JP2017099826A - 椅子 - Google Patents

椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP2017099826A
JP2017099826A JP2015238055A JP2015238055A JP2017099826A JP 2017099826 A JP2017099826 A JP 2017099826A JP 2015238055 A JP2015238055 A JP 2015238055A JP 2015238055 A JP2015238055 A JP 2015238055A JP 2017099826 A JP2017099826 A JP 2017099826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
seat
chair
support
chair according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015238055A
Other languages
English (en)
Inventor
五十嵐 僚
Ryo Igarashi
僚 五十嵐
崇之 山本
Takayuki Yamamoto
崇之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2015238055A priority Critical patent/JP2017099826A/ja
Publication of JP2017099826A publication Critical patent/JP2017099826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】背凭れを必要に応じて低くでき、かつ荷重支持面としても利用でき、しかも、背凭れの通常使用時における良好な着座感の維持と、不使用時における荷重支持安定性の向上を両立させることができる椅子を提供する。
【解決手段】椅子は、フロア上に移動可能に載置される支持構造体と、支持構造体に取り付けられ、着座者の着座荷重を受け止める座12と、座12と支持構造体の少なくともいずれか一方に回動調整可能に軸支され、起立状態での前面で着座者の背部を支持する背凭れ13と、を備えている。背凭れ13の背部には、背凭れ13を座12の上面側に倒した状態で上面が略水平になって荷重を支持する物品載置面24を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、フロア上に移動可能に載置され、必要に応じて背凭れを前方に倒すことができる椅子に関するものである。
事務用等として用いられる椅子として、脚部にキャスターが取り付けられるとともに、背凭れが必要に応じて前方に倒せる構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の椅子は、脚柱の下端にキャスターが取り付けられてフロア上を移動可能にされるとともに、脚柱の上部の支基に座と背凭れ支持杆が支持されている。背凭れ支持杆は、座の下方から後方側に延出した後に略L字状に上方に湾曲し、その上端部に背凭れが回動可能に取り付けられている。背凭れは、椅子の通常使用時には、起立姿勢で背凭れ支持杆に固定され、椅子を使用しないときには、前方に倒すことによって上端部高さを低く抑えられるようになっている。
また、同様に事務用等として用いられる椅子として、脚部にキャスターが取り付けられるとともに、背凭れの姿勢が、起立姿勢と略水平姿勢とに切り換えられるものが案出されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の椅子は、背凭れが背凭れ支持杆の上部に回動可能に取り付けられ、通常使用時には、背凭れが起立姿勢で背凭れ支持杆に支持され、背凭れを肘当てや物品載置台として用いるときには、背凭れが後方に倒された略水平姿勢で背凭れ支持杆にロックされるようになっている。背凭れは、肘当てや物品載置台として利用される場合には、通常使用時の背受け面が上方を指向するように向きを変えられ、その背受け面が肘や物品を載せるための載置面となる。
実開平4−59748号公報 特許第465353号公報
特許文献1に記載の椅子は、不使用時に、背凭れを前方に倒すことで机の下方等にコンパクトに収納することができるが、背凭れ自体を他の用途に有効に利用し得るものではない。
ところで、近年、天板が昇降可能な机とセットで椅子が利用されることがあるが、この場合、作業者が立ち姿勢で作業を行うときに不要になった椅子を物品載置台等として利用したい要望がある。特許文献1に記載の椅子においては、このような要望に応えることができない。
一方、特許文献2に記載の椅子は、背凭れを後方に略水平に倒すことにより、背凭れの背受け面を物品載置面等として有効利用することができる。しかし、特許文献2に記載の椅子は、背凭れ支持杆の上端部に背凭れが回動可能に支持されているため、不使用時に背凭れの高さを充分に低く抑えることができない。このため、特許文献2に記載の椅子の場合、不使用時に椅子を机の下方等にコンパクトに収納することが難しい。
