JPS6236830B2 - - Google Patents

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JPS6236830B2
JPS6236830B2 JP3351379A JP3351379A JPS6236830B2 JP S6236830 B2 JPS6236830 B2 JP S6236830B2 JP 3351379 A JP3351379 A JP 3351379A JP 3351379 A JP3351379 A JP 3351379A JP S6236830 B2 JPS6236830 B2 JP S6236830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
tube
carrier
rope
core material
Prior art date
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Expired
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JP3351379A
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English (en)
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JPS55125965A (en
Inventor
Teruhiko Yamazoe
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Individual
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は管内面の研摩装置に関する。
この発明者は、被研摩管の入口附近から奥部に
至るまでの研摩度合が均一となる新規な管内面の
研摩装置を先に開発し、すでに特許出願した(特
願昭52―105155号)。この装置は、被研摩管内通
過時にその内周面にほぼ密着しうる研摩面を有す
る被研摩部材と、この研摩部材を牽引するために
この研摩部材に取付けられたロープと、このロー
プを牽引することによつて上記研摩部材を被研摩
管の内面に沿い往復動させる駆動手段とからなる
ものであり、これによれば、被研摩管内通過時に
その内周面にほぼ密着しうる研摩面を有する研摩
部材が被研摩管の軸方向に往復動することによつ
て研摩が行われるので、研摩部材の研摩面と被研
摩管内面との接触圧が被研摩管の入口附近から奥
部まで均一に保たれ、そのため研摩度合が軸方向
全長にわたつて均一となるのである。
このように、上記研摩装置は、管内面研摩度の
均一化という点では至極効果を発揮するものでは
あるが、被研摩管内を通過し終えた研摩部材をそ
の都度反転移動させることによつて研摩作業を継
続させるという構成になつている関係上、研摩部
材の移動速度を高めて研摩時間の短縮を図るとい
う点で一定の限界があるほか、研摩部材の取付け
個数にも制約があるという問題があつた。
この発明はこのような問題を生じることのない
新規な管内面の研摩装置を提供することを目的と
する。この発明においては、研摩部材が原則とし
て一方向に移動回転するようになつている。この
点にこの発明の特徴がある。
以下、この発明を、その一実施例を示す図面を
参照しながら、詳しく説明する。
第1図に示すように、架台10上にはローラ装
置11によつて挾着固定された被研摩管1が横た
えられている。被研摩管1の一端部には、架台1
0に立設固定された取付金具2によつて位置決め
固定されたラツパ管3が当てがわれている。この
ラツパ管3は後述する研摩部材16の被研摩管1
への進入を容易にさせるものである。架台10の
両端には、被研摩管1よりも十分に長い距離だけ
離れて互いに向かい合うように、2個のプーリ1
2a,12bが配置されている。プーリ12aは
架台10の下部に設置されたモータ13によつて
一方向に回転されるようになつている。14はそ
の動力伝達ベルトである。2個のプーリ12a,
12bには1本のロープ15が輪状に緊張張設さ
れている。このロープはつぎに述べるように構成
された多数の研摩部材16…の芯材となり、か
つ、これらを一方向に移動回転させるためのもの
である。
第2図および第3図に示されているように、研
摩部材16は、研摩部材移動回転用ロープ15の
一部151をその芯材とし、この芯材151を包
むようこの芯材151に固定された可撓性材料か
らなる担持体161と、この担持体161を包む
よう担持体161の軸方向にそつて並列され緊縛
材162によつてそれぞれの両端部が担持体16
1の両端付近に固定された複数枚の短冊形研摩シ
ート163…とから構成されている。この複数枚
の研摩シート群が被研摩管1内通過時にその内周
面にほぼ密着しうる研摩面を構成する。
上述のように、この研摩部材16においては、
研摩シート163が担持体161の両端付近で緊
縛材162によつて固定されるようになつている
から、この緊縛材162が被研摩管1の内面に接
