JPH04262330A - 双方向性直流スイッチ装置 - Google Patents

双方向性直流スイッチ装置

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Publication number
JPH04262330A
JPH04262330A JP3242846A JP24284691A JPH04262330A JP H04262330 A JPH04262330 A JP H04262330A JP 3242846 A JP3242846 A JP 3242846A JP 24284691 A JP24284691 A JP 24284691A JP H04262330 A JPH04262330 A JP H04262330A
Authority
JP
Japan
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arc
switch device
bidirectional
magnetic
plunger
Prior art date
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Pending
Application number
JP3242846A
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English (en)
Inventor
Mark A Juds
マーク アラン ジュドゥス
Robert A Kihn
ロバート アンドリュー キーン
Peter K Moldovan
ピーター クラウス モルドヴァン
Peter J Theisen
ピーター ジョン スィーセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H9/443Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/12Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in both directions due to the energisation of one or the other of two electromagnets without the storage of energy to effect the return movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/20Bridging contacts
    • H01H1/2083Bridging contact surfaces directed at an oblique angle with respect to the movement of the bridge
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    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/59Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switch and not otherwise provided for, e.g. for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle
    • H01H33/596Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switch and not otherwise provided for, e.g. for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle for interrupting dc

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電力を切り換える
装置に関するものである。特に、性能が電源端子におけ
る電流の極性に関係なく、高電圧直流電力を切り換え可
能にする無極性すなわち双方向性の切換装置に関するも
のである。さらに言えば、本発明は、小型軽量で、密封
され、高所で高電圧直流電力を切り換えることができる
上記形式の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧直流電力は、エネルギを発生して
分配するための最も効率的で信頼性が高く軽量化できる
方法の1つである。高トルク・サマリウムコバルト・ブ
ラシレス直流モータの発達によって、重量及び信頼性を
要求される用途、例えば航空機に使用されている油圧ア
クチュエータを軽量化するための代用物が得られている
。しかし、特に高所で高電圧直流電力を切り換えること
の困難さや、高所での高電圧回路の急冷が可能な従来形
直流スイッチ装置は、重さ及び体積の点から航空機で使
用するスイッチ装置に用いることができない。その結果
、高所で高電圧直流電力を満足に切り換えられないため
に、航空機におけるこの電力の利用が遅れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高所
で高電圧直流電力を切り換えることを可能にする小型で
軽量の双方向性直流スイッチ装置を提供することである
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前部消弧室及
びこの前部消弧室とほぼ同じ広がりでそれに隣接配置さ
れた1対の横に並べられた後部消弧室と、それぞれ固定
接点及びそれから延出したアークランナを備え、アーク
ランナが二股に分かれて形成された前後アークランナが
それぞれ対応の消弧室内へ延出するようにして前後の消
弧室を横切っている1対の互いに離設された導電体と、
それぞれの後アークランナと協働してそれぞれの後部消
弧室へ拡散する経路を形成する導電手段と、可動接点、
及び前記可動接点を移動させて前記固定接点に対してブ
リッジ係合及び離脱させ、固定接点とのブリッジ係合を
解除する可動接点の移動によってその間にアークを発生
させる手段と、アークに対して直角方向に消弧室を横切
る磁界を発生する磁気手段とを有しており、アークの電
流が磁界と結合して、導電体に接続された直流電力の極
性に応じて前または後アークランナのいずれかに沿って
それぞれの消弧室に入るアークの移動を助ける力を発生
できるようにした双方向性直流スイッチ装置を提供して
いる。
【0005】本発明はさらに、可動接点を駆動するため
の電磁作動式リニヤモータを提供しており、モータの構
成部材は成型ハウジングの特殊形状の内部空洞部内に位
置決めされ、ハウジングの一部はさらに磁気手段の一部
分及び前部消弧室を位置決めすると共に可動接点のため
のガイド手段を提供できる形状をしている。
【0006】
【作用】導電体の二股アークランナが固定接点からそれ
ぞれの前後部の消弧室へ延出しており、導電体が横方向
に離れた消弧室を包囲して、その内部のそれぞれのアー
クランナと協働する。このため、可動接点の移動方向に
直角に前記前後部の消弧室を横切る磁界と可動及び固定
接点間に発生したアークの電流により、前記固定接点か
ら前部消弧室または後部消弧室へ向かうアークの移動を
助ける力を発生させるので、アークがそれぞれの端子に
加えられる電力の極性に応じた磁界によって接点から前
室または後室内へ移動する。従って、スイッチ装置への
電源接続部の極性に応じて、アークは前室または後室内
で消滅する。この結果、後室の消弧室を横に並べる独特
の配置,消弧室,電磁リニヤモータ間の同一広がりの前
後配置によって、非常に大きい直流電流を遮断できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本発明の双方向性直流スイッチ装置を内蔵した
密封形電磁接触器2の斜視図である。接触器2は、ケー
ス4の後部に溶接等によって取付けプレート6を取付け
、ケース4の開放した前側部に蓋部8を密封溶接して構
成された金属外装を有している。この説明で使用する「
前」、「後」、「上」、「底」等の方向を表す表現は、
説明をわかりやすくするために便宜上用いられているだ
けであって、本発明の範囲を制限するものではない。こ
こで使用する「小型」の基準として、ケース4及び蓋部
8を有する外装は、3.42インチ(8.7cm)幅、
5インチ(12.7cm)長さ、3.23インチ(8.