また、特許文献2に記載の椅子は、着座者の背面を支持する背凭れの背受け面を、不使用時に物品載置面等の荷重支持面として利用するため、通常使用時における良好な着座感の維持と、不使用時における荷重支持安定性の向上を両立させることが難しい。
そこで本発明は、背凭れを必要に応じて低くでき、かつ荷重支持面としても利用でき、しかも、背凭れの通常使用時における良好な着座感の維持と、不使用時における荷重支持安定性の向上を両立させることができる椅子を提供しようとするものである。
本発明に係る椅子は、上記課題を解決するために、フロア上に移動可能に載置される支持構造体と、前記支持構造体に取り付けられ、着座者の着座荷重を受け止める座と、前記座と前記支持構造体の少なくともいずれか一方に回動調整可能に軸支され、起立状態での前面で着座者の背部を支持する背凭れと、を備え、前記背凭れの背部には、当該背凭れを前記座の上面側に倒した状態で上面が略水平になって荷重を支持する荷重支持機能面が設けられるようにした。
上記の構成により、椅子を通常に使用する場合には、背凭れを起立状態にして背凭れの前面で着座者の背部を支持する。また、不使用時には、背凭れを座の上面側に倒すことで背凭れの背部の荷重支持機能面を略水平にする。この状態では背凭れが前方に倒されて背凭れの高さが低くなるため、椅子を移動させて机の下方等にコンパクトに収納することができる。また、この状態では背凭れの背部の荷重支持機能面が略水平に維持されるため、荷重支持機能面上で物品等を安定して支持することが可能になる。
前記荷重支持機能面は物品載置面であっても良い。
この場合、背凭れを前方に倒したときに、略水平な荷重支持機能面で物品を安定して支持することができる。
前記背凭れの起立状態での前面には、当該背凭れが前記座の上面側に倒されたときに前記座の上面に当接する平坦な当接面が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れを座の上面側に倒したときに、背凭れの平坦な当接面が座の上面に当接するため、荷重支持機能面に作用する物品や着座者等の荷重を座に安定して支持させることができる。
前記座の左右両側には、前記背凭れを回動調整可能に軸支する枢軸が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れを軸支する枢軸が、座の左右両側に設けられているため、背凭れの回動を安定させることができる。また、荷重支持機能面に大きな荷重が入力されたときにも、座の左右両側の枢軸によって背凭れを安定的に保持することができる。
前記座の左右両側には、前記座の座面よりも上方に突出する支持突起が延設され、該支持突起に前記枢軸が配置されるようにしても良い。
この場合、座よりも上方に突出する支持突起上に枢軸が配置されているため、着座者の背部の荷重を受け止める背凭れの前面側の肉厚を厚く設定した場合においても、背凭れを座の上面側に倒すときに回動移行中の背凭れが座面と干渉するのを回避することができる。また、背凭れを座の上面側に倒した状態で、荷重支持機能面に入力される荷重を、上面視での椅子の中心により近い位置で支持することが可能になる。
前記支持構造体には、前記座の左右両側の側方において、前記座の座面よりも上方に延出する左右一対の支持アームが延設され、各前記支持アームが左右の対応する前記支持突起に結合されるようにしても良い。
この場合、背凭れを枢支する座上の左右の支持突起が、支持構造体の左右の支持アームによって直接補強されるため、背凭れの左右の枢軸がより安定的に保持されるようになる。
前記背凭れの起立状態での上端部には、後部上方側に突出する把持突起が延設されるようにしても良い。
この場合、背凭れの起立状態での上端部に把持突起が延設されているため、背凭れが起立状態と前方に倒した状態のいずれの状態にあるときについても、作業者が把持突起を把持して椅子を容易に移動させることができる。
前記背凭れの起立状態での前面の下側縁部には、左右方向の略中央が後方側に向かって窪む凹状部が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れを座の上面側に倒した状態で、背凭れの凹状部と座の間に隙間ができるため、背凭れが前方に倒された椅子の上記の隙間に指を差し入れることにより、椅子を容易に把持することが可能になる。したがって、この構造を採用することにより、椅子の移動が容易になる。
前記座の上面の少なくとも後縁部には、左右方向の略中央が下方に向かって窪む窪み部が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れを座の上面側に倒した状態で、背凭れと座の窪み部の間に隙間ができるため、背凭れが前方に倒された椅子の上記の隙間に指を差し入れることにより、椅子を容易に把持することが可能になる。したがって、この構造を採用することにより、椅子の移動が容易になる。
前記背凭れの起立状態での下端部には、前記荷重支持機能面よりも後方側に突出する突出部が延設されるようにしても良い。
