JPH04264074A - 複素環式化合物の新規合成方法 - Google Patents

複素環式化合物の新規合成方法

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JPH04264074A
JPH04264074A JP3253960A JP25396091A JPH04264074A JP H04264074 A JPH04264074 A JP H04264074A JP 3253960 A JP3253960 A JP 3253960A JP 25396091 A JP25396091 A JP 25396091A JP H04264074 A JPH04264074 A JP H04264074A
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toluene
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JP3253960A
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English (en)
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Robert James Perry
ロバート ジェームズ ペリー
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複素環式化合物の製造
についての合成方法に向けられている。製造される化合
物は、麻酔薬、鎮痛薬、種々の阻害剤、金属配位剤およ
び殺菌剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】一般に、アリールベンゾ(オキサ、イミ
ダ、チア)ゾールは、芳香族カルボン酸(もしくは誘導
体)およびo−アミノ(フェノール、アニリン、チオフ
ェノール)の縮合により製造される。これら2種の化合
物間の初期反応では、アミド中間体の生成を行う。次い
でこの中間体が脱水環化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法に対する限界
は、特定のアリールカルボン酸試薬が利用できないこと
にある。ニトリル、セレノアミドもしくはN−エトキシ
カルボニルチオアミドに対応するものの使用は別の経路
で所望の生成物を与えるが、長い合成および/または有
毒な副生成物を与える。加えてカルボン酸誘導体の選択
が限られており、そして反応条件は、若干の官能性置換
基を製造するのが困難であるようである。従って、解決
すべき課題は、どのようにして従来方法のこれらの問題
点を避けてこれらの有用な化合物を生成する別の合成方
法を提供するかである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記工
程を含んでなる複素環式有機化合物の製造方法が提供さ
れる。 a)一酸化炭素、塩基およびパラジウム触媒の存在下、
芳香族ハロゲン化物をオルトアミノ(フェノール、アニ
リン、チオフェノール)と縮合する工程;ならびにb)
工程a)で生成した中間体を閉環して所望の複素環を取
得する工程。
【0005】
【具体的な態様】本発明方法は、下記反応スキームによ
り具体的に説明される。
【0006】
【化1】
【0007】(R1 ,R2 およびnは、下記の詳細
な説明でより詳しく記載されている。)上述のように、
本発明は、場合により置換されたo−アミノ(フェノー
ル、アニリン、チオフェノール)と場合により置換され
た芳香族ハロゲン化物の反応を伴う。好ましくは、芳香
族ハロゲン化物は次式により表される。
【0008】
【化2】
【0009】上式中、Xは、臭化物もしくはヨウ化物で
あり;そしてR1 は、アルキル、アルコキシ、アリー
ルオキシ(ここで、好ましくは、アルキル基は炭素原子
数1〜22個であり、そしてアリール基は炭素原子数6
〜10個である)、二置換アミノ、シアノ、クロロ、ア
リール、アセチル、ニトロ、カルボン酸(およびエステ
ル類のような誘導体類)、スルホンならびにアミドから
なる群より選ばれる。環上でR1 基は4つまで存在で
き、従ってnは0から4までの整数でありうる。
【0010】他の有用な芳香族ハロゲン化物としては、
環構造中にヘテロ原子を有する化合物が挙げられる。こ
のタイプの典型的な化合物としては、下記化合物が含ま
れる。
【0011】
【化3】 o−アミノフェノールは、次式により表される。
【0012】
【化4】
【0013】上式中、R2 およびnは、上記R1 お
よびnについて定義したとおりである。種々のベンゾオ
キサゾール類が、本発明方法により製造されてきた。こ
れらの化合物類が下記表I中に列挙されている。化合物
1〜10については、表示した芳香族ハロゲン化物をo
−アミノフェノールと反応させた。化合物11〜15に
ついては、表示したo−アミノフェノールをヨードベン
ゼンと反応させた。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】また、種々のベンゾイミダゾール類および
ベンゾチアゾール類も本発明方法により製造されてきた
。これらの化合物類は、下記表IIに列挙されている。
【0018】
【表4】
【0019】前述により認められるように、多種多様の
ハロおよびアミノ反応体類が本発明方法で使用されうる
。好ましくは、このような反応体類は使用される反応条
件下で「安定」であり、すなわち、反応体類は、本発明
の工程間で許容できない程度までは分解しない。また、
本発明で用いられる有機物質類は「適する反応性」であ
り、すなわち、本発明方法は、望ましくない副生成物を
多量に生成することがない。第三に、本発明で用いられ
る有機反応体類は、「立体的に適する」べきであり、す
なわち、上記有機反応体類は、立体障害により反応を遅
