JPH04263126A - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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JPH04263126A
JPH04263126A JP1259891A JP1259891A JPH04263126A JP H04263126 A JPH04263126 A JP H04263126A JP 1259891 A JP1259891 A JP 1259891A JP 1259891 A JP1259891 A JP 1259891A JP H04263126 A JPH04263126 A JP H04263126A
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JP
Japan
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optical system
coil
magnetic
magnetic flux
focus
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Pending
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JP1259891A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kakimoto
柿元 博昭
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学系駆動装置に関する
。本発明装置は、例えば、光ディスク装置等の光学的情
報記録再生装置の光ヘッドの対物レンズをフォーカス方
向及びトラッキング方向の双方に駆動する装置に適用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置においては、光
ディスクに記録されているデータにアクセスするために
、対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向の
2方向に動かす必要がある。このために、従来、フォー
カス方向及びトラッキング方向にそれぞれ独立して磁気
回路とコイルとの組み合わせを用いて駆動していた。
【0003】ところが、近年、アクセスタイムの短縮な
どを目的として、フォーカス方向及びトラッキング方向
の駆動用磁気回路を共通化し、フォーカス用コイル及び
トラッキング用コイルを用いてそれぞれの方向に対物レ
ンズを駆動させるようにし、駆動部総重量の軽減を図っ
た駆動装置が提案されている。そのうちの1つに、2つ
の磁石のN極とS極とを対向させて配置し、その間の磁
束によりコイルに発生する推力を用いて対物レンズを駆
動させるものがある。
【0004】以下、図面を参照しながら、上記従来の駆
動装置を説明する。
【0005】図7は従来の駆動装置の可動部の分解斜視
図であり、図8はその一構成部品の斜視図である。図9
は駆動装置の断面図であり、図10は駆動装置の側面図
である。
【0006】これらの図において、1はキャリッジであ
り、2〜5は該キャリッジの上面に回転可能に取付けら
れたVプーリーである。該Vプーリー2〜5はガイドレ
ール6,7により支持されており、従って該ガイドレー
ルに沿ってトラッキング方向(図7中の矢印A方向)に
キャリッジ1が往復移動可能である。また、8,9はト
ラッキング用コイルであり、キャリッジ1に固定されて
いる。10はレンズホルダーであり、キャリッジ1に取
付けられた2枚の板バネ11,12で支持されている。 これら板バネは平行バネであり、対物レンズ13をフォ
ーカス方向(図7中の矢印B方向)に平行移動させるこ
とができる。14,15はフォーカス用コイルであり、
レンズホルダー10に固定されている。また、20,2
1はN極とS極とが対向する様に配置された永久磁石で
あり、17,18はバックヨークである。これらバック
ヨークは不図示の中継ヨークにより連結されている。
【0007】不図示の光ヘッドより発射されたレーザー
光はキャリッジ1の図示される開口穴1aと反対側の不
図示の開口穴よりキャリッジ1内に入射し、光路折り曲
げのためのミラー30により90度偏向せしめられて、
対物レンズ13を通り、不図示の光ディスクに到達し、
情報の記録再生を行う。
【0008】レンズホルダー10はレーザー光が入出射
する部分以外は壁になっており、剛性が高められている
。上記折り曲げミラー30は、キャリッジ1の突出部上
に固定されており、該突出部がレンズホルダー10内に
挿入されている。
【0009】図9によりフォーカス方向駆動の動作を説
明する。磁石20,21の対向している磁極をそれぞれ
N極及びS極とする。この場合、図中のCの方向に磁界
が生じている。ここで、例えば、フォーカス用コイル1
4,15の下辺部14a,15aに紙面と垂直且つ手前
に向けて等しい電流が流れると、レンズホルダー10は
図中矢印D方向に推力を受ける。このとき、フォーカス
用コイル14,15の上辺部14b,15bには下辺部
14a,15aと逆方向の電流が流れるので、この部分
が磁束と交差しない様にコイル14,15を配置しなけ
ればならない。
【0010】図10によりトラッキング方向駆動の動作
を説明する。磁界は図中矢印C方向に生じているものと
する。ここで、例えば、トラッキング用コイル8,9に
それぞれ矢印E,F方向に電流が流れると、キャリッジ
1に紙面と垂直且つ手前に向けて動かす推力が作用する
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置構成では、次の様な問題点があった。即ち、上
記従来例の磁気回路では、磁気ギャップが大きいので、
磁石20,21の対向端面20a,21aから離れるに