この場合、背凭れを座の上面側に倒した状態においては、突出部が背凭れの後部上面から上方に突出することになる。このため、突出部を把持することにより、椅子を容易に移動させることが可能になる。
前記突出部には、指掛け孔と、当該指掛け孔に臨む把持ハンドル部が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れを座の上面側に倒した状態において、突出部の指掛け孔に指を入れ、把持ハンドル部を把持して椅子を容易に移動させることが可能になる。
前記背凭れを前方に倒した状態での前記突出部の上面の少なくとも一部には、衝撃吸収部材が配置されるようにしても良い。
この場合、背凭れを前方に倒した状態で机の天板等の下方に収納するときに、突出部が天板等の下面に当接することがあっても、衝撃吸収部材によってその当接衝撃を吸収することができる。
前記背凭れを前方に倒した状態での前記突出部は、頂部となる面が平坦面によって構成されるようにしても良い。
この場合、背凭れを前方に倒した状態で机の天板等の下方に椅子を移動させるときに、椅子が上方に持ち上がったり傾くことがあっても、突出部の平坦面が天板等の下面に当接することにより、椅子の変位が安定して規制されるようになる。
前記座には、前記背凭れが起立状態のときに前記背凭れの下部前面に当接して前記背凭れの過大な後方変位を規制するストッパ壁が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れの下部前面を座のストッパ壁に当接させることによって背凭れの過大な変位を規制することができるため、背凭れの変位規制機構を簡素化することができる。
前記背凭れの下部前面と前記ストッパ壁の少なくとも一方には、両者の当接荷重を受けて弾性変形する弾性機能部が設けられるようにしても良い。
この場合、背凭れの下部前面が座のストッパ壁に当接するときに、弾性機能部が弾性変形することにより、背凭れへの倒れ込み荷重を柔軟に受け止めることが可能になる。
本発明によれば、背凭れが、座と支持構造体の少なくともいずれか一方に軸支され、背凭れの背部に、背凭れを座の上面側に倒した状態で略水平になって荷重を支持する荷重支持機能面が設けられているため、不使用時には、背凭れを前方に倒して高さを低くすることができるとともに、略水平な荷重支持機能面を物品の載置等に利用することができる。さらに、本発明によれば、背凭れの背部の荷重支持機能面が、背凭れの前面側の背受け部と別の面に構成されているため、背凭れの良好な着座感の維持と荷重支持安定性の向上を両立させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る椅子の使用例を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る椅子の使用例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る椅子の使用例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る椅子の使用例を示す側面図である。 本発明の第5の実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る椅子の使用例を示す側面図である。 本発明の第6の実施形態に係る椅子の側面図である。 本発明の第7の実施形態に係る椅子の側面図である。 本発明の実施形態の変形例の椅子の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、椅子1に正規姿勢で着座した人の前方を「前」、それと逆側を「後」と呼ぶものとする。また、「上」,「下」と「左」,「右」については、椅子1に正規姿勢で着座した着座者の上方を「上」、それと逆側を「下」と呼び、椅子に正規姿勢で着座した人の左側方を「左」、それと逆側を「右」と呼ぶものとする。また、図中矢印FRは前方を指し、矢印UPは上方を指し、矢印LHは左側方を指している。
最初に、図1〜図3に示す第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る椅子1を左後部上方から見た図である。
本実施形態に係る椅子1は、フロア上に載置される脚部10と、脚部10の上端に設置される支基11と、支基11の上部に取り付けられて着座着の臀部を支持する座12と、座12の後部(奥行方向の奥側の端部近傍部)の上方に回動調整可能に取り付けられて着座者の背部を支持する背凭れ13と、を備えている。この実施形態においては、脚部10と支基11とが支持構造体を構成している。
脚部10は、キャスター14a付きの多岐脚14と、多岐脚14の中央部より起立して昇降機構であるガススプリングを内蔵する脚柱15と、を備え、脚柱15の上端部に支基11が取り付けられている。本実施形態に係る椅子1は、多岐脚14の下端のキャスター14aをフロア上で転動させることにより、フロア上を自由に移動できるようなっている。支基11には、脚柱15の図示しない昇降調整機構が内蔵されている。なお、図1中の符号16は、脚柱15の昇降位置を調整するための操作レバーである。
