JPH09330176A - コンピュータ入力用パッドデバイス - Google Patents

コンピュータ入力用パッドデバイス

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JPH09330176A
JPH09330176A JP15241596A JP15241596A JPH09330176A JP H09330176 A JPH09330176 A JP H09330176A JP 15241596 A JP15241596 A JP 15241596A JP 15241596 A JP15241596 A JP 15241596A JP H09330176 A JPH09330176 A JP H09330176A
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JP
Japan
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input
electrode
substrate
base
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15241596A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanabe
毅 田辺
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Toshiba Components Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Components Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Components Co Ltd filed Critical Toshiba Components Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続ケーブルが必要で、パット部分が複雑で、
パッドの基板との取り付け工程等が単純化できない。 【解決手段】入力部(41)とベース部(51)が相互に接触す
るコンピュータ入力用パッドデバイスにおいて、入力部
は、シート基材(42)と、基材の片面側の枠状抵抗体(43)
と、抵抗体と接続する第1電極(44)と、抵抗体と接続す
る抵抗層(45)と、抵抗層上のドットスペーサ(46)を有
し、ベース部(51)は、基板(52)と、基板の片面側に形成
された回路部(53)と、基板の反対面側に形成され回路部
と第1スルーホール(54a) を介して接続する第2電極
(551 〜552 )と、基板の反対面側に形成され第2スル
ーホール(54b) を介して接続する導電層(56)を有し、入
力部とベース部は入力部の第1電極とベース部の第2電
極とが互いに接続し、入力部のドットスペーサの先端が
ベース部の導電層に接するように一体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にカーソル移
動,クリック動作に使用されるコンピュータ入力用パッ
ドデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】図1(A),(B)は、従来のコンピュ
ータ入力用パッドデバイスの一例を示す。ここで、図1
(A)は同デバイスの全体図、図1(B)は図1(A)
の要部の拡大図を示す。このデバイスは、図2(A)に
示す感圧入力部1と図2(B)に示す回路部21とから構
成されている。前記感圧入力部1はシート部2とベース
部3より構成され、感圧入力された部分の座標が抵抗値
として読みとれる様になっている。この部分はパッドと
呼ばれている。ここで、前記シート部2は、基材フィル
ム4と、この基材フィルム4の裏面に形成された導電層
5と、この導電層5の裏面に形成されたドットスペーサ
6とから構成されている。
【0003】前記ベース部3は、ベース部基材7と、こ
の基材7上に形成された回路パターン部8と、この回路
パターン部8上に形成された枠状の抵抗体9と、この抵
抗体9に接続するように前記回路パターン8上に形成さ
れた抵抗層10と、一端が前記回路パターン部8と熱圧着
により接続し他端が後述する接続用コネクターとソケッ
トにより接続するフレキシブルケーブル11とから構成さ
れている。前記シート部2とベース部3とは、シート部
2のドットスペーサ6の先端がベース部3の抵抗体10と
接するように一体に構成される。
【0004】前記回路部21は、回路基板22と、この回路
基板22の片面に形成された回路部品組立部分23及びパッ
ドとの接続用コネクター24を備えている。前記シート部
2とベース部3とは、図1(B)に示すようにボルト25
及びナット26によりシート部2とベース部3の端部を締
め付けることにより固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコン
ピュータ入力用パッドデバイスにおいては、感圧入力部
1であるパッドと電気的処理をする回路との接続をフレ
キシブルケーブル11で行う。従って、下記に述べる課題
を有する。
【0006】1)感圧入力部1よりフレキシブルケーブル
取り出し部の接続において、導通部の機械的強度が弱
く、接触抵抗が変動する。 2)パッドのシート部2とベース部3の導通をネジ止めに
より行うため、製造工程での手間がかかる、また締め付
け具合によりパッド面の外観的不具合が発生する。
