JPH04266685A - 管の耐圧結合用継手装置 - Google Patents
管の耐圧結合用継手装置Info
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- JPH04266685A JPH04266685A JP3341766A JP34176691A JPH04266685A JP H04266685 A JPH04266685 A JP H04266685A JP 3341766 A JP3341766 A JP 3341766A JP 34176691 A JP34176691 A JP 34176691A JP H04266685 A JPH04266685 A JP H04266685A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/08—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe
- F16L19/10—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the profile of the ring being altered
- F16L19/12—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the profile of the ring being altered with additional sealing means
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- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２４°コネクタを有す
る標準ニップルと、耐圧結合を行う袋ナットと、別の系
コンポーネントを結合する管又は接続雄部と、２分割リ
ングとを有し、１つのリングを保持リング（好ましくは
、食込みリング又は締付けリング）として構成した形式
の耐圧管継手用結合系に関する。
る標準ニップルと、耐圧結合を行う袋ナットと、別の系
コンポーネントを結合する管又は接続雄部と、２分割リ
ングとを有し、１つのリングを保持リング（好ましくは
、食込みリング又は締付けリング）として構成した形式
の耐圧管継手用結合系に関する。
【０００２】
【従来の技術】耐圧管継手用結合系を製造する場合、食
込みリング及び又は締付けリングとして作用する２分割
リングを使用することは公知である。即ち、例えば、組
立操作時に時間的に重畳して作用する２つの独立のくさ
びリング又は締付けリングから成るダブルくさびリング
は、ドイツ規格ＤＩＮ４０００第３６部第１３項に記載
されている。かくして、組立工は、組立終了を明確に決
定できないので、不正な組立てが避けられない。不正な
組立てを避けるため、組立工に対して、少なくとも組立
時の結合系の力状態に関する豊富な経験が要求される。
込みリング及び又は締付けリングとして作用する２分割
リングを使用することは公知である。即ち、例えば、組
立操作時に時間的に重畳して作用する２つの独立のくさ
びリング又は締付けリングから成るダブルくさびリング
は、ドイツ規格ＤＩＮ４０００第３６部第１３項に記載
されている。かくして、組立工は、組立終了を明確に決
定できないので、不正な組立てが避けられない。不正な
組立てを避けるため、組立工に対して、少なくとも組立
時の結合系の力状態に関する豊富な経験が要求される。
【０００３】袋ナットによって周囲の管周面に食込ませ
る２つの圧縮リングを順次に設けた管継手は、西独特許
第１，２５３，５３１号（特公昭４０−７６２５号）か
ら公知である。この場合も、組立時に上記問題が生ずる
。何故ならば、双方のリングに作用する力が重畳するの
で、組立状態を明確に検知できず、摩擦力の克服のため
大きい組立力を加えなければならないからである。
る２つの圧縮リングを順次に設けた管継手は、西独特許
第１，２５３，５３１号（特公昭４０−７６２５号）か
ら公知である。この場合も、組立時に上記問題が生ずる
。何故ならば、双方のリングに作用する力が重畳するの
で、組立状態を明確に検知できず、摩擦力の克服のため
大きい組立力を加えなければならないからである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
欠点を回避し、標準ニップル及び標準袋ナットを使用し
、２４°コネクタを含む標準食込みリング継手の組立力
を先行技術に比して著しく減少し、食込みリング継手の
前組立、最終組立状態及び最大圧密封挙動を従来の食込
みリング継手に比して著しく改善した結合系を提案する
ことにある。
欠点を回避し、標準ニップル及び標準袋ナットを使用し
