JPH04254143A - エアーダクトの製造装置 - Google Patents
エアーダクトの製造装置Info
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- JPH04254143A JPH04254143A JP3032487A JP3248791A JPH04254143A JP H04254143 A JPH04254143 A JP H04254143A JP 3032487 A JP3032487 A JP 3032487A JP 3248791 A JP3248791 A JP 3248791A JP H04254143 A JPH04254143 A JP H04254143A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気の給排出に用いる
エアーダクトに関するものであって、その内面に針金を
固定した構成からなる強固なエアーダクトとその製造装
置に関するものである。
エアーダクトに関するものであって、その内面に針金を
固定した構成からなる強固なエアーダクトとその製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種エアーダクトは、予めコイ
ル状に成形しておいた針金に、その上面より接着剤を用
いて外皮を接着することによって製造しており、手作業
によるものであり、手間がかかるとともに、量産性に乏
しいという問題点があった。また、このように製造され
たエアーダクトは、針金から外皮が剥離し易く、より強
固な構成からなるエアーダクトが求められていた。
ル状に成形しておいた針金に、その上面より接着剤を用
いて外皮を接着することによって製造しており、手作業
によるものであり、手間がかかるとともに、量産性に乏
しいという問題点があった。また、このように製造され
たエアーダクトは、針金から外皮が剥離し易く、より強
固な構成からなるエアーダクトが求められていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、外面に接着剤
を塗布されて円筒状に巻回された帯状支持フィルムと、
該支持フィルムにコイル状に外接して円筒形状を保持す
るための針金と、該針金の外表面に該支持フィルムと接
着剤を介して接着して巻回された帯状外皮とにより構成
されるエアーダクトである。
を塗布されて円筒状に巻回された帯状支持フィルムと、
該支持フィルムにコイル状に外接して円筒形状を保持す
るための針金と、該針金の外表面に該支持フィルムと接
着剤を介して接着して巻回された帯状外皮とにより構成
されるエアーダクトである。
【0004】またこのエアーダクトの製造装置にあって
、駆動走行する帯状支持フィルムの片面と、駆動走行す
る帯状外皮の片面とに夫々接着剤を塗布する接着剤塗布
装置と、該支持フィルムと外皮とに塗布された接着剤を
乾燥させるための乾燥装置と、両端部に配置された支持
板間に、複数個の遊転ロールを該支持板に挿通される支
軸を中心とする同一円周上に等間隔で配置し、かつ各遊
転ロールを円周方向へ等傾斜させて各遊転ロールが円周
方向へねじれ配列となるように支持してなる巻着ロール
を備え、該巻着ロールを軸支して回動させ、該巻着ロー
ルに接線方向から前記帯状支持フィルムをその接着剤層
を外面にして供給し、かつ支持フィルムの周囲に形状保
持用の針金を供給し、さらにその周囲に帯状外皮をその
接着剤層を内面にして供給し、該遊転ロールのねじれ配
列により各材料を螺旋状に巻き込みながら回動軸と平行
な方向に順次送り出すようにしてなる巻着装置とを備え
たことを特徴とするものである。
、駆動走行する帯状支持フィルムの片面と、駆動走行す
る帯状外皮の片面とに夫々接着剤を塗布する接着剤塗布
装置と、該支持フィルムと外皮とに塗布された接着剤を
乾燥させるための乾燥装置と、両端部に配置された支持
板間に、複数個の遊転ロールを該支持板に挿通される支
軸を中心とする同一円周上に等間隔で配置し、かつ各遊
転ロールを円周方向へ等傾斜させて各遊転ロールが円周
方向へねじれ配列となるように支持してなる巻着ロール
を備え、該巻着ロールを軸支して回動させ、該巻着ロー
ルに接線方向から前記帯状支持フィルムをその接着剤層
を外面にして供給し、かつ支持フィルムの周囲に形状保
持用の針金を供給し、さらにその周囲に帯状外皮をその
接着剤層を内面にして供給し、該遊転ロールのねじれ配
列により各材料を螺旋状に巻き込みながら回動軸と平行
な方向に順次送り出すようにしてなる巻着装置とを備え
たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記エアーダクトにあっては、コイル状となっ
た針金が芯材となり、該コイル状針金によりエアーダク
トに伸縮性を生ずることとなる。
た針金が芯材となり、該コイル状針金によりエアーダク
トに伸縮性を生ずることとなる。
【0006】また、その製造装置にあっては、その外面
に接着剤が塗布された帯状支持フィルム、針金、及びそ
の内面に接着剤が塗布された帯状外皮を順次、巻着装置
の巻着ロールへ接線方向に供給することにより、該巻着
ロールの駆動回転に伴って、夫々が帯状に重合しながら
遊転ロールのねじれ配列により螺旋状に巻回され、巻着
ロールの支軸と平行な方向に送り出すことによりエアー
ダクトが連続状に形成される。
に接着剤が塗布された帯状支持フィルム、針金、及びそ
の内面に接着剤が塗布された帯状外皮を順次、巻着装置
の巻着ロールへ接線方向に供給することにより、該巻着
ロールの駆動回転に伴って、夫々が帯状に重合しながら
遊転ロールのねじれ配列により螺旋状に巻回され、巻着
ロールの支軸と平行な方向に送り出すことによりエアー
ダクトが連続状に形成される。
【0007】
【実施例】本発明のエアーダクト1の製造装置の概略を
図1〜6を用いて説明する。本発明のエアーダクト1の
材料である帯状支持フィルム2、針金4及び帯状外皮3
は、夫々支持フィルムロール2r、針金ロール4r、外
皮ロール3rから引出される。そして前記帯状支持フィ
ルム2と帯状外皮3は各案内ロール6a,6b,6cに
重なり合わないように並行状に支持されて走行し、接着
剤塗布装置10に供給される。また、前記針金ロール4
rから供給される針金4は直接、後述する巻着装置40
へ供給される。
図1〜6を用いて説明する。本発明のエアーダクト1の
材料である帯状支持フィルム2、針金4及び帯状外皮3
は、夫々支持フィルムロール2r、針金ロール4r、外
皮ロール3rから引出される。そして前記帯状支持フィ
ルム2と帯状外皮3は各案内ロール6a,6b,6cに
重なり合わないように並行状に支持されて走行し、接着
剤塗布装置10に供給される。また、前記針金ロール4
rから供給される針金4は直接、後述する巻着装置40
へ供給される。
【0008】前記接着剤塗布装置10は、接着剤xの貯
留槽11と塗布ロール12よりなり、該貯留槽11の内
部に貯留された接着剤xは、該塗布ロール12の下表面
に付着された後、その回転動作により上表面に移動する
。そして前記塗布ロール12の上表面には前記帯状支持
フィルム2と帯状外皮3が並行状に接触し、前記塗布ロ
ール12の表面に付着された接着剤xが転着して、該帯
状支持フィルム2と帯状外皮3の下面に均一に塗布され
ることになる。
留槽11と塗布ロール12よりなり、該貯留槽11の内
部に貯留された接着剤xは、該塗布ロール12の下表面
に付着された後、その回転動作により上表面に移動する
。そして前記塗布ロール12の上表面には前記帯状支持
フィルム2と帯状外皮3が並行状に接触し、前記塗布ロ
ール12の表面に付着された接着剤xが転着して、該帯
状支持フィルム2と帯状外皮3の下面に均一に塗布され
ることになる。
【0009】前記接着剤塗布装置10によって、その一
方の表面に接着剤xが塗布された帯状支持フィルム2と
帯状外皮3はその前方に位置するテンションロール7を
介して乾燥装置20に供給されることになる。
方の表面に接着剤xが塗布された帯状支持フィルム2と
帯状外皮3はその前方に位置するテンションロール7を
介して乾燥装置20に供給されることになる。
【0010】前記乾燥装置20は前端に開口部23がを
備える外枠21内に、前後に駆動ロール8と、保持ロー
ル9とに送材ベルト24を掛渡してなる送材装置20a
を収納し、該外枠21内に乾燥空気を供給するための空
気供給管22aと空気排出管22bとを連通して構成さ
れる。そして前記帯状支持フィルム2と帯状外皮3とは
開口部23から前記送材ベルト10の下面に沿って供給
され、前記駆動ロール8の駆動力によって、送材ベルト
24と共に周動し、開口部23より排出される。これに
より、片面に接着剤xが塗布された前記帯状支持フィル
ム2と帯状外皮3とは前記乾燥装置20の枠内を周動し
ながら外枠21内の加熱空気により乾燥して、その表面
の接着剤xが付着保持される。
備える外枠21内に、前後に駆動ロール8と、保持ロー
ル9とに送材ベルト24を掛渡してなる送材装置20a
を収納し、該外枠21内に乾燥空気を供給するための空
