JPH04264161A - ポリアミド/芳香族ポリエステル組成物の製造方法、溶融混合組成物およびそれを使用することにより得られる製品 - Google Patents

ポリアミド/芳香族ポリエステル組成物の製造方法、溶融混合組成物およびそれを使用することにより得られる製品

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JPH04264161A
JPH04264161A JP26434091A JP26434091A JPH04264161A JP H04264161 A JPH04264161 A JP H04264161A JP 26434091 A JP26434091 A JP 26434091A JP 26434091 A JP26434091 A JP 26434091A JP H04264161 A JPH04264161 A JP H04264161A
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polyamide
aromatic polyester
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weight
mixing
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JP26434091A
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English (en)
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Sluijs Christoffel Pieter Van
クリストッフェル ピーター ヴァン スルイェス
Joannes Fredericus Repin
ヨアネス フレデリクス レピン
Asperen Pieter Jan Van
ピーター ヤン ヴァン アスペレン
Wilhelmus Gerardus Marie Bruls
ウィルヘルムス ゲラルドゥス マリー ブルールス
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Koninklijke DSM NV
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DSM NV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/03Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the dicarboxylic acids and dihydroxy compounds having the carboxyl- and the hydroxy groups directly linked to aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/41Compounds containing sulfur bound to oxygen
    • C08K5/42Sulfonic acids; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアミド/芳香族ポ
リエステル組成物の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】このような組成物は、特に欧州特許出願
公開第0227053号、国際公開88/00220号
、欧州特許出願公開第0235384号、欧州特許出願
公開第0247357号およびドイツ連邦共和国特許出
願公開第3216413号明細書から公知である。個々
の成分の特性を組み合わせのため、これらの組成物は電
子的用途に対して高度に安定性である。しかし、芳香族
ポリエステルの異方性特性のため、このような公知の組
成物の靱性または耐衝撃性はしばしば不十分である。 さらに、たいていの場合に、フラックスハンダ付け技術
のために必要な熱安定性の最も高い必要条件を満たして
いない。
【0003】公知の組成物のその他の欠点は、最適条件
下で、たとえば二軸スクリュー押出機中での組成物の溶
融混合が、均質な分散を生じさせるが、射出成形におい
て融合が再度容易に生じてしまい、製品のあまり魅力的
でない外観および脆性が生じてしまう。
【0004】不十分な靱性の欠点を除去する目的で、第
3の成分は、例えば、欧州特許出願公開第024735
7号、国際公開88/00220号、欧州特許出願公開
第0227053号および欧州特許出願公開第0301
663号明細書中の耐衝撃性改良剤として添加される。 しかし、多くの場合、耐衝撃性改良剤の使用は剛性に関
して逆効果を有する、例えば欧州特許出願公開第024
7357号明細書参照、この中では耐衝撃改良剤の存在
のため、加熱撓温度、HDTが約20℃低下してしまう
と記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、前記の欠点を除去するかまたは著しく減少させたポ
リアミド/芳香族ポリエステル組成物を製造することで
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】ポリテトラメチレンアジ
パミドをポリアミドとして選択し、ポリアリーレートと
の混合をパラトルエンスルホン酸の存在で行う場合、良
好な靱性および高温安定性を有するポリアミド/芳香族
ポリエステル組成物が得られることが見出された。
【0007】本発明による靱性の、高温安定性のポリア
ミド/芳香族ポリエステル組成物を製造する方法は、ポ
リアミドが主にテトラメチレンアジパミド単位からなり
、この混合をパラトルエンスルホン酸の存在で溶融した
形で実施することを特徴とする。ポリテトラメチレンア
ジパミドを導入することで、極めて高温安定性が得られ
、その結果、280℃を上回る温度でのフラックスハン
ダ付けが、ダメージを起させずに可能となった。
【0008】パラトルエンスルホン酸の存在で、溶融し
た形で混合を行うことにより、こうして得られた組成物
の靱性は良好なままであり、つまり射出成形によって製
造した後も良好であることが判明したことは極めて意想
外であった。
【0009】ポリアミド6.6および、部分的に芳香族
ポリエステル、ポリエチレンテトラフタレートを、パラ
トルエンスルホン酸の存在で、溶融した形で混合するこ
とは、L. Z. Pillon and L. A.
