JPH04256453A - 脱液装置 - Google Patents

脱液装置

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JPH04256453A
JPH04256453A JP3017484A JP1748491A JPH04256453A JP H04256453 A JPH04256453 A JP H04256453A JP 3017484 A JP3017484 A JP 3017484A JP 1748491 A JP1748491 A JP 1748491A JP H04256453 A JPH04256453 A JP H04256453A
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JP
Japan
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liquid
belt
magnet
chips
roller
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JP3017484A
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Yoshikatsu Hirose
広瀬 嘉勝
Masahiro Baba
雅博 馬場
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YANAGAWA GIKEN KK
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YANAGAWA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性材料からなり液分
を含有している微粉末の集合体から液分を除去する脱液
装置に係り、特に、工作機械から切削液とともに排出さ
れる磁性材料からなる切り粉の集合体から切削液を除去
するのに好適な脱液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前述したように工作機械から切削液とと
もに排出される磁性材料からなる切り粉の集合体から切
削液を除去するために、従来は、切削液を含有している
磁性材料からなる切り粉の集合体をベルト上に載置して
搬送し、途中でベルトを挟持するように配設されている
1対の脱液ローラ間に通過させて、これらのローラ間を
通過する切り粉の集合体から切削液を絞るようにして分
離していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の脱液装置においては、切り粉の集合体が、切削
液とともに前記脱液ローラ間へ噛み込まれまいとするた
め、大量の集合体が切削液とともに還流される結果とな
り、切り粉の集合体から切削液を確実に分離できなかっ
た。
【0004】本発明は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、磁性材料からなり液分を含有している微
粉末の集合体から液分を確実に除去することができる脱
液装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明の請求項1の脱液装置は、磁性材料からなり
液分を含有している微粉末の集合体から液分を除去する
脱液装置において、前記集合体を搬送するベルトの下方
に、このベルト上を搬送される前記集合体をベルト面に
吸着する磁石を配設するとともに、前記磁石により前記
集合体が吸着されている部位の前記ベルト上に、脱液ロ
ーラをベルト面に圧接するように配設したことを特徴と
している。
【0006】また、請求項2に記載の脱液装置は、請求
項1において、前記脱液ローラを磁性材料により形成し
、前記磁石により前記ベルト面に圧接したことを特徴と
している。
【0007】さらに、請求項3に記載の脱液装置は、請
求項1において、前記脱液ローラを弾性部材により前記
ベルト面に圧接したことを特徴としている。
【0008】さらにまた、請求項4に記載の脱液装置は
、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記磁
石を平板状に形成したことを特徴としている。
【0009】また、請求項5に記載の脱液装置は、請求
項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記磁石を、
前記脱液ローラとの間に前記ベルトを挟持するローラ状
に形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、ベルト
面に圧接している脱液ローラとベルトとの間に集合体を
構成する微粉末が噛み込まれる際には、各微粉末は、磁
性体であるがゆえに磁石によりベルト方向に吸引されて
いるので、確実に脱液ローラとベルトとの間に噛み込ま
れることになり、その際に液分は除去されるので、微粉
末の集合体から液分を確実に除去することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0012】図1は本発明に係る脱液装置を適用した切
削液浄化装置の全体を示すものであり、工作機械1には
、磁性体からなる切り粉が混入して汚れた切削液である
ダーティ液を排出する切削液排出管2と、このダーティ
液から切り粉を除去して浄化されたクリーン液を工作機
械1に還流する切削液還流管3とが接続されており、図
示しないポンプによりこれらの各管2,3を介して切削
液が流通されるようになっている。
【0013】前記切削液排出管2と切削液還流管3の各
先端は、ダーティ液から切り粉を除去して浄化するため
のクーラントフィルタ4に接続されている。このクーラ
ントフィルタ4は、水平底壁6およびこの水平底壁6の
端部から斜め上方に延在する傾斜底壁7を備え、下部を
密閉状に形成されたケーシング5を有しており、下部に
液を貯留しうるようになっている。このケーシング5の
内部には、図示しない駆動機構により図において反時計
方向に走行される無端状のチェーン8が配設されており
、このチェーン8の外側には、それぞれの先端が前記水
平底壁6および傾斜底壁7に摺接する多数の邪魔板9,
9…が所定間隔をもって連設されている。また、前記水
平底壁6の下方には、水平底壁6と近接した部位に複数
の永久磁石10,10…が配設されており、ケーシング
5内に貯留されたダーティ液中に混入している切り粉を
磁力により吸引して、水平底壁6上に落下させるように
なっている。したがって、前記チェーン8の走行により
、水平底壁6上に落下している切り粉を各邪魔板9が掻
き取って傾斜底壁7に沿って上方に搬送させることにな
る。
【0014】前記ケーシング5の上部には、各邪魔板9
により搬送されている切り粉を外部に放出するシュート
11が形成されており、このシュート11の下方には、
本発明の脱液装置12が配設されている。
【0015】この脱液装置12は、下方に配設された1
本のプーリ13と、上方に配設された2本のプーリ14
,15との周囲にほぼ三角形をなすように巻回された無
端ベルト16を有している。この無端ベルト16として
は、ゴム、プラスチックなど磁力を遮蔽しない材料であ
れば、種々のものを選択することができる。
【0016】前記プーリ13,14,15のうちのいず
れかは駆動プーリ、残りは従動プーリとされ、無端ベル
ト16を図において時計方向に走行させるようになって
いる。また、上方に位置する2本のプーリ14,15の
