JPH03217525A - 汚水混合物除去装置 - Google Patents

汚水混合物除去装置

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JPH03217525A
JPH03217525A JP1243090A JP1243090A JPH03217525A JP H03217525 A JPH03217525 A JP H03217525A JP 1243090 A JP1243090 A JP 1243090A JP 1243090 A JP1243090 A JP 1243090A JP H03217525 A JPH03217525 A JP H03217525A
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JP
Japan
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screen
sewage
soiled water
scraper
screens
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JP1243090A
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Tokihisa Masuo
増尾 時久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばし尿、生ごみ等を含む家庭排水、レ
ストランや食堂等からの排水あるいは食品工場等からの
排水(以下総称して「汚水」という)中に含まれる固形
物(混合物、あるいは異物)を除去するための汚水混合
物除去装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記した汚水から、汚水中に含まれる固形物を除
去する方法としては、スクリーンを用いた除去装置が一
般的に広く適用されている。このスクリーンによる除去
装置には種々の方式があり、その代表的な例としては、 a)多数の細帯状の無端ベルトを並設してなるスクリー
ンを上、下2つのローター間に掛回し、そのスクリーン
の下端側を汚水中に沈ませて上方のローターを回転駆動
することが上記スクリーンを周回移動させ、スクリーン
に付着した汚水中に含まれる固形物を一本ずつのベルト
に取付けた突起部に引掛けてスクリーンが反転する上方
のローラを過ぎた部位から付着した固形物を落下させる
ことで汚水中から分離除去するもの、 b)板状のスクリーンを傾斜配置し、このスクリーンの
各隙間に櫛歯を通して下から上へ移動可能にし、汚水の
流水中においてスクリーンに付着した固形物を上記櫛歯
に引掛けてスクリーン上を移動させ分離除去するもの、
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のスクリーンによる固形物
の除去装置において、 a)の方式では、スクリーンに固形物が絡み付いてスク
リーンに付着したままとなり、やがてローターとスクリ
ーンとの間に固形物が挾まってスクリーンがスリップし
、スクリーンの移動動作が停止するという問題が生じた
り、最悪の場合には駆動側のローターに固形物が絡み付
いて当該ローターに過負荷が生じて焼付き事故が発生し
ローターが破損するといった問題点がある。
一方、b)の方式では、スクリーンと移動する櫛歯との
間に固形物が挟まりやすく、さらにこれが進行すると櫛
歯の移動が損われて、櫛歯を移動(駆動)させるモータ
の焼付き事故が発生するという問題点があった。
また、上記従来装置は、いずれもモータを使用して軸を
回転させ、スクリーンや櫛歯を回転させる方式であるた
め、製作コストが高価になるばかりでなく、汚水の流入
のないときも回転を続けるなど、電力ロスが多く運転コ
ストが嵩むという難点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、汚水中に含まれ
る固形物を効果的に分離し得ると共に、モータ等の電動
機からなる駆動装置を用いることなく、汚水の水力で駆
動させ装置の製作コストを低減化し得ると共に、運転コ
ストを大幅に低減し得る汚水混合物除去装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる汚水混合物除去装置は、上記目的を達
成するために、線材または細帯材を多数一定間隔に並設
して円弧状を呈する簀の子状に構成したスクリーンと、
このスクリーンの各隙間に挿入され、スクリーンの少な
くとも一定範囲に沿って回転移動する爪状のスクレーパ
を有する回転体と、 上記回転体を回転駆動する駆動機構と、上記スクリーン
の上方に設けられ、スクリーン上一定範囲に亘って汚水
を落下させる投入部と、を備え、上記投入部から落下さ