することによつて摺り切れるというようなことを
避けるため、担持体161は図示されているよう
にほぼ紡錐形に形成されているのが好ましい。
担持体161はウレタンフオームやゴムのよう
に弾性材からなることが好ましい。弾性材である
と、その径を少し大きめにすることによつて研摩
面の被研摩管内面への密着を良くしかつ密着力を
高めることができるからである。
担持体161がシートからなる場合、このシー
トを芯材151に巻きつけることによつて担持体
161が形成されるのであるが、この際芯材15
1への巻き付け量を加減することによつて、担持
体161の形状をととのえ、かつ、被研摩管内面
に対する密着の程度を適宜に調節することが可能
となる。この場合、シートは芯材(ロープ)15
1の撚り糸(よりいと)間に挾み込むことによつ
て芯材151に固定することができる。
この実施例においては、芯材(ロープ)151
の一部に結び目(図示省略)をつくつておくこと
によつて、担持体161を芯材151に固定(軸
方向への移動防止)することがある。
担持体161は、これに固くビニールテープや
細糸(いずれも図示省略)を巻きつけることによ
つて芯材151にしつかりと固定する。この固定
手段は上述の固定手段と併用されてもよい。もつ
とも、上記各担持体の固定手段はいずれも例示で
あるにすぎず、これら以外の手段の採用が許され
ないというものではない。
上記はいずれも、研摩部材の構成に担持体が使
用される場合に関するものであるが、被研摩管1
の内径が数ミリメートル程度というように極端に
細い場合には研摩シート163がロープ15に直
接固定される(図示省略)。あるいは、ロープ1
5に巻装されたビニールテープ等の軟質材からな
る担持体(図示省略)の上に研摩シート163が
固着される。研摩シート163がロープ15に直
接固定される場合には、研摩シート163の一部
がロープ15の撚り糸間に挾着されることによつ
てその固定の強化がなされることがある。
研摩シート163としては、エメリー,カーボ
ランダム,ガラスなどの砥粒を紙,布などのシー
ト材に塗着させたものが用いられる。複数枚の短
冊形研摩シート163…は、それぞれの両端部を
担持体161の両端付近にまとめてまたは1枚ず
つ、ビニールテープ,輪ゴム,細糸,粘着テープ
などの緊縛材162でくくりつけて固定する。ビ
ニールテープや粘着テープの場合はまきつけてお
くだけでよい。この実施例におおいては、研摩シ
ート163は、緊縛材162という固定の解除が
容易な手段によつて固定されているため、その取
りかえが至極簡単である。担持体161の全周を
隙間なく包むために、図示されているように、複
数枚の短冊形研摩シート163…が部分的に重な
り合つて担持体161の軸方向に並列されている
ようにすることが好ましい。
なお、上記は研摩部材の研摩面が研摩シートに
よつてつくられている場合に関するものであつた
が、この発明においては研摩面が担持体161あ
るいはロープ15に直接塗着された砥粒によつて
つくられている(図示省略)こともある。要する
に、この発明において、研摩部材はロープ15の
周囲に、被研摩管1内通過時に被研摩管1の内周
面にほぼ密着しうる研摩面をつくるよう形成固定
されたものでありさえすれば、その構成に限定は
なく、個数にも制限はない。
第1図に示されているように、プーリ12bは
エアシリンダ17によつて外向きに押されるよう
になつており、そのためエアシリンダ17が駆動
すると、ロープ15が緊張する。
研摩部材移動回転用ロープ15を輪状に張設す
るためのプーリ群は、対向する2個のプーリ12
a,12bを含むものでありさえすれば、3個以
上のプーリからなるものであつてもよい。この場
合、駆動用プーリやテンシヨン用プーリが上記両
プーリ12a,12b以外のものから選ばれるこ
とがあつてもよいことは勿論である。
研摩部材移動回転用ロープ15としては、ナイ
ロンテープ,ビニールロープ等可撓性に富み引張
り強度の大きなものが選ばれ、通常、適当なとこ
ろで輪が解かれるよう解除可能な連結金具(フツ
クなど)によつて連結されている。
モータ13が駆動すると、ロープ15が回転し
て多数の研摩部材16…を一方向(たとえば第1
図の矢印方向)へ移動回転させる。そして、被研
摩管1内に入つた各研摩部材16は被研摩管1内
の通過時にその研摩面が被研摩管1の内周面にほ
ぼ密着するようになつているため、通過中は絶え
ず管1の内面を全長にわたつて均一に研摩しつづ
ける。なお、この間にモータ21によりときどき
ローラ装置11を少しだけ回転させることによつ
て、研摩度合が被研摩管1の周方向においても均
一となるように図つている。
このように、この発明においては、研摩部材1
6を移動回転させることによつて研摩が継続され
るようになつており、特願昭52―105155号発明の
ように研摩部材の一通過ごとに研摩部材を反転移
動させるということを必要としないため、研摩速
度を著るしく高めることができるほか、研摩部材
の形成個数を多くすることもできる。したがつ
て、研摩作業の能率を大幅に向上させることがで
