JPH0426413A - 最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置 - Google Patents

最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置

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JPH0426413A
JPH0426413A JP2132925A JP13292590A JPH0426413A JP H0426413 A JPH0426413 A JP H0426413A JP 2132925 A JP2132925 A JP 2132925A JP 13292590 A JP13292590 A JP 13292590A JP H0426413 A JPH0426413 A JP H0426413A
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maximum
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小熊 完治
Kimihiko Sugino
公彦 杉野
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、最大酸素摂取量を推定する方法ならびに装置
に関する。
(従来の技術) 従来、一般的な最大酸素摂取量の推定法としては、オス
トランド法が使用されている。これは段階式に上昇する
ステップ負荷法による、3種類の一定の負荷を各3〜4
分間行い、その結果から定常応答として得られた心拍数
と負荷値の関係から、被験者の推定最高心拍数に対応し
た最高負荷値を推定し、計算によって最大酸素摂取量を
推定するものである。
また、アメリカですでに運動処方に使われている最大酸
素摂取量の推定方法として、デビリース(Dewies
−H−A )の方法がある。
この推定方法は、第14図のグラフに示すように、被験
者が、負荷量が微増してい(ランプ負荷運動を安静状態
から始めた際に、予め設定しておいた二種以上の目標負
荷量に達した時の被験者の各心拍数及び各酸素祷取量を
測定し、これらの運動心拍数及び酸素摂取量を変数とし
た演算式に基づいて最大酸素摂取量を算出する方法であ
る。
尚、第14図のグラフは、健康成人A(28歳)と老人
(70歳)における最大酸素摂取量の推定例を示してお
り、グラフ中において、aAとbAは青年Aの運動心拍
数を示し、asとb8は老人Bの運動心拍数を示し、C
Aと08は運動心拍数aAとbAまたはaSとbBを結
んで延長した推定直線と最大心拍数の交点を示している
。また、最大心拍数は、男性の場合は22〇−年齢から
求め、女性の場合は21〇−年齢から求める方法を適用
している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の最大酸素摂取量の推定
方法にあっては、次に示すような問題がある。
まず、演算式は、心拍数と酸素摂取量が変数として各々
二つ以上含まれている複雑な式であるので、短時間で最
大酸素摂取量を算出しようとすれば、マイコン等に予め
演算式を記憶させておくことが必要になる。
更に、オストランド法では定常な心拍数に達するまで負
荷運動を行わなければならないが、この負荷運動は、同
じ負荷量でも年令や性別だけでなく測定当日のコンデイ
ションによっても被験者の負担が異なってくるため、目
標負荷量の設定が難しく、再現性が低い。また、目標負
荷量の設定によっては、目標負荷量に達した時の被験者
の心拍数が、負荷終了後、更に上昇することもありえる
ので、精度及び安全性の面でも不安が残されている。
本発明は、上記従来の問題に着目し、短時間で、かつ安
全に、再現性が高い最大酸素摂取量を推定することがで
きる方法ならびに装置を提供することを目的としている
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の最
