JP2629097B2 - 磁気分離器 - Google Patents
磁気分離器Info
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- JP2629097B2 JP2629097B2 JP3275511A JP27551191A JP2629097B2 JP 2629097 B2 JP2629097 B2 JP 2629097B2 JP 3275511 A JP3275511 A JP 3275511A JP 27551191 A JP27551191 A JP 27551191A JP 2629097 B2 JP2629097 B2 JP 2629097B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気分離器に係り、特に
下水処理施設で汚水中に含有する磁性粒子を分離補集す
る磁気分離器に関する。
下水処理施設で汚水中に含有する磁性粒子を分離補集す
る磁気分離器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の磁気分離器を適用した汚
水処理装置は図２に示すように、処理水槽１に満たされ
た汚水２中に磁気円板３の約半分が水没している。この
磁気円板３は図３に示すように、回転軸４に所定の間隔
で装着される。また、磁気円板３は、磁性体材料で形成
された円板状の補強板５の表面に複数の永久磁石片６、
６…が同心状に配設される。尚、前記永久磁石片６、６
…は、磁気円板３、３…間の空隙７、７…に、磁石の異
なる極間に形成される磁場が発生するように、補強板５
に於いて隣接する永久磁石片６、６…並びに各補強板
５、５…によって対向される永久磁石片６、６が互いに
異なる極性になるように組み合わされている。
水処理装置は図２に示すように、処理水槽１に満たされ
た汚水２中に磁気円板３の約半分が水没している。この
磁気円板３は図３に示すように、回転軸４に所定の間隔
で装着される。また、磁気円板３は、磁性体材料で形成
された円板状の補強板５の表面に複数の永久磁石片６、
６…が同心状に配設される。尚、前記永久磁石片６、６
…は、磁気円板３、３…間の空隙７、７…に、磁石の異
なる極間に形成される磁場が発生するように、補強板５
に於いて隣接する永久磁石片６、６…並びに各補強板
５、５…によって対向される永久磁石片６、６が互いに
異なる極性になるように組み合わされている。
【０００３】従って、前記汚水２に含有した磁性粒子
は、前記磁場により永久磁石片６、６…に吸着して分離
される。また、磁性粒子が分離された汚水、即ち処理水
は、処理水槽１の汚水流入口８から噴き出される汚水の
流れにより処理水槽１内を上向きに流れ、処理水槽１の
上縁を溢流し、トラフ９に流れ落ちて排水される。とこ
ろで、永久磁石片６、６…に吸着した磁性粒子は、磁気
円板３が回転することにより図２に示すスクレーパ装置
１０で掻き取られ、その後スクリュウコンベア１１によ
って排出される。
は、前記磁場により永久磁石片６、６…に吸着して分離
される。また、磁性粒子が分離された汚水、即ち処理水
は、処理水槽１の汚水流入口８から噴き出される汚水の
流れにより処理水槽１内を上向きに流れ、処理水槽１の
上縁を溢流し、トラフ９に流れ落ちて排水される。とこ
ろで、永久磁石片６、６…に吸着した磁性粒子は、磁気
円板３が回転することにより図２に示すスクレーパ装置
１０で掻き取られ、その後スクリュウコンベア１１によ
って排出される。
【０００４】前記スクレーパ装置１０は、一対のプーリ
１２、１３によって張設されたベルト１４の縁部で永久
磁石片６、６…に吸着した磁性粒子を掻き取り、そして
掻き落とした磁性粒子の塊１５をベルト１４の移動でス
クリュウコンベア１１に搬送する。また、特公昭59-263
46号公報明細書には、スクレーパ装置１０による磁性粒
子の塊１５の掻き取りを容易にする為に、図４に示すよ
うに磁気円板３に永久磁石片が備えられていない扇形区
域１６、１６を設けている。
１２、１３によって張設されたベルト１４の縁部で永久
磁石片６、６…に吸着した磁性粒子を掻き取り、そして
掻き落とした磁性粒子の塊１５をベルト１４の移動でス
クリュウコンベア１１に搬送する。また、特公昭59-263
46号公報明細書には、スクレーパ装置１０による磁性粒
子の塊１５の掻き取りを容易にする為に、図４に示すよ
うに磁気円板３に永久磁石片が備えられていない扇形区
域１６、１６を設けている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気分離器は、磁気円板３、３…間の空隙７、７…の磁
