JPH04259738A - マイクロ波管用出力部構体 - Google Patents
マイクロ波管用出力部構体Info
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- JPH04259738A JPH04259738A JP1964691A JP1964691A JPH04259738A JP H04259738 A JPH04259738 A JP H04259738A JP 1964691 A JP1964691 A JP 1964691A JP 1964691 A JP1964691 A JP 1964691A JP H04259738 A JPH04259738 A JP H04259738A
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- Japan
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- cylindrical body
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- microwave tube
- ceramics
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- Pending
Links
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波管用出力部構
体に関し、特に導波管と出力窓セラミックスを用いたマ
イクロ波管用出力部構体に関する。
体に関し、特に導波管と出力窓セラミックスを用いたマ
イクロ波管用出力部構体に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波管用出力部構体に用いられる
出力窓セラミックスは、真空封止とマイクロ波の透過と
いう2つの役割を持っている。
出力窓セラミックスは、真空封止とマイクロ波の透過と
いう2つの役割を持っている。
【0003】しかしながら、高出力マイクロ波管では、
図3に示すように、出力窓セラミックス11と金属部品
のろう付部4において、ろう材の結晶成長による微細な
突起部に電界が集中し、電界方向に高周波放電が発生し
てマイクロ波の導出が行なわれなくなることがある。こ
の高周波放電は、特に、出力窓セラミックス11の大気
圧側で起こりやすい。
図3に示すように、出力窓セラミックス11と金属部品
のろう付部4において、ろう材の結晶成長による微細な
突起部に電界が集中し、電界方向に高周波放電が発生し
てマイクロ波の導出が行なわれなくなることがある。こ
の高周波放電は、特に、出力窓セラミックス11の大気
圧側で起こりやすい。
【0004】更には、放電時の発熱により出力窓セラミ
ックス11が破損してしまう場合もある。
ックス11が破損してしまう場合もある。
【0005】この放電を起こりにくくするため、従来の
出力窓セラミックス11は、大気圧側の端部に面取り部
6を設けていた。
出力窓セラミックス11は、大気圧側の端部に面取り部
6を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロ波管用出力部構体では、使用する出力窓セラミックス
の端部を面取りしてろう付部のろう材の突起部に生ずる
電界を小さくし、放電が起こりにくくしてある。
ロ波管用出力部構体では、使用する出力窓セラミックス
の端部を面取りしてろう付部のろう材の突起部に生ずる
電界を小さくし、放電が起こりにくくしてある。
【0007】しかし、突起部の程度によっては高周波放
電が生じるためろう付部より電界にそって出力窓セラミ
ックス沿面の放電が起こりやすいという欠点がある。
電が生じるためろう付部より電界にそって出力窓セラミ
ックス沿面の放電が起こりやすいという欠点がある。
【0008】また、放電防止効果を高めるために、さら
に、出力窓セラミックスの端部を大きく面取りした場合
、出力窓セラミックスと金属との接合面積が非常に小さ
くなり、ろう付時の温度及びろう材の量を厳しくコント
ロールしないと真空漏洩が発生する欠点がある。
に、出力窓セラミックスの端部を大きく面取りした場合
、出力窓セラミックスと金属との接合面積が非常に小さ
くなり、ろう付時の温度及びろう材の量を厳しくコント
ロールしないと真空漏洩が発生する欠点がある。
【0009】さらに、近年、マイクロ波管の使用周波数
域が高くなってきているのに伴い、出力窓セラミックス
の厚さが小さくなり、出力窓セラミックス端部の加工等
が困難になってきているという欠点がある。
域が高くなってきているのに伴い、出力窓セラミックス
の厚さが小さくなり、出力窓セラミックス端部の加工等
が困難になってきているという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、出力窓セラミックス沿面