気供給管22aと空気排出管22bとを連通して構成さ
れる。そして前記帯状支持フィルム2と帯状外皮3とは
開口部23から前記送材ベルト10の下面に沿って供給
され、前記駆動ロール8の駆動力によって、送材ベルト
24と共に周動し、開口部23より排出される。これに
より、片面に接着剤xが塗布された前記帯状支持フィル
ム2と帯状外皮3とは前記乾燥装置20の枠内を周動し
ながら外枠21内の加熱空気により乾燥して、その表面
の接着剤xが付着保持される。
【0011】さらに前記帯状支持フィルム2と帯状外皮
3は前記乾燥装置20の開口部23の近傍に位置する送
り駆動ロール25に支持されながら、その前方に位置す
る分岐ロール26に供給され、該分岐ロール26から帯
状支持フィルム2と帯状外皮3は夫々異なる経路へ移動
する。すなわち帯状支持フィルム2は、前記分岐ロール
26の前方に位置する案内ロール6d,6eによって支
持されながら巻着装置40に供給される。一方、帯状外
皮3は、前記分岐ロール26を経た後、その接着剤xの
塗布面が反転装置30により上下面が反転される。
3は前記乾燥装置20の開口部23の近傍に位置する送
り駆動ロール25に支持されながら、その前方に位置す
る分岐ロール26に供給され、該分岐ロール26から帯
状支持フィルム2と帯状外皮3は夫々異なる経路へ移動
する。すなわち帯状支持フィルム2は、前記分岐ロール
26の前方に位置する案内ロール6d,6eによって支
持されながら巻着装置40に供給される。一方、帯状外
皮3は、前記分岐ロール26を経た後、その接着剤xの
塗布面が反転装置30により上下面が反転される。
【0012】上述した接着剤xの塗布面の反転を施す反
転装置30は、図4と図5に示すように、底板31上に
三本の回転ロール32、33、34が差し渡されて構成
され、該ロール32は、帯状外皮3の走行方向と平行に
配設され、また該ロール33、34は互いに交差状に配
置され、詳しくは、帯状外皮3の走行方向に対して、夫
々45°方向に配置され、その一端が開放状態となって
いる。
転装置30は、図4と図5に示すように、底板31上に
三本の回転ロール32、33、34が差し渡されて構成
され、該ロール32は、帯状外皮3の走行方向と平行に
配設され、また該ロール33、34は互いに交差状に配
置され、詳しくは、帯状外皮3の走行方向に対して、夫
々45°方向に配置され、その一端が開放状態となって
いる。
【0013】かかる構成からなる反転装置30に供給さ
れた帯状外皮3は、まず回転ロール33の上表面から巻
着され、その回転ロール33の周囲に沿って反転して、
下表面から帯状外皮3の走行方向に対して垂直に走出さ
れる。続いて、帯状外皮3は走行方向と平行に配設され
ている回転ロール32の下表面より巻着され、その回転
ロール32の周囲に沿って反転して、該回転ロール32
の上表面より、帯状外皮3の走行方向に垂直に走出され
る。この帯状外皮3は、前記回転ロール34の上表面よ
り巻着され、該ロール34の回動動作によって下表面よ
り、前方へ走出される。而して、帯状外皮3は、その接
着剤層が付着した面にロールが接触することなく反転し
て、該接着剤層が下面となって引出される。
れた帯状外皮3は、まず回転ロール33の上表面から巻
着され、その回転ロール33の周囲に沿って反転して、
下表面から帯状外皮3の走行方向に対して垂直に走出さ
れる。続いて、帯状外皮3は走行方向と平行に配設され
ている回転ロール32の下表面より巻着され、その回転
ロール32の周囲に沿って反転して、該回転ロール32
の上表面より、帯状外皮3の走行方向に垂直に走出され
る。この帯状外皮3は、前記回転ロール34の上表面よ
り巻着され、該ロール34の回動動作によって下表面よ
り、前方へ走出される。而して、帯状外皮3は、その接
着剤層が付着した面にロールが接触することなく反転し
て、該接着剤層が下面となって引出される。
【0014】前記ロール群より走出された帯状外皮3は
、案内ロール6fに、続いて案内ロール6gによって支
持されて巻着装置40に供給される。
、案内ロール6fに、続いて案内ロール6gによって支
持されて巻着装置40に供給される。
【0015】巻着装置40は、帯状支持フィルム2と帯
状外皮3の走行方向と垂直に支持された巻着ロール41
と、その上方に位置する該巻着ロール41を回転駆動さ
せるための均し駆動ローラ47とを備え、該均し駆動ロ
ーラ47は駆動モータMの駆動力によって回転する構成
となっている。
状外皮3の走行方向と垂直に支持された巻着ロール41
と、その上方に位置する該巻着ロール41を回転駆動さ
