JPH11262542A - 運動療法装置及び運動療法装置の制御方法 - Google Patents
運動療法装置及び運動療法装置の制御方法Info
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- JPH11262542A JPH11262542A JP10067419A JP6741998A JPH11262542A JP H11262542 A JPH11262542 A JP H11262542A JP 10067419 A JP10067419 A JP 10067419A JP 6741998 A JP6741998 A JP 6741998A JP H11262542 A JPH11262542 A JP H11262542A
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Abstract
場合には(例えば、足を手術した患者等)、実施者に与
える運動負荷が大き過ぎてエルゴメータ1のペダル2を
回転させることができず、筋力トレーニングの実施が困
難になる場合があるという課題があった。 【解決手段】 予め、筋力トレーニングを実施する実施
者の筋力値Fd を推定し、その実施者の筋力値Fd に基
づいて負荷モータ21の負荷量Fを制御するようにした
ものである。
Description
強を図る必要がある患者等が使用する運動療法装置及び
運動療法装置の制御方法に関するものである。
報に示された従来の運動療法装置を示す構成図であり、
図において、1は筋力トレーニングの実施に使用するエ
ルゴメータ、2はエルゴメータ1のペダル、3はエルゴ
メータ1の電磁ブレーキ、4は筋力トレーニングを実施
する実施者の腕を圧迫するカフ、5は実施者のコロトコ
フ音を検出するマイクロフォン、6はマイクロフォン5
により検出されたコロトコフ音に基づいてカフ4の圧力
を制御して、実施者の血圧値と脈拍数を測定する測定装
置、7は目標値を設定する設定器、8は実施者の血圧値
と脈拍数の積を労作強度値とし、その労作強度値が目標
値に一致するように電磁ブレーキ3の制動トルクを調整
するコントローラ、9は労作強度値が警報値を越えると
異常内容を表示する表示器である。
レーニングを実施する実施者が、筋力トレーニングを実
施するに先だって設定器7から年令や性別等を入力する
と、コントローラ8が実施者の年令や性別等を考慮して
目標値を設定する。そして、実施者が腕をカフ4に通し
たのち、実際に、ペダル2の踏み込みを開始すると、測
定装置6が実施者の血圧値と脈拍数を測定する。
圧値と脈拍数を測定すると、コントローラは、実施者の
血圧値に脈拍数を乗算して、労作強度値を演算する。そ
して、コントローラ8は、実施者の労作強度値が目標値
を上回っている場合には、実施者に与える負荷が大き過
ぎるため、電磁ブレーキ3の制動トルクが小さくなるよ
うに調整し、実施者の労作強度値が目標値を下回ってい
る場合には、実施者に与える負荷が小さ過ぎるため、電
磁ブレーキ3の制動トルクが大きくなるように調整す
る。これにより、労作強度値が目標値に一致する状態に
保持されながら実施者は筋力トレーニングを継続するこ
とができるようになる。なお、生体情報(例えば、血圧
と脈拍数の積)の変曲点を検出し、その変曲点が生じた
ときのランプ負荷の値を筋持久力の測定値とする技術が
特公平7−38885号公報に開示されている。
以上のように構成されているので、心肺機能と筋力のバ
ランスが良好の実施者の場合には、労作強度値が目標値
に一致する状態で筋力トレーニングを実施することがで
きるが、実施者の筋力が心肺機能に比べて劣っている場
合には(例えば、足を手術した患者等)、実施者に与え
る運動負荷が大き過ぎてエルゴメータ1のペダル2を回
転させることができず、筋力トレーニングの実施が困難
になる場合があるなどの課題があった。
めになされたもので、実施者の筋力が心肺機能に比べて
劣っている場合でも、実施者の筋力に見合った運動負荷
を与えることができる運動療法装置を得ることを目的と
する。
装置は、実施者の筋力値に基づいて負荷手段の負荷量を
制御するようにしたものである。
筋力値を推定する筋力推定手段を設けたものである。
踏み込むペダルが取り付けられたクランクの回転トルク
と、そのクランクに対するペダルの角度から実施者の筋
力値を推定するようにしたものである。
ネティック運動様式の下で検出された回転トルクと、ク
