JPH04266011A - 半導体基板の形成方法及びその実施装置 - Google Patents

半導体基板の形成方法及びその実施装置

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JPH04266011A
JPH04266011A JP2648191A JP2648191A JPH04266011A JP H04266011 A JPH04266011 A JP H04266011A JP 2648191 A JP2648191 A JP 2648191A JP 2648191 A JP2648191 A JP 2648191A JP H04266011 A JPH04266011 A JP H04266011A
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JP
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semiconductor
semiconductor substrates
bonding
gas
semiconductor wafer
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JP2648191A
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Inventor
Hiroji Saida
斉田 広二
Nobuaki Umemura
梅村 信彰
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の形成技術
に関し、特に、少なくとも2枚の半導体基板を張り合せ
る技術に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特願昭60−210125号に、単結晶
珪素で形成される2枚の半導体ウエーハ(半導体基板)
を相互に張り合せる半導体ウエーハ張り合せ技術が開示
されている。半導体ウエーハの表面にエピタキシャル成
長層を厚い膜厚で形成する場合、製造プロセス時間が増
大し、半導体装置の製品コストが高くなるので、この代
替技術として半導体ウエーハの張り合せ技術が使用され
る。また、この半導体ウエーハの張り合せ技術は、絶縁
性基板の表面上に、若しくは半導体ウエーハの表面上に
絶縁層を介在させて半導体素子が配置される半導体活性
層を形成するSOI(Silicon On Insu
lator)技術への実用化に向けて有望視されている
【0003】半導体ウエーハの張り合せは以下のとおり
行われる。
【0004】まず、2枚の半導体ウエーハの接合面とな
る双方の表面に鏡面研磨処理を行い、2枚の半導体ウエ
ーハの双方の表面を露出する。
【0005】次に、前記鏡面研磨処理は通常大気中で行
われ、半導体ウエーハの露出された表面に自然酸化珪素
膜が形成されるので、脱脂処理、洗浄処理の夫々を順次
行い、半導体ウエーハの表面の自然酸化珪素膜を除去す
る。この後、水洗処理を行い、そしてスピナー乾燥処理
を行い、半導体ウエーハの表面を乾燥する。
【0006】次に、異物が介在しない清浄な場所例えば
クリーンルームにおいて、双方の表面(接合面)を向い
合せて2枚の半導体ウエーハを接触させる。この後、こ
の2枚の重ね合せた半導体ウエーハを電気炉内に搬送し
、約1000[℃]以上の高温度加熱により、2枚の半
導体ウエーハは双方の向い合う表面間が接合されて張り
付けられる。
【0007】しかしながら、前述の半導体ウエーハの張
り付け技術は、半導体ウエーハの接合面となる表面の自
然酸化珪素膜を化学的に除去して乾燥した後、電気炉内
に搬送するまでの間において、半導体ウエーハの表面が
大気中に触れるため、半導体ウエーハの表面に再度自然
酸化珪素膜が形成される。接合面となる表面に再度形成
された自然酸化珪素膜が存在する状態において、2枚の
半導体ウエーハを張り付けた場合、2枚の半導体ウエー
ハの接合面若しくはその近傍に酸素が多量に混入される
。この酸素の混入は、半導体ウエーハの接合面若しくは
その近傍において、結晶欠陥の発生量の増大、電流−電
圧特性の劣化、又は接合面の接合強度の低下を招く。
【0008】この種の課題を解決する技術として、電気
炉内に水素ガスを供給し、半導体ウエーハの接合面とな
る表面に形成された自然酸化珪素膜を水素還元処理で除
去した後、2枚の半導体ウエーハを張り付ける技術が採
用されている。この水素還元処理を含む半導体ウエーハ
の張り付けは、約1000[℃]の高温度雰囲気中にお
