JPH04259833A - 高速応答型温度センサー - Google Patents

高速応答型温度センサー

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JPH04259833A
JPH04259833A JP2099691A JP2099691A JPH04259833A JP H04259833 A JPH04259833 A JP H04259833A JP 2099691 A JP2099691 A JP 2099691A JP 2099691 A JP2099691 A JP 2099691A JP H04259833 A JPH04259833 A JP H04259833A
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winding frame
resistance wire
insulating coating
cable
temperature
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JP2099691A
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Mitsuaki Mochizuki
光明 望月
Kazuhide Okazaki
一英 岡崎
Manabu Kazaoka
風岡 学
Haruki Nakamura
春樹 中村
Yukihiro Kaneda
金田 幸弘
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Tokyo Gas Co Ltd
Okazaki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Okazaki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速応答型温度センサー
に関し、特に、流れている気体の温度をそれに追随して
高速に測定する高速応答型温度センサーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からの工業用温度センサーとしては
、白金などの測温抵抗体が広く用いられている。この原
理は、白金などの導電体の電気抵抗値が温度に依存する
性質を利用して温度を計測する。従来の工業用温度セン
サーを第1図および第2図に示す。
【0003】SUSなどのシース101内に酸化マグネ
シウム粉の絶縁材102を固く充填して介在させて測温
抵抗体103を収容し、測温抵抗体103から導線10
4・105を延出させ、さらに、導線104には導線1
06を接続し、導線105には導線107・108を接
続し、シース101の端部は絶縁材102が空気中の水
蒸気を吸収して絶縁劣化を生じないようにエポキシ樹脂
で封止109する。
【0004】測温抵抗体103は、丸棒状のアルミナ碍
子110に軸方向に穿設した2個の収容孔111にアル
ミナ粉体112を介在させてコイル状の白金抵抗線11
3を収容し、白金抵抗線113の両端を前記導線104
・105とそれぞれ接続し、収容孔111はエナメル1
14で封止してある。導線107・108・109は図
示されてないが受信計器に接続され、受信計器によって
測温抵抗体103の温度を計測する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の工業用温度セン
サーでは、温度を検出する白金抵抗線113にシース1
01の外から熱が伝達するまでに、シース101、絶縁
材102、測温抵抗体103のアルミナ碍子110、ア
ルミナ粉体112の多くの部材を経て伝達する。したが
って、従来の工業用温度センサーは高速に温度変化する
液体・気体に対して追随できる応答性を持たない。
【0006】従来の改良された温度センサーでは液体に
対しては応答速度が0.3sec.程度であるが、熱容
量の小さい気体で流速が3m/sec.あると応答速度
が10sec.より長くなっている。また、防爆エリア
内での十分な高速応答型温度センサーの出現が望まれて
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、防爆エリア内での十分な高速応答型温度
センサーを提供すべく、薄肉円筒の捲枠の外周に絶縁コ
ーティングを塗布し、前記絶縁コーティング内に抵抗線
を螺旋状に埋設し、捲枠に内側に向けた切り起し片を突