束密度を増大させると各永久磁石片６、６…の磁気吸引
力が大きくなるので、この磁気吸引力で磁気円板３の外
周部が撓んで空隙７、７…の間隔を一定に保持できず、
磁性粒子を均一に吸着できないという欠点がある。
磁気分離器は、磁気円板３、３…間の空隙７、７…の磁
束密度を増大させると各永久磁石片６、６…の磁気吸引
力が大きくなるので、この磁気吸引力で磁気円板３の外
周部が撓んで空隙７、７…の間隔を一定に保持できず、
磁性粒子を均一に吸着できないという欠点がある。
【０００６】また、この撓みによってスクレーパ装置１
０が円滑に作動し難くなるという欠点がある。このよう
な不具合を解消する為に、補強板５の剛性を高めて磁気
円板３の外周部の撓みを防止する手段があるが、この手
段では円板の重量が過大になるので、円板を支持する回
転軸４が大型になり、また、回転軸４を回転させるモー
タも高出力が要求されるという欠点がある。
０が円滑に作動し難くなるという欠点がある。このよう
な不具合を解消する為に、補強板５の剛性を高めて磁気
円板３の外周部の撓みを防止する手段があるが、この手
段では円板の重量が過大になるので、円板を支持する回
転軸４が大型になり、また、回転軸４を回転させるモー
タも高出力が要求されるという欠点がある。
【０００７】そこで、前述した欠点を改善する磁気分離
器として、図５に示す特公昭59-26346号公報に開示され
た磁気分離器の磁気円板１７がある。この磁気円板１７
は軽量化の為に補強板を無くして永久磁石片６、６…を
板状に連結し、そして永久磁石片６、６…の表面にアル
ミニウム又はエポキシ樹脂等のカバー１８を被覆してい
る。
器として、図５に示す特公昭59-26346号公報に開示され
た磁気分離器の磁気円板１７がある。この磁気円板１７
は軽量化の為に補強板を無くして永久磁石片６、６…を
板状に連結し、そして永久磁石片６、６…の表面にアル
ミニウム又はエポキシ樹脂等のカバー１８を被覆してい
る。
【０００８】しかしながら、前記磁気円板１７は永久磁
石片６、６…を連結して構成しているので、磁気円板１
７の直径を大きくすると円板の強度が低下する。従っ
て、特公昭59-26346号公報に開示された磁気分離器で
は、小径の前記磁気円板１７を回転軸に多数枚装着しな
ければ、即ち磁気分離器を大型にしなければ従来の磁気
分離器と同等の磁性粒子の吸着効率が得られないという
欠点がある。
石片６、６…を連結して構成しているので、磁気円板１
７の直径を大きくすると円板の強度が低下する。従っ
て、特公昭59-26346号公報に開示された磁気分離器で
は、小径の前記磁気円板１７を回転軸に多数枚装着しな
ければ、即ち磁気分離器を大型にしなければ従来の磁気
分離器と同等の磁性粒子の吸着効率が得られないという
欠点がある。
【０００９】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、磁性粒子の吸着効率を低下させないで円板状磁
性体の重量を軽くすることができる磁気分離器を提供す
ることを目的とする。
もので、磁性粒子の吸着効率を低下させないで円板状磁
性体の重量を軽くすることができる磁気分離器を提供す
ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、回転軸に所定間隔をもって並列装架された複
数の円板状磁性体の表面に、複数の永久磁石片を同心状
に配列し、これらの永久磁石片で発生する磁場によって
複数の円板状磁性体の表面で汚水中に含有する磁性粒子
を吸着する磁気分離器に於いて、 前記永久磁石片のうち
前記円板状磁性体の外周部に配列された永久磁石片につ
いては、各円板状磁性体間の空隙を介して相対向する永
久磁石片の極性が同一になるように配列すると共に、該
外周部の永久磁石片以外から内周側に配列された永久磁
石片については、円板状磁性体に於いて隣接する永久磁
石片、並びに各円板状磁性体間の空隙を介して相対向す
る永久磁石片とが互いに異なる極性になるように配列し
たことを特徴とする。
する為に、回転軸に所定間隔をもって並列装架された複
数の円板状磁性体の表面に、複数の永久磁石片を同心状
に配列し、これらの永久磁石片で発生する磁場によって
複数の円板状磁性体の表面で汚水中に含有する磁性粒子
を吸着する磁気分離器に於いて、 前記永久磁石片のうち
前記円板状磁性体の外周部に配列された永久磁石片につ
いては、各円板状磁性体間の空隙を介して相対向する永
久磁石片の極性が同一になるように配列すると共に、該
外周部の永久磁石片以外から内周側に配列された永久磁
石片については、円板状磁性体に於いて隣接する永久磁
石片、並びに各円板状磁性体間の空隙を介して相対向す
る永久磁石片とが互いに異なる極性になるように配列し