【0007】3)フレキシブルケーブル11がシート部2と
ベース部3の組み合わせとなっているため、電子回路基
板と3層構造となっている。 この発明はこうした事情を考慮してなされたもので、入
力パッドのデザイン変更,基板デザイン変更により、入
力パッドと基板を一体化して2層構造とするともに回路
基板とパッドの接続をスルーホールにより行う構成とす
ることにより、接続ケーブルすることなく、パット部分
の簡略化、パッドの基板との取り付け工程等での単純化
をなしえるコンピュータ入力用パッドデバイスを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力部をベ
ース部に一体化させて構成され、前記入力部に筆記用具
を用いて書込み圧力を加えることにより入力部とベース
部が相互に接触するように構成されたコンピュータ入力
用パッドデバイスにおいて、前記入力部は、シート基材
と、このシート基材の片面側に形成された枠状の抵抗体
と、前記シート基材の片面側のコーナー部に夫々形成さ
れ前記抵抗体と電気的に接続する第1電極と、前記シー
ト基材の片面側に形成され前記抵抗体と電気的に接続す
る抵抗層と、この抵抗層上に形成された複数個のドット
スペーサとを有し、前記ベース部は、両面回路基板と、
この基板の片面側に形成された回路部と、前記基板の反
対面側に形成され前記回路部と第1スルーホールを介し
て接続する第2電極と、前記基板の反対面側に形成され
前記回路部と第2スルホールを介して接続する導電層と
を有し、前記入力部とベース部とは、入力部の第1電極
とベース部の第2電極とが互いに接続し、かつ入力部の
ドットスペーサの先端がベース部の導電層に接するよう
に一体化されていることを特徴とするコンピュータ入力
用パッドデバイスである。
【0009】この発明において、入力部とは筆記用具に
より書込み圧力が加えられる部分であり、これによりシ
ート部の抵抗層がベース部の導電層と電気的に接続する
ようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図3
〜図6を参照して説明する。ここで、図3はこの発明の
一実施例に係るコンピュータ入力用パッドデバイスの全
体図、図4は同デバイスの一構成である入力部の断面
図、図5は同デバイスの一構成であるベース部の断面
図、図6はベース部の概略的な平面図である。
【0011】図3において、符番31は、図4の入力部41
と図5のベース部51からなるデバイスである。前記入力
部41は、図4に示すように、シート基材42と、この基材
42の裏面に形成された枠状の抵抗体43と、前記シート基
材42の裏面のコーナー部に夫々に形成され、前記抵抗体
43と電気的に接続する第1電極44と、前記シート基材42
の裏面に形成され、前記抵抗体43と電気的に接続するシ
ート状の抵抗層45と、この抵抗層45の裏面に格子状に形
成された複数のドットスペーサ46とから構成されてい
る。ここで、前記抵抗体43は、例えば樹脂にカーボンを
付着させてインク状態にした材料を印刷により所定の厚
みに塗布,焼付することにより得られる。また、前記ド
ットスペーサ46は、柔軟性に富む樹脂例えばウレタン樹
脂を印刷することにより得られる。
【0012】前記ベース部51は、図5に示すように、ガ
ラスエポキシ基板52と、この基板52の裏面に形成された
回路部53と、前記基板52の表面に形成され,前記回路部
53と第1スルホール54aを介して接続する第2電極551
〜554 と、前記基板52の表面に形成され,前記回路部53
と第2スルホール54bを介して接続された導電層56とか
ら構成されている。ここで、前記導電層56は、Cu又は
Cuの上にAuのフラッシュメッキをつけたもの又は抵
抗層を形成したものを使用する。前記回路部53は、入力
信号を処理し、パソコンとのやり取りをする機能を有す
る。
【0013】前記入力部41とベース部51とは、入力部41
の第1電極44とベース部51の第2電極551 〜554 とが互
いに接続するように接着剤により一体に構成されてい
る。ここで、接着剤としては、例えば藤倉化成(株)製
造の商品名:ドータイトFH-889又はドータイトFH-884を
使用する。
【0014】こうした構成のコンピュータ入力用パッド
デバイスの動作原理は、次の通りである。これを、図6
を参照して説明する。まず、例えば第2電極551 ,552
に+5V、第2電極553 ,554 に0Vを印加する。この
とき、シート基材42をペン等で押すと、前記シート基材
42がベース部51のガラスエポキシ基板52の上に形成され
た導電層56に接触する。この場所の電圧を電気信号とし
て前記基板52の裏面の回路部53で処理し、ペンの横方向
の位置を検出する。同様に、第2電極551 ,553 に+5
V,第2電極552 ,554 に0Vを印加し、ペンの縦方向
の位置を検出する。前記シート基材42をペン等で押して
面内を動かせば、カーソルの移動ができる。また、クリ
ック動作は入力部41のシート基材42の裏面の抵抗層45を
0V,前記導電層56を+5Vにすることでスイッチ動作
をさせることにより行う。
【0015】しかるに、上記実施例に係るコンピュータ
入力用パッドデバイスは、図3に示すように入力部41と
これに接着されたベース部51からなり、前記入力部41は
図4に示すようにシート基材42、該基材42の裏面に形成
された抵抗体43、第1電極44及び抵抗層45、該抵抗層45
の裏面に形成されたドットスペーサ46から構成され、更
に前記ベース部51は図5に示すようにガラスエポキシ基