座12は、硬質樹脂によって形成されたベース部材12Aと、ベース部材12Aの上面に取り付けられて、着座者の臀部や腿部の荷重を直接受ける座面部材12Bと、を備えている。ベース部材12Aは、上面視が略矩形状に形成され、左右の側部の後端部には、上方に向かって突出する一対の支持突起17が一体に形成されている。ベース部材12Aの左右の支持突起17には、背凭れ13の下端部の左右を回動調整可能に軸支する枢軸18が設けられている。座面部材12Bは、クッション部材の外側表面が表皮材に覆われて構成されている。ベース部材12Aと座面部材12Bが一体化された座12の後縁部の上面には、左右方向の略中央が下方に向かって緩やかに凹状に窪む窪み部20が設けられている。
支基11には、左右両側部から前方に延出して、座12のベース部材12Aの前端部に連結される一対の前側支持アーム19Fと、左右両側部から後方に延出した後に座面部材12Bの上方(座面よりも上方)に延出して、左右の各支持突起17の外側側部に結合される一対の後側支持アーム19R(支持アーム)が設けられている。
背凭れ13は、硬質樹脂によって形成されたベース部材13Aと、ベース部材13Aの前面に取り付けられて、着座者の背部の荷重を直接受ける背受け部材13Bと、を備えている。背受け部材13Bは、クッション部材の外側表面が表皮材に覆われて構成されている。背凭れ13は、正面視が略矩形状に形成され、左右両側部の下端には、座12の対応する支持突起17の枢軸18に連結される連結アーム21が延設されている。背凭れ13は、左右の連結アーム21部分において、座12の支持突起17に回動可能に連結されている。また、座12の支持突起17と背凭れ13の連結アーム21の間には、図示しないロック機構が設けられている。背凭れ13は、このロック機構により、少なくとも図1に示す起立姿勢においてロック可能とされている。
背凭れ13は、背受け部材13Bの前面が前方を向く起立位置と、背受け部材13Bの前面が下方を向く前方倒れ位置の間で回動できるようになっている。
図2は、背凭れ13が前方倒れ位置にあるときの椅子1を左後部上方から見た図である。
背凭れ13は、背受け部材13Bの両縁部の前面が平坦な面によって構成されている。この両縁部の平坦な面は、背凭れ13が座12の上面側に倒されたときに、座12の上面に当接する当接面22とされている。背凭れ13の起立状態での前面の下縁部には、左右方向の略中央が後方に向かって緩やかに凹状に窪む凹状部23が設けられている。
ここで、背凭れ13の背部には、背凭れ13を座12の上面側に倒した状態で上面が略水平になって荷重を支持する物品載置面24が設けられている。具体的には、背凭れ13のベース部材13Aの背面には、背凭れ13の外周縁部に略沿う略矩形状の枠部25が形成され、その枠部の内側が平坦な物品載置面24とされている。上面が略水平にされた物品載置面24上には、文具や飲み物等の様々な物品26(図3参照)を載置することができる。
なお、本実施形態における物品載置面24は荷重支持機能面の一形態である。
図3は、本実施形態に係る椅子1の一使用例を示す図である。
この使用例では、椅子1は、天板27が図示しないアクチュエータによって昇降調整可能とされた昇降デスク28とセットで用いられている。なお、図3中の符号29は、天板27を昇降調整可能に支持する昇降デスク28の支持脚であり、30は、天板27の前端部に取り付けられた幕板である。
昇降デスク28の天板27を低くして椅子1を通常に使用する場合には、図1に示すように背凭れ13を起立状態して、使用者mが椅子1を天板27の手前側下方に配置して座12上に着座する。
また、椅子1を使用しない場合には、図2に示すように、椅子1の背凭れ13を座12の上面側に倒し、背凭れ13の背部を略水平にすることができる。この状態では、背凭れ13の両縁部の当接面22が座12の上面に重なり、椅子1全体の高さが低くなる。椅子1は、この状態において、キャスター14aを転動させて天板27の下方に収納することができる。
なお、椅子1の背凭れ13を座12の上面側に倒した状態においては、図2に示すように、背凭れ13の下側縁部の凹状部23と、座12の後縁部の窪み部20との間に隙間Dができるため、椅子1を移動させる作業者は、この隙間Dに指を挿し込んで背凭れ13の後端部を把持することができる。
また、図3に示すように、昇降デスク28の天板27を上昇させて、使用者mが立ち姿勢で天板27を使用するときには、不必要になった椅子1の背凭れ13を前方に倒し、椅子1を天板27の下方に収納することもできるが、椅子1を使用者mの側方や後方に移動させて物品載置台として使用することができる。即ち、椅子1は、背凭れ13を座12の上面側に倒すと、背凭れ13の両縁部の当接面22が座12の上面に当接して背凭れ13の背部の物品載置面24が略水平になるため、その物品載置面24上に文具や飲み物等の物品26を載置することができる。
