JPH04253Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04253Y2 JPH04253Y2 JP1982074566U JP7456682U JPH04253Y2 JP H04253 Y2 JPH04253 Y2 JP H04253Y2 JP 1982074566 U JP1982074566 U JP 1982074566U JP 7456682 U JP7456682 U JP 7456682U JP H04253 Y2 JPH04253 Y2 JP H04253Y2
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- Japan
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- depth
- net
- fishing net
- detection sensor
- meter
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 10
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003643 water by type Substances 0.000 description 2
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、漁網深度計を用いて漁網下端部と海
底との距離を表示する装置に関する。
底との距離を表示する装置に関する。
従来、まき網漁などの操業において、漁網の下
端部が海底に接触した場合、海底の岩礁等に漁網
をひつかけてしまうことが多く破網又は網の流失
の危険があり、海底近くに棲息する魚群を対象と
した操業の際や水深が比較的浅い海域での操業の
際には網下端部と海底との距離関係を知ることは
漁労者にとつて重要な課題である。このため古く
から漁網の下端部に1〜3ヶ所超音波発振器を備
えた漁網深度計をとりつけ、網の沈降深度に従つ
た深度情報を刻々超音波にて船に伝送し、船側で
その深度情報である超音波信号を受信し表示器に
表示していた。この表示器として従来は魚群探知
機が用いられ、その記録紙上に曲線表示された記
録から網深度計深度を読みとつて網深度を得てき
た。又、近年魚群探知機、ソナー等の表示器にも
ブラウン管が用いられるようになり、これにとも
ない網深度計深度もグラフイツク表示され、一部
には網深度の数字表示もされる様になつたため、
従来に比し判読しやすくなつた。
端部が海底に接触した場合、海底の岩礁等に漁網
をひつかけてしまうことが多く破網又は網の流失
の危険があり、海底近くに棲息する魚群を対象と
した操業の際や水深が比較的浅い海域での操業の
際には網下端部と海底との距離関係を知ることは
漁労者にとつて重要な課題である。このため古く
から漁網の下端部に1〜3ヶ所超音波発振器を備
えた漁網深度計をとりつけ、網の沈降深度に従つ
た深度情報を刻々超音波にて船に伝送し、船側で
その深度情報である超音波信号を受信し表示器に
表示していた。この表示器として従来は魚群探知
機が用いられ、その記録紙上に曲線表示された記
録から網深度計深度を読みとつて網深度を得てき
た。又、近年魚群探知機、ソナー等の表示器にも
ブラウン管が用いられるようになり、これにとも
ない網深度計深度もグラフイツク表示され、一部
には網深度の数字表示もされる様になつたため、
従来に比し判読しやすくなつた。
しかし、これら網深度の表示はすべて海面から
の深度しか表示されていなかつたので、前述の様
な浅海での操業などにおいては、あとどの位の距
離で網が着底してしまうかを知る必要があつた。
そのためには、漁労者が多忙な作業の中で、網深
度計の沈降した地点の水深を読み、これをメモ用
紙等に記録し、この値を参照して刻々変化する網
深度計深度を見ながら頭の中で換算しなければな
らなかつた。そのために、勘違いによる誤算をす
ることがあつて網が着底してしまい、高価な漁網
を破損させ、大きな損害を破ることがあつた。ま
た、従来はこれを解決するために、漁網の網底に
超音波トランスポンダを取り付けて、網底から海
底までの距離を求めて表示するものもあつたが、
高価なトランスポンダ装置を別途に必要となり、
装備費が嵩む問題があつた。
の深度しか表示されていなかつたので、前述の様
な浅海での操業などにおいては、あとどの位の距
離で網が着底してしまうかを知る必要があつた。
そのためには、漁労者が多忙な作業の中で、網深
度計の沈降した地点の水深を読み、これをメモ用
紙等に記録し、この値を参照して刻々変化する網
深度計深度を見ながら頭の中で換算しなければな
らなかつた。そのために、勘違いによる誤算をす
ることがあつて網が着底してしまい、高価な漁網
を破損させ、大きな損害を破ることがあつた。ま
た、従来はこれを解決するために、漁網の網底に
超音波トランスポンダを取り付けて、網底から海
底までの距離を求めて表示するものもあつたが、
高価なトランスポンダ装置を別途に必要となり、
装備費が嵩む問題があつた。
本考案は、これら従来技術の欠点を除去するた
め、従来のような海面を基準にした網深度表示の
他に、海底を基準とした海底から網下端部までの
距離をも表示するようにした漁網深度表示装置を
提供するものである。又、本考案は従来から使用
されている魚群探知機と漁網深度計をそのまま使
用し、海底と網下端部との距離が求められるよう
にしたものである。
め、従来のような海面を基準にした網深度表示の
他に、海底を基準とした海底から網下端部までの
距離をも表示するようにした漁網深度表示装置を
提供するものである。又、本考案は従来から使用
