JPS5816939B2 - 水中の固形物の除去破砕装置 - Google Patents
水中の固形物の除去破砕装置Info
- Publication number
- JPS5816939B2 JPS5816939B2 JP55158000A JP15800080A JPS5816939B2 JP S5816939 B2 JPS5816939 B2 JP S5816939B2 JP 55158000 A JP55158000 A JP 55158000A JP 15800080 A JP15800080 A JP 15800080A JP S5816939 B2 JPS5816939 B2 JP S5816939B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow cylindrical
- screen
- teeth
- cylindrical body
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、汚水中の異物を単一の装置において除去およ
び細分化することにより、後段の処理の簡便化を図るも
のである。
び細分化することにより、後段の処理の簡便化を図るも
のである。
従来管路の長さがあまり長くない汚水(特に生活下水)
の中には、ティッシュペーパー、ビニール、野菜ぐず、
糞塊等が原形に近い形のまま処理場に流入し、荒目スク
リーンが目づまりして沈砂池には糞塊が浮遊し、非常に
非衛生的であった。
の中には、ティッシュペーパー、ビニール、野菜ぐず、
糞塊等が原形に近い形のまま処理場に流入し、荒目スク
リーンが目づまりして沈砂池には糞塊が浮遊し、非常に
非衛生的であった。
また現在までにも自動掻上げ式スクリーンや、破砕機は
種々の型式のものが存在している。
種々の型式のものが存在している。
使用に当っては、掻上げ式スクリーンを設置し、この装
置の後方に破砕機を設置し、前者によってティッシュペ
ーパー、ビニール等の比較的大きな異物を取り除き、後
者によって野菜くず、糞塊等の比較的小さな異物を処理
していた。
置の後方に破砕機を設置し、前者によってティッシュペ
ーパー、ビニール等の比較的大きな異物を取り除き、後
者によって野菜くず、糞塊等の比較的小さな異物を処理
していた。
しかしながら、これらのスクリーンと破砕機とによる分
業的な処理では、以下に述べる様な欠点があった。
業的な処理では、以下に述べる様な欠点があった。
(1)機械装置を2つ設けるため、設備費がかかる。
(il)原動機が2つ以上必要で電力消費量が太きい。
+ (Iii) 必然的に水路が長大化し、敷地面積
が大きくなり躯体工事も複雑になる。
が大きくなり躯体工事も複雑になる。
本発明の目的は、以上の様な種々の問題点を解決するこ
とであり、そのために単一の装置、単一の原動機で、自
動掻上げ式スクリーンの作用と破、砕機の作用の双方を
行なう装置を考案した。
とであり、そのために単一の装置、単一の原動機で、自
動掻上げ式スクリーンの作用と破、砕機の作用の双方を
行なう装置を考案した。
次に図面によって本発明を詳述する。
第1図は、本発明に係る除去破砕装置の平面図、第2図
は側面図である。
は側面図である。
除去破砕装置は、本発明の中空円柱状体である中空円柱
状スクリーン1と、;この中空円柱状スクリーン1の上
方に離間され設けられる本発明のローラーである緊張ロ
ーラー8と、これら中空円柱状スクリーン1及び緊張ロ
ーラー8の間に張設される本発明のベルトであるスクリ
ーンベルト3とから構成されている。
状スクリーン1と、;この中空円柱状スクリーン1の上
方に離間され設けられる本発明のローラーである緊張ロ
ーラー8と、これら中空円柱状スクリーン1及び緊張ロ
ーラー8の間に張設される本発明のベルトであるスクリ
ーンベルト3とから構成されている。
中空円1柱状スクリーン1はその周壁に、開孔部2が複
数形成されたものであって、一般的にドラムスクリーン
と呼ばれているものである。
数形成されたものであって、一般的にドラムスクリーン
と呼ばれているものである。
この開孔部2の形は、スリット状、丸形、四角形、その
他どの様な形であってもよいが、スクリーンベルト3の
脱1落を防止するため、その最小長さは、第一図に示す
ようにスクリーンベルト3相互のピッチlよりも短くし
た方がよい。
他どの様な形であってもよいが、スクリーンベルト3の
脱1落を防止するため、その最小長さは、第一図に示す
ようにスクリーンベルト3相互のピッチlよりも短くし
た方がよい。
また中空円柱状スクリーン1の回転軸は、本装置が設置
される水路の底部と水平であり、かつ水の流れの方向(
第一図中実線1矢印)に直角である。
される水路の底部と水平であり、かつ水の流れの方向(
第一図中実線1矢印)に直角である。
さらに中空円柱状スクリーン1の外周部には、回転歯4
が設けられている。
が設けられている。
この回転歯4は中空円柱状スクリーンの外曲面すれすれ
でもよいし、外曲面よりある程度突出していてもよい。
でもよいし、外曲面よりある程度突出していてもよい。
またこの回転歯4の構成は中空円柱状スクリーンの開孔
