JP2799797B2 - 管の耐圧結合用継手装置 - Google Patents
管の耐圧結合用継手装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/08—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe
- F16L19/10—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the profile of the ring being altered
- F16L19/12—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts with metal rings which bite into the wall of the pipe the profile of the ring being altered with additional sealing means
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円錐角２４°の環状テ
ーパ面を有する標準ニップルと、上記ニップルの外周に
ねじ込んで締付けて耐圧結合を行う袋ナットと、別の系
のコンポーネントを結合する管又は接続雄部と、２つの
リングとを有し、リングの一方は保持リング（好ましく
は、食込みリング又は締付けリング）として構成された
管の耐圧結合用継手装置に関する。
ーパ面を有する標準ニップルと、上記ニップルの外周に
ねじ込んで締付けて耐圧結合を行う袋ナットと、別の系
のコンポーネントを結合する管又は接続雄部と、２つの
リングとを有し、リングの一方は保持リング（好ましく
は、食込みリング又は締付けリング）として構成された
管の耐圧結合用継手装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】管の耐圧結合用継手装置として、食込み
リング及び又は締付けリングとして作用する２つのリン
グを使用することは公知である。即ち、例えば、組立て
時に時間的にオーバラップして作用する２つの独立のく
さびリング又は締付けリングから成るダブルくさびリン
グは、ドイツ規格ＤＩＮ４０００第３６部第１３項に記
載されている。
リング及び又は締付けリングとして作用する２つのリン
グを使用することは公知である。即ち、例えば、組立て
時に時間的にオーバラップして作用する２つの独立のく
さびリング又は締付けリングから成るダブルくさびリン
グは、ドイツ規格ＤＩＮ４０００第３６部第１３項に記
載されている。
【０００３】又、袋ナットによって管の周面に食込ませ
る２つの圧縮リングを順次に設けた管継手は、西独特許
第１，２５３，５３１号（特公昭４０−７６２５号）か
ら公知である。
る２つの圧縮リングを順次に設けた管継手は、西独特許
第１，２５３，５３１号（特公昭４０−７６２５号）か
ら公知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した２つの従来例
の管の継手装置は、双方のリングに作用する力がオーバ
ラップするため、摩擦力を克服するために大きな組立力
を加えなければならず、このため組立工は組立ての終了
を明確に知ることができず、不確実な組立てをすること
が避けられない。不確実な組立てを無くするには組立時
に加える組立力に付いて豊富な経験が組立工に要求され
る。
の管の継手装置は、双方のリングに作用する力がオーバ
ラップするため、摩擦力を克服するために大きな組立力
を加えなければならず、このため組立工は組立ての終了
を明確に知ることができず、不確実な組立てをすること
が避けられない。不確実な組立てを無くするには組立時
に加える組立力に付いて豊富な経験が組立工に要求され
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
継手装置の問題点を解消するために開発されたもので、
管を収容するための環状開口部と、該環状開口部に隣接
した環状テーパ面と、該環状テーパ面に隣接した半径方
向の端面とを有するニップルと、管の保持密封装置と、
前記管を内部に通すことができ、前記ニップルの外周に
ねじ込んで締付けることにより前記管の保持密封装置を
組立てゝ保持する袋ナットとを備えた管の耐圧結合用継
手装置において、前記管の保持密封装置が保持リング
（７）と、金属リング体の密封リング（６）とからな
り、保持リング（７）は内部に通った管（13）を切込ん
で保持する切込み歯と、前記袋ナット（５）に係合する
ナット係合面と、半径方向のストップ面（18）とを有
し、密封リング（６）は前記継手装置を組立てゝ管に対
し適正に締付けたときに前記ニップルの半径方向の端面
（11）に当接し、ニップルに対して密封リングを停止さ
