JPH04260823A - ウエザストリップ - Google Patents

ウエザストリップ

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Publication number
JPH04260823A
JPH04260823A JP3042950A JP4295091A JPH04260823A JP H04260823 A JPH04260823 A JP H04260823A JP 3042950 A JP3042950 A JP 3042950A JP 4295091 A JP4295091 A JP 4295091A JP H04260823 A JPH04260823 A JP H04260823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow seal
door
seal part
weather strip
trim
Prior art date
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Pending
Application number
JP3042950A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Okada
岡田 雅康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP3042950A priority Critical patent/JPH04260823A/ja
Publication of JPH04260823A publication Critical patent/JPH04260823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等のドア部ま
たはトランク部などの開閉部に装着されるウエザストリ
ップに係り、特に、トリム部の外面にスポンジ材料製の
中空シール部を備えたウエザストリップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、例えば、自動車のド
ア部には、ボデー1とドア2との隙間をシールして外か
らの雨水または騒音を防ぎ、かつ、ドア2の開閉時の衝
撃及び走行時の振動を吸収するために、ドア用のウエザ
ストリップが装着される。図6は従来のドア用ウエザス
トリップを示す図5のA−A線に沿う断面図であり、ド
ア部のこの箇所においては、ドア用ウエザストリップ3
がドア2の下縁部内側に装着されている。なお、自動車
のサイドウインド部においては、ウエザストリップがボ
デー1側に装着される。
【0003】ドア用ウエザストリップ3は装着部として
の断面逆U字状のトリム部4を備え、そのトリム部4は
EPDMソリッドゴム(エチレン・プロピレン・ジエン
共重合物)またはPVC(ポリ塩化ビニール)等のソリ
ッド材料により長尺状に押出成形されていて、その内部
には板金インサート5が埋設され、内面にはドア2のフ
ランジ部6を挟持する一対の挟持リップ7が一体形成さ
れている。前記トリム部4のボデー1と対向する側の外
面には中空シール部8がトリム部4との共押出成形によ
り一体形成され、ドア2の閉鎖時にはボデー1に圧接し
た状態でボデー1とドア2との隙間をシールできるよう
に構成されている。そして、この中空シール部8の成形
材料としては、シール性がよく、圧縮永久歪が小さく、
耐候性、耐オゾン性、耐水性に優れ、かつ、ドア2を閉
める時の操作力を小さくできるなどの特性を備えたスポ
ンジ材料、特に、EPDMスポンジゴムが広く使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のウエ
ザストリップによると、ドア2の建付けバラツキが大き
くなった場合に、トリム部4及び中空シール部8の相対
向する面がそれぞれ平滑に形成されているので、中空シ
ール部8が圧縮変形された状態で長時間高温度条件下に
おかれたときに、スポンジ材料が粘性を帯び、中空シー
ル部8がトリム部4に粘着して復元しなくなることがあ
った。この場合には、シール不良により水漏れが生じた
り、遮音機能が低下したり、或いは、緩衝不良によりド
ア開閉時の衝撃が大きくなったりするなどの不具合が発
生する。
【0005】そこで、この発明の課題は、スポンジ材料
が粘性を帯びた場合でも中空シール部を確実に復元でき
、良好なシール性及び緩衝性を長期間維持できるウエザ
ストリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のウエザストリップは、ソリッド材料か
らなるトリム部の外面にスポンジ材料からなる中空シー
ル部を共押出成形により一体形成し、トリム部及び中空
シール部の相対向する面の少なくとも一方に突起部を設
けて構成される。
【0007】ここで、前記突起部は押出成形機のダイス