従って磁束密度が減少し、磁気回路を構成する磁石の大
きさの割には小さな磁束密度しか得られない。また、漏
れ磁束がフォーカス用コイルの上辺部14b,15bと
交差しない様にフォーカス用コイル14,15の形状及
び配置等を決定しなければならない。
【0012】そこで、本発明は、以上の様な従来技術の
問題点に鑑み、磁束をコイル近傍に集中して通すことに
より、コイルが横切る磁束密度を高めて効率的に大きな
推力を得ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、光学系を含む可動部の少なく
とも一部が磁気回路の磁気ギャップ中に配置されており
、上記光学系が上記磁気ギャップ中の磁界方向を横切る
2つの方向に移動可能となる様に支持されており、上記
磁界との相互作用で上記光学系を上記2つの方向にそれ
ぞれ駆動するため電流を流す2種類のコイルが上記可動
部に取付けられており、これらコイルのうちの少なくと
も一方の上記相互作用をなす部分に近い上記可動部の部
分が磁性部材からなることを特徴とする、光学系駆動装
置、が提供される。
【0014】本発明においては、上記光学系が光学的情
報記録再生装置の光ヘッドの対物レンズであり、上記2
つの方向が該対物レンズの光軸方向及び該光軸方向と直
交する方向である、態様がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0016】図1、図2及び図3は、それぞれ、本発明
による光学系駆動装置の第1の実施例を示す部分分解斜
視図、部分斜視図及び部分断面図である。また、図4は
本実施例の斜視図である。これらの図において、上記図
7〜図10の従来例に関し説明したと同様の部材には同
一の符号が付されている。
【0017】即ち、1はキャリッジであり、2〜5は該
キャリッジの上面に回転可能に取付けられたVプーリー
である。該Vプーリー2〜5はガイドレール6,7によ
り支持されており、従って該ガイドレールに沿ってトラ
ッキング方向(図4中の矢印A方向)にキャリッジ1が
往復移動可能である。また、8,9はトラッキング用コ
イルであり、キャリッジ1に固定されている。10はレ
ンズホルダーであり、キャリッジ1に取付けられた2枚
の板バネ11,12で支持されている。これら板バネは
平行バネであり、対物レンズ13をフォーカス方向(図
4中の矢印B方向)に平行移動させることができる。1
4,15はフォーカス用コイルであり、レンズホルダー
10に固定されている。また、20,21はN極とS極
とが対向する様に配置された永久磁石であり、17,1
8はバックヨークである。これらバックヨークは中継ヨ
ーク19により連結されている。
【0018】不図示の光ヘッドより発射されたレーザー
光はキャリッジ1の開口穴1aよりキャリッジ1内に入
射し、光路折り曲げのためのミラー30により90度偏
向せしめられて、対物レンズ13を通り、不図示の光デ
ィスクに到達し、情報の記録再生を行う。
【0019】レンズホルダー10はレーザー光が入出射
する部分以外は壁になっており、剛性が高められている
【0020】40は折り曲げミラー30を取付けるため
のチャンネル状の固定台であり、その一部がキャリッジ
1に固定されており、他の一部が水平方向に突出してい
る。該突出部の先端に折り曲げミラー30が固定されて
いる。上記ミラー固定台40は鉄系の磁性材料からなる
【0021】図3から分かるように、該ミラー固定台4
0はフォーカス用コイル14,15の下辺部14a,1
5aに対応する高さに位置しており、下辺部14aに近
い位置から下辺部15aに近い位置までミラー30の下
方を通って磁束を導く様になっている。また、図1から
分かる様に、上記ミラー固定台40のキャリッジ固定部
分はトラッキング用コイル8,9の間に存在している。
【0022】以上の様に構成された本実施例について、
以下その動作を説明する。
【0023】図3に示される様に、N極及びS極を対向
させた磁石20,21により生ぜしめられる磁束は、磁
性材料からなるミラー固定台40に集中する。従って、
図3中にM及びPで示す様なフォーカス用コイル14の
上辺部14bを通る漏れ磁束及びフォーカス用コイル1
5の上辺部15bを通る漏れ磁束が、いずれも減少する
。かくして、磁石20とミラー固定台40との間に挟ま
れたフォーカス用コイル14の下辺部14aに作用する
推力及び磁石21とミラー固定台40との間に挟まれた
フォーカス用コイル15の下辺部15aに作用する推力
が増加し、駆動効率が高められる。
【0024】図5は本実施例装置における磁束密度の分
布データの一例を示すグラフである。本図において、横
軸は磁石20,21間の位置を示し、縦軸は磁束密度を
示す。図中、G,Hは第1図中の磁石20,21の対向
端面上の2つの位置を示している。また、I,Jで挟ま
れる位置にフォーカス用コイル15が配置され、K,L
で挟まれる位置にフォーカス用コイル14が配置されて
いる。△は本実施例のミラー固定台40の代わりに非磁
性体からなる部材を用いた従来の装置(比較例)の場合
を示し、○は本実施例の場合を示す。図示される様に、
磁性体からなるミラー固定台40を用いることにより磁
気ギャップ中の磁気抵抗が減少するので、I,J間及び
K,L間で磁束密度が増加していることがわかる。
【0025】かくして、フォーカス用コイル14,15
の上辺部14b,15bを磁石20,21に近付けても
駆動効率低下が極めて少ないので、フォーカス用コイル
を小型軽量化することができる。
【0026】また、ミラー固定台40のキャリッジ固定
部分に磁束が集中することにより、トラッキング用コイ
ル8,9に作用する推力が増加し、駆動効率が高められ
る。
【0027】更に、本実施例においては、ミラー固定台
40として鉄系の磁性材料からなるチャンネル状のもの
を用いていることにより、以下の利点が生ずる:1. 
