JPH0426403A - 椅子 - Google Patents
椅子Info
- Publication number
- JPH0426403A JPH0426403A JP13223490A JP13223490A JPH0426403A JP H0426403 A JPH0426403 A JP H0426403A JP 13223490 A JP13223490 A JP 13223490A JP 13223490 A JP13223490 A JP 13223490A JP H0426403 A JPH0426403 A JP H0426403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- cushion member
- chair
- back rest
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 6
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 2
- 230000037081 physical activity Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、背もたれを備える椅子(ソファ・チェア・
事務用椅子・乗物用シート等を含む、以下同じ)の改良
に関する。
事務用椅子・乗物用シート等を含む、以下同じ)の改良
に関する。
従来技術
椅子は、単に腰掛けるためだけの用具としてではなく、
仮眠等の休息をとるための用具として用いることも多い
。
仮眠等の休息をとるための用具として用いることも多い
。
休息用に用いる椅子には、背もたれが付いている。特に
、安楽椅子と呼ばれる大形の椅子は、前面側が大きく凹
んだ背の高い背もたれと肘掛けとを備え、身体を安定に
保持することができる。−方、一般のデスクワーク用や
乗物用の椅子等は、上半身の活動性を確保するために、
比較的小さな背もたれとし、その前面も平面的に形成す
るのが普通である。
、安楽椅子と呼ばれる大形の椅子は、前面側が大きく凹
んだ背の高い背もたれと肘掛けとを備え、身体を安定に
保持することができる。−方、一般のデスクワーク用や
乗物用の椅子等は、上半身の活動性を確保するために、
比較的小さな背もたれとし、その前面も平面的に形成す
るのが普通である。
発明が解決しようとする課題
かかる従来技術によれば、一般用の椅子を仮眠等の休息
用として用いた場合、上半身が不用意に横倒れするおそ
れがあるために、十分に休息をとることが不可能であっ
た。また、休息用の椅子を一般用に使用すると、背もた
れが大き過ぎるために上半身の活動性が制限され、却っ
て不便である。
用として用いた場合、上半身が不用意に横倒れするおそ
れがあるために、十分に休息をとることが不可能であっ
た。また、休息用の椅子を一般用に使用すると、背もた
れが大き過ぎるために上半身の活動性が制限され、却っ
て不便である。
そこで、この発明の目的は、背もたれの側端部に、身体
の横倒れを防止するクッション部材を収納自在に付設し
、休息に際しては、これを利用して上半身を安定に支持
し、休息後は、これを収納するようにすることによって
、上半身に対する適度の拘束性と活動性とを両立するこ
とができる椅子を提供することにある。
の横倒れを防止するクッション部材を収納自在に付設し
、休息に際しては、これを利用して上半身を安定に支持
し、休息後は、これを収納するようにすることによって
、上半身に対する適度の拘束性と活動性とを両立するこ
とができる椅子を提供することにある。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、背もた
れの側端部に、身体の横倒れを防止するクッション部材
を収納自在に付設することをその要旨とする。
れの側端部に、身体の横倒れを防止するクッション部材
を収納自在に付設することをその要旨とする。
なお、クッション部材は、背もたれに揺動自在に連結し
、背もたれの前面に折り重ねて収納するようにすること
ができる。
、背もたれの前面に折り重ねて収納するようにすること
ができる。
また、背もたれに収納部を形成し、クッション部材は、
スライド動作と揺動動作可能な連結機構を介して背もた
れの収納部に収納するようにしてもよい。
