JPH04254263A - ルーフサイドインナ構造 - Google Patents

ルーフサイドインナ構造

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JPH04254263A
JPH04254263A JP3360791A JP3360791A JPH04254263A JP H04254263 A JPH04254263 A JP H04254263A JP 3360791 A JP3360791 A JP 3360791A JP 3360791 A JP3360791 A JP 3360791A JP H04254263 A JPH04254263 A JP H04254263A
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JP
Japan
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side inner
roof side
reinforcement
bead
roof
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JP3360791A
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Hiroshi Nakabayashi
中林 弘志
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車のルーフサイド
インナ部に補強機能を持たせるためのルーフサイドイン
ナ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車のうち、特にツーボック
ス車のルーフサイドインナ部は、ボデー剛性を確保する
ために溝形断面構造のリインホースメントを利用して構
成するのが普通となっている。図12〜図15は溝形断
面構造のリインホースメントを用いた従来のルーフサイ
ドインナの補強構造を示したものである。なお、図12
において矢印FRは車両前方方向を示している。図示の
ように、ルーフサイドインナパネル50はルーフサイド
インナ51とルーフサイドインナリヤ52とに分けて作
られており、それらは長手方向の端末部において互いに
重ねられてスポット溶接により接合されている。
【0003】そして、リヤボデー後部の剛性を高めるた
めに、ルーフサイドインナ51及びルーフサイドインナ
リヤ52には、室外面側に溝形断面の第1のリインホー
スメント53及び第2のリインホースメント54がスポ
ット溶接により接合されている。なお、ここに用いられ
る両リインホースメントは、一体物で製作したときは、
長大なものとなる上に、特にロア側が大きく湾曲してい
る関係で、全体として平坦な接合面(フランジ面)を得
ることが困難であるという、製作上の事情から長手方向
において分割した構造となっているものである。また、
断面J−J線を表す図13に示すように、ルーフサイド
インナリヤ52はロアバックパネル55及びクォータパ
ネル56に対して結合されるロアバックリインホースメ
ント54とも結合され、このことによりリヤボデーコー
ナ部の剛性も確保されている。なお、図12では2枚重
ねの溶接ポイントを×印で示し、3枚重ねの溶接ポイン
トを○内に×を入れた記号で示しており、また図13〜
図15では接合枚数の如何に関係なく溶接ポイントを×
印で示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のルーフサイドインナ構造では、剛性確保のためにル
ーフサイドインナ51及びルーフサイドインナリヤ52
の全長に及ぶ2個に分割されたリインホースメント53
,54を用いている関係で、リインホースメントの占め
る重量比率が大きい上に数多くの溶接ポイントを必要と
する等の点に問題があった。
【0005】そこで本発明は、ルーフサイドインナパネ
ル自体にリインホースメントとしての補強機能をも持た
せることにより、上記した従来の不具合を解決するよう
にしたルーフサイドインナ構造を提供することを、その
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわち
、本発明は、ルーフサイドインナと、それより後部に位
置するルーフサイドインナリヤとを長手方向の端末部に
おいて相互に重ねて結合することによりルーフサイドイ
ンナパネルが構成されているルーフサイドインナ構造に
おいて、前記ルーフサイドインナパネルに、その長手方
向に沿って室外側に膨出するビードを形成するとともに
、同ビードの少なくとも一部を前記ルーフサイドインナ
パネルの室内面側に溶着したプレートによって塞ぐこと
により閉断面化したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】従って、上記構成の本発明によれば、ルーフサ