の放電と、この放電に起因する真空漏洩がなく、出力窓
セラミックス部の加工工程を削減できるマイクロ波管用
出力部構体を提供することにある。
の放電と、この放電に起因する真空漏洩がなく、出力窓
セラミックス部の加工工程を削減できるマイクロ波管用
出力部構体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属性の円筒
体と、該円筒体の中心軸と垂直に該円筒体に接合された
円板状の出力窓セラミックスと、前記円筒体に接続する
円筒支持体とを有するマイクロ波管用出力部構体におい
て、前記円筒体の端面に前記出力窓セラミックスの板面
を接合し、前記円筒体の前記出力窓セラミックスとの接
合部近傍の外周面に前記円筒体の外径よりも大きい径の
前記円筒支持体を同軸上に接合したことを特徴とする。
体と、該円筒体の中心軸と垂直に該円筒体に接合された
円板状の出力窓セラミックスと、前記円筒体に接続する
円筒支持体とを有するマイクロ波管用出力部構体におい
て、前記円筒体の端面に前記出力窓セラミックスの板面
を接合し、前記円筒体の前記出力窓セラミックスとの接
合部近傍の外周面に前記円筒体の外径よりも大きい径の
前記円筒支持体を同軸上に接合したことを特徴とする。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例の断面図であ
る。
る。
【0014】第1の実施例は、図1に示すように、直径
30mm,厚さ0.2mmの円板状の出力窓セラミッス
(材質:アルミナ,純度95%)1の真空側の外周部の
板面の外周から中心に向って外径30mm,内径29m
mのリング状にメタライズが施されている。
30mm,厚さ0.2mmの円板状の出力窓セラミッス
(材質:アルミナ,純度95%)1の真空側の外周部の
板面の外周から中心に向って外径30mm,内径29m
mのリング状にメタライズが施されている。
【0015】出力窓セラミックス1を固定するための外
径30mm,内径28mm,高さ15mmの銅製円筒体
2を固定するための外径35mm,内径33mm,高さ
20mmの銅製円筒支持体3は、円筒体5とのろう付部
5の先端が外径31.5mm,内径30.5mm,長さ
5mmに絞り込まれている。
径30mm,内径28mm,高さ15mmの銅製円筒体
2を固定するための外径35mm,内径33mm,高さ
20mmの銅製円筒支持体3は、円筒体5とのろう付部
5の先端が外径31.5mm,内径30.5mm,長さ
5mmに絞り込まれている。
【0016】アルミナ製の出力窓セラミックス1と円筒
体2は、ろう付部4で金ろう(JISBAu−1V)を
用いてろう付されている。ろう付後、円筒体2と円筒支
持体3は、ろう付部5で、金ろう(JISBAu−1V
)より融点の低い金ろう(JISBAu−12V)でろ
う付され、第1の実施例のマイクロ波管用出力部構体が
得られる。
体2は、ろう付部4で金ろう(JISBAu−1V)を
用いてろう付されている。ろう付後、円筒体2と円筒支
持体3は、ろう付部5で、金ろう(JISBAu−1V
)より融点の低い金ろう(JISBAu−12V)でろ
う付され、第1の実施例のマイクロ波管用出力部構体が
得られる。
【0017】このマイクロ波管用出力部構体を周波数約
10GHz,出力30kWでパルス動作させても全く高
周波放電は発生しなかった。
10GHz,出力30kWでパルス動作させても全く高
周波放電は発生しなかった。
【0018】円筒体2と円筒支持体3とのろう付部4に
、たとえ突起部が存在しても、ろう付面を通る電気力線
は大気側の出力窓セラミックス1の沿面を通らないので
、高周波沿面放電は起こらない。
、たとえ突起部が存在しても、ろう付面を通る電気力線
は大気側の出力窓セラミックス1の沿面を通らないので
、高周波沿面放電は起こらない。
【0019】また、出力窓セラミックス1と円筒体2の
ろう付が出力窓セラミックス1の外周端面で行なわれて
いないため、厚みの小さい出力窓セラミックス1におい
ても高周波放電を防止することができる。
ろう付が出力窓セラミックス1の外周端面で行なわれて
いないため、厚みの小さい出力窓セラミックス1におい
ても高周波放電を防止することができる。
【0020】図2は本発明の第2の実施例の断面図であ
る。
る。
【0021】第2の実施例は、図2に示すように、円筒
体12,円筒支持体13の形状を除き構造は、第1の実
施例と同一である。
体12,円筒支持体13の形状を除き構造は、第1の実
施例と同一である。
【0022】円筒体12は、外径34mm,内径32m
m,高さ15mmの銅製円筒体で出力窓セラミックス1
とのろう付部4の先端が外径34mm,内径28mmに
絞り込まれている。円筒支持体13は、円筒体12を固
定するための外径36.5mm,内径34.5mm,高
さ20mmの銅製円筒体である。
m,高さ15mmの銅製円筒体で出力窓セラミックス1