延させすぎるほど嵩高くないことが必要である。 このような反応体類の具体例は先に挙げてきた。
【0020】アミン反応体およびハロゲン化物反応体を
一酸化炭素と接触させる。COは、大気圧もしくは高圧
であってもよい。本発明方法では、1〜200気圧の範
囲内のまたはそれ以上の一酸化炭素圧を用いることがで
きる。所望であれば、大気圧より低い圧力が用いられう
るが、一般に何の利点も与えない。
【0021】過剰の一酸化炭素を反応ゾーンへ添加する
ことは都合がいい。過剰のCOは、測定することを必要
としないで容器を所望の反応圧までCOを用いて単に加
圧してもよい。有機反応体類の一種を過剰に用いる場合
、化学量論により要求されるモル量の1.001〜5倍
の量を用いることが好ましい。
【0022】本発明方法は、反応体類の接触を促進させ
るために液状反応媒質の存在下で遂行される。反応媒質
が「不活性」である限り、すなわち、望ましくない経路
で反応に関与しない限り、多種多様の有機化合物類がこ
の用途で用いられうる。反応媒質が反応体を大部分溶解
することが好ましい。このタイプの好ましい溶剤として
は、テトラヒドロフランもしくはジグリム(2−メトキ
シエチルエーテル)またはグリム(1,2−ジメトキシ
エタン)が挙げられる。双極性非プロトン性溶媒が優先
的に使用される。このような溶剤類は、酸性で容易に脱
離可能な水素を欠くことを特徴とし、そして高い極性分
子である。典型的な双極性非プロトン性溶剤類としては
、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、N−メ
チルピロロジノン、ジメチルスルホキシドおよびヘキサ
メチルホスホラミドなどが挙げられる。液状反応媒質の
量は臨界的でない。一般に、反応を促進するのに十分な
量の媒質を用いる。使用される反応媒質量の上限は実在
しない。しかしながら、実際的な限度は、反応ガマの大
きさ、反応媒質からの生成物の分離の容易さ、経費なら
びに同様の考慮事項により決定される。一般的に、使用
される液状反応媒質の量は、使用されるハロ芳香族の容
量に基づいて0.1〜800容量の範囲内である。
【0023】本発明方法は、触媒の存在下で縮合を行う
。触媒は、パラジウムがゼロ価もしくは二価状態で存在
するパラジウム化合物が好ましい。一般にパラジウム触
媒は、イオン結合もしくは共有結合によりパラジウム原
子へ結合した配位子を1つ以上有する。PdX′2 (
ここでX′は、Cl,BrもしくはIである)のような
単純なパラジウム塩が用いられうる。他の代表的なパラ
ジウム触媒は下記表III に列挙される。
【0024】
【表5】
【0025】触媒を触媒量使用する。「触媒量」とは、
反応を望ましい程度まで促進する触媒の量を意味する。 一般的に、触媒の量は、芳香族ハロゲン化物の量に基づ
いて少なくとも0.05モルパーセントである。触媒の
量の上限もしくは下限は実在しないが、これは、経費な
らびに生成物および未反応反応体からの触媒の分離の容
易さのような2次条件により定義される。好ましい触媒
量は、芳香族ハロゲン化物1モル当り0.005〜0.
20モルであり、より好ましくはハロゲン化物反応体1
モル当り0.02〜0.10モルである。
【0026】好ましくは、本発明方法は、副生成物ハロ
ゲン化水素を中和する塩基の存在下で縮合を実施する。 塩基は、トリブチルアミン、2,6−ルチジン、1,8
−ジアゾビシクロ〔5,4,0〕−7−ウンデセン(D
BU)もしくは次式:NR3 で示されるような第三級
アミンであってもよい。
【0027】上式中、各々Rは、独立して炭素原子数2
〜6個の低級アルキル基より選ばれる。塩基は架橋ポリ
(ビニルピリジン)ビーズのように架橋ポリマー上へ固
定してもよい。あるいは、塩基は、反応体類と反応しな
い別のタイプの塩基性物質、例えばK2 CO3 のよ
うな金属炭酸塩もしくはCa(OH)2 のような金属
水酸化物であってもよい。一般的に、少なくとも生成す
る副生成物HXと反応するのに充分な量の塩基を使用す
る。所望であれば、過剰に使用してもよい。反応体類、
溶剤類および触媒類と同様に、塩基の正確な構造が決定
的ではなく、前述の化合物の具体例が単に例示であって
、そして本発明で用いられうる物質の例を限定するもの
ではないことを、当業者は認識するであろう。当業者は
、この発明で他の物質を置き換えても同様の結果が達成
できることを認識するであろう。ベンゾイミダゾール反
応については、2,6−ジメチルピリジンが、モノアミ
ド化を可能にするので、それが好ましい塩基である。
【0028】本発明方法は、およそ室温から250℃の
範囲内の温度で縮合することが好ましい。好ましい温度
範囲は60℃〜160℃である。反応温度は臨界的では
なく、そして所望であれば、この範囲外の温度が使用で
きることを、当業者は認識するであろう。一般的に、適
度な反応速度を与え、そして生成物もしくは反応体に過
度の分解量を与えない反応温度を選択する。反応時間は
、全く独立して変化するわけではなく、反応体の反応性
、触媒の活性および量、反応温度、反応圧ならびに同様
の変数のような選択される他の反応パラメーターに基づ
き少なくとも多少は依存する。概して、0.1〜100
時間の範囲内の反応時間が用いられる。
【0029】本発明方法の第二工程は、o−アミノフェ
ノール、アミンもしくはチオフェノールと芳香族ハロゲ
ン化物の反応により生成される中間体の環化を伴う。C
assidy,P.「熱安定性ポリマー(Therma
lly  Stable  Polymers)」Ma
rcel  Decker,Inc.ニューヨーク,1
980,154ページに記載された塩酸のような酸の存
在下での熱環化のような常法が有用である。このHCl
環化方法は、例中で「方法A」と称される。
【0030】好ましい方法では、最初のアミドをトルエ
ン中で製造してカルボニル化後カプリングを完了させ、
メタンスルホン酸もしくはp−トルエンスルホン酸を添
加しそして溶液を環流して水を除去した。これが、高収