設し、捲枠の内壁にMIケーブルを当接させてMIケー
ブル先端を前記切り起し片に内嵌め、MIケーブル先端
から延出した芯線と前記抵抗線端部とを接続し、前記絶
縁コーティングに若干の隙間を介在させて保護管を外嵌
めし、捲枠と保護管およびMIケーブルと切り起し片を
密封したものである。
【0008】また、本発明は、高速応答型とすべく、薄
肉円筒の捲枠の内周に絶縁コーティングを塗布し、絶縁
コーティング表面にコイル状の抵抗線を接着したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は、薄肉円筒の捲枠の外周に絶縁コーテ
ィングを塗布し、前記絶縁コーティング内に抵抗線を螺
旋状に埋設し、捲枠に内側に向けた切り起し片を突設し
、捲枠の内壁にMIケーブルを当接させてMIケーブル
先端を前記切り起し片に内嵌め、MIケーブル先端から
延出した芯線と前記抵抗線端部とを接続し、前記絶縁コ
ーティングに若干の隙間を介在させて保護管を外嵌めし
、捲枠と保護管およびMIケーブルと切り起し片を密封
してなり、保護管から若干の空気層、絶縁コーティング
を経て抵抗線に熱が伝達されるので応答性がよい。また
、抵抗線は完全に密封されているので、防爆エリアでの
使用が可能である。
【0010】本発明は、薄肉円筒の捲枠の内周に絶縁コ
ーティングを塗布し、絶縁コーティング表面にコイル状
の抵抗線を接着しているので、保護管から直ちに絶縁コ
ーティングを経て抵抗線に熱が伝達され、応答性がよい
。以下、本発明を添付する図面の具体的実施例に基づい
て詳細に説明する。
【0011】
【実施例】第1発明について図3〜5により説明する。 図3に全体を示し、図4に本温度センサーの感温部を覆
って保護する保護チューブを示し、図5に感温部を拡大
して示す。
【0012】図3・5に示すように、白金の薄肉円筒の
捲枠1の外周に絶縁コーティング2を塗布し、この絶縁
コーティング2に白金の抵抗線3を螺旋状に捲き付け、
そこにさらに絶縁コーティング2を塗布し、絶縁コーテ
ィング2内に抵抗線3を埋設する。この捲枠1には内側
に向けた切り起し片4を突設し、白金のシース5内にM
gOの絶縁材6を介在させて白金の芯線7を収容したM
Iケーブル8を捲枠1の内壁に軸方向に当接させ、MI
ケーブル8先端を前記切り起し片4に内嵌めし、MIケ
ーブル8先端から延出した芯線7と前記抵抗線3端部と
を接続する。切り起し片4内に内嵌めしたMIケーブル
8先端は、防爆機能を持たせるために切り起し片4との
間を全周にわたり溶接9して密封する。
【0013】捲枠1外周に塗布した絶縁コーティング2
を保護するために、その外周に若干空気層の隙間10が
存在するようにリング11・12を介して保護管13を
外嵌めし、リング11・12と捲枠1、リング11・1
2と保護管13とをそれぞれ溶接14・15,16・1
7により全周にわたり固着し、抵抗線3は密封されてい
る。
【0014】この捲枠1の基端は接続金具18先端に内
嵌めし溶接19により固着し、接続金具18はその基端
を別体で大径の接続金具19先端に内嵌めし溶接20で
固着する。接続金具19にはネジ山21が刻設してあっ
て、図4に示す保護チューブ22により前述の感温部を
覆わせてその基端をネジ山21に螺合して保護チューブ
22を取付ける。取付けた保護チューブ22の下端は前
記捲枠1の下端より下方に位置する。また、保護チュー
ブ22には測定しようとする気体を通す多数の通過孔2
3が穿設してある。
【0015】抵抗線3は保護管13、若干の空気層の隙
間10、絶縁コーティング2のわずかな部材を経て測定
しようとする気体の熱は伝達されるので、激しい温度変
化に対しても追随して測温できる。また、抵抗線3は、
MIケーブル8との接続部、保護管13と捲枠1との間
が密封して収容されているので、防爆エリアでの使用も
できる。
【0016】第2発明について図6〜9により説明する
。図6・7・8にその一例を示す。軸方向に2個の挿通
孔31を穿設した丸棒体の碍子32を、白金の捲枠33
の内面軸方向に沿わせて固着し、捲枠33内にはエナメ
ル34を全周にわたり塗布しておく。次にスパイラルコ
イルの白金の抵抗線35を捲枠33の内部に収容し、前
記碍子32の挿通孔31を通したリード線36を抵抗線
35の両端とそれぞれ接続する。その後、この捲枠33
を加熱し、軸芯を中心に回転を与えると、抵抗線35は
遠心力を受けて図示のようにエナメル34の内周に接着
する。
【0017】図9に他の例を示す。捲枠33内周にエナ
メル34を塗布し、抵抗線35を遠心力により内周に接
