JPH04255108A - 定振幅移相回路 - Google Patents

定振幅移相回路

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JPH04255108A
JPH04255108A JP3800691A JP3800691A JPH04255108A JP H04255108 A JPH04255108 A JP H04255108A JP 3800691 A JP3800691 A JP 3800691A JP 3800691 A JP3800691 A JP 3800691A JP H04255108 A JPH04255108 A JP H04255108A
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JP
Japan
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signal
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differential connection
inverted
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JP3800691A
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Noriaki Kondo
近藤 則昭
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定振幅移相回路に係わり
、特に、数百MHz〜数GHzのような非常に高い定振
幅移相回路を構成する場合に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、入力信号の周波数が変化して
も振幅が一定の信号を出力する定振幅移相回路が種々の
分野で用いられている。上記定振幅移相回路は、2個の
係数回路をもつ加算器と、上記係数回路に未処理信号と
移相処理信号を加える手段とを組み合わせることにより
構成される。また、それを実現するための具体的回路例
としては、図3の回路図に示すように位相反転入力と非
反転入力をもつ演算増幅器24を利用した定振幅移相回
路が知られている。
【0003】図3の回路を機能ブロック図で表すと、図
2に示すように2つの係数回路21,22と、加算回路
23と、抵抗器R1 と、コンデンサC1 とからなる
低域通過フィルタ回路25等により構成される。このブ
ロック図での出力信号をEO とすると、EO の値は
数式(1)に示す如くなる。
【0004】
【数1】 また、振幅の絶対値をEABS とすると、これは数式
(2)に示す如くなる。
【数2】 更に、出力位相をθとした場合、この出力位相θの大き
さは数式(3)に表されるようになる。
【数3】 これらの数式(1)、(2)、(3)より、角周波数ω
の変化により振幅は一定で位相は0から2πラジアン変
化することが分かる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の定振幅移相
回路においては、演算増幅器24の周波数帯域を十分に
広くとることができない。したがって、周波数が数百M
Hzを越えるような定振幅移相回路を図3に示した回路
で構成すると、演算増幅器24の移相回転が大きく、且
つ十分な周波数特性を得ることができない。このため、
十分な帰還がかけられないので、図3の回路を用いて周
波数が数百MHzを越える定振幅移相回路を実現するの
は、現在のところ困難であった。本発明は、以上述べた
数百MHzを越える周波数でも動作する定振幅移相回路
を提供できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の定振幅移相回路
は、特性が揃った2個のトランジスタを差動接続して構
成されていて、入力された信号の位相を反転させた第1
の信号、および上記入力信号と同相の第2の信号を出力
する第1の差動接続回路と、特性が揃った2個のトラン
ジスタの各出力電極を共通に接続してなり、上記第1の
差動接続回路を構成する各トランジスタから与えられる
位相反転信号および位相非反転信号を同相で加算する第
2の差動接続回路と、上記第2の差動接続回路が上記位
相反転信号および位相非反転信号を増幅する利得が2対
1になるように設定するために設けられている負荷回路
と、上記差動接続回路から出力される信号の位相を反転
させて上記第2の差動接続回路に供給する第1の信号供
給線、および上記差動接続回路から出力される信号を同
相のままで上記第2の差動接続回路に供給する第2の信
号供給線からなる信号伝送回路とを具備している。
【0007】
【作用】本発明は上述した技術手段よりなるので、入力
された信号に対して位相が反転している信号および位相
が反転していない信号、すなわち位相反転信号および位
相非反転信号を第1の差動接続回路により生成するとと
もに、これらの位相反転信号および位相非反転信号を第
2の差動接続回路に供給して同相で加算する。この際、
上記位相反転信号および位相非反転信号のうちのいずれ
か一方の信号を、リアクタンス素子が付加されている信
号供給線を介して上記第2の差動接続回路に供給するよ
うにしてその位相をシフトするととともに、上記第2の
差動接続回路が上記位相反転信号および位相非反転信号
を増幅する利得が2対1になるように設定することによ
り、定振幅移相回路の動作を行わせるようにする。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す定振幅移相
回路の回路図である。以下に図1を基にして本実施例の
定振幅移相回路について説明する。第1のFETトラン
ジスタQ1 と第2のFETトランジスタQ2 とで第
1の差動接続回路6が構成されている。そして、入力端
子1を通じて第1のFETトランジスタQ1 のゲート
に入力信号S1 が加えられる。
【0009】上記FETトランジスタQ1 は、そのソ
ースが第2のFETトランジスタQ2 のソースと共通
に接続されている。そして、ゲートとソースとが接続さ
れいて、電流源となるFETトランジスタQ3 を介し
てグランドGNDに接続されている。また、上記第1お
よび第2のFETトランジスタQ1 ,Q2 の各ドレ
インには、負荷抵抗器R1 ,R2 がそれぞれ接続さ
れていて、上記共通接続されたドレインはこれらの負荷
抵抗器R1 ,R2 を介して電源VDDに接続されて
いる。また、各FETトランジスタQ1 ,Q2 のゲ
ートには、ブリーダ抵抗器R3 ,R4 がそれぞれ接
続されている。
【0010】上記第1および第2のFETトランジスタ
Q1 ,Q2 によって構成される第1の差動接続回路
6は、上記入力信号SINを増幅するとともに、上記入
力信号SINの位相反転信号S1および位相非反転信号