せるための均し駆動ローラ47とを備え、該均し駆動ロ
ーラ47は駆動モータMの駆動力によって回転する構成
となっている。
【0016】前記巻着ロール41は、図7と図8に示す
ごとく、支軸42の両端に支持板43,43を備え、該
支持板43,43間に複数個の遊転ロール44の両端部
を、該支持板43,43に挿通される支軸42を中心と
する同一円周上に等間隔で配置し、かつ各遊転ロール4
4を円周方向へ等傾斜させて、ねじれ配列となるように
支持されている。また前記遊転ロール44の表面には、
巻着された帯状支持フィルム2と帯状外皮3の滑動を防
止するための溝46が一定間隔で備えられている。
ごとく、支軸42の両端に支持板43,43を備え、該
支持板43,43間に複数個の遊転ロール44の両端部
を、該支持板43,43に挿通される支軸42を中心と
する同一円周上に等間隔で配置し、かつ各遊転ロール4
4を円周方向へ等傾斜させて、ねじれ配列となるように
支持されている。また前記遊転ロール44の表面には、
巻着された帯状支持フィルム2と帯状外皮3の滑動を防
止するための溝46が一定間隔で備えられている。
【0017】この構成からなる前記巻着ロール41の一
端側に延成された支軸42は基盤Bに遊転自在に支持さ
れている。そして前記各遊転ロール44のねじれ配列に
よる送り方向を基盤Bの無い開放方向となるように、均
し駆動ローラ47による巻着ロール41の回転方向を決
定している。
端側に延成された支軸42は基盤Bに遊転自在に支持さ
れている。そして前記各遊転ロール44のねじれ配列に
よる送り方向を基盤Bの無い開放方向となるように、均
し駆動ローラ47による巻着ロール41の回転方向を決
定している。
【0018】前記帯状支持フィルム2,針金4,帯状外
皮3は、図6に示すごとく、夫々巻着ロール41に接線
方向から供給されるが、その供給位置を異にし、該帯状
支持フィルム2は巻着ロール41の基盤B近傍に巻着さ
れ、その外側に針金4が、さらに外側に帯状外皮3が順
次巻着されるようになっている。このため、前記巻着ロ
ール41に前記帯状支持フィルム2が巻着された、その
上面に針金4が巻着され、続いて帯状外皮3が巻着され
る構成となっている。そして各材料が重ね合わせ状に巻
き込まれた上部位置で均し駆動ローラ47が外接し、前
記巻着ロール41に周方向で回動力を付与するようにし
ている。そして各材料は順次重ね合わせ状に巻回され、
かつ遊転ロール44のねじれ配列により各材料を螺旋状
に巻き込みながらエアーダクト1を形成し、該エアーダ
クト1を支軸42と平行に、開放方向へ順次送り出すよ
うにしている。
皮3は、図6に示すごとく、夫々巻着ロール41に接線
方向から供給されるが、その供給位置を異にし、該帯状
支持フィルム2は巻着ロール41の基盤B近傍に巻着さ
れ、その外側に針金4が、さらに外側に帯状外皮3が順
次巻着されるようになっている。このため、前記巻着ロ
ール41に前記帯状支持フィルム2が巻着された、その
上面に針金4が巻着され、続いて帯状外皮3が巻着され
る構成となっている。そして各材料が重ね合わせ状に巻
き込まれた上部位置で均し駆動ローラ47が外接し、前
記巻着ロール41に周方向で回動力を付与するようにし
ている。そして各材料は順次重ね合わせ状に巻回され、
かつ遊転ロール44のねじれ配列により各材料を螺旋状
に巻き込みながらエアーダクト1を形成し、該エアーダ
クト1を支軸42と平行に、開放方向へ順次送り出すよ
うにしている。
【0019】この構成からすれば、エアーダクト1の構
造を維持するための針金4は、予め帯状支持フィルム2
の表面と帯状外皮3の裏面に夫々に塗布された接着剤x
によって接合され、挟持されることになる。
造を維持するための針金4は、予め帯状支持フィルム2
の表面と帯状外皮3の裏面に夫々に塗布された接着剤x
によって接合され、挟持されることになる。
【0020】前記巻着ロール41の両端に配設されてい
る支持板43の大きさは自在に選択可能であるから、前
記遊転ロール44によって形成されるエアーダクト1の
内径は自在に選択でき、種々の径のエアーダクト1を随
意に形成することができることになる。
る支持板43の大きさは自在に選択可能であるから、前
記遊転ロール44によって形成されるエアーダクト1の
内径は自在に選択でき、種々の径のエアーダクト1を随
意に形成することができることになる。
【0021】上述の操作を連動して行なうことによって
、前記巻着ロール41によって形成されたエアーダクト
1は該巻着ロール41の開放状態とした端部方向へ順次
