JPH0426526Y2 - - Google Patents

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JPH0426526Y2
JPH0426526Y2 JP1986128763U JP12876386U JPH0426526Y2 JP H0426526 Y2 JPH0426526 Y2 JP H0426526Y2 JP 1986128763 U JP1986128763 U JP 1986128763U JP 12876386 U JP12876386 U JP 12876386U JP H0426526 Y2 JPH0426526 Y2 JP H0426526Y2
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JP
Japan
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excavation
shaft
slider
shafts
frame
Prior art date
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JP1986128763U
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JPS6336540U (ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一度に多数の連続縦孔を形成する
多軸掘削機に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
この種の掘削機は、例えば特公昭59−45055号
公報に記載され、第1図、第2図を参照して説明
すると、走行台車1にリーダ2が垂直に保持さ
れ、このリーダ2に複数の掘削軸3a,3b,3
c(総称符号:3)を設けたスライダー4が昇降
可能に装着され、各掘削軸3a,3b,3cの下
端にはビツト5a,5b,5cが取付けられてお
り、スライダー4を下降させながら各掘削軸を回
転させて、第10図に示す複数の連続縦孔Cを形
成する。縦孔Cには杭Dを適宜に挿入埋設する。
この掘削機においては、掘削作用中に各掘削軸
3a,3b,3cが前後左右に曲がると、すなわ
ち、各軸の垂直性がなくなると、掘削性が著しく
低下する。このため、各掘削軸3a,3b,3c
の長さ方向適宜個所に、第2図に示すような各軸
3が挿通する連結杆6を設けている。
しかしながら、上記連結杆6の支持構造は、各
軸3が相互に支持軸となつており、各軸3の回転
力が連結杆6に作用するため、連結杆6に各軸3
からねじれ力が作用し、この力に抗しきれないと
連結杆6がねじれて各掘削軸3の垂直性がなくな
る問題がある。
〔考案の目的〕
この考案は、以上の点に留意し、各掘削軸の垂
直性をでき得るかぎり保持し得るようにすること
を目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、垂直に保持されるリーダに3本の掘削軸を並
列して設けたスライダーを昇降可能に装着し、そ
のスライダー上の駆動機により各掘削軸を回転さ
せて連続した掘削孔を形成する前述の周知の掘削
機において、前記スライダーが、前記リーダに昇
降のみ移動可能に装着された摺動フレームと、前
記各掘削軸が設けられ、前記摺動フレームに前記
各掘削軸の中央掘削軸を軸心として回転可能に支
持された回転フレームとからなり、前記摺動フレ
ームには回転フレームを回転・固定する駆動機を
設け、前記中央の掘削軸に前記回転フレームに支
持固定された所定長のガイド筒を同一心で嵌挿
し、このガイド筒の下部に他の掘削軸が挿通して
支持される振れ止め具を固定して設けた構成とし
たのである。
〔作用〕
この様に構成される掘削機は、まず、駆動機に
より、回転フレームを回して各掘削軸を掘削孔の
形成方向に沿わせ、回転フレームを固定したの
ち、従来と同様にスライダーを下降させながら掘
削軸を回転させて複数の連続縦孔を同時に形成す
る。
この作用時、ガイド筒に嵌挿した掘削軸はその
筒によつて垂直性が保持され、他の掘削軸はガイ
ド筒に設けられた振れ止め具によつて垂直性が保
持される。振れ止め具は、スライダーに支持され
たガイド筒に設けてあるので、掘削軸からの回転
力によるねじれ力に対して強く、このため、掘削
軸に曲げ応力が生じにくく、垂直性が保持され
る。
また、仮に、中央の掘削軸(ガイド筒)に対
し、両側の掘削軸がねじれば、回転フレームをそ
のねじれ方向に回して掘削軸の垂直性を維持す
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図、第2図に示すように、走行台車1にリ
ーダ2が油圧シリンダ7を介して支持され、この
シリンダ7の伸縮により、図に示すようにリーダ
2が垂直に保持される。リーダ2には長さ方向全
長に亘つてスライド軸8が添設され、この軸8に
スライダー4が摺動自在に設けられており、ロー
プ9の巻回・巻戻しによりスライダー4が軸8に
沿つて上下動する。
スライダー4は、第3図及び第4図に示すよう
に、スライド軸8に支持された摺動フレーム4a
と、このフレーム4aに上下の軸受10,10を
介して回転可能に支持された回転フレーム4bと
から成る。回転フレーム4bには3本の掘削軸3
a,3b,3cが設けられ、中央軸3bは回転フ
レーム4bの回転中心と同一軸上にあつて、この
三軸3は2個のモータ11により回転される。こ
の様に2個のモータ11で回転させると、相互に
回転むらを吸収し合つて掘削軸3に均一な回転力
を与えて円滑な掘削をなし得る。
回転フレーム4bの上部回転軸12に歯車13
が設けられ、この歯車13は油圧モータ14に連
結されたウオーム15に噛み合つており、モータ
14によりウオーム15、歯車13を介して回転
フレーム4bが回転し、第6図に示すように、掘
削軸3a,3b,3cが軸3bを中心として左右
45度回転する。この様に、多軸掘削軸3を回転し
得るようにすると、曲線に沿う杭の造成や狭い場
所での杭の造成に有利である(前記公報参照)。
中央の掘削軸3bにはガイド筒16が嵌通さ
れ、このガイド筒16は回転フレーム4bにその
上端が支持されているとともに、第2図、第8図
に示すように、下部が振れ止め具17によつてス
ライド軸8に支持されている。ガイド筒16の長
