JP2998145B2 - 磁気分離器 - Google Patents
磁気分離器Info
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- JP2998145B2 JP2998145B2 JP3275512A JP27551291A JP2998145B2 JP 2998145 B2 JP2998145 B2 JP 2998145B2 JP 3275512 A JP3275512 A JP 3275512A JP 27551291 A JP27551291 A JP 27551291A JP 2998145 B2 JP2998145 B2 JP 2998145B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気分離器に係り、特に
下水処理施設で汚水中に含有する磁性粒子を分離補集す
る磁気分離器に関する。
下水処理施設で汚水中に含有する磁性粒子を分離補集す
る磁気分離器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の磁気分離器を適用した汚
水処理装置は図４に示すように、処理水槽１に満たされ
た汚水２中に磁気円板３の約半分が水没している。この
磁気円板３は図５に示すように、回転軸４に所定の間隔
で装着される。また、磁気円板３は、磁性体材料で形成
された円板状の補強板５の表面に複数の永久磁石片６、
６…が同心状に配設され、この永久磁石片６、６…にカ
バー７が被覆されて構成される。尚、前記永久磁石片
６、６…は、磁気円板３、３…間の空隙８、８…に異極
性の磁場が発生するように、補強板５に於いて隣接する
永久磁石片６、６…並びに各補強板５、５…によって対
向される永久磁石片６、６が互いに異なる極性になるよ
うに組み合わされている。
水処理装置は図４に示すように、処理水槽１に満たされ
た汚水２中に磁気円板３の約半分が水没している。この
磁気円板３は図５に示すように、回転軸４に所定の間隔
で装着される。また、磁気円板３は、磁性体材料で形成
された円板状の補強板５の表面に複数の永久磁石片６、
６…が同心状に配設され、この永久磁石片６、６…にカ
バー７が被覆されて構成される。尚、前記永久磁石片
６、６…は、磁気円板３、３…間の空隙８、８…に異極
性の磁場が発生するように、補強板５に於いて隣接する
永久磁石片６、６…並びに各補強板５、５…によって対
向される永久磁石片６、６が互いに異なる極性になるよ
うに組み合わされている。
【０００３】従って、前記汚水２に含有した磁性粒子
は、前記磁場により永久磁石片６、６…に吸引されカバ
ー７に付着して分離される。また、磁性粒子が分離され
た汚水、即ち処理水は、図４に示した処理水槽１の汚水
流入口９から噴き出される汚水の流れにより処理水槽１
内を上向きに流れ、処理水槽１の上縁を溢流しトラフ１
０に流れ落ちて排水される。
は、前記磁場により永久磁石片６、６…に吸引されカバ
ー７に付着して分離される。また、磁性粒子が分離され
た汚水、即ち処理水は、図４に示した処理水槽１の汚水
流入口９から噴き出される汚水の流れにより処理水槽１
内を上向きに流れ、処理水槽１の上縁を溢流しトラフ１
０に流れ落ちて排水される。
【０００４】ところで、カバー７に付着した磁性粒子
は、磁性円板３が回転することにより塊１１となって図
４に示すスクレーパ装置１２で掻き取られた後、スクリ
ュウコンベア１３に搬送されて排出される。前記スクレ
ーパ装置１２は、回転軸４と同軸のプーリ１４と該回転
軸４の外部に位置する他のプーリ１５とで張設された平
ベルト１６の縁部でカバー７に付着した磁性粒子を掻き
取り、そして掻き落とした磁性粒子の塊１１を平ベルト
１６の移動でスクリュウコンベア１３に搬送する。
は、磁性円板３が回転することにより塊１１となって図
４に示すスクレーパ装置１２で掻き取られた後、スクリ
ュウコンベア１３に搬送されて排出される。前記スクレ
ーパ装置１２は、回転軸４と同軸のプーリ１４と該回転
軸４の外部に位置する他のプーリ１５とで張設された平
ベルト１６の縁部でカバー７に付着した磁性粒子を掻き
取り、そして掻き落とした磁性粒子の塊１１を平ベルト
１６の移動でスクリュウコンベア１３に搬送する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気分離器は、スクレーパ装置１２による磁性粒子の塊
１１の搬送中に、その塊１１が磁気円板３の回転で順次
移動してくる磁性粒子の塊と合体し肥大する場合があ
る。このように、磁性粒子の塊１１が肥大すると、平ベ
