JPH0426361B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426361B2 JPH0426361B2 JP61039395A JP3939586A JPH0426361B2 JP H0426361 B2 JPH0426361 B2 JP H0426361B2 JP 61039395 A JP61039395 A JP 61039395A JP 3939586 A JP3939586 A JP 3939586A JP H0426361 B2 JPH0426361 B2 JP H0426361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeper
- connecting plate
- rail
- levitation
- plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 claims description 22
- 238000005339 levitation Methods 0.000 claims description 20
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Railway Tracks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、リニアモータを用いる磁気浮上式
鉄道の軌道に関するものである。
鉄道の軌道に関するものである。
周知のように、車上一次リニアモータ方式を採
用する磁気浮上式鉄道においては、車体の両側部
に設けた一対の電磁石を浮上用レールの下方に対
向させる必要があるため、車両の進行方向に設け
た桁上に上記浮上用レールを取付けるという容易
な支持方法を採用することができない。
用する磁気浮上式鉄道においては、車体の両側部
に設けた一対の電磁石を浮上用レールの下方に対
向させる必要があるため、車両の進行方向に設け
た桁上に上記浮上用レールを取付けるという容易
な支持方法を採用することができない。
上記磁気浮上式鉄道における軌道の従来技術と
して、第2図に示したものがある。この軌道は桁
11上に取付けた枕木12の端部に突出部13を
設け、その突出部13の上部に嵌合凹部14を形
成し、上記枕木12に支持される浮上用レール1
5の側面には係合溝16を設け、かつフランジ1
7を形成し、そのフランジ17の側縁部を上記嵌
合凹部14に嵌合し、突出部13を係合溝16に
嵌合して枕木12の端部に浮上用レール15を配
置し、上記突出部13にねじ係合したボルト18
によつて、突出部13と係合溝16および嵌合凹
部14とフランジ17相互間の嵌合部の抜け止め
としてある。
して、第2図に示したものがある。この軌道は桁
11上に取付けた枕木12の端部に突出部13を
設け、その突出部13の上部に嵌合凹部14を形
成し、上記枕木12に支持される浮上用レール1
5の側面には係合溝16を設け、かつフランジ1
7を形成し、そのフランジ17の側縁部を上記嵌
合凹部14に嵌合し、突出部13を係合溝16に
嵌合して枕木12の端部に浮上用レール15を配
置し、上記突出部13にねじ係合したボルト18
によつて、突出部13と係合溝16および嵌合凹
部14とフランジ17相互間の嵌合部の抜け止め
としてある。
なお、19は、浮上用レール15の上面に取付
けた推進用のリアクシヨンプレートを示し、その
プレート19の外側方に浮上用レール15の他側
部を張り出してその張り出し部分に着地用スキツ
ド20を対向させるようにしてある。
けた推進用のリアクシヨンプレートを示し、その
プレート19の外側方に浮上用レール15の他側
部を張り出してその張り出し部分に着地用スキツ
ド20を対向させるようにしてある。
上記従来の軌道においては、枕木12および浮
上用レール15として特殊の形状のものを用いる
必要があり、しかも突出部13と係合溝16の嵌
合部にガタがあると浮上用レール15が不安定に
なるため、係合溝16および突出部13の加工に
際して高精度の加工が要求され、コスト高になる
という不都合がある。
上用レール15として特殊の形状のものを用いる
必要があり、しかも突出部13と係合溝16の嵌
合部にガタがあると浮上用レール15が不安定に
なるため、係合溝16および突出部13の加工に
際して高精度の加工が要求され、コスト高になる
という不都合がある。
また、突出部13の先端部に荷重が集中する構
成であり、しかも枕木12とレール15の結合は
嵌合であつて、ボルト18は単なる嵌合部の抜け
止めであるため、結合はルーズであり、強度上問
題がある。
成であり、しかも枕木12とレール15の結合は
嵌合であつて、ボルト18は単なる嵌合部の抜け
止めであるため、結合はルーズであり、強度上問
題がある。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、磁