 Utracki, Polymer Process
 Engineering 4, 375−387(1
986),から公知であるが、この方法により得られた
ポリアミド/ポリエステル組成物は脆性挙動(前記刊行
物の図4参照)を示し、これはパラトルエンスルホン酸
なしで得られた組成物のそれよりも明かな相違がない。
【0010】パラトルエンスルホン酸の選択は、溶融し
た形で酸の影響下で形成された重縮合生成物が、加水分
解により促進された連鎖分解を示す他は実際に明らかで
はない。分子量の分解は、ポリアミドおよびポリエステ
ルの機械的特性に不利な影響を及す。この組成物を溶融
相を介してその都度製造する場合に特に、これは著しく
重要となる。もっとも意想外であったのは、このポリエ
ステルのみの連鎖分解は、溶融した形での最初の混合の
間に起り、かつ、次の方法工程においてもはや観察され
ないため、この分子量は著しく高いままであることが見
出されたことであった。
【0011】主にテトラメチレンアジパミド単位からな
るポリアミドとは、ホモポリマーおよび主成分としてテ
トラメチレンアジパミド単位を有するコポリアミドと理
解される。さらに、前記ホモ−または1種以上の他のポ
リアミドを有するコポリアミドの配合物とも理解される
。本発明によるポリアミドは、コノモマー単位または他
のポリアミドの成分を、ポリテトラメチレンアジパミド
の特性が著しく影響されない程度で含有してもよい。 しかし、この単位の少くとも50%、有利に少くとも7
5%、特に少くとも80%が、テトラメチレンアジパミ
ドからならなければならない。ホモポリマーの使用が最
良の結果を生じさせる。
【0012】ポリテトラメチレンアジパミド、ナイロン
4.6は、テトラメチレンジアミンとアジピン酸との重
縮合により得ることができる。ホモポリマーの合成およ
びコポリマーの合成は、例えば、欧州特許出願公開第0
077106号、欧州特許出願公開第0039524号
、欧州特許出願公開第0038094号、米国特許第4
868280号、米国特許第4849498号、および
欧州特許出願公開第0360311号明細書中に記載さ
れており、その際、ここでは参考文献も含まれる。ナイ
ロン4.6は市販の製品として得ることができる。原則
として、全てのポリアミドはナイロン4.6と配合する
ために適当である。もっとも一般に使用されるポリアミ
ドおよびその合成の調査は、Encyclopedia
 of Polymer Sciencesand e
ngineering, Vol.II, pp.31
5−381, John Wiley & Sons 
(1988)に示されており、その際、ここでは参考文
献も含まれる。このポリアミドの分子量は、機械特性が
十分な水準であるように選択される。比粘度として表さ
れるこの分子量は、少くとも2.0、有利に2.5であ
り、これは25℃で96%のH2SO4100ml中1
gの溶液にて測定した。
【0013】本発明の芳香族ポリエステルは、主鎖中の
繰返し単位が芳香族化合物から誘導されるポリエステル
およびコポリエステルである。主鎖中の全てが繰返し単
位でない芳香族ポリエステル、例えば、ポリアルキレン
−テレ−またはイソフタレートは、ほとんど完全に芳香
族の特性を有しておらず、本発明の部分を示していない
。本発明の芳香族ポリエステルは、広範囲にわたり、E
ncyclopedia of Polymer Sc
ience and Engineering, In
dex Volume, p.262−279, Jo
hn Wiley and Sons,New Yor
k (1990)、およびこの中に記載されている参考
文献に記載されている。重要なグループは、熱互変挙動
を有する芳香族ポリエステルからなり、これは前記した
Enxyclopedia, Vol. IX, p.
