JPH04266192A - 現金自動取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は銀行等の金融機関で使用
される現金自動取引機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の現金自動取引機は、現金
を取扱う部分の他に、図４に示すように、カードを取扱
う部分があり、カードを使用した証拠としてカード撮影
用カメラ２３によりカード表面のエンボス転写を行い、
取引データはＡＴＭ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　　Ｔｅｌｌ
ｅｒ　　Ｍａｃｈｉｎｅ）制御装置２２により用紙に記
録すると共に、これらを画像処理機構２５を用いて合成
し、そのデータをファイル装置２６に保存していた。ま
た、犯罪防止等の理由から監視用カメラ２１により顧客
の画像を撮影しＶＴＲ２４に記録していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現金自
動取引機では、取引データと監視カメラとは全く別の場
所に、かつ別の方法で保存されるため、２つのデータを
照合するためには、処理時間の記録を基にし、かつ手作
業で行うため、時間がかかって確定が困難であるという
欠点がある。また、取引データの用紙を保存しなければ
ならないという欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引機
は、顧客のカードに書き込まれているエンボス記録，前
記顧客の取引データおよび顔画像の各々のデータに対し
、これらを連係して管理するためのインデックスを付与
するリンク処理手段を備え、前記データを同一ファイル
に保存することを特徴とする。

【０００５】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【０００６】図１は本発明の一実施例を示す概念図であ
る。

【０００７】図２は本実施例の現金自動取引機を示す断
面図である。図１および図２において、８は本発明の現
金自動取引機であって、１は顧客４を撮影する監視用カ
メラであり、２は顧客４の取引データの処理を行うＡＴ
Ｍ制御装置である。３は顧客４のカード５を撮影するカ
ード撮影用カメラであって、カード５の表面に書き込ま
れているエンボス記録（打出された文字や数字など）を
撮影する。そして、リンク処理機構６は監視用カメラ１
，ＡＴＭ制御装置２およびカード撮影用カメラ３からそ
れぞれ送られてきたデータにインデックスを付与する。 このインデックスはこれらのデータを連係させて管理す
るためのものである。そして、ファイル装置７は顧客デ
ータとしてこれらのデータを保存する。

【０００８】図３は検索された顧客データの一例を示す
図である。顧客データが必要なときは、ファイル装置７
に保存されている顧客データから検索を行う。そして、
図３に示すように、ジャーナル用紙９には顧客像，カー
ド画像および取引データ等必要なデータが１つにまとめ
られて出力される。また、これらのデータはディスプレ
イ等に表示してもよい。

【０００９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の現金自動
取引機は、カードのエンボス記録と取引データと顧客の
顔画像とを各々のデータに管理のためのインデックスを
設け、同一ファイルに保存記録するため、検索の容易化
，高速化、データの一元管理およびペーパーレスにより
運用コストの低減がはかれるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す概念図である。

【図２】本実施例の現金自動取引機を示す断面図である
。

【図３】検索された顧客データの一例を示す図である。

【図４】従来例を示す概念図である。

【符号の説明】

１　　　　監視用カメラ ２　　　　ＡＴＭ制御装置 ３　　　　カード撮影用カメラ ４　　　　顧客 ５　　　　カード ６　　　　リンク処理機構 ７　　　　ファイル装置 ８　　　　現金自動取引機 ９　　　　ジャーナル用紙

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　顧客のカードに書き込まれているエン
   ボス記録，前記顧客の取引データおよび顔画像の各々の
   データに対し、これらを連係して管理するためのインデ
   ックスを付与するリンク処理手段を備え、前記データを
   同一ファイルに保存することを特徴とする現金自動取引
   機。