2cm) 高さ程度である。蓋部8の両側縁部からフラ
ンジ8aが外向きに突出している。取付けプレート6の
両側部からストラップ6aが前方に突出しており、その
自由端部は側方に突出したフランジ6bとなって、締結
具10によってフランジ8aに取付けられている。
【0008】マルチピンコネクタ12が、ケース4の底
壁に設けられた開口に密封状に取付けられて、外装内の
双方向性直流スイッチ装置のための制御電子機器(図示
せず)と接続できるようにしている。直流電源端子14
、16が蓋部8に密封状に取付けられて、蓋部8から電
気的に絶縁した状態で延出している。端子14、16の
外部に突出した部分にねじ付きの穴が設けられ、端子に
電源コネクタ(図示せず)を取付けるねじ17がはめ込
まれる。
【0009】ほぼT字形をした絶縁板18が、蓋部8の
外側に溶接されたねじ付き支柱8bに螺着される1対の
ナット20によって蓋部8に取付けられている。絶縁板
18は、電源端子14、16及びそれに取付けられた電
源コネクタを互いに隔離すると共に、それらの上方を覆
って電気ショックの危険を減少させる保護カバーとなっ
ている。蓋部8には管状の固定具22も設けられており
、これを介して接触器アセンブリの密封が検査されると
共に、接触器の脱気および不活性ガス等の制御大気媒体
の充填が行われ、その後に固定具22は折り曲げ密封さ
れる。
【0010】次に図2、3、6及び図9を参照しながら
説明すると、双方向性直流スイッチ装置24は、外側の
外装部材4,8を互いに結合する前に、蓋部8に組み付
けられる。リニアモータ26が最初に組み付けられる。 特に図3,図9に示されているように、モータ26は1
対の同一コイル28を有しており、その各々は両端部に
円形フランジ28bを設けた絶縁ボビン28aと、巻線
28cと、絶縁カバー28dとを備えている。
【0011】コイル28は軸方向に端部同士を突き合わ
せて配置され、矩形の磁束ガイド32に形成した円形開
口内に配設される円筒形の黄銅スリーブ30によって分
離されている。スリーブ30は、コイルのボビン28a
の整列した軸方向開口の非磁性連続部を形成して、その
中にプランジャ34を摺動可能に収容できるようになっ
ている。1対の矩形の磁石36も、磁束ガイド32の両
側においてコイル28の隣接端部間に設けられており、
磁束ガイドに磁気接触している。このアセンブリは、絶
縁ハウジング38の空洞部38a内に配置されている。 空洞部38a(図9)には1対のほぼ半円筒形くぼみが
設けられており、中央ウェブで仕切られて、コイル28
、磁石36及び磁束ガイド32をはめ込むことができる
形状になっているため、コイルを正確に位置決めして整
合させることができる。
【0012】ハウジング38は空洞部38aの周縁部に
沿って逃げ部38bを形成して、コイル、磁石及び磁束
ガイドアセンブリを包囲している矩形の磁気フレーム4
0をその中に収容できるようにしている。フレーム40
の下辺には、コイル28の軸線と整合した穴40aが設
けられている。ハウジング38には、穴40aと軸方向
に整合した半円筒形くぼみが設けられており、同様なく
ぼみがハウジングカバー42にも設けられており、この
カバー42は、ハウジング38に被せた時にコイル、磁
石及び磁束ガイドアセンブリを位置決めできる相補形の
空洞部を有している。非磁性駆動ロッド44がプランジ
ャ34の下端部に螺着されて、穴40a及びハウジング
38及びカバー42の対向する半円筒形くぼみによって
形成された穴を通って外部に突出している。カバー42
は適当な締結手段、例えば穴42a及び38c(図9)
に挿通されてナット46(図8)がはめ付けられるねじ
45(図8)でハウジング38に取付けられている。
【0013】ハウジング38及びカバー42にはそれぞ
れ側方に延出したウィング38d,42bが設けられて
おり、これらには電源端子14,16の内端部をはめ込
む整合穴が設けられている。これらの端子には、図6に
16aで示されているような段差状に小径となる環状肩
部が設けられており、これにウィング42bが当接する
。端子14,16は同様であって、それぞれ図6に16
bで示されているようなねじ本体部が設けられて、これ
がウィング38dの開口に挿通されてナット44がはめ
付けられることによって、ハウジング38及びカバー4
2が蓋部8にしっかり固定される。端子14、16の先
端部は、小径のねじ部14c、16cになっており、1
6b等のそれぞれのねじ本体部につながるように円錐台
形の傾斜部分16d(図6)を備えている。
【0014】ハウジング38の後面も、本発明のスイッ
チ装置の他の部材を位置決めできる適当な形状をしてい
る。後面及び上縁部が開放している矩形のポケット部3
8eにほぼ矩形の絶縁ブロック体50(図3,8)が収
容されている。絶縁ブロック体50の上縁部50aに沿
って切り欠きが設けられており、これとハウジング38
とによって形成された溝に後述の導電部材52が収容さ
れている。
【0015】前磁気プレート54がハウジング38の後
面及び絶縁ブロック体50に当接している。詳細には示
されていないが、磁気プレート54の外形は、ハウジン
グ38の後面に形成されたリブと相補的に一致して、プ
レート54を横方向及び垂直方向に位置決めできるよう
になっている。プレート54は、ハウジング38の後面
に開放している矩形くぼみ38f(図3,8)の上に重
なって、そのくぼみ38fの後側を閉鎖するが、その底