1−61,(1988)およびそこで挙げられた参考文
献により詳細に記載されている。
【0014】実際の理由のため、熱互変ポリエステルは
、ポリテトラメチレンアジパミドと一緒に溶融加工でき
る、つまり多くとも約320℃の溶融温度を有すること
が有利である。多くのこのようなポリエステルは市販さ
れている。しかし、これは組成物中で比較的高い融点の
芳香族ポリエステルであってもよい。このような場合に
は、繊維状の形で供給することが有利である。繊維とマ
トリックスの相互作用は、パラトルエンスルホン酸が存
在しない場合と比較して、改善された延性および剛性の
結果改善される。
【0015】この芳香族ポリエステルの分子量は、機械
特性が十分な水準に保持される程度で選択される。この
分子量は、少くとも10000、有利に少くとも150
00であるのが好ましい。加工性の理由で、この分子量
は最大でも50000、より有利に最大でも40000
であるのが好ましい。
【0016】極めて良好な結果は、芳香族ポリエステル
がポリアリーレートの場合に得られる。
【0017】ポリアリーレートは、ビスフェノールおよ
び芳香族ジカルボン酸、特にテレフタル酸およびイソフ
タル酸の混合物から誘導された芳香族ポリエステルであ
る。
【0018】ビスフェノールは、一般式:
【0019】
【化2】
【0020】[式中、−X−=−O−、−S−、−SO
2−、−CO−、アルキレン基、またはアルキリデン基
であり、R1−4およびR11−4は、それぞれH、C
lおよびアルキルからなる基から選択される]で示され
るものである。このビスフェノールは2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、つまりビスフェノー
ルと同様が有利である。ポリアリーレートの製造および
特性は先行技術に所属し、例えば、国際公開88/00
220号明細書およびこれに挙げられた参考文献に記載
されている。ポリアリーレートは多様な商品名で市販さ
れた生成物として入手することができる。このポリアリ
ーレートは、25℃で100mlのクロロホルム中0.
5gの溶液に関して測定して、ほぼ0.4〜1.0の換
算粘度を有するのが有利である。低い粘度数で機械的強
度はほぼ十分であるが、一方、高い値では、溶融粘度が
工程で問題が生じるほど高い。本発明による組成物は、
さらに、通常の添加剤、例えば安定剤、充填剤、繊維強
化剤、着色剤、顔料および消化剤を含有してもよい。
【0021】原則として、これは溶融した形で混合する
ための方法についての特別な限定ではない。溶融相にお
いて良好な混合を達成するそれぞれの通常の方法が適当
である。適当な装置は、例えばブラベンダーミキサー(
Brabender mixer)、一軸スクリュー押
出機または二軸スクリュー押出機である。有利に、この
溶融混合は、乾燥した不活性雰囲気、例えば窒素下で3
00〜330℃の温度で実施する。混合するための組成
物は、注意深く前もって乾燥される。
【0022】混合する物質は、溶融混合装置に次々に供
給するか、前もって微細分散した固体として混合し、混
合物の形で供給することができる。このような供給方法
の変法も可能である。この組成物を、乾燥混合物として
溶融混合装置に供給することが好ましい。
【0023】本発明による組成物は、引続き、装置を出
た溶融物を、有利に、例えば射出成形によりこの組成物
を製品に加工する際に使用することができる顆粒の形に
冷却することにより得ることができる。
【0024】本発明による方法において使用されるパラ
トルエンスルホン酸の量は、ポリアミドと芳香族ポリエ
ステルとの総合的重量に対して0.05〜5重量%の間
で変化する。この量は0.1〜2重量%であるのが有利
である。パラトルエンスルホン酸の最適な量は、当業者
による実験により容易に測定することができ、より高い
程度に対して、溶融温度および溶融物の形での滞留時間
に依存する。低すぎる量は、不十分な衝撃強さの原因と
なり、一方高すぎる量は、ポリアリーレート鎖の過剰な
分解を生じさせ、機械的特性を減少させる。
【0025】溶融物の形での滞留時間は、できるだけ短
く選択することが好ましい。30〜300秒の間の時間
が一般に有利である。
【0026】ポリアミド:芳香族ポリエステルの割合は
、原則として自由に選択することができる、それという
のも、全ての場合において、本発明による方法を用いて
改善された機械的特性を得ることができるためである。 しかし、最良の衝撃強さは、約30重量%よる高いポリ
アミド量を使用して得ることができる。一般に、組成物
中でポリアミドまたは芳香族ポリエステルの少くとも約
10重量%が、この特性に関する著しい効果を得るため
に必要である。
【0027】従って、本発明により得られた組成物は、
パラトルエンスルホン酸の存在で、ポリアミド10〜9