スライド動作と揺動動作可能な連結機構を介して背もた
れの収納部に収納するようにしてもよい。
作用
かかる構成によれば、背もたれの側端部には、クッショ
ン部材が収納自在に付設されているので、クッション部
材を引き出せば、上半身を側方に適度に傾けることによ
り、クッション部材にもたれかかることができる。この
とき、上半身は、背もたれの傾斜に従って後方に傾斜し
、また、クッション部材の位置に従って側方に傾斜した
状態で、背もたれとクッション部材とによって2方向か
ら安定に支持される。また、クッション部材は、休息後
、これを収納することによって、上半身に対する不必要
な拘束を排除することができる。
ン部材が収納自在に付設されているので、クッション部
材を引き出せば、上半身を側方に適度に傾けることによ
り、クッション部材にもたれかかることができる。この
とき、上半身は、背もたれの傾斜に従って後方に傾斜し
、また、クッション部材の位置に従って側方に傾斜した
状態で、背もたれとクッション部材とによって2方向か
ら安定に支持される。また、クッション部材は、休息後
、これを収納することによって、上半身に対する不必要
な拘束を排除することができる。
クッション部材を背もたれの前面に折り重ねて収納する
ものは、折り重ねられているクッション部材を背もたれ
の側端部に起立させる簡単な動作によって、使用可能状
態にすることができる。
ものは、折り重ねられているクッション部材を背もたれ
の側端部に起立させる簡単な動作によって、使用可能状
態にすることができる。
クッション部材を背もたれに形成した収納部に収納する
ものは、背もたれの表面側にクッション部材が突出しな
いようにすることができるので、背もたれの外観を端正
に整えることができる。また、休息に際しては、連結機
構のスライド動作によってクッション部材を収納部から
引き出し、揺動動作によってこれを起立させて使用状態
にすることができる。
ものは、背もたれの表面側にクッション部材が突出しな
いようにすることができるので、背もたれの外観を端正
に整えることができる。また、休息に際しては、連結機
構のスライド動作によってクッション部材を収納部から
引き出し、揺動動作によってこれを起立させて使用状態
にすることができる。
実施例
以下、図面を以って実施例を説明する。
椅子は、背もたれ13に一対のクッション部材15.1
5を取り付けてなる(第1図)。ただし、図示のクッシ
ョン部材15、]5は、収納された状態になっている。
5を取り付けてなる(第1図)。ただし、図示のクッシ
ョン部材15、]5は、収納された状態になっている。
椅子は、座板12と背もたれ13とを主要部材としてな
り、座板12は、台座11の上に設けられている。また
、背もたれ13は、座板12に対して後方に傾斜をつけ
て立設されている。座板12の両側には、肘掛け14.
14が付設されている。
り、座板12は、台座11の上に設けられている。また
、背もたれ13は、座板12に対して後方に傾斜をつけ
て立設されている。座板12の両側には、肘掛け14.
14が付設されている。
クッション部材15.15は、背もたれ13の上半部相
当の高さと、背もたれ13の1/2幅相当の幅を有する
。
当の高さと、背もたれ13の1/2幅相当の幅を有する
。
各クッション部材15は、ヒンジ16.16を介して背
もたれ13の側端部13aに揺動自在に連結され、背も
たれ13の前面側に折り重ねるようにして収納されてい
る。このとき、一対のクッション部材15.15は、背
もたれ13の上半部全体を覆った状態となっている。ま
た、クッション部材15.15のコーナ部は、背もたれ
13のコーナ部に適合するように形成されている。なお
、背もたれ13の上半部の厚さは、クッション部材15
.15の厚さ相当だけ薄くし、クッション部材15.1
5を重ねたときに、それを含めた背もたれ13の前面側
が、全体として平坦になるように工夫されている(第2
図→。
もたれ13の側端部13aに揺動自在に連結され、背も
たれ13の前面側に折り重ねるようにして収納されてい
る。このとき、一対のクッション部材15.15は、背
もたれ13の上半部全体を覆った状態となっている。ま
た、クッション部材15.15のコーナ部は、背もたれ
13のコーナ部に適合するように形成されている。なお
、背もたれ13の上半部の厚さは、クッション部材15
.15の厚さ相当だけ薄くし、クッション部材15.1
