JPH04252756A - 搭乗者拘束システム - Google Patents

搭乗者拘束システム

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JPH04252756A
JPH04252756A JP3124365A JP12436591A JPH04252756A JP H04252756 A JPH04252756 A JP H04252756A JP 3124365 A JP3124365 A JP 3124365A JP 12436591 A JP12436591 A JP 12436591A JP H04252756 A JPH04252756 A JP H04252756A
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container
cushion
wall
bottom wall
flap
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Gregory A Miller
グレゴリー アレン ミラー
Jeffery L Pearson
ジェフリー リン ピアソン
Robert L Jones
ロバート リー ジョーンズ
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Motors Liquidation Co
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Motors Liquidation Co
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2165Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
    • B60R21/21656Steering wheel covers or similar cup-shaped covers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば米国特許第4
,903,986号明細書に記載してあるが請求項1の
前文に記載してあるように車両操縦者に向かう正常な所
望の径路に沿ってクッションが展開することができない
場合に、操縦者の横方向に径路に沿いクッションを初期
展開させる車両操縦者用搭乗者拘束システムに関する。
【0002】米国特許第4,903,986号明細書[
コーク(Cok)等]には搭乗者拘束システムの若干の
互いに異なる実施例を記載してある。この拘束システム
では、折りたたんだ搭乗者拘束クッション用の容器はそ
の長い側壁及び底壁に2組のフラップを形成するように
引裂き線を設けてある。第1組のフラップにより、クッ
ションの膨満時に操縦者に向かう所望の所期の展開径路
に沿い容器の底壁を経てクッションの展開ができる。第
2組のフラップにより、クッションがその所望の所期の
展開径路に沿い展開することができない場合に操縦者に
平行な別の径路に沿い容器の長い側壁の部分を介してク
ッションの初期展開ができる。
【0003】折りたたんだ搭乗者拘束クッションは、容
器の底壁の下側にこれに対向して位置する直径に沿う部
分と、容器の長い側壁に対向して位置する翼状に折りた
たんだ弦部分と、容器の短い端部壁に対向して位置する
ひだ付けして折った端部部分とを備えている。
【0004】本発明による搭乗者拘束システムは請求項
1の特徴部分に記載してある構成を特徴とする。
【0005】本発明のシステムは米国特許第4,903
,986号明細書に記載してあるシステムと同じ部品を
備える。しかし容器は、この容器の底壁及び側壁を2組
のフラップに分割する改良した引裂き線構成パターンを
備えている。おおむね細長いI字形引裂き線構成は、そ
れぞれ容器の底壁に外方に広がる長い各側壁の上縁部に
対する容器底壁の接合部に、これに隣接しておおむね平
行に底壁に主要部分を位置させた一対の第1の引裂き線
を備えている。これ等の第1引裂き線の各主要部分は、
短い方の端部壁と底壁との接合部に交差する端部延長部
分の形の連続部を備え、外方に広がる短い方の端部壁を