率でベンゾオキサゾール生成物が容易に単離できる非常
に澄明で迅速な反応をもたらす。この方法は、NH4 
OHでの中和、熱トルエンでの吸収、次いでトルエン画
分の濃縮そしてシリカゲルの短カラムを通過させるクロ
マトグラフィーにより生成物を得ることで完了する。こ
れらの反応の大部分では、ガスクロマトグラフィーおよ
びマススペクトロメトリーにより検出される程度の少量
のアミド−エステルが形成される。粗生成物をシリカゲ
ルの短カラムを通過させて「濾過」した場合にこれらは
容易に除去された。また、この方法は、残存する触媒お
よびいずれかの塩基、例えば、1,8−ジアゾビシクロ
〔5,4,0〕−7−ウンデセン(DBU)を除去する
。アミド化反応で形成される塩類の大部分が熱トルエン
抽出後スラッジとして残留する。この好ましい環化方法
は、例中で「方法B」と称される。
【0031】すべての反応を、15m、0.1μm  
DB−5カラム(内径0.32mm)およびフレームイ
オン化検出器を用いるガスクロマトグラフィーでモニタ
ーした。カラムを通過するヘリウムの流速は4.0mL
/minであった。分析の際に使用したG.C.パラメ
ーター類は、下記の通りであった。注入口、300℃;
検出器、350℃;温度勾配50℃(1分間維持)〜3
00℃(10分間維持)、20℃/min 。プロトン
NMRスペクトルおよび13C  NMRスペクトルは
、内部標準としてクロロホルムを用いる分光器で記録し
た。フーリエ変換赤外スペクトルは、KBrペレットと
して分光器で記録した。クロマトグラフィーは、4mm
PF−254  シリカゲルプレートを用いる放射状薄
層クロマトグラフィーデバイスで実施した。下記は、本
発明をさらに理解するために提供される。
【0032】
【実施例】ベンゾオキサゾール反応についての一般的な
方法 初期アミド形成反応は、圧力計、圧力解放弁、ガス抜き
および試料抜き取りのためのガス送入ならびに直送の玉
弁を備えた3オンス(85.05g)圧力反応ガマ中で
実施した。すべての反応を、特にことわらない限り触媒
系として3%PdCl2 L2 および6%  PPh
3 を用いてCO7.38kg/cm2 下120℃で
、N,N−ジメチルアセタミド(DMAc)中0.33
Mで実施した。 圧力反応器の内容物を攪拌棒、コンデンサーおよびアル
ゴン用ガス送込口を備えた3ツ口丸底フラスコへ移し、
次いで後述の適する試薬を添加することにより脱水環化
を達成させた。DMAcはBaOより新たに蒸留するか
または購入(無水物)し、そしてトルエンはナトリウム
/ベンゾフェノンケチルより蒸留した。トリフェニルホ
スフィンはヘキサンより再結晶し、4−ヨードビフェニ
ルはエタノールより再結晶し、DBUは減圧下で分別蒸
留し、そしてo−アミノフェノールはエタノールより再
結晶した。他の化学物質は購入して用いた。
【0033】ベンゾイミダゾール類およびベンゾチアゾ
ール類についての一般的な方法 ベンゾオキサゾール反応についての一般的な方法に記載
したように圧力ガマ中で反応を実施した。
【0034】例1  2−フェニルベンゾオキサゾール
の製造(表I化合物1)(方法A) 圧力反応ガマにo−アミノフェノール(540mg,4
.95ミリモル)、ヨードベンゼン(540μL,4.
95ミリモル)、PdCl2 L2 (35mg,0.
05ミリモル)、PPh3 (26mg,0.10ミリ
モル)およびDMAc(15mL)を入れた。アルゴン
を用いて内容物から酸素を除き、次いでCO  2.4
6kg/cm2 下に置き、そしてすべての試薬が溶解
するまで120℃で攪拌した。続いて圧力をゆるめてD
BU(890μL,5.94ミリモル)を玉弁を通して
注射器により注入した。 反応器をCO  7.38kg/cm2 まで加圧して
0.5時間攪拌した後、アリコートを分取した。GC分
析は残留したヨードベンゼンもしくはアミノフェノール
を全く検出しなかったが、アミドフェノールの単一ピー
クは存在した。1H  NMR(CDCl3 )δ8.
63(br  s,1),8.15(br  s,1)
,7.92(d,J=7.0Hz,2),7.61(m
,1),7.53(m,1),7.20(m,3),7
.09(d,J=7.8Hz,1),6.93(t,J
=7.0Hz,1)。IR(CDCl3 )3415,
3060,1645,1610,1590,1575,
1545,1455,1440,1365,1285,
1240,750,700cm−1。
【0035】反応ガマの内容物をフラスコへ移してDM
Ac10mLで希釈し、そして濃HCl  5滴を滴下
した。その溶液を還流して16時間反応させた。GC分
析は、中間体生成物が全く残留しないことを示し、閉環
物質のみが存在していた。フラスコの内容物を減圧下で
濃縮し、エーテル(100mL)で希釈して水(3×5
0mL)で洗浄した。エーテル層をMgSO4 で乾燥
して減圧下で濃縮し、そしてヘキサン:酢酸エチル(3
:1)を用いて精製したところ白色結晶状固体として6
04mg(63%)の生成物が得られた。mp101〜
103℃,(文献値mp102〜104℃)。1H  
NMR(CDCl3 )δ8.28(m,2),7.8
1(m,1),7.61(m,1),7.55(m,3
),7.37(m,2)。13C{1H}NMR(CD
Cl3 )d  163.0,150.8,142.0
,131.4,128.8,127.5,127.0,
125.0,124.5,119.9,110.5。I
R(KBr)3070,1625,1555,1460
,1245,1060,750,705,690cm−
1。
【0036】例2  2−フェニルベンゾオキサゾール
(表I化合物1)(方法B) 圧力ガマに、o−アミノフェノール(976mg,8.
94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00mL,8.
94ミリモル)、PdCl2 L2 (94mg,0.