いて約2時間の熱処理が必要とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者は、前述の半導体ウエーハの張り付け技術において、
下記の問題点を見出した。
【0010】前述の半導体ウエーハの張り付けは、自然
酸化珪素膜を除去する目的で、電気炉内に水素ガスを流
した状態で行われるので、2枚の半導体ウエーハの接着
性が劣化し、約2時間の長時間の熱処理となる。このた
め、半導体ウエーハの張り付け時間が長くなり、結果的
にこの半導体ウエーハを使用する半導体装置の製造プロ
セス時間が長くなる。
【0011】この半導体ウエーハの張り付け時間の増大
若しくは半導体装置の製造プロセス時間の増大は、半導
体ウエーハの製品コスト若しくは半導体装置の製品コス
トを増大する。
【0012】また、前記半導体ウエーハの張り付けは、
約1000[℃]の高温度雰囲気中において約2時間の
長時間を要するので、半導体ウエーハの接合面の近傍の
不純物濃度プロファイルがブロードになり、この半導体
ウエーハの接合面の近傍の不純物濃度プロファイルの制
御精度が低下する。
【0013】本発明の目的は、半導体基板の張り付け技
術において、半導体基板間の接合面若しくはその近傍に
酸素が混入されることを低減するとともに、半導体基板
間の張り付けを短時間で行うことが可能な技術を提供す
ることにある。
【0014】本発明の他の目的は、半導体基板の張り付
け技術において、半導体基板間の接合面若しくはその近
傍の結晶欠陥の発生量の低減、電気的特性の向上、接合
強度の向上のいずれかを図るとともに、半導体基板の製
品コストの低減、不純物濃度プロファイルの制御精度の
向上のいずれかを図ることが可能な技術を提供すること
にある。
【0015】本発明の他の目的は、半導体基板の張り付
け技術において、半導体基板の形成工程数を削減するこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、前記目的を達成する
半導体製造装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、前記目的を達成する
、半導体製造装置で使用される半導体製造器具を提供す
ることにある。
【0018】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記のとおりである。
【0020】(1)少なくとも2枚の半導体基板を張り
合せる半導体基板の形成方法において、少なくとも2枚
の半導体基板を双方の表面同士を向い合せて重ね合せる
工程と、外部環境から遮蔽された処理系内で、前記2枚
の半導体基板の一方の半導体基板から他方の半導体基板
に向って負の温度勾配を形成し、2枚の半導体基板の双
方の表面の一部分に比べて表面の他部分の間の隙間を大
きく形成した状態で、2枚の半導体基板の双方の向い合
う表面の酸化膜を還元処理により除去する工程と、この
後、前記2枚の半導体基板の双方の向い合う表面間に形
成された隙間にハロゲン化物を含む混合ガスを供給し、
2枚の半導体基板の双方の向い合う表面同士を一部分か
ら他部分に向って順次張り合せる工程とを備える。
【0021】(2)前記手段(1)の2枚の半導体基板
の双方の向い合う表面間の隙間にハロゲン化物を含む混
合ガスを供給する際に、前記混合ガスにエピタキシャル
ソースガスを混合し、2枚の半導体基板のいずれかの向
い合う表面と対向する表面に、前記エピタキシャルソー
スガスを供給し反応させて、エピタキシャル成長層を形
成する。
【0022】(3)半導体基板を張り付ける半導体製造
装置において、ガス導入口及びガス排気口を有する石英
管と、この石英管の周囲に配置された高周波誘導コイル
と、この高周波誘導コイルを制御する高周波発振回路と
、前記ガス導入口に連結された、ハロゲン化物を含む混
合ガスを供給するガス供給系と、前記石英管内に装着さ
れ、誘電加熱方式若しくは誘導加熱方式によって加熱さ
れる基板搭載用サセプタとを備える。
【0023】(4)前記手段(3)の基板搭載用サセプ
タは、重ね合せた2枚の相似形状の半導体基板のうちの
下側の厚さに比べて深く、かつ2枚の半導体基板の合計
の厚さに比べて浅く形成されるとともに、2枚の半導体
基板と同一外形々状、又は2枚の半導体基板の双方の向
い合う表面間の結晶格子のずれ量若しくは面方位のずれ
量が許容できる範囲内で大きい外形々状を有する凹部を
有し、この凹部内に、前記重ね合せた2枚の半導体基板
が搭載される。
【0024】
【作用】上述した手段(1)によれば、2枚の半導体基
板に温度勾配を与えて重ね合せた2枚の半導体基板の双