とのろう付部4の先端が外径34mm,内径28mmに
絞り込まれている。円筒支持体13は、円筒体12を固
定するための外径36.5mm,内径34.5mm,高
さ20mmの銅製円筒体である。
【0023】出力窓セラミックス1と円筒体12を金ろ
う(JISBAu−1V)を用いてろう付部4でろう付
した後、円筒体12と円筒支持体13を金ろう(JIS
BAu−1V)より低い融点の金ろう(JISBAu−
12V)でろう付部5でろう付される。
う(JISBAu−1V)を用いてろう付部4でろう付
した後、円筒体12と円筒支持体13を金ろう(JIS
BAu−1V)より低い融点の金ろう(JISBAu−
12V)でろう付部5でろう付される。
【0024】このマイクロ波管用出力部構体を周波数1
0GHz,出力300kW(パルス動作)で動作させて
も、大気圧側の出力窓セラミックス1板面にろう付部が
存在しないので、ろう付面を通る電気力線は、大気圧側
の出力窓セラミックス1の沿面を通らない。従って、出
力窓セラミックス1の沿面における高周波沿面放電は起
らなかった。
0GHz,出力300kW(パルス動作)で動作させて
も、大気圧側の出力窓セラミックス1板面にろう付部が
存在しないので、ろう付面を通る電気力線は、大気圧側
の出力窓セラミックス1の沿面を通らない。従って、出
力窓セラミックス1の沿面における高周波沿面放電は起
らなかった。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、円筒体の
端面に出力窓セラミックスの板面を接合し、円筒体の外
周面に円筒体の外径よりも大きい径の円筒支持体を同軸
上に接合することにより、出力窓セラミックスの面取り
加工等をしなくても高周波放電を容易に防止できる効果
がある。
端面に出力窓セラミックスの板面を接合し、円筒体の外
周面に円筒体の外径よりも大きい径の円筒支持体を同軸
上に接合することにより、出力窓セラミックスの面取り
加工等をしなくても高周波放電を容易に防止できる効果
がある。
【0026】また、厚みの小さい出力窓セラミックスで
も確実に真空気密ができ、信頼性の高いマイクロ波管用
出力部構体を得ることができる効果がある。
も確実に真空気密ができ、信頼性の高いマイクロ波管用
出力部構体を得ることができる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図3】従来のマイクロ波管用出力部構体の一例の断面
図である。
図である。
1,11 出力窓セラミックス
2,12,22 円筒体
3,13,23 円筒支持体
4,5 ろう付部
6 面取り部
Claims (1)
- 【請求項1】 金属性の円筒体と、該円筒体の中心軸
と垂直に該円筒体に接合された円板状の出力窓セラミッ
クスと、前記円筒体に接続する円筒支持体とを有するマ
イクロ波管用出力部構体において、前記円筒体の端面に
前記出力窓セラミックスの板面を接合し、前記円筒体の
前記出力窓セラミックスとの接合部近傍の外周面に前記
円筒体の外径よりも大きい径の前記円筒支持体を同軸上
に接合したことを特徴とするマイクロ波管用出力部構体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1964691A JPH04259738A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波管用出力部構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1964691A JPH04259738A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波管用出力部構体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259738A true JPH04259738A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=12005005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1964691A Pending JPH04259738A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波管用出力部構体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04259738A (ja) |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1964691A patent/JPH04259738A/ja active Pending
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