せた汚水中に含まれる固形物を上記スクリーン上に付着
させ、上記固形物を回転するスクレーパでかき取り分離
するように構成したものである。
〔作 用〕
上記のように構成された汚水混合物除去装置は、投入部
から汚水をスクリーン上に落下させると,汚水中の固形
物がスクリーン上に付着する。この固形物は、回転体の
外周部に設けられかつスクリーンの各隙間に挿入された
スクレーパによってかき取られて移動し所定の容器内へ
収容される。そして、スクリーンを通過した固形物の除
去された汚水は所定の通路を通って排出される。スクレ
ーパを回転駆動する動力源として、落下する汚水あるい
は管内等を流動する水の水力を回転力に変換するタービ
ンや水車を用いることで、運転費が節減される。
C実施例〕 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図は、この発明に係る汚水混合物除去
装置の構成を示す正面図と側断面図を示す。
同図において、1は多数の線材または細い板材を簀の子
状に並設し、側面から見た形状がほぼ円弧状に曲成され
たスクリーン、2はこのスクリーン1の曲面内側に近接
配置した回転体である。この回転体2は、回転軸3によ
って回転駆動され、上記スクリーン1の各間隙に対応す
る数のスクレーパ4が回転体2の外周部2aに複数(実
施例では4つ)等角度間隔に配設されている。このスク
レーパ4は、スクリーン1の各間隙に挟入され、先端部
が該スクリーン1の表面側に突き出ている。
5は上記スクリーン1および回転体2を収容している筐
体であり、スクリーン1は、この筐体5に適宜手段によ
り固定支持されており、また、回転体2はその回転軸3
の両端が筐体5の側壁に軸受されている。6は上記筐体
5上に据付けられた駆動機構で、この駆動機構6は、上
部に汚水などの水の圧送口7を有し、側部に設けた流出
管8の出口が上記スクリーン1の上方に位置付けられて
いる。この駆動機構6の内部には、上記圧送口7と流出
管8に連通ずる流路に羽根車からなる水車(いずれも図
示せず)が配設されている。水車の出力軸には駆動プー
り9が取付けられ、上記回転軸3の一端に従動プーり1
oが取付けられ、両プーり9,10間にベルト11が掛
回されている。
また,12は上記スクリーン1の下端側に設けられ、汚
水中から分離除去した固形物をし渣かご13内へ案内す
るためのガイド板、14は固形物が除去された汚水を筐
体5底部の傾斜底5aを介して汚水を外部へ排出するた
めの排水口、15は上記スクリーン1および回転体2の
動作を点検しあるいは補修するための監視窓である。
次に、この発明による汚水混合物除去装置の動作につい
て説明する。
駆動機構6の圧送口7から汚水を送給すると、汚水は図
示しない流路を通って流出管8の出口からスクリーン1
上に放水され、汚水中の例えば紙や野菜くずなでの固形
物はスクリーン1上に付着する。一方、上記流蕗を流れ
る汚水の水力によって図示しない水車を回転させ、この
水車の回転は、適宜減速されて駆動プーり9からベルト
11を介して従動プーり10に伝達され、回転軸3を経
て回転体2を第2図において矢印方向つまり反時計方向
へ回転駆動させる。これによって、上記スクリーン1上
に付着している固形物は、回転体2の外周部に突設され
ているスクレーパ4で引掛けられてスクリーン1上を滑
り落ち、ガイド板12からし渣かと13内へ排出される
。なお、上記スクリーン1の間隙を流れ落ちかつ固形物
が除去された汚水は、回転体2の隙間を抜け、筐体5底
部の傾斜底5aを流れ落ち、排水口14から外部へ排出
される。
上記したようにこの発明によれば,汚水中に含まれる固
形物を効果的に分離し除去することができ、かつ、駆動
機構としてモータ等の電動機を用いることなく汚水の流
れる水力によって回転体2を駆動するようにしたので、
高価な電動機が不要となり、しかも、汚水を供給すると
運転が開始され、汚水の供給を停止すると直ちに運転が
停止できるためエネルギーの浪費が殆んどなく合理的で
ある。
また、この発明による汚水混合物除去装置は、例えば、
し尿合併処理浄化槽に使用可能である他、家庭排水や食
品工場の排水を河川等に排水するために、排水中から固
形物を除去するための装置に広く適用できる。
尚、本発明は,上述し且つ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
例えば、第3図は、上記実施例による汚水混合物除去装
置の変形例を示すもので、16は線材を簀の子状に並設
した円筒状のスクリーン、17はこのスクリーン16の
回転中心に配置した回転軸18に回転自在に支持した羽
根車である。そして、この羽根車17の軸側端部に設け
たリム17aと上記スクリーン16に固定したリング1
6a間に自転自在の複数の圧接ローラ19を介在させて
いる。
上記のように構成した混合物除去装置は、流出口20か