大酸素摂取量推定方法は、被験者の性別及び年齢に基づ
いて求めた最高心拍数と、被験者の安静時に測定した安
静心拍数との中間に、目標心拍数を設定し、負荷量が微
増していくランプ負荷運動を安静状態から始めた際に、
被験者の運動心拍数が前記目標心拍数に達した時の負荷
量を最終負荷量として測定し、該最終負荷量と前記最高
心拍数とを変数とした演算式に基づいて最大酸素摂取量
を算出する方法である。
好ましい例としては、目標心拍数を、被験者の性別及び
年齢に基づいて求めた最高心拍数の70%とし、最終負
荷量と最高心拍数を変数として最大酸素摂取量を算出す
る演算式を、被験者が男性の場合には、 最大酸素摂取量=−1,385+(1015X最高心拍
数+0.011 X最終負荷量 とし、被験者が女性の場合には、 最大酸素摂取量=−0,682+0.006 X最高心
拍数+0.018 X最終負荷量 とする方法がある。
また、上記目的達成のために、本発明の最大酸素摂取量
推定装置は、第1図のクレーム対応図に示すように、入
力手段aが、性別及び年齢を入力可能な性別及び年齢設
定手段すと、被験者の心拍数を検出する心拍数検出手段
Cと、運動機器で成される運動の負荷量を検出する負荷
量検出手段dと、を備え、制御手段eが、被験者の[1
及び年齢に基づいて最高心拍数を求める最高心拍数設定
部fと、前記最高心拍数と、被験者の安静時に測定した
安静心拍数との中間に目標心拍数を設定する目標心拍数
設定部9と、被験者が、負荷量が微増していくランプ負
荷運動を安静状態から始めた際に、被験者の運動心拍数
が前記目標心拍数に達した時の負荷量を最終負荷量とし
て入力して、該最終負荷量と前記最高心拍数とを変数と
した演算式に基づいて最大酸素摂取量を算出して最大酸
素摂取量信号を出力する演算出力部りと、を備えている
ものである。
(作 用) 本発明請求項1及び2記載の最大酸素摂取量推定方法は
、最終負荷量と最高心拍数から最大酸素摂取量を算出す
る方法であり、そのうち、最終負荷量は、被験者の運動
心拍数が目標心拍数に達した時の負荷量を測定し、最高
心拍数は、被験者の性別及び年齢に基づいて求める方法
なので、複雑な準備等を必要とせずに、短時間で最大酸
素摂取量を推定できる。
しかも、演算式は、最終負荷量と最高心拍数がそれぞれ
一つづつ含まれただけの簡単な式であるので、演算はマ
イコン等を用いなくても人が電卓等の手軽な計算機によ
って行うことができる。
更に、被験者は、運動心拍数が目標心拍数に達するまで
ランプ負荷運動をすればよいので、再現性が高く、また
、年齢や性別やコンデイションにかかわらず、被験者の
負担をほぼ一定にできることから、安全性も高い。
本発明請求項3記載の最大酸素摂取量推定装置は、被験
者の性別及び年齢と、心拍数と、運動機器で成される運
動の負荷量とを入力すれば、最大酸素摂取量信号が出力
されるので、複雑な準備を必要とせずに、短時間で最大
酸素摂取量を推定できる。
また、被験者は、運動心拍数が目標心拍数に達するまで
ランプ負荷運動をすればよいので、再現性が高く、また
、年齢や性別やコンデイションにかかわらず、被験者の
負担をほぼ一定にできることから、安全性も高い。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第2図〜第4図に基づいて本実施例の最大酸素摂
取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置を説明す
る。
第2図は本実施例の最大酸素摂取量推定装置を示す全体
図で、1は運動機器であるエルゴメータ、2はコントロ
ールパネル、3は心拍計、4は第1コントローラ、5は
第2コントローラ、6はデイスプレィ装置、7は負荷変
更装置である。
前記エルゴメータ1は、負荷変更装置7によりペダルに
負荷を変更可能とした自転車式計測器である。尚、前記
負荷変更装置7はパウダーブレーキ方式により、第2コ
ントローラ5から出力される制御信号に基づき負荷変更
可能となっている。
ちなみに、ペダルをこぐ時に使用する筋肉部位は、第3