されている魚群探知機と漁網深度計をそのまま使
用し、海底と網下端部との距離が求められるよう
にしたものである。
以下、図面に示す本考案の実施例につき詳細に
説明する。
説明する。
本考案実施例においても、まず魚群探知機又は
測深機を自船航跡直下の水深情報検出センサとし
て使用し、又網深度計は漁網下端部の網深度検出
センサとして使用するものである。
測深機を自船航跡直下の水深情報検出センサとし
て使用し、又網深度計は漁網下端部の網深度検出
センサとして使用するものである。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク回路
図で、1は水深情報検出センサ、2は漁網深度計
から成る網深度検出センサ、3は記憶・演算回
路、31は投網検出回路、32は水深記憶回路、
33は演算回路、4はブラウン管等の表示器であ
る。又、第2図は漁網の投網の状態を示す図で、
11は水深情報検出センサ1の送受波器、21
a,21bは網深度検出センサ2の漁網深度計、
22は網深度検出センサ2の受波器、5は漁網6
の浮子、7は沈子である。
図で、1は水深情報検出センサ、2は漁網深度計
から成る網深度検出センサ、3は記憶・演算回
路、31は投網検出回路、32は水深記憶回路、
33は演算回路、4はブラウン管等の表示器であ
る。又、第2図は漁網の投網の状態を示す図で、
11は水深情報検出センサ1の送受波器、21
a,21bは網深度検出センサ2の漁網深度計、
22は網深度検出センサ2の受波器、5は漁網6
の浮子、7は沈子である。
漁網が船上にあるときは網深度検出センサ2の
漁網深度計も船上にあり、投網検出回路31には
何も信号が入力されない。第2図イの如く、投網
が開始されて漁網深度計が投入されると、網深度
検出センサ2の漁網深度計21aから放射された
超音波は、漁網深度計の水没と同時に前期網深度
検出センサ2の受波器22に受波され、投網検出
回路31に信号が入力され、漁網の投入された時
点を検出する。一方、水深情報検出センサ1から
得られる自船直下の水深情報は逐次水深記憶回路
32に記憶される。即ち、自船航跡下の水深情報
は刻々と水深記憶回路32に蓄えられている。投
網の瞬間のタイミングは前記投網検出回路31か
ら得られ、水深記憶回路32にとりこんでやるこ
とにより、網深度計が沈降していく地点の水深が
水深記憶回路32に保持される。従つて、漁網深
度計21aの投入された地点の水深情報を水深記
憶回路32から読出すことができる。これで網深
度計が沈降していく地点の水深が判り、また沈降
していく網深度計深度は網深度検出センサ2から
得られる。従つて、両者を演算回路33に入力し
て、(網深度計沈降地点の水深)−(刻々の網深度)
=(網下端部から海底までの距離)の演算により、
刻々の距離値を求めることができることとなる。
漁網深度計も船上にあり、投網検出回路31には
何も信号が入力されない。第2図イの如く、投網
が開始されて漁網深度計が投入されると、網深度
検出センサ2の漁網深度計21aから放射された
超音波は、漁網深度計の水没と同時に前期網深度
検出センサ2の受波器22に受波され、投網検出
回路31に信号が入力され、漁網の投入された時
点を検出する。一方、水深情報検出センサ1から
得られる自船直下の水深情報は逐次水深記憶回路
32に記憶される。即ち、自船航跡下の水深情報
は刻々と水深記憶回路32に蓄えられている。投
網の瞬間のタイミングは前記投網検出回路31か
ら得られ、水深記憶回路32にとりこんでやるこ
とにより、網深度計が沈降していく地点の水深が
水深記憶回路32に保持される。従つて、漁網深
度計21aの投入された地点の水深情報を水深記
憶回路32から読出すことができる。これで網深
度計が沈降していく地点の水深が判り、また沈降
していく網深度計深度は網深度検出センサ2から
得られる。従つて、両者を演算回路33に入力し
て、(網深度計沈降地点の水深)−(刻々の網深度)
=(網下端部から海底までの距離)の演算により、
刻々の距離値を求めることができることとなる。
複数の網深度計を用いる場合には、第2図ロの
如く、b地点ではa地点と異なる漁網深度計21
bを用いて、網深度計それぞれについて上記演算
を行なえばよい。
如く、b地点ではa地点と異なる漁網深度計21
bを用いて、網深度計それぞれについて上記演算
を行なえばよい。
この様にして求まつた数値を、表示器4として
従来通り魚群探知機の記録紙上に数字表示した
り、ブラウン管表示器上に数字表示したりするこ
とはきわめて容易である。又、ソナー等の表示器
上に網深度計マークをグラフイツク表示し、その
近傍に数字表示することも可能である。又、従来
から使われてきた海面から計つた網深度を上記数
値と併記することはもちろん可能である。
従来通り魚群探知機の記録紙上に数字表示した
り、ブラウン管表示器上に数字表示したりするこ
とはきわめて容易である。又、ソナー等の表示器
上に網深度計マークをグラフイツク表示し、その
近傍に数字表示することも可能である。又、従来
から使われてきた海面から計つた網深度を上記数
値と併記することはもちろん可能である。
以上説明したように本考案は、常に漁網下端部
と海底面の間の距離が数字表示されているので、
浅海等での操業においても網を海底にひつかける
などという危険が少なくなると共に、従来のよう
に頭の中で換算するわずらわしさを無くすことが
できるという利点をもつものである。又、従来か
ら使用されている魚群探知機と漁網深度計をその
まま使用するので、特別な装置を漁網の網底に取
り付ける必要がなく、装備費を節約することがで
きる利点がある。
と海底面の間の距離が数字表示されているので、
浅海等での操業においても網を海底にひつかける
などという危険が少なくなると共に、従来のよう
