JP3739041B2 - 手摺装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は手摺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
不使用時に手摺体を所定位置に退避可能な手摺装置としては、例えば、特開平9-158435号、あるいは実開平2-139600号公報記載のものが知られている。
【0003】
前者は、不使用時には、手摺体が上方に回転されて壁面に沿って収納されるが、このように上方への回転により不使用の手摺体を収納するものにあっては、身障者等が自力で使用姿勢まで復帰させるには、手を上方に伸ばして手摺体を使用姿勢まで引き下ろすことが必要となるために、使い勝手が悪く、さらに、手摺体の使用姿勢への移動は、上方から下方に落下するようにして行われるために、利用者に恐怖感を与えるという問題がある。
【0004】
一方、後者は、不使用時に手摺体を下方に回転させた後、キャビネット内に収容可能に形成されるものであり、手摺体が上方から落下する移動工程を含まないために、利用者に恐怖心を与えないという利点は有するものの、使用後の手摺体の収容操作、あるいは収容状態からの手摺体の引き出し操作が極めて困難で、使い勝手の点においては未だ問題を有している。
【0005】
また、この従来例において、手摺体の使用姿勢での維持は、該手摺体に連結された支柱の先端を床面の穴に嵌合させて行われるために、床面への穴の形成が必要となり、施工の手間がかかるという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、使い勝手が良好で、かつ、施工も簡単な手摺装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
縦壁からなる取付基部1に後端が垂直回転自在に連結され、前傾姿勢で床面3上に収納可能な手摺体2と、
一端非拘束状態で手摺体2に折り畳み可能に連結され、床面3上での起立姿勢において手摺体2をほぼ水平な使用姿勢に保持可能な支持脚4と、
支持脚4の折り畳み動作を規制し、該支持脚4の起立姿勢を維持する拘束部5とを有する手摺装置を提供することにより達成される。
【0008】
後端が取付基部1に連結される手摺体2は、支持脚4によって支承することにより、ほぼ水平な使用姿勢に維持することが可能であり、支持脚4を手摺体2に対して折り畳むことで支承状態を解除できる。支承状態の解除により、手摺体2は自重で下方に回転し、収納姿勢に移行する。所望によりダンパ装置等の適宜の緩衝装置を付加し、手摺体2の収納姿勢への移行に際する落下速度を低減することも可能である。
【0009】
この種の手摺装置の手摺体2は、使用姿勢において体側に配置され、さらに、本発明における手摺体2は、当該使用位置から収納姿勢への移行が下方へ回転させることによって行われるために、頭上からの落下動作がなく、利用者に恐怖感を与えることもなく、さらに、誤操作による事故も確実に防止できる。
【0010】
また、収納姿勢において手摺体2は前傾姿勢をしているために、再び使用するには、この手摺体2を引き上げて拘束部5をセットすればよいために、使い勝手が良好になる。
【0011】
さらに、支持脚4による手摺体2の使用姿勢への維持は、手摺装置に予め組み込まれた拘束部5により支持脚4の折り畳み動作を規制し、支持脚4と手摺体2とを回転方向に剛に連結することにより行われるために、例えば、床面3等に対する支持脚4の拘束手段の形成作業が不要となり、設置作業が簡単になる。
【0012】
支持脚4は、手摺体2に対して折り畳み可能で、かつ、起立姿勢において手摺体2を使用姿勢に維持可能であれば、必ずしも直接相互に連結されている必要はなく、例えば図7に示すように、適宜の中継部材を介して接続することもでき、拘束部5も図7(a)において矢印で示すように、使用姿勢にある手摺体2に下方荷重Wが負荷された際に、手摺体2と支持脚4とが相対変位することなく一体となれば、その構造、配置位置等は適宜決定できる。