押し出され、このためこの操作を継続することによって
、いかなる長さのエアーダクト1でも作成可能である。
、前記巻着ロール41によって形成されたエアーダクト
1は該巻着ロール41の開放状態とした端部方向へ順次
押し出され、このためこの操作を継続することによって
、いかなる長さのエアーダクト1でも作成可能である。
【0022】上述の方法によって製造されたエアーダク
ト1は、図9と図10に示すごとく、その表面はアルミ
等からなる帯状外皮3が円筒状の形態を示し、帯状外皮
3の形態を保持するためのコイル状を呈する針金4が前
記接着剤xを介して、該帯状外皮3の内面で当接されて
いる。さらには、帯状外皮3と針金4を保持固定するた
めに、その内側には表面に接着剤xが塗布された帯状支
持フィルム2が当接され、帯状外皮3内面の接着剤xと
帯状支持フィルム2表面の接着剤xによって、接着固定
された構成となっている。このため、針金4が帯状支持
フィルム2と帯状外皮3とで挟持されて、堅牢な構造と
なり、良好な耐久性を備えるものである。
ト1は、図9と図10に示すごとく、その表面はアルミ
等からなる帯状外皮3が円筒状の形態を示し、帯状外皮
3の形態を保持するためのコイル状を呈する針金4が前
記接着剤xを介して、該帯状外皮3の内面で当接されて
いる。さらには、帯状外皮3と針金4を保持固定するた
めに、その内側には表面に接着剤xが塗布された帯状支
持フィルム2が当接され、帯状外皮3内面の接着剤xと
帯状支持フィルム2表面の接着剤xによって、接着固定
された構成となっている。このため、針金4が帯状支持
フィルム2と帯状外皮3とで挟持されて、堅牢な構造と
なり、良好な耐久性を備えるものである。
【0023】前記エアーダクト1はその形状を帯状外皮
3内面に当接したコイル状の針金4によって保持されて
おり、該エアーダクト1の両端から圧縮することによっ
て、その体積を著しく減少させることができる。
3内面に当接したコイル状の針金4によって保持されて
おり、該エアーダクト1の両端から圧縮することによっ
て、その体積を著しく減少させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のエアーダクトは、帯状外皮の内
面に針金がコイル状に当接されるとともに、その内側か
ら帯状支持フィルムによって保持固定された構成となっ
ているから、堅牢な構造となり、良好な耐久性を有する
ばかりでなく、該針金はコイル状であるため、円筒状の
エアーダクト1を両端から圧縮することにより、その体
積を随意に減少させることができ、保管や輸送の際、場
所を取らない。
面に針金がコイル状に当接されるとともに、その内側か
ら帯状支持フィルムによって保持固定された構成となっ
ているから、堅牢な構造となり、良好な耐久性を有する
ばかりでなく、該針金はコイル状であるため、円筒状の
エアーダクト1を両端から圧縮することにより、その体
積を随意に減少させることができ、保管や輸送の際、場
所を取らない。
【0025】また本発明のエアーダクトの製造装置は、
内面に帯状支持フィルムを装着し、帯状外皮の内面に当
接している針金を支持固定したエアーダクトを積層状に
兼介して連続的に送り出すようにしたものであるから、
構成の一定したエアーダクトが自動的に作成され、手間
がかからない。
内面に帯状支持フィルムを装着し、帯状外皮の内面に当
接している針金を支持固定したエアーダクトを積層状に
兼介して連続的に送り出すようにしたものであるから、
構成の一定したエアーダクトが自動的に作成され、手間
がかからない。
【0026】さらには、大きさの異なるエアーダクトを
製造する際、該巻着ロールの交換操作のみで自在に大き
さの異なるエアーダクトを製造することができる、等の
優れた効果がある。
製造する際、該巻着ロールの交換操作のみで自在に大き
さの異なるエアーダクトを製造することができる、等の
優れた効果がある。
【図1】本発明のエアーダクト1製造装置の概要図であ
る。
る。
【図2】本発明のエアーダクト1製造装置の接着剤塗布
装置10の斜視図である。
装置10の斜視図である。
【図3】本発明のエアーダクト1製造装置の乾燥装置2
0とその近傍の斜視図である。
0とその近傍の斜視図である。
【図4】本発明のエアーダクト1製造装置の接着剤塗布
面の反転可能なロール群とその近傍の斜視図である。
面の反転可能なロール群とその近傍の斜視図である。
【図5】本発明のエアーダクト1製造装置の接着剤塗布
面の反転可能なロール群の平面図である。
面の反転可能なロール群の平面図である。
