JPH0426774A - 無電解めっき用触媒および無電解めっき方法 - Google Patents

無電解めっき用触媒および無電解めっき方法

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JPH0426774A
JPH0426774A JP13230990A JP13230990A JPH0426774A JP H0426774 A JPH0426774 A JP H0426774A JP 13230990 A JP13230990 A JP 13230990A JP 13230990 A JP13230990 A JP 13230990A JP H0426774 A JPH0426774 A JP H0426774A
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JP
Japan
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electroless plating
palladium
plating
catalyst
electroless
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JP13230990A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
弘 山本
Takeshi Shimazaki
嶋崎 威
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Hitachi Boden Co Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Boden Co Ltd
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Publication date
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハローイングの抑制とめっきのつきまわり性
に優れた長期安定な無電解めっき用触媒と、この触媒を
用いた無電解めっき方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般的に多層印刷回路板、特に高密度多層印刷回路板は
、次のようにしてつくられる。まず、両面銅張積層板に
エンチングを行い、内層回路を形成する。この内層回路
板の複数板をプリプレグシートを介して多層化接着する
が、この際、内層回路の銅とプリプレグレジンとの密着
性を向上さセるために、内層回路板に対して接着n;1
処理が行われる6接着前処理については通常2iffi
りあり、ひとつは、黒化処理と呼ばれ銅を酸化銅にする
方法で、もうひとつはブラウン処理とよばれ銅を酸化銅
と亜酸化銅にする方法である。
接着前処理を行った内層回路板は、コアとプリプレグシ
ートを介して、必要な層数骨だり重ね合セた後、プレス
によって加熱圧着されて多層板となる。
この多層板は、穴ありされり(層回路と穴内に導電性を
与えるために銅めっきが施されるが、その方法にも通常
2通りある。ひとつは、0.3μm程度無電解銅をめっ
きした後、電気銅を30〜40μmめっきする方法で、
もうひとつは無電解銅めっきのみで30〜40.cam
のff(=jけめっきを行う方法である。前者の場合は
、その後エソヂングレジストを用いて外層回路を形成し
、多層印刷回路板を完成さゼるが、後者の場合は、あら
かじめめっきレジストを形成した後に30〜40μmの
無電解めっきを行うので、めっきが終了した時点で多層
印刷回路板が完成されたことになる。
ところで無電解銅めっきを行う場合、特公昭38−41
61号公報に示されるように、前処理としてパラジウム
触媒を付与するための処理が行われるが、従来は、この
触媒液として塩化パラジウムと塩化第一錫を主成分とす
る塩酸水溶液が用いられていた。
この触媒液は、10%程度の塩酸を含むため、穴あけに
よって露出された内層銅とプリプレグレジンとの界面の
接着面、即ち酸化銅層に塩酸が浸み込め、酸化銅を還元
してハローイングと呼ばれる現象が仕していた。これは
、黒化処理面で顕著にみられるが、ブラウン処理でも皆
無ではなかった。
そこで、特開昭60−224292号公仰に開示されて
いるように、パラジウム化合物と2−アミノピリジンを
含むアルカリ性の触媒液が開発された。
〔発明が解決しようとする課題〕
塩化パラジウムと塩化第一錫を主成分とする塩酸水溶液
の触媒液は、10%程度の塩酸を含むため、ハローイン
グと呼ばれる現象が生じ、また、ガラスに対してパラジ
ウムが吸着しにくいため、穴内のエポキシ樹脂等の樹脂
部分には無電解銅は析出するが、ガラスクロス部分には
やや析出しがたい状態になり、穴内に−様な銅つきまわ