せるため該金属リング体に設けられた半径方向の第１ス
トップ面（10）と、上記金属リング体の第１ストップ面
（10）に隣接して延び、前記継手装置を組立てゝ管に対
し適正に締付けたときに管に切込むことなくニップルの
環状テーパ面（２）と管（13）との間に押込まれて圧縮
型シールを形成する密封リップと、前記袋ナット（５）
をニップルに締付ける際に前記保持リング（７）の切込
み歯を前向きに摺動させて管に切込むように該保持リン
グの切込み歯を有する部分を摺動可能に収容する前記金
属リング体に設けられた円錐形の滑り面（14）と、前記
継手装置を組立てゝ管に対し適正に締付けたとき、前記
保持リングの半径方向のストップ面（18）に当接し、保
持リングを停止させる前記金属リング体に設けられた半
径方向の第２ストップ面（15）とを有することを特徴と
する。
継手装置の問題点を解消するために開発されたもので、
管を収容するための環状開口部と、該環状開口部に隣接
した環状テーパ面と、該環状テーパ面に隣接した半径方
向の端面とを有するニップルと、管の保持密封装置と、
前記管を内部に通すことができ、前記ニップルの外周に
ねじ込んで締付けることにより前記管の保持密封装置を
組立てゝ保持する袋ナットとを備えた管の耐圧結合用継
手装置において、前記管の保持密封装置が保持リング
（７）と、金属リング体の密封リング（６）とからな
り、保持リング（７）は内部に通った管（13）を切込ん
で保持する切込み歯と、前記袋ナット（５）に係合する
ナット係合面と、半径方向のストップ面（18）とを有
し、密封リング（６）は前記継手装置を組立てゝ管に対
し適正に締付けたときに前記ニップルの半径方向の端面
（11）に当接し、ニップルに対して密封リングを停止さ
せるため該金属リング体に設けられた半径方向の第１ス
トップ面（10）と、上記金属リング体の第１ストップ面
（10）に隣接して延び、前記継手装置を組立てゝ管に対
し適正に締付けたときに管に切込むことなくニップルの
環状テーパ面（２）と管（13）との間に押込まれて圧縮
型シールを形成する密封リップと、前記袋ナット（５）
をニップルに締付ける際に前記保持リング（７）の切込
み歯を前向きに摺動させて管に切込むように該保持リン
グの切込み歯を有する部分を摺動可能に収容する前記金
属リング体に設けられた円錐形の滑り面（14）と、前記
継手装置を組立てゝ管に対し適正に締付けたとき、前記
保持リングの半径方向のストップ面（18）に当接し、保
持リングを停止させる前記金属リング体に設けられた半
径方向の第２ストップ面（15）とを有することを特徴と
する。
【０００６】
【実施例】図面を参照して以下に本発明を詳細に説明す
る。
る。
【０００７】図１に、組立て状態の本発明の継手装置の
一実施例の部分縦断側面図を示した。
一実施例の部分縦断側面図を示した。
【０００８】ニップル１は、ドイツ規格ＤＩＮ３８６１
又は国際規格ＩＳＯ８４３４に規定の円錐角２４°の環
状テーパ面２を有し、組立時に袋ナット５の雌ネジ４と
螺着される雄ネジ３を備えている。この場合、袋ナット
５もドイツ規格ＤＩＮ３８７０に基づき標準化されてい
る。
又は国際規格ＩＳＯ８４３４に規定の円錐角２４°の環
状テーパ面２を有し、組立時に袋ナット５の雌ネジ４と
螺着される雄ネジ３を備えている。この場合、袋ナット
５もドイツ規格ＤＩＮ３８７０に基づき標準化されてい
る。
【０００９】組立状態において袋ナット５とニップル１
との間にある管の保持密封装置は、金属リング体の密封
リング６及び保持リング７から成り、従って、密封機能
と保持機能は分担されている。密封リング６の金属リン
グ体の前には、環状のエラストマーリップ８が加硫接合
されている。更に、エラストマーリップ８の代りに、前
記環状テーパ面２の内部で密封を行うＯ−リングを着脱
可能に設置できる。
との間にある管の保持密封装置は、金属リング体の密封
リング６及び保持リング７から成り、従って、密封機能
と保持機能は分担されている。密封リング６の金属リン
グ体の前には、環状のエラストマーリップ８が加硫接合
されている。更に、エラストマーリップ８の代りに、前
記環状テーパ面２の内部で密封を行うＯ−リングを着脱
可能に設置できる。
【００１０】図示の組立状態では、密封リング６は、軸
線９に対して半径方向の第１ストップ面１０でニップル
１の環状端面１１に当接する。密封リングのノーズ１２
は、ニップル１の環状テーパ面２の一部分に突入してい
る。密封リング６は、管壁１３に向く側に、軸線９に対
して半径方向の第２ストップ面１５に移行する円錐形の
滑り面１４を備えている。
線９に対して半径方向の第１ストップ面１０でニップル
１の環状端面１１に当接する。密封リングのノーズ１２
は、ニップル１の環状テーパ面２の一部分に突入してい
る。密封リング６は、管壁１３に向く側に、軸線９に対
して半径方向の第２ストップ面１５に移行する円錐形の