方の向い合う表面(接合面)間に隙間を形成し、この隙
間から露出する2枚の半導体基板の双方の表面に形成さ
れる自然酸化膜を還元処理でほぼ全域に渡って除去した
後、この隙間に供給されるハロゲン化物を移動媒体とし
て、高温度側の一方の半導体基板の表面から低温度側の
他方の半導体基板の表面に半導体原子を移動し、2枚の
半導体基板の双方の向い合う表面の一部分から接合が開
始され、半導体基板の自重、温度の低下等に基づき、前
記隙間からハロゲン化物を追い出しながら、表面の他部
分まで接合が順次行われるので、2枚の半導体基板の接
合面若しくはその近傍の酸素原子を実質的に排除できる
とともに、2枚の半導体基板の接合面の酸化膜を短時間
で除去でき、かつハロゲン化物で半導体原子を積極的に
移動させ、2枚の半導体基板の接合速度を促進し、張り
付け時間を短縮できる。
【0025】この結果、2枚の半導体基板を張り合せて
形成した半導体基板において、酸素原子の排除に基づき
、下記の効果がある。(1)接合面若しくはその近傍の
結晶欠陥の発生量を低減できる。(2)接合面若しくは
その近傍の電流−電圧特性等の電気的特性を向上できる
。(3)接合面の接合強度を向上できる。また、前記半
導体基板において、張り付け時間の短縮に基づき、下記
の効果がある。(1)半導体基板の製作時間を短縮でき
、又半導体装置の製造プロセス時間を短縮できる。 (2)半導体基板若しくは半導体装置の製造コストを低
減できる。(3)2枚の半導体基板の接合時の熱処理時
間を短縮できるので、接合面若しくはその近傍の不純物
濃度プロファイルの制御精度を向上できる。
【0026】上述した手段(2)によれば、前記2枚の
半導体基板を張り付ける工程を利用し、いずれかの半導
体基板の表面(例えば素子形成面)にエピタキシャル成
長層を形成できるので、このエピタキシャル成長層を形
成する工程に相当する分、半導体基板の形成工程数を低
減できる。また、エピタキシャル成長層を形成する時間
を短縮できる。
【0027】上述した手段(3)によれば、前記基板搭
載用サセプタ上に2枚の半導体基板を順次積み重ねると
、2枚の半導体基板のうちの下側は基板搭載用サセプタ
の誘電加熱若しくは誘導加熱に基づき上側に比べて高温
度に加熱されるので、2枚の半導体基板に温度勾配を形
成できるとともに、2枚の半導体基板の間の隙間に還元
ガス(水素ガス)が侵入する。
【0028】上述した手段(4)によれば、2枚の半導
体基板の張り付けに際し、基板搭載用サセプタの凹部の
深さ、形状の夫々を2枚の半導体基板の双方の向い合う
表面の結晶格子のずれ量若しくは面方位のずれ量を許容
できる範囲に設定できるとともに、2枚の半導体基板の
双方の向い合う表面間の隙間に混合ガスを供給するガス
供給経路を形成できる。
【0029】以下、本発明の構成について、単結晶珪素
で形成される半導体ウエーハの張り付け技術に本発明を
適用した一実施例とともに説明する。
【0030】なお、一実施例を説明するための全図にお
いて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0031】
【実施例】本発明の一実施例である、半導体ウエーハの
張り付けに使用する半導体製造装置を図1(概略構成図
)で示す。
【0032】半導体ウエーハの張り付けに使用する半導
体製造装置は、図1に示すように、基本的にはエピタキ
シャル成長装置をベースに構成され、石英管1の内部に
基板搭載用サセプタ(ウエーハ搭載用治具)5を装着で
きる。
【0033】前記半導体製造装置の石英管1は半導体ウ
エーハの表面に形成される自然酸化珪素膜の除去の際の
水素還元処理、半導体ウエーハの張り付けを行う接合処
理、エピタキシャル成長処理のいずれかを行う処理系(
反応炉)として使用される。石英管1は基本的には外部
環境から遮蔽された状態において前記処理を行える。 石英管1は、石英ガラスで形成された円筒中空体で構成
され、一端側にガス導入口、他端側にガス排気口8が構
成される。
【0034】石英管1の外周には高周波誘導コイル3が
配置される。この高周波誘導コイル3は高周波発振器2
に連結され制御される。
【0035】石英管1のガス導入口にはガス供給系が連
結される。ガス供給系は置換ガス供給源11、キャリア
ガス供給源12、混合ガス供給源13、15、ドーピン
グガス供給源14、流量計9、バルブ7及びこれらを相
互に連結する供給パイプ6を主体に構成される。
【0036】前記置換ガス供給源11は置換ガスとして
の例えばN2 ガスを供給する。キャリアガス供給源1
2はキャリアガスとしての若しくは還元ガスとしてのH
