JPH04262018A - 自動車のエンジン冷却装置 - Google Patents

自動車のエンジン冷却装置

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JPH04262018A
JPH04262018A JP4393991A JP4393991A JPH04262018A JP H04262018 A JPH04262018 A JP H04262018A JP 4393991 A JP4393991 A JP 4393991A JP 4393991 A JP4393991 A JP 4393991A JP H04262018 A JPH04262018 A JP H04262018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intercooler
engine
radiator
vehicle body
core surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4393991A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisaku Ebisu
英策 胡子
Keiji Araki
啓二 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP4393991A priority Critical patent/JPH04262018A/ja
Publication of JPH04262018A publication Critical patent/JPH04262018A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインタークーラを備えた
過給エンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、過給機エンジンを備えた自動車に
おいては、吸気の充填効率を高めるために、過給機のコ
ンプレッサの下流側の吸気通路にインタークーラを設け
ているものが多い。このインタークーラは、一般にエン
ジンの上方にコア面をほぼ水平にした状態で配置され、
ボンネットに設けたスクープから走行風をインタークー
ラのコア面に導入するようになっている。
【0003】ところで、クランク軸を車体前後方向に向
けて車体に取付けられたV型エンジンであって、その左
右バンクの中央に機械的過給機(スーパーチャージャ)
を配置したものにおいては、エンジンの上方にインター
クーラを配置するスペースがないため、例えば特開平1
−240734号公報に開示されているように、インタ
ークーラをそのコア面が車体前方に向くようにしてエン
ジンの前側に配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンジンの
前側にはエンジン冷却水のためのラジエータが配設され
ているため、前方からみてインタークーラのコア面とラ
ジエータのコア面とが重なり合い、インタークーラの冷
却性が低下するという問題があった。また、エンジンの
上方に配置される吸気系の部材に対しては、できるだけ
低温の走行風を当てることが望ましいが、ラジエータが
その前方に配置されていると、走行風がラジエータのコ
アを通過することによって暖められるため、吸気系の冷
却に関しても不利になるという問題があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、インタークーラを備えたエンジンのラジエータに
対するインタークーラの相対的配置を適切に行なうこと
によって、エンジンルームの空間を有効に利用しつつイ
ンタークーラの冷却性を高めたエンジン冷却装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ラジエータ
およびインタークーラを、それらのコア面がともに車体
前方に向くように配設するとともに、上記インタークー
ラのコア面の少なくとも一部を、車体前方からみてラジ
エータのコア面の上方に露呈させることによって上記目
的を達成している。
【0007】具体的には、上記エンジンはV型エンジン
であり、このエンジンで駆動される機械式過給機とこの
過給機に吸気を導入するための吸気通路とがエンジンの
左右のバンク間に設けられている。
【0008】さらに上記インタークーラは、車体に取付
けられたラジエータの後方においてエンジンに取付けら
れており、かつ上記インタークーラのコア面が、車幅方
向からみて前方に傾斜するボンネットラインに対してほ
ぼ直角をなすように配設されている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例に係わるエンジンの平面図