形状に従い、トリム部の外面、または、中空シール部の
内面、或いは、それらの両方に形成できるが、好ましく
は、剛性が大きく潰れにくいソリッド材料からなるトリ
ム部の外面に形成される。また、中空シール部及びトリ
ム部の接触面積を小さくできるように、望ましくは、断
面略三角形状の突起部が所定の間隔をおいて2〜4条形
成される。
【0008】
【作用】この発明のウエザストリップによれば、トリム
部の外面と中空シール部の内面との間に突起部が介在す
るので、圧縮時の中空シール部とトリム部との接触面積
が小さくなる。このため、圧縮状態で中空シール部のス
ポンジ材料が粘性を帯びた場合でも、中空シール部とト
リム部との粘着を防止でき、圧縮が解除されれば、中空
シール部は自身の弾性によって確実に復元する。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第一実施例によるド
ア用ウエザストリップを図5のA−A線に沿って示す断
面図であり、従来例と同一または相当する部分には図6
と同一の符号が付されている。このドア用ウエザストリ
ップ3は、従来と同様、EPDMソリッドゴム製のトリ
ム部4とEPDMスポンジゴム製の中空シール部8とか
ら構成され、各成形材料を押出成形機(図示略)のダイ
スから共押出した直後に加圧接着することにより、中空
シール部8がトリム部4の外面に一体的に形成されてい
る。トリム部4は板金インサート5及び挟持リップ7の
挟持力によってドア2のフランジ部6に装着され、ドア
2の閉鎖時には中空シール部8がボデー1に圧接して変
形され、この中空シール部8を介してボデー1とドア2
との隙間がシールされる。
【0010】このドア用ウエザストリップ3においては
、中空シール部8で覆われたトリム部4の外面に、断面
三角形状の突起部10が所定の間隔をおいて3条形成さ
れている。各突起部10は押出成形機におけるダイスの
押出口に鋸歯状部を設けることにより、トリム部4の成
形と同時に形成される。突起部10の断面形状は、潰れ
にくく、かつ、中空シール部8の内面と比較的小さな面
積で接触する三角形が好ましい。本実施例では、突起部
10の断面が底辺1.5mm、高さ1.5mmの三角形
となっている。また、突起部10の本数は2〜4本が適
当で、それより多いと過密になって、潰れたときに頂部
が連続面を構成する可能性が高くなり、1本では、トリ
ム部4及び中空シール部8の接触面積が大きくなり過ぎ
る。
【0011】以上のように構成された第一実施例のドア
用ウエザストリップ3によれば、トリム部4の外面と中
空シール部8の内面との間に複数条の突起部10が介在
するので、ドア2を閉鎖したときの中空シール部8とト
リム部4との接触面積が小さくなる。従って、中空シー
ル部8の成形材料であるEPDMスポンジゴムが粘性を
帯びた場合でも、その中空シール部8とトリム部4との
粘着を防止でき、ドア2を開放すれば、中空シール部8
はそれ自身の弾性によって確実に復元する。特に、この
実施例においては、断面三角形状の突起部10がソリッ
ド材料からなるトリム部4の外面に形成されているため
、突起部10の剛性が向上して潰れにくくなり、中空シ
ール部8とトリム部4との接触面積をより小さくできる
。それ故、良好なシール性及び緩衝性を維持でき、ドア
用ウエザストリップ3の寿命が長くなる。
【0012】次に、この発明の第二実施例を説明する。 図2は本発明の第二実施例によるドア用ウエザストリッ
プを示す断面図である。この実施例のドア用ウエザスト
リップ3においては、EPDMソリッドゴム製のトリム
部4の外面に2条の突起部10が形成されるとともに、
EPDMスポンジゴム製の中空シール部8の内面には前
記突起部10に噛合う2条の突起部11が形成されてい
る。各突起部10,11はそれぞれ断面三角形状に形成
されているが、中空シール部8の突起部11はトリム部
4の突起部10よりも大きな断面積でかつ高く突設され
ている。このため、中空シール部4の圧縮時に各突起部
10,11の間に空隙を確保して粘着を防止でき、しか
も、圧縮が解除されたときには中空シール部8が強い離
反力でトリム部4から確実に復元する。また、中空シー
ル部8の圧縮時には各突起部10,11が相互に噛合う
ので、自動車の高速走行時における中空シール部8の吸
出し現象による異常変形を防止することもできる。その
他の構成及び作用は第一実施例と同様である。
【0013】続いて、この発明の第三実施例を説明する
。図3は本発明の第三実施例によるトランク用ウエザス
トリップを示す断面図である。トランク用ウエザストリ
ップ13のトリム部4はボデー1の後部に設けたフラン
ジ部14に装着されている。トリム部4の上部外面及び
下部外面には、EPDMスポンジゴム製の中空シール部
8及び保持リップ16がそれぞれ共押出成形により一体
形成され、中空シール部8はトランクリッド15の閉鎖
により圧縮変形して、そのトランクリッド15とボデー