部は開放したままである。以下の説明から明らかになる
ように、閉鎖くぼみは、スイッチ装置の可動接点キャリ
アのためのガイド手段の一部になる。
【0016】次に前絶縁カバー56が磁気プレート54
の上に配置され、カバー56及びハウジング38の相補
形状によって同様にハウジング38に対して横方向及び
垂直方向に位置決めされている。特に、カバー56に1
対の側方に延出した矩形ボス56aが設けられおり、こ
れらはハウジング38の前方突出アーム(図5,9)の
上に載っている。カバー56に複数の溝が設けられてお
り、装置の中心から上方外向きに傾斜した列状に並べら
れた非磁性スプリッタプレート58,60がこれらの溝
に収容されている。U字形すなわち折り返し形の中央ア
ークスプリッタプレート62が、電源端子14,16間
においてプレート58,60よりも相当に下方まで延出
して、カバー56の後方突出タブ56b上に載っている
【0017】以下に説明するスイッチ装置を横切る方向
の磁界に影響を与えないようにするため、スプリッタプ
レートは非磁性材、好ましくは銅で形成されている。プ
レート58はプレート60よりも長く、短いプレート6
0と交互に配置されて、プレート58の最下端部間の隙
間がプレート58及び中間プレート60間の狭い隙間よ
りも広くなっている。
【0018】スプリッタプレート58,60,62を収
容する溝を設けた中間絶縁プレート64が、それらのプ
レートを適当な溝内に収容できるようにスプリッタプレ
ートの上に配置されている。図3及び図5にわかりやす
く示されているように、中間プレート64には、折り返
し形スプリッタプレート62の両脚部間の空間にはめ込
まれる前方突出リブ64aが設けられている。
【0019】中間絶縁プレート64の後面には、後向き
に突出した中央リブ64bがプレートの全長に渡って延
在しており、リブ64bの下端部は、折り返し形スプリ
ッタプレート62の下端部と同じ丸みがつけられて、前
方突出タブ56bの上に載っている。中間絶縁プレート
64の後面にはさらに、プレート58,60と同様に配
置された第2組の非磁性スプリッタプレート58’,6
0’を収容して位置決めする溝が設けられている。中間
絶縁プレート64をアセンブリに取付ける時、固定接点
66,68がそれぞれ電源端子14,16に組み付けら
れる。これらの接点66,68は互いに鏡像関係になっ
ている。接点66が図7に斜視図で示されており、接点
66についてのみ以下に詳細に説明する。
【0020】接点は、垂直向きの取付け脚部66a及び
これにほぼ直角に設けられた後方延出脚部66bを有す
る、重ゲージ銅製のほぼL字形の部材である。固定接点
素子66cが脚部66bの下側に取付けられている。ア
ークランナが脚部66bから、最初は脚部66bと同一
の平面上であるがその脚部の後方延出部に直角方向に延
出している。アークランナは二股に分かれて、アークラ
ンナ66d,66eになっている。アークランナ66d
はアークランナ66eよりも相当に長く、幾分鋭角に上
方へ曲がってから、さらに先端部66fで鋭角に曲がっ
ている。第2アークランナは脚部66bからさらに前方
へ延出して、一度だけ上方に曲がっている。脚部66b
には、接点素子66cと同一平面上においてアークラン
ナ66d及び66cの反対側に切り欠きが設けられてい
る。取付け穴66hが垂直脚部66aに設けられており
、この穴66hは、傾斜部分16dと同じ端子14の円
錐台形傾斜部分に対して相補形に座ぐりされている。
【0021】固定接点66,68は、アークランナが絶
縁プレート64の前後表面にまたがるようにして、中間
絶縁プレート64と一緒に設置される。適当な座金と共
に六角ナット70をそれぞれ端子14、16の端部14
c、16cに螺着して、穴66h及び接点68側の穴の
座ぐり部を円錐台形傾斜部分14d及び端子16側の同
様な傾斜部分16dに嵌め付けることによって、固定接
点66、68がそれぞれ端子14,16に固定される。
【0022】次に、前述の導電部材52をスイッチ装置
に組み付ける。導電部材52は、矩形の絶縁ブロック体
50のノッチ50a内にハウジング38に隣接して配置
された平坦な中間部を備えたほぼ逆U字形の部材である
。絶縁ブロック体50及びハウジング38から側方に突
出した点で、導電部材52の両脚部は後方へ曲がって、
ハウジング38及び前絶縁プレート56の側部に沿って
延出している。その後、導電部材52の両脚部52a及
び52bは下向きに延出して、中間絶縁プレート64の
後側の位置で互いに接近するように側方内向きに曲がっ
ており、脚部52a,52bはスプリッタプレート58
’,60’と、さらにアークランナ66e及び固定接点
68の対応のアークランナ68eとほぼ整合している。 両脚部52a及び52bは蛇行状に下向きに延出して、
その先端部は固定接点66,68付近にあって、ノッチ
66g及び固定接点68の対応ノッチ68gに隣接して
いる。
【0023】1対のチャネル形絶縁体72が、アーム3
8gの下面及びハウジング38のアーム38gから下方
に離して設けられた第2対のアーム38hの上面に形成
されたスロットに摺動可能に組み付けられる。次に、後
絶縁カバー74が、スプリッタプレート58’,60’
及び中間絶縁プレート64の中央リブ64bに当接する
ように組み付けられる。後絶縁カバー74の内側すなわ
ち前面には、スプリッタプレート58’,60’を収容