2 ガスを供給する。混合ガス供給源13は、少なくと
もハロゲン化物を含み、又還元ガスとしても使用するガ
スとして、例えばHClガスを供給する。
【0037】前記混合ガス供給源15は、ハロゲン化物
を含み、又エピタキシャルソースガスとしても使用する
ガスとして、SiCl4 ガスを供給する。また、混合
ガス供給源15はSiH2Cl2ガスを供給してもよい
。ドーピングガス供給源14は、前記エピタキシャルソ
ースガスを石英管1内で反応させ成長させたエピタキシ
ャル成長層に導入される不純物を生成するガスとして、
例えばn型不純物を生成する場合PH3 を供給し、p
型不純物を生成する場合B2H6を供給する。
【0038】前記石英管1内に装着される基板搭載用サ
セプタ5は、双方の表面(接合面)を向い合せた(重ね
合せた)状態において、2枚の半導体ウエーハ41及び
42を搭載する。基板搭載用サセプタ5は、石英管1の
周囲に配置される高周波誘導コイル3で発生される高周
波電界中において、誘電体(絶縁体)の誘電損により加
熱される、所謂誘電加熱方式で加熱される。この基板搭
載用サセプタ5は例えばSiCコートグラファイトで構
成される。また、基板搭載用サセプタ5は、交番磁界中
やヒステリシス損により加熱される、所謂誘導加熱方式
で加熱してもよい。
【0039】前記基板搭載用サセプタ5の表面には、図
2(要部拡大断面図)及び図3(要部拡大平面図)に示
すように、重ね合せた2枚の半導体ウエーハ41及び4
2を搭載する搭載用凹部51が構成される。半導体ウエ
ーハ41、42の双方は、いずれも実質的に同一平面形
状(同一サイズ)で形成され、外周の一部に面方位指定
物としてのオリエンテーションフラットが設けられた平
面円板形状で構成される。搭載用凹部51の内壁は、半
導体ウエーハ41及び42の外形々状と実質的に同一の
平面形状か、又は半導体ウエーハ41、42の双方の向
い合う表面(接合面)での結晶格子のずれ量若しくは面
方位のずれ量が許容できる範囲内において大きいサイズ
の相似形状で構成される。つまり、搭載用凹部51は半
導体ウエーハ41及び42をフィット状態で搭載できる
。図2及び図3に示すように、例えば、半導体ウエーハ
41、42の双方の外径サイズが5[inch]の場合
、基板搭載用サセプタ5の搭載用凹部51の内壁と半導
体ウエーハ41及び42との間の2分の1の隙間Wは0
.2〜0.3[mm]以下に設定される。
【0040】また、前記搭載用凹部51の搭載面からの
深さDは、図2に示すように、搭載用凹部51の底面に
接触する下側の半導体ウエーハ41の厚さに比べて深く
、下側の半導体ウエーハ41及び上側の半導体ウエーハ
42の合計の厚さに比べて浅いサイズに設定される。 つまり、搭載用凹部51は、基板搭載用サセプタ5と半
導体ウエーハ41及び42との間に、半導体ウエーハ4
1、42の双方の向い合う表面(接合面)に達するガス
供給経路を構成できる深さDに設定される。
【0041】次に、前述の半導体製造装置を使用し、2
枚の半導体ウエーハ41及び42を張り合せる方法につ
いて説明する。
【0042】(第1の張り合せ方法) まず、少なくとも双方の向い合う表面(接合面)に鏡面
研磨処理が施された、単結晶珪素で形成される半導体ウ
エーハ41及び42を用意する。
【0043】次に、前記半導体ウエーハ41、42の双
方の表面に前洗浄処理を行い、この後、HF:H2O 
=1:10の溶液を使用し、半導体ウエーハ41、42
の双方の表面の自然酸化珪素膜を化学的に除去する。そ
して、この半導体ウエーハ41、42の双方の表面に水
洗処理を施し、この後、スピナー乾燥処理を施して、半
導体ウエーハ41、42の双方の表面を乾燥する。
【0044】次に、前記半導体ウエーハ41、42の双
方の表面(接合面)を向い合せ、前記図2及び図3に示
す基板搭載用サセプタ5の搭載用凹部51内にこの半導
体ウエーハ41及び42を搭載する(セットする)。
【0045】次に、前記半導体ウエーハ41及び42が
重ね合せられ搭載された基板搭載用サセプタ5を石英管
1内に装着し、この石英管1内は外部環境から遮蔽され
る。
【0046】次に、図1に示す置換ガス供給源11から
供給パイプ6を通して石英管1内にN2 ガスを供給し
、石英管1内の空気をN2 ガスに置換する。
【0047】次に、キャリアガス供給源12から供給パ
イプ6を通して石英管1内にH2 ガスを供給しながら
、高周波発振器2で駆動される高周波誘導コイル3を作
動し、誘電加熱方式により基板搭載用サセプタ5を加熱
するとともに半導体ウエーハ41及び42を加熱する。 前記基板搭載用サセプタ5は約1100[℃]に加熱さ