横切ってその固定の下縁部分に隣接する位置に延びてい
る。一変形例では各延長部分は、引裂き線の主要部分と
同じ平面上にあり、短い端部壁と長い側壁とのすみ部接
合部に隣接して位置している。或は延長部分はピーク線
又は長い側壁及び短い端部壁間のすみ部接合部の区域に
追従している。各延長部分は又前記すみ部接合部の全部
又は一部を切取り又は除くことにより設けてもよい。こ
のような変形例ではすべて、引裂き線及び延長部分は、
容器の長い側壁全体をその固定の下縁部分のまわりに外
方に折曲げ第2組のフラップを形成することができる。 第1の引裂き線の主要部分は、容器の底壁の短い各端部
壁の大体中間に位置する第2の引裂き線により連結され
、細長いI字形引裂き線構成を完成する。第2の引裂き
線と第1引裂き線の主要部分とは第1組のフラップを持
つ容器を形成する。第1フラップは容器にその短い方の
端部壁との接合部のまわりに枢動するように取付けられ
、相互に反対の向きに開く。クッションの膨満時に、第
1引裂き線及び第2引裂き線の主要部分が切断され、第
1フラップをクッションの直径に沿う部分により開位置
に動かしたときに第1フラップは所望の所期の径路に沿
ってクッションを展開することができる。
【0006】第2の各フラップは、第1引裂き線の主要
部分の端部延長部分の全変形例で、容器の長い全側壁と
、長い側壁に接合したすみ部接合部の任意の部分と、各
第1引裂き線と長い各側壁の上縁部との間の底壁部分と
から成っている。各第2フラップは容器に、長い側壁の
下部の固定縁部部分のまわりに枢動自在に取付けられ、
クッションの翼状に折りたたんだ弦部分に対向して位置
する。クッションを膨満しその所望の径路に沿い第1フ
ラップを介して初めに展開することができないときは、
クッションの翼状に折りたたんだ弦部分は、引裂き線を
切断し第2フラップを開位置に動かし、クッションを操
縦者に平行に初期に展開することができる。
【0007】クッションが第2組のフラップにより操縦
者に平行に初めに展開する場合に、第1引裂き線の主要
部分の端部延長部分を初めに切断する。引続いてクッシ
ョンがその正常な初期径路に沿い操縦者に向かい展開す
るときは、短い端部壁の端部延長部分間の部分はその各
第1フラップと共に1単位として展開して、短い端部壁
の下部の固定縁部部分のまわりに外方に相互に反対の向
きに開く拡大した第1フラップを形成する。端部延長部
分を切断すると、底壁に対する短い端部壁の接合部によ
り、第1フラップが短い端部壁に対して枢動するのを有
効に防ぎ、拡大した第1フラップを短い端部壁の下部固
定縁部部分のまわりに枢動させる。
【0008】本発明の主な特徴は、本発明が底壁、長い
側壁及び一層短い端部壁を持ち外方に互いに反対の向き
に開く第1及び第2の対のフラップを形成する細長いI
字形引裂き線構成を設けた搭乗者拘束システム用の大体
長方形の箱状容器を提供することである。第2の対の各
フラップは容器の長い全側壁を備え、容器の底壁の一部
分を含み、容器の一層短い端部壁との接合部のまわりに
互いに反対の向きに開く第1の対のフラップを経てクッ
ションが正常な径路に沿い操縦者に向かい展開できない
場合に、第2の対の各フラップが固定の容器下縁部分の
まわりに外方に開き、別の径路に沿い操縦者におおむね
平行に容器の横方向にクッションを展開させる。他の特
徴は、I字形引裂き線構成が容器の底壁内の主要部分と
短い方の端部壁に対する底壁の接合部に交差し、短い方
の端部壁の固定の下縁部分に隣接する位置に延びる端部
延長部分の形の連続部とを持つ一対の第1の引裂き線を
備えることである。さらに別の特徴は、端部延長部分及
び主要部分が互いに同じ平面上にあることである。なお
別の特徴は、短い方の端部壁が底壁に対して広がりそし
て端部延長部分が短い方の端部壁及び長い側壁のすみ部
接合部に追従することである。なお別の特徴は、第2組
のフラップを介してクッションが初期に展開する場合に
、短い方の端部壁がこれ等の端部壁の固定の下縁部分の
まわりに第1の対のフラップと共に1単位として開くこ
とができることである。
【0009】
【実施例】本発明及びその作用を以下添付図面について
詳しく説明する。