うち無端ベルト16の走行方向における下流側のプーリ
15は上流側のプーリ14より多少上位に位置しており
、両プーリ14,15間において無端ベルト16は多少
上り勾配をもって走行されることになる。
【0017】前記両プーリ14,15間における無端ベ
ルト16の下方には、無端ベルト16と摺接するように
永久磁石17が配設されている。この永久磁石17は、
無端ベルト16の幅方向の全域ならびに無端ベルト16
の走行方向のかなりの範囲にわたって無端ベルト16と
摺接するように上面を長方形の平面状に形成されている
。一方、前記両プーリ14,15間における無端ベルト
16の上方には、無端ベルト16の走行方向における下
流側となる永久磁石17の端部上に対向するように脱液
ローラ18が配設されている。この脱液ローラ18は、
図示しない駆動手段により前記各プーリ13,14,1
5と反対方向、すなわち外周面が前記無端ベルト16の
走行方向と等しくなるように回転駆動されるようになっ
ている。また、この脱液ローラ18は、その回転軸(図
示せず)が前記永久磁石17と接離する方向に可動とな
るように支持されている。そして、この脱液ローラ18
は、少なくともその外周部が鉄のような磁性材料により
形成されており、前記永久磁石17に吸引されるように
なっている。したがって、脱液ローラ18は、永久磁石
17の磁力により無端ベルト16の上面上に圧接される
ことになる。なお、この脱液ローラ18を磁性材料によ
り形成せずに、ばね部材により無端ベルト16方向に付
勢するようにしてもよい。
【0018】前記プーリ15の外周部位の前記無端ベル
ト16には、板状のスクレーパ19が圧接するように配
設されており、このスクレーパ19により無端ベルト1
6を搬送された切り粉が掻き取られるようになっている
。また、このスクレーパ19の近傍には、スクレーパ1
9により掻き取られた切り粉を収納する収納箱20が配
設されている。
【0019】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0020】磁性材料を切削している工作機械1から切
削液排出管2を介してクーラントフィルタ4のケーシン
グ5内に導入される切削液たるダーティ液には切り粉が
混入しているが、このダーティ液中の切り粉は、ケーシ
ング5の下方に位置する永久磁石10に吸引され液中を
加工してケーシング5の水平底壁6上に堆積される。そ
して、連続的に走行しているチェーン8に取付けられて
いる各邪魔板9がこの水平底壁6上の切り粉を掻き取っ
て水平底壁6から傾斜底壁7に沿って切り粉の集合体と
して搬送し、シュート11から脱液装置12の無端ベル
ト16の上面上に供給する。この状態において、切り粉
の集合体は切削液を含んでへどろ状となっている。なお
、切り粉を除去されて浄化された切削液は、切削液還流
管3を介して工作機械1に還流される。
【0021】前記切り粉の集合体が供給された無端ベル
ト16は、図において時計方向に走行されており、無端
ベルト16上に供給された切削液を図において右方向に
搬送することになるが、無端ベルト16の下方には永久
磁石17が配設されており、この永久磁石17の磁力に
より無端ベルト16上の各切り粉は、無端ベルト16に
近接する方向に吸引されることになる。したがって、回
転駆動している脱液ローラ18と、走行している無端ベ
ルト16との間に噛み込まれる際に各切り粉が切削液と
ともに逃げることなく、各切り粉は良好に脱液ローラ1
8と無端ベルト16の間に噛み込まれて脱液されること
になる。そして、脱液された切り粉は、スクレーパ19
により掻き取られて収納箱20内に収納されることにな
る。一方、切り粉から除去された切削液は、プーリ15
より多少低位に位置しているプーリ14方向に無端ベル
ト16上を逆流して排除される。
【0022】このように本実施例によれば、磁性体から
なる切り粉を無端ベルト16方向に吸引している状態に
おいて脱液ローラ18により液分を除去するので、液と
ともに切り粉を逃がすことなく確実に液分のみを除去す
ることができる。
【0023】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。例えば、切り粉に代表される磁性体からなる微粉末
を吸引する磁石は、必要に応じて電磁石であってもよい
。また、ベルトを介して脱液ローラの下方にローラ状の
磁石を配設してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
性材料からなり液分を含有している微粉末の集合体から
液分を確実に除去することができるという優れた効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱液装置を適用した切削液浄化装置の
全体を示す概略正面図
【符号の説明】
1  工作機械 4  クーラントフィルタ 5  ケーシング 12  脱液装置 16  無端ベルト 17  永久磁石 18  脱液ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁性材料からなり液分を含有している
    微粉末の集合体から液分を除去する脱液装置において、
    前記集合体を搬送するベルトの下方に、このベルト上を
    搬送される前記集合体をベルト面に吸着する磁石を配設
    するとともに、前記磁石により前記集合体が吸着されて
    いる部位の前記ベルト上に、脱液ローラをベルト面に圧
    接するように配設したことを特徴とする脱液装置。
  2. 【請求項2】  前記脱液ローラを磁性材料により形成
    し、前記磁石により前記ベルト面に圧接したことを特徴
    とする請求項1に記載の脱液装置。
  3. 【請求項3】  前記脱液ローラを弾性部材により前記
    ベルト面に圧接したことを特徴とする請求項1に記載の
    脱液装置。
  4. 【請求項4】  前記磁石を平板状に形成したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の脱
    液装置。
  5. 【請求項5】  前記磁石を、前記脱液ローラとの間に
    前記ベルトを挟持するローラ状に形成したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の脱液装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634744U (ja) * 1992-10-12 1994-05-10 株式会社柳河技研 濾過装置
JP2008229430A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Horyo Corp 磁性粉除去装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669059A (en) * 1979-11-12 1981-06-10 Bunri Kogyo Hanbai Kk Discharging device of chip separated from cutting oil

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JP2008229430A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Horyo Corp 磁性粉除去装置

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