ルト１６にかかる塊１１の荷重でプーリ１４、１５が空
回りして塊１１を搬送できなくなり、また磁性粒子を掻
き取ることができなくなるという欠点がある。
磁気分離器は、スクレーパ装置１２による磁性粒子の塊
１１の搬送中に、その塊１１が磁気円板３の回転で順次
移動してくる磁性粒子の塊と合体し肥大する場合があ
る。このように、磁性粒子の塊１１が肥大すると、平ベ
ルト１６にかかる塊１１の荷重でプーリ１４、１５が空
回りして塊１１を搬送できなくなり、また磁性粒子を掻
き取ることができなくなるという欠点がある。
【０００６】また、前記塊１１の肥大が進むと、スクレ
ーパ装置１２が破損するという欠点もある。そこで、こ
のような不具合を解消する為に、特公昭59-26346号公報
明細書に開示された図６に示す磁気円板１７がある。こ
の磁気円板１７によれば、磁気円板１７に永久磁石片が
取付けられていない扇形区域１８、１８を形成してい
る。これにより、図４で示した平ベルト１６で掻き取ら
れた磁性粒子の塊１１は、前記扇形区域１８、１８が平
ベルト１６を通過する毎に磁気円板１７から円滑に搬送
されて排出される。
ーパ装置１２が破損するという欠点もある。そこで、こ
のような不具合を解消する為に、特公昭59-26346号公報
明細書に開示された図６に示す磁気円板１７がある。こ
の磁気円板１７によれば、磁気円板１７に永久磁石片が
取付けられていない扇形区域１８、１８を形成してい
る。これにより、図４で示した平ベルト１６で掻き取ら
れた磁性粒子の塊１１は、前記扇形区域１８、１８が平
ベルト１６を通過する毎に磁気円板１７から円滑に搬送
されて排出される。
【０００７】しかし、前記磁気円板１７は、永久磁石片
が取付けられていない区域１８、１８があるので、汚水
中に含有した磁性粒子の処理能力が低下するという欠点
がある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、磁気円板に吸着した磁性粒子を効率良く搬送すると
共に、汚水中に含有した磁性粒子の処理能力を向上する
ことができる磁気分離器を提供することを目的とする。
が取付けられていない区域１８、１８があるので、汚水
中に含有した磁性粒子の処理能力が低下するという欠点
がある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、磁気円板に吸着した磁性粒子を効率良く搬送すると
共に、汚水中に含有した磁性粒子の処理能力を向上する
ことができる磁気分離器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、回転軸に所定間隔をもって並列装架された複
数枚の磁気円板の各磁気円板間に配設され、回転軸と同
軸のプーリと該回転軸の外部に位置する他のプーリとで
張設された掻取りベルトで、前記磁気円板の表面に吸着
した汚水中の磁性粒子を掻き取る磁気分離器に於いて、
前記掻取りベルトを歯付きベルトにすると共に、該歯付
きベルトの表面に掻取り羽根を複数枚所定間隔に取付
け、該掻取り羽根の両側縁面を磁気円板の表面に接触さ
せて前記磁性粒子を掻き取ることを特徴とする。
する為に、回転軸に所定間隔をもって並列装架された複
数枚の磁気円板の各磁気円板間に配設され、回転軸と同
軸のプーリと該回転軸の外部に位置する他のプーリとで
張設された掻取りベルトで、前記磁気円板の表面に吸着
した汚水中の磁性粒子を掻き取る磁気分離器に於いて、
前記掻取りベルトを歯付きベルトにすると共に、該歯付
きベルトの表面に掻取り羽根を複数枚所定間隔に取付
け、該掻取り羽根の両側縁面を磁気円板の表面に接触さ
せて前記磁性粒子を掻き取ることを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明によれば、歯付きベルトの掻取り羽根で
磁気円板の表面に吸着した磁性粒子を強制的に掻き取
り、また掻き取った磁性粒子を歯付きベルトの掻取り羽
根と掻取り羽根の間に挟んで搬送する。また、歯付きベ
ルトはスプロケットと噛合って周回されるので、大きな
荷重が歯付きベルトに作用しても空回りしない。
磁気円板の表面に吸着した磁性粒子を強制的に掻き取
り、また掻き取った磁性粒子を歯付きベルトの掻取り羽
根と掻取り羽根の間に挟んで搬送する。また、歯付きベ
ルトはスプロケットと噛合って周回されるので、大きな
荷重が歯付きベルトに作用しても空回りしない。
【００１０】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る磁気分離
器について詳説する。図１は本発明に係る磁気分離器２
