【0025】なお、この発明の冷暖房用パネルユニット
は、上記実施形態に限定されるものではなく、パイプユ
ニットの配置や形状は適宜設定可能なものであり、収納
板の種類や大きさも適宜選択可能である。また、均熱板
を設けた方がより均一に熱が伝わるが、設けなくても十
分に本願の効果を発揮しうるものである。また、収納板
の表面の表板も適宜設ければよく、表板なしにして、直
接床や壁、天井等の化粧板を施工するようにしても良
い。熱交換パイプの配置も、上記第一実施形態の構造
で、収納板の他端部で熱交換パイプをUターンさせて、
供給側メインパイプと戻り側メインパイプとを収納板の
同じ側に設けても良い。また、設置場所も、床と壁以外
に畳や天井等、適宜の場所に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】この発明の冷暖房用パネルユニットは、
扁平形状のメインパイプの使用することにより、仕上げ
材の裏面側の下地材にパイプユニットを配置することが
でき、施工が容易で効率よく施工可能である。さらにメ
インパイプを扁平にしたので、空気の残留がなくなり温
度ムラのない冷暖房を可能とする。また、均熱板を設け
た場合は、より温度ムラをなくすことができる。また、
熱交換用流体の供給側と戻り側のメインパイプを、仕上
げ材の同じ側に位置させることにより、熱交換用流体の
接続を同じ側で行うことができ、配管を簡略化すること
ができる。さらに、メインパイプに設けられたコネクタ
が、メインパイプの長手方向に開口部を有する場合、コ
ネクタ及び接続ホース等の設置スペースを少なくするこ
とができ、より配管や施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷暖房用パネルユニットの第一実施
形態のパイプユニットの底面図である。
【図2】この発明の冷暖房用パネルユニットの第一実施
形態のパイプユニットの正面図である。
【図3】図1のパイプユニットのA−A線拡大断面図で
ある。
【図4】この発明の冷暖房用パネルユニットの第一実施
形態の収納板の平面図である。
【図5】図4の収納板のB−B線断面図である。
【図6】図4の収納板のC−C線拡大断面図である。
【図7】この発明の第一実施形態の冷暖房用パネルユニ
ットの平面図である。
【図8】図7の冷暖房用パネルユニットのD−D線断面
図である。
【図9】図7の冷暖房用パネルユニットのE−E線拡大
断面図である。
【図10】図7の冷暖房用パネルユニットのF−F線拡
大断面図である。
【図11】この発明の第一実施形態の冷暖房用パネルユ
ニットを床の根太上面に組み込んだ状態の配管との接続
部の部分破断斜視図である。
【図12】この発明の冷暖房用パネルユニットの第二実
施形態のパイプユニットの底面図である。
【図13】この発明の第二実施形態の冷暖房用パネルユ
ニットの底面図である。
【図14】この発明の第二実施形態の冷暖房用パネルユ
ニットの正面図である
【符号の説明】
2,42 冷暖房用パネルユニット 4,44 パイプユニット 6 収納板 8 均熱板 10 表板 12,14 メインパイプ 16,18 コネクタ 20 熱交換パイプ 22,24 メインパイプ収納孔 26 熱交換パイプ収納溝 28 根太 38 化粧板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が扁平に形成され熱交換用流体
    の供給側のメインパイプと、同様の形状に形成され熱交
    換用流体の戻り側のメインパイプと、上記各メインパイ
    プ間に連通する複数の細い熱交換パイプとからなるパイ
    プユニットを有し、上記各メインパイプおよび熱交換パ
    イプを収納し下地材となる収納板を備え、この収納板に
    上記メインパイプを収容するメインパイプ収納孔と上記
    熱交換パイプを収納する熱交換パイプ収納溝を設け、上
    記メインパイプ及び熱交換パイプを収容する上記収納板
    の各メインパイプ収納孔及び熱交換パイプ収納溝の各深
    さは、各々上記メインパイプまたは熱交換パイプ全体を
    ほぼ収容可能な深さに形成され、上記パイプユニットが
    設けられた上記収納板を構造材に取り付け可能に設けら
    れた冷暖房用パネルユニット。
  2. 【請求項2】 上記メインパイプは、断面が長方形に形
    成され、その長辺は短辺の2倍以上に形成されている請
    求項1記載の冷暖房用パネルユニット。
  3. 【請求項3】 隣接してほぼ平行に並べて設けられ熱交
    換用流体が流れる供給側のメインパイプと戻り側のメイ
    ンパイプと、上記各メインパイプ間に接続され上記メイ
    ンパイプとは直角方向に延びて一定の長さでUターンし
    て上記各メインパイプを連通させる複数の細い熱交換パ
    イプとから成るパイプユニットを有し、上記各メインパ
    イプおよび熱交換パイプを収納し下地材となる収納板を
    備え、この収納板に上記熱交換パイプを収納する熱交換
    パイプ収納溝を設け、上記パイプユニットが設けられた
    上記収納板を構造材に取り付け可能に設けられた冷暖房
    用パネルユニット。
  4. 【請求項4】 上記供給側のメインパイプと戻り側のメ
    インパイプには熱交換用流体を流すコネクタが設けら
    れ、このコネクタは上記メインパイプの長手方向に開口
    して設けられている請求項1,2または3記載の冷暖房
    用パネルユニット。
  5. 【請求項5】 上記供給側のメインパイプと戻り側のメ
    インパイプは、家屋の構造材の軸部材と平行に配置され
    る請求項1,2,3または4記載の冷暖房用パネルユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 上記パイプユニットが取り付けられた収
    納板の室内側面には、金属箔による均熱板が貼り付けら
    れている請求項1,2,3,4または5記載の冷暖房用
    パネルユニット。
  7. 【請求項7】 上記パイプユニットが取り付けられた収
    納板の表面には、表板が貼り付けられている請求項1,
    2,3,4,5または6記載の冷暖房用パネルユニッ
    ト。
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