13ミリモル)およびトルエン(27mL)を入れた。 アルゴンを用いて内容物から酸素を除き、次いでCO 
 2.46kg/cm2 下に置き、すべての試薬が溶
解するまで120℃で攪拌した。続いて圧力をゆるめて
DBU(1.60mL,10.7ミリモル)を玉弁を通
して注射器により注入した。反応器をCO  7.38
kg/cm2 まで加圧して75分間攪拌した。その反
応混合物を丸底フラスコへ移し(ジクロロメタン数mL
を反応ガマを洗浄するのに用いた)、さらなるトルエン
で希釈してメタンスルホン酸(3mL)で処理し、そし
て還流した。脱水した水をトラップに採集した。2時間
後、アミドは完全に環化した。 その反応混合物をNH4 OH(4mL)で中和した。 有機溶液を静かに注ぎ出し、残渣を熱トルエン(2×3
0mL)で抽出した。トルエン抽出物を合わせて減圧下
で濃縮し、そしてシリカゲルのプラグを通して濾過した
(トルエンで溶出した)。淡黄白色の固体が単離され、
さらにそれを80℃/1.7トルで昇華することにより
精製したところ、1.44g(86%)の生成物が得ら
れた。
【0037】例3  2−(p−トリル)ベンゾオキサ
ゾール(表I化合物2)(方法A) 前述のように、o−アミノフェノール(540mg,4
.95ミリモル)、4−ヨードトルエン(1.074g
,4.95ミリモル)、PdCl2 L2 (36mg
,0.05ミリモル)、PPh3 (26mg,0.1
0ミリモル)、DMAc(15mL)およびDBU(8
90μL,5.94ミリモル)をCO  7.38kg
/cm2 下で1時間同時に反応させ、次いでフラスコ
へ移してDMAc(5mL)で希釈し、そして濃HCl
  5滴を滴下して165℃まで加熱した。16時間後
、反応混合物を減圧下で濃縮し、次いで酢酸エチルで精
製してエタノールより再結晶したところ結晶性固体とし
て825mg(80%)の生成物が得られた。mp11
4〜115℃。文献値mp114.5℃。1H  NM
R(CDCl3 )d8.14(d,J=8.2Hz,
2),7.75(m,1),7.56(m,1),7.
33(m,2),7.32(d,J=8.0Hz,2)
,2.42(s,3)。13C{1H}NMR(CDC
l3)δ163.1,150.6,142.1,142
.0,129.6,127.5,124.8,124.
4,124.3,119.8,110.4,21.6。 IR(KBr)3060,3035,2920,162
5,1555,1500,1455,1240,117
5,1060,820,745,500cm−1。
【0038】例4  2−(4−メトキシフェニル)ベ
ンゾオキサゾール(表I化合物3)(方法B)前述のよ
うに、o−アミノフェノール(873mg,8.0ミリ
モル)、4−ヨードアニソール(1.872g,8.0
ミリモル)、PdCl2 L2 (84mg,0.12
ミリモル)、トルエン(25mL)およびDBU(1.
44mL,9.6ミリモル)をCO  7.38kg/
cm2 下で2時間同時に反応させ、次いでフラスコへ
移してトルエンで希釈し、そしてp−トルエンスルホン
酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2時間加熱還流
した。通常の処理により1.48g(82%)の生成物
が得られた。 mp102〜104℃。文献値mp105℃。1H  
NMR(CDCl3 )δ8.23(d,J=8.6H
z,2),7.76(m,1),7.57(m,1),
7.35(m,2),7.06(d,J=8.6Hz,
2)。13C{1H}NMR(CDCl3 )d162
.9,162.2,150.6,142.2,129.
3,124.5,124.4,119.6,119.5
,114.3,110.3,55.4。IR(KBr)
3040,2940,1610,1605,1505,
1455,1255,1245,1170,1020,
830,740,725cm−1。
【0039】例5  2−(4−シアノフェニル)ベン
ゾオキサゾール(表I化合物4)(方法A)前述のよう
に、o−アミノフェノール(540mg,4.95ミリ
モル)、4−ヨードベンゾニトリル(1.130g,4
.95ミリモル)、PdCl2 L2 (36mg,0
.05ミリモル)、PPh3 (26mg,0.10ミ
リモル)、DMAc(15mL)およびDBU(890
μL,5.94ミリモル)をCO  7.38kg/c
m2 下で1時間同時に反応させ、次いでフラスコへ移
してDMAc(5mL)で希釈し、そして濃HCl  
10滴を滴下して165℃まで加熱した。36時間後、
反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでヘキサン:酢酸エ
チル(3:1)で精製したところ微黄色固体として61
0mg(56%)の生成物が得られた。mp201〜2
05℃。文献値mp204〜207℃。1H  NMR
(CDCl3 )δ8.36(d,J=8.5Hz,2
),7.82(d,J=8.4Hz,2),7.82(
m,1),7.61(m,1),7.42(m,2)。 13C{1H}NMR(CDCl3 )d150.9,
141.9,138.7,132.7,131.1,1
28.0,126.1,125.1,120.6,11
8.2,114.7,110.9。IR(KBr)31
00,3060,2240,1615,1550,14
95,1455,1415,1245,1060,84
5,750,550cm−1。
【0040】例6  2−(4−クロロフェニル)ベン
ゾオキサゾール(表I化合物5)(方法A)前述のよう
に、o−アミノフェノール(540mg,4.95ミリ
モル)、4−クロロヨードベンゼン(1.180g,4
.95ミリモル)、PdCl2 L2 (36mg,0
.05ミリモル)、PPh3 (26mg,0.10ミ
リモル)、DMAc(15mL)およびDBU(890
μL,5.94ミリモル)をCO  7.38kg/c
m2 下で1時間同時に反応させ、次いでフラスコへ移
してDMAc(5mL)で希釈し、そして濃HCl  
10滴を滴下して165℃まで加熱した。36時間後、
反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでヘキサン:酢酸エ
チル(3:1)で精製したところ結晶性固体として73
9mg(54%)の生成物が得られた。mp147〜1
48℃。文献値mp149〜150℃。1H  NMR
(CDCl3 )δ8.18  9(d,J=8.6H
z,2),7.76(m,1),7.57(m,1),
7.48(d,J=8.5Hz,2),7.36(m,
2)。13C{1H}NMR(CDCl3 )d161
.8,150.7,142.0,137.7,129.