【図6】本発明の巻着装置40とその近傍の斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明の巻着装置40の巻着ロール41の側面
図である。
図である。
【図8】本発明の巻着装置40の巻着ロール41の斜視
図である。
図である。
【図9】本発明のエアーダクト1の斜視図である。
【図10】本発明のエアーダクト1の横断側面図である
。
。
【符合の説明】1 エアーダクト
2 帯状支持フィルム
3 帯状外皮
4 針金
10 接着剤塗布装置
12 塗布ロール
20 乾燥装置
26 分岐ロール
40 巻着装置
41 巻着ロール
42 支軸
43 支持板
44 遊転ロール
47 均し駆動ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 外面に接着剤を塗布されて円筒状に巻
回された帯状支持フィルムと、該支持フィルムにコイル
状に外接して円筒形状を保持するための針金と、該針金
の外表面に該支持フィルムと接着剤を介して接着して巻
回された帯状外皮とにより構成されるエアーダクト。 - 【請求項2】 駆動走行する帯状支持フィルムの片面
と、駆動走行する帯状外皮の片面とに夫々接着剤を塗布
する接着剤塗布装置と、該支持フィルムと外皮とに塗布
された接着剤を乾燥させるための乾燥装置と、両端部に
配置された支持板間に、複数個の遊転ロールを該支持板
に挿通される支軸を中心とする同一円周上に等間隔で配
置し、かつ各遊転ロールを円周方向へ等傾斜させて各遊
転ロールが円周方向へねじれ配列となるように支持して
なる巻着ロールを備え、該巻着ロールを軸支して回動さ
せ、該巻着ロールに接線方向から前記帯状支持フィルム
をその接着剤層を外面にして供給し、かつ支持フィルム
の周囲に形状保持用の針金を供給し、さらにその周囲に
帯状外皮をその接着剤層を内面にして供給し、該遊転ロ
ールのねじれ配列により各材料を螺旋状に巻き込みなが
ら巻着ロールの支軸と平行な方向に順次送り出すように
してなる巻着装置とを備えてなる請求項1記載のエアー
ダクトの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032487A JP2616842B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | エアーダクトの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032487A JP2616842B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | エアーダクトの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04254143A true JPH04254143A (ja) | 1992-09-09 |
JP2616842B2 JP2616842B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12360349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3032487A Expired - Fee Related JP2616842B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | エアーダクトの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616842B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106960894B (zh) * | 2017-05-14 | 2019-10-18 | 广西盛畅物流有限公司 | 一种光伏焊带复层制作机械 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3032487A patent/JP2616842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2616842B2 (ja) | 1997-06-04 |
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Date | Code | Title | Description |
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