するスロットが設けられている。詳細には説明しないが
、変更例として繊維板絶縁体等の後面にスプリッタプレ
ート58’,60’を収容する適当なスロットを設けて
それらを位置決めできるようにしてもよく、カバープレ
ート74を繊維板絶縁体と噛み合う適当な構造を設けれ
ば、それらの組付けが簡単になる。いずれの構造におい
ても、矩形の絶縁ブロック体50、導電部材52、前磁
気プレート54、絶縁カバー56、中間絶縁プレート6
4、チャネル形絶縁体72、後絶縁カバー74及びスプ
リッタプレート58,60,62,58’,60’のア
センブリ全体は、ハウジング38、前カバー56の矩形
ボス56a及び後カバー74の整合穴に挿通されてナッ
ト78がはめ付けられる1対のねじ76(図2)によっ
てハウジング38に組み付けた状態で保持されている。
【0024】図2及び図3に示されているように、カバ
ー74の後面には4点星形をした浅いくぼみ74aが設
けられている。このくぼみ74aは、図2に示されてい
るように、5つの永久磁石80〜88を星形配列に位置
決めする。この配列では、磁石84,86が固定接点6
6,68と整合し、磁石80がアークランナ66e,6
8eと整合し、磁石82,88がアークランナ66d,
68dと整合している。
【0025】後磁気プレート90が磁石80〜88及び
絶縁カバー74を覆うように設けられて、ハウジング3
8、カバー74及びプレート90のタブ90aの側方開
放形スロットの整合穴に挿通されてナット94がはめ付
けられるねじ92によってそれらに機械的に当接した状
態で保持されている。磁気プレート54,90の上端部
は直角に折り曲げられて、整合状態で互いに向き合うよ
うに突出しており、それぞれの部材の隣接縁部が突き合
わされて(図6)、スイッチ装置の外側の周囲に磁路を
完成させている。磁気プレート90の上脚部の中央に、
アークガスの通気開口となるノッチ90b(図3)を設
けてもよい。
【0026】上記部材のアセンブリから得られる構造体
によって、図5に示されているような、アークランナ6
6d,68dがスプリッタプレート58の下縁部に沿っ
て上向きに拡散する前部消弧室が形成されている。折り
返しスプリッタプレート62がそれぞれの固定接点間に
垂下して、前部消弧室内に形成されるアークの第1分割
を行う。1対の側方に隣接した後部消弧室が、中間絶縁
プレート64と後絶縁カバー74との間に形成されてい
る。アークランナ66e及び固定接点68側のアークラ
ンナ68eは、スイッチ装置の中心に向かって傾斜した
後、スプリッタプレート58’の下端部に向かって上向
きに延出している。導電部材52の両脚部52a,52
bはそれぞれアークランナ66e,68eと協働して、
固定接点の66g等のノッチから消弧室内への拡散路を
形成している。前後の消弧室に中間絶縁プレート64を
加えた全幅は、固定接点66,68の固定接点素子66
c,68cの幅とほぼ同じである。
【0027】これによって、前後及び左右の両寸法の点
で非常に小型のスイッチ装置が得られる。永久磁石80
〜88はその幅方向に分極されており、それぞれの消弧
室を通る前後方向の磁界B(図10,11)が形成され
、プレート54,90は、スイッチ装置の外側周りに磁
路を、それぞれの消弧室の横方向にエアギャップを形成
している。
【0028】可動接点アセンブリ100が、スイッチ装
置24及びリニヤモータ26に組み付けられる。可動接
点アセンブリには成型絶縁接点キャリア102が設けら
れており、キャリア102の支点102a上に可動接点
104が回動可能に取付けられている。可動接点104
は、Z字形絶縁クリップ106によって支点102aに
押し付けられており、絶縁クリップ106の一方の脚部
はキャリア102の棚部102bの上に重なり、他方の
脚部は可動接点104の上に重なっている。
【0029】図3に示されているように、チャネル形駆
動リンク108が前端部で接点キャリア102に引っか
けられて、接点キャリアの下表面に近接した位置で後方
に延出している。キャリア102の棚部102bの部分
に穴102cが設けられ、それにピン110が挿通され
ている。ピン110の上端部は、Z字形絶縁クリップ1
06の棚部102bの上に重なっている脚部の下側に当
接した状態でねじ112またはその他の適当な締結具に
よって固定されている。ピン110の下端部には小径突
起110aが設けられており、その突起に設けられた環
状溝にC字形クリップ114をはめ込むことによって、
ピン110が駆動リンク108に固着させる。
【0030】駆動リンク108の前端部は、ピン110
の突起110aに類似した小径突起44aを設けた駆動
ロッド44の下端部に取付けられている。ロッド44及
び小径突起44aによって形成された環状肩部が駆動リ
ンク108の上表面に当接している。突起44aに環状
溝が設けられており、これにC字形クリップ116をは
め込むことによって、駆動ロッド44の下端部が駆動リ
ンク108に固着される。圧縮コイルばね118が駆動
リンク108と接点キャリア102との間において駆動
ロッド44に巻装されて、駆動リンク108をキャリア
102から下向きに離れる方向へ押し付けているため、
クリップ106を棚部102b及び可動接点104上に
しっかり当接させた状態に保持することができる。
【0031】可動接点104の両端部は、脚部66b,
68bの取付け方向、アークランナ66d,66eの基
