JPH04261315A - 自動電線切断剥皮装置 - Google Patents

自動電線切断剥皮装置

Info

Publication number
JPH04261315A
JPH04261315A JP3004408A JP440891A JPH04261315A JP H04261315 A JPH04261315 A JP H04261315A JP 3004408 A JP3004408 A JP 3004408A JP 440891 A JP440891 A JP 440891A JP H04261315 A JPH04261315 A JP H04261315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
cutting
cutter unit
cutter
torsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3004408A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Hirota
広田 正治
Takuji Furukawa
古川 卓史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DATA SYST KK
SHINTOU DENKI KK
ZOUKEN KK
Eneos Corp
Original Assignee
NIPPON DATA SYST KK
SHINTOU DENKI KK
ZOUKEN KK
Nippon Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DATA SYST KK, SHINTOU DENKI KK, ZOUKEN KK, Nippon Mining Co Ltd filed Critical NIPPON DATA SYST KK
Priority to JP3004408A priority Critical patent/JPH04261315A/ja
Publication of JPH04261315A publication Critical patent/JPH04261315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気機器に使用さ
れる被覆電線を自動的に切断等する自動電線切断剥皮装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気、電子部品等の需要が増大し
、多種多様な配線用被覆電線が大量に用いられるように
なってきた。それに伴い、被覆電線の切断剥皮、或いは
線材の捩りを自動的に効率よく行い、かつ大量に製造す
ることができる自動電線切断剥皮装置の必要が生じてい
る。
【0003】従来の自動電線切断剥皮装置として特開昭
62−210817号公報に記載されたものが知られて
いる。この自動電線切断剥皮装置は、ローラ対を用いて
被覆電線を送り込み、引き出しする機構と、他のローラ
対を用いて被覆電線を引き出し、送り戻しする機構を有
し、この二組のローラにより被覆電線の前進、後退を繰
り返し、二組のローラ対の間に設けられた切断、剥皮を
行う兼用刃で被覆電線を切断、剥皮等していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置では電線
の移動速度によっても、処理速度が決まり、さらに高速
処理を実現するには限界があった。また、切断した被覆
電線の後端の剥皮を行う場合等は、一旦前進して引き出
した切断された被覆電線を再び後退させて送り戻す必要
がある。その際、送り込み側のローラ対に挟まれ、次作
業に用いる被覆電線と衝突させないため、次作業に用い
る被覆電線も同時に引き出す工程が必要であり、作業能
率が悪いという問題があった。また、この問題を解決す
るための一手段として、送り込み、引き出し機構のロー
ラ対と兼用刃の間に設けた被覆電線案内用ガイドパイプ
を電線後端処理時に傾動させる方法もあるが、この方法
では被覆電線、特に単線の場合、曲げ癖がついてしまう
という問題がある。
【0005】さらに、ローラが磨耗した場合、或いは短
い電線を処理する場合等、作業者がローラを着脱する必
要があるが、従来の自動電線切断剥皮装置のローラは、
正逆転を繰り返すため、ローラをシャフトに固定するネ
ジが緩みやすいという問題もあった。本発明の目的は、
被覆電線の切断、剥皮をより高速に行うことのできる装
置の供給とともに、被覆電線の曲げ癖がつくこともなく
任意の切断長、剥皮長、セミストリップ長を有する被覆
電線を得ることができ、また、ローラをシャフトに固定
するネジの緩みを防止するためにローラを正逆回転しな
くとも、電線の切断、剥皮を行うことができる自動電線
切断剥皮装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被覆電線を
挟み込み、回転して被覆電線の送り込みを行う送り側ロ
ーラ対と、被覆電線を挟み込み、回転して被覆電線の送
り出しを行う受け側ローラ対と、送り側ローラ対と受け
側ローラ対との間で前記被覆電線の送り込み側又は送り
出し側に移動自在に設けられ、被覆電線の切断、被覆の
切り込み、及び剥皮を行うカッタユニットとを備えたこ
とを特徴とする自動電線切断剥皮装置によって達成され
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、高速に、被覆電線の曲げ癖が
つくこともなく任意の切断長、剥皮長、セミストリップ
長を有する被覆電線を得ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例によるによる自動電線切断
剥皮装置及びその制御方法を図1乃至図33を用いて説
明する。まず、本発明の一実施例による自動電線切断剥
皮装置の構成及び機能を図1乃至図3を用いて説明する
。図1は本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