ランクに対するペダルの角度を用いて実施者の筋力値を
推定するようにしたものである。
タの消費電力及び回転速度とクランクの角加速度からク
ランクの回転トルクを検出するトルク検出部を設けると
ともに、その回転トルクとペダルの角度から実施者の筋
力値を演算する演算部を設けたものである。
手段が実施者の筋力値を推定する推定モードの場合に
は、負荷手段の負荷量を所定の基準値に設定するように
したものである。
変更する変更手段を設けたものである。
筋力をトレーニングするトレーニングモードの場合に
は、負荷手段における負荷量の初期値を筋力推定手段に
より推定された筋力値に基づいて設定するようにしたも
のである。
トレーニングを開始すると、時間の経過に伴って負荷手
段の負荷量を減じるようにしたものである。
最大筋力値に基づいて負荷手段の負荷量を制御するよう
にしたものである。
筋持久力に基づいて負荷量の減少率を決定するようにし
たものである。
筋持久力を推定する持久力推定手段を設けたものであ
る。
の向上を目的とする筋力トレーニングを実施する場合に
は、最大筋力値の向上を目的とする筋力トレーニングを
実施する場合に比べて、負荷量の初期値を小さく設定す
るとともに、運動時間を長く設定するようにしたもので
ある。
トレーニングを開始すると、時間の経過に伴って初期値
を越えない範囲内で負荷量をランダムに変更するように
したものである。
トレーニングを開始すると、時間の経過に伴って推定モ
ードとトレーニングモードを交互に繰り返し、推定モー
ドからトレーニングモードに移行する際、負荷手段にお
ける負荷量の初期値を直前の推定モードにおいて推定手
段により推定された筋力値に基づいて設定するようにし
たものである。
バイタル情報を計測する計測手段を設けたものである。
により計測されたバイタル情報が警報値を逸脱した場合
には、その旨を表示する表示手段を設けたものである。
により計測されたバイタル情報が警報値を逸脱した場合
には、警報音を発生する報知手段を設けたものである。
により計測されたバイタル情報が警報値を逸脱した場合
には、負荷手段の負荷量を零に変更するようにしたもの
である。
により計測されたバイタル情報が警報値を逸脱した場合
には、負荷手段の負荷量を実施者がクランクを回転させ
ることができない範囲の値に変更するようにしたもので
ある。
により計測されたバイタル情報を考慮して負荷手段の負
荷量を制御するようにしたものである。
は、予め、筋力トレーニングを実施する実施者の筋力値
を推定し、その実施者の筋力値に基づいて実施者に運動
負荷を与える負荷手段の負荷量を制御するようにしたも
のである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による運
動療法装置を示す構成図であり、図において、11は筋
力トレーニングを実施する実施者の筋力値Fd を推定す
る筋力推定部(筋力推定手段)、12は実施者に運動負
荷を与える負荷モータ21の消費電力WM を計測する負
荷モータ電力計測部(計測部)、13は負荷モータ21
の回転速度Vを計測する負荷モータ速度計測部(計測
部)、14は実施者が踏み込むペダル33が取り付けら
れたクランク32(図2を参照)の角加速度ω* を計測
するクランク角加速度計測部(計測部)、15はクラン
ク32に対するペダル33の角度θを計測するペダル角
度計測部(計測部)、16は負荷モータ21の消費電力
WM 及び回転速度Vとクランク32の角加速度ω* から
クランク32の回転トルクTC を検出するトルク検出
部、17はトルク検出部16により検出された回転トル
クTC 及びペダル角度計測部15により計測されたペダ
ル33の角度θから実施者の筋力値Fd を演算する筋力
値演算部(演算部)、18は実施者の筋持久力FJ を推
定する持久力演算部(持久力推定手段)である。
力値Fd を推定する際に設定される負荷モータ21の負
荷量Fを必要に応じて変更する変更部(変更手段)、2
0は筋力推定部11により推定された実施者の筋力値F
d 等に基づいて負荷モータ21の負荷量Fを制御する制
御部(制御手段)、21は筋力トレーニングを実施する
実施者に運動負荷を与える負荷モータ(負荷手段)であ
る。
療法装置を示す断面図であり、図において、31は実施
者が座る椅子、32は実施者が踏み込むペダル33が取
り付けられたクランク、33は実施者が踏み込むペダ
ル、34はペダル軸プーリー、35は中間プーリー、3
6,37はベルト、38はハンドル、39は実施者に各