図の(イ)〜(ニ)に示すように、ペダルの位置によっ
て異なり、回転数60回/分でペダルをこいだ時には、
約17彬毎に使用する筋肉部位が変化することになる。
そのため、第2コントローラ5から負荷変更装置7に出
力される制御信号は、 1μ秒毎に負荷を増加させる信
号となっており、よって、各筋肉部位には1秒毎に負荷
が増加されることになる。
また、前記制御信号は、負荷の増加率を、12.5W/
分、25. OW/分、37.5W/分の三段階に切り
換えられるように三種類の信号が設定され、それぞれ、
0.052W10.25秒、O,+ 04W10−25
秒、0.156W10.25秒で微増するランプ負荷方
式が採用され、全て30Wの低負荷から開始するように
なっている。
このように、このエルゴメータ1では、低負荷から開始
し、はぼ直線的に負荷が微増するランプ負荷運動が可能
であるため、ウォーミングアップ効果が得られ、負荷の
変化が体に感じない程度に無理なく被験者8の体力を引
き出すことができる。また、これらの結果、血圧や心拍
数等の生理応答がスムーズになり安全性も高い。
コントロールパネル2は、被験者8の1flll及び年
齢を設定する釦(図示省略)を有していると共に、前記
三段階の負荷を選択する釦(図示省略)を有している。
心拍計は、被験者8の胸部や耳たぶ等に取り付けられ、
被験者8の心拍数を検出するものである。
デイスプレィ装置6は、第1コントローラから出力され
る最大酸素摂取量信号をデジタル表示するものである。
次に、第4図に示したフローチャートに基づいて第1コ
ントローラの作動流れについて説明する。
まず、ステップ101では、コントロールパネル2で設
定された被験者8の性別及び年齢を読み込むと共に、第
2コントローラ5から出力される制御信号を負荷量とし
て読み込みステップ102に進む。従って、本実施例で
は、この第2コントローラ5が請求の範囲の負荷量検出
手段に相当する。
次に、ステップ102では、読み込んだ性別及び年齢に
基づき、最高心拍数を求める演算を行い、ステップ10
3に進む。尚、この演算式は、被験者8が男性の場合は
、最高心拍数=200−年齢が適用され、被験者8が女
性の場合は、最高心拍数=190−年齢が適用される。
ステップ103では、ステップ102で得られた最高心
拍数に基づき、目標心拍数を求める演算を行い、ステッ
プ104に進む。尚、この演算式は、被験者8の年齢及
び性別を問わず、目標心拍数=最高心拍数X0.7が適
用される。
ステップ104では、運動心拍数が目標心拍数に達した
かどうかを判断し、NOと判断した場合にはステップ1
04を縁り返しYESと判断したらステップ105に進
む。
ステップ105では、目標心拍数に達した時の負荷量と
最高心拍数に基づき、以下の式により最大酸素摂取量を
演算する。
・被験者が男性の場合 最大酸素摂取量=−1,385+0.O15X最高心拍
数+o、oit x最終負荷量 ・被験者が女性の場合 最大酸素摂取量=−0,682+(1006X最高心拍
数+O,O18X最終負荷量 即ち、前記第1コントローラは、クレーム対応図で示し
たように、被験者の性別及び年齢に基づいて最高心拍数
を求める最高心拍数設定部と、前記最高心拍数と、被験
者の安静時に測定した安静心拍数との中間に目標心拍数
を設定する目標心拍数設定部と、被験者が、負荷量が微
増していくランプ負荷運動を安静状態から始めた際に、
被験者の運動心拍数が前記目標心拍数に達した時の負荷
量を最終負荷量として入力して、該最終負荷量と前記最
高心拍数とを変数とした演算式に基づいて最大酸素摂取
量を算出して最大酸素摂取量信号を出力する演算出力部
と、を備えていることになる。
次に、前記装置を用いた最大酸素摂取量の推定方法につ
いて説明する。
最大酸素摂取量の推定を行うにあたり、まず、心拍計3
を被験者8の胸部に装着する。
そして、被験者8がエルゴメータ1に跨がって、ペダル
こぎ可能な状態になると、コントロールパネル2におい
て、被験者8の年齢及び性別を入力する操作を行う。
第1コントローラ4では、入力されたこの年齢及び性別