、２４°コネクタを含む標準食込みリング継手の組立力
を先行技術に比して著しく減少し、食込みリング継手の
前組立、最終組立状態及び最大圧密封挙動を従来の食込
みリング継手に比して著しく改善した結合系を提案する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題は、冒頭に述べ
た種類の結合系において、本発明に基づき、第２リング
を密封要素として構成してニップルに配し保持要素に対
して前置し、密封要素を、組立状態において、そのリン
グ軸線に対して半径方向へ延びる当接面でニップルの環
状面に当接させ、ニップルの内側円錐面の少なくとも部
分にわたって延ばし、保持要素のため、円錐形滑り面と
管軸線に対して半径方向へ延びる当接面を上記密封要素
に設けることによって、解決される。
た種類の結合系において、本発明に基づき、第２リング
を密封要素として構成してニップルに配し保持要素に対
して前置し、密封要素を、組立状態において、そのリン
グ軸線に対して半径方向へ延びる当接面でニップルの環
状面に当接させ、ニップルの内側円錐面の少なくとも部
分にわたって延ばし、保持要素のため、円錐形滑り面と
管軸線に対して半径方向へ延びる当接面を上記密封要素
に設けることによって、解決される。
【０００６】本発明は、２分割リングを保持要素と密封
要素とに機能的に分担させれば一連の課題を解決できる
と言う知見に基礎を置いている。何故ならば、機能的分
離によって、以下に述べる如く、各要素をその課題に最
大限に適合するよう構成できるからである。
要素とに機能的に分担させれば一連の課題を解決できる
と言う知見に基礎を置いている。何故ならば、機能的分
離によって、以下に述べる如く、各要素をその課題に最
大限に適合するよう構成できるからである。
【０００７】即ち、有利に且つ技術的に簡単に密封要素
の滑り面を円錐形に構成でき、組立時に保持要素と密封
要素との間に生ずる摩擦が減少するよう密封要素表面を
処理できる。
の滑り面を円錐形に構成でき、組立時に保持要素と密封
要素との間に生ずる摩擦が減少するよう密封要素表面を
処理できる。
【０００８】本発明の１実施例にもとづき、金属から成
る密封要素は、ニップルの内側円錐面の少なくとも１つ
の領域にわたって延びる部分に、金属製密封リップを有
する。この実施例は、エラストマーを使用できないよう
な高温及び侵食性媒体における結合系の使用に適する。 このような使用を考慮しない場合は、組立状態において
密封要素に対してエラストマー密封リングを前置し、か
くして、高い密封性を達成する。
る密封要素は、ニップルの内側円錐面の少なくとも１つ
の領域にわたって延びる部分に、金属製密封リップを有
する。この実施例は、エラストマーを使用できないよう
な高温及び侵食性媒体における結合系の使用に適する。 このような使用を考慮しない場合は、組立状態において
密封要素に対してエラストマー密封リングを前置し、か
くして、高い密封性を達成する。
【０００９】エラストマー密封リングを密封要素に結合
すれば、特に組立目的に関して有利である。エラストマ
ー密封リングと密封要素とのこのような結合は、加硫接
合又は接着によって行うことができる。
すれば、特に組立目的に関して有利である。エラストマ
ー密封リングと密封要素とのこのような結合は、加硫接
合又は接着によって行うことができる。
【００１０】本発明に基づき、図面を参照して組立プロ
セスに関連して以下に説明する如く、組立状態において
密封要素の後部当接縁と共働する当接縁を保持要素に設
ければ、特に組立中の力特性に関して有利である。
セスに関連して以下に説明する如く、組立状態において
密封要素の後部当接縁と共働する当接縁を保持要素に設
ければ、特に組立中の力特性に関して有利である。
【００１１】本発明の別の実施例の場合、保持要素は、
２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリング）
として構成する。この場合、プログレシブリングによっ
て得られる利点が、有利な態様で、密封要素の利点に加
えられる。
２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリング）
として構成する。この場合、プログレシブリングによっ
て得られる利点が、有利な態様で、密封要素の利点に加
えられる。
【００１２】本発明の別の実施例の場合、保持要素を２
エッジ形締付けリングとして構成する。
エッジ形締付けリングとして構成する。
【００１３】組立時の各要素の取扱いの簡単化のため、
納入状態において、密封要素を保持要素と結合すれば有
利である。
納入状態において、密封要素を保持要素と結合すれば有
利である。