種情報を提示する表示部(表示手段)である。なお、図
3はこの発明の実施の形態1による運動療法装置の制御
方法を示すフローチャートである。
レーニングを実施する実施者が椅子31に座った状態
で、例えば、図示せぬスタートスイッチを押すと、これ
から実施者の筋力値(最大筋力値)と筋持久力を推定す
る処理を実施する旨を示す情報が表示部39に表示され
る。具体的には、実施者の筋力値Fd を推定する際に
は、例えば、左右のペダル33を全力で5回踏み込むよ
うに指示する内容の情報が表示される。一方、筋持久力
FJ を推定する際には、例えば、左右のペダル33を連
続的に25回踏み込むように指示する内容の情報が表示
される。
には、図5に示すように、負荷モータ21の負荷量Fが
症例別に用意された基準値F1に設定され(実施者の病
状等を示す個人データが制御部20に登録されており、
制御部20が個人データを参照して、基準値F1を選択
する。ただし、実施者は必要に応じて変更部19を操作
して基準値F1を変更することができる。)、実施者が
左右のペダル33を全力で踏み込むごとに、負荷モータ
電力計測部12が負荷モータ21の消費電力WM を計測
し、負荷モータ速度計測部13が負荷モータ21の回転
速度Vを計測する。また、クランク角加速度計測部14
がクランク32の角加速度ω* を計測し、ペダル角度計
測部15がクランク32に対するペダル33の角度θを
計測する(ステップST1)。なお、これらの計測結果
は、実施者の体重が運動筋に負荷された状態で計測され
るアイソキネティック運動様式が採用されている。
が計測されるごとに、例えばクランク32の一回転で一
回計測されるごとにトルク検出部16が、負荷モータ2
1の消費電力WM ,負荷モータ21の回転速度V及びク
ランク32の角加速度ω* を下記の演算式に代入して、
クランク32の回転トルクTC を検出する(ステップS
T2)。 TC =(WM /V)+TF +(ω* ×(JP +JF )) そして、トルク検出部16がクランク32の回転トルク
TC を検出するごとに、筋力値演算部17が、クランク
32の回転トルクTC とクランク32に対するペダル3
3の角度θを下記の演算式に代入して、実施者の筋力値
Fd を演算する(図4を参照)。 Fd =TC /(rP ×cosθ)
力値Fd を5回演算すると、その中の最大の筋力値Fd
を実施者の筋力値Fd (最大筋力値)であると推定し
(ステップST3)、その筋力値Fd を制御部20に出
力する。
には、図5に示すように、負荷モータ21の負荷量Fが
症例別に用意された基準値F2に設定され(実施者の病
状等を示す個人データが制御部20に登録されており、
制御部20が個人データを参照して、基準値F2を選択
する。ただし、実施者は必要に応じて変更部19を操作
して基準値F2を変更することができる。)、実施者が
左右のペダル33を連続的に25回踏み込むと、負荷モ
ータ電力計測部12が負荷モータ21の消費電力WM を
計測し、負荷モータ速度計測部13が負荷モータ21の
回転速度Vを計測する。また、クランク角加速度計測部
14がクランク32の角加速度ω* を計測し、ペダル角
度計測部15がクランク32に対するペダル33の角度
θを計測する(ステップST4)。なお、これらの計測
結果は、実施者の体重が運動筋に負荷された状態で計測
されるアイソキネティック運動様式が採用されている。
が計測されるごとに、例えばクランク32の一回転で一
回計測されるごとにトルク検出部16が、負荷モータ2
1の消費電力WM ,負荷モータ21の回転速度V及びク
ランク32の角加速度ω* を下記の演算式に代入して、
クランク32の回転トルクTC を検出する(ステップS
T5)。 TC =(WM /V)+TF +(ω* ×(JP +JF )) そして、トルク検出部16がクランク32の回転トルク
TC を検出するごとに、筋力値演算部17が、クランク
32の回転トルクTC とクランク32に対するペダル3
3の角度θを下記の演算式に代入して、実施者の筋力値
Fd を演算する(図4を参照)。 Fd =TC /(rP ×cosθ)
の演算を終了すると、最初から数えて4,5,6回目の
ピーク値の平均値Fa と、最後の3回(23,24,2
5回目)のピーク値の平均値Fb を求め、平均値Fa と
平均値Fb から筋持久力FJを推定し(ステップST
6)、その筋持久力FJ を制御部20に出力する。 FJ =(Fb /Fa )×100