に基づき目標心拍数とを演算する。
次に、被験者8にペダルこぎを行わせるが、この場合、
エルゴメータ1にあっては、第2コントローラ2の制御
に基づく負荷変更装置7の作動により、負荷量が漸増す
る。尚、この場合、負荷量の増加率は、3通り選択する
ことができる。
その後、第1コントローラ4において、心拍計3から得
られる運動心拍数が目標心拍数に達したことが判断され
ると、この時の負荷量を最終負荷量とし、この最終負荷
量と演算で得られた最大心拍数とに基づき最大酸素摂取
量を演算する。
そして、この演算結果は、第1コントローラ4の出力信
号によりデイスプレィ装置6において表示される。尚、
表12表2は、こうして得られた最大酸素摂取量の評価
表であり、性別毎及び年齢毎に六段階に評価できるよう
になっている。そして、デイスプレィ装置6では、この
評価表に基づいた評価の結果も最大酸素摂取量と一緒に
表示される。
第5図は、本実施例法に基づいた最大酸素摂取量の推定
直線を示すグラフで、運動心拍数が目標心拍数に達した
時の負荷量から、運動心拍数が最大心拍数に達した時の
酸素摂取量、即ち、最大酸素摂取量を推定できることを
示している。
このグラフにも示すように、本実施例の最大酸素摂取量
推定方法は、被験者の性別及び年齢と、心拍数と、運動
機器で成される運動の負荷量とを入力すれば、最大酸素
摂取量信号が出力される装置を用いているので、複雑な
準備を必要とせずに、短時間で最大酸素摂取量を推定で
きる。
更に、被験者は、運動心拍数が目標心拍数に達するまで
ランプ負荷運動をすればよいので、再現性が高く、また
、年齢や性別やコンデイションにかかわらず、被験者の
負担をほぼ一定にできることから、安全性も高い。
次に、実験結果について説明する。
まず、ランプ負荷法を使ったエルゴメータ1による最大
酸素摂取量の推定が妥当かどうかを判断するため、ステ
ップ負荷法による場合と比較してみた。
表3は被験者の一覧であり、 被験者は、学生を 中心とした27名(男性、13名、 女性14名) で ある。
ステップ負荷法の実験では、男性には50.100.1
50W/minの三通りの負荷を与え、それぞれ定常応
答時の心拍数と酸素摂取量を求めた。一方、女性には5
0.75.100 W/minの三通りの負荷を与え、
それぞれ定常応答時の心拍数と酸素摂取量を求めた。
その結果、男性のステップ負荷時の負荷量(LOAD)
と、心拍数(HR)と、酸素摂取量(VO□)の関係は
、第6図(イ)〜(ハ)のグラフに示す通りであり、そ
の単回帰式と信頼係数R2は、VO2=4.70XLO
AD(W) +16L23  R2=0.977HR=
0.51XLOAD(W) +7(103R2=0.9
71)IR=O,lIXVO2(ml) +52−46
  R2:0.966であった。
一方、女性のステップ負荷時の負荷量(LOAD)と、
心拍数(HR)と、酸素摂取量(VO□)の関係は、第
7図(イ)〜(ハ)のグラフに示す通りであり、その単
回帰式と信頼係数82は、■0□=3.77XLOAD
(W) +169.23  R2=0.952)IR=
0.54XLOAD(W) +85.11  R2=0
.903)IR=O,J4XVO2(ml)  +65
.12   R2=O−844であった。
次に、ランプ負荷法の実験では、男性には25W/mi
nのレートの負荷を与え、その時の心拍数と酸素摂取量
を算出した。一方、女性には12.5W /rninの
レートの負荷を与え、その時の心拍数と酸素摂取量を算
出した。
その結果、男性のランプ負荷時の負荷量(LOAD)と
、心拍数()IR)と、酸素摂取量(VO2)の関係は
、第8図(イ)〜(ハ)のグラフに示す通りであり、そ
の単回帰式と信頼係数R2は、 VO2=8.76XLOAD(W)  +34.27 
   R2=0.943HR=0.35XLOAD(W
) +81.39  R2=0.862VO2=9−6
4XHR(ppm) +619.06  R2=0.8
39であった。
一方、女性のランプ負荷時の負荷量(LOAD)と、心
拍数(HR)と、酸素摂取量(VO2)の関係は、第9