2,128.8,125.6,125.3,124.7
,120.0,110.6。IR(KBr)3060,
1620,1600,1480,1455,1405,
1245,1090,1060,1015,835,7
40,500cm−1。
【0041】例7  2−(4−ビフェニリル)ベンゾ
オキサゾール(表I化合物6)(方法B)前述のように
、o−アミノフェノール(655mg,6.0ミリモル
)、4−ヨードビフェニル(1.681g,6.0ミリ
モル)、PdCl2 L2 (63mg,0.09ミリ
モル)、トルエン(18mL)およびDBU(1.08
mL,7.2ミリモル)をCO  7.38kg/cm
2 下で2時間同時に反応させ、次いでフラスコへ移し
てトルエンで希釈し、そしてメタンスルホン酸(1mL
)の存在下で4時間加熱還流した。通常の処理により1
.99gの粗生成物が得られた。粗物質を再度シリカゲ
ルの短カラムを通過させたところ(ベンゼンで溶出)、
1.55g(97%)の純生成物が得られた。mp13
6〜138℃。文献値mp138℃。1H  NMR(
CDCl3 )δ8.31(d,J=8.2Hz,2)
,7.77(m,3),7.65(m,2),7.61
(m,1),7.48(m,2),7.39(m,3)
。13C{1H}NMR(CDCl3 )d162.7
,150.7,144.1,142.1,139.9,
128.9,128.0,127.5,127.1,1
25.9,125.0,124.5,119.9,11
0.5。IR(KBr)3060,3040,1620
,1570,1480,1450,1405,1245
,1060,845,740,700cm−1。
【0042】例8  2−(2−チエニル)ベンゾオキ
サゾール(表I化合物7)(方法A) 前述のようにo−アミノフェノール(390mg,3.
58ミリモル)、2−ヨードチオフェン(395μL,
3.58ミリモル)、PdCl2 L2 (38mg,
0.053ミリモル)、PPh3 (28mg,0.1
06ミリモル)DMAc(10.8mL)およびDBU
(640μL,4.28ミリモル)をCO  7.38
kg/cm2 下で0.5時間同時に反応させ、次いで
フラスコへ移してCHP(20mL)で希釈し、そして
濃HCl  10滴を滴下して240℃まで加熱した。 4.5時間後、生成物のみがGCにより検出された。反
応混合物を減圧下で濃縮し次いでヘキサン:酢酸エチル
(4:1)で精製してエタノール/水より再結晶したと
ころ白色小板状の結晶性固体として370mg(51%
)の生成物が得られた。mp102〜103℃。文献値
mp103〜105℃。1H  NMR(CDCl3 
)δ7.92(d,J=8.6Hz,2),7.75(
m,1),7.55(m,1),7.35(m,1),
7.20(d,J=4.8,3.9Hz,1)。13C
{1H}NMR(CDCl3 )d158.0,150
.4,141.9,130.2,129.9,129.
6,128.2,125.0,124.7,119.7
,110.4。IR(KBr)3080,3060,1
615,1570,1500,1450,1420,1
245,1230,1010,850,760,745
,720cm−1。
【0043】例9  2−(2−ピリジル)ベンゾオキ
サゾール(表I化合物8)(方法B) 前述のように、o−アミノフェノール(916mg,8
.39ミリモル)、2−ブロモピリジン(800mL,
8.39ミリモル)、PdCl2 L2 (88mg,
0.12ミリモル)、PPh3 (66mg,0.25
ミリモル)、トルエン(26mL)およびDBU(1.
50mL,10.07ミリモル)をCO  7.73k
g/cm2 下で2.5時間同時に反応させ、次いでフ
ラスコへ移してトルエンで希釈しそしてp−トルエンス
ルホン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2時間加
熱還流した。反応混合物のGC分析は、閉環生成物への
転化が不完全であることを示したので、さらなるp−T
SAを添加した(2.0g)。17時間後、通常の処理
により1.36g(82%)の生成物が得られた。mp
107〜108℃。文献値mp108℃。1H  NM
R(CDCl3 )δ8.75(d,J=4.5Hz,
1),8.28(d,J=7.8Hz,1),7.79
(m,2),7.60(m,1),7.34(m,3)
。13C{1H}NMR(CDCl3 )d161.2
,150.1,145.8,141.5,136.9,
126.5,125.9,125.5,124.7,1
23.2,120.4,111.0。IR(KBr)3
070,1585,1550,1455,1440,1
350,1240,1080,740cm−1。
【0044】例10  2−(4−アセチルフェニル)
ベンゾオキサゾール(表I化合物9)(方法A)前述の
ように、o−アミノフェノール(540mg,4.95
ミリモル)、4−ブロモアセトフェノン(985mg,
4.95ミリモル)、PdCl2 L2 (36mg,
0.05ミリモル)、PPh3 (26mg,0.10
ミリモル)、DMAc(15mL)およびDBU(89
0μL,5.94ミリモル)をCO  7.38kg/
cm2 下で1時間同時に反応させ、次いでフラスコへ
移してDMAc(5mL)で希釈しそして濃HCl  
10滴を滴下して165℃まで加熱した。72時間後反
応混合物を減圧下で濃縮してヘキサン:酢酸エチル(3
:1)で単離しそしてエタノールより再結晶したところ
結晶性固体として632mg(54%)の生成物が得ら
れた。mp168〜170℃。1H  NMR(CDC
l3 )δ8.42(d,J=8.4Hz,2),8.