を示し、エンジン1は、図の上下方向を車体前後方向お
よびクランク軸方向として左右に対向する一対のバンク
を有するV型6気筒エンジンで、その左右の各バンクの
シリンダ列の上面にはシリンダヘッド20a、20b(
図3参照)がそれぞれ取付けられ、その各シリンダヘッ
ド20a、20bの上面に左右のシリンダヘッドカバー
2a、2bがそれぞれ組付けられている。エンジン1の
左右のVバンク間には、機械式過給機としてのリショル
ム式スーパーチャージャ3が配設されている。このスー
パーチャージャ3は、エンジン1の前方側(図1の下方
側)に装着されたプーリ3aによりクランク軸(図示は
省略)からベルトを介して常時回転駆動されるようにな
っている。スーパーチャージャ3の後部にはこのスーパ
ーチャージャ3に吸気を導入する吸気導入部3bが設け
られており、この吸気導入部3bに吸気通路4の上流部
を構成する吸気ダクト5が接続されている。また、図2
に示すように、スーパーチャージャ3のほぼ中央部にお
いて上方へ開口して吸気を前方に吐出する吸気吐出部3
cが前方に向って延びている。
【0010】スーパーチャージャ3の前方にはインター
クーラ21が配設されている。このインタークーラ21
は、全高を低くするために左右方向に幅広とされたコア
部26、27(図3参照)の面を車幅方向と平行に、か
つ前方へスラントしているボンネットライン35に対し
てほぼ直角となるように傾斜した状態でエンジン1に固
定されている。このインタークーラ21は、その車幅方
向のほぼ中央部の上方側からエンジン1側に向って延び
る吸気入口部22を備えており、この吸気入口部22に
スーパーチャージャ3の吸気吐出部3cが接続され、吸
気通路4のスーパーチャージャ下流部が形成されている
。インタークーラ21は、図1に示すように、その左右
端の上方側に吸気出口部23、24を備えており、この
吸気出口部23、24が、左右バンクのシリンダヘッド
カバー2a、2bの上方に配設されたサージタンク7a
、7bの上流端と接続されている。そしてこのサージタ
ンク7a、7bからは各バンクの気筒毎の燃焼室へ吸気
通路が分岐して接続されている。
【0012】一方、図2に示すようにスーパーチャージ
ャ3の吸気吐出部3cから分岐して合流バイパス通路8
が設けられており、この合流バイパス通路8にはエンジ
ン低負荷運転時(ブースト0mmHg以下)に開弁する
ON−OFF作動式のバイパス弁9が設けられている。 また、インタークーラ21の吸気入口部22には、リン
ク機構15を介してバイパス弁9と連結されてこのバイ
パス弁9と開閉が逆になるように連動するインタークー
ラバイパス弁16が設けられている。そして上記バイパ
ス通路8はその下流端が3方に分岐して開口する分岐部
8aを形成しており、そのうちの1つの開口には、スー
パーチャージャバイパス通路10の一端が接続されてい
る。上記バイパス通路10の他端は、スーパーチャージ
ャ3の吸気導入部3bとその上流側の吸気ダクト5との
接続部に連通している。また分岐部8aの他の2つの開
口には、下流端がそれぞれ左右のサージタンク7a、7
bに接続されてインタークーラ21をバイパスする左右
のインタークーラバイパス通路11a、11bの上流端
が接続されている。スーパーチャージャバイパス通路1
0には負圧作動式のエアバイパスバルブ12が設けられ
ており、このバルブ12は、エンジン低負荷運転時に全
開し、負荷が大きくなって過給運転域 (ブースト0m
mHg以上)になると負荷に応じてリニアに閉じて行き
、高負荷運転時に全閉となるように作動する。さらに合
流バイパス通路8の分岐部8aの上部に、ブローバイガ
スを吸気系へ導入するためのブローバイガス導入部8b
が設けられている。このブローバイガス導入部8bには
ブローバイガス供給通路14の下流端が接続され、通路
14の上流端は、左バンクのシリンダヘッドカバー2a
の後部上面に設けられたブローバイガス流通部13に接
続されている。
【0012】インタークーラ21は、図4に示されてい
るように、左右の吸気出口部23、24の外側に上下方
向に延びたリブ状のブラケット取付部28、29をそれ
ぞれ備えており、この左右のブラケット取付部28、2
9に、左右のブラケット30、31がそれぞれ円柱状の
マウントラバー32、32を介して連結されている。ブ
ラケット30、31はそれぞれ左右のシリンダヘッド2
0a、20bの外側壁に固定されており、図の右側のブ
ラケット31はさらにシリンダヘッド20bの前面壁に
も固定されている。また、左右の吸気出口部23、24
の開口部23a、24aと左右のサージタンク7a、7
bの上流端との接続部分もそれぞれマウントラバー33
、33を介して結合されている。
【0013】インタークーラ21の中央部には、吸気入
口部22から流入する吸気を左右の冷却部であるコア部