【0013】
手摺体2と支持脚4とを直接連結し、手摺装置を節のリンク体として構成することは、全体の構造を簡単にするために有効であり、この場合、支持脚4を手摺体2の長手方向中間部において連結するとともに、支持脚4の折り畳み方向を非拘束端4aが手摺体2の前端配置方向である前方に位置するように規制し、かつ、支持脚4の長さを非拘束端4aが平面視において手摺体前端より該手摺体2の後端配置方向である後方に位置するように設定すると、使用姿勢における手摺体2の下方のスペースを収納スペースとして利用できるために、収納効率が良好になる上に、支持脚4の先端(非拘束端4a)が手摺体2から飛び出すことがなく、邪魔にならない。
【0014】
また、手摺装置は、
支持脚4と手摺体2とは、支持脚4の長手方向に移動自在にピン連結されるとともに、
支持脚4と手摺体2のいずれか一方には、支持脚4の移動動作に伴って支持脚4と手摺体2のいずれか他方に係脱し、係合状態において支持脚4の回転を禁止する回り止め部8が設けられ、
かつ、回り止め部8は、支持脚4のピン周りの自重による垂下姿勢において係合可能となるように構成することができる。
【0015】
支持脚4は手摺体2にピン連結されることにより手摺体2に対して回転自在であり、手摺体2を使用姿勢より僅かに上方に回転させて非拘束端4aを床面3から離すと、支持脚4は手摺体2との連結部を中心として自重により手摺体2から吊り下げられた垂下姿勢となることができる。
【0016】
さらに、支持脚4は、例えばピン連結のための連結ピンを支持脚4、あるいは手摺体2に移動自在と装着することによって、該支持脚4の長手方向に所定長移動することができる。
【0017】
支持脚4と手摺体2のいずれか一方には回り止め部8が設けられ、支持脚4の長手方向への移動に伴って支持脚4と手摺体2のいずれか他方に係脱する。この回り止め部8は、係合状態において支持脚4と手摺体2との相対回転を禁止することにより、該支持脚4と手摺体2とを実質的に剛接合し、手摺体2を使用姿勢に維持することができる。
【0018】
回り止め部8は、手摺体2、支持脚4のいずれか一方に形成され、支持脚4が自重による垂下姿勢をとる場合に手摺体2、支持脚4のいずれか他方の被係合部に正対しており、その状態から支持脚4の非拘束端4aを床面3に接地させて支持脚4の移動を規制すると、上記他方の被係合部に係合する。
【0019】
使用に際し、まず、前傾姿勢(収納姿勢)をとる手摺体2を引き上げると、手摺体2は取付基部1に設けた回転中心周りに回転する。手摺体2の回転に伴って支持脚4は非拘束端4aが床面3上を滑りながら手摺体2に追随し、手摺体2が使用位置を僅かに越えて上方まで回転したときに、支持脚4の非拘束端4aは床面3から離れ、支持脚4は自重による垂下姿勢に移行する。この状態で上述したように、回り止め部8は支持脚4、あるいは手摺体2の被係合部に正対しており、この後、手摺体2を使用姿勢に戻すと、回り止め部8は自動的に係合状態に移行する。
【0020】
また、使用後においても、一旦手摺体2を上方に僅かに回転させて回り止め部8の係合を解除し、次いで、支持脚4を僅かに折り畳み方向に回転させると、回り止め部8と被係合部との正対位置関係が崩れ、この後、手摺体2を下方に回転させると、回り止め部8が被係合部に係合することなく、支持脚4は折り畳み方向に回転し、収納姿勢に移行する。
【0021】
このように、連結部に拘束部5を構成して支持脚4の自重による下方への移動、および自由垂下姿勢を利用して回り止め部8の係脱を制御すると、利用者が直接拘束部5を操作する必要がなくなるために、使い勝手が飛躍的に向上する。
【0022】