17(d,J=8.4Hz,2),7.87(m,1)
,7.67(m,1),7.46(m,1),2.74
(s,3)。13C{1H}NMR(CDCl3 )d
197.2,161.6,150.9,141.9,1
38.8,131.0,128.7,125.7,12
4.8,120.3,110.7,26.7。IR(K
Br)3060,2940,1680,1620,16
00,1555,1450,1410,1360,12
60,1055,845,750cm−1。分析計算値
C15H11NO2:C,75.94;H,4.67;
N,5.90。実験値:C,76.14;H,4.75
;N,6.01。
【0045】例11  2−(4−アセチルフェニル)
ベンゾオキサゾール(表I化合物9)(方法B)前述の
ように、o−アミノフェノール(873mg,8.00
ミリモル)、4−ブロモアセトフェノン(1.592g
,8.00ミリモル)、PdCl2 L2 (84mg
,0.12ミリモル)、PPh3 (63mg,0.2
5ミリモル)、トルエン(25mL)およびDBU(1
.44mL,9.60ミリモル)をCO  7.73k
g/cm2 下で3時間同時に反応させ、次いでフラス
コへ移してトルエンで希釈しそしてp−トルエンスルホ
ン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2時間加熱還
流した。熱トルエンで抽出後、トルエン画分を合わせて
減圧下で濃縮しそして固体をトルエンより再結晶したと
ころ1.63g(86%)の生成物が得られた。
【0046】例12  2−(4−ニトロフェニル)ベ
ンゾオキサゾール(表I化合物10)(方法B)前述の
ように、o−アミノフェノール(873mg,8.00
ミリモル)、4−ニトロヨードベンゼン(1.992g
,8.00ミリモル)、PdCl2 L2 (84mg
,0.12ミリモル)、トルエン(25mL)およびD
BU(1.44mL,9.60ミリモル)をCO  7
.73kg/cm2 下で20分間同時に反応させ、次
いでフラスコへ移してトルエンで希釈し、そしてp−ト
ルエンスルホン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で
2時間加熱還流した。NH4 OHで処理後、溶液を濃
縮して一晩放置した。明褐色固体として1.42g(7
4%)の生成物が得られた。mp257〜260℃。文
献値mp263℃。IR(KBr)3100,1600
,1560,1520,1450,1340,1105
,1055,855,750,705cm−1。
【0047】例13  6−メチル−2−フェニルベン
ゾオキサゾール(表I化合物11)(方法B)前述のよ
うに、6−アミノ−m−クレゾール(1.101g,8
.94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00mL,8
.94ミリモル)、PdCl2L2 (94mg,0.
13ミリモル)、トルエン(24mL)およびDBU(
1.60mL,10.07ミリモル)をCO  7.7
3kg/cm2 下で1.5時間同時に反応させ、次い
でフラスコへ移してトルエンで希釈しそしてp−トルエ
ンスルホン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2時
間加熱還流した。通常の処理により1.66g(88%
)の生成物が得られた。mp92〜93℃。文献値mp
92〜93℃。1H  NMR(CDCl3 )δ8.
22(m,2),7.63(d,J=8.1Hz,1)
,7.48(m,3),7.33(br  s,1),
7.13(d,J=7.9Hz,1),2.46(s,
3)。13C{1H}NMR(CDCl3 )d162
.4,150.9,139.8,135.4,131.
1,128.7,127.3,127.2,125.6
,119.2,110.6,21.6。IR(KBr)
3055,2920,2860,1615,1555,
1480,1455,1335,1245,1050,
1020,810,770,700,690cm−1。
【0048】例14  5−メチル−2−フェニルベン
ゾオキサゾール(表I化合物12)(方法B)前述のよ
うに、2−アミノ−p−クレゾール(1.101g,8
.94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00mL,8
.94ミリモル)、PdCl2L2 (94mg,0.
13ミリモル)、トルエン(27mL)およびDBU(
1.60mL,10.07ミリモル)をCO  7.7
3kg/cm2 下で1.75時間同時に反応させ、次
いでフラスコへ移してトルエンで希釈しそしてp−トル
エンスルホン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2
時間加熱還流した。通常の処理により1.59g(85
%)の生成物が得られた。mp104〜105℃。文献
値mp103〜104℃。1H  NMR(CDCl3
 )δ8.24(m,2),7.56(s,1),7.
51(m,3),7.43(d,J=7.3Hz,1)
,7.14d,J=8.0Hz,1),2.48(s,
3)。13C{1H}NMR(CDCl3 )d162
.1,148.9,142.2,134.3,131.