滑り面１４を備えている。
【００１１】滑り面１４は、組立て操作中に上記面上を
滑る保持リング７の滑り面として最適化されている。こ
の最適化は、特別な研磨又は硬化プロセスによって、又
は特殊な被覆処理によって行うことができる。かくし
て、摩擦は減少し、組立て操作のために袋ナットに加え
るトルクを著しく減少できる。
滑る保持リング７の滑り面として最適化されている。こ
の最適化は、特別な研磨又は硬化プロセスによって、又
は特殊な被覆処理によって行うことができる。かくし
て、摩擦は減少し、組立て操作のために袋ナットに加え
るトルクを著しく減少できる。
【００１２】公知の食込み式管継手の場合、円錐面を最
適化するには、ニップル全体の処理、又は円錐面に経費
のかかる部分処理を行う必要がある。
適化するには、ニップル全体の処理、又は円錐面に経費
のかかる部分処理を行う必要がある。
【００１３】図示の実施例の場合、保持リング７は、刃
を有する食込みリングとして構成されており、２次的密
封機能を果す。
を有する食込みリングとして構成されており、２次的密
封機能を果す。
【００１４】保持リング７は、金属のバネ弾性要素とし
て構成されているので、後部で管１３を締付け、かくし
て、緩衝性を示す。袋ナットの内側円錐面１６に向く後
部領域に保持リング７を配置することによって、公知の
食込み式管継手と比較して、管１３の周面へ食込む前部
に大きい剪断容積が得られ、かくして、管の引抜きがよ
り確実に防止される。
て構成されているので、後部で管１３を締付け、かくし
て、緩衝性を示す。袋ナットの内側円錐面１６に向く後
部領域に保持リング７を配置することによって、公知の
食込み式管継手と比較して、管１３の周面へ食込む前部
に大きい剪断容積が得られ、かくして、管の引抜きがよ
り確実に防止される。
【００１５】図１に、完全な最終組立状態を示した。こ
れは、組立状態において保持リング７の半径方向のスト
ップ面１８と密封リング６の半径方向の第２ストップ面
１５が当接し、上記両面１８と１５との間の軸方向の間
隙２０（図１０）が完全に閉じられたことから知られ
る。
れは、組立状態において保持リング７の半径方向のスト
ップ面１８と密封リング６の半径方向の第２ストップ面
１５が当接し、上記両面１８と１５との間の軸方向の間
隙２０（図１０）が完全に閉じられたことから知られ
る。
【００１６】上記ストップ面１８と第２ストップ面１５
を対応して設計することによって、組立て操作の終了時
にトルクが急激に増大するので、組立ての完了を知るこ
とができ、過剰締付状態が有効に阻止される。
を対応して設計することによって、組立て操作の終了時
にトルクが急激に増大するので、組立ての完了を知るこ
とができ、過剰締付状態が有効に阻止される。
【００１７】かくして、補助工具を使用せずに組立状態
を管理できる。密封リング６と保持リング７との間の軸
方向の間隙２０が閉じられると、組立て操作が機能的に
確実に終了し、高圧を受ける継手として使用可能とな
る。この実施例の場合、保持リング７は刃を有する食込
みリングとして構成されている。
を管理できる。密封リング６と保持リング７との間の軸
方向の間隙２０が閉じられると、組立て操作が機能的に
確実に終了し、高圧を受ける継手として使用可能とな
る。この実施例の場合、保持リング７は刃を有する食込
みリングとして構成されている。
【００１８】かくして、組立工は、自身の組立て操作の
終了を明確に知ることができる。
終了を明確に知ることができる。
【００１９】図２に、組立て前の継手装置の各機能要素
を示す。
を示す。
【００２０】この場合、組立て前に保持リング７を密封
リング６に嵌め込み、エラストマーの環状リップ８を密
封リング６に接着するか、加硫接合する。かくして、３
つの独立の要素の代りに、唯一つの機能要素を操作する
だけでよい。組立て時、管１３を袋ナット５、保持リン
グ７、密封リング６及びエラストマーリップ８に通して
ニップル内にストッパ１７まで導入する。袋ナット５を
締めると、袋ナットの内側円錐面１６が保持リング７に
当接し、かくして、上記保持リングが、密封リング６の
第１ストップ面１０をニップルの半径方向の端面１１に
押し付け、次いで保持リングのストップ面１８が密閉リ
ングの第２ストップ面１５に当接するまでの間、保持リ
ングの刃が管１３に食込み、保持リングのストップ面と
密閉リングの第２ストップ面１５が当接すると組立ては
完了する。
リング６に嵌め込み、エラストマーの環状リップ８を密
封リング６に接着するか、加硫接合する。かくして、３
つの独立の要素の代りに、唯一つの機能要素を操作する
だけでよい。組立て時、管１３を袋ナット５、保持リン
グ７、密封リング６及びエラストマーリップ８に通して
ニップル内にストッパ１７まで導入する。袋ナット５を
締めると、袋ナットの内側円錐面１６が保持リング７に