5を重ねたときに、それを含めた背もたれ13の前面側
が、全体として平坦になるように工夫されている(第2
図→。
各ヒンジ16は、一対の揺動片16a、16aをピン1
6bを中心に回動自在に連結したものである(第3図)
。ただし、一方の揺動片16aの表面にストッパ16e
を突設することにより、その動作角θlは、90度強に
規制されている。すなわち、ストッパ16cを設けた側
の揺動片16aが他方の揺動片16a側へ回転移動し、
ストッパ16cが他方の揺動片16aに当接するとき、
その回転動作を停止することができる(同図の二点鎖線
)。
6bを中心に回動自在に連結したものである(第3図)
。ただし、一方の揺動片16aの表面にストッパ16e
を突設することにより、その動作角θlは、90度強に
規制されている。すなわち、ストッパ16cを設けた側
の揺動片16aが他方の揺動片16a側へ回転移動し、
ストッパ16cが他方の揺動片16aに当接するとき、
その回転動作を停止することができる(同図の二点鎖線
)。
このような椅子は、クッション部材15.15を収納し
、普通の椅子として支障なく用いることができる他、ク
ッション部材15.15を前方に起立させることによっ
て、休息用の椅子として便利に使用することができる。
、普通の椅子として支障なく用いることができる他、ク
ッション部材15.15を前方に起立させることによっ
て、休息用の椅子として便利に使用することができる。
クッション部材15.15は、その収納時においては、
背もたれ13の上半部と完全に一体化し、また、背もた
れ13の前面側に凹凸が生じることもない(第1図)。
背もたれ13の上半部と完全に一体化し、また、背もた
れ13の前面側に凹凸が生じることもない(第1図)。
したがって、普通の椅子と同等の着座感と上半身の活動
性が確保されている。
性が確保されている。
収納状態のクッション部材15.15は、ヒンジ16.
16・・・を中心に揺動し、背もたれ13の側端部13
a、13aから前方に向けて起立させることができる(
第4図)。このとき、背もたれ13と各クッション部材
15とのなす開き角θ2は、ヒンジ16の動作角θ1に
等しい。すなわち、クッション部材15.15は、その
開き角θ2が90度を僅かに越える位置でロックされる
。起立状態となったクッション部材15.15は、背も
たれ13が後方に傾斜しているとともに、その開き角θ
2が90度を越えているので、その自重によって起立姿
勢を保つことができる。使用者は、背もたれ13と、任
意の側のクッション部材15とによって2方向から上半
身を支えることができるから、休息に際して、上半身が
不用意に横倒れするのを確実に防ぐことができる。
16・・・を中心に揺動し、背もたれ13の側端部13
a、13aから前方に向けて起立させることができる(
第4図)。このとき、背もたれ13と各クッション部材
15とのなす開き角θ2は、ヒンジ16の動作角θ1に
等しい。すなわち、クッション部材15.15は、その
開き角θ2が90度を僅かに越える位置でロックされる
。起立状態となったクッション部材15.15は、背も
たれ13が後方に傾斜しているとともに、その開き角θ
2が90度を越えているので、その自重によって起立姿
勢を保つことができる。使用者は、背もたれ13と、任
意の側のクッション部材15とによって2方向から上半
身を支えることができるから、休息に際して、上半身が
不用意に横倒れするのを確実に防ぐことができる。
なお、椅子が肘掛け14.14を備えないタイプのもの
であるときは、各クッション部材15は、座板12の上
面から背もたれ13の上端部に至る高さを有するものと
してもよい。
であるときは、各クッション部材15は、座板12の上
面から背もたれ13の上端部に至る高さを有するものと
してもよい。
他の実施例
背もたれ13の内部に収納部Sを形成し、クッション部
材15は、収納部Sに収納するようにすることができる
(第5図)。ただし、収納部Sは、背もたれ13の上端
部13bに開口し、クッション部材15は、上方から背
もたれ13の内部に収めるようになっている。
材15は、収納部Sに収納するようにすることができる
(第5図)。ただし、収納部Sは、背もたれ13の上端
部13bに開口し、クッション部材15は、上方から背
もたれ13の内部に収めるようになっている。