ここで、椅子1は、着座時と同じ高さで使用することもできるが、脚柱15の昇降機構を操作して座12とともに物品載置面24を上昇させて使用することもできる。これにより、立ち姿勢で天板27を利用する作業者が、適切な高さで物品載置面24上の物品26を使用することが可能になる。
以上のように、この実施形態に係る椅子1は、背凭れ13が座12と後側支持アーム19Rとに軸支され、背凭れ13を座12の上面側に倒した状態で略水平になる物品載置面24が背凭れ13の背部に設けられていることから、背凭れ13を前方に略水平に倒すことで椅子1全体の高さを低く抑えることができるとともに、略水平な物品載置面24上に物品26を安定して載置することができる。
また、この実施形態に係る椅子1においては、背凭れ13の背部の物品載置面24が、背凭れ13の前面側の背受け部とは別の面に構成されているため、背受け部の良好な着座感を維持したまま、物品載置面24を物品載置に適した形状や材質とすることができる。
また、この実施形態に係る椅子1の場合、背凭れ13の側縁部に、背凭れ13が座12の上面側に倒されたときに座12の上面に当接する平坦な当接面22が設けられているため、物品載置面24に作用する物品26の荷重を座12に安定して支持させることができる。したがって、この構造を採用した場合、物品載置面24上に載置する物品26が重い場合であっても、物品載置面24を安定姿勢に保つことができる。
また、この実施形態に係る椅子1においては、座12の座面の左右両側に、背凭れ13を回動調整可能に軸支する枢軸18が設けられているため、背凭れ13の回動を安定させることができるとともに、物品載置面24に載置する物品26が重い場合にも、座12の左右両側の枢軸18によって背凭れ13を安定的に保持することができる。
また、この実施形態に係る椅子1においては、座12の左右両側に座面よりも上方に突出する支持突起17が延設され、その支持突起17に枢軸18が支持されている。このため、背凭れ13の背受け部材13Bの肉厚を厚くして着座感を高めた場合にも、背凭れ13を座12の上面側に倒すときに、背受け部材13Bの下端が座12の上面と干渉するのを容易に回避することができる。また、背凭れ13を座12の上面側に倒した状態では、物品載置面24上に作用した物品26の荷重が、上面視での椅子1の中心により近い位置で支持されることになるため、物品26の載置安定性がより高まる。
さらに、この実施形態に係る椅子1の場合、支基11に連結された後側支持アーム19Rが、座12の左右両側の側方において、座面よりも上方に延出し、その後側支持アーム19Rが座12上の支持突起17に結合されている。このため、枢軸18を支持する座12上の支持突起17が後側支持アーム19Rによって直接補強されることになる。したがって、この構造を採用した場合には、背凭れ13の左右の枢軸18をより安定的に保持することが可能になる。
また、この実施形態に係る椅子1の場合、起立状態の背凭れ13の前面側の下側縁部に凹状部23が形成されるとともに、座12の後縁部に窪み部20が形成されているため、背凭れ13を座12の上面側に倒したときに、背凭れ13と座12の後端部間に隙間Dができる。このため、椅子1を移動させる作業者が、隙間Dに指を挿し込んで背凭れ13の後端部を容易に把持することができる。したがって、この構造を採用した場合には、背凭れ13を倒した椅子1を容易に移動させることができる。
なお、この実施形態においては、背凭れ13の下側縁部に凹状部23を形成し、かつ、座12の後縁部に窪み部20を形成しているが、凹状部23と窪み部20のいずれか一方のみを設けるようにしても良い。この場合も背凭れ13と座12の後端部間に隙間ができ、同様に背凭れ13の後端部を把持することが可能になる。
以下、第2〜第7の実施形態について順次説明するが、いずれの実施形態においても、第1の実施形態と同一部分に同一符号を付し、重複する部分についての説明を一部省略するものとする。
図4は、背凭れ13を起立姿勢にした第2の実施形態に係る椅子101を左後部上方から見た図であり、図5は、背凭れ13を前方に倒した第2の実施形態に係る椅子101を同様に左後部上方から見た図である。
第2の実施形態に係る椅子101は、基本的な構成は第1の実施形態の椅子1とほぼ同様であるが、起立状態の背凭れ13のベース部材13Aの上辺に後部上方側に延出する把持突起31が一体に形成されている点が第1の実施形態の椅子1と異なっている。把持突起31は、背凭れ13が起立状態のときに下側を向く面に指掛け用の窪み部31aが形成されている。
第2の実施形態に係る椅子101は、第1の実施形態と同様の基本的な効果を得ることができるが、起立状態の背凭れ13の上辺に後部上方側に延出する把持突起31が形成されているため、背凭れ13が起立状態と前方に倒した状態のいずれの状態にあるときにも、作業者が把持突起31を把持して椅子101を容易に移動させることができる。
なお、背凭れの起立状態での上端部から後部上方に突出する上記の把持突起31と同様の把持突起は、第2の実施形態以外の実施形態の背凭れにも同様に設けることができる。
つづいて、図6〜図9に示す第3の実施形態について説明する。