図(イ)〜(ハ)のグラフに示す通りであり、その単回
帰式と信頼係数R2は、 VO2=6.96XLOAD(W) +166−59 
 R2=O−908)IR=0.50XLOAD(W)
  +82.36    R2=O−764VO2=4
−02XHR(pl)m)  +93.22   R2
:0.676であった。
そこで、両負荷時の心拍数(HR)と酸素摂取量(VO
2)を経時的に記録して3つのパラメータ間の相関を求
めて重回帰分析した。第10図(イ)〜(ハ)のグラフ
は男性の場合の回帰直線を示し、第11図(イ)〜(ハ
)のグラフは女性の場合の回帰直線を示している。尚、
相関係数と回帰式は次の通りであり、 ()内にステッ
プ負荷の場合を示している。
男性の場合の回帰式 (イ)負荷量(LOAD)と酸素摂取量(VO2)の関
係相関係数: 0.943 (0−966)回帰式: 
VO□=8.76XLOA○(w) +34−27(V
O□ =9−39xLOAD(w)  +322−46
)(ロ)負荷量(LOAD)と心拍数(HR)の関係相
関係数:(L862 (0,062)回帰式: HR=
0.35XLOAD(W) +81.39(HR=0.
51XLOAD(W) +70.03)(ハ)酸素摂取
量(VO□)と心拍数(HR)の関係相関係数:0.8
39 (0,840)回帰式: HR= 0.06 X
 VO2(ml) + 83−78(HR= O−10
X VO2(ml) + 56.95)女性の場合の回
帰式 (イ)負荷量(LOAD)と酸素摂取量(VO2)の関
係相関係数: 0.908 (0,777)回帰式:V
O2=6.96XLOAD(W) +166.59(V
O2=7.37XLOAD(W) +348.39)(
ロ)負荷量(LOAD)と心拍数()IR)の関係相関
係数: 0.764 (0,368)回帰式: HR=
0.50XLOAD(W) +82.36(HR=(L
57XLOAD(W) +88.06)(ハ)酸素摂取
量(VO□)と心拍数(HR)の関係相関係数: 0.
676 (0,004)回帰式: HR=O−04X 
VO2(ml) +84.81(HR= 0.01 X
 VO2(ml) + 120−98)この結果は、 
  では統計的に有意な相関を示さず、ステップ負荷時
においては、心拍数から負荷量や酸素摂取量を回帰する
ことは難しいことを示している。
以上の結果から、ランプ負荷時において、目標心拍数を
決め、被験者の運動脈拍数がその値に達した時の負荷量
を最終負荷量として測定し、その最終負荷量と最高心拍
数とで最大酸素摂取量を推定するのが妥当と考えられる
そこで、表4及び表5に示した実測値を基に、従属変数
を最大酸素摂取量、説明変数を最終負荷量と最高心拍数
とした重回帰分析を行った。
その結果が表6及び表7であり、重回帰式は、・被験者
が男性の場合 最大酸素摂取量=−1,385+0.015 X最高心
拍数+0.011 X最終負荷量 ・被験者が女性の場合 最大酸素摂取量=−0,682+0.006 X最高心
拍数+0.018 X最終負荷量 である。
表 (男性) 表 (女性) 表 表 (男性) (女性) これらの重回帰式の検定の結果、観察値と結論値の間の
信頼係数は男性で0.729、女性で0.914であっ
たため、下記演算式は共に妥当な式と考えられる。
・被験者が男性の場合 最大酸素摂取量=−1,385+0.015 X最高心
拍数+(toll X最終負荷量 ・被験者が女性の場合 最大酸素摂取量=−0,682+(1006X最高心拍
数+0.018 X最終負荷量 更に、これらの演算式からは、表5及び表6に示すよう
なノモグラムを作成することができる。
表 L/wnn く男性) 表 L/町n (女1) 以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、目標心拍数は、被験者の安静時に測定した安静
心拍数との中間値であればよく、好ましくは、安全性及
び信頼性の面からは60〜80%の範囲である。
また、実施例では、最終負荷量と前記最高心拍数とを変
数とした演算式に基づいて最大酸素摂取量を算出する作