れる。
【0048】この基板搭載用サセプタ5を介在して加熱
される半導体ウエーハ41及び42のうち、下側の半導
体ウエーハ41は、高温度に加熱された基板搭載用サセ
プタ5から直接加熱されるので、高温度に加熱される。 一方、上側の半導体ウエーハ42は、基板搭載用サセプ
タ5から下側の半導体ウエーハ41を介在して関接的に
加熱され、かつ接合面である表面と対向する裏面(実際
には半導体素子形成面として使用される面)はH2 ガ
スの供給で冷却されるので、下側の半導体ウエーハ41
に比べて低温度に加熱される。つまり、重ね合された2
枚の半導体ウエーハ41及び42は、下側の半導体ウエ
ーハ41から上側の半導体ウエーハ42に向って順次温
度が低くなる負の温度勾配を形成できる。
【0049】また、重ね合せられた2枚の半導体ウエー
ハ41、42の双方の向い合う表面間において、極くわ
ずかの隙間が形成されている。換言すれば、半導体ウエ
ーハ41、42の双方の向い合う表面(接合面)を石英
管1内に供給されるH2 ガスが侵入できる。この2枚
の半導体ウエーハ41、42の双方の向い合う表面に、
H2 ガスが侵入すると、水素還元作用により半導体ウ
エーハ41、42の双方の向い合う表面に形成される自
然酸化珪素膜をその全域に渡って実質的に除去できる。 この自然酸化珪素膜は約10分程度の短時間において除
去できる。
【0050】次に、約1100[℃]の高温度に保持さ
れた状態において、図1に示す混合ガス供給源13のハ
ロゲン化物を含むHClガス及びキャリアガス供給源1
2のH2 ガスの混合ガスを石英管1内に供給する。前
記HClガスのハロゲン化物は、半導体ウエーハ41及
び42と基板搭載用サセプタ5の搭載用凹部51との間
のガス供給経路を通して、半導体ウエーハ41、42の
双方の向い合う表面間に形成された隙間に供給されかつ
この表面に供給される。
【0051】前記ハロゲン化物は、珪素原子の移動媒体
として作用し、高温度に加熱された下側の半導体ウエー
ハ41の向い合う表面(接合面)から低温度に加熱され
た半導体ウエーハ42の向い合う表面に珪素原子を積極
的に移動させる。この珪素原子の移動が行われると、半
導体ウエーハ41、42の双方の向い合う表面の一部分
から接合が始まり、半導体ウエーハ42の自重、温度低
下等に基づき、半導体ウエーハ41、42の双方の表面
の隙間に供給されたハロゲン化物を周辺部分に追い出し
ながら、半導体ウエーハ41、42の双方の向い合う表
面の周辺部分まで接合が進行する。この半導体ウエーハ
41、42の接合は約10分間の短時間で完了する。
【0052】このように、少なくとも2枚の半導体ウエ
ーハ41及び42を張り合せる半導体ウエーハの張り合
せ技術において、少なくとも2枚の半導体ウエーハ41
、42の双方の表面同士を向い合せて重ね合せる工程と
、外部環境から遮蔽された処理系(石英管1)内で、前
記2枚の半導体ウエーハ41及び42の下側の半導体ウ
エーハ41から上側の半導体ウエーハ42に向って負の
温度勾配を形成し、2枚の半導体ウエーハ41、42の
極くわずかな隙間からH2 ガスが侵入し、2枚の半導
体ウエーハ41、42の双方の向い合う表面の自然酸化
珪素膜を水素還元処理により除去する工程と、この後、
前記2枚の半導体ウエーハ41、42の極くわずかな隙
間にハロゲン化物を含む混合ガスを供給し、2枚の半導
体ウエーハ41、42の双方の向い合う表面同士を一部
分から順次張り合せる工程とを備える。この構成により
、2枚の半導体ウエーハ41、42の双方の間に温度勾
配を与えて重ね合せた2枚の半導体ウエーハ41、42
の双方の向い合う表面(接合面)間の隙間を利用し、こ
の隙間から露出する2枚の半導体ウエーハ41、42の
双方の表面に形成される自然酸化珪素膜を水素還元処理
でほぼ全域に渡って除去した後、この隙間に供給される
ハロゲン化物を移動媒体として、高温度側の下側の半導
体ウエーハ41の表面から低温度側の上側の半導体ウエ
ーハ42の表面に珪素原子を移動し、2枚の半導体ウエ
ーハ41、42の双方の向い合う表面の一部分から接合
が開始され、半導体ウエーハ42の自重、温度の低下等
に基づき、前記隙間からハロゲン化物を追い出しながら
、表面の周辺部分まで接合が順次行われるので、2枚の
半導体ウエーハ41と42との間の接合面若しくはその
近傍の酸素原子を実質的に排除できるとともに、2枚の
半導体ウエーハ41と42との間の接合面の自然酸化珪
素膜を短時間で除去でき、かつハロゲン化物で珪素原子
を積極的に移動させ、2枚の半導体ウエーハ41と42
との間の接合速度を促進し、張り付け時間を短縮できる
