JPH08127235A - 自動車のウエザーストリップ - Google Patents
自動車のウエザーストリップInfo
- Publication number
- JPH08127235A JPH08127235A JP6290735A JP29073594A JPH08127235A JP H08127235 A JPH08127235 A JP H08127235A JP 6290735 A JP6290735 A JP 6290735A JP 29073594 A JP29073594 A JP 29073594A JP H08127235 A JPH08127235 A JP H08127235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- sash
- automobile
- door frame
- polyolefin resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアフレームのサッシュへの取付作業性及び
シール性の向上等を図る。 【構成】 ドアフレームＦのサッシュＳに取付けられる
ウエザーストリップ１において、該ウエザーストリップ
１の上記サッシュＳに当接する部分が全てスポンジゴム
により形成されると共に、取付基部３の取付面４に、ポ
リオレフイン系樹脂材の皮膜、テープ５ａ等の薄層部５
を形成して成るものである。
シール性の向上等を図る。 【構成】 ドアフレームＦのサッシュＳに取付けられる
ウエザーストリップ１において、該ウエザーストリップ
１の上記サッシュＳに当接する部分が全てスポンジゴム
により形成されると共に、取付基部３の取付面４に、ポ
リオレフイン系樹脂材の皮膜、テープ５ａ等の薄層部５
を形成して成るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアフレーム
に取付けられるウエザーストリップに関するものであ
る。
に取付けられるウエザーストリップに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図２に示す自動車のドアフレームＦに取
付けられるウエザーストリップ６は、図３に示す如くサ
ッシュＳにはめ込まれ当接する取付基部７のうち、斜線
で示す立上げ部８をソリッドゴムにより形成され、その
他をスポンジゴムにより形成されている。
付けられるウエザーストリップ６は、図３に示す如くサ
ッシュＳにはめ込まれ当接する取付基部７のうち、斜線
で示す立上げ部８をソリッドゴムにより形成され、その
他をスポンジゴムにより形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように取付基部
７の立上げ部８がソリッドゴムであると、図４に示す如
く組み付け時に滑り易くサッシュＳへの挿入作業性が向
上されるが、柔軟性に欠けるためサッシュＳとの間の密
着性が劣りシール性に問題があった。そこで、本発明は
かかる従来の課題に鑑みて、挿入作業性並びにシール性
の向上等を図った自動車のウエザーストリップを提供す
ることを目的とする。
７の立上げ部８がソリッドゴムであると、図４に示す如
く組み付け時に滑り易くサッシュＳへの挿入作業性が向
上されるが、柔軟性に欠けるためサッシュＳとの間の密
着性が劣りシール性に問題があった。そこで、本発明は
かかる従来の課題に鑑みて、挿入作業性並びにシール性
の向上等を図った自動車のウエザーストリップを提供す
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図１に示すように、ドアフレーム
ＦのサッシュＳに取付けられるウエザーストリップ１に
おいて、該ウエザーストリップ１の上記サッシュＳに当
接する部分が全てスポンジゴムにより形成されると共
に、取付基部３の取付面４に、ポリオレフィン系樹脂材
の皮膜、テープ５ａ等の薄層部５を形成して成るもので
ある。
めに本発明の構成は、図１に示すように、ドアフレーム
ＦのサッシュＳに取付けられるウエザーストリップ１に
おいて、該ウエザーストリップ１の上記サッシュＳに当
接する部分が全てスポンジゴムにより形成されると共
に、取付基部３の取付面４に、ポリオレフィン系樹脂材
の皮膜、テープ５ａ等の薄層部５を形成して成るもので
ある。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図２に示す自動車のドアフレームＦには、図
１に示す如くドアフレームＦのサッシュＳにウエザース
トリップ１が取付けられ、該ウエザーストリップ１は中
空シール部２及び取付基部３全体がスポンジゴムによ形
成されている。そして、該ウエザーストリップ１の取付
基部３の取付面４には、ポリオレフィン系樹脂材のテー
プ５ａが貼り付けられている。
説明する。図２に示す自動車のドアフレームＦには、図
１に示す如くドアフレームＦのサッシュＳにウエザース
トリップ１が取付けられ、該ウエザーストリップ１は中
空シール部２及び取付基部３全体がスポンジゴムによ形
成されている。そして、該ウエザーストリップ１の取付
基部３の取付面４には、ポリオレフィン系樹脂材のテー
プ５ａが貼り付けられている。
【０００６】上記ポリオレフィン系樹脂材のテープ５ａ
は、熱可塑性のためウエザーストリップ１に加硫により
容易に接合でき、また摩擦係数が小さいためウエザース
トリップ１を上記サッシュＳに組み付ける際、滑りが良
いので挿入し易く組み付け作業性が良好である。更に、
ドア開閉時の衝撃でウエザーストリップ１が伸びを発生
しようとしても、ポリオレフィン系樹脂は伸縮性が小さ
いため、上記取付面４に貼り付けられたテープ５ａの存
在により、ウエザーストリップ１とサッシュＳとの間に
