JPH0425983Y2 - - Google Patents

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JPH0425983Y2
JPH0425983Y2 JP1986183611U JP18361186U JPH0425983Y2 JP H0425983 Y2 JPH0425983 Y2 JP H0425983Y2 JP 1986183611 U JP1986183611 U JP 1986183611U JP 18361186 U JP18361186 U JP 18361186U JP H0425983 Y2 JPH0425983 Y2 JP H0425983Y2
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chopsticks
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gears
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JP1986183611U
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に、素麺の箸分け作業を自動的に
且つ効果的に行うようになした素麺引伸し箸分け
装置に於ける分箸駆動機構に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来の素麺引伸し装置は、素麺を8の字状に懸
け渡された掛け杆を、前方に拡開するように上下
位置に配置された無端チエーン等の移送装置によ
り前方に移送されるに連れて拡開して、該掛け杆
に懸け渡された素麺を引伸すように構成されたも
のであつて、この素麺引伸し作用中に必要な箸分
け作業は作業者が行つていた。
ところで、このように箸分け作業を人手により
行うには、作業者が、前記掛け杆に懸け渡された
素麺の間に分箸を入れ、該分箸を拡げたり狭めた
りして箸分を行わなくてはならず、この作業が面
倒で、然も一定に狭拡動作ができずにバラツキが
出るといつた問題点があつた。
また、このように人手で行うと作業者を多く必
要とし、省力化に於いて不都合な問題点があつ
た。
そこで、こうした問題点を解決するべく、分箸
を拡げたり狭めたりするのを機械的に行う装置と
して、本願出願人は既に特公昭60−45894号公報
に開示の自動素麺延ばし機を提案している。この
装置においては、掛け杆に8の字に掛けられた素
麺を引伸し部にて引伸し、該引伸し工程中に水平
移動装置により素麺の上又は下の空間部に分箸を
挿抜し、該分箸を垂直移動装置により上方或いは
下方に移動して箸分を行うように構成し、前記分
箸の各対が、その中央部及び先端部が偏心して構
成され、且つ、それら分箸を、その偏心位置が相
互に対抗するように、相互に反転するよう設けら
れた2つのギヤの軸心に取り付けてある素麺引伸
し箸分装置に於ける分箸駆動機構を採用してい
る。
しかし、上記2つのギヤは電動機によつて強制
駆動される構造が採られており、そのため、多数
の分箸を夫々駆動するには、多数の対をなすギヤ
とこれらに駆動伝達するための機構が必要であ
り、運転コストのみならず製造コストも高くつく
という問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので
あつて、素麺の箸分け作業を自動的に且つ効果的
に行えて、電動機等の駆動源を使用することなく
省力化に貢献できる素麺引伸し麺分け装置の分箸
駆動機構を提供することを主な目的としている。
〔目的を達成するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、掛け杆
に8の字に掛けられた素麺を引伸し部にて引伸
し、該引伸し工程中に水平移動装置により素麺の
上又は下の空間部に分箸を挿抜し、該分箸を垂直
移動装置により上方或いは下方に移動して箸分け
を行う素麺引伸し箸分け装置に於ける分箸駆動機
構であつて、前記分箸3と前記2つのギヤとを支
持ロツド31b,31cによつて連結し、その一
方の支持ロツド31bに摺接するように上下の方
向に摺接板8を設け、且つ、前記2つのギヤの一
方の偏心箇所に一端を連結して引つ張りバネ31
gを設けて前記分箸3の先端部常に相互に近接し
た水平状態になるように付勢してある。
〔作用〕
本考案は、上記構成により、小引き後の素麺を
8の字状に掛けた上下の掛け杆を前記引伸し部に
それぞれ取り付け、該引伸し部にて素麺を引伸
し、前記掛け杆が所定位置にて停止した時に、前
記分箸を8の字状の素麺の下又は上の空間部に挿
入してから該分箸を前記ギアにて回転して前記偏
心部を狭拡動作しながら分箸を上方或いは下方に
移動して箸分けするのである。
特に本考案にあつては、分箸3が上下移動する
際に、その一方の支持ロツド31bが摺接板8に