着し、固着した碍子32にリード線36を挿通させ抵抗
線35と接続する点は同じであるが、防爆エリアでの使
用可能とするため、MIケーブル41を捲枠33内に挿
入させ、MIケーブル41の芯線42と前記リード線3
6と接続し、捲枠33の両端開口を蓋43・44で閉じ
溶接45,46・47で固着する。
【0018】第2発明では、図6・7・8の例ではエナ
メル34を経て直ちに抵抗線35で測温でき、どのよう
に激しい温度変化に対しても追随して測温できる。図9
の例では高速応答で測温できる上に、抵抗線35が密封
してあるので、防爆エリアでの使用もできる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のように、薄肉円筒の捲
枠の外周に絶縁コーティングを塗布し、前記絶縁コーテ
ィング内に抵抗線を螺旋状に埋設し、捲枠に外周に向け
た切り起し片を突設し、捲枠の内壁にMIケーブルを当
接させてMIケーブル先端を前記切り起し片に内嵌めし
、MIケーブル先端から延出した芯線と前記抵抗線端部
とを接続し、前記絶縁コーティングに若干の隙間を介在
させて保護管を外嵌めし、捲枠と保護管およびMIケー
ブルと切り起し片を密封してなる高速応答型温度センサ
ーであるので、防爆エリア内での十分な高速応答ができ
る。
【0020】また、本発明は、薄肉円筒の捲枠の内周に
絶縁コーティングを塗布し、絶縁コーティング表面にコ
イル状の抵抗線を接着してなる高速応答型温度センサー
であるので、保護管から直ちに絶縁コーティングを経て
抵抗線に測定しようとする気体の熱が伝達され応答性が
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の工業用温度センサーの縦断面図で
ある。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【図3】図3は第1発明の全体を示し、半分を断面した
正面図である。
【図4】図4は本温度センサの感温部を覆って保護する
保護チューブの半分を断面した正面図である。
【図5】図5は感温部の拡大縦断面図である。
【図6】図6は第2発明の一例の斜視図である。
【図7】図7は図6の縦断面図である。
【図8】図8は要部の拡大縦断面図である。
【図9】図9は第2発明の他の例で、捲枠の開口を密封
した防爆エリアで使用する高速応答型温度センサーの縦
断面図である。
【符号の説明】
1…捲枠 2…絶縁コーティング 3…抵抗線 4…切り起し片 8…MIケーブル 7…芯線 10…隙間 13…保護管 33…捲枠 34…絶縁コーティング 35…コイル状の抵抗線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  薄肉円筒の捲枠の外周に絶縁コーティ
    ングを塗布し、前記絶縁コーティング内に抵抗線を螺旋
    状に埋設し、捲枠に内側に向けた切り起し片を突設し、
    捲枠の内壁にMIケーブルを当接させてMIケーブル先
    端を前記切り起し片に内嵌め、MIケーブル先端から延
    出した芯線と前記抵抗線端部とを接続し、前記絶縁コー
    ティングに若干の隙間を介在させて保護管を外嵌めし、
    捲枠と保護管およびMIケーブルと切り起し片を密封し
    てなる高速応答型温度センサー。
  2. 【請求項2】  薄肉円筒の捲枠の内周に絶縁コーティ
    ングを塗布し、絶縁コーティング表面にコイル状の抵抗
    線を接着してなる高速応答型温度センサー。
JP3020996A 1991-02-14 1991-02-14 高速応答型温度センサー Expired - Lifetime JP2572893B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007615A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Tokyo Keiso Co Ltd 測温抵抗体
CN103033280A (zh) * 2012-12-18 2013-04-10 杨晶 高灵敏热响应之铂电阻温度传感器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61202129A (ja) * 1985-03-06 1986-09-06 Okazaki Seisakusho:Kk 測温抵抗体

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