図6は、背凭れ13を起立姿勢にした第3の実施形態に係る椅子201を左後部上方から見た図であり、図7は、背凭れ13を前方に倒した第3の実施形態に係る椅子201を同様に左後部上方から見た図である。
第3の実施形態に係る椅子201は、第1の実施形態と同様にの脚部10と支基11を備え、支基11に、座212を支持する前側支持アーム219Fと後側支持アーム219Rが延設されている。本実施形態の場合、後側支持アーム219Rは座212の後部下端に連結されている。座212は、第1の実施形態と同様にベース部材212Aと座面部材212Bとを備え、後端部の上方には、背凭れ213の端部を回動調整可能に軸支する枢軸18が保持されている。
背凭れ213は、第1の実施形態と同様にベース部材213Aと背受け部材213Bとを備え、ベース部材213Aの背部に、略矩形状の枠部25に囲まれた物品載置面24が設けられている。また、背凭れ213の起立状態での下端部には、物品載置面24よりも後方側に突出する突出部32が延設されている。突出部32は、背凭れ213の幅方向のほぼ全域に亙る幅で後方側に突出しており、その幅方向の中央領域には長孔状の指掛け孔33が形成されている。突出部32は、幅方向の中央領域に指掛け孔33が形成されることにより、突出端側に指掛け孔33に臨む把持ハンドル部34が造形されている。把持ハンドル部34は、指掛け孔33に指を挿し込むことで作業者が手で把持できるようになっている。
なお、背受け部材213Bの両縁部の前面は平坦な面によって構成されており、この面が、背凭れ213が座212の上面側に倒されたときに座212の上面に当接する当接面22を構成している。
図8,図9は、第3の実施形態に係る椅子201の使用例を示す図である。
第3の実施形態に係る椅子201は、第1の実施形態に係る椅子1と同様に、背凭れ213を座212の上面側に倒して物品載置面24上に文具や飲み物等を載置することができるが、例えば、図8に示すように、物品載置面24上に座面部材35を載置して、図9に示すように作業者mが着座できるようにしても良い。
物品載置面24のこのような使用は、背凭れ213やその支持部を、作業者の着座荷重を支持し得る充分な強度に設定すれば、他の実施形態においても実効可能である。
以上のように構成された第3の実施形態に係る椅子201は、第1の実施形態とほぼ同様の基本的な効果を得ることができる。
さらに、第3の実施形態に係る椅子201は、背凭れ213の起立状態での下端部に物品載置面24よりも後方側に突出する突出部32が延設されているため、背凭れ213を座212の上面側に倒した状態において突出部32を把持し、椅子201を容易に移動させることができる。
特に、この実施形態においては、突出部32に、指掛け孔33と、その指掛け孔33に臨む把持ハンドル部34が設けられているため、指掛け孔33に指を入れ、把持ハンドル部34を把持することによって、椅子201をより容易に移動させることができる。
図10は、第4の実施形態に係る椅子301と昇降デスク28を側方から見た図である。
第4の実施形態に係る椅子301は、第3の実施形態に係る椅子201と同様に、背凭れ313の起立状態での下端部に物品載置面24よりも後方に突出する突出部332が延設され、背凭れ313が座212の上面方向に倒されたときに突出部332が上方に突出するようになっている。この実施形態の突出部332は、ゴムや軟質樹脂等の衝撃吸収部材によって形成されている。突出部332は必ずしも全域が衝撃吸収部材によって形成されている必要はなく、背凭れ313が座212の上面方向に倒された状態での上面となる部分の少なくとも一部が衝撃吸収部材で形成されていれば良い。
この第4の実施形態に係る椅子301においては、背凭れ313を前方に倒した状態での突出部332の上面の少なくとも一部が衝撃吸収部材によって形成されているため、背凭れ313を前方に倒した状態で椅子301を天板27の下方に収納するときに、突出部332が天板27の下面に当接することがあっても、衝撃吸収部材によってその当接衝撃を吸収することができる。したがって、天板27や椅子301の衝撃を緩和し、傷付き等も防止することができる。
図11は、第5の実施形態に係る椅子401を左後部上方側から見た図であり、図12は、第5の実施形態に係る椅子401と昇降デスク28を側方から見た図である。
第5の実施形態に係る椅子401は、背凭れ413の起立状態での下端部に後方に向かって突出する突出部432が、背凭れ413の下辺と左右の側辺の一部に跨る広範囲に亙って形成されている。そして、突出部432は、頂部とになる面が平坦面36によって構成されるとともに、少なくとも上部領域がゴムや軟質樹脂等の衝撃吸収部材によって形成されている。
この第4の実施形態に係る椅子401においては、背凭れ413を前方に倒した状態において、突出部432の頂部とになる面が平坦面36によって構成されているため、背凭れ413を前方に倒した状態で天板27の下方に椅子401を移動させるときに、椅子401が上方に持ち上がったり傾斜することがあっても、突出部432の平坦面36が天板27の下面に当接することにより、椅子401の変位を安定して規制することができる。そして、突出部432の上部領域が衝撃吸収部材によって形成されているため、突出部432が天板27に当接する際の当接衝撃も衝撃吸収部材によって緩和することができる。