【0010】図1ないし図3に示すようにモジュール形
搭乗者拘束システム20は、車両かじ取りハンドル24
のハブ部分22に普通の方法で取付けてある。ハブ部分
22は、車両かじ取り軸28の上部スプライン付き端部
を受入れ軸28にナット30で締付け、かじ取りハンド
ルを車両かじ取りシステムに固定するようにしたスプラ
イン付きブッシング26を備えている。
【0011】ほぼ長方形の支持板32は中央の円形穴3
4を持つ。普通のインフレータ(膨満器)38のフラン
ジ36は、支持板32の下側に当てがわれ、支持板32
に普通の方法で固着してある。インフレータ38の上部
出口部分40は、支持板32を貫いて、普通の構造を持
つ折りたたんだ膨満できる操縦者拘束クッション42の
内部に突出する。クッション42は、円形縁部部分で互
いに固着した上下の円形部材44、46を備えている。 上部クッション部材44は、クッションを膨満させたと
きに操縦者に対するクッション衝突面を形成する。下部
クッション部材46は、ガス発生器の上部出口部分40
を貫いて受入れる中心穴48を持つ。リング50は、支
持板32の穴34のまわりの各孔52を貫通するファス
ナ(図示してない)で締付けられ、支持板32に貫通穴
48のまわりでクッション部材46を締付けている。
【0012】インフレータ38は、加速度センサ又は速
度センサ又はその他の種類のセンサが車両に対する障害
物の衝撃又はこのような衝撃の可能性又は確率を検知し
たときに、普通の電力源から電気的に作動されるガス発
生器である。このようなセンサとこれ等のセンサを電力
源に接続する回路とは当業界にはよく知られている。同
様にガス発生式のインフレータも又よく知られている。
【0013】クッション42用の容器54は、プラスチ
ック材から形成されおおむね箱状の長方形形状を持つ。 容器54は、折りたたんだクッション42を持ちフラン
ジ56を備える。フランジ56は、図2及び図3に示す
ように支持板32の下側にあって支持板32に沿い横方
向フランジセグメント58を持つ。可撓性プラスチック
材から成る外部装飾カバー60は、容器54とおおむね
同じ形状を持つ。カバー60は、容器54のフランジ5
6に重なるフランジ62を持つ。保持体64は、フラン
ジ62に重なり、ねじ66により支持板32に締付けら
れ、容器54及びカバー60を支持板32に固着する。 カバー60のフランジ62は、保持体64の穴70内に
受入れる横方向の節状の突起68を持つ。すなわち支持
板32は、インフレータ38、クッション42、容器5
4及びカバー60をモジュール形拘束システム20を形
成するように取付ける。
【0014】図4ないし図6に示すように容器54は、
一対の長い側壁74と一対の短い端部壁76とに一体の
おおむね平らな底壁72を持ち、互いに隣接する側壁7
4及び端部壁76の側縁部は、すみ部接合部78におい
て相互に一体に接合してある。側壁74及び端部壁76
とすみ部接合部78とはすべて、底壁72に対しわずか
な外向き角度で外方に広がっている。システム20は、
底壁72を操縦者の胴体に向け側壁74を操縦者の胴体
の横方向に延ばし、端部壁76を操縦者の胴体の縦方向
に延ばして、かじ取りハンドル24に取付けるようにな
っている。
【0015】容器54内のおおむね細長いI字形引裂き
線構成は、それぞれ孔あき線から成る第1引裂き線80
及び第2引裂き線82を備えている。第1引裂き線80
はその主要部分84を容器の長い各側壁74に対する底
壁72の長い側部の接合部に隣接して底壁72に位置さ
せてある。各第1引裂き線80は一対の端部延長部分8
6を備えている。延長部分86は第1引裂き線80と同
じ平面にあるものとして示してある。延長部分86は短
い端部壁76の下部の固着縁部部分に隣接する位置に終
っている。一変形例では延長部分86はすみ部78のピ
ーク線に追従し又これ等のピーク線に隣接して位置する
。別の変形例では延長部分86は、すみ部78の全部又
は一部を除くことによって得られるみぞ穴に形成してあ
る。
【0016】第1引裂き線80の主要部分84と第2引
裂き線82とは、短い端部側壁76への底壁72の接合
部のまわりに枢動するように容器54に取付けた互いに
反対の向きに開く一対の第1のフラップ88を形成する