0重量%および芳香族ポリエステル90〜10重量%を
溶融した形で混合することにより得るのが有利である。 ポリアミド30〜90重量%および芳香族ポリエステル
70〜10重量%を使用するのがより有利である。
【0028】本発明による組成物を使用することにより
得られた製品は、剛性を減少させずに良好な靱性、減少
した吸湿性および、これとの関係において寸法安定性お
よび、特に電子的な用途のために適当である短期間高温
にさらした際の優れた耐性を示す。しかし、高い温度安
定性、低い吸水性および剛性と靱性との組合せが必要な
ほかの用途にも適当である。
【0029】場合により、組成物の溶融混合の後に得ら
れた顆粒、または組成物の加工により得られた製品は、
不活性雰囲気中で、0.5〜24時間にわたり180〜
270℃の温度で熱処理することができる。
【0030】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例につき詳
説するが、これらは本発明を制限するものではない。
【0031】例および比較例 2種類の組成物を、一方は、パラトルエンスルホン酸0
.5重量%の存在で、もう一方は、パラトルエンスルホ
ン酸なしで製造した。
【0032】次の出発材料: a.ナイロン4.6、STANYL  TW300(登
録商標)、DMS社(オランダ国)、3.49の相対粘
度(25℃で96%のH2SO4100ml中1g)、
b.1  ポリアリーレート、U−ポリマー  U−1
00(登録商標)、ユニチカ社(日本国)、数平均分子
量Mn=22700を有する2:1:1のモル比でビス
フェノールA、テレフタル酸およびイソフタル酸のコポ
リエステル、 b.2  芳香族ポリエステル,Hoechst−Ce
laneseのVectra  A−950、Mn=2
0000を有するp−ヒドロキシ安息香酸および2,6
−ヒドロキシナフタル酸のコポリエステル、およびc.
パラトルエンスルホン酸、分析用、Merck社を混合
し、真空中で約100℃の温度で24時間注意深く乾燥
した。この乾燥した混合物を、ブラベンダー二軸スクリ
ュー押出機、D/L  7、直径42mmで、315℃
で70rpmで、約1.5分の実行した滞留時間で加工
した。
【0033】押出し物を水浴中で直接冷却し、次いで、
造粒した。前記したように再度乾燥した後、この顆粒を
,Arburg射出成形機で310℃で試験バーに加工
した。
【0034】この顆粒および試験バーの次の特性を測定
した。走査電子顕微鏡(SEM)を用いてこの形態を可
視化することができた。
【0035】試験バーの次の機械特性を測定した。 ASTM  D790によるEモジュラスASTM  
D637による引張応力 ASTM  D256による衝撃強さ 機械的測定は、乾燥で成形されたバーおよび70℃で、
相対湿度62%で一定重量に調節したバーに関して実施
した。
【0036】この結果は、次の表および図に示した。第
1表は、SEM写真から得られた押出し成形によるおよ
び射出成形によるナイロン4.6/PAR配合物の粒子
の大きさを示す。押出し成形物中での優れた分散のため
に、これは混合剤を使用する必要がないように思えるが
、加工したバーにおいて凝集が見られた。
【0037】 第1表:押出し成形および射出成形によるPA−4.6
/PAR配合物の粒子の大きさ   PAR      PTS      分散相  
      d(押出し)      d(射出成形)
  (%)      (%)           
           (μm)          
  (μm)  10          −    
    PAR        0.1−0.3   
 0.3−0.5  30          −  
      PAR        0.2−0.4 
   0.6−1.0  50          −
        PAR#       0.6−1.
3    1.9−3.4  70         
 −        co−cont.      n
.a.              n.a.  90
          −        PA−4.6
   0.1−0.3    0.3−0.6  10
        0.5      PAR     
   0.1−0.3    0.1−0.3  30
        0.5      PAR     
   0.3−0.5    0.4−0.6  50
        0.5      PAR#    
   0.5−1.1    0.7−1.5  70
        0.5      co−cont.
      n.a.              n
.a.  90        0.5      P
A−4.6   0.1−0.3    0.2−0.