【0053】この結果、2枚の半導体ウエーハ41と4
2とを張り合せて形成した半導体ウエーハにおいて、酸
素原子の排除に基づき、下記の効果がある。(1)接合
面若しくはその近傍の結晶欠陥の発生量を低減できる。 (2)接合面若しくはその近傍の電流−電圧特性等の電
気的特性を向上できる。(3)接合面の接合強度を向上
できる。また、前記半導体ウエーハにおいて、張り付け
時間の短縮に基づき、下記の効果がある。(1)半導体
ウエーハの製作時間を短縮でき、又この半導体ウエーハ
から形成される半導体装置の製造プロセス時間を短縮で
きる。(2)半導体ウエーハ若しくは半導体装置の製造
コストを低減できる。(3)2枚の半導体ウエーハ41
と42との間の接合時の熱処理時間を短縮できるので、
接合面若しくはその近傍の不純物濃度プロファイルの制
御精度を向上できる。
【0054】また、半導体ウエーハ41と42とを張り
付ける半導体製造装置において、ガス導入口及びガス排
気口8を有する石英管1と、この石英管1の周囲に配置
された高周波誘導コイル3と、この高周波誘導コイル3
を制御する高周波発振器2と、前記ガス導入口に連結さ
れた、ハロゲン化物を含む混合ガスを供給するガス供給
系と、前記石英管1内に装着され、誘電加熱方式若しく
は誘導加熱方式によって加熱される基板搭載用サセプタ
5とを備える。この構成により、前記基板搭載用サセプ
タ5上に2枚の半導体ウエーハ41、42の双方を順次
積み重ねると、2枚の半導体ウエーハ41及び42のう
ちの下側の半導体ウエーハ41は基板搭載用サセプタ5
の誘電加熱若しくは誘導加熱に基づき上側の半導体ウエ
ーハ42に比べて高温度に加熱され、2枚の半導体ウエ
ーハ41と42との間に極くわずかな隙間が形成できて
いる。
【0055】また、前記基板搭載用サセプタ5は、重ね
合せた2枚の相似形状の半導体ウエーハ41及び42の
うちの下側の半導体ウエーハ41の厚さに比べて深く、
かつ2枚の半導体ウエーハ41及び42の合計の厚さに
比べて浅く形成されるとともに、2枚の半導体ウエーハ
41及び42と同一外形々状、又は2枚の半導体ウエー
ハ41、42の双方の向い合う表面間の結晶格子のずれ
量若しくは面方位のずれ量が許容できる範囲内で大きい
外形々状を有する搭載用凹部51を有し、この搭載用凹
部51内に、前記重ね合せた2枚の半導体ウエーハ41
及び42が搭載される。この構成により、2枚の半導体
ウエーハ41と42との張り付けに際し、基板搭載用サ
セプタ5の搭載用凹部51の深さD、形状の夫々を2枚
の半導体ウエーハの双方の向い合う表面の結晶格子のず
れ量若しくは面方位のずれ量を許容できる範囲に設定で
きるとともに、2枚の半導体ウエーハ41、42の双方
の向い合う表面間の極くわずかな隙間に混合ガスを供給
するガス供給経路を形成できる。
【0056】(第2の張り合せ方法) この張り合せ方法は、2枚の半導体ウエーハを張り合せ
るとともに、いずれかの半導体ウエーハの表面にエピタ
キシャル成長層を成長させる方法である。
【0057】まず、単結晶珪素で形成されるp+ 型半
導体ウエーハ41、同様に単結晶珪素で形成されるn−
 型半導体ウエーハ42の双方を重ね合せる(図4参照
)。
【0058】p+ 型半導体ウエーハ41は、例えば 
0.02[Ωcm]の抵抗率を有する高不純物濃度で形
成され、n− 型半導体ウエーハ42に接合される側の
表面が(100)結晶面に設定される。このp+ 型半
導体ウエーハ41の接合側の表面上にはn+ 型エピタ
キシャル成長層41Eが予じめ形成される。このn+ 
型エピタキシャル成長層41Eは、例えば 0.02[
Ωcm]の抵抗率を有する高不純物濃度で形成され、約
20[μm]の膜厚で形成される。
【0059】一方、n− 型半導体ウエーハ42は、例
えば50[Ωcm]の抵抗率を有する低不純物濃度で形
成され、n+ 型エピタキシャル成長層41Eに接合さ
れる側の表面が(100)結晶面に設定され、約250
[μm]の厚さを有する。n− 型半導体ウエーハ42
は、n+ 型エピタキシャル成長層41Eに接合される
側の表面、それ対向する裏面(実際には半導体素子形成
面として使用される)のいずれにも鏡面研磨処理が施さ
れる。
【0060】次に、前述の方法と同様に、p+ 型半導
体ウエーハ41のn+ 型エピタキシャル成長層41E
の表面、n− 型半導体ウエーハ42の表面、その裏面
の夫々の自然酸化珪素膜を化学的に除去し後、乾燥させ
る。
【0061】次に、p+ 型半導体ウエーハ41、n−
 型半導体ウエーハ42の双方を重ね合せ、基板搭載用
サセプタ5の搭載用凹部51内に搭載した後、この基板