背もたれ13とクッション部材15とは、スライド動作
と揺動動作とが可能な連結機構2oによって連結されて
いる(第5図、第6図)。連結機構20は、ロッド21
とガイドパイプ22と連結板23とからなり、ガイドパ
イプ22は、背もたれ13の一方の側端部13aに片寄
せて上下方向に埋設されている。また、ロッド21は、
ガイドパイプ22に摺動自在に挿入され、上下方向にス
ライドすることができる。
と揺動動作とが可能な連結機構2oによって連結されて
いる(第5図、第6図)。連結機構20は、ロッド21
とガイドパイプ22と連結板23とからなり、ガイドパ
イプ22は、背もたれ13の一方の側端部13aに片寄
せて上下方向に埋設されている。また、ロッド21は、
ガイドパイプ22に摺動自在に挿入され、上下方向にス
ライドすることができる。
クッション部材15とロッド21とは、連結板23を介
して連結されている。連結板23の一方の側端部は、ロ
ッド21に強固に固着され、他方の側端部は、クッショ
ン部材15の芯材15aに固着されている。なお、ガイ
ドパイプ22には、連結板23に対する位置決め用のス
リット22a、22bが設けられている。スリット22
aは、収納部S側に設けられ、スリブ)22bは、背も
たれ13の前面側に向けられており、また、背もたれ1
3a体にも、スリット22a、22bに対応するスリッ
ト13C113dが形成されている。
して連結されている。連結板23の一方の側端部は、ロ
ッド21に強固に固着され、他方の側端部は、クッショ
ン部材15の芯材15aに固着されている。なお、ガイ
ドパイプ22には、連結板23に対する位置決め用のス
リット22a、22bが設けられている。スリット22
aは、収納部S側に設けられ、スリブ)22bは、背も
たれ13の前面側に向けられており、また、背もたれ1
3a体にも、スリット22a、22bに対応するスリッ
ト13C113dが形成されている。
クッション部材15は、背もたれ13の前方側に引き出
して起立させたときには、連結板23を介してガイドパ
イプ22のスリット22bによって位置決めされている
ので、強い外力に耐えることができ、確実に上半身を支
持することが可能である。収納に際しては、その上端面
に取り付けたバンド15bを持って、クッション部材1
5を上方に引き上げることにより、ロッド21を上方に
スライド動作させることができる(第5図の二点鎖線)
。このとき、連結板23は、ガイドパイプ22のスリッ
ト22bから抜き取られ、ロッド21は、自由に回転す
ることができる状態となる。
して起立させたときには、連結板23を介してガイドパ
イプ22のスリット22bによって位置決めされている
ので、強い外力に耐えることができ、確実に上半身を支
持することが可能である。収納に際しては、その上端面
に取り付けたバンド15bを持って、クッション部材1
5を上方に引き上げることにより、ロッド21を上方に
スライド動作させることができる(第5図の二点鎖線)
。このとき、連結板23は、ガイドパイプ22のスリッ
ト22bから抜き取られ、ロッド21は、自由に回転す
ることができる状態となる。
次いで、クッション部材15を収納部Sの方へ揺動動作
させ、これを下方に下げることによって、収納部Sに収
めることができる。簡単なスライド動作と揺動動作によ
って、クッション部材15の出し入れができ、収納時に
おいて、椅子の外観を損ねることもない。
させ、これを下方に下げることによって、収納部Sに収
めることができる。簡単なスライド動作と揺動動作によ
って、クッション部材15の出し入れができ、収納時に
おいて、椅子の外観を損ねることもない。
クッション部材15は、背もたれ13の側端部13a側
から収納することができる(第7図)。
から収納することができる(第7図)。
背もたれ13とクッション部材15とは、一対のガイド
レール24.24とヒンジ26とからなる連結機構20
によって連結されている。一対のスライドレール24.
24は、それぞれ、収納部Sの上側と下側とに水平に配
設され、クッション部材15は、ヒンジ26とともに、
スライドレール24.24に案内されて横方向にスライ
ド動作するようになっている。ただし、ヒンジ26は、
スライド板25を介して取り付けられている(第8図)
。
レール24.24とヒンジ26とからなる連結機構20
によって連結されている。一対のスライドレール24.