の正面図、図2は本発明の一実施例による自動電線切断
剥皮装置の平面図、図3は本発明の一実施例による自動
電線切断剥皮装置の右側面図である。
【0009】ベース13下部には脚15a、15b、1
5c、15d(図示せず)が設けられ、自動電線切断剥
皮装置全体を支えている。ベース13上にはカバー14
が固定されている。カバー14上面には、自動電線切断
剥皮装置に対する種々の操作を行うための操作パネル1
6が設けられている。まず、カバー14前面に設けられ
た各機構等について説明する。
【0010】カバー14前面中央部右側に、カバー14
内部のモータA(図示せず)に連結され、一方向に回転
することにより被覆電線(図示せず)を挟み込み、送り
込むための送り側フィードローラ対1a、1bが設けら
れている。図1中送り側フィードローラ対1a、1bの
右側には、被覆電線を送り側フィードローラ対1a、1
bに案内するためのガイド穴8aを有するガイドブロッ
ク8が設けられている。
【0011】送り側フィードローラ1aは、上下に可動
式であり、送り側フィードローラ1bは上下方向には固
定されている。送り側フィードローラ1aは、その上部
に設けられた送り側解除レバー3aを右側に倒すことに
より、上昇し固定される。送り側フィードローラ1aを
上部に固定することにより、作業者は被覆電線をガイド
ブロック8のガイド穴8aを介して送り側フィードロー
ラ対1a、1bに挟み込むことができる。
【0012】また、送り側解除レバー3aの右上部に、
送り側ギャップ設定ダイアル4aが設けられている。送
り側ギャップ設定ダイアル4aを右に回すことにより、
送り側フィードローラ1aを微動上昇させることができ
、送り側フィードローラ対1a、1b間のギャップを調
整することができるようになっている。さらに、送り側
解除レバー3aの左上部に、送り側フィード圧力設定ダ
イアル5aが設けられている。送り側フィード圧力設定
ダイアル5aを右に回すことにより、送り側フィードロ
ーラ1aのフィード圧力が増加し、フィード圧を調整す
ることができるようになっている。
【0013】送り側フィードローラ対1a、1bにより
送り込まれた被覆電線は、ガイドパイプ9内を通ってカ
ッタユニット6に到達する。ガイドパイプ9は、ガイド
パイプ9をワンタッチで固定できるガイドパイプホルダ
7により固定されている。また、ガイドパイプ9は、延
長スリーブ10を有しており、延長スリーブ10を延ば
すことにより、カッタユニット6直近まで被覆電線を案
内することができるようになっている。
【0014】カッタユニット6は、被覆電線の切断、被
覆の切り込み、及び被覆の移動を行うカッタ部6aと被
覆電線の線材部を捩るための捩り部6bとが装着されて
いる。カッタユニット6は、被覆電線の切断、被覆の切
り込み等を行うために、送り側フィードローラ対1a、
1b側及び受け側フィードローラ対2a、2b側の双方
向に直線移動が可能な構造となっている。そのため、カ
バー14前面のカッタユニット6の移動範囲にカバー穴
11が開けられている。
【0015】図1中送り側解除レバー3aの右下部には
、捩り圧力設定ダイアル12が設けられている。捩り圧
力設定ダイアル12を右に回すことにより、捩り部6b
の線材クランプ圧力を増加させることができるようにな
っている。カッタユニット6の左側には、カバー14内
部のモータB(図示せず)に連結され、カッタユニット
6を通過した被覆電線を挟み込み、一方向に回転して被
覆電線を送り出すための受け側フィードローラ対2a、
2bが設けられている。
【0016】受け側フィードローラ2aは、上下に可動
式であり、受け側フィードローラ2bは上下方向には固
定されている。受け側フィードローラ2aは、その上部
に設けられた受け側解除レバー3bを左側に倒すことに
より、上昇し固定される。受け側フィードローラ2aを
上部に固定することにより、作業者は被覆電線を受け側
フィードローラ対2a、2bに挟み込むことができる。
【0017】また、受け側解除レバー3bの左上部に、
受け側ギャップ設定ダイアル4bが設けられている。受
け側ギャップ設定ダイアル4bを右に回すことにより、
受け側フィードローラ2aを微動上昇させることができ
、受け側フィードローラ対2a、2b間のギャップを調
整することができるようになっている。さらに、受け側
解除レバー3bの右上部に、受け側フィード圧力設定ダ
イアル5bが設けられている。受け側フィード圧力設定
ダイアル5bを右に回すことにより、受け側フィードロ
ーラ2aのフィード圧力が増加し、フィード圧を調整す
ることができるようになっている。
【0018】次に、自動電線切断剥皮装置のカッタユニ
ット6の機構部について説明する。図4は本発明の一実
施例による自動電線切断剥皮装置のカッタユニット6の
機構部斜視図である。カッタユニット6のカッタ部6a
及び捩り部6bを駆動させるためのモータ34がサイド
ベース28に取り付けられている。モータ34の回転軸
にタイミングプーリ33が取り付けられ、タイミングベ
ルト32を介してタイミングプーリ31にモータ34の
回転を伝達する。タイミングプーリ31はシャフト27
に固定されている。シャフト27は、ベアリング30b
(図示せず)を介してサイドベース28に回転可能に取
り付けられており、シャフト27の他端は、サイドベー
ス29のベアリング30aで支持されている。
【0019】シャフト27のサイドベース28、29間
に、カッタユニットベース21を貫通して軸方向に幅広
の歯車(ピニオン)26が設けられ、歯車26によりカ
ッタユニット6にモータ34の回転を伝達することがで
きる。すなわち、被覆電線の切断、剥皮等を行うための
V字型のカッタ刃19を備え、Y軸方向にスライド可能
なスライドベース17に加工されたスライドベースラッ
ク部17aと、カッタ刃19と相互に作用して被覆電線
の切断、剥皮等を行うV字型のカッタ刃20を備え、Y
軸方向にスライド可能なスライドベース18に加工され
