JPS5927622B2 - 水中の固形物の除去破砕装置 - Google Patents

水中の固形物の除去破砕装置

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JPS5927622B2
JPS5927622B2 JP614481A JP614481A JPS5927622B2 JP S5927622 B2 JPS5927622 B2 JP S5927622B2 JP 614481 A JP614481 A JP 614481A JP 614481 A JP614481 A JP 614481A JP S5927622 B2 JPS5927622 B2 JP S5927622B2
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JP
Japan
Prior art keywords
hollow cylindrical
screen
cylindrical screen
crushing
solids
Prior art date
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Expired
Application number
JP614481A
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English (en)
Other versions
JPS57119849A (en
Inventor
美穂 富田
直宣 松村
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DORIKO KK
Original Assignee
DORIKO KK
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Publication date
Application filed by DORIKO KK filed Critical DORIKO KK
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Publication of JPS57119849A publication Critical patent/JPS57119849A/ja
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、廃水中の固形物の除去および細分化を単一の
機械装置により行なうことにより、省エネルギー ・省
スペース・後段の処理の簡便安定化を図るものである。
生活廃水処理の近代化に伴ない、接触曝気法や回転円板
法のような生物膜法が開発され、近年これらの処理法も
法制化されるようになつた。
これらの処理法に対しては水中の固形物は除去するのが
好ましい。生活廃水中にある、テイツシユペーパー ・
ビニール類・野菜くず、糞塊等が原形に近い形のまま処
理場に流入し、従来の前処理フローである、(沈砂池)
→(固定荒目スクリーン)→(破砕機)というフローに
おいては、荒目スクリーンがテイツシユやビニールで目
づま9し、沈砂池に糞塊が浮遊し非常に非衛生的であつ
た。また近年法制化された一例である、(自動荒目スク
リーン)→(自動機細目スクリーン)というフローにお
いては、沈砂池は衛生的になるものの、自動機細目スク
リーンにより多量の糞塊が掻上げられることが問題とな
わその処理処分が大変である。ー力(自動荒目スクリー
ン)→(破砕機)→(自動機細目スクリーン)というフ
ローは糞塊を掻上げないという点に関しては1つの解決
方法であるが、それとても以下に述べる様な種々の欠点
がある。1)必要な機械が3つとなるため、設備費が大
きい。
11)そのため電力消費量が大きい。
111)必然的に水路が長大化、複雑化し、敷地面積が
大きくな、!2躯体工事も複雑となる。
本発明の目的は、以上の様な種々の問題点を解決するこ
とであり、そのため単一の装置、単一の原動機で、自動
荒目スクリーンと破砕機の昨月との双方とを、また中空
円柱状スクリーンの目開きを調整することによシ、自動
機細目スクリーンの役割シをもつけ加えることが可能な
装置を発明しfco次に図面によつて本発明を詳述する
第1・2図に本発明の一実施例である除去破砕装置を示
す。
除去破砕装置は、中空円柱伏スクリーン1と、この中空
円柱状スクリーン1の土方に離間され設けられる緊張ロ
ーラー8と、これら中空円柱伏スクリーン1及ひ緊張ロ
ーラー8の間に張設される無端伏のスクリーンベルト3
とから構成されている。中空円柱伏スクリーン1はその
周壁に、開孔部2が複数形成されたものであつて、一般
