JPH04256579A - レジンボンド超砥粒砥石の製造方法 - Google Patents
レジンボンド超砥粒砥石の製造方法Info
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- JPH04256579A JPH04256579A JP3783791A JP3783791A JPH04256579A JP H04256579 A JPH04256579 A JP H04256579A JP 3783791 A JP3783791 A JP 3783791A JP 3783791 A JP3783791 A JP 3783791A JP H04256579 A JPH04256579 A JP H04256579A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＢＮ粒若しくはダイ
ヤモンド粒をレジンボンド（結合材）で固めて成るレジ
ンボンド超砥粒砥石の製造方法に関する。
ヤモンド粒をレジンボンド（結合材）で固めて成るレジ
ンボンド超砥粒砥石の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＢＮ（立方晶窒化硼素）粒若しくはダ
イヤモンド粒を超砥粒として用いてなる砥石は、従来よ
り知られており、ＣＢＮ粒を用いたＣＢＮ砥石は主に金
属加工用に、又ダイヤモンド砥石は主にセラミックス加
工用にそれぞれ使用されている。そして、これらの砥石
は、超砥粒を固めるボンド（結合材）の種類によって、
メタルボンド砥石，レジンボンド砥石，ビトリファイド
ボンド砥石と３種類に分類されるが、一般にはレジン（
樹脂）を用いたレジンボンド砥石が最も多く用いられて
いる。
イヤモンド粒を超砥粒として用いてなる砥石は、従来よ
り知られており、ＣＢＮ粒を用いたＣＢＮ砥石は主に金
属加工用に、又ダイヤモンド砥石は主にセラミックス加
工用にそれぞれ使用されている。そして、これらの砥石
は、超砥粒を固めるボンド（結合材）の種類によって、
メタルボンド砥石，レジンボンド砥石，ビトリファイド
ボンド砥石と３種類に分類されるが、一般にはレジン（
樹脂）を用いたレジンボンド砥石が最も多く用いられて
いる。
【０００３】レジンボンド砥石は、一般に、図２に示す
ような構造を有しており、超砥粒１は外表面が凹凸とな
ったＮｉコーティング層２が施された状態でレジンボン
ド３中に保持されている。なお、Ｎｉコーティング層２
は、超砥粒１とレジンボンド３との接着性を高めるため
のものであり、必ずしも必要ではない。
ような構造を有しており、超砥粒１は外表面が凹凸とな
ったＮｉコーティング層２が施された状態でレジンボン
ド３中に保持されている。なお、Ｎｉコーティング層２
は、超砥粒１とレジンボンド３との接着性を高めるため
のものであり、必ずしも必要ではない。
【０００４】そして、かかるレジンボンド砥石は、図３
に示すように、Ｎｉコーティング層２を有する超砥粒１
にレジン被覆層４を形成したコーティング超砥粒５を製
造し（図３、（Ａ））、このコーティング超砥粒５を金
型６内に充填して所定荷重をかけて焼成する（図３、（
Ｂ））ことにより製造される。
に示すように、Ｎｉコーティング層２を有する超砥粒１
にレジン被覆層４を形成したコーティング超砥粒５を製
造し（図３、（Ａ））、このコーティング超砥粒５を金
型６内に充填して所定荷重をかけて焼成する（図３、（
Ｂ））ことにより製造される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た製造方法によると、必要なレジンボンドを全て超砥粒
に被覆しなければならないので、次のような問題がある
。■ 超砥粒の集中度の低い砥石を作製するには、か
なりの量のレジンを超砥粒にコーティングしなければな
らないので、コーティング時間が長くかかりすぎる。■
コーティング量が増せば増すほどコーティング厚さ
の誤差が増大してしまう。■ コーティング装置の構
造上、コーティング時間が長く、コーティング量が多く
なると、工程途中で装置の運転を停止して装置内の清掃
をする必要がある。
た製造方法によると、必要なレジンボンドを全て超砥粒
に被覆しなければならないので、次のような問題がある
。■ 超砥粒の集中度の低い砥石を作製するには、か
なりの量のレジンを超砥粒にコーティングしなければな
らないので、コーティング時間が長くかかりすぎる。■
コーティング量が増せば増すほどコーティング厚さ
の誤差が増大してしまう。■ コーティング装置の構
造上、コーティング時間が長く、コーティング量が多く
なると、工程途中で装置の運転を停止して装置内の清掃
をする必要がある。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑み、レジンボ
ンド砥石の製造効率及び性能を向上したレジンボンド超
砥粒砥石の製造方法を提供することを目的とする。
ンド砥石の製造効率及び性能を向上したレジンボンド超
砥粒砥石の製造方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係るレジンボンド超砥粒砥石の製造方法は、ＣＢＮ