【００１４】かくして、本発明によれば従来の２分割締
付け結合系に比して使用部材の数が減少され、寸法の異
なる要素の誤用による不正な組立ては排除される。
付け結合系に比して使用部材の数が減少され、寸法の異
なる要素の誤用による不正な組立ては排除される。
【００１５】双方の要素の結合は、プレス嵌め又は接着
によって行う。この場合、接着剤は、組立時に遊離され
る潤滑剤を含む。この方策によって、適切な時点に継手
系の正しい個所に正しい量の潤滑剤を送ることができる
。
によって行う。この場合、接着剤は、組立時に遊離され
る潤滑剤を含む。この方策によって、適切な時点に継手
系の正しい個所に正しい量の潤滑剤を送ることができる
。
【００１６】組立部材の数を減少するため本発明に係る
別の方策に基づき、加硫したエラストマーから成る連続
の又は断続的の隆起を密封要素の外径に設ける。かくし
て、２分割リングの密封リングを予め組立てゝ袋ナット
に設置できる。このような前組立ては生産ラインで行う
ことができるので、取り違えによる組立ミスは排除され
、組立時間が著しく短縮される。
別の方策に基づき、加硫したエラストマーから成る連続
の又は断続的の隆起を密封要素の外径に設ける。かくし
て、２分割リングの密封リングを予め組立てゝ袋ナット
に設置できる。このような前組立ては生産ラインで行う
ことができるので、取り違えによる組立ミスは排除され
、組立時間が著しく短縮される。
【００１７】２分割リングと袋ナットとの結合は、別の
実施例に基づき、袋ナットの底面を介して延びる延長部
を保持要素に設け、延長部外側端を袋ナットに結合する
ことによって行う。
実施例に基づき、袋ナットの底面を介して延びる延長部
を保持要素に設け、延長部外側端を袋ナットに結合する
ことによって行う。
【００１８】別の結合方式では、保持要素をナットに接
着する。この場合、接着剤は、組立時に遊離される潤滑
剤を含む
着する。この場合、接着剤は、組立時に遊離される潤滑
剤を含む
【００１９】
【実施例】図面を参照して以下に本発明を詳細に説明す
る。
る。
【００２０】図１に、螺着状態の結合系の部分縦断側面
図を示した。
図を示した。
【００２１】ニップル１は、ドイツ規格ＤＩＮ３８６１
又は国際規格ＩＳＯ８４３４に規定の２４°円錐面２を
有し、組立時に袋ナット５の雌ネジ４と螺着される雄ネ
ジ３を備えている。この場合、袋ナット５もドイツ規格
ＤＩＮ３８７０に基づき標準化されている。
又は国際規格ＩＳＯ８４３４に規定の２４°円錐面２を
有し、組立時に袋ナット５の雌ネジ４と螺着される雄ネ
ジ３を備えている。この場合、袋ナット５もドイツ規格
ＤＩＮ３８７０に基づき標準化されている。
【００２２】組立状態において袋ナット５とニップル１
との間にある２分割リングは、密封要素６及び保持要素
７から成り、従って、密封機能及び保持機能は分割され
ている。密封要素６の前には、エラストマーパッキン８
が加硫接合されている。更に、エラストマーリング８の
代りに、２４°円錐面２内で密封を行うＯ−リングを着
脱可能に設置できる。
との間にある２分割リングは、密封要素６及び保持要素
７から成り、従って、密封機能及び保持機能は分割され
ている。密封要素６の前には、エラストマーパッキン８
が加硫接合されている。更に、エラストマーリング８の
代りに、２４°円錐面２内で密封を行うＯ−リングを着
脱可能に設置できる。
【００２３】図示の組立状態では、密封要素６は、リン
グ軸線９に対して半径方向へ延びる当接面１０でニップ
ル１の環状面１１に当接する。ノーズ１２は、ニップル
１の内側円錐面２の部分にわたって延びる。密封要素６
は、管壁１３に向く側に、管軸線９に対して半径方向へ
延びる当接面１５に移行する円錐形滑り面１４を備えて
いる。
グ軸線９に対して半径方向へ延びる当接面１０でニップ
ル１の環状面１１に当接する。ノーズ１２は、ニップル
１の内側円錐面２の部分にわたって延びる。密封要素６
は、管壁１３に向く側に、管軸線９に対して半径方向へ
延びる当接面１５に移行する円錐形滑り面１４を備えて
いる。
【００２４】滑り面１４は、組立操作中に上記面上を滑
る保持要素７の滑り面として最適化されている。この最
適化は、特別な研磨又は硬化プロセスによって又は特殊
な被覆処理によって行うことができる。かくして、摩擦
を減少し、組立操作のために袋ナットに加えるトルクを
著しく減少できる。
る保持要素７の滑り面として最適化されている。この最
適化は、特別な研磨又は硬化プロセスによって又は特殊
な被覆処理によって行うことができる。かくして、摩擦
を減少し、組立操作のために袋ナットに加えるトルクを
著しく減少できる。
【００２５】公知の食込み式管継手の場合、円錐面を最
適化するには、ニップル全体の処理又は円錐面の経費の
かかる部分処理を行う必要がある。