力推定部11から出力されると、制御部20が、筋力値
Fd 等を推定する推定モードから筋力をトレーニングす
るトレーニングモードに移行する旨の情報を表示部39
に表示するが、筋持久力の向上を目的とする筋力トレー
ニングを実施する場合には、実施者の筋力値Fd (最大
筋力値)の20〜40%の筋力で長時間トレーニングを
実施できるようにするため、制御部20が、下記に示す
ように、負荷モータ21における負荷量Fの初期値を実
施者の筋力値Fd に基づいて設定するとともに、運動時
間を設定する(ステップST7)。 F=Fd ×K1 ただし、K1は0.2〜0.4の値の係数
トレーニングを実施する場合には、短時間のトレーニン
グであるが、実施者の筋力値Fd (最大筋力値)の40
〜80%の筋力でトレーニングを実施できるようにする
ため、制御部20が、下記に示すように、負荷モータ2
1における負荷量Fの初期値を実施者の筋力値Fd に基
づいて設定するとともに、運動時間を設定する(ステッ
プST7)。 F=Fd ×K2 ただし、K2は0.4〜0.8の値の係数
の初期値が設定された後、実施者が実際に筋力トレーニ
ングを開始すると、負荷量Fの運動負荷が実施者に与え
られるが、時間の経過に伴って疲労が蓄積し、負荷量F
が初期値のままでは、運動負荷が大き過ぎてペダル33
を回転させることができず、筋力トレーニングの実施が
困難になる場合があるので、制御部20は、図5に示す
ように、時間の経過に伴って負荷モータ21の負荷量F
を減じるように制御する(ステップST8)。
て負荷量の減少率Gを決定し、時間の経過に伴って負荷
モータ21の負荷量Fを減じるように制御する。 G=1−(筋持久力FJ /100) F=(Fd ×K1)×(1−G×t) そして、筋力トレーニングの開始後、設定された運動時
間を経過すると、負荷モータ21の負荷量Fが零にな
り、筋力トレーニングが終了する。
によれば、予め、筋力トレーニングを実施する実施者の
筋力値Fd を推定し、その実施者の筋力値Fd に基づい
て負荷モータ21の負荷量Fを制御するように構成した
ので、実施者の筋力が心肺機能に比べて劣っている場合
でも、実施者の筋力に見合った運動負荷を与えることが
できる効果を奏する。
施者の筋力値Fd に係数K1またはK2を乗算し、その
乗算結果を負荷モータ21における負荷量Fの初期値と
するものについて示したが、筋力の推定モード時の負荷
モータ21の1分間の回転数N(rpm)を検出し、そ
の回転数Nと実施者の筋力値Fd を下記に示す演算式に
代入し、その演算結果を負荷モータ21における負荷量
F(ワット)の初期値とするようにしてもよく、上記実
施の形態1と同様の効果を奏することができる。 F=Fd ×rP ×N×sinθ×9.55
形態2では、実施者がトレーニングを開始すると、時間
の経過に伴って負荷モータ21の負荷量Fを減じるもの
について示したが、初期値を越えない範囲内で負荷量F
をランダムに変更するようにしてもよい。具体的には、
図6に示すように、筋持久力の向上を目的とする筋力ト
レーニングと、最大筋力値の向上を目的とする筋力トレ
ーニングを交互に繰り返すようにしてもよい。これによ
り、実施者の筋力の状態によっては、同時に、筋持久力
の向上と最大筋力値の向上を図ることができる効果を奏
する。
の形態3では、実施者の筋力値Fd を推定する推定モー
ドの後に、実施者が筋力をトレーニングするトレーニン
グモードに移行するものについて示したが、図7に示す
ように、時間の経過に伴って推定モードとトレーニング
モードを交互に繰り返し、推定モードからトレーニング
モードに移行する際、負荷モータ21における負荷量F
の初期値を直前の推定モードにおいて推定された筋力値
Fd に基づいて設定するようにしてもよい。これによ
り、時間の経過に伴って疲労が蓄積されても、そのとき
の筋力に見合った運動負荷を与えることができる効果を
奏する。
態5による運動療法装置を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。41は実施者の血圧や心拍数等のバイタ
ル情報を計測するバイタル情報計測部(計測手段)、4
2はバイタル情報計測部41により計測されたバイタル
情報を表示部39に表示するとともに、そのバイタル情
報が警報値を逸脱した場合には、その旨を表示部39に
表示する表示インタフェース部(表示手段)、43は図
1の制御部20と同様の機能を有する他に、バイタル情
報計測部41により計測されたバイタル情報が警報値を