板52、該基板52の裏面に形成された回路部53、前記基板
52の表面に形成され,前記回路部53と第1スルホール54
aを介して接続する第2電極551 〜554 、前記基板52に
表面に形成され,前記回路部53と第2スルホール54bを
介して接続する導電層56から構成されている。従って、
次のような効果を有する。
【0016】1)入力部41に関しては、従来品と比べ、図
4に示すようにシート側のみとなっているため、シート
側部品の構成も製造工程が短く、また材料費も大幅に削
減できる。
【0017】2)回路部に関しては、従来品と比べ、図5
に示すように両面基板により回路部53と第2電極55とを
第1スルーホール54aにより電気的に接続した構成とし
たため、従来品のようなフレキシブルケーブルが不要で
ある。従って、ケーブルの接続部の信頼性が不要で、ま
たケーブル部品のコストを削減できる。
【0018】なお、上記実施例では、入力部の抵抗層が
シート状である場合について述べたが、必ずしもこれに
限定されず、例えばパターン状である場合でもよい。ま
た、上記実施例における入力部やベース部の各構成部材
の材質も上述したものに限定されない。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、入力
パッドのデザイン変更,基板デザイン変更により、入力
パッドと基板を一体化して2層構造とするともに回路基
板とパッドの接続をスルホールにより行なう構成とする
ことにより、接続ケーブルすることなく、パット部分の
簡略化、パッドの基板との取り付け工程等での単純化を
なしえるコンピュータ入力用パッドデバイスを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコンピュータ入力用パッドデバイスの説
明図で、図1(A)は同パッドデバイスの全体図、図1
(B)は図1(A)の要部の拡大図。
【図2】図1のパッドデバイスの一構成を示し、図2
(A)は感圧入力部の断面図、図2(B)は回路部の断
面図。
【図3】この発明の一実施例に係るコンピュータ入力用
パッドデバイスの全体図。
【図4】図1のデバイスの一構成である入力部の断面
図。
【図5】図1のデバイスの一構成であるベース部の断面
図。
【図6】図3のコンピュータ入力用パッドデバイスの動
作原理を説明するための図。
【符号の説明】
31…デバイス、 41…入力部、 42…シート基材、 43…抵抗体、 44…第1電極、 45…抵抗層、 46…ドットスペーサ、 51…ベース部、 52…ガラスエポキシ基板、 53…回路部、 54…スルーホール、 551 〜554 …第2電極、 56…導電層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部をベース部に一体化して構成さ
    れ、前記入力部に筆記用具を用いて書込み圧力を加える
    ことにより入力部とベース部が相互に接触するように構
    成されたコンピュータ入力用パッドデバイスにおいて、 前記入力部は、シート基材と、このシート基材の片面側
    に形成された枠状の抵抗体と、前記シート基材の片面側
    のコーナー部に夫々形成され前記抵抗体と電気的に接続
    する第1電極と、前記シート基材の片面側に形成され前
    記抵抗体と電気的に接続する抵抗層と、この抵抗層上に
    形成された複数個のドットスペーサとを有し、 前記ベース部は、両面回路基板と、この基板の片面側に
    形成された回路部と、前記基板の反対面側に形成され前
    記回路部と第1スルーホールを介して接続する第2電極
    と、前記基板の反対面側に形成され前記回路部と第2ス
    ルホールを介して接続する導電層とを有し、 前記入力部とベース部とは、入力部の第1電極とベース
    部の第2電極とが互いに接続し、かつ入力部のドットス
    ペーサの先端がベース部の導電層に接するように一体化
    されていることを特徴とするコンピュータ入力用パッド
    デバイス。
JP15241596A 1996-06-13 1996-06-13 コンピュータ入力用パッドデバイス Pending JPH09330176A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108566A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Nissha Printing Co Ltd 狭額縁タッチパネル
JP2010266954A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Kyocera Corp タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置
US11099702B2 (en) 2016-02-05 2021-08-24 Fujitsu Component Limited Touchscreen and method of manufacturing touchscreen

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JP2002108566A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Nissha Printing Co Ltd 狭額縁タッチパネル
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