また、突出部432は、椅子401を移動させるときに把持部として利用することもできる。
図13は、第6の実施形態に係る椅子501を側方から見た図である。
第6の実施形態に係る椅子501は、背凭れ513の起立状態での下端部に、背凭れ513の背部の物品載置面よりも後方側で斜め下方に突出する突出部532が延設され、座512の後端部に、背凭れ513が起立状態のときに突出部532の前面532aに当接するストッパ壁37が形成されている。
この第6の実施形態に係る椅子501においては、背凭れ513が起立状態のときに突出部532の前面532aが、座512の後部のストッパ壁37に当接して背凭れ513の後傾方向の過大な変位が規制されるため、背凭れ513の変位規制機構を簡素化することができる。また、突出部532は、背凭れ513が前方に倒された状態にあるときには、椅子501を移動する際に把持部として利用することができる。
なお、背凭れ513が起立状態のときに座512のストッパ壁37に当接する背凭れ513側の面は、突出部532以外の部分に設けるようにしても良い。
図14は、第7の実施形態に係る椅子601を側方から見た図である。
第7の実施形態に係る椅子601は、背凭れ613の起立状態での下端部に、背凭れ613の背部の物品載置面よりも後方側に突出する突出部632が設けられ、突出部632に下方に向かって先細り状に窄まって延出する当接壁632aが延設されている。これに対し、座612の後部には、背凭れ613が起立状態のときに当接壁632aの前面632a−1が当接するストッパ壁637が設けられている。突出部632の当接壁632aは、座612側のストッパ壁637に当接するときに両者の当接荷重を受けて弾性変形する。この実施形態においては、当接壁632aが弾性機能部を構成している。
この第7の実施形態に係る椅子601においては、背凭れ613の当接壁632aの前面632a−1が座612のストッパ壁637に当接するときに、弾性機能部である当接壁632aが変形することにより、背凭れ613への倒れ込み荷重を柔軟に受け止めることができる。したがって、この構造を採用することにより、椅子601の座り心地を良好にすることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、図15に示す変形例のように座712と背凭れ713を備えた椅子701の脚柱15部分に、物品26を載置するためトレー40や足載せ台41を取り付けるようにしても良い。
1,101,201,301,401,501,601,701 椅子
10 脚部(支持構造体)
11 支基(支持構造体)
12,212,512,612 座
532a,632a−1 前面
13,213,313,413,513 背凭れ
17 支持突起
19R 後側支持アーム(支持アーム)
20 窪み部
22 当接面
23 凹状部
32,332,432,532,632 突出部
632a 当接壁(弾性機能部)
33 指掛け孔
34 把持ハンドル部
36 平坦面
37,637 ストッパ壁
432 把持部

Claims (15)

  1. フロア上に移動可能に載置される支持構造体と、
    前記支持構造体に取り付けられ、着座者の着座荷重を受け止める座と、
    前記座と前記支持構造体の少なくともいずれか一方に回動調整可能に軸支され、起立状態での前面で着座者の背部を支持する背凭れと、を備え、
    前記背凭れの背部には、当該背凭れを前記座の上面側に倒した状態で上面が略水平になって荷重を支持する荷重支持機能面が設けられていることを特徴とする椅子。
  2. 前記荷重支持機能面は物品載置面であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記背凭れの起立状態での前面には、当該背凭れが前記座の上面側に倒されたときに前記座の上面に当接する平坦な当接面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記座の左右両側には、前記背凭れを回動調整可能に軸支する枢軸が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。
  5. 前記座の左右両側には、前記座の座面よりも上方に突出する支持突起が延設され、該支持突起に前記枢軸が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  6. 前記支持構造体には、前記座の左右両側の側方において、前記座の座面よりも上方に延出する左右一対の支持アームが延設され、
    各前記支持アームが左右の対応する前記支持突起に結合されていることを特徴とする請求項5項に記載の椅子。
  7. 前記背凭れの起立状態での前面の下側縁部には、左右方向の略中央が後方側に向かって窪む凹状部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の椅子。