部分、及び固定端子68の対応部分に平行である平面上
において互いに接近するように上向きに曲げられている
。可動接点素子104a,104bが可動接点104の
傾斜端部に取付けられている。可動接点アセンブリ10
0は、可動接点素子104a,104bをそれぞれ固定
接点素子66c,68cに対して係脱できるように、垂
直方向に往復直線移動可能に設けられている。
【0032】接点キャリア102は、キャリアと一体成
型されて棚部102bから上向きに延出している1対の
直立脚部102dによって垂直方向摺動可能に案内され
る。脚部102dの横方向全幅はくぼみ38fの幅とほ
ぼ同じであり、脚部102dの前後深さは磁気プレート
54で覆った時のくぼみ38fの前後深さとほぼ同じで
ある。くぼみ38fを形成しているハウジング38の壁
は、ハウジング38の下縁部よりも下方に延出しており
、キャリア102に形成された溝と協働する側方外向き
フランジを設けてもよい。
【0033】このようにして完成されたスイッチ装置の
アセンブリを蓋部8に組み付けてから、ケース4をスイ
ッチ装置に被せて、その開放端部を蓋部8の張り出し後
縁部内にはめ込む。ケース4と蓋部8との接合部の周り
全体を溶接することによって密封する。フランジ8a,
6bは締結具10で結合して、溶接に対する機械的破壊
力に対抗する一体性を増大させることができるようにす
る。外装の内部を管22を介して排気して不活性ガスを
充填し、充填処理が完了してから管22を折り曲げ閉鎖
するか、その他の方法で密閉する。
【0034】次に、本発明のスイッチ装置の作用につい
て説明する。電源導体をねじ17で端子14、16に接
続する。端子に供給される電力の極性は、本スイッチ装
置にとっては重要ではない。それぞれの前後消弧室を通
る磁界Bは、図4,5,10,11において紙面に垂直
方向の前後に向かっている。リニヤモータ26は、やは
り外装内に収納されている接触器の電子機器(図示せず
)にマルチピンコネクタ12を介して接続しているワイ
ヤを介して遠隔位置から制御される。適当なコイル28
が励磁されると、フレーム40内に磁気パターンが形成
されて、これによってプランジャ34がフレームの上壁
に当接するように引き付けられる。
【0035】この位置になると、励磁コイル28が消勢
された後にプランジャをこの上昇位置に維持する保持路
を永久磁石36が形成する。プランジャ34が上昇位置
にある時、駆動ロッド44が駆動リンク108を引き上
げるため、駆動リンク108とキャリア102との間の
ばね118の弾性連結によって接点キャリア102が上
昇する。可動接点素子104a,104bが固定接点素
子66c,68cと係合すると、ばね118が圧縮して
接点閉鎖圧力を可動接点に与える。ばね118が収縮す
ると、ピン110がキャリア102に対して移動できる
ので、Z字形クリップ106は可動接点104から離れ
て上昇するため、接点に対して対向力を与えない。
【0036】同様に、信号が他方のコイル28に与えら
れると、フレーム40内に逆の磁束パターンが形成され
るため、プランジャはフレーム40の下壁まで引き付け
られて、駆動ロッド44がモータハウジング38,42
から伸長した位置へ移動して突出する。この時、駆動ロ
ッド44が駆動リンク108を引き下げるが、駆動リン
ク108の前端部のフックによってキャリア102と共
にピン110,Z字形クリップ106も駆動リンク10
8と一緒に移動する。この移動によって、可動接点素子
104a,104bが固定接点素子66c,68cから
分離するため、固定接点と可動接点との間に電気アーク
が発生する。
【0037】図3,9に示されてるように、プランジャ
34は下端部付近に小径のアンダーカット34aを有し
ている。このアンダーカット34aは、プランジャとフ
レーム40の下端部との間の磁束,保持力強さを減少さ
せる磁束制限器として機能するため、コイル28を同一
にすることができ、経済的利点が得られる。プランジャ
34が上昇位置に磁気的に保持されると、接点が閉じて
、接点圧力ばね118を圧縮するため、プランジャに保
持解除付勢力が加えられ、それぞれのコイルを助ける。 プランジャが降下位置に磁気的に保持されている時には
、ばね118は援助を行わないので、従って保持力の強
さは磁束の制限,磁気吸引力の減少によって減少する。 後者は、フレーム40と密着するプランジャ34の上端
部の全体面積に比べてプランジャ34と係合する穴40
aの周囲の表面積が小さいことによって、さらに減少す
る。
【0038】図10,11に示されているように、スイ
ッチ装置に接続される電源の極性によって、アークを中
断するために前後のいずれの消弧室が作動するかが決定
される。図10に示されているように、正電荷を端子1
6に接続し、負電荷を端子14に接続すると仮定すると
、アークに流れる電流は、固定接点素子68cから可動
接点素子104bへ流れ、可動接点104を通って他方
の接点素子104aから固定接点素子66cへ流れる。 磁界Bが前後方向、すなわち紙面に垂直方向に加えられ
ると、磁界,電流方向が協働して、アークをスイッチ装
置の中心に向かう内向きに進ませる力をアークに与える
【0039】この時、前部消弧室が作動して、アークは
可動接点に沿って移動する結果、それぞれの可動接点か
ら折り返し形スプリッタプレート62へ導かれるため、
スプリッタプレート62の電荷が固定接点66の電荷以
上まで上昇する。従って、両接点素子104a,104