接当して回転される。従つて、電動機と駆動伝達
機構を備えることなく、両支持ロツド31b,3
1cに連結された2つのギアの噛み合いで両方の
分箸3が偏心回転しながら上下移動する。
そして、引つ張りバネ31gの作用によつて分
箸3の先端部が常に相互に近接した狭い水平状態
に復帰するように付勢しているので、分箸3をこ
の狭い安定姿勢に位置させることで、素麺に対す
る挿脱時に麺に対して無理な引つ張り力を作用さ
せることなくスムーズに作業できる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る装置を図面に基づいて説明
する。
本考案に係る分箸駆動機構を備えた素麺引伸し
箸分け装置は、図面に示すように、小引き後の素
麺が8の字状に掛けられた上下の掛け杆(図示せ
ず)をそれぞれ係止して所定方向に移送すると共
に、該移送に伴つて素麺を上下に引伸ばす引伸し
部2と、前記掛け杆間に懸け渡された素麺の箸分
けする分箸3と、該分箸を上記8の字状の素麺の
下又は上の空間部に挿抜し得るように移動させる
ための水平移動装置4と、前記水平移動装置4に
より8の字状の素麺の下又は上の空間部に挿入さ
れた分箸3を上方或いは下方に移動させる垂直移
動装置5とを備えたものである。そして前記引伸
し部2による前記掛け杆の移送を所定位置にて停
止した後、前記水平移動装置4を駆動して前記分
箸3を8の字状の素麺の下又は上の空間部に挿入
して停止した後、前記垂直移動装置5を駆動して
前記分箸3を上方或いは下方に移動しながら箸分
けし、該箸分け完了時の所定位置にて停止して、
更に前記水平移動装置4を駆動開始して前記分箸
3を引抜き移動させ、この引抜き移動完了時に前
記引伸し部2を駆動する制御装置(図示せず)を
設けたものである。
前記引伸し部2は、枠体から成る機体本体7の
一側部の上下位置に前方が上下に拡開するように
配置され、左右位置に所定間隔を置いて連結棒材
21aにて連結された腕材21b,21bよりな
る腕部21,21と、該腕材21b,21bの内
側面にプーリ22a,22bを介して移送自在に
配設された無端チエーン23と、前記左右の腕材
21b,21bの前記プーリ22a,22aを連
結する回転軸28と、該回転軸23の所定個所に
設けられたギヤ24を小ギヤ25を介して回転駆
動するモータ29と、前記無端チエーン23に所
定間隔毎に取り付けられた複数の掛け杆保持部
(図示せず)とを備えたものである。
また、前記保持部には、小引き後の素麺が8の
字状に掛けられる上下の掛け杆が係止され、前記
モータ25の駆動により前記無端チエーン23が
拡開方向に移送されるに連れて前記保持部及び掛
け杆が次第に上下に開かれて素麺が引き伸される
のである。
また、前記水平移動装置4は、前記垂直移動装
置5の無端チエーン51に取り付けられたガイド
レール41と、前記機体本体7の内部の上下位置
にプーリ42,42を介して水平方向に移動可能
に配置された無端チエーン43と、該無端チエー
ン43を駆動する図示しないモータとから成るも
のである。
そして、前記ガイドレール41には前記分箸3
を支持する箸分部材Aの支持部31が水平移動可
能に設置されており、該支持部31から前記無端
チエーン43側に突出された係止部32が前記無
端チエーン43の所定個所に取り付けられた係止
部43aに係止することにより、該支持部32が
前記ガイドレール41上を前記分箸3と共に水平
移動するように構成してある。
また、前記水平移動装置4と垂直移動装置5は
機体本体7の一側部に二個所設置され、垂直移動
装置5は一方が下より上方に、他方が上より下方
に分箸3,3を垂直移動するようになつている。
前記垂直移動装置5は、前記機体本体7の前側
位置と後側位置にそれぞれ配置された無端チエー
ン51と、この無端チエーン51を移動駆動し、
それぞれ一体回転するように前後方向に長軸52
にて連結された上下のプーリ53と、該プーリ5
3を回転駆動する図示しないモータとから成り、
前記無端チエーン51の上又は下への移動によ
り、該無端チエーン51に取り付けられた前記ガ
イドレール41が上方或いは下方に移動されて、
該ガイドレール41上の前記支持部31及び分箸
3が上方或いは下方に移動して素麺を箸分けする
のである。
しかして、上記構成に於いて、本考案に係る箸
分部材Aの前記支持部31は第1図乃至第3図に
示すように、断面コ字状の本体部31aを前記ガ
イドレール41に移動可能に設置し、該本体部3
1aの垂直側壁部に横に水平に並設した支持ロツ
ド31b,31cを回動自由に軸支し、該支持ロ
ツド31b,31cの前記垂直側壁部より後側に
突出した軸部に左右互いに噛み合うギヤ31d,
31eを取り付け、更に内側のギヤ31dの偏心
個所と前記垂直側壁部の後側外端位置に取り付け
たピン材31f間に引つ張りバネ31gを張設し
て、前記支持ロツド31b,31cに取り付けら
れる前記分箸3,3の屈曲部3a,3aより前方