たスライドベースラック部18aは、歯車26に相対し
て噛合っているので、歯車26が一方向に回転すると、
スライドベース17のカッタ刃19とスライドベース1
8のカッタ刃20は、それぞれY軸上を反対方向に移動
する。
【0020】また、被覆電線の線材を捩るため、線材の
スリップを防止するアヤ目状のギザギザを形成した捩り
アーム捩り面24aを備え、Y軸方向にスライド可能な
捩りアーム(上)24に加工された捩りアームラック部
24bと、捩りアーム捩り面24aと対向して設けられ
、線材のスリップを防止するアヤ目状のギザギザを形成
した捩りアーム捩り面25aを備え、Y軸方向にスライ
ド可能な捩りアーム(下)25に加工された捩りアーム
ラック部25bは、歯車26に相対して噛合っているの
で、歯車26が一方向に回転すると、捩りアーム(上)
24に設けられた捩りアーム捩り面24aと捩りアーム
(下)25に設けられた捩りアーム捩り面25aは、そ
れぞれY軸上を反対方向に移動する。
【0021】この動作により、カッタ刃19、20が被
覆電線の切断、被覆の切り込みを行い、捩りアーム捩り
面24a、25aが被覆電線の線材部の捩りを行うこと
ができる。このカッタ刃19とスライドベースラック部
17aとを有するスライドベース17、及びカッタ刃2
0とスライドベースラック部18aとを有するスライド
ベース18は、カッタユニットベース21に取り付けら
れたスライドベース22a及び22b内をスライドする
ようになっている。
【0022】捩りアーム捩り面24aと捩りアームラッ
ク部24bを有する捩りアーム(上)24、及び捩りア
ーム捩り面25aと捩りアームラック部25bを有する
捩りアーム(下)25は、スライドベース22a及び2
2bに連接して取り付けられたスライドベース23a、
23b内をスライドするようになっている。このように
、カッタ刃19、20及び捩りアーム24、25がカッ
タユニットベース21と一体化してカッタユニット6を
構成している。
【0023】カッタユニットベース21に取り付けられ
たスタッド35aに支持されたベアリング36aが、捩
りアームラック部24bの、歯車26と噛合っているラ
ックと反対側の面に接して設けられている。ベアリング
36aは、捩りアーム(上)24のY方向のガイドの役
目を有し、捩りアーム(上)24のZ方向への逃げを防
止している。
【0024】同様に、カッタユニットベース21に取り
付けられたスタッド35bに支持されたベアリング36
bが、捩りアームラック部25bの、歯車26と噛合っ
ているラックと反対側の面に接して設けられている。ベ
アリング36bは、捩りアーム(下)25のY方向のガ
イドの役目を有し、捩りアーム(下)25のZ方向への
逃げを防止している。
【0025】また、カッタユニットベース21に向かっ
てベアリング36aの右側に、スライドベース22aに
設けられたスタッド43aに揺動可能に取り付けられた
L字形のアーム44aが設けられている。L字型アーム
44aの角部にローラ45aが設けられ、端部にはピン
46aを介してローラ47aが設けられ、この2個のロ
ーラ45a、47aにより捩りアーム(上)24を上下
方向から挟んでいる。この2個のローラ45a、47a
は、捩りアーム(上)24上下面に接して回転可能であ
り、捩りアーム(上)24をZ方向に移動させるために
用いられる。同様に、カッタユニットベース21に向か
ってベアリング36bの右側に、スライドベース22a
に設けられたスタッド43bに揺動可能に取り付けられ
たL字形のアーム44bが、L字形のアーム44aとY
軸に関し対称に設けられている。L字型アーム44bの
角部にローラ45bが設けられ、端部にはピン46bを
介してローラ47bが設けられ、この2個のローラ47
b、45bにより捩りアーム(下)25を上下方向から
挟んでいる。この2個のローラ45b、47bは、捩り
アーム(下)25上下面に接して回転可能であり、捩り
アーム(下)25をZ方向に移動させるために用いられ
る。
【0026】L字形のアーム44aの角部に設けられた
ポスト42aを介してさらにL字型のアーム41aが取
り付けられ、ピン40aを介してロータ39に接続して
いる。同様に、L字形のアーム44bの角部に設けられ
たポスト42bを介してさらにL字型のアーム41bが
取り付けられ、ピン40bを介してロータ39に接続し
ている。
【0027】ロータ39は、二個のサイドベース28、
29に渡されX方向に移動可能なスライドシャフト38
に固定されている。カッタユニットベース21は、スラ
イドシャフト38とX方向の移動には拘束されるがスラ
イドシャフト38の回転に対しては自由度を有している
。スライドシャフト38は、二個のサイドベース28、
29と、スライドベアリング37a、37bを介して回
転及びX方向の移動が可能に取り付けられている。 スライドシャフト38のサイドベース28側端部には、
スライドシャフト38のX方向移動量に応じ、軸方向に
幅広の歯車55が固定されている。歯車55はサイドベ
ース28に取り付けられたスタッド56に支持された歯
車57を介して歯車58と噛合っている。歯車58は、
回転形ソレノイド59のシャフト59aに固定されてい
る。
【0028】回転形ソレノイド59は、図1に示された
捩り圧力設定ダイアル12による電流(電力)調整で回
転力を変化させることができる。回転形ソレノイド59
が捩り圧力設定ダイアル12により与えられた電流によ
り回転すると、歯車58、歯車57を介して歯車55が
回転し、スライドシャフト38が回転する。スライドシ
ャフト38が回転すると、スライドシャフト38に固定
されたロータ39が回転し、ロータ39に取り付けられ
たアーム41a、41bが相互に反対方向に移動し、ア
ーム44a、44bは、スタッド43a、43bを中心
に回動し、アーム44a、44bの角部及び端部に設け
られたローラ45aと47a、及び45bと47bによ
り捩りアーム(上)24と捩りアーム(下)25とがZ
方向に反対方向に移動する。
【0029】シャフト59aの他端にはアーム60が固