3,128.8,127.4,127.3,126.1
,119.8,109.8,21.5。IR(KBr)
3055,2910,2855,1550,1475,
1445,1335,1255,1200,1055,
1020,925,820,795,775,700,
690cm−1。
【0049】例15  5,7−ジメチル−2−フェニ
ルベンゾオキサゾール(表I化合物13)(方法B)前
述のように、2−アミノ−4,6−ジメチルフェノール
(1.226g,8.94ミリモル)、ヨードベンゼン
(1.00mL,8.94ミリモル)、PdCl2 L
2 (94mg,0.13ミリモル)、トルエン(27
mL)およびDBU(1.60mL,10.07ミリモ
ル)をCO  7.73kg/cm2 下で2時間同時
に反応させ、次いでフラスコへ移してトルエンで希釈し
そしてp−トルエンスルホン酸(p−TSA,6.0g
)の存在下で2時間加熱還流した。熱トルエンで抽出後
、有機溶液を濃縮しそして冷却した。結晶化した固体を
冷トルエンで洗浄して乾燥したところ、438mg(2
2%)の純粋な生成物が得られた。溶液に通常の処理を
実施したところ1.17g(59%)の生成物が得られ
た。精製(ヘキサン:EtOAc,3:1)したところ
下記の生成物が得られた。mp98.5〜100℃。1
H  NMR(CDCl3 )δ8.25(m,2),
7.50(m,3),7.38(s,1),6.94(
s,1),2.53(s,3),2.44(s,3)。 13C{1H}NMR(CDCl3 )d162.6,
148.1,141.8,134.1,131.1,1
28.7,127.4,127.3,120.3,11
7.1,21.4,15.1。IR(KBr)3055
,2920,2860,1555,1480,1450
,1335,1190,1100,1055,1020
,820,795,700,690cm−1。分析  
計算値C15H13NO:C,80.69;H,5.8
7;N,6.27。実験値C:80.61;H,5.8
9;N,6.16。
【0050】例16  2−フェニルナフト〔2,3−
d〕オキサゾール(表I化合物14)(方法B)前述の
ように、3−アミノ−2−ナフトール(1.139g,
7.15ミリモル)、ヨードベンゼン(800mL,8
.94ミリモル)、PdCl2 L2 (76mg,0
.11ミリモル)、トルエン(22mL)およびDBU
(1.28mL,8.56ミリモル)をCO  7.7
3kg/cm2 下で2時間同時に反応させ、次いでフ
ラスコへ移してトルエンで希釈しそしてp−トルエンス
ルホン酸(p−TSA,6.0g)の存在下で2時間加
熱還流した。トルエン抽出物を濃縮した後、固体をDM
Ac/トルエン混合物より再結晶してトルエンで洗浄し
次いでヘキサン/EtOAc混合物で洗浄したところ1
.60g(91%)の生成物が得られた。mp199〜
200℃。文献値mp211〜212℃。1H  NM
R(CDCl3 )δ8.34(m,2),8.20(
s,1),7.98(m,2),7.94(s,1),
7.57(m,3),7.49(m,2)。13C{1
H}NMR(CDCl3 )δ164.9,149.6
,142.0,132.0,131.7,131.5,
128.9,128.4,128.0,126.8,1
25.4,124.6,117.2,106.3。IR
(KBr)3055,1620,1555,1440,
1410,1320,1245,1050,1020,
860,780,750,700cm−1。
【0051】例17  5−クロロ−2−フェニルベン
ゾオキサゾール(表I化合物15)(方法B)前述のよ
うに、5−クロロ−2−アミノフェノール(1.284
g,8.94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00m
L,8.94ミリモル)、PdCl2 L2 (94m
g,0.13ミリモル)、トルエン(27mL)および
DBU(1.60mL,10.07ミリモル)をCO 
 7.73kg/cm2 下で1時間同時に反応させ、
次いでフラスコへ移してトルエンで希釈しそしてメタン
スルホン酸(2.0mL)の存在下で2.5時間加熱還
流した。さらなるメタンスルホン酸(1.0mL)を添
加しそして反応をさらに2時間継続させた。通常の処理
により2.00g(98%)の粗生成物が得られた。不
純物を粗生成物より昇華したところ(80℃/0.17
トル)1.55g(79%)の純生成物が得られた。m
p103〜104℃。文献値mp100〜101℃。1
H  NMR(CDCl3 )δ8.20(dd,J=
7.5,2.2Hz,2),7.72(d,J=8.7
Hz,1),7.50(m,3),7.45(d,J=
8.7Hz,1),7.28(dd,J=8.6,2.
0Hz,1)。13C{1H}NMR(CDCl3 )
d164.2,149.2,143.2,131.8,
129.9,128.9,127.7,126.6,1
25.2,119.9,111.2。IR(KBr)3
065,1610,1550,1445,1335,1
265,1050,1025,920,865,810
,700,680cm−1。
【0052】例18  p−フェニルベンゾチアゾール
(表II化合物21) フィッシャーポーターボトルへ前述のように、o−アミ
ノベンゼンチオール(1.07mL,10.0ミリモル
)、ヨードベンゼン(800μL,7.16ミリモル)
、PdCl2 L2 (76mg,0.106ミリモル
)、PPh3 (56mg,0.212ミリモル)、D
MAc(20mL)およびDBU(1.28mL,8.
56ミリモル)を入れてCO  7.73kg/cm2
 で加圧し、そして120℃で5時間反応させた。CO
圧をゆるめて170℃まで温度を上げた。19.5時間
後、反応混合物を約1mLまで濃縮し、次いでエーテル
中に溶解した。濾過により不溶性物質を除去しそしてエ
ーテル濾液を減圧下で濃縮してヘキサン:酢酸エチル(
4:1)を用いて4mmシリカゲルプレートで精製した
ところ185mg(12%)の生成物が得られた。12
0℃/0.05トルでの昇華により白色針状結晶が得ら
れた。mp112〜113℃。文献値mp111〜11
3℃。1H  NMR(CDCl3 )δ7.40(d
t,J=1.0,7.1Hz,1),7.50(m,4
),7.92(d,J=8.0Hz,1),8.12(
m,3)。IR(KBr)3065,3020,148
0,1435,1315,1225,965,765,
690cm−1。
【0053】例19  2−フェニルベンゾイミダゾー
ルの製造(表II化合物16) 圧力反応ガマへo−ジアミノベンゼン(967mg,8
.94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00mL,8
.94ミリモル)、PdCl2 L2 (94mg,0
.13ミリモル)およびDMAc(27mL)を入れた
。アルゴンを用いて内容物から酸素を除き、次いでCO
  2.46kg/cm2 下に置きそして試薬が溶解
するまで120℃で攪拌した。次いで圧力をゆるめて2
,6−ルチジン(1.40mL,12.0ミリモル)を
玉弁を通して注射器により注入した。反応器をCO  
7.73kg/cm2 に加圧して145℃で19時間
攪拌した。反応混合物を濾過助剤を通過させて濾過して
パラジウムを除き、次いで減圧下で濃縮した。残渣を温
水に溶解し、温濾過して冷却しそして生成物を灰白色結
晶として採集した。次いで生成物を水/水酸化アンモニ
ウム溶液でスラリーにして濾過し、風乾してエタノール
/水より再結晶したところ1.4g(75%)の生成物
が得られた。mp289〜291℃。1H  NMR(
CDCl3 )δ7.94(dd,J=7.8,1.3
Hz,2),7.48(m,1),7.22(m,4)
,6.96(m,2)。
【0054】例20  2−(4−シアノフェニル)ベ
ンゾイミダゾール(表II化合物19) 前述のように、o−ジアミノベンゼン(967mg,8
.94ミリモル)、4−シアノヨードベンゼン(2.0
47g,8.94ミリモル)、PdCl2 L2 (9
4mg,0.13ミリモル)、2,6−ルチジン(1.