部をさけて、各々独立した多数の歯でもよいし、スクリ
ーンベルト3のピッチに近い長さである様な、より小数
の歯でもよい。
部をさけて、各々独立した多数の歯でもよいし、スクリ
ーンベルト3のピッチに近い長さである様な、より小数
の歯でもよい。
いずれにしても、この回転歯4は中空円柱状スクリーン
1とともに回転するので、スクリーンベルト3が中空円
柱状スクリーン1と接する外周曲面部分には突出した歯
は設けない方がよい。
1とともに回転するので、スクリーンベルト3が中空円
柱状スクリーン1と接する外周曲面部分には突出した歯
は設けない方がよい。
またスクリーンベルト3は、無端ベルトであり、中空円
柱状スクリーン1と緊張ローラー8との間に多数張設さ
れている。
柱状スクリーン1と緊張ローラー8との間に多数張設さ
れている。
そしてスクリーンベルト3と隣りのスクリーンベルト3
との間は、はぼ同一のピッチlに設定されている。
との間は、はぼ同一のピッチlに設定されている。
スクリーンベルト3が掛けられる緊張ローラー8の軸線
は、中空円柱状スクリーン1の軸線と平行に設置されて
いる。
は、中空円柱状スクリーン1の軸線と平行に設置されて
いる。
なお中空円柱状スクリーン”1の近傍にはガイドローラ
ー7が配設され、スクリーンベルト3の案内を図ってい
る。
ー7が配設され、スクリーンベルト3の案内を図ってい
る。
そして緊張ローラー8及びガイドローラー7に溝を切り
込み、これらに掛けられるスクリーンベルト3のピッチ
lが装置運転中に一定となるようにしている。
込み、これらに掛けられるスクリーンベルト3のピッチ
lが装置運転中に一定となるようにしている。
さらに中空円柱状スクリーン1の外周壁に設けられる回
転歯4と対向する側には、固定歯5が配設されている。
転歯4と対向する側には、固定歯5が配設されている。
この固定歯5は、回転歯4と中空円柱状スクリーン1お
よびスクリーンベルト3等に対し運転中においても少な
くとも接触することのないよう、回転歯に近接させて臨
ませる。
よびスクリーンベルト3等に対し運転中においても少な
くとも接触することのないよう、回転歯に近接させて臨
ませる。
なお9はせきであり、水を下流側に短絡させないように
水の流れの向きを第2図実線矢印の向きにしてやる作用
があり、このせき9と固定歯を兼用してひとつとした方
がよりよいものになる。
水の流れの向きを第2図実線矢印の向きにしてやる作用
があり、このせき9と固定歯を兼用してひとつとした方
がよりよいものになる。
水量が少ない場合にはこのせき9は省略してもよい。
以上概説した装置を減速機等(図には省略)で中空円柱
状スクリーン又は緊張ローラーあるいはその双方を駆動
回転させる。
状スクリーン又は緊張ローラーあるいはその双方を駆動
回転させる。
次に本発明により固形物を含んだ汚水を処理する場合の
作用について述べる。
作用について述べる。
生活下水中には、ティッシュペーパー等の紙類・ビニー
ル類・野菜ぐず類・髪の毛等の繊維類、講壇等の固形物
が含まれている。
ル類・野菜ぐず類・髪の毛等の繊維類、講壇等の固形物
が含まれている。
これらの固形物を含む汚水が第2図実線矢印の方向に流
入する。
入する。
すると紙類やビニール類のように大きなものは、スクリ
ーンベルト3て阻止される。
ーンベルト3て阻止される。
スクリーンベルトは第2図破線矢印の方向に回転してお
り、この回転に従ってスクリーンベルト3で阻止された
髪やビールは掻上げられる。
り、この回転に従ってスクリーンベルト3で阻止された
髪やビールは掻上げられる。
この掻上げを補助するためにスクリーンベルト上にツメ
をっけてもよい。
をっけてもよい。
掻上げられた固形物は、スクレーパー11でかきとられ
、し渣受け12にたまる。
、し渣受け12にたまる。
一方スクリーンベルトのピッチlよりも小さい固形物(
講壇・野菜ぐず・髪の毛等)はスラリー1ンベルトの間
隔を通りぬけ中空円柱状スクリーンの表面上に達する。
講壇・野菜ぐず・髪の毛等)はスラリー1ンベルトの間
隔を通りぬけ中空円柱状スクリーンの表面上に達する。
するとこれらの固形物は、中空円柱状スクリーンととも
に回転している回転歯と定置された固定歯の間で切断さ
れ細分化される。
に回転している回転歯と定置された固定歯の間で切断さ
れ細分化される。
この細分化された固形物が中空円柱状スクリーンの開孔
部の太きさよりも小さくなると、中空円柱状スクリーン
の内部に入る。
部の太きさよりも小さくなると、中空円柱状スクリーン
の内部に入る。
内部に入った固形物は回転している中空円柱状スクリー
ンの下側に存在する開孔部や中空円柱状スクリーンの側
板に設けられた排出口6より汚水とともに装置外に排出
・される。
ンの下側に存在する開孔部や中空円柱状スクリーンの側
板に設けられた排出口6より汚水とともに装置外に排出
・される。
一方汚水は開孔部2や排出口6から排出される。
本装置の下側には、必要とあれば水受け10を設けて、
講壇の溶解や細分化された固形物の排出の円滑化をはか
つてもよい。
講壇の溶解や細分化された固形物の排出の円滑化をはか
つてもよい。
また中空円柱状スクリーンの内部には鋼球のボール等の
粉砕媒体を入れて細分化の効果を高めることもできる。