適化するには、ニップル全体の処理又は円錐面の経費の
かかる部分処理を行う必要がある。
【００２６】図示の実施例の場合、保持要素７は、刃を
有する食込みリングとして構成されており、２次密封機
能を果す。
有する食込みリングとして構成されており、２次密封機
能を果す。
【００２７】保持要素又は食込みリング７は、バネ弾性
要素として構成されているので、後部で管１３を締付け
、かくして、緩衝性を示す。袋ナットの内側円錐面１６
に向く後部領域に保持要素７を配置することによって、
公知の食込み式管継手と比較して、管１３の胴面への食
込みの前部に大きい剪断容積が得られ、かくして、管の
引抜きがより確実に防止される。
要素として構成されているので、後部で管１３を締付け
、かくして、緩衝性を示す。袋ナットの内側円錐面１６
に向く後部領域に保持要素７を配置することによって、
公知の食込み式管継手と比較して、管１３の胴面への食
込みの前部に大きい剪断容積が得られ、かくして、管の
引抜きがより確実に防止される。
【００２８】図１に、完全な最終組立状態の結合系を示
した。これは、組立状態において保持要素７の当接面１
８と密封要素６の半径方向突合せ面１５との間の軸線方
向間隙２０（図１０）が完全に閉じられたことから知ら
れる。
した。これは、組立状態において保持要素７の当接面１
８と密封要素６の半径方向突合せ面１５との間の軸線方
向間隙２０（図１０）が完全に閉じられたことから知ら
れる。
【００２９】軸線方向当接面１８，１５を対応して設計
することによって、規定に基づく組立操作の終了時にト
ルクが急激に増大するので、過剰締付状態が有効に阻止
される（固結組立状態）。
することによって、規定に基づく組立操作の終了時にト
ルクが急激に増大するので、過剰締付状態が有効に阻止
される（固結組立状態）。
【００３０】かくして、補助工具を使用せずに目視で組
立状態を管理できる。密封要素６と保持要素７との間の
間隙が閉じられると、組立操作が機能的に確実に終了し
、高圧を受ける継手として使用可能となる。この実施例
の場合、保持要素７は、刃を有する食込みリングとして
構成される。
立状態を管理できる。密封要素６と保持要素７との間の
間隙が閉じられると、組立操作が機能的に確実に終了し
、高圧を受ける継手として使用可能となる。この実施例
の場合、保持要素７は、刃を有する食込みリングとして
構成される。
【００３１】かくして、組立工は、自身の組立操作を目
視で明確に点検できる。
視で明確に点検できる。
【００３２】図２に、組立前の管継手の各機能要素を示
す。
す。
【００３３】この場合、組立前に保持要素７を密封要素
６に嵌め込み、エラストマーリング８を密封要素６に接
着するか加硫接合する。かくして、３つの独立の要素の
代りに、唯一つの機能要素を操作するだけでよい。組立
時、管１３を袋ナット５、保持要素７、密封要素６及び
エラストマーリング８を介してニップル内にストッパ１
７まで導入する。袋ナット５を締めると、内側接触面１
６が保持要素７に当接し、かくして、上記保持要素が、
密封要素６の当接面１０を内側環状面１１に押圧する。 図１０，１１，１２を参照して別の食込みプロセスを詳
細に説明する。
６に嵌め込み、エラストマーリング８を密封要素６に接
着するか加硫接合する。かくして、３つの独立の要素の
代りに、唯一つの機能要素を操作するだけでよい。組立
時、管１３を袋ナット５、保持要素７、密封要素６及び
エラストマーリング８を介してニップル内にストッパ１
７まで導入する。袋ナット５を締めると、内側接触面１
６が保持要素７に当接し、かくして、上記保持要素が、
密封要素６の当接面１０を内側環状面１１に押圧する。 図１０，１１，１２を参照して別の食込みプロセスを詳
細に説明する。
【００３４】最終組立後に結合系を再び分離すると、図
３を参照して説明する状態が生ずる。
３を参照して説明する状態が生ずる。
【００３５】組立てた継手を外した後、保持要素７を管
１３に外れないよう結合する。一方、密封要素６は、完
全に可動であり、即ち、交換可能である。
１３に外れないよう結合する。一方、密封要素６は、完
全に可動であり、即ち、交換可能である。
【００３６】図４に、本発明の別の実施例の図１と同様
の図面を示した。密封要素６のノーズ１２には、円錐面
２に押圧される密封リップ１９が設けてある。このため
、ノーズ１２は、図１の実施例の場合よりも幾分長い。 かくして、管１３と円錐面２との間に締付け作用が生ず
る。従って、密封要素６は、エラストマーパッキンを有
していない。その代わり、エラストマーを使用できない
ような高温及び侵食性媒体に特に適する金属パッキンが
得られる。
の図面を示した。密封要素６のノーズ１２には、円錐面
２に押圧される密封リップ１９が設けてある。このため