０を適用した汚水処理装置の実施例が示され、磁気分離
器２０の汚水処理槽２２内には後述する複数枚の磁気円
板２４、２４…が回転軸２６に装着されている。
器について詳説する。図１は本発明に係る磁気分離器２
０を適用した汚水処理装置の実施例が示され、磁気分離
器２０の汚水処理槽２２内には後述する複数枚の磁気円
板２４、２４…が回転軸２６に装着されている。
【００１１】汚水処理槽２２の下部には、汚水２８の汚
水流出口３０が前記磁気円板２４の中心部に向けて傾斜
して形成される。この汚水流出口３０から噴き出された
汚水２８は、汚水処理槽２２内を上向流となって上昇し
磁気円板２４、２４…間を通過した後、汚水処理槽２２
の上部側面に設置されたトラフ３２に流れ落ちて排水さ
れる。
水流出口３０が前記磁気円板２４の中心部に向けて傾斜
して形成される。この汚水流出口３０から噴き出された
汚水２８は、汚水処理槽２２内を上向流となって上昇し
磁気円板２４、２４…間を通過した後、汚水処理槽２２
の上部側面に設置されたトラフ３２に流れ落ちて排水さ
れる。
【００１２】前記回転軸２６は図２に示すように、減速
機３４を介してモータ３６に連結され、モータ３６の回
転力が減速機３４を介して伝達されることにより図１中
矢印方向に回転される。前記磁気円板２４、２４…は図
３に示すように、回転軸２６に挿入された筒状のカラー
３８とコアー４０によって等間隔に配設される。また、
磁気円板２４は補強板である円板状の磁性板４２の表面
に複数の永久磁石片４４、４４…が磁力によって取付け
られており、その永久磁石片４４、４４…の表面に合成
樹脂製のカバー４６が被覆されている。
機３４を介してモータ３６に連結され、モータ３６の回
転力が減速機３４を介して伝達されることにより図１中
矢印方向に回転される。前記磁気円板２４、２４…は図
３に示すように、回転軸２６に挿入された筒状のカラー
３８とコアー４０によって等間隔に配設される。また、
磁気円板２４は補強板である円板状の磁性板４２の表面
に複数の永久磁石片４４、４４…が磁力によって取付け
られており、その永久磁石片４４、４４…の表面に合成
樹脂製のカバー４６が被覆されている。
【００１３】前記永久磁石片４４、４４…は磁性板４２
の円心状に取付けられ、また、磁性板４２に於いて相隣
される永久磁石片４４、４４…並びに各磁性板４２、４
２…によって対向される永久磁石片４４、４４…が互い
に異なる極性になるように組み合されている。これによ
り、円板２４、２４間の空隙４７、４７…には異極性の
磁場が発生する。
の円心状に取付けられ、また、磁性板４２に於いて相隣
される永久磁石片４４、４４…並びに各磁性板４２、４
２…によって対向される永久磁石片４４、４４…が互い
に異なる極性になるように組み合されている。これによ
り、円板２４、２４間の空隙４７、４７…には異極性の
磁場が発生する。
【００１４】前記空隙４７、４７…には図１で示すスク
レーパ装置４８が設けられる。このスクレーパ装置４８
は、前記回転軸２６と同軸上に固着されたスプロケット
５０と汚水処理槽２２の上方に設置された駆動スプロケ
ット５２に歯付きベルト５４が張設されて構成される。
この歯付きベルト５４は図３に示すように、前記各空隙
４７、４７…に配置されると共に円板２４の回転方向に
対して傾斜して設けられる。歯付きベルト５４に等間隔
に植設された掻取り羽根５５、５５…の両側縁面は、対
向する磁気円板２４、２４のカバー４６、４６に接触さ
れている。更に、前記プーリ５２の下方には、スクリュ
ウコンベア５６が配設されている。
レーパ装置４８が設けられる。このスクレーパ装置４８
は、前記回転軸２６と同軸上に固着されたスプロケット
５０と汚水処理槽２２の上方に設置された駆動スプロケ
ット５２に歯付きベルト５４が張設されて構成される。
この歯付きベルト５４は図３に示すように、前記各空隙
４７、４７…に配置されると共に円板２４の回転方向に
対して傾斜して設けられる。歯付きベルト５４に等間隔
に植設された掻取り羽根５５、５５…の両側縁面は、対
向する磁気円板２４、２４のカバー４６、４６に接触さ
れている。更に、前記プーリ５２の下方には、スクリュ
ウコンベア５６が配設されている。
【００１５】次に、前記の如く構成された磁気分離器２
０の作用について説明する。先ず、汚水流出口３０から
噴き出された汚水２８は、上向流となり磁気円板２４の
中心方向に導かれ磁気円板２４、２４…間の空隙４７、
４７…を通過する。この時、汚水中に含有した磁性粒子
は、磁気円板２４に取付けられた永久磁石片４４、４４
…によって発生している磁場により、永久磁石片４４、