当接し、かくして、上記保持リングが、密封リング６の
第１ストップ面１０をニップルの半径方向の端面１１に
押し付け、次いで保持リングのストップ面１８が密閉リ
ングの第２ストップ面１５に当接するまでの間、保持リ
ングの刃が管１３に食込み、保持リングのストップ面と
密閉リングの第２ストップ面１５が当接すると組立ては
完了する。
【００２１】組立て後に袋ナットを外して分解すると、
図３を参照して説明する次の状態が生ずる。
図３を参照して説明する次の状態が生ずる。
【００２２】分解すると、保持リング７は管１３に外れ
ないよう結合されている。一方、密封リング６は、完全
に可動であり、即ち、交換可能である。
ないよう結合されている。一方、密封リング６は、完全
に可動であり、即ち、交換可能である。
【００２３】図４に、本発明の別の実施例の、図１と同
様な組立て状態の部分縦断側面図を示した。密封リング
６のノーズ１２には、ニップルの環状テーパ面２に押込
まれる密封リップ１９が設けてある。このため、ノーズ
１２は、図１の実施例の場合よりも幾分長い。かくし
て、管１３と環状テーパ面２との間に締付け作用が生じ
る。従って、密封リング６は、エラストマーのリップを
有していない。その代わり、エラストマーを使用できな
いような高温及び侵食性媒体に特に適する継手装置が得
られる。
様な組立て状態の部分縦断側面図を示した。密封リング
６のノーズ１２には、ニップルの環状テーパ面２に押込
まれる密封リップ１９が設けてある。このため、ノーズ
１２は、図１の実施例の場合よりも幾分長い。かくし
て、管１３と環状テーパ面２との間に締付け作用が生じ
る。従って、密封リング６は、エラストマーのリップを
有していない。その代わり、エラストマーを使用できな
いような高温及び侵食性媒体に特に適する継手装置が得
られる。
【００２４】図５の別の実施例の場合、保持リング７′
は、２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリン
グ）として構成され、密封リングの円錐形の滑り面１４
の全長にわたって管１３を固定する。保持リング７′
は、組立時、密封リング６の円錐形の滑り面１４によっ
て半径方向内向きに変形され、管１３に食込む。プログ
レシブリングとしての食込みリングによって、保持力が
著しく増大され、従って、継手装置はより高い圧力を負
荷できる。
は、２つの刃を有する食込みリング（プログレシブリン
グ）として構成され、密封リングの円錐形の滑り面１４
の全長にわたって管１３を固定する。保持リング７′
は、組立時、密封リング６の円錐形の滑り面１４によっ
て半径方向内向きに変形され、管１３に食込む。プログ
レシブリングとしての食込みリングによって、保持力が
著しく増大され、従って、継手装置はより高い圧力を負
荷できる。
【００２５】図６に、２つのエッジを有する保持リング
７″を、図５の保持リング７′の代りに使用する実施例
を示した。管周面に食込みが行われないので、管１３
は、同じく、半径方向内向きに変形される。保持リング
は、後部領域において、袋ナット５の４５°の傾斜面２
１によって固定される。保持リング７″のこの幾何学的
構成の大きい利点は、従来の食込みリング継手に比して
組立力が小さい点にある。
７″を、図５の保持リング７′の代りに使用する実施例
を示した。管周面に食込みが行われないので、管１３
は、同じく、半径方向内向きに変形される。保持リング
は、後部領域において、袋ナット５の４５°の傾斜面２
１によって固定される。保持リング７″のこの幾何学的
構成の大きい利点は、従来の食込みリング継手に比して
組立力が小さい点にある。
【００２６】図１０に、密封リング６に保持リング７を
嵌め込んだ状態の拡大図を示した。エラストマーリップ
８は、密封リング上に加硫接合されている。
嵌め込んだ状態の拡大図を示した。エラストマーリップ
８は、密封リング上に加硫接合されている。
【００２７】密封リング６の円錐形の滑り面１４は、保
持リング７の関連の径よりも小さい円筒形延長部２２を
有し、従って、保持リングをプレス嵌めすることができ
る。
持リング７の関連の径よりも小さい円筒形延長部２２を
有し、従って、保持リングをプレス嵌めすることができ
る。
【００２８】別の方式の場合、密封リング６の円錐形の
滑り面１４に保持リング７を接着する。接着剤は、組立
中に破断して、滑り面を濡らす潤滑剤を放出するものを
選択する。
滑り面１４に保持リング７を接着する。接着剤は、組立
中に破断して、滑り面を濡らす潤滑剤を放出するものを
選択する。
【００２９】両リングのこの前組立ての利点は、保持リ
ング７の刃のエッジが、損傷されないよう密封リングに
よって被覆、保護されることである。
ング７の刃のエッジが、損傷されないよう密封リングに
よって被覆、保護されることである。
【００３０】図７，８，９には、上述した密封リング６