、ノーズ１２は、図１の実施例の場合よりも幾分長い。 かくして、管１３と円錐面２との間に締付け作用が生ず
る。従って、密封要素６は、エラストマーパッキンを有
していない。その代わり、エラストマーを使用できない
ような高温及び侵食性媒体に特に適する金属パッキンが
得られる。
【００３７】図５の別の実施例の場合、保持要素７′は
、２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリング
）として構成され、有利な態様で、円錐面１４の全長に
わたって管１３を固定する。保持要素７′は、組立時、
密封要素６に円錐面として構成された滑り面１４によっ
て半径方向へ変形され、管１３に食込む。プログレシブ
リングとしての食込みリングの公知の実施例によって、
保持力が著しく増大され、従って、結合系はより高い圧
力を負荷できる。
、２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリング
）として構成され、有利な態様で、円錐面１４の全長に
わたって管１３を固定する。保持要素７′は、組立時、
密封要素６に円錐面として構成された滑り面１４によっ
て半径方向へ変形され、管１３に食込む。プログレシブ
リングとしての食込みリングの公知の実施例によって、
保持力が著しく増大され、従って、結合系はより高い圧
力を負荷できる。
【００３８】図６に、２つのエッジを有する締付けリン
グ７″を食込みリング７′の代りに使用する実施例を示
した。管周面に食込みが行われないので、管１３は、同
じく、半径方向へ変形される。保持要素は、後部領域に
おいて、標準袋ナット５の４５°傾斜面２１によって固
定される。保持要素７″のこの幾何学的構成の大きい利
点は、従来の食込みリング継手に比して組立力が小さい
と言う点にある。
グ７″を食込みリング７′の代りに使用する実施例を示
した。管周面に食込みが行われないので、管１３は、同
じく、半径方向へ変形される。保持要素は、後部領域に
おいて、標準袋ナット５の４５°傾斜面２１によって固
定される。保持要素７″のこの幾何学的構成の大きい利
点は、従来の食込みリング継手に比して組立力が小さい
と言う点にある。
【００３９】図１０に、密封要素６を嵌め込んだ保持要
素７の拡大図を示した。エラストマーリング８は、密封
要素上に加硫接合されている。
素７の拡大図を示した。エラストマーリング８は、密封
要素上に加硫接合されている。
【００４０】密封要素６の滑り面１４の円錐面又は傾斜
部は、保持要素７の関連の径よりも小さい円筒形延長部
２２を有し、従って、プレス嵌めを行うことができる。
部は、保持要素７の関連の径よりも小さい円筒形延長部
２２を有し、従って、プレス嵌めを行うことができる。
【００４１】別の方式の場合、密封要素６の円錐面１４
に保持要素７を接着する。接着剤は、組立中に破断して
、滑り面を濡らす潤滑剤を遊離するよう選択する。
に保持要素７を接着する。接着剤は、組立中に破断して
、滑り面を濡らす潤滑剤を遊離するよう選択する。
【００４２】各要素のこの前組立の利点は、保持要素７
の刃エッジが、損傷されないよう密封要素によって被覆
、保護されると言う点にある。
の刃エッジが、損傷されないよう密封要素によって被覆
、保護されると言う点にある。
【００４３】図７，８，９に、上述の種類の密封要素６
及び保持要素７を組込んだ、いわゆる、機能ナット５′
を示した。
及び保持要素７を組込んだ、いわゆる、機能ナット５′
を示した。
【００４４】３つのすべての実施例において、保持要素
７は、密封要素６に嵌め込まれ、袋ナット５′によって
適切な態様で固定され、従って、袋ナットの形の唯一つ
の要素を操作するだけでよいので、組立て作業が簡単化
され、ミスの確率が更に減少される。
７は、密封要素６に嵌め込まれ、袋ナット５′によって
適切な態様で固定され、従って、袋ナットの形の唯一つ
の要素を操作するだけでよいので、組立て作業が簡単化
され、ミスの確率が更に減少される。
【００４５】加硫せるエラストマーから成る隆起２３（
図７）を密封要素６に設置することによって結合を行う
ことができる。隆起２３は、袋ナット５′の雌ネジに固
定されるが、組立操作が妨害されることはない。
図７）を密封要素６に設置することによって結合を行う
ことができる。隆起２３は、袋ナット５′の雌ネジに固
定されるが、組立操作が妨害されることはない。
【００４６】袋ナット５′に保持要素７及び密封要素６
を固定する別の方式では、図８に示した如く、保持要素
７を延長してナット底面を介して引出し、外側でかしめ
（縁２４）、ナット内に回転可能に保持する。解体時に
は、ナットの引戻しが可能なよう、かしめた縁２４を逆
にする。
を固定する別の方式では、図８に示した如く、保持要素