り性を得ることができない場合があった。
また、パラジウム化合物とアミノピリジンを含むアルカ
リ性水)8液の触媒液は、ハローイングが抑制でき、更
に、ガラスクロスへの無電解銅の析出性が良好であるた
め、穴内に−様な銅つきまわり性を得ることができるが
、触媒液に酸性溶液やアルカリ性溶液が混入した場合、
液のp tl値が変動し、液安定性およびめっき析出性
が低下する問題があった。
本発明は、ハローイングを抑制し、めっきのつきまわり
性にばれ、酸性溶液やアルカリ性溶液の混入による影響
が少ない長期安定な無電解めっき用触媒と、この触媒を
用いた無電解めっき方法を提供することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、O,OO1〜0.5 mol/ Itのクエ
ン酸ナトリウムと、0.001〜0.5竹o1/j!の
水酸化すトリウムからなる緩衡溶液中に2価のパラジウ
ム化合物と少なくとも2種以上の低級アルキルアミンと
をパラジウム化合物と低級アルキルアミンの総量とのモ
ル比が1:1〜1:10となるように混合して得られる
無電解めっき用触媒である。
このような無電解めっき用触媒は、絶縁材料を脱脂した
酸、無電解めっき用触媒に浸漬し、水洗し、還元剤水溶
液に浸漬し、水洗し、無電解めっき液に浸漬する無電解
めっき方法に使用できる。
2価のパラジウム化合物としては、塩化パラジウム、フ
ッ化パラジウム、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、
硝酸パラジウム、硫酸パラジウム、酸化パラジウム、硫
化パラジウム及びこれらの混合物が使用される。ハロゲ
ン化合物、特に塩化パラジウムが使用される。
低級アルキルアミンとしては、炭素数5以下のもの、例
えばモノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、モノエチルアミン、ジエヂルアミン、トリエチル
アミン、モノプロピルアミン、ジプロピルアミン、トリ
プロピルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、
トリブチルアミン、モノアミルアミン、シアミルアミン
、トリアミルアミンの直鎖または分岐アルキルアミンの
うち少なくとも2種以上が使用される。
触媒液のp H値は、緩衝溶液のクエン酸すトリウムと
水酸化ナトリウムの混合比を換えることにより、任意に
調整することができる。
この無電解めっき用触媒は、例えば次のようにして製造
される。
まず、0.03〜14.71重量%のクエン酸すl・リ
ウム・2水和物と0.004〜2.0重量%の水酸化ナ
トリウムから成る緩衝液に0.05〜1.0重量%の塩
化パラジウムを溶解さゼる。この溶液に0.015〜1
.34重産量のイソプロピルアミンを加え、十分に攪拌
する。さらに0.02〜0.9重量%のモノメチシフ4
フ40重景%水溶液を加え、不溶物が無くなるまで攪拌
する。この溶液を純水で希釈し、パラジウム潤度0.O
1〜0.1重量%、p H=5.5〜8.0好ましくは
pH=6゜0〜7.0の無電解めっき用触媒を得る この無電解めっき用触媒に、フェノール、ポリエステル
、エポキシ積層板及びセラミック等の絶縁基板、プラス
チック成形品、プラスチック等の被めっき物を浸漬した
後、還元剤水溶液に浸漬すると、被めっき物表面にパラ
ジウムの金属粒子が生成する。
還元剤水溶液としては、ホルムアルデヒド、塩化第一錫
、次亜硫酸ナトリウム、ジメチルアミンボラン、水素化
アルミニウムリチウム、水素化ホウ素すヂウム、水素化
ホウ素ナトリウム等の還元性物質の水溶液が使用される
。還元性物質濃度は、その還元力により異なるが、0,
01〜10%、好ましくは0.1〜2%でpH=7〜1
4が好ましい。
これらの還元性物質は、単独または併用も可能であり、
あるいは、EDTA、エチレンジアミン等の安定剤など
を適宜添加してもよい。
このようにしてパラジウム金属粒子が生成した被めっき
物を無電解めっきが行われる。無電解めっき液としては
、銅、ニッケル等が通常の無電解めっき液使用される。
〔実施例〕 ■ 銅張ガラスエポキシ4層板(板厚1.6mIn)穴径0
.3mmの穴あけを行い、洗浄後、クエン酸すトリウム
・2水和物1.76重重星、水酸化すトリウム0.16
重量%、塩化パラジウム0.04重量%、イソプロピル
アミン0.038重囲%、モノメチシフ4フ40重景%
水溶液0.012重量%を含む30”Cの水溶液で揺動
しながら5分間処理を行い、水洗し、ジメチルアミンボ
ラン0.1重量%、水酸化ナトリウム0.1重量%を含
む30℃の水溶液で揺動しながら5分間処理を行い、水
洗した。次に無電解銅めっき液CUST〜201 (日
立化成工業株式会社、商品名)で15分間処理した後、
水洗、乾燥を行った。無電解銅めっきは銅張ガラスエポ
キシ4層板の穴に均一に析出し、穴内のめっき厚は0.