に保持リング７を嵌めて袋ナット５′に組込んだ状態を
示した。
に保持リング７を嵌めて袋ナット５′に組込んだ状態を
示した。
【００３１】図７，８，９の上記３つのすべての実施例
において、保持リング７は密封リング６に嵌め込まれ、
袋ナット５′によって適切な態様で固定され、従って、
袋ナットを操作するだけでよいので、組立て作業が簡単
化され、ミスの確率が更に減少する。
において、保持リング７は密封リング６に嵌め込まれ、
袋ナット５′によって適切な態様で固定され、従って、
袋ナットを操作するだけでよいので、組立て作業が簡単
化され、ミスの確率が更に減少する。
【００３２】加硫したエラストマーから成る隆起２３
（図７）を密封リング６に設置することによって結合を
行うことができる。エラストマーの隆起２３は、袋ナッ
ト５′の雌ネジに固定されるが、組立て操作が妨害され
ることはない。
（図７）を密封リング６に設置することによって結合を
行うことができる。エラストマーの隆起２３は、袋ナッ
ト５′の雌ネジに固定されるが、組立て操作が妨害され
ることはない。
【００３３】袋ナット５′に保持リング７と密封リング
６を固定する別の方式として、図８に示した如く、保持
リング７を延長し、その延長部を、管を通すためにある
袋ナットの環状開口部を貫通して外に出し、外に出た縁
２４を外向きにかしめてナット内に回転可能に保持す
る。解体時には、ナットを延長部から取り外しができる
ようにかしめた縁２４を真直にする。
６を固定する別の方式として、図８に示した如く、保持
リング７を延長し、その延長部を、管を通すためにある
袋ナットの環状開口部を貫通して外に出し、外に出た縁
２４を外向きにかしめてナット内に回転可能に保持す
る。解体時には、ナットを延長部から取り外しができる
ようにかしめた縁２４を真直にする。
【００３４】図９に、袋ナット５′に保持リング７を固
定する別の方式を示した。この場合、保持リング７をナ
ット５′に接着する。この場合、接着剤は組立中に破断
して、ナット５′と保持リング７との間の摩擦を減少す
る潤滑剤を放出するものを選択する。
定する別の方式を示した。この場合、保持リング７をナ
ット５′に接着する。この場合、接着剤は組立中に破断
して、ナット５′と保持リング７との間の摩擦を減少す
る潤滑剤を放出するものを選択する。
【００３５】これらのすべての実施例において、密封リ
ングと、これに嵌め込んだ保持リングは袋ナット内に組
込んであるため、組立時には袋ナット５′を操作するだ
けでよいという大きい利点が得られる。
ングと、これに嵌め込んだ保持リングは袋ナット内に組
込んであるため、組立時には袋ナット５′を操作するだ
けでよいという大きい利点が得られる。
【００３６】図１１は従来の食込みリング形管継手と、
本発明による管継手装置の要素を別々に使用した組立て
プロセスを示し、図１２は従来の食込みリング形管継手
を袋ナットに取付けた場合の組立てプロセスと、本発明
の保持リングを密封リングに嵌め、その両リングを袋ナ
ットに組込んだ場合の組立てプロセスを示した。
本発明による管継手装置の要素を別々に使用した組立て
プロセスを示し、図１２は従来の食込みリング形管継手
を袋ナットに取付けた場合の組立てプロセスと、本発明
の保持リングを密封リングに嵌め、その両リングを袋ナ
ットに組込んだ場合の組立てプロセスを示した。
【００３７】これ等の図に於いて、縦軸はトルク、横軸
は回転角であり、管継手の組立てプロセスを示した。こ
の場合、トルクを回転角に対してプロットした。図１１
では２つの管継手の組立てプロセスを対比した。この場
合、曲線は通常の食込みリング形管継手の組立ての推
移を示し、トルクは、組立て開始時点から連続的に増大
し、従って、組立工は組立ての終了を明確に知り得な
い。
は回転角であり、管継手の組立てプロセスを示した。こ
の場合、トルクを回転角に対してプロットした。図１１
では２つの管継手の組立てプロセスを対比した。この場
合、曲線は通常の食込みリング形管継手の組立ての推
移を示し、トルクは、組立て開始時点から連続的に増大
し、従って、組立工は組立ての終了を明確に知り得な
い。
【００３８】図１１に於て曲線は本発明に係る管継手
の組立ての推移を示した。この場合、組立て開始時、ト
ルクの増大は曲線よりも著しく低い。組立て終了時、
トルクは極めて急速に増大する。何故ならば、上記領域
において、保持リングの半径方向のストップ面１８と密
封リングの半径方向の第２ストップ面１５とが当接し、
両ストップ面の間の軸方向の間隙２０が閉じられるから
である。トルクのこの強い増大は明白であり、完全な組
立て終了を組立工に認識させるので、過剰締付状態が避
けられる。何れの場合も、曲線の交点′において組立
てプロセスは終了する。曲線の下の面積は、夫々、実施
した組立て仕事の尺度である。グラフから明らかな如
く、曲線の場合に実施された仕事は少ない。曲線