７を延長してナット底面を介して引出し、外側でかしめ
（縁２４）、ナット内に回転可能に保持する。解体時に
は、ナットの引戻しが可能なよう、かしめた縁２４を逆
にする。
【００４７】図９に、袋ナット５′に保持要素７を固定
する別の方式を示した。この場合、保持要素７をナット
５′に接着する。この場合、接着剤は、組立中に破断し
て、ナット５′と保持要素７との間の摩擦を減少する潤
滑剤を遊離するよう、選択する。
する別の方式を示した。この場合、保持要素７をナット
５′に接着する。この場合、接着剤は、組立中に破断し
て、ナット５′と保持要素７との間の摩擦を減少する潤
滑剤を遊離するよう、選択する。
【００４８】これらのすべての実施例において、組立時
に１つの機能ナット５′を操作するだけでよいと言う大
きい利点が得られる。
に１つの機能ナット５′を操作するだけでよいと言う大
きい利点が得られる。
【００４９】図１１は接続要素の直接組立プロセスを示
し、図１２の曲線１は予め組立てた継手の最終組立プロ
セスを示した。
し、図１２の曲線１は予め組立てた継手の最終組立プロ
セスを示した。
【００５０】此等の図に於いて、縦軸はトルク、横軸は
回転ストロークであり管継手の組立プロセスを示した。 この場合、トルクを回転ストロークに対してプロットし
た。図１１において、２つの管継手の組立プロセスを対
比した。この場合、曲線１に、通常の食込みリング形管
継手の推移を示した。トルクは、組立開始時点から連続
的に増大し、従って、組立工は組立終了を明確に知り得
ない。
回転ストロークであり管継手の組立プロセスを示した。 この場合、トルクを回転ストロークに対してプロットし
た。図１１において、２つの管継手の組立プロセスを対
比した。この場合、曲線１に、通常の食込みリング形管
継手の推移を示した。トルクは、組立開始時点から連続
的に増大し、従って、組立工は組立終了を明確に知り得
ない。
【００５１】曲線２に、本発明に係る管継手系の推移を
示した。この場合、トルクは、組立開始時、先行技術の
場合よりも弱く増大する。組立終了時、トルクが極めて
急速に増大する。何故ならば、上記領域において、軸線
方向当接面１５，１８の間の間隙２０が閉じられるから
である。トルクのこの強い増大は、明白であり、完全な
組立終了を組立工に認識させるので、過剰締付状態が避
けられる。何れの場合も、曲線の交点において組立プロ
セスは終了する。曲線の下の面積は、夫々、実施せる組
立仕事の尺度である。グラフから明らかな如く、曲線２
の場合に実施された仕事は少ない。斜線を付した面積は
、曲線１，２の面積の差である。この差から明らかな如
く、本発明に係る管継手の組立作業は、先行技術に比し
て節減される。
示した。この場合、トルクは、組立開始時、先行技術の
場合よりも弱く増大する。組立終了時、トルクが極めて
急速に増大する。何故ならば、上記領域において、軸線
方向当接面１５，１８の間の間隙２０が閉じられるから
である。トルクのこの強い増大は、明白であり、完全な
組立終了を組立工に認識させるので、過剰締付状態が避
けられる。何れの場合も、曲線の交点において組立プロ
セスは終了する。曲線の下の面積は、夫々、実施せる組
立仕事の尺度である。グラフから明らかな如く、曲線２
の場合に実施された仕事は少ない。斜線を付した面積は
、曲線１，２の面積の差である。この差から明らかな如
く、本発明に係る管継手の組立作業は、先行技術に比し
て節減される。
【００５２】図１２の曲線１に、本発明に基づき前組立
を行った管継手の最終組立プロセスを示した（比較のた
め公知の食込みリング継手の例を曲線２に示した）。曲
線１の場合トルクは、ゆるやかな短い上昇後、急激に増
大する。何故ならば、組立時、軸線方向当接面１５，１
８の間の間隙２０が直ぐに閉じられるからである。
を行った管継手の最終組立プロセスを示した（比較のた
め公知の食込みリング継手の例を曲線２に示した）。曲
線１の場合トルクは、ゆるやかな短い上昇後、急激に増
大する。何故ならば、組立時、軸線方向当接面１５，１
８の間の間隙２０が直ぐに閉じられるからである。
【００５３】公知の食込みリング継手に対する本発明に
係る結合系の大きい利点は、特に、分割されている密封
機能と保持機能とを前組立する事によって食込みリング
継手の対応する最終組立に導くことができると言う点に
ある。かくして、本発明に係る管継手によって、特に量
産のために、従来の食込みリング継手に比して作業及び
時間を著しく節減できる。
係る結合系の大きい利点は、特に、分割されている密封
機能と保持機能とを前組立する事によって食込みリング
継手の対応する最終組立に導くことができると言う点に
ある。かくして、本発明に係る管継手によって、特に量
産のために、従来の食込みリング継手に比して作業及び