的にドラムスクリーンと呼ばれているものである。この
開孔部2の形はスリツト伏・丸・四角等どの様な形であ
つてもよいが、スクリーンベルト3がかかる部分には開
孔部2を設けない方がよい。開孔部2の大きさは、どの
程度の破砕効果(特に糞塊に対する)を付与するかによ
つて異つてくるが、開孔部2の大きさが小さくなる程破
砕効果があがり、後段の微細目スクリーンによる糞塊の
掻上げ量が減少する。また中空円柱伏スクリーン1の回
転軸は、本発明が設置される水路の底部と水平であり、
かつ水の流れの方向(図中実線矢印)に対して直角であ
る。さらに中空円柱伏スクリーン1の近傍には、破砕ロ
ーラー5が配置されている。この破砕ローラー5は、中
空円柱伏スクリーン1の軸線と平行な軸線を持つように
接近して設けられている。中空円柱伏スクリーン1と破
砕ローラーとの間隙は、望ましくは接する程に少ない方
がよいが、10ミリメートル以下に設定するのが望まし
い。両者の距離が10ミリメートルを越えると、破砕効
果を期待できず、未処理のまま通過してしまう}それが
あり、間隙を10ミリメートル以下に抑える必要がある
。この破砕ローラーの長さは中空円柱伏スクリーンと同
程度であるが、この破砕ローラー5に後述するガイドロ
ーラー6を兼ねさせる場合には、第3図に示す様K破砕
ローラー5の巾はスクリーンベルト3同士の間隙とほぼ
等しいかやや小さい程度のものを多数並べる形になる。
破砕ローラー5の径は破砕可能な固形物の最大大きさに
関係し、大きい程望ましいが、装置構成上、100〜2
00ミリメートル程度を標準とする。また中空円柱伏ス
クリーン1の上方には、中空円柱伏スクリーン1の軸線
と平行な軸線を有する緊張ローラー4が配設されている
そしてこの緊張ローラー4と中空円柱状スクリーン1と
の間にスクリーンベルト3が張設されている。スクリー
ンベルト3は多数張設され、各ベルト間のピツチがほぼ
同一のピツチlとなるように設定されている。また中空
円柱伏スクリーン1の近傍にはガイドローラー6が配設
され、スクリーンベルト3の案内を図つている。このガ
イドローラー6及ひ緊張ローラー4には、スクリーンベ
ルト3のピツチlに合せて溝が切り込まれ、スクリーン
ベルト3のピツチ2が装置運転中に一定になるように構
成されている。またガイドローラーは前述した様に破砕
ローラー5と組み合せても可能であり、口ーラ一形式に
しなくてもスクリーンベルトのピツチに合せてスリツト
を切つた平板でもよい。そして本装置を昨用させるには
以上概設した本装置を適当な減速機等(図には省略)で
中空円柱伏スクリーンとスクリーンベルトを駆動回転さ
せればよい(駆動回転方向は第2図中一点鎖線矢印)。
次に本発明により固形物を含んだ廃水を処理する場合の
作用について述べる。生活廃水中には、テイツシユペー
パ一等の紙類・ビニール類・野菜くず類・髪の毛等の繊
維類・糞塊等の固形物が含まれている。
これらの固形物を含む廃水が図中実線矢印方向に流入す
る。スクリーンベルト3の目開きを40ミリメートル程
度に設定すると、紙類やビニール類の様に大きなものは
スクリーンベルト3に阻止される。スクリーンベルト3
は第2図中一点鎖線矢印の方向に回転しており、この回
転に従つて阻止された紙類やビニール類は掻上げられる
。この掻上げを補助するためにスクリーンベルト3上に
ツメをつけてもよい。掻上げられた固形物はスクレーパ
ー7でかきとられ、し渣受け9にたまる。一方スクリー
ンベルトのピツチlよりも小さい固形物(糞塊・野菜く
ず・髪の毛等)は、スクリーンベルトの間を通)ぬけ中
空円柱伏スクリーンの表面11:に達する。
中空円柱状スクリーン1の開孔部の大きさを一例として
5ミリメートルに設定すると、5ミリメートルよりも小
さな固形物のほとんどが中空円柱伏スクリーン1の内部
に入る。開孔部よりも大きなものは、中空円柱伏スクリ
ーン1表面K乗つたまま図中破線矢印の方向に、中空円
柱伏スクリーン1の回転とともに移動し、破砕ローラー
5との間で圧縮咋用を受ける。この圧縮作用により糞塊
の様に柔らかいものは圧縮破砕され中空円柱伏スクリー
ン1の開孔部2の大きさよりも小さくなつて中空円柱伏
スクリーン1の内部に入る。圧縮破砕洋用をうけてもあ
まジ細分化されないその他の固形物の多くは、中空円柱
伏スクリーン1の回転とともに、装置外に排出される。
中空円柱伏スクリーン1の内部に入つた開孔部2よりも
小さな固形物は、回転している中空円柱伏スクリーン1
の下側に存在する開孔部2より装置外に排出される。固
形物が多い場合には一旦中空円柱伏スクリーン1の内部
に入つた固形物が再ひ外部に排出されるのにある程度時
間がかかることがあるので、中空円柱伏スクリーン1の
内部に鋼球等の粉砕媒体を入れて、固形物のより細分化