たことを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明によれば、対向する磁石の極性を同一に
すると、磁石間に反発力が発生することに着目し、円板
状磁性体の撓みの最大となる円板状磁性体の外周部に配
列された複数の永久磁石片を、各円板状磁性体間の空隙
を介して相対向する永久磁石片の極性が同一になるよう
に配列する。これにより、円板状磁性体は、磁石の同一
極間に形成される磁場によって、隣接する円板状磁性体
の外周部同士が反発し合うようになるので撓わまなくな
る。従って、円板状磁性体の剛性は、従来の円板状磁性
体よりも必要としなくなるので、磁性粒子の吸着効率を
低下させないで円板状磁性体の重量を従来の円板状磁性
体よりも軽くすることができる。
すると、磁石間に反発力が発生することに着目し、円板
状磁性体の撓みの最大となる円板状磁性体の外周部に配
列された複数の永久磁石片を、各円板状磁性体間の空隙
を介して相対向する永久磁石片の極性が同一になるよう
に配列する。これにより、円板状磁性体は、磁石の同一
極間に形成される磁場によって、隣接する円板状磁性体
の外周部同士が反発し合うようになるので撓わまなくな
る。従って、円板状磁性体の剛性は、従来の円板状磁性
体よりも必要としなくなるので、磁性粒子の吸着効率を
低下させないで円板状磁性体の重量を従来の円板状磁性
体よりも軽くすることができる。
【００１２】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る磁気分離
器について詳説する。本発明が適用される磁気分離器を
適用した汚水処理装置は、図２に示した磁気円板３の構
造を除いてその他の部材は図２で示した従来のものと同
一であるので、磁気円板３以外は図２を用いて説明す
る。
器について詳説する。本発明が適用される磁気分離器を
適用した汚水処理装置は、図２に示した磁気円板３の構
造を除いてその他の部材は図２で示した従来のものと同
一であるので、磁気円板３以外は図２を用いて説明す
る。
【００１３】本発明の磁気円板２０、２０…は図１に示
すように、回転軸２２に挿入された筒状のカラー２４と
コアー２６によって等間隔に配設される。また、磁気円
板２０は補強板である円板状の磁性板２８の表面に複数
の永久磁石片３０、３０…が磁力によって取付けられて
おり、その永久磁石片３０、３０…の表面に合成樹脂製
のカバー３２が被覆されている。
すように、回転軸２２に挿入された筒状のカラー２４と
コアー２６によって等間隔に配設される。また、磁気円
板２０は補強板である円板状の磁性板２８の表面に複数
の永久磁石片３０、３０…が磁力によって取付けられて
おり、その永久磁石片３０、３０…の表面に合成樹脂製
のカバー３２が被覆されている。
【００１４】前記永久磁石片３０、３０…は磁性板２８
の同心状に取付けられる。前記永久磁石片３０、３０…
のうち前記磁性板２８の外周部に配列された永久磁石片
３０ａ、３０ａ…は、磁気円板２０、２０間の空隙３
４、３４…を介して相対向する永久磁石片３０ａ、３０
ａの極性が同一になるように配列される。その他の永久
磁石片３０、３０…は、磁性板２８に於いて隣接する永
久磁石片３０、３０…並びに各磁性板２８、２８…によ
って対向される永久磁石片３０、３０…が互いに異なる
極性になるように組み合されている。これにより、磁気
円板２０、２０間の空隙３４、３４…には、磁石の異な
る極間に形成される磁場が発生し、また、空隙３４、３
４…の外周部には磁石の同一極間に形成される磁場が発
生する。
の同心状に取付けられる。前記永久磁石片３０、３０…
のうち前記磁性板２８の外周部に配列された永久磁石片
３０ａ、３０ａ…は、磁気円板２０、２０間の空隙３
４、３４…を介して相対向する永久磁石片３０ａ、３０
ａの極性が同一になるように配列される。その他の永久
磁石片３０、３０…は、磁性板２８に於いて隣接する永
久磁石片３０、３０…並びに各磁性板２８、２８…によ
って対向される永久磁石片３０、３０…が互いに異なる
極性になるように組み合されている。これにより、磁気
円板２０、２０間の空隙３４、３４…には、磁石の異な
る極間に形成される磁場が発生し、また、空隙３４、３
４…の外周部には磁石の同一極間に形成される磁場が発
生する。
【００１５】前記空隙３４、３４…には図２で示したス
クレーパ装置１０が設けられる。このスクレーパ装置１
０は、前記回転軸２２と同軸上に固着されたプーリ１２
と汚水処理槽１の上方に設置された駆動プーリ１３にベ
ルト１４が張設されて構成される。このベルト１４は、
前記空隙３４、３４…に配置されると共に磁気円板２０