生じるズレが防止される。そのため、従来ドアフレーム
Ｆのコーナー部にズレ防止のため設けられたインサート
パネルが不要になるという効果がある。なお、上記テー
プ５ａは上記取付面４の車外側角部の上部まで貼り付け
られると一層効果的である。
は、熱可塑性のためウエザーストリップ１に加硫により
容易に接合でき、また摩擦係数が小さいためウエザース
トリップ１を上記サッシュＳに組み付ける際、滑りが良
いので挿入し易く組み付け作業性が良好である。更に、
ドア開閉時の衝撃でウエザーストリップ１が伸びを発生
しようとしても、ポリオレフィン系樹脂は伸縮性が小さ
いため、上記取付面４に貼り付けられたテープ５ａの存
在により、ウエザーストリップ１とサッシュＳとの間に
生じるズレが防止される。そのため、従来ドアフレーム
Ｆのコーナー部にズレ防止のため設けられたインサート
パネルが不要になるという効果がある。なお、上記テー
プ５ａは上記取付面４の車外側角部の上部まで貼り付け
られると一層効果的である。
【０００７】また、図３に示すサッシュＳにはめ込まれ
る従来の取付基部７の斜線で示す立上げ部８に相当する
上記取付基部３は、ソリッドゴムでなくスポンジゴムの
ためサッシュＳとの密着性が良くシール性が向上する。
なお、上記取付面４に形成するポリオレフィン系樹脂材
の薄層部５としてテープ５ａを貼り付けて説明したが、
他にポリオレフィン系樹脂材の皮膜などを形成しても同
様の作用効果がある。ポリオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレン、水架橋ポリエチレン、超高分子量ポリエ
チレン等を挙げることができる。
る従来の取付基部７の斜線で示す立上げ部８に相当する
上記取付基部３は、ソリッドゴムでなくスポンジゴムの
ためサッシュＳとの密着性が良くシール性が向上する。
なお、上記取付面４に形成するポリオレフィン系樹脂材
の薄層部５としてテープ５ａを貼り付けて説明したが、
他にポリオレフィン系樹脂材の皮膜などを形成しても同
様の作用効果がある。ポリオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレン、水架橋ポリエチレン、超高分子量ポリエ
チレン等を挙げることができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車のウ
エザーストリップは、ドアフレームのサッシュに取付け
られる取付基部の取付面に、ポリオレフィン系樹脂材の
薄層部を形成しているため、摩擦抵抗が小さくサッシュ
への組み付け作業性が良好で、かつ伸縮性が小さくドア
開閉時の衝撃によるズレが防止される。また、従来と異
なりウエザーストリップのサッシュに当接する部分が、
全てスポンジゴムで形成されているため密着性が良くシ
ール性が向上する。
エザーストリップは、ドアフレームのサッシュに取付け
られる取付基部の取付面に、ポリオレフィン系樹脂材の
薄層部を形成しているため、摩擦抵抗が小さくサッシュ
への組み付け作業性が良好で、かつ伸縮性が小さくドア
開閉時の衝撃によるズレが防止される。また、従来と異
なりウエザーストリップのサッシュに当接する部分が、
全てスポンジゴムで形成されているため密着性が良くシ
ール性が向上する。
【図１】本発明の自動車のウエザーストリップの断面図
である。
である。
【図２】自動車の側面図である。
【図３】従来のウエザーストリップの断面図である。
【図４】同上の組み付け状態を示す断面図である。
１ ウエザーストリップ ２ 中空シール部 ３ 取付基部 ４ 取付面 ５ 薄層部 ５ａ テープ Ｆ ドアフレーム Ｓ サッシュ
Claims (1)
- 【請求項１】 ドアフレームのサッシュに取付けられる
自動車のウエザーストリップにおいて、該ウエザースト
リップの上記サッシュに当接する部分が全てスポンジゴ
ムにより形成されると共に、取付基部の取付面に、ポリ
オレフィン系樹脂材の皮膜、テープ等の薄層部を形成し
て成ることを特徴とする自動車のウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290735A JPH08127235A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自動車のウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290735A JPH08127235A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自動車のウエザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08127235A true JPH08127235A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17759848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6290735A Pending JPH08127235A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 自動車のウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08127235A (ja) |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6290735A patent/JPH08127235A/ja active Pending
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