回り止め部8の形状、他方への係合状態は、支持脚4、あるいは手摺体2の連結部の形状、相対位置等により適宜決定される。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1および図2にトイレ用補助手摺として構成された本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、手摺装置は、後方に配置される回転支持ブラケット10を介して取付基部1に後端が回転自在に連結される手摺体2を有する。回転支持ブラケット10は、固定プレート10aの中央部に回転軸10bを立設して形成され、固定プレート10aにおいてトイレ室内に設置されるキャビネットの側壁1に固定される。
【0024】
手摺体2は、所定の強度を得ることができるように鋼管により製せられ、直杆部2aの先端を後端側に向けて適宜曲率で屈曲させた後、この屈曲折り返し部2bの端部を上記直杆部2aに対して直交方向下方に屈曲して鉛直屈曲部2cを形成して構成される。直杆部2aの後端部には軸挿通孔2dが設けられ、手摺体2は、軸挿通孔2dを貫通する回転軸10bを介して回転支持ブラケット10に垂直回転自在に連結される。回転軸10bからの手摺体2の脱離を防止するために、回転軸10bにはワッシャ10cを介してナット10dが締め付けられ、該ナット10dの締め付け力を調整することによって、後述する使用姿勢から収納姿勢に手摺体2を回転移動させる際の適度の回転抵抗が付与される。
【0025】
また、手摺体2の直杆部2aと屈曲折り返し部2bとの境界部から、直杆部2a後端方向には、合成樹脂材により形成される肘受け部2eが取り付けられる。この肘受け部2eは、直杆部2aの所定長に渡って該直杆部2aの上部を覆うように取り付けられ、その側壁部には、握り凹部2f、2f、・・が設けられる。
【0026】
上記手摺体2の鉛直屈曲部2cには、拘束部5を介して支持脚4が連結される。拘束部5は、鉛直屈曲部2cの下端に固定される連結具5aと、この連結具5aに設けられ、支持脚4の上端を挟み付ける2枚の脚片5aa、5aaに支持脚4の上端を連結する連結ピン5bとを有する。連結ピン5bは、上記連結具5aの脚片5aaに設けられた上下、すなわち、鉛直屈曲部2cの延長方向に長い長孔6を挿通して支持脚4に固定され、該支持脚4を手摺体2に対して上下移動、かつ、回転自在に連結する。
【0027】
支持脚4と手摺体2のそれぞれの回転面を同一平面上にするために、すなわち支持脚4の回転面を手摺体2により形成される平面に沿わせるために、連結ピン5bは、中心軸5baが上記平面に直交する姿勢で打ち込まれ、かつ、脚片5aaは、上記平面に沿って配置される。また、連結具5aの上端部には、脚片5aa、5aaの上端間に架設されるストッパ片8a、8a(回り止め部8)が設けられて支持脚4の上端を覆った状態での支持脚4の回転を禁止する。さらに、連結具5aの下端部には、手摺体2の後端配置方向である脚片5aa、5aaの後方辺縁間に架設される第2ストッパ片(抑制片)13が設けられ、ストッパ片8a、8aによる被冠状態が解除されて回転可能となった支持脚4の回転方向を図5における反時計回りに限定する。この第2ストッパ片13には、手摺体2操作時における支持脚4の初期姿勢を規制するための磁石、あるいは面ファスナ等からなる吸着部14が設けられる。
【0028】
支持脚4は、鉛直起立姿勢において上記鉛直屈曲部2cとほぼ同一直線上に位置した際に意匠的な一体感を得ることができるように、手摺体2とほぼ同一の直径を有する鋼管により形成される。図2(b)に示すように、この支持脚4の下端にはフランジ12が設けられ、このフランジ12には、ポリプロピレン樹脂等により形成されるカバー9が装着されて床面3の支持脚4による被傷が防止される。
【0029】
フランジ12は、支持脚4が鉛直姿勢を取る際に床面3に面接触する向きに張り出されており、さらに、平面視形状は、後述するように、折り畳み姿勢を取った際に床面3と線接触、あるいは緩やかな曲線の頂部で点接触するように、後方縁がほぼ直線状となる多角形(本実施の形態においては図6(a)に示すように三角形)に形成される。
【0030】