イドインナパネルに形成されたビードと、これを塞ぐよ
うに溶着されるプレートによりリヤボデー後部に関する
剛性を確保し、従来構造において使用されていた別部材
からなる溝形断面のリインホースメントの全部又は一部
を廃止することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、図1〜図5に示す実施例1につい
て説明する。図1はルーフサイドインナ構造の室内視で
あり、図2は図1のA−A線断面を示し、図3は図1の
B−B線断面を示し、図4は図1のC−C線断面を示し
、さらに図5は図1のD−D線断面を示している。なお
、図1における矢印FRは車両前方方向を示し、また各
図面中に示された×印は溶接ポイントを表している。
【0009】図示のように、ルーフサイド後部のルーフ
サイドインナパネル1は、従来と同様にルーフサイドイ
ンナ2と、ルーフサイドインナリヤ3とに分けられ、そ
れらは長手方向の端末部に置いて相互に重ねられてスポ
ット溶接により接合されている。なお、図において×印
は2枚重ねのスポット溶接を表している。
【0010】前記ルーフサイドインナ2及びルーフサイ
ドインナリヤ3には、それぞれ長手方向に沿って室外側
に膨出する深絞りのビード4,5が一体に形成されてい
る。このビード4,5は、前述した従来のリインホース
メントと同形状の断面形状とされ、ルーフサイドインナ
2とルーフサイドインナリヤ3の接合部において整合す
るとともに、端末は共に開放端となっている。なお、図
1ではルーフサイドインナ2の前側が省略されているが
、ビード4はルーフサイドインナ2の前側端末付近まで
形成される。
【0011】しかして、ルーフサイドインナ2及びルー
フサイドインナリヤ3の室内面側には平板状のパッチ材
6がビード4を横切るようにして当接されてスポット溶
接によって接合されており、このことによりルーフサイ
ドインナ2のビード4及びルーフサイドインナリヤ3の
ビード5は、共にその数カ所がパッチ材6により塞がれ
て図2に示すように部分的に閉断面化されている。
【0012】また、ルーフサイドインナリヤ3のビード
5のコーナ部は、既存のロアバックリインホースメント
7によっても閉鎖されている。すなわち、溝形断面のロ
アバックリインホースメント7は、図3及び図5に示す
ように、ルーフサイドインナリヤ3とこれに直角な配置
関係を持つロアバックパネル8との間に配置される関係
で、該ルーフサイドインナリヤ3及びロアバックパネル
8に対する接合面であるフランジ部7aはアングル状に
形成されるが、溝部7bは外観がほぼ三角形に形成され
ている。
【0013】そして、前記ロアバックリインホースメン
ト7はそのフランジ部7aがルーフサイドインナリヤ3
の室内面側にビード5を横切るようにして当接された状
態でスポット溶接により接合されており、このことによ
りビード5が一部閉断面化されている。なお、図3及び
図5において9はクォータパネルを示している。
【0014】以上のように、本実施例に係るルーフサイ
ドインナ構造においては、ルーフサイドインナ2及びル
ーフサイドインナリヤ3に設けたビード4,5を複数個
のパッチ材6及びロアバックリインホースメント7のフ
ランジ部7aによりそれぞれ閉断面化する構成とするこ
とによって、ルーフサイドインナパネル1自体に補強機
能を設けたものであり、このことによりルーフサイドの
リヤボデー後部に対して従来と同じ程度の剛性を持たせ
ることが可能となる。
【0015】その結果、従来利用していたリインホース
メントが不要となってルーフサイド部の重量の削減が図
られるとともに、部材相互を結合するために行われるス
ポット溶接のポイント数の低減が実現される。また、ビ
ード4,5の閉断面化に用いるプレートとしてのパッチ
材6は、他部品の残材等を利用できるため、トータル的
な歩留りの向上を図る上で有効となる。
【0016】つぎに、本発明の実施例2について図6〜
図11に基づいて説明する。なお、図6においては、2
枚重ねの溶接ポイントを×印で示し、3枚重ねの溶接ポ
イントを○内に×を入れた記号で示しており、図7〜図
11では接合枚数の如何に関係なく溶接ポイントを×印
で示している。また、図6の矢印FRは車両前方方向を
示している。
【0017】この実施例に係るルーフサイドインナ構造
は、ルーフサイドインナパネル1のうち、ルーフサイド
インナ2の室外面側には前述した従来の第1リインホー
スメント53に相当する溝形断面のリインホースメント
10を設ける一方、ルーフサイドインナリヤ3には室外
面側に膨出するビード5を設けてリインホースメント1
0に連続させた構成としている。
【0018】すなわち、リインホースメント10は図6
に示すようにそのリヤ側端末部が前記ビード5の一部の
外面に被さるような長さを有しており、その全長は製作