定され、アーム60端部のピン61とスプリングフック
62との間に引っ張りコイルばね63が架かっている。 ストッパピン(図示せず)は、電源がオフされたときの
回転形ソレノイド59の戻り停止位置の位置決めに用い
られる。電源がオフされると、引っ張りコイルばね63
によりアーム60が引っ張られてストッパピンに接触す
る位置まで移動し、シャフト59aを回転させて回転形
ソレノイド59を電源オフ時の所定の戻り停止位置に戻
す。
【0030】なお、回転形ソレノイド59をパルスモー
タ等に置き換えて回転角度の制御を行うようにすれば、
アーム60から引っ張りコイルばね63の機構は不要と
なる。カッタユニット6をX方向に移動させるためのモ
ータ54がサイドベース29に対しカッタユニット6と
反対側に設けられている。モータ54の回転軸端に固定
されたタイミングプーリ51と、サイドベース28に対
しカッタユニット6と反対側に設けられているシャフト
53に固定されたタイミングプーリ52間にタイミング
ベルト50が渡されている。シャフト53は、タイミン
グベルト50のX方向の張力の調整もしている。
【0031】タイミングベルト50は、カッタユニット
ベース21上端に、ベルトクランパ48を介してネジ4
9a、49bで固定されている。モータ54を回転させ
ることにより、タイミングベルト50が駆動され、カッ
タユニットベース21に一体化されたカッタユニット6
がシャフト38と共にX方向に移動することができる。
【0032】図4及び図5乃至図8を用いて、本実施例
による自動電線切断剥皮装置のカッタユニット6の動作
を説明する。図5乃至図8はカッタユニット6を図4の
サイドベース28側から見た側面図であり、主にY方向
及びZ方向の動作を示している。図4及び図5に示して
いる動作状態は、カッタ刃19、20による被覆電線(
図示せず)の切断終了後、捩りアーム24、25が線材
(図示せず)をクランプした状態であって、回転形ソレ
ノイド59をアーム60側から見て、反時計回り方向に
回転させて拘束している状態(電源オン状態)である。
【0033】回転形ソレノイド59の電源をオフすると
、引っ張りコイルばね63によりアーム60がスプリン
グフック62側に引き戻され、回転形ソレノイド59は
時計方向に回転する。よって、ロータ39が時計回りに
回転しアーム41aが上方に、アーム41bが下方に移
動する。図6に捩りアーム(上)24及び捩りアーム(
下)25のZ方向の動作を示す。アーム44aに取り付
けられたローラ45aとローラ47aの間にガイドされ
ている捩りアーム(上)24は、捩りアームラック部2
4bと歯車26との接点を回転中心として上方に持ち上
げられる。捩りアーム(下)25は同様な動作で下方に
移動する。
【0034】次に、カッタ刃19、20と捩りアーム捩
り面24a、25aのY方向の移動動作を説明する。モ
ータ34を時計方向に回転させると、タイミングプーリ
33、タイミングベルト32、タイミングプーリ31、
シャフト27と伝播され歯車26は時計方向に回転する
。歯車26とスライドベース17及び捩りアーム(上)
24は歯車結合されているので前方に押し出され、スラ
イドベース18と捩りアーム(下)25は後方に引き戻
されることになる。従って、カッタ刃19と捩りアーム
捩り面24aはY軸方向を前進し、カッタ刃20と捩り
アーム捩り面25aはY軸方向を後退する。
【0035】図7は、右捩り開始状態、又は左捩り終了
状態を示し、図8は、右捩り終了状態、又は左捩り開始
状態を示している。両図は、最大捩りの場合を示してい
るが、この範囲内であれば、任意に捩りアーム24、2
5のクランプ、解放を指定して、捩り量を変えることが
できる。次に、カッタユニット6をX方向に移動させる
場合を説明する。
【0036】モータ54をタイミングプーリ51側から
見て、例えば時計方向に回転させる。タイミングプーリ
51、タイミングベルト50を介しカッタユニットベー
ス21は左に移動する。スライドシャフト38もカッタ
ユニットベース21にX方向に固定されているため同時
に左に移動するが、任意の位置で回転形ソレノイド59
からの回転力をスライドシャフト38に伝えることがで
きる。同様に歯車26に対するスライドベースラック部
17a、18a、捩りアームラック部24b、25bも
噛合ったまま移動することができる。次に、本実施例の
自動電線切断剥皮装置による被覆電線の切断、剥皮、捩
りの動作について、図9乃至図33を用いて説明する。
【0037】動作の説明を簡略にして理解を容易にする
ため、図9以降の図面は、送り側フィードローラ対1a
、1b、及び受け側フィードローラ対2a、2bの動作
と、カッタユニット6のカッタ部6a及び捩り部6bの
X方向及びZ方向の動き、及び切断、剥皮される被覆電
線の動きについて主に説明し、図1乃至図3に示した本
実施例による自動電線切断剥皮装置の操作については既
に説明したのでここでは省略する。
【0038】(1)まず、図9及び図10を用いて、被
覆電線の被覆材を剥皮等する動作における初期動作につ
いて説明する。本実施例による自動電線切断剥皮装置は
、カッタユニット6のX方向の最大移動量が40mmで
ある(図9(a))。作業者が操作パネル16により、
被覆電線の切断長L1、先端剥皮長L2、後端剥皮長L
3、セミストリップ長(被覆材の一部が線材に残るよう
に、部分的に剥皮する長さ)L4を設定すると、カッタ
ユニット6の必要なX方向の移動距離を自動演算し、カ
ッタユニット6が臨界移動位置(図9(a)中二点鎖線
で示されている位置)に移動する。作業者は、ガイドパ
イプ9外周部にスライド可能に取り付けられている延長
スリーブ10をカッタユニット6の臨界移動位置直前ま
でスライドさせ、被覆電線の案内長を最適に合わせるこ
とができる(図9(b))。
【0039】次に、被覆電線100を送り側フィードロ
ーラ対1a、1b間に挟み込み、ガイドパイプ9及び延
長スリーブ10内を通してカッタユニット6に案内する
(図9(c))。次に、被覆電線100の先端をカッタ