S2 を生成する作用を行う。
【0011】上記第1のFETトランジスタQ1 のド
レインから得られる位相反転信号S1 は、リアクタン
ス素子であるコンデンサC1 を介してその一部がグラ
ンドGNDに接続されている第1の信号供給線3を通し
てFETトランジスタQ4 のゲートに供給される。ま
た、第2のFETトランジスタQ2 のドレインから得
られる位相非反転信号S2 は、リアクタンス素子が接
続されていない第2の信号供給線4を通してFETトラ
ンジスタQ5 のゲートに与えられる。
【0012】上記FETトランジスタQ4 とQ5 と
で第2の差動接続回路7が構成されていて、上記FET
トランジスタQ4 のソースは、抵抗器R7 、抵抗器
R9 、コンデンサC3よりなる直列回路を介してグラ
ンドGNDに接続される。また、上記抵抗器R7 と抵
抗器R9 との接続点がコンデンサC4 を介してグラ
ンドGNDに接続されている。一方、上記FETトラン
ジスタQ5 のソースは、抵抗器R6 と抵抗器R8 
よりなる直列回路を介してグランドGNDに接続される
。そして、上記抵抗器R9 とコンデンサC3 との接
続点と、上記抵抗器R6 と抵抗器R8 との接続点が
共通に接続されている。
【0013】また、これらのFETトランジスタQ4 
,Q5 の各ドレインは互いに共通に接続されるととも
に、抵抗器R5 を通じて電源VDDに接続される。そ
して、共通に接続されたQ4 ,Q5 のドレインから
取り出される信号が直流阻止コンデンサC5 を通じ、
出力信号SOUT として出力端子2に導出される。本
実施例においては、上記コンデンサC3 ,C4 のイ
ンピーダンスは極力零に近い値になるようにしている。
【0014】このようにして構成することにより、上記
第1および第2のFETトランジスタQ1 ,Q2 の
ドレインからは、入力端子1より入力される信号SIN
の位相を反転させた信号S1 、および上記位相反転信
号S1 と同相である位相非反転信号S2 を生成する
。そして、上記したようにこれらの位相反転信号S1 
および位相非反転信号S2 を、第2の差動接続回路7
を構成する一対のFETトランジスタQ4 ,Q5 の
各ゲートに与えて同相で加算する。
【0015】ここで、本実施例における定振幅移相回路
の回路定数を、抵抗器R1 =抵抗器R2 、抵抗器R
6 ×0.5=抵抗器R7 =抵抗器R9 とするとと
もに、FETトランジスタQ1 とQ2 、およびFE
TトランジスタQ4 とQ5 とを同一の特性にする。 各回路定数をこのようにすれば、上記トランジスタQ5
 における抵抗器R5 および抵抗器R6 を含む利得
と、上記トランジスタQ4 における抵抗器R5 およ
び抵抗器R7 を含む利得は1対2となるので、図2に
示した回路と同様な定振幅移相動作を行わせることがで
きる。したがって、図3に示したようなオペレーショナ
ルアンプを用いなくても済むので、発振したりする不都
合なく高周波数の定振幅移相回路を実現することができ
、高周波特性を大幅に向上させることができる。なお、
本実施例においては、FETトランジスタを用いて定振
幅移相回路を構成した例を示したが、バイポーラトラン
ジスタを用いても同様に構成することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述したように、特性が揃った
トランジスタをそれぞれ差動接続して第1および第2の
差動接続回路を構成し、入力された信号に対して位相が
反転している信号および位相が反転していない信号、す
なわち位相反転信号および位相非反転信号を上記第1の
差動接続回路で生成するとともに、これらの位相反転信
号および位相非反転信号を第2の差動接続回路を構成す
る各トランジスタの入力電極にそれぞれ供給して同相で
加算するようになし、この際、上記位相反転信号および
位相非反転信号のうちのいずれか一方の信号を、リアク
タンス素子が付加されている信号供給線を介して上記第
2の差動接続回路に供給するようにしてその位相をシフ
トするととともに、上記第2の差動接続回路が上記位相
反転信号および位相非反転信号を増幅する利得が2対1
となるようにしたので、従来のように、発振の恐れがあ
り、しかも高周波化が困難なオペレーショナルアンプを
用いて帰還をかけることにより2対1にして2つの信号
の差を得る回路を用いることなく定振幅移相回路を構成
することができ、高周波特性の優れた定振幅移相動作を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定振幅移相回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】従来の定振幅移相回路の機能ブロック図である
【図3】図2の定振幅移相回路の具体的な回路例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1  入力端子 2  出力端子 3  第1の信号供給線 4  第2の信号供給線 6  第1の差動接続回路 7  第2の差動接続回路 SIN  入力信号 SOUT 出力信号 S1   位相反転信号 S2   位相非反転信号 GND  グランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  特性が揃った2個のトランジスタを差
    動接続して構成されていて、入力された信号の位相を反
    転させた第1の信号、および上記入力信号と同相の第2
    の信号を出力する第1の差動接続回路と、特性が揃った
    2個のトランジスタの各出力電極を共通に接続してして
    なり、上記第1の差動接続回路を構成する各トランジス
    タから与えられる位相反転信号および位相非反転信号を
    同相で加算する第2の差動接続回路と、上記第2の差動
    接続回路が上記位相反転信号および位相非反転信号を増
    幅する利得が2対1になるように設定するために設けら
    れている負荷回路と、上記差動接続回路から出力される
    信号の位相を反転させて上記第2の差動接続回路に供給
    する第1の信号供給線、および上記差動接続回路から出
    力される信号を同相のままで上記第2の差動接続回路に
    供給する第2の信号供給線からなる信号伝送回路とを具
    備することを特徴とする定振幅移相回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616829U (ja) * 1979-07-16 1981-02-14
JPS6272217A (ja) * 1985-09-26 1987-04-02 Mitsubishi Electric Corp 移相回路

Patent Citations (2)

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