bのアークは、可動接点から固定接点のアークランナ6
8d,66dへ移動し、それぞれのアークランナと折り
返し形スプリッタプレート62との間の拡散形部分へ入
る。室の両側のアークは最終的にスプリッタプレート5
8間の幅が広いギャップに進められて、複数のアーク,
アークセグメントに分割され、これらのセグメントは、
それぞれプレート58と中間プレート60との間を移動
する時に最終的にさらに2つのセグメントに分割される
ため、アーク電圧は上昇し、アーク電流はゼロになるま
で低下する。
【0040】電源の極性が、図11に示されているよう
に逆向きに端子14,16に接続された場合、アークの
電流は固定接点素子66cから可動接点素子104aへ
流れ、可動接点104を通って可動接点素子104bか
ら固定接点素子68cへ流れる。電流がこのように流れ
、磁界Bが紙面に垂直方向に向けられると、電流,磁界
の結合効果によって、アークをそれぞれのノッチ66g
,68gによって形成された空間内へ横方向外向きに進
める力が発生する。
【0041】アークは可動接点66から導電部材52の
脚部52aへ移動し、アークランナ66eの後側と脚部
52aとの間の拡散形経路に沿って進み、アークは長い
スプリッタプレート58’間の幅が広いギャップに入っ
て広がる。この時、アークは複数の分割アークになり、
それらは続いてスプリッタプレート58’と短い中間ス
プリッタプレート60’との間の狭い空間に入るため、
アークはさらに多数の分割アークセグメントに分割され
、その各々で抵抗が上昇し、電流がゼロになる。この間
、導電部材52の反対側の脚部52bの極性は正となり
、固定接点素子68cに引かれたアークは、可動接点素
子104bから脚部52bへ移動し、その脚部,アーク
ランナ68eの後面に沿って上昇することによって、ア
ークが上昇してスプリッタプレート58’内へ入り、続
いてこれらのプレートと中間プレート60’との間に入
ってアークが長くなることによって多数の短いセグメン
トに分割され、アークの電圧がやはり上昇して、アーク
の電流はゼロになる。
【0042】従って、スイッチ装置への電源接続部の極
性に応じて、アークは前室または後室内で消滅する。後
室の消弧室を横に並べる独特の配置、,消弧室,電磁リ
ニヤモータ間の同一広がりの前後配置によって、非常に
大きい直流電流を遮断できる特に小型のアセンブリとな
る。本発明の接触器を好適な実施例について以上に説明
してきたが、本発明の範囲内において様々な変更を加え
ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、固定接点素子,可動接
点素子間に発生したアークは、それぞれの端子に加えら
れる電力の極性に応じた磁界によって接点から前室また
は後室内へ移動して消滅するので、非常に大きい直流電
流を遮断でき、特に小型のスイッチ装置として構成でき
る。電磁モータは、寸法制度が容易な成型ハウジング内
に位置決めできる形状にすることによって、低い製造コ
ストで正確に位置合わせして容易に組み付けることがで
きる。電磁モータは、成型ハウジング部材(38、42
) を用いてモータ部品を位置決め固定することによっ
て、製造組立が容易で低コストになる。本装置は、特に
軽量小型装置を必要とする高電圧高電流用途に適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双方向性直流スイッチ装置を有し
、後側部を下に、前側部を上向きに配置してマルチピン
コネクタが底側から延出している密封電磁接触器の斜視
図である。
【図2】図1に示されている接触器の、外装を破断して
本発明の双方向性直流スイッチ装置を露出させた背面図
である。
【図3】図2のほぼ3ー3線に沿った図1,2の接触器
の断面図である。
【図4】図3のほぼ4ー4線に沿ってスイッチ装置の後
消弧室を通る接触器の断面図である。
【図5】ケースから取り外した本発明の双方向性直流ス
イッチ装置の、図3のほぼ5ー5線に沿って前部消弧室
を通る断面図である。
【図6】本発明に係る双方向性直流スイッチ装置の、図
4のほぼ6ー6線に沿って一方の電源端子を通る断面図
である。
【図7】本発明の双方向性直流スイッチ装置の固定接点
の斜視図である。
【図8】ハウジング部材,可動接点キャリアのための案
内路を示す、図3の8ー8線に沿った断面図である。
【図9】本発明のスイッチ装置の電磁作動式リニヤモー
タ駆動手段の展開斜視図である。
【図10】室内のアーク移動を示すための接点構造、ア
ークランナ,前部消弧室の概略図である。
【図11】図10と同様な、室内のアーク移動を示すた
めの接点構造、アークランナ,後消弧室の概略図である
【符号の説明】
14、16 電源端子 26 電磁モータ 52 導電部材 54 磁気プレート 66、68 固定接点 66c,68c 固定接点素子 66d,68d 前アークランナ 66e,68e 後アークランナ 66f,68f 前アークランナの先端部80、82、
84、86、88 永久磁石90 後磁気プレート 104 可動接点

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源に接続可能とされ、各々が固定接
    点(66c,68c)と二股アークランナとを有する1
    対の離設した導電体(66,68) であって、該二股
    アークランナが前記固定接点から延出して他方の各二股