ユニット6のカッタ部6aにより適当量切断し(図10
(a))、切断、切り込み開始位置の位置決めを行うこ
とにより、初期設定を終了する(図10(b))。
【0040】(2)次に、図11乃至図13を用いて、
線材に捩りを施すこと無く被覆電線の被覆材を剥皮する
動作(捩り無しノーマルモード)について説明する。こ
の場合は、捩りの工程が無いのでカッタユニット6の捩
り部6bは使用しない。図11(a)は、被覆電線10
0の切断、切り込み開始位置の位置決めを終了した段階
を示している。
【0041】まず、送り側フィードローラ対1a、1b
を一方向に回転させ、被覆電線100をX方向に剥皮長
L2だけ送り込む(図11(b))。次に、カッタ部6
aにより被覆電線100の被覆に切り込みを入れる(図
11(c))。次に、線材104を傷付けないためにカ
ッタ部6aのカッタ刃の切り込みを微少量戻した後、カ
ッタユニット6をX方向に移動させて、被覆材102を
引き抜き剥皮する(図11(d))。
【0042】次に、カッタ部6aのカッタ刃を開放し、
カッタユニット6を切断、切り込み開始位置まで戻し、
送り側フィードローラ対1a、1bを一方向に回転させ
、被覆電線100をX方向に切断長L1だけ送り込む。 送り側フィードローラ1aと同方向に回転する受け側フ
ィードローラ2aと、送り側フィードローラ1bと同方
向に回転する受け側フィードローラ2bにより、送り込
まれた被覆電線100は、受け側フィードローラ対2a
、2bに挟み込まれて所定の長さだけX方向に送り出さ
れる(図12(a))。
【0043】次に、カッタユニット6のカッタ部6aに
より被覆電線100を切断する。切断された被覆電線1
01は、受け側フィードローラ対2a、2bにより支持
されている(図12(b))。次に、切断された被覆電
線101の後端の剥皮時の被覆材の落下を円滑に行うた
め、受け側フィードローラ対2a、2bを一方向に回転
させ、切断された被覆電線101をX方向に微少量送り
出しておく。切断された被覆電線101の後端の剥皮を
行うため、カッタユニット6を剥皮長L3及び前記微少
量だけX方向に移動させる(図12(c))。
【0044】次に、カッタ部6aにより切断された被覆
電線101の被覆に切り込みを入れる(図13(a))
。次に、線材108を傷付けないためにカッタ部6aの
カッタ刃の切り込みを微少量戻した後、受け側フィード
ローラ対2a、2bを一方向に回転させ切断された被覆
電線101をX方向に送り出して、被覆材106を引き
抜き剥皮し線材108を露出させる(図13(b))。
【0045】次に、カッタ部6aのカッタ刃を開放し、
カッタユニット6を切断、切り込み開始位置まで戻し、
受け側フィードローラ対2a、2bを一方向に回転させ
て切断された被覆電線101をX方向に送り出しながら
、同時に送り側フィードローラ対1a、1bを一方向に
回転させ、被覆電線100をX方向に剥皮長L2だけ送
り込み、次の工程に移る(図13(c))。
【0046】(3)次に、図14乃至図16を用いて、
線材に捩りを施すこと無く被覆電線の切断長L1が短い
場合の動作(捩り無しショートモード)について説明す
る。この場合も、捩り工程を含まないので、カッタユニ
ット6の捩り部6bは使用しない。図14(a)から(
d)の工程は、被覆電線100の先端部を剥皮する工程
であるが、既に説明した図11の(a)から(d)の工
程と同一であるので説明を省略する。
【0047】先端剥皮を行ったカッタ部6aのカッタ刃
を開放し、カッタユニット6を切断、切り込み開始位置
まで戻し、送り側フィードローラ対1a、1bを一方向
に回転させ、被覆電線100をX方向に切断長L1に対
応した量だけ送り込む。この場合、切断長L1が短いの
で、送り込まれた被覆電線100は、受け側フィードロ
ーラ対2a、2bまで達することができない(図15(
a))。
【0048】次に、カッタ部6aにより被覆電線100
の被覆に切り込みを入れる(図15(b))。次に、線
材104を傷つけないためにカッタ部6aのカッタ刃の
切り込みを微少量戻した後、カッタユニット6をX方向
に移動させ、被覆材106を線材104の必要量L2を
残す位置まで移動させる(図15(c))。
【0049】次に、カッタ部6aのカッタ刃を開放し、
カッタユニット6を切断、切り込み開始位置まで戻す(
図16(a))。次に、カッタユニット6のカッタ部6
aにより被覆電線100を切断する。切断された被覆電
線101は、そのまま落下して装置下部に設けられた収
納部(図示せず)に収納される(図16(b))。
【0050】カッタ部6aのカッタ刃を開放し、次の工
程に移る(図16(c))。 (4)次に、図17乃至図23を用いて、被覆電線の剥
皮、切断、及び線材の捩りを施す場合の動作(捩り有り
ノーマルモードI)について説明する。まず、被覆電線
100の切断、切り込み開始位置の位置決めを行った後
、送り側フィードローラ対1a、1bを一方向に回転さ
せ、被覆電線100をX方向に剥皮長L2だけ送り込む
(図17(a))。
【0051】次に、カッタ部6aにより被覆電線100
の被覆に切り込みを入れる(図17(b))。次に、線
材104を傷付けないようにカッタ部6aのカッタ刃の
切り込みを微少量戻した後、カッタユニット6をX方向
にセミストリップ長L4に対応した量だけ移動させて、
被覆材102の切り込み端部を線材104の端部まで移
動させる(図17(c))。
【0052】次に、カッタ部6aのカッタ刃を開放しつ
つ(図18(a))、カッタユニット6を−X(マイナ
スX)方向に移動させ、同時に送り側フィードローラ対
1a、1bを一方向に回転させ、被覆電線100をX方
向に送り込むことによりカッタユニット6の捩り部6b
を捩り開始位置、即ち線材104端部の被覆材102上
にセットし(図18(b))、捩り部6bの捩りアーム
を閉じて被覆材102上から線材104を挟み込む(図
18(c))。
【0053】次に、線材104を挟み込んだ捩り部6b
の二個の捩りアームを反対方向にスライドさせて線材1