したがってこの実施の形態において、図1(a)および図4(a)に示す使用姿勢において、手摺体2の直杆部2aは水平姿勢となり、便座11に腰掛けた利用者に手掛け、あるいは肘掛けを提供する。使用姿勢において、支持脚4の上端部は脚片5aa、およびストッパ片8aにより外嵌されて手摺体2に対する相対回転が禁止されているために、鉛直起立姿勢を維持することができ、手摺体2に荷重が加えられても手摺体2が回転することがない。
【0031】
この状態から手摺体2をやや上方に回転させると、吸着部14として形成される第2ストッパ片13を介して手摺体2に吸着している支持脚4は、吸着部14における吸着力が弱く設定されているために、支持脚4は自重により落下する。支持脚4の落下に伴って連結ピン5bは長孔6の下端に達すると、支持脚4は手摺体2から吊下した状態(図5参照)となる。吊下状態において、支持脚4の上端への脚片5aa、およびストッパ片8aによる外嵌状態は解除され、この後、支持脚4の下端を押し出すと吸着部14は支持脚4から離れ、支持脚4を反時計回りにやや回転させ、手摺体2への支えを解除すると、手摺体2は回転支持ブラケット10における摺動抵抗に抗しながら自重によりゆっくりと下方に回転を開始する。
【0032】
手摺体2の回転に伴う連結ピン5bの斜め下、後方への移動に伴って、支持脚4は、まず、起立状態から後方に傾倒した後、倒伏姿勢に移動する。倒伏姿勢への移行に際し、支持脚4のフランジ12は、後方端縁15を床面3に摺接させながら該床面3上を引きずられるが、上述したように、フランジ12の後方端縁15が直線、あるいは曲率の大きな曲面により形成され、かつ、表面がカバー9により覆われているために、床面3に傷を付けることがない。
【0033】
図1(b)および図3に示すように、倒伏した支持脚4上に直杆部2aが積層された状態が手摺体2の収納姿勢に対応し、当該収納姿勢において手摺体2は、便座11よりやや高い位置から前下がりの姿勢を取る。支持脚4の下端近傍には、図3(c)に示すように、合成樹脂材等により形成されるバンパ16が固定され、収納姿勢における支持脚4との衝接による被傷が防止される。この収納姿勢において、手摺体2の直杆部2aは前傾して側面視において便座11とほとんど重合しない位置まで退避するために、再度の使用に際して便座11に腰掛ける際の邪魔になることがない。また、倒伏姿勢における支持脚4の非拘束端4aは、平面視において手摺体2の先端より後方に位置し、かつ、起立姿勢に比して後方に移動するために、便座11の側方の床面3上には、前方に向かう広い空間が確保されるために、介護者等の足の踏み場等が広くなり、介護しやすくなる。
【0034】
収納姿勢にある手摺体2の使用姿勢への復帰は、直杆部2aを上方に回転させることにより行われる。上述したように、収納姿勢において直杆部2aは利用者が便座11に腰掛けることができる位置まで前傾しており、かつ、当該収納姿勢において直杆部2aは腰掛け姿勢において無理なく手の届く位置にあるために、利用者は一旦便座11に腰掛けた後、腰掛け姿勢で手摺体2を上方に簡単に回転操作することができる。また、収納姿勢にある手摺体2は、支持脚4に支承されて下方への移動が禁止されているために、便座11への腰掛け動作の際の手掛けとして利用できる。
【0035】
手摺体2の上方への回転により、支持脚4は上述した起立姿勢から倒伏姿勢への移行手順と逆手順により起立を開始し、手摺体2の直杆部2aが使用位置からやや上方まで回転した位置において、自重による垂下姿勢となる。この状態で回り止め部8は支持脚4の上端に正対しており、これから手摺体2を使用位置まで下方に向けて回転させると、回り止め部8が支持脚4の上端に係止し、以後、支持脚4は起立姿勢を、手摺体2は使用位置に保持される。
【0036】