気浮上式鉄道の軌道のコストの低減と、強度の向
上とを図ることを技術的課題としている。
気浮上式鉄道の軌道のコストの低減と、強度の向
上とを図ることを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この発明におい
ては、車両の進行方向に所要の間隔をおいて並べ
られる角形柱状の枕木の下面端部にコの字形の浮
上用レールを配置し、その浮上用レールの上面に
上記枕木の端面および上面端部に対して係合可能
なL字形の連結板を設け、その連結板と枕木とを
ボルトの締付けによつて連結し、上記連結板の枕
木上面に係合する水平な板体部にリアクシヨツン
プレートを取付けた構成を採用したのである。
ては、車両の進行方向に所要の間隔をおいて並べ
られる角形柱状の枕木の下面端部にコの字形の浮
上用レールを配置し、その浮上用レールの上面に
上記枕木の端面および上面端部に対して係合可能
なL字形の連結板を設け、その連結板と枕木とを
ボルトの締付けによつて連結し、上記連結板の枕
木上面に係合する水平な板体部にリアクシヨツン
プレートを取付けた構成を採用したのである。
以下、この発明の実施例を第1図に基づいて説
明する。
明する。
図示のように、車両の進行方向に所要の間隔を
おいて並べられる枕木1は、角柱状をなしてい
る。このような枕木1は、角パイプの端面に端板
を溶接したものであつてもよく、実施例のよう
に、H型鋼2の端面に角形の端板3を溶接したも
のであつてもよい。この枕木1の下面端部には浮
上用レール4が配置されている。
おいて並べられる枕木1は、角柱状をなしてい
る。このような枕木1は、角パイプの端面に端板
を溶接したものであつてもよく、実施例のよう
に、H型鋼2の端面に角形の端板3を溶接したも
のであつてもよい。この枕木1の下面端部には浮
上用レール4が配置されている。
浮上用レール4は、チヤンネル材等の材料から
形成されてコの字形をなし、その上面には、上記
枕木1の端面および上面端部に対して係合可能な
連結板5が設けられている。この連結板5は、枕
木1と対向する部位にのみ設けるようにしてもよ
いが、取付けに非常に手間がかかり、しかもその
取付け時における取付け誤差等によつて浮上用レ
ール4の敷設時に連結板5が枕木1に対して位置
ずれするおそれがあるため、浮上用レール4の全
長に沿つて設けるのが好ましい。この場合には、
連結板5としてアングル材を用いることができ
る。
形成されてコの字形をなし、その上面には、上記
枕木1の端面および上面端部に対して係合可能な
連結板5が設けられている。この連結板5は、枕
木1と対向する部位にのみ設けるようにしてもよ
いが、取付けに非常に手間がかかり、しかもその
取付け時における取付け誤差等によつて浮上用レ
ール4の敷設時に連結板5が枕木1に対して位置
ずれするおそれがあるため、浮上用レール4の全
長に沿つて設けるのが好ましい。この場合には、
連結板5としてアングル材を用いることができ
る。
上記連結板5は、ボルト6の締付けによつて枕
木1の端部に取付けられる。その取付けに際し、
必要に応じて連結板5と枕木1の嵌合部にシムを
介在して浮上用レール4の高さを調整する。
木1の端部に取付けられる。その取付けに際し、
必要に応じて連結板5と枕木1の嵌合部にシムを
介在して浮上用レール4の高さを調整する。
上記連結板5の枕木1の上面に係合する板体部
7の上側にはリアクシヨンプレート9が取付けら
れている。そのリアクシヨンプレート9の取付け
に際し、実施例では、板体部7の両側に溝7aを
形成し、その溝7aにリアクシヨンプレート9の
両側の折曲げ板9aをカシメるようにしている
が、これに限定されず、例えばねじ止めしてもよ
い。
7の上側にはリアクシヨンプレート9が取付けら
れている。そのリアクシヨンプレート9の取付け
に際し、実施例では、板体部7の両側に溝7aを
形成し、その溝7aにリアクシヨンプレート9の
両側の折曲げ板9aをカシメるようにしている
が、これに限定されず、例えばねじ止めしてもよ
い。
上記のようにして枕木1に支持された浮上用レ
ール4の下方には、鎖線で示すように、車上の浮
上用マグネツト10を対向させ、また、浮上用レ
ール4の上面の外側部に着地用のスキツド20を
対向させ、さらに、リアクシヨンプレート9の上
方にリニアモータの1次側30を対向させる。
ール4の下方には、鎖線で示すように、車上の浮
上用マグネツト10を対向させ、また、浮上用レ
ール4の上面の外側部に着地用のスキツド20を
対向させ、さらに、リアクシヨンプレート9の上
方にリニアモータの1次側30を対向させる。
以上のように、この発明によれば、枕木、浮上
用レールおよび連結板として入手の容易なH型
鋼、チヤンネル材およびアングル材などを用いる
ことができると共に、シムの組込みによつて浮上
用レールの高さを調整することができ、さらに、