04に捩りをかける。このとき、捩りアームのスライド
により線材104を痛めないように被覆材102が保護
材の役目をしている(図19(a))。次に、捩りアー
ムが被覆材102を挟み込んだ状態のままカッタユニッ
ト6をX方向に移動させて、被覆材102を線材104
から引き抜き(図19(b))、その後、捩り部6bの
捩りアームを開放する(図19(c))。
【0054】次に、カッタユニット6を切断、切り込み
開始位置まで戻しつつ、同時に送り側フィードローラ対
1a、1bと受け側フィードローラ対2a、2bを回転
させて、被覆電線100を切断長L1に対応した量だけ
X方向に送り出す(図20(a))。次に、カッタユニ
ット6のカッタ部6aにより被覆電線100を切断する
。切断された被覆電線101は、受け側フィードローラ
対2a、2bにより支持されている(図20(b))。
【0055】次に、切断された被覆電線101の後端の
剥皮時の被覆材の落下を円滑に行うため、受け側フィー
ドローラ対2a、2bを一方向に回転させ、切断された
被覆電線101をX方向に微少量送り出しておく(図2
0(c))。切断された被覆電線101の後端の剥皮を
行うため、カッタユニット6を剥皮長L3及び前記微少
量だけX方向に移動させる(図20(d))。
【0056】次に、カッタ部6aにより切断された被覆
電線101の被覆に切り込みを入れる(図21(a))
。次に、線材108を傷付けないためにカッタ部6aの
カッタ刃の切り込みを微少量戻した後、受け側フィード
ローラ対2a、2bを一方向に回転させ切断された被覆
電線101をX方向に送り出して、被覆材106の切り
込み端を線材108端部まで移動させる(図21(b)
)。
【0057】次に、カッタ部6aのカッタ刃を開放する
(図21(c))。次に、カッタユニット6を−X方向
に移動させ、カッタユニット6の捩り部6bを捩り開始
位置、即ち線材108端部の被覆材106上にセットし
(図22(a))、捩り部6bの捩りアームを閉じて被
覆材106上から線材108を挟み込む(図22(b)
)。
【0058】次に、線材108を挟み込んだ捩り部6b
の二個の捩りアームを反対方向にスライドさせて線材1
06に捩りをかける。このとき、捩りアームのスライド
により線材106を痛めないように被覆材108が保護
材の役目をしている(図22(c))。次に、捩りアー
ムが被覆材106を挟み込んだ状態のまま、受け側フィ
ードローラ対2a、2bを一方向に回転させて、切断さ
れた被覆電線101をX方向に移動させ、被覆材106
を線材108から引き抜く(図22(d))。
【0059】その後、捩り部6bの捩りアームを開放し
、受け側フィードローラ対2a、2bを一方向に回転さ
せて、切断された被覆電線101をX方向に送り出す(
図23(a))。次に、カッタユニット6を切断、切り
込み開始位置まで戻し、送り側フィードローラ対1a、
1bを一方向に回転させ、被覆電線100をX方向に剥
皮長L2だけ送り込み、次の工程に移る(図23(b)
)。
【0060】(5)次に、図24乃至図26を用いて、
被覆電線の切断長L1が短い場合の被覆電線の剥皮、切
断、及び線材の捩りの動作(捩り有りショートモードI
)について説明する。本動作においては、切断長L1が
短いため、受け側フィードローラ対2a、2bを使用し
ない。従って、図24乃至図26において、受け側フィ
ードローラ対2a、2bの記載は省略した。
【0061】図24(a)は、被覆電線100の切断、
切り込み開始位置の位置決めを終了した段階を示してい
る。まず、送り側フィードローラ対1a、1bを一方向
に回転させ、被覆電線100をX方向に剥皮長L2+L
3だけ送り込む(図24(b))。次に、カッタ部6a
により被覆電線100の被覆に切り込みを入れ、線材1
04を傷付けないためにカッタ部6aのカッタ刃の切り
込みを微少量戻した後、カッタユニット6を−X(マイ
ナスX)方向に移動させ、カッタユニット6の捩り部6
bを捩り開始位置、即ち線材104端部の被覆材102
上にセットし、捩り部6bの捩りアームを閉じて被覆材
102上から線材104を挟み込む(図24(d))。
【0062】次に、線材104を挟み込んだ捩り部6b
の二個の捩りアームを反対方向にスライドさせて線材1
04に捩りをかけながら、カッタユニット6をX方向に
移動して被覆材102を引き抜く(図25(a))。次
に、捩りアームを開きながら、カッタユニット6を切断
、切り込み開始位置まで戻し、同時に送り側フィードロ
ーラ対1a、1bを一方向に回転させ、被覆電線100
をX方向にL1−(L2+L3)だけ送り込む(図25
(b))。
【0063】次に、カッタ部6aのカッタ刃で被覆に切
り込みを入れ、線材104を傷付けないためにカッタ部
6aのカッタ刃の切り込みを微少量戻した後、カッタユ
ニット6をX方向にL3だけ移動させることにより、被
覆材106の先端が線材104の先端からL2の位置に
くるように移動させる(図25(c))。次に、カッタ
刃の開放と並行して、捩り部6bの捩りアームを閉じ、
被覆材106上から線材108を挟み込み、線材108
を挟み込んだ捩り部6bの二個の捩りアームを反対方向
にスライドさせて線材108に捩りをかける(図26(
a))。
【0064】次に、捩りアームを切断、切り込み位置ま
で戻し(図26(b))、被覆電線100を切断する(
図26(c))。なお、最終的に被覆材102、106
を線材104、108の端部に残すセミストリップノー
マルモード、セミストリップショートモードの動作につ
いては、上述の動作説明において被覆材102、106
を線材104、108から引き抜かないようにする点だ
けが異なるので説明を省略する。
【0065】以上のように、本実施例によれば、送り出
し送り込み機構により被覆電線を一方向にのみ移動させ
、カッタ部と捩り部が一体になったカッタユニットが被
覆電線の移動方向に対し前後に移動することにより、任
意の切断長、剥皮長、セミストリップ長を有する被覆電
線を得ることができ、また、切断長の短い被覆電線の捩
