JPH04255116A - アナログ・ディジタル変換回路 - Google Patents

アナログ・ディジタル変換回路

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JPH04255116A
JPH04255116A JP1621691A JP1621691A JPH04255116A JP H04255116 A JPH04255116 A JP H04255116A JP 1621691 A JP1621691 A JP 1621691A JP 1621691 A JP1621691 A JP 1621691A JP H04255116 A JPH04255116 A JP H04255116A
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JP
Japan
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conversion
analog
signal
circuit
comparison
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JP1621691A
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Inventor
Hideki Sakamoto
英樹 坂本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ・ディジタル変
換回路に関し、特に複数入力を有するアナログ・ディジ
タル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ・ディジタル(以下、A
・Dと称す)変換回路、一例としての逐次比較型A・D
変換回路は変換されるビット数によって変換時間が決定
されてしまい、これを変更することはできない。
【0003】例えば、4ビット精度のA・D変換回路は
各ビットを決定するのにそれぞれ1回の比較動作を必要
とするので、全ビットを決定するためには、4回の比較
動作が必要である。従って、1回の比較動作に5[μs
]を要するとすれば、5×4=20[μs]の変換時間
が必要である。かかるA・D変換においては必ず全ビッ
トについて比較動作を行うので、どのような場合でも2
0[μs]の変換時間を要する。
【0004】一般に、A・D変換器は高価であるため、
複数のアナログ入力を扱うシステムでは1個のA・D変
換器に複数のアナログ入力を導き、各アナログ入力を順
次A・D変換するようにしている。この場合、実効的な
A・D変換時間はアナログ入力数倍に増加する。例えば
、8入力、4ビット出力の場合は全アナログ入力をA・
D変換するのに20×8=160[μs]の変換長時間
を要する。
【0005】上述した複数のアナログ入力を必要とする
応用例として、炉の温度制御装置がある。この炉の温度
分布は一様でないため、複数の温度センサを炉に取り付
け、それぞれの出力電圧をA・D変換してディジタル計
算機に取り込み、制御アルゴリズムを実行する。この制
御アルゴリズムの実行は一定のサンプリング周期毎に行
われるが、制御性能を向上させるにはサンプリング周期
を短縮すること、および温度センサの数を増加してより
多くの温度情報が得られるようにすることの2つが必要
である。
【0006】すなわち、従来の複数のアナログ入力を有
するA・D変換回路は、A・D変換時間の短縮とサンプ
リング周期の短縮とが相反した状態にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA・D
変換回路は、アナログ入力数を増加させると、A・D変
換時間が増え、サンプリング周期を短縮することができ
なくなるので、制御性能を向上させることができないと
いう欠点がある。
【0008】本発明の目的は、複数のアナログ入力を有
するときのA・D変換時間を短縮できるA・D変換回路
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のA・D変換回路
は、第一および第二のアナログ入力信号とアナログ比較
信号とをそれぞれ比較する第一および第二のアナログ比
較器と、入力選択信号に基づき前記第一および第二のア
ナログ比較器の出力を選択する選択回路と、前記第一お
よび第二のアナログ比較器の出力の一致を検出する一致
論理回路と、変換開始信号および前記選択回路で選択し
た比較結果に基づき逐次比較動作を行なうときに変換デ
ィジタル値の被決定ビットのビット位置を保持するプリ
セット可能なポインタを備えた逐次比較論理回路と、前
記逐次比較論理回路からの前記変換ディジタル値を保持
する変換結果レジスタと、前記変換結果レジスタのディ
ジタル値をアナログ値に変換し前記アナログ比較信号と
するディジタル・アナログ変換部と、前記逐次変換論理
回路の前記ポインタに接続され且つ前記入力選択信号,
前記変換開始信号に基づき作成されるプリセット信号お
よび前記一致論理回路の出力であるラッチ信号による制
御を受けるとともに前記ラッチ信号の論理が変換開始後
に最初に偽となる時刻の前記ポインタの値をラッチする
ラッチ回路とを含んで構成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すA・D変換