40mL,12.0ミリモル)およびDMAc(27m
L)をCO  7.73kg/cm2 下145℃で2
4時間反応させた。反応混合物を濾過して濾液を濃縮し
た後、残渣を50%酢酸水溶液より再結晶し、次いで水
/水酸化アンモニウム溶液でスラリーにして濾過し、風
乾してエタノール/水より再結晶したところ1.45g
(74%)の生成物が得られた。mp261〜262℃
。1H  NMR(DMSO−d6 )δ13.17(
br  s,1),8.30(d,J=8.4Hz,2
),7.95(d,J=8.2Hz,2),7.61(
br  s,2),7.21(m,2)。
【0055】例21  2−(4−クロロフェニル)ベ
ンゾイミダゾール(表II化合物18) 前述のように、o−ジアミノベンゼン(967mg,8
.94ミリモル)、4−クロロヨードベンゼン(2.1
32g,8.94ミリモル)、PdCl2 L2 (9
4mg,0.13ミリモル)、2,6−ルチジン(1.
40mL,12.0ミリモル)およびDMAc(27m
L)をCO  7.73kg/cm2 下145℃で2
4時間反応させた。反応混合物を濾過して濾液を濃縮し
た後、残渣を50%酢酸水溶液より再結晶したところ2
.09gの生成物が得られた。次いでこれを水/水酸化
アンモニウム溶液でスラリーにして濾過し、風乾してエ
タノール/水より再結晶したところ1.90g(93%
)の生成物が得られた。mp290〜292℃。1H 
 NMR(DMSO−d6 )δ12.98(br  
s,1),8.18(d,J=8.4Hz,2),7.
58(d,J=8.4Hz,2),7.57(m,2)
,7.19(m,2)。
【0056】例22  2−(4−メチルフェニル)ベ
ンゾイミダゾール(表II化合物17) 前述のように、o−ジアミノベンゼン(967mg,8
.94ミリモル)、4−ヨードトルエン(1.949g
,8.94ミリモル)、PdCl2 L2 (94mg
,0.13ミリモル)、2,6−ルチジン(1.40m
L,12.0ミリモル)およびDMAc(27mL)を
CO  7.73kg/cm2 下145℃で24時間
反応させた。反応混合物を濾過して濾液を濃縮した後、
残渣を50%酢酸水溶液より再結晶し、次いで水/水酸
化アンモニウム溶液でスラリーにして濾過し、風乾して
エタノール/水より再結晶したところ1.50g(81
%)の生成物が得られた。mp270〜272℃。1H
  NMR(DMSO−d6 )δ12.80(brs
,1),8.05(d,J=8.0Hz,2),7.5
6(m,2),7.32(d,J=8.0Hz,2),
7.16(m,2),2.33(s,3)。
【0057】例23  2−フェニルナフトイミダゾー
ル(表II化合物20) 前述のように、2,3−ジアミノナフタレン(1.41
4g,8.94ミリモル)、ヨードベンゼン(1.00
mL,8.94ミリモル)、PdCl2L2 (94m
g,0.13ミリモル)、2,6−ルチジン(1.40
mL,12.0ミリモル)およびDMAc(27mL)
をCO7.73kg/cm2 下145℃で24時間反
応させた。反応混合物を濾過して濾液を濃縮した後、残
渣を50%酢酸水溶液より再結晶し、次いで水/水酸化
アンモニウム溶液でスラリーにして濾過し、風乾してエ
タノール/水より再結晶したところ1.67g(77%
)の生成物が得られた。mp210〜212℃。1H 
 NMR(DMSO−d6 )δ12.96(br  
s,1),8.27(d,J=6.7Hz,2),8.
09(m,2),7.98(m,2),7.55(m,
3),7.34(m,2)。
【0058】
【発明の効果】従って本発明の優れた有効性とは、o−
アミノ(フェノール、アニリン、チオフェノール)と芳
香族ハロゲン化物の縮合に続く、脱水環化方法による2
−アリールベンゾ(オキサ、イミダ、チア)ゾールの製
造方法であって、この方法はどちらかの芳香環上の多種
多様の官能基の存在を許容し、そして非常に好収率で生
成物を与える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)一酸化炭素およびパラジウム触媒
    の存在下で芳香族ハロゲン化物をオルトアミノ(フェノ
    ール、アニリン、チオフェノール)と縮合させる工程、
    b)副生成物ハロゲン化水素を中和する工程、ならびに
    c)工程a)で生成した中間体を閉環して所望の複素環
    を取得する工程、を含んでなる複素環式有機化合物の製
    造方法。
JP3253960A 1990-10-01 1991-10-01 複素環式化合物の新規合成方法 Pending JPH04264074A (ja)

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