りも容易に行うことができる自動電線切断剥皮装置及び
その制御方法を提供できる。また、例えば図11(d)
において、ローラ1a、1bをカッタユニット6の移動
と同時に逆転することを行えば、剥皮時間の短縮が可能
なことは明らかである。
【0066】さらに、本実施例による自動電線切断剥皮
装置の被覆電線案内用ガイドパイプは傾動することなく
固定されているので、被覆電線に曲げ癖をつけてしまう
こともなく、高品質の被覆電線の剥皮、切断が可能とな
る。本発明は、上記実施例に限らず種々の変形が可能で
ある。例えば、捩り圧力を加えるために用いた回転形ソ
レノイド59は、他の回転形アクチュエータでもよい。 例えば、トルクモータ、DCモータ等でもよい。また、
直動形ソレノイド、エアシリンダ等に置き換えることが
できる。
【0067】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、被覆電線
に曲げ癖をつけてしまうこともなく、任意の切断長、剥
皮長、セミストリップ長を有する被覆電線を高速に得る
ことができ、また、切断長の短い被覆電線の捩りも容易
に行うことができる自動電線切断剥皮装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
の正面図である。
【図2】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
の平面図である。
【図3】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
の右側面図である。
【図4】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
のカッタユニット機構部斜視図である。
【図5】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
のカッタユニットの動作の説明図である。
【図6】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
のカッタユニットの動作の説明図である。
【図7】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
のカッタユニットの動作の説明図である。
【図8】本発明の一実施例による自動電線切断剥皮装置
のカッタユニットの動作の説明図である。
【図9】被覆電線を切断剥皮等する場合の初期動作の説
明図である。
【図10】被覆電線を切断剥皮等する場合の初期動作の
説明図である。
【図11】捩り無しノーマルモード(線材に捩りを施す
こと無く被覆電線の被覆材を剥皮する場合)の動作の説
明図である。
【図12】捩り無しノーマルモードの動作の説明図であ
る。
【図13】捩り無しノーマルモードの動作の説明図であ
る。
【図14】捩り無しショートモード(線材に捩りを施す
こと無く被覆電線の切断長L1が短い場合)の動作の説
明図である。
【図15】捩り無しショートモードの動作の説明図であ
る。
【図16】捩り無しショートモードの動作の説明図であ
る。
【図17】捩り有りノーマルモードI(被覆電線の剥皮
、切断、及び線材の捩りを施す場合)の動作の説明図で
ある。
【図18】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図19】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図20】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図21】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図22】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図23】捩り有りノーマルモードIの動作の説明図で
ある。
【図24】捩り有りショートモードI(切断長L1が短
い被覆電線の剥皮、切断、及び線材の捩りを施す場合)
の動作の説明図である。
【図25】捩り有りショートモードIの動作の説明図で
ある。
【図26】捩り有りショートモードIの動作の説明図で
ある。
【符号の説明】
1a、1b…送り側フィードローラ 2a、2b…受け側フィードローラ 3a…送り側解除レバー 3b…受け側解除レバー 4a…送り側ギャップ設定ダイアル 4b…受け側ギャップ設定ダイアル 5a…送り側フィード圧力設定ダイアル5b…受け側フ
ィード圧力設定ダイアル6…カッタユニット 6a…カッタ部 6b…捩り部 7…ガイドパイプホルダ 8…ガイドブロック 8a…ガイド穴 9…ガイドパイプ 10…延長スリーブ 11…カバー穴 12…捩り圧力設定ダイアル 13…ベース 14…カバー 15a、15b、15c…脚 16…操作パネル 17…スライドベース 17a…スライドベースラック部 18…スライドベース 18a…スライドベースラック部 19、20…カッタ刃 21…カッタユニットベース 22a、22b…スライドベース 23a、23b…スライドベース 24…捩りアーム(上) 24a…捩りアーム捩り面 24b…捩りアームラック部 25…捩りアーム(下) 25a…捩りアーム捩り面 25b…捩りアームラック部 26…歯車 27…シャフト 28、29…サイドベース 30a、30b…ベアリング 31…タイミングプーリ 32…タイミングベルト 33…タイミングプーリ 34…モータ 35a、35b…スタッド 36a、36b…ベアリング 37a、37b…スライドベアリング 38…スライドシャフト 39…ロータ 40a、40b…ピン 41a、41b…アーム 42a、42b…ポスト 43a、43b…スタッド 44a、44b…アーム 45a、45b…ローラ 46a、46b…ピン 47a、47b…ローラ 48…ベルトクランパ 49a、49b…ネジ 50…タイミングベルト 51、52…タイミングプーリ 53…シャフト 54…モータ 55…歯車 56…スタッド 57、58…歯車 59…回転形ソレノイド 59a…シャフト 60…アーム 61…ピン 62…スプリングフック 63…引っ張りコイルばね 100…被覆電線 101…切断された被覆電線 102…被覆材 104…線材 106…被覆材 108…線材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被覆電線を挟み込み、回転して前記被