回路のブロック図である。
【0012】図1に示すように、本実施例は4ビット精
度のD・A変換部1と、このD・A変換部1の出力であ
る比較信号Cと入力端子IN1からの第一のアナログと
入力信号I1とを比較するアナログ比較器2と、先の比
較信号Cと入力端子IN2からの第二のアナログ入力信
号I2とを比較するアナログ比較器3とを備えている。 このD・A変換部1は変換結果レジスタ11のディジタ
ル値をD・A変換して比較信号Cを作成する。これらの
アナログ比較器2,3は両アナログ値をそれぞれ比較し
、その比較結果を選択回路4および一致論理回路10に
出力する。選択回路4ではアナログ比較器2またはアナ
ログ比較器3の出力を選択するが、入力選択信号端子S
2からの入力選択信号Bがロウレベルのときはアナログ
比較器2の出力を選択し、またハイレベルのときはアナ
ログ比較器3の出力を選択する。この選択回路4で選択
された比較データは逐次比較論理回路5に送出される。 この逐次比較論理回路5はポインタ6および切替手段7
を含んでおり、変換開始信号端子S1からの変換開始信
号Aを受けると、逐次比較法により変換結果を保持する
4ビットの変換結果レジスタ11の各ビットを決定する
。変換開始信号AはA・D変換を開始するハイアクティ
ブのパルス信号であり、変換開始信号Aの立上りエッジ
で逐次比較動作を開始する。また、ポインタ6は逐次比
較の実行時に被決定ビットを指す指示回路であり、4ビ
ットのA・D変換においては、ビット3→ビット2→ビ
ット1→ビット0の順に決定する。すなわち、ポインタ
6は3→2→1→0と順次変化する。
【0013】一方、一致論理回路10はアナログ比較器
2の出力とアナログ比較器3の出力を比較し、一致して
いるときはハイレベルを出力し、不一致のときはロウレ
ベルをラッチ信号Dに出力する。また、アンド回路9は
変換開始信号Aと入力選択信号Bの両方がハイレベルの
ときに、プリセット信号Eをハイレベルにする論理回路
であり、このプリセット信号Eは前述した逐次比較論理
回路5のポインタ6にラッチ回路8の値をプリセットす
るハイアクティブのパルス信号である。ここで、ラッチ
回路8はラッチ信号Dによりポインタ6の値をラッチし
、またプリセット信号Eによりポインタ6に値をプリセ
ットする。すなわち、変換開始信号Aの立上りエッジの
後で最初にラッチ信号Dがロウレベルになった時刻のポ
インタ6の値をラッチする一方、プリセット信号Eの立
上りエッジでポインタ6に値をプリセットする。
【0014】次に、かかるA・D変換回路における2つ
のアナログ入力信号に基づく回路動作をそれぞれ図2お
よび図3を参照して説明する。
【0015】図2は図1における第一の入力信号をA・
D変換するときの動作タイミング図である。
【0016】図2に示すように、ここでは第一の入力信
号I1と第二の入力信号I2には、それぞれA・D変換
後の値が「0110」,「0101」になるようなアナ
ログ値を入力しているものとする。まず、入力信号I1
のアナログ値をA・D変換する場合、入力選択信号Bを
ロウレベルにして変換開始信号Aにパルスを印加し、入
力信号I1のA・D変換を開始する。
【0017】ポインタ6の設定値が3のときは、変換結
果レジスタ11のビット3をセットする。このとき、入
力信号I1のアナログ値は比較信号Cのアナログ値より
も小さいため、アナログ比較器2の出力はハイレベルと
なり、変換結果レジスタ11のビット3は「0」に決定
する。また、変換結果レジスタ11のビット2,ビット
1,ビット0についても同様にして決定し、第一のアナ
ログ入力信号I1に対するA・D変換が終了する。
【0018】一方、かかるA・D変換において、アナロ
グ比較器3は第二の入力信号I2のアナログ値と比較信
号Cのアナログ値を比較している。しかるに、ポインタ
6が3,2のときは、アナログ比較器3の出力とアナロ
グ比較器2の出力が一致しているので、ラッチ信号Dは
ハイレベルとなっている。ポインタ6が1のときは不一
致となるので、ラッチ信号Dはロウレベルとなり、ラッ
チ回路8はポインタ6の値「1」をラッチする。従って
、A・D変換終了後のラッチ回路8は「1」を保持して
いる。
【0019】このように、変換開始から変換終了(ビッ
ト0=0を決定するまで)までには、4回の比較動作を
必要とする。その結果、1回の比較動作に5[μs]を
要するので、全体では5×4=20[μs]の変換時間
を要する。この場合の変換時間は前述した従来例と同じ
である。
【0020】図3は図1における第二の入力信号をA・
D変換するときの動作タイミング図である。
【0021】図3に示すように、まず第二の入力信号I
2のアナログ値をA・D変換する場合、入力選択信号B
をハイレベルにして変換開始信号Aにパルスを印加する
と、第二の入力信号I2のA・D変換を開始する。この
とき、プリセット信号Eにパルスを出力するので、ラッ
チ回路8の値「1」をポインタ6にプリセットする。従
って、変換結果レジスタ11のビット3,ビット2はそ
れぞれ0,1のままで、ビット1から比較動作を開始す
る。しかる後、逐次比較法でビット1,ビット0を決定
し、A・D変換が終了する。この場合は変換開始から変
換終了までに2回の比較動作しか要しないため、変換時