粉砕媒体を入れて細分化の効果を高めることもできる。
以上述べた様に本発明によれば、単一の装置により、固
形物の除去と細分化を行ない、生活下水等の処理に於て
、省エネルギー・省スペース・衛生面の向上、後段処理
の安定化等について多大な寄与をなすことができる。
形物の除去と細分化を行ない、生活下水等の処理に於て
、省エネルギー・省スペース・衛生面の向上、後段処理
の安定化等について多大な寄与をなすことができる。
つまり従来は2つの装置により別々に行っていた処理を
1つの装置によって処理できるようにしたものであるた
め、処理を1度で行えるばかりでなく、動力源も単一の
ものを使用でき、装置自体も簡素化することができる。
1つの装置によって処理できるようにしたものであるた
め、処理を1度で行えるばかりでなく、動力源も単一の
ものを使用でき、装置自体も簡素化することができる。
第1図は本発明の一実施例である除去破砕装置の平面図
、第2図は同装置の側面図である。 1・・・・・・中空円柱状スクリーン、2・・・・・・
開孔部、3・・・・・・スクリーンベルト、4・・・・
・・回転歯(歯)、5・・・・・・固定歯、8・・・・
・・緊張ローラー(ローラー)。
、第2図は同装置の側面図である。 1・・・・・・中空円柱状スクリーン、2・・・・・・
開孔部、3・・・・・・スクリーンベルト、4・・・・
・・回転歯(歯)、5・・・・・・固定歯、8・・・・
・・緊張ローラー(ローラー)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周壁の複数の開孔部が形成された中空円柱状体を回
転自在に設け、この中空円柱状体の上方にローラーを回
転自在に設け、前記中空円柱状体とローラーとの間に無
端ベルトを複数本、所定間隔離間させ張設し、前記中空
円柱状体の外周壁に歯を設け、この歯と対向する位置に
、わずかに離間させて固定歯を設け、前記中空円柱状体
及びベルトを回転させるように構成したことを特徴とす
る水中の固形物の除去破砕装置。 2 前記中空円柱状体の内部に粉砕媒体を充填したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の水中の固形
物の除去破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55158000A JPS5816939B2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | 水中の固形物の除去破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55158000A JPS5816939B2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | 水中の固形物の除去破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5781842A JPS5781842A (en) | 1982-05-22 |
JPS5816939B2 true JPS5816939B2 (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=15662053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55158000A Expired JPS5816939B2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | 水中の固形物の除去破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816939B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914475U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-28 | 松下電器産業株式会社 | 遠隔操作装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0508544D0 (en) * | 2005-04-28 | 2005-06-01 | Givaudan Sa | Apparatus |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP55158000A patent/JPS5816939B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914475U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-28 | 松下電器産業株式会社 | 遠隔操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5781842A (en) | 1982-05-22 |
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