    覆電線の送り込みを行う送り側ローラ対と、前記被覆電
    線を挟み込み、回転して前記被覆電線の送り出しを行う
    受け側ローラ対と、前記送り側ローラ対と前記受け側ロ
    ーラ対との間で前記被覆電線の送り込み側又は送り出し
    側に移動自在に設けられ、前記被覆電線の切断、被覆の
    切り込み、及び剥皮を行うカッタユニットとを備えたこ
    とを特徴とする自動電線切断剥皮装置。
JP3004408A 1991-01-18 1991-01-18 自動電線切断剥皮装置 Pending JPH04261315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3004408A JPH04261315A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 自動電線切断剥皮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3004408A JPH04261315A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 自動電線切断剥皮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04261315A true JPH04261315A (ja) 1992-09-17

Family

ID=11583495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3004408A Pending JPH04261315A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 自動電線切断剥皮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04261315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5445051A (en) * 1994-02-23 1995-08-29 Carpenter Manufacturing Co., Inc. Measure-cut-strip wire processing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5445051A (en) * 1994-02-23 1995-08-29 Carpenter Manufacturing Co., Inc. Measure-cut-strip wire processing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0234929B1 (en) Automatic wire stripping and cutting method and apparatus
KR100366533B1 (ko) 절연피복제거장치
US5653016A (en) Wire and cable drive apparatus in wire and cable cutting and stripping system
JPH0591613A (ja) ケーブル加工機械における電気ケーブルの切断及び剥離装置
US20210195955A1 (en) Coil winding apparatus and coil winding method
US4993147A (en) Automated wire insulation cutting and stripping method with improved means to prevent conductor scoring
EP0275630B1 (en) Automatic wire cutting and stripping method and apparatus
US6176155B1 (en) Semi-automatic wire processing apparatus
US20020108420A1 (en) Spring manufacturing apparatus
US8191266B2 (en) Shielded conduit cutting device for small BX electrical cables
JPH04261316A (ja) 自動電線切断剥皮装置
JPH04261315A (ja) 自動電線切断剥皮装置
US20040255723A1 (en) Semi-automatic wire processing apparatus
JPH0795748A (ja) 内溝ステータのワイヤ巻付装置
JPH0349815A (ja) 自動電線切断及び剥皮装置
JPH03293916A (ja) 被覆剥取装置におけるカッターの切込位置調整方法
JP2666925B2 (ja) 自動被覆線切断・剥皮装置における被覆線の案内機構
JP2002238222A (ja) 電機子巻線機におけるカッタ装置
JPH09162059A (ja) 自動巻線機および自動巻線方法
JP2933812B2 (ja) マグネットワイヤー絶縁層剥離方法及びその装置
JP4428756B2 (ja) 巻線装置および巻線方法
JPH07123656A (ja) 内溝ステータのワイヤ端末処理装置
CN220382637U (zh) 一种用于电线剥皮的切割装置
JPH038217A (ja) ハーネス製造装置
JP2614919B2 (ja) 多心光ファイバの端末加工機