と、曲線との間のハッチングした面積は、曲線と
の組立て仕事を示す面積の差であり、曲線の場合は曲
線に対して上記の差だけ多く仕事をする必要がある。
そして、曲線の場合は曲線との交点′で組立ての
完了を知ることができるが、曲線の場合は組立ての完
了を知ることができないため、更に′に示すように組
立て作業を続け、過剰の締付けを行うことがある。この
差から明らかな如く、本発明に係る管継手の組立作業
は、従来の食込み形管継手に比して大幅に節減される。
の組立ての推移を示した。この場合、組立て開始時、ト
ルクの増大は曲線よりも著しく低い。組立て終了時、
トルクは極めて急速に増大する。何故ならば、上記領域
において、保持リングの半径方向のストップ面１８と密
封リングの半径方向の第２ストップ面１５とが当接し、
両ストップ面の間の軸方向の間隙２０が閉じられるから
である。トルクのこの強い増大は明白であり、完全な組
立て終了を組立工に認識させるので、過剰締付状態が避
けられる。何れの場合も、曲線の交点′において組立
てプロセスは終了する。曲線の下の面積は、夫々、実施
した組立て仕事の尺度である。グラフから明らかな如
く、曲線の場合に実施された仕事は少ない。曲線
と、曲線との間のハッチングした面積は、曲線と
の組立て仕事を示す面積の差であり、曲線の場合は曲
線に対して上記の差だけ多く仕事をする必要がある。
そして、曲線の場合は曲線との交点′で組立ての
完了を知ることができるが、曲線の場合は組立ての完
了を知ることができないため、更に′に示すように組
立て作業を続け、過剰の締付けを行うことがある。この
差から明らかな如く、本発明に係る管継手の組立作業
は、従来の食込み形管継手に比して大幅に節減される。
【００３９】図１２の曲線１に、本発明に基づき前組立
てを行った管継手の組立てプロセスを示した（比較のた
め公知の食込みリング継手の例を曲線２に示した）。曲
線の場合トルクは、ゆるやかな短い上昇後、急激に増
大する。何故ならば、組立時に、前述したように保持リ
ングの半径方向のストップ面１８と密封リングの半径方
向の第２ストップ面１５とが当接し、両ストップ面の間
の軸方向の間隙２０が直ぐに閉じられるからである。そ
して、間隙２０が閉じた′の点で組立ての完了を知る
ことができるが、曲線の場合は組立ての完了を知るこ
とができないので、更に′に示すように組立て作業を
続け、過剰の締付けを行うことがある。
てを行った管継手の組立てプロセスを示した（比較のた
め公知の食込みリング継手の例を曲線２に示した）。曲
線の場合トルクは、ゆるやかな短い上昇後、急激に増
大する。何故ならば、組立時に、前述したように保持リ
ングの半径方向のストップ面１８と密封リングの半径方
向の第２ストップ面１５とが当接し、両ストップ面の間
の軸方向の間隙２０が直ぐに閉じられるからである。そ
して、間隙２０が閉じた′の点で組立ての完了を知る
ことができるが、曲線の場合は組立ての完了を知るこ
とができないので、更に′に示すように組立て作業を
続け、過剰の締付けを行うことがある。
【００４０】公知の食込みリング継手に対する本発明に
係る継手装置の大きい利点は、特に、分担されている密
封機能と保持機能とを前組立てする事によって食込みリ
ング継手の対応する最終組立てに導くことができるとい
う点にある。かくして、本発明に係る管継手によって、
特に量産のために、従来の食込みリング継手に比して作
業及び時間を著しく節減できる。
係る継手装置の大きい利点は、特に、分担されている密
封機能と保持機能とを前組立てする事によって食込みリ
ング継手の対応する最終組立てに導くことができるとい
う点にある。かくして、本発明に係る管継手によって、
特に量産のために、従来の食込みリング継手に比して作
業及び時間を著しく節減できる。
【００４１】この状態を明示するため、図１２に、本発
明に係る管継手の最終組立てのために実施すべき仕事Ａ
と、従来の食込みリング継手の最終組立てのために実施
すべき仕事Ｂの面積を示した。
明に係る管継手の最終組立てのために実施すべき仕事Ａ
と、従来の食込みリング継手の最終組立てのために実施
すべき仕事Ｂの面積を示した。
【００４２】
【発明の効果】本発明の継手装置により、組立工は少な
い仕事量で組立てでき、且つ組立て終了点を補助工具な
しに明確に検知できる。又、プレハブ式に密封リングと
保持リングとを袋ナット中に予めセット可能で、これに
より、該袋ナットの移送保管中に、連結すべき管表面に
接触するパッキンとしてのリップや、刃の損傷が防が
れ、且つ管の現場連結の最終組立を取違いなく、又その
所要時間を著しく短縮して仕上げる事ができる。
い仕事量で組立てでき、且つ組立て終了点を補助工具な
しに明確に検知できる。又、プレハブ式に密封リングと
保持リングとを袋ナット中に予めセット可能で、これに
より、該袋ナットの移送保管中に、連結すべき管表面に