4    #=co−continuousに遷移Eモ
ジュラスの測定結果から、乾燥および調節したものにつ
いて図1および図2において、予測される特性およびパ
ラトルエンスルホン酸(PTS)の悪影響がないことが
判明した。
【0038】引張応力の結果は、PTSの存在で得られ
た組成物のほうが、PTSなしで得られたものよりも著
しく良く、さらに、付加的な規則を基準に予想したもの
よりも明らかに良好であった(図3および図4(乾燥)
および図5および図6(調節))。100%PATの破
壊引張り力の低い絶対値は、押出機中で溶融物中にPT
Sが存在するためのPARの分子量の減少に起因する。
【0039】本発明による組成物の衝撃強さは、PTS
なしで得られた組成物よりも著しく高かった(図7およ
び図8)。
【0040】第2表は、吸水性が、本発明による方法に
よって影響されないことを示した。
【0041】本発明による組成物を用いて得られた製品
の、著しい高温に対する優れた耐性は、試験バーを溶融
ハンダ浴中に10秒間浸すことにより証明した。この温
度は10℃の間隔で250〜290℃の間を変化する。
【0042】試験バーにおいて変形または溶解のような
変化が観察されない最大温度は280℃であった。
【0043】 図9および図10において、Vectra  950/
ナイロン4.6組成物についてのPTS添加のEモジュ
ラスおよび引張応力に関する作用を示した(乾燥で成形
)。
【図面の簡単な説明】
【図1】Eモジュラスに関するグラフ。
【図2】Eモジュラスに関するグラフ。
【図3】引張応力に関するグラフ。
【図4】引張応力に関するグラフ。
【図5】引張応力に関するグラフ。
【図6】引張応力に関するグラフ。
【図7】衝撃強さに関するグラフ。
【図8】衝撃強さに関するグラフ。
【図9】Eモジュラスに関するグラフ。
【図10】引張応力に関するグラフ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリアミドおよび芳香族ポリエステル
    を含有する組成物を溶融した形で混合することにより電
    子的用途のための耐衝撃性、高温安定性の熱可塑性ポリ
    アミド/芳香族ポリエステル組成物の製造方法において
    、ポリアミドはほとんどテトラメチレンアジパミド単位
    からなり、混合をパラトルエンスルホン酸の存在で、溶
    融した形で行うことを特徴とするポリアミド/芳香族ポ
    リエステル組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】  組成物が 芳香族ポリエステル(a)10〜90重量%ポリアミド
    (b)90〜10重量% (a)+(b)100重量部あたり0.01〜5重量部
    のパラトルエンスルホン酸(c) からなる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  組成物が 芳香族ポリエステル10〜70重量%およびポリアミド
    90〜30重量%からなる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】  芳香族ポリエステルがポリアリーレー
    トである請求項1から3までのいずれか1項記載の方法
  5. 【請求項5】  前記ポリアリーレートが、一般式I:
    【化1】 [式中、−X−=−O−、−S−、−SO2−、−CO
    −、アルキレン基またはアルキリデン基を表し、R1−
    4およびR11−4はそれぞれH、Clおよび炭化水素
    からなる基から選択される]で示されるビスフェノール
    およびテトラフタル酸および/またはイソフタル酸また
    はその官能性誘導体から得られる基から選択される請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】  ビスフェノールがビスフェノールAで
    ある請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  溶融した形での混合を30から300
    秒で実施する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】  混合を300〜330℃の温度で実施
    する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】  混合を押出機中で実施する請求項1か
    ら8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】(a)主にテトラメチレンアジペート単
    位からなるポリアミド (b)芳香族ポリエステル (c)パラトルエンスルホン酸からなる溶融混合組成物
  11. 【請求項11】(a)10〜90重量%(b)90〜1
    0重量% (a)+(b)100重量部あたり0.01〜5重量部
    のパラトルエンスルホン酸(c)からなる請求項10記
    載の組成物。
  12. 【請求項12】  芳香族ポリエステルがポリアリーレ
    ートである請求項10または11記載の組成物。
  13. 【請求項13】  ポリアリーレートがビスフェノール
    Aから誘導される請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】  請求項10記載の組成物を使用する
    ことにより得られる製品。
JP26434091A 1990-10-15 1991-10-14 ポリアミド/芳香族ポリエステル組成物の製造方法、溶融混合組成物およびそれを使用することにより得られる製品 Pending JPH04264161A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9002233 1990-10-15
NL9002233A NL9002233A (nl) 1990-10-15 1990-10-15 Polyamide/polyarylaat samenstelling.
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