    アークランナ側に集束しかつ1対の前アークランナ(6
    6d,68d) 及び後アークランナ(66e,68e
    ) に対応して設けられているものと、前記前アークラ
    ンナ(66d,68d) が配置され、その先端部(6
    6f,68f) が内部に拡散している前部消弧室(図
    10)と、前記後アークランナ(66e,68e) の
    各々が内部に1つずつ配置されている、側方に並んだ1
    対の後部消弧室(図11)と、前記後消弧室内において
    前記1対の離設した導電体の外側部に間隔をおいて設け
    られ、それぞれの前記後アークランナとともに各固定接
    点からそれぞれの前記後部消弧室内へ拡散している導電
    手段(52)と、可動接点(104) と、該可動接点
    を移動させて前記固定接点とブリッジ係合及び離脱する
    駆動手段(26)と、前記可動接点の移動方向に直角に
    前記前後部の消弧室を横切る磁界を形成し、この磁界と
    前記可動及び固定接点間に発生したアークの電流とによ
    って、前記直流電源に接続された時の前記1対の離設し
    た導電体の極性に従って前記固定接点から前記前部消弧
    室または後部消弧室へ向かう所定方向への前記アークの
    移動を助ける力を発生する磁界形成手段(54、80、
    82、84、86、88、90)とを含んでいることを
    特徴とする双方向性直流スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 それぞれの前部または後部消弧室の前後
    幅は、前記固定接点(66c,68c) の対応幅のほ
    ぼ半分であることを特徴とする請求項1の双方向性直流
    スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記導電手段(52)は電気的に連続し
    ていることを特徴とする請求項1の双方向性直流スイッ
    チ装置。
  4. 【請求項4】 各消弧室は、複数の平行スプリッタプレ
    ート(58、60、62、58’、60’)が横方向に
    互いに離して前記アークランナ及び導電手段の拡散部分
    に近接して配置され、前記前部消弧室(図10)は横方
    向の中心位置に細長い折り返し形スプリッタプレート(
    62)を含み、前記前アークランナ(66d,68d)
     間を延出して前記前部消弧室をほぼ2分割することを
    特徴とする請求項3の双方向性直流スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記前後部の消弧室間に配置さ
    れた中間絶縁手段(64)と、前記前部消弧室の前面及
    び前記1対の離設した導電体の上に重なる前絶縁カバー
    (56)と、前記後部消弧室の後面及び前記1対の離設
    した導電体の上に重なる後絶縁カバー(74)とを有し
    ており、前記磁界形成手段は、前記前絶縁カバーに隣接
    して設けられた前磁気プレート(54)と、前記後絶縁
    カバーに隣接して設けられた後磁気プレート(90)と
    、前記前後磁気プレートを連結する磁気手段と、前記磁
    気プレートの少なくとも一方に隣接して設けられた永久
    磁石手段(80、82、84、86、88)とを有して
    いることを特徴とする請求項4の双方向性直流スイッチ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記永久磁石手段は、前記絶縁カバーの
    一方(74)と隣接の磁気プレート(90)との間に配
    置されていることを特徴とする請求項5の双方向性直流
    スイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記永久磁石手段は、前記固定接点(6
    6c,68c) 付近及びそれぞれ対応の前記アークラ
    ンナの拡散端部(66f,68f,66e,68e) 
    付近に配置されていることを特徴とする請求項6の双方
    向性直流スイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記中間絶縁手段(64)は、それぞれ
    の前記導電体(66、68) の前記二股アークランナ
    (66d,66e;68d,68e) 間に延在してい
    ることを特徴とする請求項7の双方向性直流スイッチ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記スプリッタプレート(58、58’
    、60、60’、62)は非磁性体であることを特徴と
    する請求項8の双方向性直流スイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動手段(26)は、成型絶縁ハ
    ウジング(38)を有する電磁作動式リニヤモータと、
    前記可動接点(104) に平行に移動可能である軸方
    向往復移動プランジャ(34)と、前記可動接点を前記
    プランジャに結合する手段とを有しており、前記ハウジ
    ングの1つの表面は、前記前磁気プレート(54)及び
    前カバー(56)を当接させて収容できる相補形をして