きる。もつとも、この発明において、研摩部材は
これを全く反転移動させないというものではな
く、たとえば、研摩部材が数回転するごとまたは
数個形成されている研摩部材のすべてが被研摩管
内を一通過するごとに研摩部材を反転移動させる
ようなことがあつてもよいのであり、要するに、
この発明の装置によると、1個もしくはごく少数
個の研摩部材の一通過ごとにこれ(またはこれ
ら)を反転移動させなければならないという制約
が除かれるため、研摩作業の能率向上が可能とな
るのである。このようなことが可能となつたの
は、この発明において、研摩部材の芯材がロープ
によつて構成されているからである。
研摩部材をその移動回転用ロープと別材のもの
で構成した場合には両者を連結させる連結具を必
要とするが、技術上の制約あるいは価格上の制約
からこの連結具を小さくすることが困難である。
したがつて、対象となる被研摩管の内径はこの連
結具が充分に入る大きさのものまでしか選ぶこと
ができない。これに対し、この発明によれば、研
摩部材の移動回転用ロープそのものに研摩部材を
構成しているため、この連結具を必要とせず、し
たがつて、対象となる被研摩管の内径は研摩部材
移動回転用ロープよりも少し大きい目程度のもの
まで可能となる。しかも、移動回転用ロープを細
くすることによつて、より内径の小さな被研摩管
をも対象とすることができるようになるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の一部断面側面
図、第2図は研摩部材部分の一部断面側面図、第
3図は同上の―′線に沿う断面図である。 1…被研摩管、12a,12b…プーリ、13
…モータ、15…研摩部材移動回転用ロープ、1
51…芯材、161…研摩部材16の担持体、1
62…緊縛材、163…研摩シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被研摩管よりも十分に長い距離だけ離れて互
    いに向かい合うように配置された2個のプーリを
    含む少なくとも2個のプーリからなるプーリ群
    と、このプーリ群によつて輪状に緊張張設された
    研摩部材移動回転用ロープと、このロープの一部
    を芯材としその周囲に、被研摩内通過時に被研摩
    管の内周面にほぼ密着しうる研摩面をつくるよう
    形成固定された研摩部材と、上記プーリ群のうち
    のいずれかのプーリを回転させる回転駆動手段と
    からなる管内面の研摩装置。 2 研摩部材が、研摩部材移動回転用ロープの一
    部を包むようこのロープに固定された可撓性の担
    持体と、この担持体を包むよう担持体の軸方向に
    そつて並列され緊縛材によつてそれぞれの両端部
    が上記担持体の両端付近に固定された複数枚の短
    冊形研摩シートとから構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の管内面の研摩
    装置。 3 担持体がほぼ紡錐形に形成されている特許請
    求の範囲第2項記載の管内面の研摩装置。 4 担持体が弾性材からなる特許請求の範囲第2
    項または第3項記載の管内面の研摩装置。 5 担持体が芯材に巻きつけられたシートからな
    る特許請求の範囲第2項,第3項または第4項記
    載の管内面の研摩装置。 6 担持体が芯材(ロープ)の撚り糸間に挾み込
    まれることによつて芯材に固定されている特許請
    求の範囲第5項記載の管内面の研摩装置。 7 担持体が芯材(ロープ)の結び目によつて芯
    材に固定されている特許請求の範囲第2項ないし
    第5項のいずれかに記載の管内面の研摩装置。 8 担持体がビニールテープの巻きつけによつて
    芯材に固定されている特許請求の範囲第2項ない
    し第7項のいずれかに記載の管内面の研摩装置。 9 担持体が研摩部材移動回転用ロープに巻装さ
    れたビニールテープからなる特許請求の範囲第2
    項または第3項記載の管内面の研摩装置。 10 複数枚の短冊形研摩シートが部分的に重な
    り合つて担持体の軸方向にそい並列されている特
    許請求の範囲第2項ないし第9項のいずれかに記
    載の管内面の研摩装置。 11 緊縛材がビニールテープである特許請求の
    範囲第2項ないし第10項のいずれかに記載の管
    内面の研摩装置。 12 プーリ群のうちのいずれかのプーリが、研
    摩部材移動回転用ロープの輪を拡大,縮少する方
    向に移動することを可能とし、かつ、エアシリン
    ダの駆動によつて拡大方向に押されるように構成
    されている特許請求の範囲第1項ないし第11項
    のいずれかに記載の管内面の研摩装置。
JP3351379A 1979-03-21 1979-03-21 Device for polishing inside surface of pipe Granted JPS55125965A (en)

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