39μmであった。また内層回路の侵食現象は見られな
かった。
〔実施例2〕 実施例1のクエン酸ナトリウム・2水和物を含む水溶液
に5重量%のIN=硫酸を添加した以外は実施例1と同
様とした。無電解銅めっきは銅張ガラスエポキシ4N板
の穴に均一に析出し、穴内のめっき厚は0.41μmで
あった。また内層回路の侵食現象は見られなかった。
〔実施例3〕 実施例1のクエン酸ナトリウム・2水和物を含む水溶液
に5重量%のIN−水酸化ナトリウムを添加した以外は
実施例1と同様とした。無電解銅めっきは銅張ガラスエ
ポキシ4N仮の穴に均一に析出し、穴内のめっき厚は0
.39μmであった。
また内層回路の侵食現象は見られなかった。
C比較例1〕 銅張ガラスエポキシ4層板(板厚1.6mm)穴径0.
31の穴あけを行い、洗浄後、増感剤HS−101B(
日立化成工業株式会社、商品名)に浸漬して揺動しなが
ら常温で10分間処理を行い、水洗し、密着促進剤AD
+”20](日立化成玉業株式会社、商品名)に浸漬し
て揺動しながら常温で5分間処理し、水洗した。次に無
電解銅めっき液CUST−201(日立化成工業株式会
社、商品名)で15分間処理した後、水洗、乾燥を行っ
た。バンクライト試験では、無電解銅めっきされた面の
うちガラス部に一部光の透過が見られた。
また内層回路の黒化処理面に30μm程の侵食現象が見
られた。
〔比較例2〕 実施例1のクエン酸ナトリウム・2水和物を含む水溶液
からクエン酸ナトリウム・2水和物と水酸化ナトリウム
を除いた以外は、実施例1と同様とした。無電解銅めっ
きは、銅張ガラスエポキシ4層板の穴に均一に析出し、
穴内のめっき厚は0゜28μmであった。また内層回路
の侵食現象は見られなかった。
〔比較例3〕 実施例1のクエン酸す(・リウム・2水和物を含む水溶
液からクエン酸ナトリウム・2水和物と水酸化ナトリウ
ムを除き、5重量%のIN−硫酸を添加した以外は実施
例1と同様とした。IN−硫酸を添加した水溶液は十数
分間後に金属パラジウムが多量に析出し液分解した。
〔比較例4〕 比較例3の5重量%のIN−硫酸の替わりに5重量%の
IN−水酸化ナトリウムを添加した以外は、比較例3と
同様とした。バンクライト試験では、無電解銅めっきさ
れた面のうちエポキシ部に光の透過が見られた。穴内の
めっき厚は0.10μmであった。また内層回路の侵食
現象は見られなかった。
〔発明の効果〕
本発明によって、ハローイングを抑制し、めっきつきま
わり性に優れ、酸性溶液やアルカリ性溶液の混入による
影響が少ない長期安定な無電解めっき用触媒と、この触
媒を用いた無電解めっき方法を従供することができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.0.001〜0.5mol/lのクエン酸ナトリウ
    ムと0.001〜0.5mol/lの水酸化ナトリウム
    からなる緩衡溶液中に2価のパラジウム化合物と少なく
    とも2種以上の低級アルキルアミンとをパラジウム化合
    物と低級アルキルアミンの総量とのモル比が1:1〜1
    :10となるように混合して得られる無電解めっき用触
    媒。
  2. 2.パラジウム化合物が塩化パラジウム、フッ化パラジ
    ウム、臭化パラジウム、ヨウ化パラジウム、硝酸パラジ
    ウム、硫酸パラジウム、酸化パラジウム、硫化パラジウ
    ムまたは、これらの混合物であることを特徴とする請求
    項1の無電解めっき用触媒。
  3. 3.低級アルキルアミンが炭素数5以下であることを特
    徴とする請求項1または2記載の無電解めっき用触媒。
  4. 4.絶縁材料を脱脂し、無電解めっき用触媒に浸漬し、
    水洗し、還元剤水溶液に浸漬し、水洗し、無電解めっき
    液に浸漬する無電解めっき方法において、請求項1,2
    または3記載の無電解めっき用触媒を用いることを特徴
    とする無電解めっき方法。
JP13230990A 1990-05-22 1990-05-22 無電解めっき用触媒および無電解めっき方法 Pending JPH0426774A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005106073A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Technic Japan Inc. アルミニウム表面への無電解めっき方法および無電解めっき用触媒
JP2007138218A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Hitachi Chem Co Ltd 無電解めっき用触媒濃縮液とそれを用いためっき触媒付与方法
RU2477029C2 (ru) * 2011-01-12 2013-02-27 Евгений Васильевич Савлев Способ изготовления печатных плат для светодиодов

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JP2007138218A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Hitachi Chem Co Ltd 無電解めっき用触媒濃縮液とそれを用いためっき触媒付与方法
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