    おり、前記結合手段は、往復直線移動するように案内さ
    れる、前記可動接点を取り付けた接点キャリア(102
    ) と、前記キャリアを前記プランジャに弾性的に結合
    する手段(44、116、118)とを有していること
    を特徴とする請求項5の双方向性直流スイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリア(102) は、前記可
    動接点の前記移動方向に細長いガイド手段(102d)
    を有しており、前記ハウジングの前記面は、前記キャリ
    アの移動を案内する前記ガイド手段を収容する相補形手
    段(38f) を有していることを特徴とする請求項1
    0の双方向性直流スイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記相補形手段は、前記ハウジングの
    前記面に細長い溝(38f) を有しており、前記溝は
    端部が開放した状態で前記前磁性プレート(54)で覆
    われており、前記キャリアガイド手段は、前記開放端部
    から前記溝内に摺動可能に収容された1対の直立脚部(
    102d)を有していることを特徴とする請求項11の
    双方向性直流スイッチ装置。
  13. 【請求項13】 前記モータ(26)は、矩形の磁気フ
    レーム(40)と、軸方向開口(28a) を備えてお
    り、前記フレーム内に端部同士を突き合わせて軸方向に
    並べられた1対のコイル(28)と、前記フレームの両
    端部間において前記コイルの軸方向開口内を摺動可能な
    プランジャ(34)とを有しており、前記成型絶縁ハウ
    ジングは、前記フレーム及び前記コイルを収容して位置
    決めできる相補形をした内部空洞部(38a,38b)
     を有していることを特徴とする請求項10の双方向性
    直流スイッチ装置。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングは、前記コイル(28
    )の軸線に平行な平面に沿って第1(38),第2(4
    2)部分に分割して前記空洞部(38a、38b) を
    露出することによって、前記フレーム(40)及びコイ
    ル(28)を組付け可能にすることを特徴とする請求項
    13の双方向性直流スイッチ装置。
  15. 【請求項15】 前記フレーム(40)の一端部に前記
    プランジャ(34)よりも小径の穴(40a) が設け
    られ、前記ハウジングには前記フレームの穴に整合した
    穴が設けられており、前記プランジャ(34)を前記接
    点キャリア(102) に結合する前記手段は、前記穴
    に挿通されて前記プランジャに取付けられた非磁性ピン
    (44)を有していることを特徴とする請求項13の双
    方向性直流スイッチ装置。
  16. 【請求項16】 前記モータはさらに、前記コイル(2
    8)の互いに隣接した端部間に配置された永久磁石(3
    6)を有しており、この永久磁石によって、それぞれの
    コイルを励磁したままにすることなく前記プランジャ(
    34)をそれぞれの端部位置に保持できることを特徴と
    する請求項13の双方向性直流スイッチ装置。
  17. 【請求項17】 前記フレームの前記一端部における前
    記フレーム及びプランジャ間の係合表面積は、前記穴(
    40a) を取り囲む狭い外周面積を有しており、前記
    面積は前記フレームの他端部側の対応の係合面積よりも
    小さく、それによって前記他端部よりも前記一端部の磁
    気保持力の方が小さくなっていることを特徴とする請求
    項16の双方向性直流スイッチ装置。
  18. 【請求項18】 前記プランジャ(34)が前記フレー
    ム(40)の他端部と係合した時、前記可動接点(10
    4) は前記固定接点(66c,68c) とブリッジ
    係合状態に保持され、前記キャリア(102) を前記
    プランジャに弾性的に結合する前記手段は、前記磁気保
    持力に対抗する付勢力を前記プランジャに与えることを
    特徴とする請求項17の双方向性直流スイッチ装置。
  19. 【請求項19】 前記プランジャ(34)は、前記フレ
    ームの一端部と係合する前記端部付近に小径の環状溝(
    34a) を備えており、前記溝が前記プランジャの前
    記端部における磁束を制限することによって、前記フレ
    ームの下端部における磁気保持力をさらに減少させてい
    ることを特徴とする請求項18の双方向性直流スイッチ
    装置。
  20. 【請求項20】 前記コイル(28)は同一であって、
    前記キャリア(102) を前記プランジャに弾性的に
    結合する前記手段は、前記コイルの一方を助けて、前記
    フレームの前記他端部における前記磁気保持力に打ち勝
    つようにしたことを特徴とする請求項19の双方向性直
    流スイッチ装置。
JP3242846A 1990-08-29 1991-08-28 双方向性直流スイッチ装置 Pending JPH04262330A (ja)

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