逸脱した場合には、負荷モータ21の負荷量Fを零に変
更する制御部(制御手段)である。
1及び持久力演算部18等の動作は上記実施の形態1等
と同様であるため説明を省略する。まず、バイタル情報
計測部41が、実施者の血圧や心拍数等のバイタル情報
を計測すると、そのバイタル情報が表示インタフェース
部42に出力され、表示インタフェース部42が、その
バイタル情報を表示部39に表示するが、表示インタフ
ェース部42は、常時、そのバイタル情報を監視する。
のバイタル情報が警報値を逸脱した場合には(例えば、
実施者の最高血圧が150を越えた場合)、実施者にト
レーニングの中止を促すため、その旨を表示部39に表
示するとともに、制御部43にその旨を通知する。そし
て、制御部43は、表示インタフェース部42から通知
を受けると、負荷モータ21の負荷量Fを零に変更し、
実施者の筋力トレーニングを強制的に中止させる。
によれば、実施者のバイタル情報が警報値を逸脱した場
合には、その旨を表示部39に表示するように構成した
ので、実施者は体調に異変が生じたことを認識すること
ができる効果を奏する。また、実施者のバイタル情報が
警報値を逸脱した場合には、負荷モータ21の負荷量を
零に変更するように構成したので、実施者の体調に異変
が生じた場合には、筋力トレーニングを強制的に中止さ
せることができる効果を奏する。
施者のバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、その
旨を表示部39に表示するものについて示したが、警報
音を発生するスピーカ(報知手段)等を設けるようにし
てもよく、上記実施の形態5と同様の効果を奏すること
ができる。
施者のバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、負荷
モータ21の負荷量を零に変更するものについて示した
が、負荷モータ21の負荷量Fを実施者がクランク32
を回転させることができない範囲の値に変更するように
してもよい。具体的には、制御部43が、負荷モータ2
1の負荷量Fを実施者の筋力値Fd(最大筋力値)より
大きい値に変更する。これにより、実施者はクランク3
2を回転させることができなくなり、結果として、筋力
トレーニングを強制的に中止させることになる。
の形態7では、実施者の筋力値Fd 等に基づいて負荷モ
ータ21の負荷量Fを制御するものについて示したが、
実施者のバイタル情報を考慮して負荷モータ21の負荷
量Fを制御するようにしてもよい。具体的には、例え
ば、実施者の血圧が140より高い場合には、実施者の
筋力値Fd に基づいて初期設定された負荷モータ21の
負荷量Fを20%程度減じるようにする。これにより、
実施者の健康状態が考慮された筋力トレーニングの実施
を可能にする効果を奏する。
者の筋力値に基づいて負荷手段の負荷量を制御するよう
に構成したので、実施者の筋力が心肺機能に比べて劣っ
ている場合でも、実施者の筋力に見合った運動負荷を与
えることができる効果がある。
する筋力推定手段を設けるように構成したので、実施者
が自己の筋力値を認識しておらず、自己の筋力値を設定
できない場合でも、実施者の筋力に見合った運動負荷を
与えることができる効果がある。
ルが取り付けられたクランクの回転トルクと、そのクラ
ンクに対するペダルの角度から実施者の筋力値を推定す
るように構成したので、実施者の筋力値を推定するため
に実施者が特別の運動を実施することなく、実施者の筋
力値を推定することができる効果がある。
動様式の下で検出された回転トルクと、クランクに対す
るペダルの角度を用いて実施者の筋力値を推定するよう
に構成したので、実際の筋力発揮場面に即した運動筋力
を推定することができる効果がある。
及び回転速度とクランクの角加速度からクランクの回転
トルクを検出するトルク検出部を設けるとともに、その
回転トルクとペダルの角度から実施者の筋力値を演算す
る演算部を設けるように構成したので、簡単な構成で実
施者の筋力値を推定することができる効果がある。
の筋力値を推定する推定モードの場合には、負荷手段の
負荷量を所定の基準値に設定するように構成したので、
実施者の筋力値を推定する際に、実施者の病状等を考慮
した運動負荷を与えることができる効果がある。
手段を設けるように構成したので、実施者が必要に応じ
て基準値を変更することができる効果がある。
ニングするトレーニングモードの場合には、負荷手段に