の回転方向に対して傾斜して設けられる。ベルト１４の
両側縁部は、対向する磁気円板２０、２０のカバー３
２、３２（図１に示す）に接触されている。更に、前記
プーリ１３の下方には、スクリュウコンベア１１が配設
されている。
クレーパ装置１０が設けられる。このスクレーパ装置１
０は、前記回転軸２２と同軸上に固着されたプーリ１２
と汚水処理槽１の上方に設置された駆動プーリ１３にベ
ルト１４が張設されて構成される。このベルト１４は、
前記空隙３４、３４…に配置されると共に磁気円板２０
の回転方向に対して傾斜して設けられる。ベルト１４の
両側縁部は、対向する磁気円板２０、２０のカバー３
２、３２（図１に示す）に接触されている。更に、前記
プーリ１３の下方には、スクリュウコンベア１１が配設
されている。
【００１６】次に、前記の如く構成された磁気分離器の
作用について説明する。先ず、汚水流出口８から噴き出
された汚水２は、上向流となり磁気円板２０の中心方向
に導かれ磁気円板２０、２０…間の空隙３４、３４…を
通過する。この時、汚水中に含有した磁性粒子は、磁気
円板２０に取付けられた永久磁石片３０、３０…によっ
て発生している磁場により、永久磁石片３０、３０…に
吸引されてカバー３２の表面に付着する。従って、汚水
は前記空隙３４、３４…を通過することにより磁性粒子
が分離され、そして磁性粒子が分離された汚水、即ち処
理水は汚水の流れにより水面に到達し、水面を溢流しト
ラフ９に流れ落ちて排水される。
作用について説明する。先ず、汚水流出口８から噴き出
された汚水２は、上向流となり磁気円板２０の中心方向
に導かれ磁気円板２０、２０…間の空隙３４、３４…を
通過する。この時、汚水中に含有した磁性粒子は、磁気
円板２０に取付けられた永久磁石片３０、３０…によっ
て発生している磁場により、永久磁石片３０、３０…に
吸引されてカバー３２の表面に付着する。従って、汚水
は前記空隙３４、３４…を通過することにより磁性粒子
が分離され、そして磁性粒子が分離された汚水、即ち処
理水は汚水の流れにより水面に到達し、水面を溢流しト
ラフ９に流れ落ちて排水される。
【００１７】一方、磁気円板２０のカバー３２に付着し
た磁性粒子は、磁気円板２０を回転させることにより排
出される。即ち、磁性粒子は、磁気円板２０が回転する
ことによりスクレーパ装置１０のベルト１４で掻き取ら
れた後、その磁性粒子の塊１５がベルト１４で搬送され
てスクリュウコンベア１１に送り出され、スクリュウコ
ンベア１１で槽外に排出される。
た磁性粒子は、磁気円板２０を回転させることにより排
出される。即ち、磁性粒子は、磁気円板２０が回転する
ことによりスクレーパ装置１０のベルト１４で掻き取ら
れた後、その磁性粒子の塊１５がベルト１４で搬送され
てスクリュウコンベア１１に送り出され、スクリュウコ
ンベア１１で槽外に排出される。
【００１８】ところで、本実施例では、磁気円板２０の
撓みの最大となる磁性板２８の外周部に配列される複数
の永久磁石片３０ａ、３０ａ…を、空隙３４、３４…を
介して相対向する永久磁石片３０ａ、３０ａの極性が同
一になるように配列している。これにより、磁気円板２
０、２０…は、磁石の同一極間に形成される磁場によっ
て隣接する磁気円板２０、２０の外周部同士が反発し合
うようになるので撓わまなくなる。従って、磁性板２８
の剛性を、従来の磁気分離器よりも低くすることができ
るので、磁性粒子の吸着効率を低下させないで磁気円板
２０の重量を従来の磁気円板３よりも軽くすることがで
きる。
撓みの最大となる磁性板２８の外周部に配列される複数
の永久磁石片３０ａ、３０ａ…を、空隙３４、３４…を
介して相対向する永久磁石片３０ａ、３０ａの極性が同
一になるように配列している。これにより、磁気円板２
０、２０…は、磁石の同一極間に形成される磁場によっ
て隣接する磁気円板２０、２０の外周部同士が反発し合
うようになるので撓わまなくなる。従って、磁性板２８
の剛性を、従来の磁気分離器よりも低くすることができ
るので、磁性粒子の吸着効率を低下させないで磁気円板
２０の重量を従来の磁気円板３よりも軽くすることがで
きる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
分離器によれば、円板状磁性体の外周部に配列された複
数の永久磁石片を、各円板状磁性体間の空隙を介して相
対向する永久磁石片の極性が同一になるように配列し、
各円板状磁性体を隣接する円板状磁性体の外周部同士を
反発させて円板状磁性体の撓みを防止したので、磁性粒
子の吸着効率を低下させないで円板状磁性体の重量を軽
くすることができる。
分離器によれば、円板状磁性体の外周部に配列された複