。フラップ88は、膨満クッション42の直径に沿う部
分44により、図6に示すようにそれぞれ開いた位置に
動かされ、クッション42をその正常な所期の径路に沿
い操縦者に向かい展開することができる。クッション4
2は図が分りやすいように図6には示してない。
【0017】第1引裂き線80の主要部分84及びその
延長部分86は、これ等の延長部分の全部の変形例で、
フランジ56に対する長い側壁74の接合部において、
長い側壁74の下部の固着縁部部分のまわりに枢動する
ように容器に取付けた、互いに反対の向きに開く一対の
第2のフラップ89を規定する。フラップ89は、膨満
クッション42の翼状に折りたたんだ弦部分により、図
5に示すように開いた位置に動かされ、クッション42
がその正常な所期の径路に沿い初めに展開できない場合
には、別の径路に沿い実質的に操縦者に平行に容器54
の横方向にクッション42を初めに展開させることがで
きる。クッション42は分りやすいように図5には示し
てない。各フラップ89は、容器の全側壁74と、主引
裂き線84及び側壁74の上縁部の間の底壁72の部分
と、側壁74に接合した又は一体にしたすみ部78の任
意の部分とを備えている。
【0018】図1に明らかなようにカバー60は、その
底壁94に切込み線90、92を持ち又その短い端部壁
98に切込み線96を持つ。カバー60の側壁及び端部
壁は、容器54の対応する側壁及び端部壁に重なり実質
的に同じ長さにしてある。切込み線90、92、96は
それぞれ容器54の孔あき線82、84、86に整合す
る。各線92、96は、カバー60の長い側壁に第1の
一対の一体ヒンジ付きフラップ100を形成する。フラ
ップ100は、容器54の下側のフラップ89に対する
もので、各フラップ89と同じ寸法にしてある。線90
、92は底壁94に、第2の一対の一体に枢動自在に取
付けたフラップ102を形成する。フラップ102はそ
れぞれ容器54の下側のフラップ88に対し、これ等の
フラップとほぼ同じ長さを持つ。フラップ100、10
2のヒンジ線又はヒンジ軸線は、容器54の各フラップ
89、88のヒンジ線におおむね整合する。カバー60
は図4ないし図6にはこれ等の図を分りやすくするよう
に示してない。線92、96は、延長部分86がすみ部
78のピーク線に追従し、これ等のピーク線に隣接し、
又はすみ部78の全部又は一部を除くことにより生ずる
みぞ穴の形を持っていてもよい。
【0019】次に図7についてクッション42を説明す
る。クッション42は、普通の構造のものであり、それ
ぞれ円形縁部部分に沿い互いに固着した円形クッション
部材44、46を備えている。クッション部材44、4
6は米国特許第4,903,986号明細書(コーク等
)に記載してあるように、折りたたまれ翼状に折りたた
んだ弦部分104及び直径に沿う部分106を形成する
。次いでクッション42は折ってひだ110を形成し、
ひだ付け折りの端部部分108を持つ全ひだ付け折りク
ッション42を形成する。折りたたんだクッション42
は容器54内に納められ、図2に示すようにクッション
の翼状に折りたたんだ弦部分104は、クッション54
の長い側壁74に対向して位置し、クッションのひだ折
りした端部部分108は容器54の短い端部壁76に対
向して位置する。
【0020】インフレータ38が適当な電気信号を受け
ると、インフレータはガスを発生する。このガスは図2
に示したインフレータの出口部分40から折りたたんだ
クッション42内にクッション部材46の穴48を経て
放出され、クッションの膨満及び展開が始まる。正規の
展開中に膨満クッション42の直径に沿う部分106は
、クッション42を初めに膨満させたときに、容器の底
壁72に強制的に衝合する。この場合壁72を孔あき線
82、84に沿い、図6に示すように互いに反対の向き
に外方に開くフラップ88に分離する。フラップ88は
側壁76の上縁部に一体に枢動自在に取付けてある。 この場合膨満クッション42は、翼状に折りたたんだ弦
部分104がクッション部材44、46を延長した状態
に広げる際に、操縦者の胴体に向かい正常な所期の径路
に沿って展開させることができる。カバー60及びクッ