24は、それぞれ、収納部Sの上側と下側とに水平に配
設され、クッション部材15は、ヒンジ26とともに、
スライドレール24.24に案内されて横方向にスライ
ド動作するようになっている。ただし、ヒンジ26は、
スライド板25を介して取り付けられている(第8図)
。
スライド板25は、上下両端部に摺動面25b、25b
を有し、この部分がスライドレール24.24に摺接し
て直立姿勢を保ってスライドするようになっている。一
方、スライドレール24.24の後端部には、ストッパ
24b、24bが形成され、スライド板25の後退限を
規制している。
を有し、この部分がスライドレール24.24に摺接し
て直立姿勢を保ってスライドするようになっている。一
方、スライドレール24.24の後端部には、ストッパ
24b、24bが形成され、スライド板25の後退限を
規制している。
したがって、これによって、クッション部材15の収納
位置を決定することができる(第8図のニ点鎖線)。ま
た、スライドレール24.24の前端部には、別のスト
ッパ24a、24aが取り付けられ、クッション部材1
5の引出し位置を決定している(同図の実線)。
位置を決定することができる(第8図のニ点鎖線)。ま
た、スライドレール24.24の前端部には、別のスト
ッパ24a、24aが取り付けられ、クッション部材1
5の引出し位置を決定している(同図の実線)。
ヒンジ26は、スライド板25に固定する一対の揺動片
26a% 26aと、クッション部材]−5の芯材15
aに固定する揺動片26bとを軸27によって揺動自在
に連結してなり、この軸27は、揺動片26bに固定さ
れ、他の揺動片26a、26aに対して回動自在となっ
ている。したがって、クッション部材15を揺動すると
、軸27は、その方向に回転する。なお、揺動片26b
と下側の揺動片26aとの間には、小さな間隙が設けら
れ、この部分に露出している軸27にピン27aが突設
されている。また、下側の揺動片26aには、ピン27
aを落し込むための凹部26cが形成されている。ただ
し、凹部26Cは、背もたれ13の背面側に設けられ、
ピン27aは、軸27を中心にクッション部材15と対
称方向に設けられている。
26a% 26aと、クッション部材]−5の芯材15
aに固定する揺動片26bとを軸27によって揺動自在
に連結してなり、この軸27は、揺動片26bに固定さ
れ、他の揺動片26a、26aに対して回動自在となっ
ている。したがって、クッション部材15を揺動すると
、軸27は、その方向に回転する。なお、揺動片26b
と下側の揺動片26aとの間には、小さな間隙が設けら
れ、この部分に露出している軸27にピン27aが突設
されている。また、下側の揺動片26aには、ピン27
aを落し込むための凹部26cが形成されている。ただ
し、凹部26Cは、背もたれ13の背面側に設けられ、
ピン27aは、軸27を中心にクッション部材15と対
称方向に設けられている。
収納部Sに収納されているクッション部材15を横に引
くことによって、スライド板25が前進限にまで移動し
、クッション部材15とヒンジ26とが収納部Sの外に
引き出されるので、クッション部材15の揺動動作が可
能となる。そこで、クッション部材15を背もたれ13
の前面側に起すように揺動させると、軸27が約90度
回転したとき、ピン27aと凹部26cとが一致し、ピ
ン27aは、凹部26cに嵌り込む。したがって、以後
、軸27は回転することができなくなり、クッション部
材15は、この位置でロックされる。
くことによって、スライド板25が前進限にまで移動し
、クッション部材15とヒンジ26とが収納部Sの外に
引き出されるので、クッション部材15の揺動動作が可
能となる。そこで、クッション部材15を背もたれ13
の前面側に起すように揺動させると、軸27が約90度
回転したとき、ピン27aと凹部26cとが一致し、ピ
ン27aは、凹部26cに嵌り込む。したがって、以後
、軸27は回転することができなくなり、クッション部
材15は、この位置でロックされる。
クッション部材15の収納に際しては、クッション部材
15を少し持ち上げることにより、ピン27aが凹部2
6cから抜は出るので、簡単にロック状態を解除するこ
とができる。次いで、クッション部材15を背もたれ1
3と平行に倒し、収納部S内に押し込むことによって収
納する。前実施例と同様に、極めてコンパクトに、しか
も、背もたれ13の外観を損ねることなく収納すること
ができる。
15を少し持ち上げることにより、ピン27aが凹部2
6cから抜は出るので、簡単にロック状態を解除するこ
とができる。次いで、クッション部材15を背もたれ1
3と平行に倒し、収納部S内に押し込むことによって収
納する。前実施例と同様に、極めてコンパクトに、しか
も、背もたれ13の外観を損ねることなく収納すること
ができる。
この発明に係る椅子は、快適な仮眠を含む休息と、適当
な活動との双方を要求される乗物用シートとして殊に好
適であるが、その他の事務用椅子等としても広く適用可
能であることはいうまでもない。
な活動との双方を要求される乗物用シートとして殊に好
適であるが、その他の事務用椅子等としても広く適用可
能であることはいうまでもない。
発明の詳細