間は5×2=10[μs]で済む。
【0022】上述の動作説明から明らかなように、本実
施例のA・D変換回路は、入力信号I2のアナログ値が
入力信号I1のアナログ値に近いほどA・D変換時間の
短縮が可能である。例えば、入力信号I2のA・D変換
値が「0111」の場合であれば、ビット0のみの比較
動作で変換が終了するため、5[μs]の変換時間とな
る。尚、入力信号I2のアナログ値と入力信号I1のア
ナログ値が大きく異っている場合は、従来例と近い変換
時間になる。
【0023】以上、本実施例では説明を簡略化するため
に、4ビット精度のA・D変換回路を例にとって説明し
たが、通常用いられる8ビット以上の精度のA・D変換
回路でも変換時間を同様に短縮することができる。
【0024】また、本実施例は2入力のA・D変換回路
について述べたが、アナログ比較器,一致論理回路,ラ
ッチ回路を入力数分だけ設けることにより、容易に3入
力以上のA・D変換回路も実現することができる。
【0025】更に、本実施例を従来例で述べた炉の温度
制御に適用した場合、温度制御が定常状態に近づくと、
炉の温度分布も一様になるので、複数の温度センサの出
力アナログ値が互いに近い値になる。そのため、定常状
態に近い状態のときは、A・D変換時間が短縮され、サ
ンプリング周期を短縮して制御性能を向上させることが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複数のア
ナログ入力を有するA・D変換回路は、一方のアナログ
入力の変換時に他方のアナログ入力との比較を行い、他
方のアナログ入力の変換時にその比較結果を用いること
により、比較動作の回数を減少させ、A・D変換時間を
短縮でき、制御性能を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すA・D変換回路のブロ
ック図である。
【図2】図1における第一の入力信号をA・D変換する
ときの動作タイミング図であるる。
【図3】図1における第二の入力信号をA・D変換する
ときの動作タイミング図である。
【符号の説明】
1    D/A変換部 2,3    アナログ比較器 4    選択回路 5    逐次比較論理回路 6    ポインタ 7    切替手段 8    ラッチ回路 9    アンド回路 10    一致論理回路 11    変換結果レジスタ IN1    第一の入力信号 IN2    第二の入力信号 S1    変換開始信号入力端子 S2    入力選択信号入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第一および第二のアナログ入力信号と
    アナログ比較信号とをそれぞれ比較する第一および第二
    のアナログ比較器と、入力選択信号に基づき前記第一お
    よび第二のアナログ比較器の出力を選択する選択回路と
    、前記第一および第二のアナログ比較器の出力の一致を
    検出する一致論理回路と、変換開始信号および前記選択
    回路で選択した比較結果に基づき逐次比較動作を行なう
    ときに変換ディジタル値の被決定ビットのビット位置を
    保持するプリセット可能なポインタを備えた逐次比較論
    理回路と、前記逐次比較論理回路からの前記変換ディジ
    タル値を保持する変換結果レジスタと、前記変換結果レ
    ジスタのディジタル値をアナログ値に変換し前記アナロ
    グ比較信号とするディジタル・アナログ変換部と、前記
    逐次変換論理回路の前記ポインタに接続され且つ前記入
    力選択信号,前記変換開始信号に基づき作成されるプリ
    セット信号および前記一致論理回路の出力であるラッチ
    信号による制御を受けるとともに前記ラッチ信号の論理
    が変換開始後に最初に偽となる時刻の前記ポインタの値
    をラッチするラッチ回路とを含むことを特徴とするアナ
    ログ・ディジタル変換回路。
  2. 【請求項2】  前記第一の入力アナログ信号を変換す
    るときの前記逐次比較論理回路は、前記変換ディジタル
    値の最上位ビットから最下位ビットまでの各ビットを逐
    次比較して順次決定することにより変換を遂行し、一方
    前記第二の入力アナログ信号を変換するときの前記逐次
    比較論理回路は、前記変換ディジタル値の前記ポインタ
    にプリセットされた値で示されるビットから最下位ビッ
    トまでの各ビットを逐次比較して順次決定することによ
    り変換を遂行することを特徴とする請求項1記載のアナ
    ログ・ディジタル変換回路。
JP1621691A 1991-02-07 1991-02-07 アナログ・ディジタル変換回路 Pending JPH04255116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7242153B1 (ja) * 2022-02-15 2023-03-20 三菱電機株式会社 データ収集装置、データ収集方法、データ収集プログラム及びデータ収集システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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