数の永久磁石片を、各円板状磁性体間の空隙を介して相
対向する永久磁石片の極性が同一になるように配列し、
各円板状磁性体を隣接する円板状磁性体の外周部同士を
反発させて円板状磁性体の撓みを防止したので、磁性粒
子の吸着効率を低下させないで円板状磁性体の重量を軽
くすることができる。
【図１】本発明に係る磁気分離器に適用された磁気円板
の実施例を示す断面図
の実施例を示す断面図
【図２】従来の磁気分離器の実施例を示す正面図
【図３】従来の磁気分離器の磁気円板の第１実施例を示
す断面図
す断面図
【図４】従来の磁気分離器の磁気円板の第２実施例を示
す断面図
す断面図
【図５】従来の磁気分離器の磁気円板の第３実施例を示
す説明図
す説明図
９…トラフ １０…スクレーパ装置 １１…スクリュウコンベア ２０…磁気円板 ２８…磁性板 ３０、３０ａ…永久磁石片 ３２…カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 孝次 東京都新宿区西新宿２丁目８番１号 東 京都下水道局内 (72)発明者 小島 正行 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 川尻 斉 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 山本 博文 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日立プラント建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−97261（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−8875（ＪＰ，Ａ) 特公 昭52−44663（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】 回転軸に所定間隔をもって並列装架され
た複数の円板状磁性体の表面に、複数の永久磁石片を同
心状に配列し、これらの永久磁石片で発生する磁場によ
って複数の円板状磁性体の表面で汚水中に含有する磁性
粒子を吸着する磁気分離器に於いて、 前記永久磁石片のうち前記円板状磁性体の外周部に配列
された永久磁石片については、各円板状磁性体間の空隙
を介して相対向する永久磁石片の極性が同一になるよう
に配列すると共に、 該外周部の永久磁石片以外から内周側に配列された永久
磁石片については、円板状磁性体に於いて隣接する永久
磁石片、並びに各円板状磁性体間の空隙を介して相対向
する永久磁石片とが互いに異なる極性になるように配列
した ことを特徴とする磁気分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275511A JP2629097B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275511A JP2629097B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111644A JPH05111644A (ja) | 1993-05-07 |
| JP2629097B2 true JP2629097B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=17556500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3275511A Expired - Fee Related JP2629097B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 磁気分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2629097B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101367122B1 (ko) * | 2012-09-20 | 2014-02-26 | 한국원자력연구원 | 영구자석을 이용한 자기 장치 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3275511A patent/JP2629097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05111644A (ja) | 1993-05-07 |
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