おける負荷量の初期値を筋力推定手段により推定された
筋力値に基づいて設定するように構成したので、実施者
の筋力が心肺機能に比べて劣っている場合でも、実施者
の筋力に見合った運動負荷を与えることができる効果が
ある。
を開始すると、時間の経過に伴って負荷手段の負荷量を
減じるように構成したので、時間の経過に伴って疲労が
蓄積されても、筋力トレーニングを継続することができ
る効果がある。
基づいて負荷手段の負荷量を制御するように構成したの
で、実施者の筋力が心肺機能に比べて劣っている場合で
も、実施者の筋力に見合った運動負荷を与えることがで
きる効果がある。
づいて負荷量の減少率を決定するように構成したので、
実施者に常に適切な運動負荷を与えることができる効果
がある。
定する持久力推定手段を設けるように構成したので、実
施者が自己の筋持久力を認識しておらず、自己の筋持久
力を設定できない場合でも、実施者の筋力に見合った運
動負荷を与えることができる効果がある。
とする筋力トレーニングを実施する場合には、最大筋力
値の向上を目的とする筋力トレーニングを実施する場合
に比べて、負荷量の初期値を小さく設定するとともに、
運動時間を長く設定するように構成したので、筋力トレ
ーニングの目的に沿ったトレーニングの実施が可能にな
る効果がある。
を開始すると、時間の経過に伴って初期値を越えない範
囲内で負荷量をランダムに変更するように構成したの
で、実施者の筋力の状態によっては、同時に、筋持久力
の向上と最大筋力値の向上を図ることができる効果があ
る。
を開始すると、時間の経過に伴って推定モードとトレー
ニングモードを交互に繰り返し、推定モードからトレー
ニングモードに移行する際、負荷手段における負荷量の
初期値を直前の推定モードにおいて推定手段により推定
された筋力値に基づいて設定するように構成したので、
時間の経過に伴って疲労が蓄積されても、そのときの筋
力に見合った運動負荷を与えることができる効果があ
る。
を計測する計測手段を設けるように構成したので、実施
者はトレーニング中のバイタル情報を認識することがで
きる効果がある。
れたバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、その旨
を表示する表示手段を設けるように構成したので、実施
者は体調に異変が生じたことを認識することができる効
果がある。
れたバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、警報音
を発生する報知手段を設けるように構成したので、実施
者は体調に異変が生じたことを認識することができる効
果がある。
れたバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、負荷手
段の負荷量を零に変更するように構成したので、実施者
の体調に異変が生じた場合には、筋力トレーニングを強
制的に中止させることができる効果がある。
れたバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、負荷手
段の負荷量を実施者がクランクを回転させることができ
ない範囲の値に変更するように構成したので、実施者は
クランクを回転させることができなくなり、結果とし
て、筋力トレーニングを強制的に中止させることができ
る効果がある。
れたバイタル情報を考慮して負荷手段の負荷量を制御す
るように構成したので、実施者の健康状態が考慮された
筋力トレーニングの実施を可能にする効果がある。
グを実施する実施者の筋力値を推定し、その実施者の筋
力値に基づいて実施者に運動負荷を与える負荷手段の負
荷量を制御するように構成したので、実施者の筋力が心
肺機能に比べて劣っている場合でも、実施者の筋力に見
合った運動負荷を与えることができる効果がある。
を示す構成図である。
を示す断面図である。
の制御方法を示すフローチャートである。
図である。
を示す構成図である。
電力計測部(計測部)、13 負荷モータ速度計測部
(計測部)、14 クランク角加速度計測部(計測
部)、15 ペダル角度計測部(計測部)、16 トル
ク検出部、17 筋力値演算部(演算部)、18 持久
力演算部(持久力推定手段)、19 変更部(変更手
段)、20,43 制御部(制御手段)、21 負荷モ
ータ(負荷手段)、39 表示部(表示手段)、41
バイタル情報計測部(計測手段)、42表示インタフェ
ース部(表示手段)。
Claims (22)