４４…に吸引されてカバー４６の表面に付着する。従っ
て、汚水は前記空隙４７、４７…を通過することにより
磁性粒子が分離され、そして磁性粒子が分離された汚
水、即ち処理水は汚水の上向流に押されて水面に到達
し、トラフ３２に流れ落ちて排水される。
０の作用について説明する。先ず、汚水流出口３０から
噴き出された汚水２８は、上向流となり磁気円板２４の
中心方向に導かれ磁気円板２４、２４…間の空隙４７、
４７…を通過する。この時、汚水中に含有した磁性粒子
は、磁気円板２４に取付けられた永久磁石片４４、４４
…によって発生している磁場により、永久磁石片４４、
４４…に吸引されてカバー４６の表面に付着する。従っ
て、汚水は前記空隙４７、４７…を通過することにより
磁性粒子が分離され、そして磁性粒子が分離された汚
水、即ち処理水は汚水の上向流に押されて水面に到達
し、トラフ３２に流れ落ちて排水される。
【００１６】一方、磁気円板２４のカバー４６に付着し
た磁性粒子５８（図１に示す）は、磁気円板２４を回転
し、歯付きベルト５４を回転させることにより排出され
る。即ち、前記磁性粒子５８は、磁気円板２４の回転移
動で歯付きベルト５４を横切る際に、歯付きベルト５４
の掻取り羽根５５、５５…によって磁気円板２４から強
制的に掻き取られる。そして、掻き取られた磁性粒子５
８は、歯付きベルト５４の掻取り羽根５５と掻取り羽根
５５の間に掻き落とされて挟まれた状態で搬送される。
従って、磁性粒子５８は、空隙４７で肥大する間もなく
歯付きベルト５４で搬送されてスクリュウコンベア５８
に排出される。
た磁性粒子５８（図１に示す）は、磁気円板２４を回転
し、歯付きベルト５４を回転させることにより排出され
る。即ち、前記磁性粒子５８は、磁気円板２４の回転移
動で歯付きベルト５４を横切る際に、歯付きベルト５４
の掻取り羽根５５、５５…によって磁気円板２４から強
制的に掻き取られる。そして、掻き取られた磁性粒子５
８は、歯付きベルト５４の掻取り羽根５５と掻取り羽根
５５の間に掻き落とされて挟まれた状態で搬送される。
従って、磁性粒子５８は、空隙４７で肥大する間もなく
歯付きベルト５４で搬送されてスクリュウコンベア５８
に排出される。
【００１７】また、歯付きベルト５４を使用することに
より、大きな荷重が歯付きベルトに作用しても空回りし
ない。このように、本実施例では、磁性粒子５８の掻取
り用ベルトを、従来の平ベルトから歯付きベルト５４に
したので、スプロケット５０、５２の空回りを防止する
ことができ、また歯付きベルト５４に掻取り羽根５５、
５５を取付けたので、磁性粒子５８を効率良く搬送する
ことができる。更に、掻取り羽根５５を備えた歯付きベ
ルト５４を使用することにより、磁性円板２４の全域に
永久磁石片４４を取付けることができるので、汚水中に
含有した磁性粒子５８の処理能力を従来の磁気分離器よ
りも向上することができる。
より、大きな荷重が歯付きベルトに作用しても空回りし
ない。このように、本実施例では、磁性粒子５８の掻取
り用ベルトを、従来の平ベルトから歯付きベルト５４に
したので、スプロケット５０、５２の空回りを防止する
ことができ、また歯付きベルト５４に掻取り羽根５５、
５５を取付けたので、磁性粒子５８を効率良く搬送する
ことができる。更に、掻取り羽根５５を備えた歯付きベ
ルト５４を使用することにより、磁性円板２４の全域に
永久磁石片４４を取付けることができるので、汚水中に
含有した磁性粒子５８の処理能力を従来の磁気分離器よ
りも向上することができる。
【００１８】尚、本実施例では歯付きベルト５４に掻取
り羽根５５を取付けるとしたが、これに限られるもので
はなく、掻取りバケットを取付けるようにしても良い。
り羽根５５を取付けるとしたが、これに限られるもので
はなく、掻取りバケットを取付けるようにしても良い。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
分離器によれば、磁気円板の表面に吸着した磁性粒子を
掻き取る掻取りベルトを、歯付きベルトにして空回りを
防止し、更に歯付きベルトの表面に掻取り羽根を複数枚
所定間隔で取付け、該掻取り羽根の両側縁面を磁気円板
の表面に接触させたので、磁性粒子を効率良く搬送する
ことができる。また、磁性円板の全域に永久磁石片を取
付けることができるので、汚水中に含有した磁性粒子の
処理能力を向上することができる。
分離器によれば、磁気円板の表面に吸着した磁性粒子を
掻き取る掻取りベルトを、歯付きベルトにして空回りを
防止し、更に歯付きベルトの表面に掻取り羽根を複数枚
所定間隔で取付け、該掻取り羽根の両側縁面を磁気円板