なお、以上においては、回転支持ブラケット10をキャビネットの側壁1に装着する場合(図6(b)参照)を示したが、トイレ室内の背面側壁面に垂直回転自在に取り付ける場合には、図6(c)に示すように、チャンネル部材18を該壁面1に固定し、回転軸10bを立設して手摺体2の一端を回動自在に連結すればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、要介護者自身の操作における使い勝手を良好にでき、かつ、トイレ室内への施工も簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺装置をトイレ室内に設置した状態を示す斜視図で、(a)は使用状態であり、(b)は収納状態である。
【図2】本発明を示す斜視図で、(a)は、拘束部近傍を破断した分解図、(b)は(a)の支持脚の非拘束端の部分拡大図で、カバーの一部を破断したものである。
【図3】本発明を示す図で、(a)は収納状態において拘束部近傍のみを破断した側面図、(b)は(a)の拘束部の部分拡大断面図、(c)は(a)のバンパの部分拡大側面図で、支持脚の一部を破断したものである。
【図4】本発明を示す図で、(a)は使用状態において拘束部近傍を破断した側面図、(b)は(a)の拘束部の部分拡大断面図である。
【図5】本発明を示す図で、(a)は垂下姿勢において拘束部近傍を破断した正面図、(b)は(a)の拘束部の部分拡大断面図である。
【図6】本発明の部分拡大図で、(a)は倒伏姿勢における支持脚の非拘束端のみを前方から見た正面図、(b)は図4(a)における回転支持ブラケット近傍を示す斜視図、(c)は本発明の変形例におけるチャンネル部材近傍を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の課題解決手段を示す側面略図で、(a)は使用状態、(b)は収納状態である。
【符号の説明】
1 取付基部
2 手摺体
3 床面
4 支持脚
4a 非拘束端
5 拘束部
5a 連結具
5aa 脚片
5b 連結ピン
6 長孔
8 回り止め部
10 回転支持ブラケット
13 抑制片

Claims (4)

  1. 縦壁からなる取付基部に後端が垂直回転自在に連結され、前傾姿勢で床面上に収納可能な手摺体と、
    一端非拘束状態で手摺体に折り畳み可能に連結され、床面上での起立姿勢において手摺体をほぼ水平な使用姿勢に保持可能な支持脚と、
    支持脚の折り畳み動作を規制し、該支持脚の起立姿勢を維持する拘束部とを有する手摺装置。
  2. 前記支持脚は、手摺体の長手方向中間部において該手摺体に連結され、
    収納姿勢において、非拘束端が手摺体の前端配置方向である前方に位置し、かつ、該非拘束端が平面視において手摺体前端より該手摺体の後端配置方向である後方に位置する請求項1記載の手摺装置。
  3. 前記支持脚と手摺体とは、支持脚の長手方向に移動自在にピン連結されるとともに、
    支持脚と手摺体のいずれか一方には、支持脚の移動動作に伴って支持脚と手摺体のいずれか他方に係脱し、係合状態において支持脚の回転を禁止する回り止め部が設けられ、
    かつ、回り止め部は、支持脚のピン周りの自重による垂下姿勢において係合可能となる請求項1または2記載の手摺装置。
  4. 縦壁からなる取付基部に後端が回転支持ブラケットにより垂直回転自在に連結され、前傾姿勢で床面上に収納可能な手摺体と、
    一端非拘束状態で手摺体の下方に折り畳み可能に連結され、床面上での起立姿勢において手摺体をほぼ水平な使用姿勢に保持可能な支持脚と、
    前記手摺体に固定され、支持脚の折り畳み動作を規制し、該支持脚の起立姿勢を維持する拘束部とを有する手摺装置であって、
    前記拘束部は、支持脚の移動動作に伴って支持脚に係脱し、係合状態において支持脚の回転を禁止する回り止め部を有する連結具と、該連結具に設けられ、支持脚の上端を挟み付ける2枚の脚片に穿孔される長孔を介して支持脚の上端を連結する連結ピンと、該脚片の下端において手摺体の後端配置方向である後方辺縁間に架設される抑制片とを有する手摺装置。
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