- 【請求項1】 筋力トレーニングを実施する実施者に運
動負荷を与える負荷手段と、その実施者の筋力値に基づ
いて上記負荷手段の負荷量を制御する制御手段とを備え
た運動療法装置。 - 【請求項2】 実施者の筋力値を推定する筋力推定手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載の運動療法装
置。 - 【請求項3】 筋力推定手段は、実施者が踏み込むペダ
ルが取り付けられたクランクの回転トルクと、そのクラ
ンクに対するペダルの角度から実施者の筋力値を推定す
ることを特徴とする請求項2記載の運動療法装置。 - 【請求項4】 筋力推定手段は、アイソキネティック運
動様式の下で検出された回転トルクと、クランクに対す
るペダルの角度を用いて実施者の筋力値を推定すること
を特徴とする請求項3記載の運動療法装置。 - 【請求項5】 筋力推定手段は、負荷手段を構成する負
荷モータの消費電力及び回転速度,クランクの角加速度
並びにクランクに対するペダルの角度を計測する計測部
と、上記計測部により計測された負荷モータの消費電力
及び回転速度とクランクの角加速度からクランクの回転
トルクを検出するトルク検出部と、上記トルク検出部に
より検出された回転トルク及び上記計測部により計測さ
れたペダルの角度から実施者の筋力値を演算する演算部
とから構成されたことを特徴とする請求項3記載の運動
療法装置。 - 【請求項6】 制御手段は、筋力推定手段が実施者の筋
力値を推定する推定モードの場合には、負荷手段の負荷
量を所定の基準値に設定することを特徴とする請求項2
から請求項5のうちのいずれか1項記載の運動療法装
置。 - 【請求項7】 基準値を変更する変更手段を設けたこと
を特徴とする請求項6記載の運動療法装置。 - 【請求項8】 制御手段は、実施者が筋力をトレーニン
グするトレーニングモードの場合には、負荷手段におけ
る負荷量の初期値を筋力推定手段により推定された筋力
値に基づいて設定することを特徴とする請求項2から請
求項7のうちのいずれか1項記載の運動療法装置。 - 【請求項9】 制御手段は、実施者がトレーニングを開
始すると、時間の経過に伴って負荷手段の負荷量を減じ
ることを特徴とする請求項8記載の運動療法装置。 - 【請求項10】 筋力値は最大筋力値であることを特徴
とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載
の運動療法装置。 - 【請求項11】 制御手段は、実施者の筋持久力に基づ
いて負荷量の減少率を決定することを特徴とする請求項
9記載の運動療法装置。 - 【請求項12】 実施者の筋持久力を推定する持久力推
定手段を設けたことを特徴とする請求項11記載の運動
療法装置。 - 【請求項13】 制御手段は、筋持久力の向上を目的と
する筋力トレーニングを実施する場合には、最大筋力値
の向上を目的とする筋力トレーニングを実施する場合に
比べて、負荷量の初期値を小さく設定するとともに、運
動時間を長く設定することを特徴とする請求項8記載の
運動療法装置。 - 【請求項14】 制御手段は、実施者がトレーニングを
開始すると、時間の経過に伴って初期値を越えない範囲
内で負荷量をランダムに変更することを特徴とする請求
項8記載の運動療法装置。 - 【請求項15】 制御手段は、実施者がトレーニングを
開始すると、時間の経過に伴って推定モードとトレーニ
ングモードを交互に繰り返し、推定モードからトレーニ
ングモードに移行する際、負荷手段における負荷量の初
期値を直前の推定モードにおいて推定手段により推定さ
れた筋力値に基づいて設定することを特徴とする請求項
2から請求項14のうちのいずれか1項記載の運動療法
装置。 - 【請求項16】 実施者のバイタル情報を計測する計測
手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項15
のうちのいずれか1項記載の運動療法装置。 - 【請求項17】 計測手段により計測されたバイタル情
報が警報値を逸脱した場合には、その旨を表示する表示
手段を設けたことを特徴とする請求項16記載の運動療
法装置。 - 【請求項18】 計測手段により計測されたバイタル情
報が警報値を逸脱した場合には、警報音を発生する報知
手段を設けたことを特徴とする請求項16記載の運動療
法装置。 - 【請求項19】 制御手段は、計測手段により計測され
たバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、負荷手段