ション42は図6には図を分かりやすくするために示し
てない。カバー60の底壁94は、フラップ88とほぼ
同じ寸法を持つフラップ102に分離する。
【0021】たとえば、底壁94が妨げられて底壁94
及び底壁72が壁72に対する膨満クッション42の直
径に沿う部分106により加えられる力によってフラッ
プ102、88に分離できないようになることによって
、クッション42が初めにその正常な所期の径路に沿い
展開できない場合に、翼状に折りたたんだ弦部分104
は広がり始めて、容器54の側壁74に対し圧力を加え
る。広がる翼状に折りたたんだ弦部分104により壁7
4に加えられた力は、各壁74を孔あき線84、86に
沿い互いに反対の向きに開く一体のヒンジ付きフラップ
89に分離する。カバー60は線92、96に沿いフラ
ップ89とほぼ同時に開く互いに反対の向きに外方に開
くフラップ100におおむね分離する。このようにして
クッション42の翼状に折りたたんだ弦部分104を、
結果的に生じた穴を経て、システム20のおおむね横方
向に操縦者の胴体に平行に延びる別の径路に沿って外方
に向かい広げることができる。壁74がフラップ89に
分離する力は、容器54の材料と、壁74の厚さと、部
分84及び延長部分86の各孔の長さ及び間隔と、延長
部分86がみぞ穴の形であるかどうかとによって定まる
。同様に線92、96の深さとカバーの材料とは、フラ
ップ100がフラップ89とほぼ同時に開くように選定
される。
【0022】クッション42が各フラップ89、100
を介し操縦者に平行に初めに展開する場合には、延長部
分86の各孔は主要部分84の各孔と共に切断され又切
込み線96は切込み線92と共に切断される。膨満クッ
ション42が引続いてフラップ88、102を介して展
開するときは、各延長部分86間の端部壁76の部分が
フラップ88と共に1単位として開き、線96間の壁9
8の部分がフラップ102と共に1単位として開く。接
合部78は端部壁76に対するフラップ88の枢動を妨
げ、各フラップ88及び各端部壁76は、フランジ56
に対する端部壁76の各固着下縁部分のまわりに外方に
開く。同様に、各フラップ102及び各端部壁98は端
部壁98の固着下縁部分のまわりで外方に開く。すなわ
ち、両フラップ88、102は、膨満クッションが初め
にフラップ89、100を介して展開する場合に、容器
54及びカバー60の短い端部壁を含めることによって
拡大する。
【0023】本発明を、折りたたみクッション用の容器
とこの容器用のカバーとについて述べたが、容器及びカ
バーを両方の機能を果たす1個の部材に組合わせること
ができるのは明らかである。
【0024】すなわち、本発明により、クッションがそ
の所期の径路に沿い操縦者の胴体に向かい展開すること
ができない場合に、操縦者の胴体におおむね平行な別の
展開経路に沿いクッションを初めに展開させることので
きる搭乗者拘束システムを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搭乗者拘束システムの平面図であ
る。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1に示したシステムの一部分の部分下面図で
ある。
【図4】本発明の1実施例による容器の斜視図である。
【図5】図4の容器を、一対の第2のフラップを開いて
操縦者(図示してない)に平行な別の径路に沿いクッシ
ョン(図示してない)の初期展開ができるようにして示
す斜視図である。
【図6】図4の容器を、一対の第1のフラップを開いて
操縦者(図示してない)に向かい正常な所期の径路に沿
いクッション(図示してない)の展開ができるようにし
て示す斜視図である。
【図7】図4、図5及び図6に示したような容器内に取
付けるための折りたたみひだ付けしてたたんだクッショ
ンの斜視図である。
【符号の説明】
20    搭乗者拘束システム 32    支持体 42    クッション 54    容器 72    底壁 74    側壁 76    端部壁 80    第1分離手段 82    第2分離手段 86    延長部分 88    第1フラップ 89    第2フラップ 104  第2部分 106  第1部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体(32)と;底壁(72)と対