を図つた虱中空円柱伏スクリーン1の側壁に2〜3の穴
を設けて内部の固形物の排出の円滑化を図つた方が望ま
しい以上に本発明の咋用の概略を述べたが、さらにもう
ひとつの作用(微細目スクリーンの作用)をつけ加える
ためには、中空円柱伏スクリーン1の開孔部2の大きさ
を2,5ミリメートル以下に設定し、第4図に示す様に
スクレーパ一8とし渣受け10を設け、破砕ローラー5
を通過して後にも中空円柱伏スクリーン1の表面上にあ
る固形物をスクレーバー8によりかきとb、し渣受け1
0にて貯留する。
この場合には、水の流れは、第4図中実線矢印の如く、
中空円柱伏スクリーン1の下側にした方が流れが円滑で
ある。またスクレーバー7の所に2本のローラーを設け
て、掻土げられたテイツシユペーパ一等に脱水作用をも
たせてもよい(図は省略)。
以上述べた様に本発明によれば、単一の装置により廃水
中の固形物の除去と細分化を行ない、生活廃水等の処理
に於て、省エネルギー・省スペース・衛生面の向上、後
段処理の安定化等について多大な寄与をなすことができ
る。
詳述すると、本発明は、テイツシユペーパ一・ビニール
類の比較的大きな固形物はスクリーンベルトにより掻上
げ、野菜くず・髪の毛・糞塊等の比較的小さい固形物は
、中空円柱伏スクリーンと破砕ローラーとの間で破砕す
る様にしたものである。
したがつて、従来のように装置を複数設ける必要がなく
、当然駆動源も単一でよく設置の手間も省くことができ
る。また固形物の破砕を中空円柱伏スクリーンと破砕ロ
ーラーとによジ図つているため、均一な破砕を行うこと
ができ、固形物の細分化が滞bなく運ばれる。また、中
空円柱伏スクリーンと破砕ローラーとの間の距離を10
ミリメートル以下としたものにおいては、固形物の破砕
を確実に行うことができる。
さらに前述した従来例におけるフローにあるように、一
般に破砕機の後ろには細目スクリーンが置かれているが
、この細目スクリーンのピツチは通常20ミリメートル
程度であり、破砕後の固形物が細目スクリーンのピツチ
よりも大きいと、細目スクリーンに大量の固形物が付着
することになるため、破砕機である中空円柱伏スクリー
ンと破砕ローラーとの間の距離を20ミリメートルよ勺
も十分に小さな値、つまり10ミリメートル以下にする
必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の平面図、第2図は第1図の
装置の側面図、第3図は破砕ローラーの平面図、第4図
は変形例を示す側面図である。 1・・・・・・中空円柱伏スクリーン、2・・・・・・
開孔部、3・・・・・・スクリーンベルト、4・・・・
・・緊張ローラー5・・・・・・破砕ローラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周壁に複数の開孔部が形成された中空円柱状スクリ
    ーン1を回転自在に設け、この中空円柱状スクリーン1
    の上方に緊張ローラー4を回転自在に設け、前記中空円
    柱状スクリーン1と緊張ローラー4との間に無端状のス
    クリーンベルト3を複数本、所定間隔離間させ張設し、
    前記中空円柱状スクリーン1の外周部に近接させて破砕
    ローラー5を設け、前記中空円柱状スクリーン1及びス
    クリーンベルト3を回転させるように構成したことを特
    徴とする水中の固形物の除去破砕装置。 2 前記中空円柱状スクリーンと、前記破砕ローラーと
    の間の距離を10ミリメートル以下になるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に起載の水中の固
    形物の除去破砕装置。 3 前記中空円柱状スクリーンの内部に粉砕媒体を充填
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の水中の固形物の除去破砕装置。 4 前記中空円柱状スクリーンの側壁に穴を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    水中の固形物の除去破砕装置。
JP614481A 1981-01-19 1981-01-19 水中の固形物の除去破砕装置 Expired JPS5927622B2 (ja)

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JPS57119849A JPS57119849A (en) 1982-07-26
JPS5927622B2 true JPS5927622B2 (ja) 1984-07-06

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