技術上、ルーフサイドインナ2及びルーフサイドインナ
リヤ3に対する平坦な(歪みのない)接合面を形成し得
る長さの範囲内で設定される。しかして、前記ルーフサ
イドインナリヤ3のビード5は、ロアバックリインホー
スメント7によって一部が閉断面化されている。すなわ
ち、図10に示すように実施例1で示されたものと同形
状のロアバックリインホースメント7の平坦面部である
フランジ部7aがビード5を横切るようにして当接され
てスホット溶接により接合されており、このことにより
従来の第2リインホースメント54に相当する補強機能
を持たせている。
【0019】なお、ビード5の一部に被さるリインホー
スメント10の端末部のうち、ロアバックリインホース
メント7のフランジ部7aと重合する部位はルーフサイ
ドインナリヤ3との3枚重ねでスポット溶接されている
【0020】上記のように構成された本実施例によれば
、従来の第2のリインホースメント54を廃止した上で
それに見合う剛性を持つリヤボデー後部を提供すること
ができ、その結果として第2のリインホースメント54
相当分の重量軽減が図られるとともに溶接ポイント数に
ついても減少できる。
【0021】なお、図示はしないが、ルーフサイドイン
ナパネル1のうち、ルーフサイドインナ2には室外面側
に膨出するビードを設ける一方、ルーフサイドインナリ
ヤ3の室外面側には前述した従来の第2リインホースメ
ント54に相当する溝形断面のリインホースメントを設
ける構成とすることも可能である。その場合、該リイン
ホースメントはルーフサイドインナリヤ3のルーフサイ
ドインナ2との接合側端末から延長し、その延長部が前
記ルーフサイドインナリヤ3のビードに被さる構成とす
ることが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ルーフサイドインナ構造において、ルーフサイドインナ
パネル自体にボデーリヤインナ部の補強機能を持たせる
ようにしたことにより、従来利用していた溝形断面のリ
インホースメントの全部又は一部を不要化し得たもので
あり、重量の軽減化とスポット溶接のポイント数の削減
に大きく役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るルーフサイドインナ構
造を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図1のD−D線断面図である。
【図6】本発明の実施例2に係るルーフサイドインナ構
造を示す側面図である。
【図7】図6のE−E線断面図である。
【図8】図6のF−F線断面図である。
【図9】図6のG−G線断面図である。
【図10】図6のH−H線断面図である。
【図11】図6のI−I線断面図である。
【図12】従来のルーフサイドインナ構造を示す側面図
である。
【図13】図12のJ−J線断面図である。
【図14】図12のK−K線断面図である。
【図15】図12のL−L線断面図である。
【符号の説明】
1  ルーフサイドインナパネル 2  ルーフサイドインナ 3  ルーフサイドインナリヤ 4  ビード 5  ビード 6  パッチ材 7  ロアバックリインホースメント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ルーフサイドインナと、それより後部
    に位置するルーフサイドインナリヤとを長手方向の端末
    部において相互に重ねて結合することによりルーフサイ
    ドインナパネルが構成されているルーフサイドインナ構
    造において、前記ルーフサイドインナパネルに、その長
    手方向に沿って室外側に膨出するビードを形成するとと
    もに、同ビードの少なくとも一部を前記ルーフサイドイ
    ンナパネルの室内面側に溶着したプレートによって塞ぐ
    ことにより閉断面化したルーフサイドインナ構造。
JP3033607A 1991-02-01 1991-02-01 ルーフサイドインナ構造 Expired - Lifetime JP2595818B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60131377A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 Mazda Motor Corp 自動車の後部車体構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60131377A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 Mazda Motor Corp 自動車の後部車体構造

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