浮上用レールとリアクシヨンプレートを連結板に
一体に構成できるので相対誤差が小さくなり、枕
木および浮上用レールの加工に高い精度の加工を
必要とせず、コストの安い、しかも精度の高い軌
道を簡単に形成することができる。
用レールおよび連結板として入手の容易なH型
鋼、チヤンネル材およびアングル材などを用いる
ことができると共に、シムの組込みによつて浮上
用レールの高さを調整することができ、さらに、
浮上用レールとリアクシヨンプレートを連結板に
一体に構成できるので相対誤差が小さくなり、枕
木および浮上用レールの加工に高い精度の加工を
必要とせず、コストの安い、しかも精度の高い軌
道を簡単に形成することができる。
また、枕木の上面と連結板の水平な板体部の面
係合によつて荷重を支えることができるので十分
な強度を得ることができると共に、枕木と連結板
とをボルトの締付けによつて強固に連結すること
ができるため、強度の高い軌道を得ることができ
る。
係合によつて荷重を支えることができるので十分
な強度を得ることができると共に、枕木と連結板
とをボルトの締付けによつて強固に連結すること
ができるため、強度の高い軌道を得ることができ
る。
さらに、浮上用レールの上面外側部に着地用ス
キツドを対向させることができるため、スキツド
の対向用として浮上用レールに張り出し部分を別
に設ける必要がなく、軌道の幅寸法を小さくする
ことができる。
キツドを対向させることができるため、スキツド
の対向用として浮上用レールに張り出し部分を別
に設ける必要がなく、軌道の幅寸法を小さくする
ことができる。
第1図はこの発明に係る軌道の一実施例を示す
断面図、第2図は従来の軌道を示す断面図であ
る。 1……枕木、4……浮上用レール、5……連結
板、6……ボルト、7……板体部、9……リアク
シヨンプレート。
断面図、第2図は従来の軌道を示す断面図であ
る。 1……枕木、4……浮上用レール、5……連結
板、6……ボルト、7……板体部、9……リアク
シヨンプレート。
Claims (1)
- 1 車両の進行方向に所要の間隔をおいて並べら
れる角柱状枕木の下面端部にコの字形の浮上用レ
ールを配置し、その浮上用レールの上面に上記枕
木の端面および上面端部に対して係合可能なL字
形の連結板を設け、その連結板と枕木とをボルト
の締付けによつて連結し、上記連結板の枕木上面
に係合する水平な板体部にリアクシヨンプレート
を取付けた磁気浮上式鉄道の軌道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3939586A JPS62197501A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 磁気浮上式鉄道の軌道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3939586A JPS62197501A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 磁気浮上式鉄道の軌道 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197501A JPS62197501A (ja) | 1987-09-01 |
JPH0426361B2 true JPH0426361B2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=12551807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3939586A Granted JPS62197501A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 磁気浮上式鉄道の軌道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197501A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4957506A (ja) * | 1972-08-12 | 1974-06-04 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3939586A patent/JPS62197501A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4957506A (ja) * | 1972-08-12 | 1974-06-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62197501A (ja) | 1987-09-01 |
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