1との隙間をシールできるように構成されている。そし
て、中空シール部8で覆われたトリム部4の外面には、
断面三角形状の突起部10が所定の間隔をおいて2条形
成されている。従って、このトランク用ウエザストリッ
プ13によっても、第一実施例と同様の作用効果が得ら
れ、中空シール部8とトリム部4との粘着を防止できて
、トランクリッド15の開放時には中空シール部8がそ
れ自身の弾性によって確実に復元する。
【0014】次に、本発明による効果を確認するための
試験結果について、図4及び表1に基づいて説明する。 図4は本発明及び従来のウエザストリップの粘着試験方
法を示す説明図である。この試験方法では、本発明品及
び従来品のドア用ウエザストリップ3を50mmの長さ
に切断して試料を作成し、中空シール部8に重ねた鉄板
17とトリム部4とをクリップ18により挟んで中空シ
ール部8を圧縮変形し、これを23℃(室温)及び70
℃の温度条件下で放置して、中空シール部8とトリム部
4との粘着具合を経時的に確認した。この粘着試験の結
果を下記の表1に記す。表1において、○印は「粘着な
し」、△印は「クリップ18を外したときにやや粘着感
があったがすぐに復元した」、×印は「粘着により復元
しなかった」結果をそれぞれ示す。
【0015】
【表1】
【0016】上記表1から明らかなように、室温下では
本発明品及び従来品のいずれも粘着が発生せず、中空シ
ール部8はトリム部4から復元した。ところが、従来品
を高温度(70℃)下で336時間放置すると、EPD
Mスポンジゴムの粘性により中空シール部8がトリム部
4に粘着して復元しなかった。これに対し、本発明品の
場合は、同じ条件下でやや粘着感があったがすぐに復元
した。
【0017】なお、この発明は上記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、突起部を中空シール部8
の内面のみに形成したり、上記実施例の構成を自動車以
外の各種機器の開閉部をシールするウエザストリップに
適用したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化すること
も可能である。
【0018】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、トリム部の外面と中空シール部の内面との間に突起
部が介在するので、圧縮状態で中空シール部のスポンジ
材料が粘性を帯びた場合でも、中空シール部とトリム部
との粘着を防止して中空シール部を確実に復元でき、も
って、良好なシール性及び緩衝性を長期間維持できると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるドア用ウエザストリ
ップの断面図である。
【図2】本発明の第二実施例によるドア用ウエザストリ
ップの断面図である。
【図3】本発明の第三実施例によるトランク用ウエザス
トリップの断面図である。
【図4】本発明及び従来のウエザストリップの粘着試験
方法を示す説明図である。
【図5】ドア用ウエザストリップの装着箇所を示す自動
車の正面図である。
【図6】従来のドア用ウエザストリップの断面図である
【符号の説明】
3  ドア用ウエザストリップ        4  
トリム部8  中空シール部            
    10  突起部11  突起部       
               13  トランク用ウ
エザストリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ソリッド材料からなるトリム部の外面
    にスポンジ材料からなる中空シール部を共押出成形によ
    り一体形成し、前記トリム部及び中空シール部の相対向
    する面の少なくとも一方に突起部を設けて構成したこと
    を特徴とするウエザストリップ。
JP3042950A 1991-02-14 1991-02-14 ウエザストリップ Pending JPH04260823A (ja)

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JP3042950A JPH04260823A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 ウエザストリップ

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ID=12650302

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JP3042950A Pending JPH04260823A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 ウエザストリップ

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