接触するパッキンとしてのリップや、刃の損傷が防が
れ、且つ管の現場連結の最終組立を取違いなく、又その
所要時間を著しく短縮して仕上げる事ができる。
【図１】エラストマーのリップを密封リングが有する組
立状態の継手装置の部分縦断側面図である。
立状態の継手装置の部分縦断側面図である。
【図２】図１の組立て前の各結合要素を示す図である。
【図３】図１の組立て後、解体した後の分解図である。
【図４】金属製リップを密封リングが有する実施例の組
立状態の継手装置の、図１と同様な部分縦断側面図であ
る。
立状態の継手装置の、図１と同様な部分縦断側面図であ
る。
【図５】プログレシブリングとしての保持リングを含む
実施例の組立状態の継手装置の、図１と同様な部分縦断
側面図である。
実施例の組立状態の継手装置の、図１と同様な部分縦断
側面図である。
【図６】２エッジ形締付けリングとしての保持リングを
有する実施例の組立状態の継手装置の、図１と同様な部
分縦断側面図である。
有する実施例の組立状態の継手装置の、図１と同様な部
分縦断側面図である。
【図７】納入状態において調心及び固定を行うためのエ
ラストマーの隆起及び密封リングと保持リングを一体に
含む袋ナットの部分断面図である。
ラストマーの隆起及び密封リングと保持リングを一体に
含む袋ナットの部分断面図である。
【図８】納入状態において調心及び固定を行うための延
長された保持リング及び密封リングを一体に含む袋ナッ
トの部分断面図である。
長された保持リング及び密封リングを一体に含む袋ナッ
トの部分断面図である。
【図９】納入状態において調心及び固定を行うための保
持リングを接着し、保持リングと密封リングを一体に組
込んだ袋ナットの部分断面図である。
持リングを接着し、保持リングと密封リングを一体に組
込んだ袋ナットの部分断面図である。
【図１０】エラストマーリングを加硫接合した密封リン
グに保持リングをプレス嵌めした状態の縦断面図であ
る。
グに保持リングをプレス嵌めした状態の縦断面図であ
る。
【図１１】袋ナット中に予めセットしない状態での組立
プロセスを示すグラフである。
プロセスを示すグラフである。
【図１２】袋ナット中に予めセットした状態での組立プ
ロセスを示すグラフである。
ロセスを示すグラフである。
１ ニップル ２ ニップルの環状テーパ面 ５ 袋ナット ６ 密封リング ７ 保持リング ８ 密封リングのエラストマーのリップ １０ 密封リングの第１ストップ面 １１ ニップルの半径方向の端面 １３ 管 １４ 密封リングの円錐形の滑り面 １５ 密封リングの第２ストップ面 １６ 袋ナットの内側円錐面 １８ 保持リングの半径方向のストップ面 １９ 密封リングの金属のリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−138086（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭47−35488（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16L 19/08
Claims (12)
- 【請求項１】 管を収容するための環状開口部と、該環
状開口部に隣接した環状テーパ面と、該環状テーパ面に
隣接した半径方向の端面とを有するニップルと、管の保
持密封装置と、前記管を内部に通すことができ、前記ニ
ップルの外周にねじ込んで締付けることにより前記管の
保持密封装置を組立てゝ保持する袋ナットとを備えた管
の耐圧結合用継手装置において、前記管の保持密封装置
が保持リング（７）と、金属リング体の密封リング
（６）とからなり、保持リング（７）は内部に通った管
（13）を切込んで保持する切込み歯と、前記袋ナット
（５）に係合するナット係合面と、半径方向のストップ
面（18）とを有し、密封リング（６）は前記継手装置を
組立てゝ管に対し適正に締付けたときに前記ニップルの
半径方向の端面（11）に当接し、ニップルに対して密封
リングを停止させるため該金属リング体に設けられた半
径方向の第１ストップ面（10）と、上記金属リング体の
第１ストップ面（10）に隣接して延び、前記継手装置を
組立てゝ管に対し適正に締付けたときに管に切込むこと
なくニップルの環状テーパ面（２）と管（13）との間に
押込まれて圧縮型シールを形成する密封リップと、前記
袋ナット（５）をニップルに締付ける際に前記保持リン
グ（７）の切込み歯を前向きに摺動させて管に切込むよ
うに該保持リングの切込み歯を有する部分を摺動可能に
収容する前記金属リング体に設けられた円錐形の滑り面
（14）と、前記継手装置を組立てゝ管に対し適正に締付
けたとき、前記保持リングの半径方向のストップ面（1
8）に当接し、保持リングを停止させる前記金属リング
体に設けられた半径方向の第２ストップ面（15）とを有
