JPH0426134B2 - - Google Patents

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JPH0426134B2
JPH0426134B2 JP59125738A JP12573884A JPH0426134B2 JP H0426134 B2 JPH0426134 B2 JP H0426134B2 JP 59125738 A JP59125738 A JP 59125738A JP 12573884 A JP12573884 A JP 12573884A JP H0426134 B2 JPH0426134 B2 JP H0426134B2
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JP
Japan
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sheet
resistive
resistance
pressurized conductive
pressurized
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JP59125738A
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Takeshi Kaneko
Toyota Noguchi
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は座標位置情報入力装置の技術分野に
おいて利用される。
〔従来の技術〕
近年、コンピユータに任意の図形及び決められ
た領域での座標点を入力する要求がふえ、そのた
めの手段として、さまざまな原理に基づく座標位
置情報入力装置が開発されている。例えば電磁誘
導方式、静電結合方式、磁歪方式、感圧方式等の
装置がそれである。
第2図に従来の感圧形座標位置情報入力装置の
タブレツトの構成を示す。このタブレツトは、加
圧導電性ゴム等からなる加圧導電シート1と、こ
れを上下から挾む抵抗シート2,3とで構成され
る。抵抗シート2,3の両端には電極21,2
2,31,32が設けられている。抵抗シート2
の電極21,22と、抵抗シート3の電極31,
32とはほぼ垂直に配されている。加圧導電シー
ト1はその一部に加圧4が行なわれると対応する
点5における導電率が階段的に大きくなるもので
ある。
この装置の動作を第2図及び第3図を用いて説
明する。第3図は端子25,26に定電流源8を
接続した場合の等価回路である。RXは、抵抗シ
ート2を一次元的に表示したX軸成分抵抗、RY
は、抵抗シート3を一次元的に表示したY軸成分
抵抗である。Ronは、加圧点における抵抗シート
2,3間の抵抗であり、通常オン抵抗と呼ばれて
いる。オン抵抗Ronには、加圧によつて低下した
加圧導電シート1の抵抗の他、抵抗シート2,3
と加圧導電シート1との間の接触抵抗が含まれ
る。X軸成分抵抗RXは、電極から加圧点6まで
の距離X1,X2に対応する抵抗RX1,RX2
から成つている。Y軸成分抵抗RYも、同じくY
1,Y2に対応するRY1,RY2から成つてい
る。
今、定電流源8の電流をIO、抵抗RX1,RX
2,RY1,RY2に流れる電流をIX1,IX2,
IY1,IY2とすれば、 IX1・RX1=IX2・RX2 IY1・RY1=IY2・RY2 が成立する。すなわち、 RX2/RX1=IX1/IX2、RY2/RY1=IY1/IY2 が成立するので、IX1,IX2,IY1,IY2の値
を知る事により、RX1,RX2,RY1,RY2
を得て、加圧点の位置を知る事ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように従来装置は、抵抗シート2,3と
加圧導電シート1が独立して設けられており抵抗
シート2,3と加圧導電シート1間の接触抵抗の
大小によつてオン抵抗Ronの値が左右されるもの
であつた。このため、接触抵抗が大きく、オン抵
抗Ronにおける電圧降下が大きい場合には定電流
源8の定電流源範囲を外れてしまい、位置検出に
誤差を生ずることがあつた。
これを解決するため、(イ)電流IOを小さくする方
法、(ロ)回路の加える電圧を大きくし定電流範囲を
広げる方法があつた。しかしながら、(イ)の方法に
よる場合、雑音その他の不定要因のため誤差が生
じ、(ロ)の方法による場合、回路に使用する電気素
子の定格電圧の制約があり容易に問題を解決でき
なかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決するため、この発明において
は、抵抗シートを加圧導電シート上に直接的に設
けた。ここに直接的に設けるとは、蒸着、糊着、
粘着、貼着、塗着、鍍着、融着、溶着、接着等の
方法で抵抗膜すなわち抵抗シートを加圧導電シー
ト上に一体不可分に設けることをいう。
〔作用〕
上記手段は抵抗膜と加圧導電シート間の接触抵
抗を低下させかつ安定させ加えて異物の混入を防
ぐ作用を有する。
〔実施例〕
第4図は、この発明によるタブレツトの一実施
例を示す側面図である。抵抗膜2,3は、印刷、
塗布、蒸着、転写、スパツタリング、メツキ等の
方法により加圧導電シート1の表面に直接的に設
けられている。この抵抗膜2,3は抵抗分布を均
一にしておくことが望ましいが、用途によつては
不均一(例えば対数分布)とすることの方が望ま
しい場合もある。加圧導電シート1は例えば導電
性ゴムシートからなつている。この導電性ゴムシ
ートは、ゴム内部に規則的に配された微小金属粒
子を含んだものであり、加圧する事により微小金
属粒子が連続的に連なり導電特性を示すものであ
る。
なお、微小金属粒子の他にカーボン、網状金属
体、棒状金属体または金属粒体等を用いてもよ
い。更にゴムシートの代りにポリエステル、塩化
ビニール等のプラスチツク材料のシートを用いて
もよい。電極21,22は抵抗膜2の表面に、電
極31,32は抵抗膜3の表面に、それぞれ直接
的に設けられている。12は保護膜、11は加圧
時に圧力が適正に加わる様にするための固定板で
ある。第5図aはタブレツト本体の上面図、第5
図bはタブレツト本体の下面図である。電極2
1,22と電極31,32はほぼ90°の角度をも
つて設けられている。これらの電極21,22,
31,32によつて囲まれた部分がタブレツトの
有効な使用範囲となる。
他の実施例におけるタブレツト本体の平面図、
底面図を第6図a、第6図bに示す。この実施例
では、加圧導電シート1の外周端面に余白を残し
て抵抗膜2,3が設けられるとともに、電極2
1,22,31,32に接続された引き出し線2
10,220,310,320が該余白上に設け
られている。この引き出し線は電極と同一の工程
において、印刷等により加圧導電シート1上に直
接的に設けることができる。この実施例によれば
引き出し線を図のように配して信号取り出し部2
11と221、311と321を1ケ所にまと
め、信号取り出しを容易にすることが可能であ
る。さらに信号取り出し部211,221,31
1,321は抵抗膜2,3のない部分に設けられ
ているため、信号取り出しにクリツプ等の圧着部
材を使用することも可能である。第7図にクリツ
プ41を使用する場合の実施例を示す。
第8図、第9図に電極を覆うように抵抗シート
を設けた場合の実施例を示す。この実施例におい
ては、電極21,22,31,32が露出してお
らず、抵抗膜2,3で保護されているので耐久性
の点において極めてすぐれている。特に第9図に
示すように引き出し線210,220,310,
320をも抵抗シート2,3で覆えばより有効で
ある。
第1図は、保護膜12、固定板11を備えた実
施例に係るタブレツトを示す分解斜視図である。
枠42は保護膜12の周辺部に設けられたタブレ
ツトの機械的強度を向上させるものである。枠4
2、保護膜12、加圧導電シート1、には、穴4
4,45が設けられておりビス等によつて固定板
11に固定される。なお、枠42によつて加圧導
電シートに圧力が加わつた部分が低抵抗状態とな
るので、枠42は抵抗膜2,3のない部分に設け
られ加圧点の検出に誤りが生じないようにされて
いる。さらに信号取り出し部211と221の間
の加圧導電シート1に圧力を加えると、信号取り
出し部211,221間が導通状態となつて加圧
点の検出が不可能となるので、図に示すように信
号取り出し部211,221近傍は枠42を設け
ぬ構成とすることが望ましい。信号取り出し部3
11,321についても同様である。
また、第11図に示すように引き出し線220
を可撓性材料とし、電極22と信号取り出し部2
21を分離して設けても枠42への加圧による悪
影響をさけることができる。
他の実施例によるタブレツトの側断面を第10
図に示す。タブレツト本体及び固定板11を可撓
性材料50(例えばポリウレタン樹脂、塩化ビニ
ール樹脂等)で包み込み、内部を減圧した構成と
なつている。図において電極21,22,31,
32からの接続用リード線は省略している。内部
減圧の程度は加圧導電シート1の検出閾値圧力を