    の互いに間隔を隔てた側壁(74)と前記底壁(72)
    にそれぞれ上縁部に沿って接合され又各すみ縁部(78
    )に沿って互いに接合された端部壁(76)とを持つ箱
    状の容器(54)と;この容器(54)の底壁(72)
    に対向する第1の部分(106)とそれぞれ前記容器(
    54)の各側壁(74)に対向して位置させた互いに間
    隔を隔てた第2の部分(104)とを形成するように折
    りたたまれ、前記容器(54)内に納めた折りたたんだ
    膨満自在の搭乗者拘束クッション(42)と;前記容器
    (54)の底壁(72)に、この底壁(72)の前記の
    容器(54)の側壁(74)の上縁部に対する各接合部
    に隣接して設けた第1の分離手段(80)と;この第1
    分離手段(80)を前記容器(54)の各端部壁(76
    )の中間で接合し、これ等の端部壁(76)と共に、前
    記容器(54)の底壁(72)に前記各側壁(74)の
    上縁部に枢動自在となっている一対の互いに反対の向き
    に開く分離できる一対の第1のフラップ(88)を形成
    する第2の分離手段(82)とからなり、前記第1フラ
    ップ(88)が前記容器(54)から分離自在となるよ
    うにし又前記クッション(42)の初期の膨満時にこの
    クッション(42)の第1の部分(106)により開位
    置に動いて、搭乗者に向かうシステムの所期径路に沿う
    前記膨満クッション(42)の初期展開ができるように
    し、前記第1分離手段(80)が互いに反対の向きに開
    く一対の第2のフラップ(89)を形成する延長部分(
    86)を設け、前記クッション(42)の膨満時に前記
    搭乗者に向かい所期の径路に沿う前記クッション(42
    )の初期展開ができるように、前記のクッションの第1
    部分(106)が前記の第1の対のフラップ(88)を
    開くことができない場合に、前記第2フラップ(89)
    が前記容器(54)から分離して前記膨満クッション(
    42)の前記第2部分(104)により開位置に動かさ
    れ、前記搭乗者に平行な径路に沿う前記膨満クッション
    (42)の初期展開ができるようにした搭乗者拘束シス
    テム(20)において、前記各第1分離手段(80)の
    各延長部分(86)が前記端部壁(76)のすみ縁部(
    78)に隣接して位置付けされ、前記各第2フラップ(
    89)が前記支持体(32)に側壁下縁部のまわりに枢
    動するように取付けた容器全側壁(74)とこの側壁に
    接合した底壁(72)の部分とにより構成され、前記搭
    乗者に平行な径路に沿う前記膨満クッション(42)の
    初期展開の場合に、前記端部壁(76)が搭乗者に向か
    う所期径路に沿う前記膨満クッション(42)の引続く
    展開時に、前記各端部壁(76)がこれ等の端部壁(7
    6)の枢動自在の下縁部のまわりで、前記第1フラップ
    (88)と共に開位置に動くようにしたことを特徴とす
    る搭乗者拘束システム。
  2. 【請求項2】  前記の第1分離手段(80)及び第2
    分離手段(82)が共に前記容器(54)の壁に形成し
    た孔あき線により構成され、前記各第1分離手段(80
    )が前記容器(54)の底壁(72)に各孔を形成した
    主要部分(84)と、それぞれ各孔が各側壁(74)及
    び各端部壁(76)間の各すみ部接合部(78)に沿っ
    て形成され又前記各孔が前記各第1分離手段(80)の
    前記主要部分(84)を形成する孔あき線と同じ平面に
    位置せしめられた同じ線上の2条の延長部分(86)と
    により構成したことを特徴とする請求項1の搭乗者拘束
    システム。
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