時間を著しく節減できる。
【００５４】この状態を明示するため、下記の面積を示
した。 Ａ．本発明に係る管継手の最終組立のために実施すべき
仕事。 Ｂ．従来の食込みリング継手の最終組立のために実施す
べき仕事。
した。 Ａ．本発明に係る管継手の最終組立のために実施すべき
仕事。 Ｂ．従来の食込みリング継手の最終組立のために実施す
べき仕事。
【００５５】
【発明の効果】本発明に基づいて、二分割リングを用い
る耐圧管継手に於いて、組立工は少ない仕事量で組立て
でき、且つ組立終了点を補助工具なしに明確に検知でき
る。又、プレハブ式に密封要素と保持要素とを袋ナット
中に予めセット可能で、これにより、該袋ナットの移送
保管中に、連結すべき管表面に当接するパッキン面や刃
面の損傷が防がれ、且つ管の現場連結の最終組立を取違
いなく、又その所要時間を著しく短縮して仕上げる事が
できる。
る耐圧管継手に於いて、組立工は少ない仕事量で組立て
でき、且つ組立終了点を補助工具なしに明確に検知でき
る。又、プレハブ式に密封要素と保持要素とを袋ナット
中に予めセット可能で、これにより、該袋ナットの移送
保管中に、連結すべき管表面に当接するパッキン面や刃
面の損傷が防がれ、且つ管の現場連結の最終組立を取違
いなく、又その所要時間を著しく短縮して仕上げる事が
できる。
【図１】エラストマー密封要素を有する組立状態の結合
系の部分縦断側面図である。
系の部分縦断側面図である。
【図２】組立前の各結合要素を示す図である。
【図３】組立後、解体した後の分解図である。
【図４】金属製密封要素を含む実施例の組立状態の結合
系の図１と同様の部分縦断側面図である。
系の図１と同様の部分縦断側面図である。
【図５】プログレシブリングとしての保持要素を含む実
施例の組立状態の結合系の図１と同様の部分縦断側面図
である。
施例の組立状態の結合系の図１と同様の部分縦断側面図
である。
【図６】２エッジ形締付けリングとしての保持要素を含
む実施例の組立状態の結合系の図１と同様の部分縦断側
面図である。
む実施例の組立状態の結合系の図１と同様の部分縦断側
面図である。
【図７】納入状態において調心及び固定を行うための隆
起及び２分割リングを一体に含む袋ナットの部分断面図
である。
起及び２分割リングを一体に含む袋ナットの部分断面図
である。
【図８】納入状態において調心及び固定を行うための延
長された保持要素及び２分割リングを一体に含む袋ナッ
トの部分断面図である。
長された保持要素及び２分割リングを一体に含む袋ナッ
トの部分断面図である。
【図９】納入状態において調心及び固定を行うための保
持要素を接着し、２分割リングを一体に組込んだ袋ナッ
トの部分断面図である。
持要素を接着し、２分割リングを一体に組込んだ袋ナッ
トの部分断面図である。
【図１０】エラストマーリングを加硫接合しプレス嵌め
した２分割リングの縦断面図である。
した２分割リングの縦断面図である。
【図１１】直接組立プロセスを示すグラフである。
【図１２】最終組立プロセスを示すグラフである。
１ ニップル
２ 円錐面
５ 袋ナット
６ 密封要素
７ 保持要素
９ リング軸線
１０ 当接面
１１ ニップルの環状面
１３ 管
Claims (17)
- 【請求項１】 ２４°コネクタを有する標準ニップル
と、耐圧結合を行う袋ナットと、別の系コンポーネント
を結合する管又は接続雄部と、２分割リングとを有する
耐圧性管継手用結合系であって、リングを食込みリング
又は締付けリングとして構成した形式のものにおいて、
第２リングが、ニップル（１）に配され保持要素（７）
に前置した密封要素として構成され、密封要素（６）が
、組立状態において、リング軸線（９）に対して半径方
向へ延びる当接面（１０）でニップル（１）の内側環状
面（１１）に当接し、ニップル（１）の内側円錐面（２
）の少なくとも部分にわたって延び、保持要素（７）の
ために、円錐形滑り面（１４）と管軸線又はリング軸線
（９）に対して半径方向へ延びる当接面（１５）とを有
することを特徴とする耐圧管継手の結合系。 - 【請求項２】 密封要素（６）の滑り面（１４）が表
面処理されていることを特徴とする請求項２の耐圧管継
手の結合系。 - 【請求項３】 金属から成る密封要素（６）がニップ
ル（１）の内側円錐面（２）の少なくとも１つの領域に
わたって延びる部分に、金属製密封リップ（１９）を有
することを特徴とする請求項１又は２の耐圧管継手の結
合系。 - 【請求項４】 組立状態では、密封要素（６）に封じ
てエラストマー密封リング（８）が前置されることを特
徴とする請求項１又は２の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項５】 エラストマー密封リング（８）が密封