粒若しくはダイヤモンド粒をレジンボンド中に散在させ
たレジンボンド超砥粒砥石の製造方法において、ＣＢＮ
粒若しくはダイヤモンド粒をレジンで被覆したコーティ
ング超砥粒と、レジンを造粒したレジン粒子とを混合し
、これを焼成することを特徴とする
明に係るレジンボンド超砥粒砥石の製造方法は、ＣＢＮ
粒若しくはダイヤモンド粒をレジンボンド中に散在させ
たレジンボンド超砥粒砥石の製造方法において、ＣＢＮ
粒若しくはダイヤモンド粒をレジンで被覆したコーティ
ング超砥粒と、レジンを造粒したレジン粒子とを混合し
、これを焼成することを特徴とする
【０００８】
【作用】前記方法によると、必要なレジンの一部を超砥
粒に被覆すると共に残部をレジンのみで造粒するので、
コーティング効率が著しく向上する。また、このように
してレジンを均一に被覆したコーティング超砥粒とレジ
ン粒子とを混合して焼成するので、超砥粒が均一に分散
したレジンボンド砥石を得ることができる。
粒に被覆すると共に残部をレジンのみで造粒するので、
コーティング効率が著しく向上する。また、このように
してレジンを均一に被覆したコーティング超砥粒とレジ
ン粒子とを混合して焼成するので、超砥粒が均一に分散
したレジンボンド砥石を得ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【００１０】図１は一実施例に係るレジンボンド超砥粒
砥石の製造方法を説明する概略図である。図１に示すよ
うに、まず、ＣＢＮ粒若しくはダイヤモンド粒からなる
、粒度１４０番の超砥粒１１（平均粒径１００μｍ ）
に常法によりＮｉコーティング層１２を形成した後、数
μｍ 〜数十μｍ の厚さのレジン被覆層１３を形成し
、コーティング超砥粒１４を得た（図１、（Ａ））。一
方、同様のレジンをコーティング超砥粒１４とほぼ同径
に造粒してレジン粒子１５を得た（図１、（Ａ））。そ
して、コーティング超砥粒１４とレジン粒子１５とを均
一に混合して金型１６に充填した後、常法により所定荷
重をかけて焼成し（図１、（Ｂ））、レジンボンド砥石
を得た。なお、コーティング超砥粒１４とレジン粒子１
５との混合比率は、１：４〜４：１の範囲とするのが好
ましい。これよりレジン粒子１５が多くなると混合が均
一にできにくい傾向になると共に砥石としての効果が小
さくなる傾向にあり、一方、これよりレジン粒子１５が
少なくなると、混合が均一にできにくい傾向になると共
にレジンボンドが少なすぎて高性能なレジンボンド砥石
が得られにくい傾向にある。
砥石の製造方法を説明する概略図である。図１に示すよ
うに、まず、ＣＢＮ粒若しくはダイヤモンド粒からなる
、粒度１４０番の超砥粒１１（平均粒径１００μｍ ）
に常法によりＮｉコーティング層１２を形成した後、数
μｍ 〜数十μｍ の厚さのレジン被覆層１３を形成し
、コーティング超砥粒１４を得た（図１、（Ａ））。一
方、同様のレジンをコーティング超砥粒１４とほぼ同径
に造粒してレジン粒子１５を得た（図１、（Ａ））。そ
して、コーティング超砥粒１４とレジン粒子１５とを均
一に混合して金型１６に充填した後、常法により所定荷
重をかけて焼成し（図１、（Ｂ））、レジンボンド砥石
を得た。なお、コーティング超砥粒１４とレジン粒子１
５との混合比率は、１：４〜４：１の範囲とするのが好
ましい。これよりレジン粒子１５が多くなると混合が均
一にできにくい傾向になると共に砥石としての効果が小
さくなる傾向にあり、一方、これよりレジン粒子１５が
少なくなると、混合が均一にできにくい傾向になると共
にレジンボンドが少なすぎて高性能なレジンボンド砥石
が得られにくい傾向にある。
【００１１】以上説明した方法によると、超砥粒にコー
ティングするレジンの量を少なく且つ適正な量とするこ
とができるので、コーティング工程に費やす時間が短縮
できると共にコーティング厚の精度が向上できる。また
、コーティング時間が短いので、コーティング装置内の
清掃も簡単になり、コーティング時間の長いもののよう
にコーティング工程途中で運転を停止して装置内清掃を
行う必要がなくなる。さらに本発明方法によると、レジ
ン粒子１５を予め製作してストックしておき、コーティ
ングしたコーティング超砥粒１４に混合するレジン粒子
１５の量を調整することで、集中度の調整を容易に行う
ことができるという効果も奏する。
ティングするレジンの量を少なく且つ適正な量とするこ
とができるので、コーティング工程に費やす時間が短縮
できると共にコーティング厚の精度が向上できる。また
、コーティング時間が短いので、コーティング装置内の
清掃も簡単になり、コーティング時間の長いもののよう
にコーティング工程途中で運転を停止して装置内清掃を
行う必要がなくなる。さらに本発明方法によると、レジ
ン粒子１５を予め製作してストックしておき、コーティ
ングしたコーティング超砥粒１４に混合するレジン粒子
１５の量を調整することで、集中度の調整を容易に行う
ことができるという効果も奏する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法による