こえる手前の値としておく。閾値圧力をこえると
加圧導電シートが導通状態となり検出が不可能と
なるからである。この実施例によれば、加圧導電
シートに予圧が与えられているため接触抵抗の影
響による検出誤りをより有効に排除でき、大きな
加圧を必要としないのでなめらかなタツチで入力
できる等の効果を有する他、可撓性材料によりタ
ブレツト本体が保護されているため破損しにく
く、ごみ、ほこり等のタブレツト本体内への進入
に伴う誤動作を防止することができる効果をも併
せもつ。
〔発明の効果〕
この発明によれば抵抗シートと加圧導電シート
との接触抵抗の影響による検出誤差を排除して、
正確な位置検出を実現できる効果を有する。さら
に、抵抗シートと加圧導電シートは一体構成であ
るため製造工程を連続的なものとでき製造が容易
となる効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例による情報入力用タ
ブレツトの分解斜視図、第2図は従来の情報入力
用タブレツトの分解斜視図、第3図は第2図の等
価回路図、第4図はこの発明の実施例による情報
入力用タブレツトの側面図、第5図、第6図、第
8図、第9図はタブレツト本体を示す図、第7図
は信号取り出し部に取り付けたクリツプを示す斜
視図、第10図、第11図は他の実施例によるタ
ブレツトの側面図である。 1……加圧導電シート、2,3……抵抗シー
ト、21,22,23,24……電極、8……定
電流源、11……固定板、12……保護膜、42
……枠、41……クリツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の抵抗シート、 第1の抵抗シートの平面方向に互いに分離して
    設けられ、第1の抵抗シートに接続された第1、
    第2の電極、 第2の抵抗シート、 第2の抵抗シートの平面方向に互いに分離して
    設けられ、第2の抵抗シートに接続された第3、
    第4の電極、 第1の抵抗シートと平面的に電気的接続を成す
    第1面と、第2の抵抗シートと平面的に電気的接
    続を成す第2面とを有し、第1又は第2の抵抗シ
    ートへの加圧により当該加圧点のみにおいて第1
    面と第2面が低抵抗導電状態となつて第1、第2
    の抵抗シートを電気的に接続する加圧導電シー
    ト、 を有する情報入力用タブレツトにおいて、 第1の抵抗シート及び第2の抵抗シートは、そ
    れぞれ加圧導電シートの第1面及び第2面に直接
    且つ当該加圧導電シートと一体不可分に抵抗膜と
    して設けられていること、 を特徴とする情報入力用タブレツト。 2 抵抗膜は印刷又は塗布又は蒸着又は転写又は
    スパツタリング又はメツキによつて加圧導電シー
    ト上に設けられていること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報入
    力用タブレツト。 3 電極のうち少なくとも1つは抵抗膜上に直接
    的に設けられていること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報入
    力用タブレツト。 4 電極は印刷又は塗布又は蒸着又は転写又はス
    パツタリング又はメツキによつて抵抗膜上に設け
    られていること を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の情報入
    力用タブレツト。
JP59125738A 1984-06-19 1984-06-19 情報入力用タブレツト Granted JPS615327A (ja)

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JPS615327A JPS615327A (ja) 1986-01-11
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JP5344330B2 (ja) * 2013-03-01 2013-11-20 大日本印刷株式会社 タッチパネルセンサ、タッチパネルセンサを作製するための積層体、および、タッチパネルセンサの製造方法
JP5344331B2 (ja) * 2013-03-01 2013-11-20 大日本印刷株式会社 タッチパネルセンサ、タッチパネルセンサを作製するための積層体、および、タッチパネルセンサの製造方法

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