要素（６）に結合されていることを特徴とする請求項４
の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項６】 エラストマー密封リング（８）と密封
要素（６）との結合が、加硫接合又は接着によって行わ
れることを特徴とする請求項５の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項７】 保持要素（７）が、組立状態において
密封要素（６）の後部当接縁（１５）と共働する当接縁
（１８）を有することを特徴とする請求項１〜６の中、
どれか１つに記載の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項８】 保持要素（７）が、２つの刃を有する
食込みリング（プログレシブリング）として構成されて
いることを特徴とする請求項１〜７の中、どれか１つに
記載の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項９】 保持要素（７）が、２エッジ形締付け
リングとして構成されていることを特徴とする請求項１
〜７の中、どれか１つに記載の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項１０】 密封要素（６）が、納入状態では、
保持要素（７）に結合されていることを特徴とする請求
項１〜９の中、どれか１つに記載の耐圧管継手の結合系
。 - 【請求項１１】 双方の要素（６，７）の結合がプレ
ス嵌めによって行われることを特徴とする請求項１０の
耐圧管継手の結合系。 - 【請求項１２】 双方の要素（６，７）の結合が接着
によって行われ、接着剤が、組立時に遊離される潤滑剤
を含むことを特徴とする請求項１０の耐圧管継手の結合
系。 - 【請求項１３】 密封要素（６）の外径には、加硫せ
るエラストマーから成る連続の又は断続的な隆起（２３
）が設けてあることを特徴とする請求項１〜１２の中、
どれか１つに記載の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項１４】 納入状態では、２分割リング（６，
７）又は保持要素（７）が袋ナット（５）に結合されて
いることを特徴とする請求項１〜１３の中、どれか１つ
に記載の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項１５】 保持要素（７）が、袋ナット（５）
の底面を介して延び外側端において袋ナット（縁２４）
によって固定される延長部を有することを特徴とする請
求項１４の耐圧管継手の結合系。 - 【請求項１６】 保持要素（７）がナット（５）に接
着されており、接着剤が、組立時に遊離される潤滑剤を
含むことを特徴とする請求項１４の耐圧管継手の結合系
。 - 【請求項１７】 最終組立後、補助手段を使用せずに
保持要素（７）から密封要素（６）を分離できることを
特徴とする請求項１〜１６の中、どれか１項に記載の耐
圧管継手の結合系。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4038539.6 | 1990-12-03 | ||
| DE4038539A DE4038539C1 (ja) | 1990-12-03 | 1990-12-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04266685A true JPH04266685A (ja) | 1992-09-22 |
| JP2799797B2 JP2799797B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=6419503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3341766A Expired - Fee Related JP2799797B2 (ja) | 1990-12-03 | 1991-12-02 | 管の耐圧結合用継手装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5351998A (ja) |
| EP (1) | EP0489289B1 (ja) |
| JP (1) | JP2799797B2 (ja) |
| AT (1) | ATE105387T1 (ja) |
| DE (2) | DE4038539C1 (ja) |
| DK (1) | DK0489289T3 (ja) |
| ES (1) | ES2057718T3 (ja) |
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