ら受皿21を経て放水した汚水を、羽根車17上に落下
させると、汚水の水力(重力)で羽根車17は時計方向
へ回転し、この羽根車17の回転が圧接ローラ19を介
してスクリーン16を反時計方向へ回転させることがで
きる。すなわち、受皿21から落下する汚水のうち、固
形物はスクリーン16上に付着し、スクリーンの回転に
よってやがてスクリーン16から滑り落ちし渣かご13
内へ排出される。
また,第2図の実施例において、回転体2は,駆動方法
として、この回転体2に第3図で説明した羽根車17を
適用し、回転体2を回転させるようにしてもよい。この
ようにすると、第2図で用いた駆動機構6が不要となり
、安価な装置となる。
また、第2図の実施例において、回転体2は、駆動機構
6に水道水などを供給して回転するようにしてもよく、
この場合は、スクリーン1上に汚水供給管を配置し、汚
水を放水することになる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、スクリーン方式
の汚水混合物除去装置において、簡単な構成でスクリー
ンに付着させた汚水中の固形物を効果的に取り除くこと
ができる。このため、スクリーンに固形物が除去されず
に堆積さ九ることも全くないので、回転体装置に余分な
負荷が加わることもなく、ましてや、回転軸に固形物が
からみ付いて回転不能となるようなことが完全に解消で
きる。また、駆動源として、汚水の落下重力または流動
する水等を回転力に変換する水車,タービン等を用いる
ことにより、装置自体の製作コストを低減化し得るのみ
ならず、運転コストを大幅に低減化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の一実施例による汚水
混合物除去装置の構成を示す正面図および側断面図、第
3図は、この発明による他の実施例の汚水混合物除去装
置の構成を示す側断面図である。 1・・・・・・スクリーン、     2・・・・・・
・回転体、3・ ・回転軸、       4・・・・
・・スクレーパ、5・・・・筐体、        6
・・・・・・駆動機構、7・・・・・・圧送口、   
   8・・・・・・流出管、9・・・・・・駆動プー
リ、 1o・・・・・・従動プーり,    11・・・・・
・ベルト、12・・・・・ガイド板,     13・
・・・・・し渣かと、14・・・・排水口、     
 15・・・・・・監視窓,16・・・・・・スクリー
ン、    16a・・・・・・リング,17・・・・
・・羽根車、     17a・・・・・・リム、18
・・・・・・回転軸、 19・・・・・・圧接ローラ, 21・・・・・・受皿。 第 1 図 第 2 図 第 3 図 20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線材または細帯材を多数一定間隔に並設して円弧
    状を呈する簀の子状に構成したスクリーンと、このスク
    リーンの各隙間に挿入され、スクリーンの少なくとも一
    定範囲に沿って回転移動する爪状のスクレーパを有する
    回転体と、 上記回転体を回転駆動する駆動機構と、 上記スクリーンの上方に設けられ、スクリーン上一定範
    囲に亘って汚水を落下させる投入部と、を備え、上記投
    入部から落下させた汚水中に含まれる固形物を上記スク
    リーン上に付着させ、上記固形物を回転するスクレーパ
    でかき取り分離するように構成したことを特徴とする汚
    水混合物除去装置。
  2. (2)上記駆動機構は、流動または落下する汚水の水力
    作用により羽根車を回転させ、上記回転体を回転駆動す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の汚水
    混合物除去装置。
JP1243090A 1990-01-24 1990-01-24 汚水混合物除去装置 Pending JPH03217525A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305563A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
GB2556085A (en) * 2016-11-18 2018-05-23 Bp Mckeefry Screening apparatus

Cited By (3)

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GB2556085A (en) * 2016-11-18 2018-05-23 Bp Mckeefry Screening apparatus
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