の負荷量を零に変更することを特徴とする請求項16か
ら請求項18のうちのいずれか1項記載の運動療法装
置。 - 【請求項20】 制御手段は、計測手段により計測され
たバイタル情報が警報値を逸脱した場合には、負荷手段
の負荷量を実施者がクランクを回転させることができな
い範囲の値に変更することを特徴とする請求項16から
請求項18のうちのいずれか1項記載の運動療法装置。 - 【請求項21】 制御手段は、計測手段により計測され
たバイタル情報を考慮して負荷手段の負荷量を制御する
ことを特徴とする請求項16から請求項18のうちのい
ずれか1項記載の運動療法装置。 - 【請求項22】 予め、筋力トレーニングを実施する実
施者の筋力値を推定し、その実施者の筋力値に基づいて
実施者に運動負荷を与える負荷手段の負荷量を制御する
運動療法装置の制御方法。
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---|---|---|---|
JP06741998A JP3672724B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 運動療法装置及び運動療法装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06741998A JP3672724B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 運動療法装置及び運動療法装置の制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262542A true JPH11262542A (ja) | 1999-09-28 |
JP3672724B2 JP3672724B2 (ja) | 2005-07-20 |
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ID=13344378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06741998A Expired - Lifetime JP3672724B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 運動療法装置及び運動療法装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3672724B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6443873B2 (en) | 2000-04-26 | 2002-09-03 | Mitsubishi Electric Engineering Co., Ltd. | Exercise therapy device |
JP2006239232A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Og Giken Co Ltd | 漸減負荷式筋力訓練機 |
JP2008036054A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi Information & Communication Engineering Ltd | 歩行訓練装置及び歩行訓練装置の制御方法 |
JP2008272361A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Ritsumeikan | 筋力訓練装置及び筋力特性評価方法 |
JP2009018189A (ja) * | 2008-09-22 | 2009-01-29 | Konami Sports & Life Co Ltd | トレーニング装置 |
KR100994372B1 (ko) * | 2008-04-08 | 2010-11-15 | 사공성대 | 햅틱기술을 적용한 맞춤형 재활운동장치 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP06741998A patent/JP3672724B2/ja not_active Expired - Lifetime
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