な説明したように、この発明によれば、背もたれの側端
部にクッション部材を収納目在に付設することによって
、休息に際しては、背後の背もたれと側方のクッション
部材とによって上半身を2方向から支持することができ
るので、上半身を適度に拘束し、その横倒れ等を効果的
に防止することができるとともに、休息後は、クッショ
ン部材を収納することにより、上半身に対する拘束を解
き、必要な活動性を回復することができるという優れた
効果がある。
部にクッション部材を収納目在に付設することによって
、休息に際しては、背後の背もたれと側方のクッション
部材とによって上半身を2方向から支持することができ
るので、上半身を適度に拘束し、その横倒れ等を効果的
に防止することができるとともに、休息後は、クッショ
ン部材を収納することにより、上半身に対する拘束を解
き、必要な活動性を回復することができるという優れた
効果がある。
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は全体斜視
図、第2図は第1図のX−X線矢視断面図、第3図はヒ
ンジの拡大斜視図、第4図は使用状態説明図である。 第5図と第6図は他の実施例を示し、第5図は第1図相
当図、第6図は第5図のY−Y線矢視拡大断面図である
。 第7図と第8図は、さらに他の実施例を示し、第7図は
要部斜視図、第8図は第7図のZ−Z線矢視拡大断面図
である。 S・・・収納部 13・・・背もたれ 13a・・・側端部15・・・
クッション部材 20・・・連結機構 特 許出願人
図、第2図は第1図のX−X線矢視断面図、第3図はヒ
ンジの拡大斜視図、第4図は使用状態説明図である。 第5図と第6図は他の実施例を示し、第5図は第1図相
当図、第6図は第5図のY−Y線矢視拡大断面図である
。 第7図と第8図は、さらに他の実施例を示し、第7図は
要部斜視図、第8図は第7図のZ−Z線矢視拡大断面図
である。 S・・・収納部 13・・・背もたれ 13a・・・側端部15・・・
クッション部材 20・・・連結機構 特 許出願人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)背もたれの側端部に、身体の横倒れを防止するクッ
ション部材を収納自在に付設してなる椅子。 2)前記クッション部材は、前記背もたれに揺動自在に
連結し、前記背もたれの前面に折り重ねて収納すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の椅子。 3)前記背もたれに収納部を形成し、前記クッション部
材は、スライド動作と揺動動作可能な連結機構を介して
前記収納部に収納することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13223490A JPH0426403A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13223490A JPH0426403A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426403A true JPH0426403A (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=15076506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13223490A Pending JPH0426403A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426403A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10806671B2 (en) | 2016-08-21 | 2020-10-20 | West Pharma. Services IL, Ltd. | Syringe assembly |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250247B2 (ja) * | 1983-10-27 | 1990-11-01 | Marushima Hydraulic Gate |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP13223490A patent/JPH0426403A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250247B2 (ja) * | 1983-10-27 | 1990-11-01 | Marushima Hydraulic Gate |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10806671B2 (en) | 2016-08-21 | 2020-10-20 | West Pharma. Services IL, Ltd. | Syringe assembly |
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