搭載用サセプタ5を石英管1内に装着し、この石英管1
内を外部環境から遮蔽する。
【0062】次に、前述の方法と同様に、石英管1内の
空気をN2 ガスに置換する。この後、誘電加熱方式に
より加熱しながら、石英管1内にH2 ガスを供給し、
水素還元作用によりp+ 型半導体ウエーハ41のn+
 型エピタキシャル成長層41Eの表面、n− 型半導
体ウエーハ42の表面、その裏面の夫々に形成される自
然酸化珪素膜を短時間に除去する。
【0063】次に、約1100[℃]の高温度に保持さ
れた状態において、図1に示す混合ガス供給源15のハ
ロゲン化物及びエピタキシャルソースガスを含むSiC
l4(又はSiHCl3 )ガス、キャリアガス供給源
12のH2 ガス、ドーピングガス供給源14のPH3
 ガスの夫々の混合ガスを石英管1内に供給する。前記
SiCl4 ガスのハロゲン化物は、前述と同様に、p
+ 型半導体ウエーハ41のn+型エピタキシャル成長
層41Eの表面とn− 型半導体ウエーハ42の表面と
を接合できる。一方、図4(半導体ウエーハの要部拡大
断面図)に示すように、同一工程において、前記SiC
l4 ガスのSi及びPH3 ガスのPはn− 型半導
体ウエーハ42の裏面にn型エピタキシャル成長層42
Eを成長させる。 p+ 型半導体ウエーハ41とn− 型半導体ウエーハ
42との張り付け及びn− 型半導体ウエーハ42の裏
面へのn型エピタキシャル成長層42Eの形成は約25
分間行う。この条件下において、n型エピタキシャル成
長層42Eは、10[Ωcm]の抵抗率を有する中不純
物濃度で形成され、約15[μm]の膜厚に形成できる
【0064】このように張り付けられた半導体ウエーハ
は例えば図5(半導体装置の要部断面図)に示すように
例えばIGBT(Insulated Gate Bi
polar Transistor)を構成できる。I
GBTは、双方のベース−エミッタ間、コレクタ−ベー
ス間の夫々が接続されるnpn型バイポーラトランジス
タ及びpnp型バイポーラトランジスタで構成されるサ
イリスタ構造を基本構造とする。 npn型バイポーラトランジスタは、ソース領域又はエ
ミッタ領域であるn+ 型半導体領域42B、ベース領
域であるp型半導体領域42A及びコレクタ領域である
n− 型半導体ウエーハ42で構成される。pnp型バ
イポーラトランジスタは、エミッタ領域であるp型半導
体領域42A、ベース領域であるn− 型半導体ウエー
ハ42及びn+型エピタキシャル成長層41E及びドレ
イン領域又はコレクタ領域であるp+ 型半導体ウエー
ハ41で構成される。このp+ 型半導体ウエーハ41
は、裏面が約15[μm]の厚さになるまでポリッシン
グ技術で研磨され、裏面には電極45が構成される。ま
た、n− 型半導体ウエーハ42の接合面と対向する裏
面(素子形成面)にはゲート絶縁膜43を介在してゲー
ト電極44が構成される。
【0065】このように、p+ 型半導体ウエーハ41
とn− 型半導体ウエーハ42との張り合せ技術におい
て、ハロゲン化物を含む混合ガスを供給する際に、前記
混合ガスにエピタキシャルソースガスを混合し、p+ 
型半導体ウエーハ41とn− 型半導体ウエーハ42と
を張り合せるとともに、n− 型半導体ウエーハ42の
裏面にエピタキシャルソースガスを供給し反応させて、
n型エピタキシャル成長層42Eを形成する。この構成
により、前記p+ 型半導体ウエーハ41とn− 型半
導体ウエーハ42との張り合せ工程を利用し、n− 型
半導体ウエーハ42の裏面にn型エピタキシャル成長層
42Eを形成できるので、このn型エピタキシャル成長
層42Eを形成する工程に相当する分、半導体ウエーハ
の形成工程数を低減できる。また、n型エピタキシャル
成長層42Eを形成する時間を短縮できる。
【0066】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論である
【0067】例えば、本発明は、3枚以上の半導体ウエ
ーハの張り付け技術に適用できる。
【0068】また、本発明は、単結晶珪素で形成される
半導体ウエーハに限らず、化合物半導体で形成される半
導体ウエーハ同士、若しくは化合物半導体で形成される
半導体ウエーハと単結晶珪素で形成される半導体ウエー
ハとの張り付け技術に適用できる。
【0069】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0070】半導体基板の張り付け技術において、半導
体基板間の接合面若しくはその近傍に酸素が混入される
ことを低減できるとともに、半導体基板間の張り付けを