の表面に接触させたので、磁性粒子を効率良く搬送する
ことができる。また、磁性円板の全域に永久磁石片を取
付けることができるので、汚水中に含有した磁性粒子の
処理能力を向上することができる。
【図１】本発明に係る磁気分離器の実施例を示す断面図
【図２】本発明に係る磁気分離器の実施例を示す側面図
【図３】本発明に係る磁気分離器に適用された磁気円板
の実施例を示す断面図
の実施例を示す断面図
【図４】従来の磁気分離器の実施例を示す正面図
【図５】従来の磁気分離器の磁気円板の第１実施例を示
す断面図
す断面図
【図６】従来の磁気分離器の磁気円板の第２実施例を示
す説明図
す説明図
２０…磁気分離器 ２４…磁気円板 ２６…回転軸 ４４…永久磁石片 ４８…スクレーパ装置 ５０、５２…スプロケット ５４…歯付きベルト ５５…掻取り羽根 ５６…スクリュウコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 孝次 東京都新宿区西新宿２丁目８番１号 東 京都下水道局内 (72)発明者 小島 正行 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 川尻 斉 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 山本 博文 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−128367（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−84461（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−262246（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−223032（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B03C 1/00 - 1/32
Claims (1)
- 【請求項１】 回転軸に所定間隔をもって並列装架され
た複数枚の磁気円板の各磁気円板間に配設され、回転軸
と同軸のプーリと該回転軸の外部に位置する他のプーリ
とで張設された掻取りベルトで、前記磁気円板の表面に
吸着した汚水中の磁性粒子を掻き取る磁気分離器に於い
て、 前記掻取りベルトを歯付きベルトにすると共に、該歯付
きベルトの表面に掻取り羽根を複数枚所定間隔に取付
け、該掻取り羽根の両側縁面を磁気円板の表面に接触さ
せて前記磁性粒子を掻き取ることを特徴とする磁気分離
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275512A JP2998145B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275512A JP2998145B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111645A JPH05111645A (ja) | 1993-05-07 |
| JP2998145B2 true JP2998145B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=17556512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3275512A Expired - Fee Related JP2998145B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2998145B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6259409B2 (ja) * | 2015-03-19 | 2018-01-10 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ株式会社 | 磁性物除去装置および磁性物除去方法 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3275512A patent/JP2998145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05111645A (ja) | 1993-05-07 |
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