と、レジンのコーティング工程の時間短縮が図れ、その
精度も向上できるので、高性能で安価なレジンボンド超
砥粒砥石を容易に製造できるという効果を奏する。また
、コーティング超砥粒とレジン粒子との混合割合を調整
することにより、集中度を容易に変えることができると
いう効果も奏する。
と、レジンのコーティング工程の時間短縮が図れ、その
精度も向上できるので、高性能で安価なレジンボンド超
砥粒砥石を容易に製造できるという効果を奏する。また
、コーティング超砥粒とレジン粒子との混合割合を調整
することにより、集中度を容易に変えることができると
いう効果も奏する。
【図１】一実施例に係るレジンボンド超砥粒砥石の製造
方法を説明する概略図である。
方法を説明する概略図である。
【図２】レジンボンド砥石の一例を示す概略図である。
【図３】従来技術に係るレジンボンド超砥粒砥石の製造
方法を説明する概略図である。
方法を説明する概略図である。
１１ 超砥粒
１２ Ｎｉコーティング層
１３ レジン被覆層
１４ コーティング超砥粒
１５ レジン粒子
１６ 金型
Claims (1)
- 【請求項１】 ＣＢＮ粒若しくはダイヤモンド粒をレ
ジンボンド中に散在させたレジンボンド超砥粒砥石の製
造方法において、ＣＢＮ粒若しくはダイヤモンド粒をレ
ジンで被覆したコーティング超砥粒と、レジンを造粒し
たレジン粒子とを混合し、これを焼成することを特徴と
するレジンボンド超砥粒砥石の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3783791A JP2680740B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | レジンボンド超砥粒砥石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3783791A JP2680740B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | レジンボンド超砥粒砥石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04256579A true JPH04256579A (ja) | 1992-09-11 |
| JP2680740B2 JP2680740B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12508646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3783791A Expired - Lifetime JP2680740B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | レジンボンド超砥粒砥石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2680740B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003053669A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Hitachi Zosen Corp | フッ素樹脂ボンド研磨用砥石および製造方法 |
| CN111571461A (zh) * | 2019-09-19 | 2020-08-25 | 秦皇岛道天精密磨具有限公司 | 胶涂覆金刚石、高分子基金刚石磨轮及其制造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106914829B (zh) * | 2017-04-20 | 2019-04-12 | 郑州磨料磨具磨削研究所有限公司 | 一种高自锐性树脂结合剂金刚石无心磨砂轮及其制备方法 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3783791A patent/JP2680740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003053669A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Hitachi Zosen Corp | フッ素樹脂ボンド研磨用砥石および製造方法 |
| CN111571461A (zh) * | 2019-09-19 | 2020-08-25 | 秦皇岛道天精密磨具有限公司 | 胶涂覆金刚石、高分子基金刚石磨轮及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2680740B2 (ja) | 1997-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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