26、27へ分流させるための吸気入口側タンク25が
設けられている。このタンク25は、下方へ向うに従っ
て左右方向幅が狭くなっており、その左右に走行風当た
り面となるコア部26、27が、前方からみてボンネッ
トライン35に沿うようにほぼ扇形に配設されている。
【0014】このようにコア部26、27の面を車体前
方側に向けて、かつ側面からみてボンネットライン35
に対しほぼ直角となるように傾斜してエンジン1の前方
に配設されたインタークーラ21のさらに前方には、ラ
ジエータ36がそのコア面を車体前方に向けてインター
クーラ21に近接し車体に固定されている。この場合、
インタークーラ21とラジエータ36とは、車体前方側
からみて、インタークーラ21のコア部26、27の前
面の少なくとも一部がラジエータ36のコア面の上方に
露呈する位置関係をもって配置されている。このような
配置によって、車体のエンジンルーム上方をボンネット
の下面に沿って流れる走行風を直接インタークーラ21
のコア部26、27に当てることができ、スーパーチャ
ージャ3で過給されて温度の上昇した吸気に対する冷却
性を向上させることができる。そしてこの場合、インタ
ークーラ21のコア部26、27の前面が車幅方向から
みてボンネットライン35に対してほぼ直角となるよう
に傾斜しているため、走行風を有効に利用することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エンジンルーム上方を流れる走行風をインタ
ークーラに当ててその冷却性を高めることができ、かつ
ラジエータを通過した走行風よりも温度の低い、インタ
ークーラを通過した走行風を吸気系の周囲に導くことが
できるから、吸気充填効率を十分に高めることができる
。また、インタークーラのコア面を車幅方向からみてボ
ンネットラインに対して直角になるように配置すること
により、走行風を有効に利用してインタークーラの冷却
性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体的構成を概略的に示す平
面図である。
【図2】図1の要部を示す側面図である。
【図3】インタークーラの正面図である。
【図4】インタークーラの平面図である。
【符号の説明】
1            エンジン 3            スーパーチャージャ21 
         インタークーラ22       
   吸気入口部 23、24    吸気出口部 26、27    インタークーラのコア部28、29
    ブラケット 35          ボンネットライン36   
       ラジエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クランク軸を車体前後方向に向けて車
    体に取付けられた過給エンジンの吸気通路にインターク
    ーラが設けられ、このインタークーラがそのコア面を車
    体前方に向けてエンジンの前方に配設された構成におい
    て、車体前方部にコア面を前方に向けてラジエータが配
    設され、上記インタークーラは、そのコア面の少なくと
    も一部が、車体前方からみて上記ラジエータのコア面の
    上方に露呈するように配置されていることを特徴とする
    自動車のエンジン冷却装置。
  2. 【請求項2】  上記エンジンが、このエンジンで駆動
    される機械式過給機とこの過給機に吸気を導入するため
    の吸気通路とを左右バンク間に備えているV型エンジン
    よりなる請求項1記載のエンジン冷却装置。
  3. 【請求項3】  上記インタークーラは、車体に取付け
    られたラジエータの後方においてエンジンに取付られて
    おり、かつ上記インタークーラのコア面が、車幅方向か
    らみて前方に傾斜するボンネットラインに対してほぼ直
    角をなすように配設されている請求項1または2記載の
    エンジン冷却装置。
JP4393991A 1991-02-18 1991-02-18 自動車のエンジン冷却装置 Withdrawn JPH04262018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6082499B1 (ja) * 2016-03-31 2017-02-15 株式会社小松製作所 冷却装置および建設機械
JPWO2016103406A1 (ja) * 2014-12-25 2017-08-10 三菱自動車工業株式会社 V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構

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Effective date: 19980514