短時間で行える。
【0071】半導体基板の張り付け技術において、半導
体基板間の接合面若しくはその近傍の結晶欠陥の発生量
の低減、電気的特性の向上、接合強度の向上のいずれか
を図るとともに、半導体基板の製品コストの低減、不純
物濃度プロファイルの制御精度の向上のいずれかを図れ
る。
【0072】半導体基板の張り付け技術において、半導
体基板の形成工程数を削減できる。
【0073】前記効果を奏する半導体製造装置を提供で
きる。
【0074】前記効果を奏する半導体製造装置で使用さ
れる半導体製造器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、半導体ウエーハの張
り付けに使用する半導体製造装置の概略構成図。
【図2】前記半導体製造装置で使用される半導体製造器
具の要部拡大断面図。
【図3】前記半導体製造器具の要部拡大平面図。
【図4】張り付けられた半導体ウエーハの要部拡大断面
図。
【図5】前記半導体ウエーハに形成された半導体素子の
要部拡大断面図。
【符号の説明】
1…石英管、2…高周波発振器、3…高周波誘導コイル
、41、42…半導体ウエーハ、41E、42E…エピ
タキシャル成長層、5…基板搭載用サセプタ、51…搭
載用凹部、6…供給パイプ、11〜15…ガス供給源。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも2枚の半導体基板を張り合
    せる半導体基板の形成方法において、少なくとも2枚の
    半導体基板を双方の表面同士を向い合せて重ね合せる工
    程と、外部環境から遮蔽された処理系内で、前記2枚の
    半導体基板の一方の半導体基板から他方の半導体基板に
    向って負の温度勾配を形成し、2枚の半導体基板の双方
    の表面の一部分に比べて表面の他部分の間の隙間を大き
    く形成した状態で、2枚の半導体基板の双方の向い合う
    表面の酸化膜を還元処理により除去する工程と、この後
    、前記2枚の半導体基板の双方の向い合う表面間に形成
    された隙間にハロゲン化物を含む混合ガスを供給し、2
    枚の半導体基板の双方の向い合う表面同士を一部分から
    他部分に向って順次張り合せる工程とを備えたことを特
    徴とする半導体基板の形成方法。
  2. 【請求項2】  前記2枚の半導体基板の双方の向い合
    う表面間の隙間にハロゲン化物を含む混合ガスを供給す
    る際に、前記混合ガスにエピタキシャルソースガスを混
    合し、2枚の半導体基板のいずれかの向い合う表面と対
    向する表面に、前記エピタキシャルソースガスを供給し
    反応させて、エピタキシャル成長層を形成することを特
    徴とする請求項1に記載の半導体基板の形成方法。
  3. 【請求項3】  ガス導入口及びガス排気口を有する石
    英管と、この石英管の周囲に配置された高周波誘導コイ
    ルと、この高周波誘導コイルを制御する高周波発振回路
    と、前記ガス導入口に連結された、ハロゲン化物を含む
    混合ガスを供給するガス供給系と、前記石英管内に装着
    され、誘電加熱方式若しくは誘導加熱方式によって加熱
    される基板搭載用サセプタとを備えたことを特徴とする
    半導体製造装置。
  4. 【請求項4】  前記請求項3に記載の基板搭載用サセ
    プタは、重ね合せた2枚の相似形状の半導体基板のうち
    の下側の厚さに比べて深く、かつ2枚の半導体基板の合
    計の厚さに比べて浅く形成されるとともに、2枚の半導
    体基板と同一外形々状、又は2枚の半導体基板の双方の
    向い合う表面間の結晶格子のずれ量若しくは面方位のず
    れ量が許容できる範囲内で大きい外形々状を有する凹部
    内に、前記重ね合せた2枚の半導体基板が搭載されるこ
    とを特徴とする基板搭載用サセプタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000299263A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Seiko Epson Corp シリコン系部材の固体接合方法
JP2005530335A (ja) * 2002-05-07 2005-10-06 マットソン テクノロジイ インコーポレイテッド サセプタを含む処理チャンバ内で半導体基板を加熱するプロセスおよびシステム

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