部分の偏心部3b,3bが常に近接した水平状態
になるように該引つ張りバネ31gにて付勢して
いる。一方、前記垂直移動装置5の前側位置の無
端チエーン51をプーリ53,53を介して支持
する前記機体本体7の枠材7aの支持部31側側
面には、前記支持部31の内側位置の支持ロツド
31bに摺接する摺接板8が取り付けられてい
る。
しかして、前記支持部31が前記垂直移動装置
5により上方或いは下方に移動される際に前記摺
接によつて前記支持ロツド31bが回転し、これ
と共に前記ギヤ31d,31eを介して外側の支
持ロツド31cが反回転して前記分箸3がその屈
曲部3a,3aより前方部分の偏心部3b,3b
が第1図、第2図に示すように開いたり閉じたり
の狭拡動作をしながら回転して素麺を箸分けする
のである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のような構成を有し、作用をな
すものであるから、素麺の箸分け作業を自動的に
行うに際して、分箸と一体の支持ロツドと摺接板
という簡単な構造によつて、分箸専用の駆動手段
として電動機等を用いる必要もなく、分箸の偏心
作動による素麺の箸分作業をスムースに行うこと
ができ、装置全体の製造コストの削減と運転コス
トの低減(省力化)を図ることができる顕著な効
果を奏するに至つた。
そして、一方のギヤに偏心作用する引つ張りバ
ネによつて、分著の先端部が常に相互に近接した
狭い水平状態に復帰するよう付勢してあるので、
分箸をこの狭い安定姿勢に位置させることで、素
麺に対する挿脱時に、分箸の偏心拡張位置で生じ
る如き無理な引つ張り力を、麺に対して作用させ
ることがなく、箸分作業が一層スムースに行い得
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る箸分部材を備えた素麺引
伸し箸分け装置の斜視図、第2図は分箸が狭ばめ
られた際の要部の拡大斜視図、第3図は分箸が拡
げられた際の要部の拡大斜視図、第4図は要部の
箸分部材部分の後側から見た拡大斜視図である。 図中、A……箸分部材、2……引伸し部、3…
…分箸、3b……偏心部、31d,31e……ギ
ア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掛け杆に8の字に掛けられた素麺を引伸し部に
    て引伸し、該引伸し工程中に水平移動装置により
    素麺の上又は下の空間部に分箸を挿抜し、該分箸
    を垂直移動装置により上方或いは下方に移動して
    箸分を行うように構成し、前記分箸の各対が、そ
    の中央部及び先端部が偏心して構成され、且つ、
    それら分箸を、その偏心位置が相互に対抗するよ
    うに、相互に反転するよう設けられた2つのギヤ
    の軸心に取り付けてある素麺引伸し箸分装置に於
    ける分箸駆動機構であつて、前記分箸3と前記2
    つのギヤとを支持ロツド31b,31cによつて
    連結し、その一方の支持ロツド31bに摺接する
    ように上下の方向に摺接板8を設け、且つ、前記
    2つのギヤの一方の偏心箇所に一端を連結して引
    つ張りバネ31gを設けて前記分箸3の先端部常
    に相互に近接した水平状態になるように付勢して
    あることを特徴とする素麺引伸し箸分装置に於け
    る分箸駆動機構。
JP1986183611U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH0425983Y2 (ja)

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JP1986183611U JPH0425983Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JP1986183611U JPH0425983Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JPS6386784U JPS6386784U (ja) 1988-06-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045894A (ja) * 1983-08-22 1985-03-12 東芝テック株式会社 電子キャッシュレジスタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6045894A (ja) * 1983-08-22 1985-03-12 東芝テック株式会社 電子キャッシュレジスタ

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JPS6386784U (ja) 1988-06-06

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