  8. 前記座の上面の少なくとも後縁部には、左右方向の略中央が下方に向かって窪む窪み部が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の椅子。
  9. 前記背凭れの起立状態での上端部には、後部上方側に突出する把持突起が延設されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の椅子。
  10. 前記背凭れの起立状態での下端部には、前記荷重支持機能面よりも後方側に突出する突出部が延設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の椅子。
  11. 前記突出部には、指掛け孔と、当該指掛け孔に臨む把持ハンドル部が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の椅子。
  12. 前記背凭れを前方に倒した状態での前記突出部の上面の少なくとも一部には、衝撃吸収部材が配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載の椅子。
  13. 前記背凭れを前方に倒した状態での前記突出部は、頂部となる面が平坦面によって構成されていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の椅子。
  14. 前記座には、前記背凭れが起立状態のときに前記背凭れの下部前面に当接して前記背凭れの過大な後方変位を規制するストッパ壁が設けられていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の椅子。
  15. 前記背凭れの下部前面と前記ストッパ壁の少なくとも一方には、両者の当接荷重を受けて弾性変形する弾性機能部が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の椅子。
JP2015238055A 2015-12-04 2015-12-04 椅子 Pending JP2017099826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015238055A JP2017099826A (ja) 2015-12-04 2015-12-04 椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015238055A JP2017099826A (ja) 2015-12-04 2015-12-04 椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017099826A true JP2017099826A (ja) 2017-06-08

Family

ID=59015140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015238055A Pending JP2017099826A (ja) 2015-12-04 2015-12-04 椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017099826A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3185219U (ja) 折り畳み可能なロッキングチェア
US20150282623A1 (en) Multi-posture chair
JP6527623B1 (ja) 椅子
WO2018116426A1 (ja) 椅子
JP6248264B1 (ja) 立ち仕事兼用椅子
JP4105916B2 (ja) 椅子
US6435615B1 (en) Seating furniture with downwardly movable, pivoting backrest
JP2017099826A (ja) 椅子
JP4317170B2 (ja)
KR100991359B1 (ko) 요추를 지지하는 돌출가능한 등받이판이 구비된 의자
WO2018084171A1 (ja) 天板付什器
JP5487447B2 (ja) 椅子
JP2008506438A (ja) 椅子
KR101676352B1 (ko) 차고 다니는 의자
JPH0723833A (ja) 椅 子
CN212325974U (zh) 可折叠支架和儿童椅
JP6703396B2 (ja) 椅子
JP3118362U (ja) 椅子の調整式背もたれの連動調整構造
CN202211406U (zh) 椅背与坐垫倾仰连动装置
JP2022148815A (ja) 乗物用の椅子および乗物
JP5891012B2 (ja) 格納椅子
JP4558779B2 (ja) 作業机
JP3203657U (ja) 椅子
JP2010051612A (ja) 肘掛け装置付き椅子
JP2636611B2 (ja) リクライニングチェア

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200317