業をコントローラで行う方法を示したが、人が電卓等の
手軽な計算機を用いて行うようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の最大酸素摂取量推定
方法ならびに最大酸素摂取量推定方法にあっては、短時
間で、かつ安全に、再現性が高い最大酸素摂取量を推定
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の最大酸素摂取量推定装置のクレーム対
応図、第2図は本発明実施例の最大酸素摂取量推定装置
を示す全体図、第3図(イ)〜(ニ)はペダルをこぐ時
に使用する筋肉部位を示す図、第4図は前記最大酸素摂
取量推定装置の作動流れ図、第5図は最大酸素摂取量の
推定直線を示すグラフ、第6図(イ)〜(ハ)及び第7
図(イ)〜(ハ)はステップ負荷時の負荷量と心拍数と
酸素摂取量の関係を示すグラフ、第8図(イ)〜(ハ)
及び第9図(イ)〜(ハ)はランプ負荷時の負荷量と心
拍数と酸素摂取量の関係を示すグラフ、第10図(イ)
〜(ハ)及び第11図(イ)〜(ハ)は両頁荷時の負荷
量と心拍数と酸素摂取量の相関を示すグラフ、第12図
及び第13図は観測値と理論値の相関図、第14図は従
来法により最大酸素摂取量を推定する場合の推定直線を
示すグラフである。 a・・・入力手段 b・・・性別及び年齢設定手段 C・・・心拍数検出手段 d・・・負荷量検出手段 e・・・制御手段 f・・・最高心拍数設定部 9・・・目標心拍数設定部 h・・・演算出力部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被験者の性別及び年齢に基づいて求めた最高心拍数
    と、被験者の安静時に測定した安静心拍数との中間に、
    目標心拍数を設定し、被験者が、負荷量が微増していく
    ランプ負荷運動を安静状態から始めた際に、被験者の運
    動心拍数が前記目標心拍数に達した時の負荷量を最終負
    荷量として測定し、該最終負荷量と前記最高心拍数とを
    変数とした演算式に基づいて最大酸素摂取量を算出する
    ことを特徴とする最大酸素摂取量推定方法。 2)目標心拍数を、被験者の性別及び年齢に基づいて求
    めた最高心拍数の70%とし、最終負荷量と最高心拍数
    を変数として最大酸素摂取量を算出する演算式を、被験
    者が男性の場合には、 最大酸素摂取量=−1.385+0.015×最高心拍
    数+0.011×最終負荷量 とし、被験者が女性の場合には、 最大酸素摂取量=−0.682+0.006×最高心拍
    数+0.018×最終負荷量 とする請求項1記載の最大酸素摂取量推定方法。 3)入力手段が、性別及び年齢を入力可能な性別及び年
    齢設定手段と、被験者の心拍数を検出する心拍数検出手
    段と、運動機器で成される運動の負荷量を検出する負荷
    量検出手段と、を備え、制御手段が、被験者の性別及び
    年齢に基づいて最高心拍数を求める最高心拍数設定部と
    、前記最高心拍数と、被験者の安静時に測定した安静心
    拍数との中間に目標心拍数を設定する目標心拍数設定部
    と、被験者が、負荷量が微増していくランプ負荷運動を
    安静状態から始めた際に、被験者の運動心拍数が前記目
    標心拍数に達した時の負荷量を最終負荷量として入力し
    て、該最終負荷量と前記最高心拍数とを変数とした演算
    式に基づいて最大酸素摂取量を算出して最大酸素摂取量
    信号を出力する演算出力部と、を備えていることを特徴
    とする最大酸素摂取量推定装置。
JP2132925A 1990-05-22 1990-05-22 最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置 Expired - Fee Related JP2547887B2 (ja)

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