 ミラー固定手段の剛性が増し、共振によりキャリッジ
が微小変形しても、その振動がミラーに伝達しにくくな
る; 2.  鉄とガラスとの熱膨張係数の差が小さいため、
ミラー固定台とミラーとの熱膨張率の差により折り曲げ
ミラーに過大な力がかかることがなく、従って光学特性
が劣化することがない。
【0028】図6は本発明による光学系駆動装置の第2
の実施例を示す部分分解斜視図である。本図において、
上記図1〜図4におけると同様の部材には同一の符号が
付されている。
【0029】本実施例において、トラッキング用コイル
9,10(不図示)はキャリッジ1に接着固定されてお
り、フォーカス用コイル14(不図示),15はレンズ
ホルダー10に接着固定されている。そして、キャリッ
ジ1のトラッキング用コイル接着面全体にニッケルメッ
キ等の磁性メッキ(図6において斜線で示されている)
を施し、レンズホルダー10のフォーカス用コイル接着
面の下部及び底面にニッケルメッキ等の磁性メッキ(図
6において斜線で示されている)を施す。この様にして
所望部分を磁性部材となすことにより、上記メッキ位置
に磁束を集中させることができ、上記第1の実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、駆
動のためのコイルの相互作用部分に近い光学系可動部部
分を磁性部材から構成したので、磁束を該磁性部材に集
中させることができ、これにより上記コイルの相互作用
部分に作用する推力を増加させ駆動効率を高めることが
でき、コイルを小型軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学系駆動装置の第1の実施例を
示す部分分解斜視図である。
【図2】本発明による光学系駆動装置の第1の実施例を
示す部分斜視図である。
【図3】本発明による光学系駆動装置の第1の実施例を
示す部分断面図である。
【図4】本発明による光学系駆動装置の第1の実施例を
示す斜視図である。
【図5】本発明による光学系駆動装置の第1の実施例に
おける磁束密度の分布データの一例を示すグラフである
【図6】本発明による光学系駆動装置の第2の実施例を
示す部分分解斜視図である。
【図7】従来の光学系駆動装置の可動部の分解斜視図で
ある。
【図8】従来の光学系駆動装置の可動部の構成部品の斜
視図である。
【図9】従来の光学系駆動装置の断面図である。
【図10】従来の光学系駆動装置の側面図である。
【符号の説明】
1    キャリッジ 2,3,4,5    Vプーリー 6,7    ガイドレール 8,9    トラッキング用コイル 10    レンズホルダー 11,12    板バネ 13    対物レンズ 14,15    フォーカス用コイル17,18  
  バックヨーク 19    中継ヨーク 20,21    磁石 30    折り曲げミラー 40    ミラー固定台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光学系を含む可動部の少なくとも一部
    が磁気回路の磁気ギャップ中に配置されており、上記光
    学系が上記磁気ギャップ中の磁界方向を横切る2つの方
    向に移動可能となる様に支持されており、上記磁界との
    相互作用で上記光学系を上記2つの方向にそれぞれ駆動
    するため電流を流す2種類のコイルが上記可動部に取付
    けられており、これらコイルのうちの少なくとも一方の
    上記相互作用をなす部分に近い上記可動部の部分が磁性
    部材からなることを特徴とする、光学系駆動装置。
  2. 【請求項2】  上記光学系が光学的情報記録再生装置
    の光ヘッドの対物レンズであり、上記2つの方向が該対
    物レンズの光軸方向及び該光軸方向と直交する方向であ
    る、請求項1に記載の光学系駆動装置。
JP1259891A 1991-01-11 1991-01-11 光学系駆動装置 Pending JPH04263126A (ja)

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