することを特徴とする管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の継手装置において、金
属リング体の第１ストップ面に隣接して延び、ニップル
の環状テーパ面と管との間に押込まれる密封リップはエ
ラストマーからなり、加硫により金属リング体に結合さ
れている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の継手装置において、金
属リング体の第１ストップ面に隣接して延び、ニップル
の環状テーパ面と管との間に押込まれる密封リップはエ
ラストマーからなり、接着剤で金属リング体に結合され
ている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の継手装置において、前
記密封リング（６）と保持リング（７）とが、単一部品
を形成するように結合されている管の耐圧結合用継手装
置。 - 【請求項５】 請求項４に記載の継手装置において、前
記密封リング（６）と保持リング（７）とが、プレス嵌
めによって結合されている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項６】 請求項４に記載の継手装置において、前
記密封リング（６）と保持リング（７）とが、接着剤に
より結合されている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項７】 請求項６に記載の継手装置において、前
記密封リング（６）と保持リング（７）とが、管への前
記継手装置の締付けおよび組立ての際に破断して潤滑剤
を放出する接着剤によって結合されている管の耐圧結合
用継手装置。 - 【請求項８】 請求項４に記載の継手装置において、前
記密封リング（６）と保持リング（７）とが、単一部品
を形成するように結合され、且つ前記袋ナット（５）へ
結合されている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項９】 請求項８に記載の継手装置において、前
記保持リング（７）が接着剤により前記袋ナット（５）
へ結合されている管の耐圧結合用継手装置。 - 【請求項１０】 請求項９に記載の継手装置において、
前記保持リング（７）が管への継手装置の締付けおよび
組立ての際に破断して潤滑剤を放出する接着剤により前
記ナット（５）へ結合されている管の耐圧結合用継手装
置。 - 【請求項１１】 請求項８に記載の継手装置において、
前記密封リング（６）が外周にエラストマー製の結合用
ビード（23）を有し、このビード（23）により袋ナット
（５）へ弾力的に結合されている管の耐圧結合用継手装
置。 - 【請求項１２】 請求項８に記載の継手装置において、
前記袋ナット（５）が、前記管（13）を貫通させる環状
開口部を有し、前記保持リング（７）が、該袋ナット
（５）の環状開口部を貫通して保持リング（７）を袋ナ
ットに保持するための延長部を有する管の耐圧結合用継
手装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4038539A DE4038539C1 (ja) | 1990-12-03 | 1990-12-03 | |
| DE4038539.6 | 1990-12-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04266685A JPH04266685A (ja) | 1992-09-22 |
| JP2799797B2 true JP2799797B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=6419503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3341766A Expired - Fee Related JP2799797B2 (ja) | 1990-12-03 | 1991-12-02 | 管の耐圧結合用継手装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5351998A (ja) |
| EP (1) | EP0489289B1 (ja) |
| JP (1) | JP2799797B2 (ja) |
| AT (1) | ATE105387T1 (ja) |
| DE (2) | DE4038539C1 (ja) |
| DK (1) | DK0489289T3 (ja) |
| ES (1) | ES2057718T3 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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