さは、掘削時の作業性、強度、振れ度合等を考慮
して適宜に設定する。また、振れ止め具17は任
意の位置でスライド軸8に固定可能となつてい
る。さらに、ガイド筒16の下端近くには、第2
図、第9図に示すように、左右の掘削軸3a,3
cの振れ止め具18が設けられ、この振れ止め具
18を介して両掘削軸3a,3cがガイド筒16
に支持される。
各掘削軸3には、従来と同様に、ビツト5a,
5b,5c、攪拌翼19、スパイラル20が設け
られ、掘削軸3の地中への降下にしたがつて、ビ
ツトにより地盤が掘削され、その掘削土砂が攪拌
翼19により攪拌されてスパイラル20により上
昇される。
実施例は以上のように構成されており、まず、
モータ14により、回転フレーム4bを回して各
掘削軸3a,3b,3cを掘削軸(杭)の形成方
向に沿わせ、回転フレーム4bを固定したのち、
従来と同様に、スライダー4を下降させながら掘
削軸3を回転させると3つの連続する縦孔Cを同
時に形成する。
この作用時、ガイド筒16に嵌通した掘削軸3
bはその筒16によつて垂直性が保持され、両側
の掘削軸3a,3cはガイド筒16に設けられた
振れ止め具18によつて垂直性が保持される。こ
の振れ止め具18は、スライダー4に支持された
ガイド筒16に設けてあるので、掘削軸3a,3
cからの回転力によるねじれ力に対して強く、ま
た、掘削軸3bはガイド筒16内を挿通している
だけなので、掘削力以外の外力は働かない。この
ため各掘削軸3a,3b,3cに曲げ応力が生じ
にくく、垂直性が保持されて円滑な掘削がなされ
る。
また、ガイド筒16も二点でリーダ2に支持さ
れているため、垂直性が保持され、掘削軸3の垂
直性に悪影響を及ぼすことがない。
さらに、仮に、中央の掘削軸3b(ガイド筒1
6)に対し、両側の掘削軸3a,3cがねじれ
ば、回転フレーム4bをそのねじれ方向に回して
掘削軸3a,3cの垂直性を維持する。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、各掘削
軸が垂直性を保持した状態で掘削が行なわれるた
め、掘削作用が極めてスムースに行なわれる効果
がある。
また、掘削軸のその中央軸を軸心とする回転を
有効に維持できるうえに、曲線に沿う杭の造成や
狭い場所での杭の造成に有利である効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の掘削機の一実施例の正面
図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図
の要部拡大断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は第3図の−線断面図、第6図
は作用説明図、第7図は第2図の要部拡大断面
図、第8図は第7図の−線断面図、第9図は
第7図の−線断面図、第10図は連続縦孔の
説明図である。 2……リーダ、3,3a,3b,3c……掘削
軸、4……スライダー、16……ガイド筒、18
……振れ止め具、C……縦孔(掘削孔)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直に保持されるリーダ2に3本の掘削軸3を
    並列して設けたスライダー4を昇降可能に装着
    し、そのスライダー4上の駆動機11により各掘
    削軸3を回転させて連続した掘削孔Cを形成する
    掘削機において、前記スライダー4が、前記リー
    ダ2に昇降のみ移動可能に装着された摺動フレー
    ム4aと、前記各掘削軸3が設けられ、前記摺動
    フレーム4aに前記各掘削軸3の中央の掘削軸3
    bを軸心として回転可能に支持された回転フレー
    ム4bとからなり、前記摺動フレーム4aには回
    転フレーム4bを回転・固定する駆動機14を設
    け、前記中央の掘削軸3bに前記回転フレーム4
    bに支持固定された所要長のガイド筒16を同一
    心で嵌挿し、このガイド筒16の下部に他の掘削
    軸3a,3cが挿通して支持される振れ止め具1
    8を固定して設けたことを特徴とする掘削機。
JP1986128763U 1986-08-21 1986-08-21 Expired JPH0426526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128763U JPH0426526Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128763U JPH0426526Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336540U JPS6336540U (ja) 1988-03-09
JPH0426526Y2 true JPH0426526Y2 (ja) 1992-06-25

Family

ID=31024721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986128763U Expired JPH0426526Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Country Status (1)

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JP (1) JPH0426526Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849254U (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 株式会社島津製作所 カラムエ−ジング装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849254U (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 株式会社島津製作所 カラムエ−ジング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6336540U (ja) 1988-03-09

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