に頭の中で換算するわずらわしさを無くすことが
できるという利点をもつものである。又、従来か
ら使用されている魚群探知機と漁網深度計をその
まま使用するので、特別な装置を漁網の網底に取
り付ける必要がなく、装備費を節約することがで
きる利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は漁網の投網の状態を示す図である。 1……水深情報検出センサ、2……網深度検出
センサ、3……記憶・演算回路、31……投網検
出回路、32……水深記憶回路、33……演算回
路、4……表示器。
図、第2図は漁網の投網の状態を示す図である。 1……水深情報検出センサ、2……網深度検出
センサ、3……記憶・演算回路、31……投網検
出回路、32……水深記憶回路、33……演算回
路、4……表示器。
Claims (1)
- 漁網深度計を用いて漁網の沈降深度を計測し表
示する装置において、前記漁網の下端部に設けた
前記漁網深度計から成る網深度検出センサと、前
記漁網深度計の投入時点を検出する投網検出回路
と、水深を計測する水深情報検出センサと、該水
深情報検出センサからの前記水深を前記投網検出
回路から得られる前記漁網深度計の投入時点の検
出出力により記憶する水深記憶回路と、該水深記
憶回路から得られた前記漁網深度計の投入時点の
前記水深から前記網深度検出センサより得られる
刻々の網沈降深度情報を減算する演算回路と、該
演算回路から得られた前記漁網の下端部と海底間
の距離を表示する表示器を備えたことを特徴とす
る漁網深度表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456682U JPS58177816U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 漁網深度表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456682U JPS58177816U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 漁網深度表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177816U JPS58177816U (ja) | 1983-11-28 |
JPH04253Y2 true JPH04253Y2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=30083988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7456682U Granted JPS58177816U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 漁網深度表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177816U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102926986A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-02-13 | 上海电气液压气动有限公司 | 一种斜轴式柱塞液压泵后盖 |
US9194381B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-11-24 | Komatsu Ltd. | Bent axis type axial piston pump/motor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780582A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Furuno Electric Co Ltd | Measurement of distance to sea bottom from transponder |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7456682U patent/JPS58177816U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780582A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Furuno Electric Co Ltd | Measurement of distance to sea bottom from transponder |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9194381B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-11-24 | Komatsu Ltd. | Bent axis type axial piston pump/motor |
CN102926986A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-02-13 | 上海电气液压气动有限公司 | 一种斜轴式柱塞液压泵后盖 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177816U (ja) | 1983-11-28 |
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